人狼物語 三日月国


77 【ペアRP】花嫁サクリファイス 弐【R18/R18G】

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到着:白竜 ヤオディ

【人】 白竜 ヤオディ

そうだな。歳の頃は16くらいの。
 若い娘がよいぞ。
 よろしゅう頼む。


[たまたま自分の棲まう滝の側にいた村人に声をかけたのは気まぐれだった。
村人にお願いしたのは、しごく簡単なこと……と本人は思っていた。
若い娘を一人話し相手としてよこしてほしいというのは、そんなに難しいことでもないと思われたからだ。
ただ単に、女人の友人なるものが自分にはいなく、神仙の身、異界の者での知り合いは男……雄のみで。

自分ももういい歳なのだから、少しは女人なるものを身近におき、知っておこうという好奇心と、ちょっぴりの下心がそこにはあるだけだけだった]
(34) 2021/06/15(Tue) 22:23:38

【人】 白竜 ヤオディ

[問題だったのは、自分が恵の雨を降らし、実りを与えるという存在として、その地域に神のように崇められている存在であったことだった。

その望みをきいた人間によって彼の意図を曲解されてしまったのだ。


単なる友達が欲しいとお願いしたつもりだったのに、それが伝言ゲームのように伝えていくうちに、竜神様は花嫁をご所望という話になり、それが花嫁という名の生贄となり……。

その伝言を聞いた日から、村は葬式のような重々しい空気が流れていたが、そんなことは白竜様は知らない。
そして、一人の漢が名乗りを上げたことも知らず。

ヤオディの元に花嫁が参りますという通達が届いたのは、断ることもできない当日の朝であった]
(35) 2021/06/15(Tue) 22:24:52

【人】 白竜 ヤオディ

 え? 嫁?
 そんな、余はそのようなことは申しつけてはおらぬ。
 ただ、おなごの友達がいればよいな、と思っただけだったのになぁ〜。


[もじもじ、と裾の縫い目を指先でいじいじしている水を司る白竜様(推定800歳)。
しかし、期待いっぱいでその女子とやらがやってくるのをそわそわそわそわと待っていた。
人の気配がしないかどうか、全身を耳にして、むやみやたらと行ったり来たりしている。
いざ、誰かが歩いてくる気配がしたら、大きく息を吸って、吐いてと緊張をほぐし。
すぐに行ったらがっついていると思われるかも、と少し余裕を見せなければと鏡をのぞきこみ、身だしなみをチェックした。


この竜、もちろん童貞である]
(36) 2021/06/15(Tue) 22:25:55

【人】 白竜 ヤオディ


[そこに、頼もう、と野太い声がした。

きた!と見た目は落ち着き払って、にやつきそうになるのを必死に堪えて静かに歩いて出迎える。
先ほどの声は男のもの。先触れの下僕を連れてくるということは、身分の高い女人なのだろうか。
それならばきっとたおやかで麗しい人に違いない、と期待で胸ははちきれんばかりになるが声だけは厳かに返した]



 誰ぞ。
 余こそが、この明泉洞の主にして白糸滝に棲まう白竜ヤオディである。

 村よりおいでになったという女人は……女人は…………。
(37) 2021/06/15(Tue) 22:26:55

【人】 白竜 ヤオディ

 女人は何処に?



[目の前には女装している中年男しかいない。しかも背にはでかい刀を背負って。
変質者!?いやこれは罠に違いない!
そう身の危険を感じたとしてもおかしくはあるまい。
大体、今では神だのなんだのと言われて大人しくしているヤオディだが、昔は結構やんちゃもしていて、その度に人間の勇者だの騎士だのというのからコテンパンにのされたり叱られたりもしていたのだ。
それだけでなく、単なる腕自慢どもの討伐の対象にされてもいたり。

だから、目の前の男が自分を成敗しにきた者だと思うのは、龍族にとっての常識であったのだ*]
(38) 2021/06/15(Tue) 22:28:23

【人】 白竜 ヤオディ

[あ、こいつ変態だ。相手しちゃいけないやつだ。
女人はここにいる、と言い切った男にそれを察した。>>51
やばい、相手しちゃダメなタイプだ。
そう思ってそのまま踵を返して帰ろうとしたら、なんか勝手に滝の中に入ってくるし!!]


