人狼物語 三日月国


245 【R18】×××な部屋に閉じ込められた王子様と騎士の選択

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視点:


[犠牲者リスト]
とある書物

二日目

本日の生存者:うさぎ、 、人物画、エース、シール以上5名

【人】 騎士 エース



  ―――恐縮、です。


[従者の俺なんかには礼の言葉も、この命を惜しいと言ってくれるのも、……それを、覚えていてくれるのも。>>1:59

ここでの事を忘れると誓ったのに、
その決意が揺らぐ事ばかりが起こる。
王子を大切に想う気持ちだけは、変わらないというのに………]
(0) 2024/01/22(Mon) 16:26:18

【置】 王子 シール

──王都にて──


[時を同じくして、王城ではもう一人の王子が
誕生日を迎えていた。
名をサインといって、双子王子の兄にあたる。

成人になった日の朝、兄王子は父王に呼ばれて対面した。
跪いた上に祝福の言葉をかけられ、深々と頭を垂れる。
続けて体の加減はと訊ねられると、顔を上げ]


 …───おかげさまで。
 わたしも大人になりましたので、以前よりも丈夫になりました。
 もう父上の心配には及びません。
 王位を継いだ暁には、立派に国を治めてみせます。

 
……姉上のお力を借りず、とも。



[双子の姉シールの名を出せば、すぐに父王の叱責が飛ぶ。
しかし、人払いをした後だ。
この会話を聞いている者は、他に誰もいない。
サインは構わず続ける]
(L0) 2024/01/22(Mon) 22:38:05
公開: 2024/01/22(Mon) 22:40:00

【置】 王子 シール

 

 シールに男のふりをさせて、
 いつまで民を欺くおつもりですか?

 幸いにも、姉上が旅立ち民の前に姿を現わさなくなって
 三年が経ちます。
 このまま居なくなった事にすればいいでしょう。

 この国に王は二人、要らないのですから。
 
(L1) 2024/01/22(Mon) 22:38:41
公開: 2024/01/22(Mon) 22:40:00

【置】 王子 シール

[そこまで言った後で、父王から旅先に刺客を
送っているのはお前かと訊かれる。
サインは表情ひとつ変えずに肩を竦めて、]


 ……いいえ、わたしではありません
 流石に双子の姉を、亡き者にしたいとは思いません

 姉上にはただ、わたしの事などに構わず、
 本来の女の姿に戻っていただいて、どこか静かな場所で
 好きな男と過ごしてくれればいいと願っているだけです。


[実際にあの男女おとこおんなに好きな男が出来るかはどうでも良くて、王政に関わらないように城から追い出してしまえば、問題がなかった]
(L2) 2024/01/22(Mon) 22:39:05
公開: 2024/01/22(Mon) 22:40:00

【置】 王子 シール

 

 王家の双子の女は不吉だとか、出来の悪い魔女の戯言です。>>0:12
 そのような迷信は、わたしの治世で必ずや
 打ち消してみせましょう。

 それに、体が丈夫な女性を妃に迎えれば、
 跡継ぎの問題も解消されましょう。
 
 必ずや父上のご期待に添えるように邁進しますから、
 ……ぜひ、ご一考を。


[健康を手に入れると共に野心も得た双子の兄王子は、
思いを雄弁に語った後、王の間を後にした]
(L3) 2024/01/22(Mon) 22:39:43
公開: 2024/01/22(Mon) 22:40:00

【置】 王子 シール

[なお、弟王子シールへの刺客の件だが、
王が懸念した通り、何度も旅先に送っていたのは兄王子サインだ。
しかし、弟と共に旅をしている騎士が手練れで、
悉く打ち払われて来ている。
弟自身も腕を上げてきているので、それ以上の腕前をもつ刺客を探している間に、彼らが王都へ帰還する方が先だろう。

なので、刺客を送るのは止めた。
あとは、王の間で父に語った通りになれば良い]


 お前もどこかで誕生日を迎えているのか
 ……おめでとう、シール


[傍らにある花瓶から一輪、白い花を抜き取ると、
杯のようにして上に掲げた。

無事に戻ってきたら仕方がない、
旅の土産話くらいなら、聞いてやる。*]
(L4) 2024/01/22(Mon) 22:40:12
公開: 2024/01/22(Mon) 22:40:00
王子 シールは、メモを貼った。
(a0) 2024/01/22(Mon) 22:43:55

騎士 エースは、メモを貼った。
(a1) 2024/01/23(Tue) 0:31:36

【人】 古ぼけた 人物画

 

(…───カタッ)


[壁にかかった絵画>>1:20の額縁が鳴って、斜めに傾く]
(1) 2024/01/23(Tue) 21:57:54

【人】 古ぼけた 人物画

 

(……ギィ)


[騎士が見つけた壁の隙間の線>>1:21に沿って、
壁の一部が木製の扉に置き換わる。
台座に刻まれた文字>>1:29は消えて、扉がひとりでに開いた]
(2) 2024/01/23(Tue) 21:59:22

