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【墓】 1年生 工藤美郷──いつか・病院?── [もしも松本先輩に会えたならこう言っただろう。] 松本先輩のことは、私が殺します。 [夢の中、死のうにも死に切れぬ松本先輩の喉を何度も切り裂いた。 どうせ殺せないと分かっている夢の中で、介錯を繰り返すのには訳があった。 今もまだ、工藤の腕が殺害の感触を覚えている。どの角度が一番いいか、どれほど力を籠めればいいのか、どれほど勢いをつければいいのか。一瞬で致命傷を与える方法を、何度も研究して身に着けた。 研究のためだった。やがて松本先輩が夢から目覚めた時、苦しまずに送るための。] 今も死にたいですか。 [そう問いかけたものの、松本先輩はなぜか声が出ないらしい。これは工藤も予想外だった。 だから、行動は先送られることになっただろうか。]* (+13) 2022/09/14(Wed) 1:07:53 |
1年生 工藤美郷は、メモを貼った。 (c3) 2022/09/14(Wed) 1:09:38 |
1年生 工藤美郷は、メモを貼った。 (c34) 2022/09/14(Wed) 22:10:14 |
【墓】 1年生 工藤美郷私の五感は、皆さんにとっては些末なことを、非常に敏感に感じ取ります。 そしてこの五感は、私を身勝手に見せます。 だから私は皆さんと同じように時を共有することはできません。 私は誰かと食事に行ったりしません。食べられるものが無いので。 ルーティンを崩したくないので、興味の無い遊びには付き合いません。 [それに加えて、工藤には人の心が分からないという問題がある。] 「楽しそう」と言った人を親切心で連れ回していたら、「あなたに合わせすぎて疲れた」と縁を切られました。そういうことが良くあります。だったら断ればいいのに。 皆さんは心遣いだと言って嘘をつきますが、私にとっては迷惑です。 [そして朝霞さんは心遣いのできる人だ。 だから、付き合い方を間違えると、彼女ばかりに負担が行ってしまう。 工藤は朝霞さんの性格まで考慮して言ったわけではないが。] (+163) 2022/09/15(Thu) 21:35:22 |
【墓】 1年生 工藤美郷だから私と現実を分かちあうというのなら、朝霞さんはやるべきことがあります。 気を回して嘘をつかない。嫌なことは嫌だと言う。私の行動に興味が無い時は自分の時間を楽しむ。 そのように試みてください。 [優しい嘘は、お互いを苦しめてしまうから。]* (+164) 2022/09/15(Thu) 21:35:32 |
【墓】 1年生 工藤美郷──お見舞い・松本先輩>>+15── [工藤の言葉は唐突で、松本先輩は目を丸くした。 表情が読めれば、工藤はその驚きの意味や、寛大な解釈を理解できたのだろうけれど。 分からないから、じっと松本先輩の目を見ていた。] そうですか。 [ゆっくりと首を横に振られて、やっと工藤は彼の意見を理解する。 どういった心境の変化があったのかは、予測はできないけれど。 いらないというのなら、今はいらないのだろう。] 死にたくなったらいつでも言ってください。 衝動に任せて自分を傷つけると、苦しみを長引かせます。 [だから、そのようにだけて伝えて、病室を去った。 松本先輩の声が出ていないことに対して、特に何か言うことも無かった。]* (+165) 2022/09/15(Thu) 21:36:26 |
(c66) 2022/09/15(Thu) 21:39:48 |
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