 そなたはどう見ても女人ではないだろう?
  あ、ちょっと、勝手に入ってはならぬ。


[慌てて止めようとしても、花嫁と言い張っているし、なんなのこの人と、内心涙目である。>>52

花嫁にしても、もっと可愛い人がいいんだけど!!
こっちに選ぶ選択肢ないの?
まさか魔物の花嫁に憧れる一般男性なんて存在するとも思ってもみなかったし]
(129) 2021/06/16(Wed) 17:28:56

【人】 白竜 ヤオディ


 ひぃぃいいいいっ


[しかも、勝手に近くに来てはぎゅうっと抱きしめられる。
妖術が使えるとはいえ魔物なのにそれほど筋肉がついていない自分と違う、男として羨ましい体格の持ち主の自称お嫁様(誤植ではない)。

それなのに、なんでこの人、花嫁って言い張るの!?と既に半泣きである。

これは話し相手なぞを求めた自分への人間たちからの嫌がらせなのだろうか。
余は何かしたか!?
いいことしかしてないと思っていたが。
もしかして、余は女人と話させたくないくらいにひどいおのこなのか!?]
(130) 2021/06/16(Wed) 17:29:18

【人】 白竜 ヤオディ

 な、何か手違い……いや、間違いが起きているようだの。
 もし、かんぅ殿。
 とりあえずは、中で休まれては……ひぃっ!

[なんだかんだ言っても、相手は人間。少々おつむが弱いようでも、一騎当千の猛将の気配がするのは間違いない。
命を取るのも忍びないし、ととりあえずは迎え入れよう……いや、断じて花嫁でも花婿でもなく、と思う。
思いっきり片目瞑りの煽りをくらい、悪寒を走らせたがこれは別に風邪でもなんでもないだろう。
湿度も水も、あまりあっては人の身によくないと、滝の入り口だけはそのままに、中から水を追い出そう]
(131) 2021/06/16(Wed) 17:29:39

【人】 白竜 ヤオディ

 これ、かんぅ殿に茶を持って参れ。
 それと【客人】に乾いた衣をも支度頼むぞ。


[手を叩くと、滝壺の生き物に精を分け与えて僕にした者たちが近づいてくる。
もてなすように命じれば、ほどなくして饅頭のような濃く熱い茶と、茶請けがやってくる。
そして、どう見ても婚礼衣装のような女物を見ていたくなかったので、にこやかに【男物の】着替えを差し出した*] 
(132) 2021/06/16(Wed) 17:30:35

【人】 白竜 ヤオディ

[意図的にお客扱いしているのに、本人から訂正入っちゃったよ!
え? 花嫁に本気でなりたいの? なんで? ねえ、なんで??]


 いや、余は元々…………。


[いや別に花嫁を望んだわけでは、と否定するチャンスだったのに>>137、かんぅさん、喉を潤してそのまま続けてくれる>>138。それも自分が全然安心しない方向性で。
あ、話聞いてくれないですかそうですか。
望んでここにきているせいで、余は怯えているという風には思ってくれないんですね!!!]
(141) 2021/06/16(Wed) 19:55:04

【人】 白竜 ヤオディ


 ―――………。


[ほんと、どうしたらいいんだろう。こんな暑苦しい花嫁も花婿も間に合っているんだけれど。
それにこの人、追い出そうとしたら暴れない?やばくない?
そう思いながら背負っている青龍偃月刀をちらっと見る。
どう見ても名刀だろう、あれは。
あれで斬られたら死なないにしてもきっと痛いだろうし]