【置】 王子 シール

──自由な二人旅──



[わたしたちは身分や立場を偽って、二人組の名もなき冒険者として、行く宛てもなく自由に旅をしていた。
諸侯が治める領地民の暮らしを見聞したり、
国境まで赴けばその周辺の様子を伺ったり。
ギルドや酒場で依頼クエストを受けて、
報酬を得て路銀を稼いだ。

武者修行という点に於いては、
日々の剣や体術の鍛錬はエースに指南を受けつつ、
行く先々で新たな術を学ぶこともあったか。

以前立ち寄った都市では、剣術武闘会が開かれていて、
賞金目当てに二人して参加したな。
(わたしは(1)1d10位になった)

また、旅は時に危険を伴った。
腹を空かせた野獣に遭遇して撃退したり、
野盗に出くわして命からがら逃げだしたり。
(立ち向かうだけが戦術ではないと学んだ)

中にはわたしを王子とわかった上で、
命を狙ってくる者も居た。
わたしたちは刺客と呼んだ]
(L5) 2024/01/23(Tue) 22:31:18
公開: 2024/01/23(Tue) 22:35:00

【置】 王子 シール

[何度か遭遇した刺客には強敵もいて、
危うく命を落としかける場面もあったが、従者の働きで救われた。
刺客を打ち払った後で、心当たりの有無を聞かれたかもしれない。
わたしは首を傾げて、]


 さぁ……
 個人的な恨みを買った覚えはないが、
 国の王子である以上、標的にする者はいるかもしれないが。


[従者がわたしを庇った際に負ったかもしれない傷を
魔法で治癒しながら、そのようなやり取りがあったか]


 討ち果たせなかったとなると、また来るかもしれない。
 危険な旅になると思うが、引き続き頼むぞ。


[従者が手練れな騎士で頼もしいが、いずれ二人でも叶わない強敵が送り込まれてくるかもしれない]
(L6) 2024/01/23(Tue) 22:32:21
公開: 2024/01/23(Tue) 22:35:00

【置】 王子 シール

 

 あと、わたしも……お前を越える事はかなわないが、
 せめて、お前を負傷させない程度には強くなりたい。
 怪我が直ったら、また指南してくれ。


[こちらも頼むと笑顔で告げて、従者を労った。
旅の途中の、そんな出来事]
(L7) 2024/01/23(Tue) 22:32:49
公開: 2024/01/23(Tue) 22:35:00

【置】 王子 シール

***

[従者には無いと言ったが、
実を言うと明確な心当たりはあった。

刺客を送ってきているのは、おそらく双子の兄だろう。
わたしを亡き者にしたいという動機は、
甚だ不本意ではあるが、想像がつかなくもない。

ただし、兄としても本気ではないのだと思う。
本当に殺そうとしたら、他にいくらでもやり様があるからだ。

あくまでもこちらの想像でしかないが、
討たれたらそれまでの命運で、
こちらが強ければ返り討ちできる余地があるように思える。
わたしも騎士エースとの出合頭に斬撃を食らわせた>>0:L5ので、
双子の兄弟そろって
似た思考だと言えばわかる。
兄は刺客を使って、
こちらの運試しと腕試しをしているのではないか]
(L8) 2024/01/23(Tue) 22:33:18
公開: 2024/01/23(Tue) 22:35:00

【置】 王子 シール

 

 ……ふふ、


[なんて持論を突きつけたら、
兄は不機嫌極まりない顔をして鼻を鳴らしそうだ。
兄から向けられる嫌悪が本物で、本気で命を狙ってきているものだったら、この考えは甘いのかもしれない。
けれど本当は、話し合う余地がある程度には嫌われていないと思う。わたしの希望的観測でしかないけど]
(L9) 2024/01/23(Tue) 22:33:45
公開: 2024/01/23(Tue) 22:35:00

【置】 王子 シール

[不意に吹き出したわたしに、
隣に居た従者が不思議そうな顔をしてこちらを伺う。
目が合うと、笑顔のまま何でもないと首を振って、]


 もうすぐ街に着くな……昼食には間に合うか?
 どんな処か、楽しみだ。


[もうすぐ旅が終わる。
王都へ戻る前に兄が気に入りそうなものを手に入れて、
ご機嫌取りをしようか、などと思いを馳せながら…───数刻後、わたしたちは到着した街で、絶品のうさぎパイに舌鼓を打つことになる。*]
(L10) 2024/01/23(Tue) 22:34:11
公開: 2024/01/23(Tue) 22:35:00

【置】 王子 シール

──おまけ──


『王子様が剣術武闘会に参加したら優勝したってよ』の巻


[旅に出て少なくとも一年以上は経っていたと思う。
王都から遠く離れて、国境も越えて辿り着いたある都市では、剣術武闘会が開かれるという事で、お祭りムードに盛り上がっていた]


 ふぅん、腕に自信がある者は誰でも参加可能だそうだ。
 しかも上位三名には賞金も出るって、
 路銀の足しに……いいな。


[街への滞在ついでに、武者修行の成果も試せる。
さらにエースも参加すれば、賞金稼ぎも夢じゃない。
彼は王都ではすご腕剣士として名を馳せた騎士だ。
そうでなければ、わたしの従者として今ここに居ない


