情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
【人】 灯屋 レイ外から戻る。常と違い人が集まっている場を見て、新しい御布令が出たのだと思い当たる。 今日は、誰の番なのか。 「……」 そこにある名を見ても、何も発さない。 視線を外し酒場へと入っていった。 (9) 2021/12/10(Fri) 21:43:54 |
レイは、並んだ花のひとつ指差した。凶omikuji 「これを、お願いします」 (a11) 2021/12/10(Fri) 21:46:03 |
【人】 灯屋 レイ「不満を誰かに押し付けたいだけなのではないでしょうか」 会話の中にぽつりと零す。 「普通と外れている誰かに、こいつには石を投げていいのだと。 そう言っておけば、一時でも上への不満を忘れてくれると―――」 そこまで言って口を噤む。 「……そこらで言うものでもありませんでしたね」 通りがかったメイドに銀貨を渡し、料理を頼む。 消しそびれたカンテラの灯りがテーブルの上でゆらゆらと揺れていた。 (15) 2021/12/10(Fri) 21:59:53 |
【人】 灯屋 レイ>>31 アイシャ どうしてその花を指したのか。 ただ向けた先にあったのか。それとも、貴方の瞳の色と同じそれについ意識が向いたのか。 差し出される紫の花を見つめる。不信感。期待。 どこか、見透かされているような気さえした。 「期待に応えられるかは、わかりませんよ」 リボンの添えられたラベンダーを受け取る。 壊れ物を触るように、両手でそっと。 「―――私は、貴方のような。 このような場でも人々を和ませる事ができる、笑顔を振りまける、貴方のような者が。 何事もなく過ごせる場所を願っていました」 張り紙を見たこれにとって、その願いは過去形だ。 礼を告げ、対価はまた後日にと続けただろう。 (38) 2021/12/11(Sat) 20:13:09 |
【人】 灯屋 レイ>>+15 ペトルーシャ 「返してはくれなかったのですね。 貴女のようにあれらを扱える者がいるとは思えないのですが」 強欲な。喧騒に消される程度の呟きが溢れる。 宝の持ち腐れだと思うが……恐らく政府側はなんの情報も得られなかったのだろう。 ならば、目に見える『成果』を欲しがったのではないかとこれは推測した。 「考えてはみますが、期待はしないでください。 少なくともこの騒動が収まるまでは、あちらもそう簡単に手放したがらないでしょうから。 ……それぐらいならお安い御用です。 甘いものは大丈夫でしたか?」 見た目がこの有様なら、口の中も怪我しているように思えた。 せめて刺激物は避けた方がいいだろうと、果汁を冷やした飲み物を注文しただろう。 (45) 2021/12/12(Sun) 20:06:44 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新