 あー、うん、かんぅ殿?
 大体、会ったことのない魔物の花嫁というのに、いきなりなろうなんておかしいとか思わないものかの?
 花嫁になろうというのは百歩譲って。

[そんなところに男の潔さはいらないと思うよ? と懐柔することからスタートしようか]
(142) 2021/06/16(Wed) 19:55:22

【人】 白竜 ヤオディ


 まず、そちはこの洞にいさせられても困るであろう? 
 余は水の生き物であるし、そちは陽の元に生きる者。
 見るからに武芸に秀でたようなそちはここにいるべきものではないし、村の者もその方を願っておるぞ。

[相手のこと、みんなのことを思っているような言いぶりだが、本音はもちろん、帰れ、なのは言うまでもないだろう。
ただ、それを相手に直接言えるような豪胆さがないだけである。元々この白竜、気が弱い*]
(143) 2021/06/16(Wed) 19:55:50

【人】 白竜 ヤオディ

 (ひぃぃぃぃっ)


[まさかきゅんきゅんされてるなんて思いもよらず、いきなり抜刀されて、肝が縮み上がる。
驚きすぎて声も出せずに悲鳴を上げたが、相手は唐突に語り始めた。


そこでなんで魔物の花嫁になるのが夢なの!?
なんで花婿じゃダメなの?(そういう問題ではない)

しかも主とか言いだしてるよ。
それにイマジナリー弟ってなに? とかんぅの周囲に誰かまだ他にいるのだろうかと探してしまう。
おばけとかだったら嫌だなぁ。この人、人とかいっぱい殺しているだろうから、悪霊とかいてもおかしくなさそうだし、と、こちらの方がびくびくしてしまう]
(157) 2021/06/16(Wed) 22:06:23

【人】 白竜 ヤオディ

 かんぅ殿……刀を捧げられるのは嬉しいのだが、余はあまり人の世に関わることはできぬ。
 余のような力を持つものが人の理(ことわり)に深入りすることは世を乱すきっかけになるからな。


 あ、でも花嫁でなく、将として余に仕えてくれる方がまだマシ……いや、嬉しいかな、と。
 ちゃんとその辺りをわきまえてくれるというのなら、白竜のヤオディの臣として認めるのを許すぞ。

 天下の王にはなれぬが、そちだけの王で許してたもれ。


[ああ、ようやく、まともっぽい関係に落ち着くことができた……と思うと涙が出てきそうだ。これ以上かんぅと話していると、ますますこんがらがりそうな気がしないでもないが]
(158) 2021/06/16(Wed) 22:06:57

【人】 白竜 ヤオディ

 さて、そちは他の荷物はどうした?
 刀1つ着の身着のままでこちらまで参ったのか?

[そうなると色々と準備をしなくてはならぬと、話しを聞こうとかんぅの隣に座ろうか*]
(159) 2021/06/16(Wed) 22:07:59

【人】 白竜 ヤオディ

[なんでそんなところに反応を?と首を傾げる>>175
よもやそこに独占欲的な感情をのせられていると思っていなかったのだ。
これぞ二人の間の感覚と感性の違いであり、壁。
気を使っての社交辞令が全て、彼にとっての良い方へと解釈されていては、逃げ道もどんどん封鎖されてしまっている。
特性:傲慢、に性質が弱気では太刀打ちができるわけもなかった。
いうなれば、陰キャな文科系人間が、陽キャな体育会系人間に腕力勝負を申しこんだようなもので]
(190) 2021/06/16(Wed) 23:14:11

【人】 白竜 ヤオディ


 いや、だから花嫁の方は遠慮したいと……ふぇあっ!?