従者にやる気があってもなくても、
大会の受付に赴いて、二人そろってエントリーする]


 さぁ、賞金を荒稼ぐぞ
 われらワンツーフィニッシュでガッポリだ
 はははは


[なんて想像すると、
今から高笑いが止まらなかった。おまけAに続く**]
(L11) 2024/01/24(Wed) 9:04:53
公開: 2024/01/24(Wed) 9:05:00

【置】 王子 シール

──おまけA──


[剣術武闘会の予選は、
参加者全員が一同に集められて競う乱戦方式だった。
まず、全員が同じ装備を身に着ける。
木剣だけはサイズや重さが選択できたが、
鎧は一律軽量の胸プレートのみ。
左胸に着けた
薔薇の花を散らされたらではなく、

直系10cmほどの円形プレートが砕けたら負けになる。
なお、プレートは食用の材料で出来ており、砕けても破片で怪我をする心配はない。
この国ではSENBEIと呼ばれているもので、焦がし醤油が香ばしいパリっとした口当たりに仕上がっているとかナントカ]



 美味そうだな……、宿に戻る前に買ってみるか


[装備を整えながら、SENBEIの匂いをかいでみる。
今はこれを食べたら負けてしまう。
味は後で確かめるとして、左胸の上に装着した]


 よし、行くぞ。エース
 まずは予選突破だ。


[参加者は総勢百名ほど。
冒険者や剣士といった風情の者もいれば、そこらのおじさん、お兄さん、お姉さんのようなタイプもいる。
基本的に、SENBEIを割る以外の行為はNGだ。
他者に大怪我を負わせたりしたら、即失格退場となる。
準備を整えた参加者が全員そろうと、主催者の号令がかかって戦闘が開始した]
(L12) 2024/01/24(Wed) 13:59:02
公開: 2024/01/24(Wed) 14:00:00

【置】 王子 シール

[予選はSENBEIが無事な者が残り10名になるまで行われる。
他人に攻撃される以外にも、転んだり落としたりで
砕けるのも失格だ。
また、他人のSENBEIと交換するのも認められない。
各自のSENBEIは魔法で状態管理されているので、
審査員の目を欺いて誤魔化すこともできなかった]


 …───ハッ


[振りかかった攻撃を素早く避けると、
身を翻して返り討ちにする。
あとは、いかにも慣れてなさそうな参加者のSENBEIを二枚ほど砕いたが、どうにも襲われる方の回数が多い。
つまり、わたしは弱そうだと見られているのか]


 ック、侮るなよ…!


[負けん気に火が着くと、襲ってくる太刀筋を見極めてから、
素早く手首を翻す、っと。その時、]
(L13) 2024/01/24(Wed) 14:02:00
公開: 2024/01/24(Wed) 14:05:00

【置】 王子 シール

 

 あっ


[別の方向から、いきなり足を引っかけられた。
えっ、それって反則じゃないのか?!
わたしに敗れた参加者が、腹いせにしたらしい。
いずれにせよ、木剣以外の攻撃は来ないものだと
油断していたわたしは、咄嗟に受け身をするのも忘れて
無様に転倒しかけ…───、]
(L14) 2024/01/24(Wed) 14:02:33
公開: 2024/01/24(Wed) 14:05:00

【置】 王子 シール

[地面に倒れる前に、肩をがっしりと掴まれて支えられた]


 ふぇっ、


[間近に見上げた顔はエースだ。どうやら助けてくれたらしい]


 ?!


[驚く間もなく彼はわたしから離れると、周囲にいる参加者をあっという間に木剣で斬り伏せてしまった。(ただし切ったのはSENBEIのみ)
わたしの足を引っかけた不届き者は、彼の逆襲にあう前に逃げ出した。うん、それがいい。コイツは元あらくれ者だからな]
(L15) 2024/01/24(Wed) 14:04:40
公開: 2024/01/24(Wed) 14:05:00

【置】 王子 シール

 

 ……すまない、助かった。
 というか、……いいのか?


[差し伸べられた手を取って、へたり込んでいた地面から立ち上がると訊ねる。
当たり前のように助けてもらったが、参加者同士がタッグを組むのはいいのか?
と首を傾げるも、どうやらルールには抵触しないらしい。
それにしても、エースは向こうの方に居たはず、と思ってその方角を見たら、既に誰も残っていなかった。何て素早い……]


 ……うむ、そういう事であれば、
 残りの参加者も一掃するぞ。共に生き残って予選突破だ。


[と、次の戦場へ向けて駆け出した。
といっても、倒したのは殆どエースだったけど。
こうしてわたしたちは予選に勝ち残り、決勝戦へと進んだ。
おまけBに続く。**]
(L16) 2024/01/24(Wed) 14:08:28
公開: 2024/01/24(Wed) 14:10:00
王子 シールは、メモを貼った。
(a2) 2024/01/24(Wed) 15:37:55

騎士 エースは、メモを貼った。
(a3) 2024/01/24(Wed) 17:41:43