[王だけで勘弁して、とその辺りをきっちり拒絶しようとしたら唐突に肩を抱き寄せられて、奇声を発する。

なんかよくわからないが、この人を放逐すると即座に野垂れ死にしそうだということはわかった。
つまり単騎決戦でここに飛び込んできたというわけで……。
こんな無謀で無計画な人間が、どうして将なんて張れたのだろうか。いくら何でも頭悪すぎではなかろうか]
(191) 2021/06/16(Wed) 23:14:35

【人】 白竜 ヤオディ

 もう先ほどで濡れてしまったから、それはもうよい。
 それに余は元々濡れている方が楽での。

 待て、まてまて、こんなところで脱ぐのはやめぃ。

 ついでに湯殿に浸かるのはどうだ?
 洞の中には湯の水が沸き出る箇所があってだの。
 
 これ、誰ぞ。
 

[かんぅを案内させようと、手を鳴らす。
満身創痍の傷跡に、同じ男として羨ましさしかないたくましい躰。
そこには彼が背負ってきた人生を感じ、照れながらも彼に改めて服を着せようか。
そして、他の物の手配の準備も必要だなと、色々と考える様は、まるでこちらの方が花嫁であると誰も気づいてなかったかもしれない*]
(192) 2021/06/16(Wed) 23:14:52
白竜 ヤオディは、メモを貼った。
(a19) 2021/06/17(Thu) 7:10:38

【人】 白竜 ヤオディ

 余は風邪をひかぬよ。
 病は人の心に感応して起こすものだからの。
 だから余は婿では……。

[婿殿と呼ばれているのを訂正させようとするのだが、途中で諦めた。
どうせ何を言っても無駄なような気がして。
この短い時間でかんぅなる男(どう見ても男なんだもの)を見抜いたのは慧眼だったかもしれないが。いや、誰でもわかるか。
この白竜、諦めが早いのも問題かもしれない]


 初夜前?
 共に?

[なんの話だろう? と風呂は召使に付き添わせる気満々の、他の者に雑事をさせるのは当然な立場と身分の存在がここに]
(242) 2021/06/17(Thu) 17:54:02

【人】 白竜 ヤオディ

 いやいや、みだりに他人の肌に触れては邪気が入るでの


[特に、貴様のような男の肌に触れたら最後、責任をとって!と迫られるかもしれないと思うと、みだりにもみだらにも触れたくない]

 さて、余はここで休んでおるでの
 かんぅ殿はゆるりと体を清めてくるがよい。

 ―――へ?

[素っ頓狂な客人にくたびれはて、目を離して少しは休もうとした矢先に、首ねっこを掴まれた]
(243) 2021/06/17(Thu) 17:54:28

【人】 白竜 ヤオディ

 こ、これ、かんぅ殿。たわむれもいいかげんにしなされ。
 これからそちの洗面具やら湯帷子、寝具なども用意せねばならぬだろ
 はよぅ手配せねば、夜に間に合わなく……っ



[あ〜〜〜〜れ〜〜〜〜。

ずーるずーると引きずられていく。
野生の勘なのかなんなのか、案内なしに迷わず湯殿の方へ行くかんぅ。すごい。
じたばたと両腕を両脚を振り回すが悲しいかな膂力の差。なす術もなく運ばれていって。
術を使えばよかったと気づいたのは、彼にぺいっと湯殿の中に放り込まれてからであった]
(244) 2021/06/17(Thu) 17:54:48

【人】 白竜 ヤオディ


[湯殿は岩の間からこんこんと湧く、真水の珍しい温泉だ。
地熱の関係で普通に水が温められているだけのようだ。
塩や硫黄などが混じっては肌が荒れる。
そうでないのがよくて近くの滝に居を構えたのもある]


 な、なんで余がそちの風呂の手伝いをせねばならぬのだ。
 そんなの湯女の仕事ではないか。


[たぶんかんぅ、そんな難しいこと考えてないと思うよ、とは思うが、屈辱だとぷるぷる震える白竜ヤオディ800歳だった*]
(245) 2021/06/17(Thu) 17:55:14

【人】 白竜 ヤオディ


[可愛い生き物などと、見た目はおっさんだが、はるかに年下の者に思われているなどと思ってもいなくて。
おとぎ話の主人公な二人が二人して風呂場にいるというのもシュールであるが]

 
 !???
 な、なにをいたすっ、変態! 痴漢! 変質者っ!!


[唐突に衣類を引っぺがされて、ぎゃーぎゃー文句を言う。
かんぅの特別製の耳からしたら、全てみーみー鳴く仔猫の鳴き声程度にしか思われてなかったかもしれなかったが]
(264) 2021/06/17(Thu) 22:30:27

【人】 白竜 ヤオディ

 裸の付き合いって!!
 それは気心を知れ渡った後の話ではないのか!?
 しかも戦のさなかとかのっ
 王が配下の者と同時に湯に浸かるなどあるわけなかろうっ
 そんなことをするのは伽を命じた相手のみぞ。


[曇りなき眼で言われても、ダメなものはダメと躰を隠しながら顔を真っ赤にして不平を言うが、相手は聞いているのかいないのか、またひょい、と子供を持ち上げるように脇から手を入れ、ぼちゃん、と湯に落としてくれた]
(265) 2021/06/17(Thu) 22:31:13

【人】 白竜 ヤオディ

 なにをするっ!!
 まず、掛湯をせんか!


[マナーがなっておらん、とぷりぷり湯の中で怒りながらずれたことをがなる。
邪気のこと、気を付けてくれてたのかと気づくが、あれは意識しておけば大丈夫な類だ。それと、長く近くにいるようになれば、気が交換されて邪気も薄まっていくものだし。
そかし、かんぅが自分もすっぽんぽんになって飛び込んできたので思考が途切れた]
(266) 2021/06/17(Thu) 22:31:41

【人】 白竜 ヤオディ



 どこに安心する要素があるというのだ!!



[体を洗って入らんか!とかんぅの顔に、湯殿備え付けの手ぬぐいをぴしゃん!!と投げつけ、こっちに来りゃれ、と湯から上がると体を洗うぞ、とかんぅをねめつけた*]
(267) 2021/06/17(Thu) 22:32:36

【人】 白竜 ヤオディ

 いたっ いたたっ
 強く擦りすぎだ、このバカ力めっ


[おかしい。手と湯で擦っているだけだというのに、なぜか白い肌が赤く染まっていく。どういう原理なのだろうか。
何もかんぅに触れられたから肌が“ぽ”というわけでなく物理攻撃を受けているのと同じダメージを受けているのだ。
肌は特性:うるおいボディであるのに。(ヤオディはきっと水属性)ちなみに同じ水属性でも、特性:さめはだではないし、竜だからといって過去に跳ねるしか能がなかったわけでもない*]
(346) 2021/06/18(Fri) 18:54:16

【人】 白竜 ヤオディ


[かんぅが肉体もメンタルも強すぎて、自分ちなのに全然安心ができない。
顔にてぬぐいを投げつけても微動だにしないし。
いや、あんなことでダメージくらわれたら心配にしかならないのだけれど。
まさか自分以上に魔物っぽいかんぅに脳内嫁認定されていると思ってもみないが、なぜかノリノリのかんぅが勢いよく湯からでてくる]


 わあああ!


[少しは前くらい隠さんか!と思ったら、まるでなんかの映画かアニメのようにエフェクトもどきが入って大事なところは隠してくれる。便利である。なぜ自分の方にはその機能がないのだろうか。
座って洗ってもらうつもり満々の男の後ろに回り込む]
(347) 2021/06/18(Fri) 18:54:32

【人】 白竜 ヤオディ


 どこって、背中以外ありえないだろう?
 他のところは己で洗え!

[かんぅボディは傷だらけ。自分と違って状態異常を直す効果は内容だ。
まったくもう、と図々しい相手だが、背中をごしごしとこすってやろう。
そういえば、身近な存在は水生生物ばかりなので、湯をあみ、こすって体を洗う習慣を持つものはいない。
魔物は一人で産まれ、一人で生きる。
こうして自分以外の人の体に触れたのもいつぶりだろうかと考えながら、背中を洗っていたが]


 ひ、広すぎる……。

[かんぅの背中はこすってもこすっても洗い終わらない。
ようやく全部を入念に擦りあげたと思った時には、すっかり息が上がっていた*]
(348) 2021/06/18(Fri) 18:55:04