人狼物語 三日月国


215 灰色うさぎと紫うさぎの雨宿り

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視点:人


到着: イウダ

【人】 イウダ


 あ〜引っ越したんすよね俺。

 てか雨ヤバそうだし、タクシー配車ご希望なら早目に言ってくださいね。
 店と提携してるトコとはいえ、この雨じゃすぐに回せないかもしれないんで。


[プライベートの情報は最小限に。
タクシーの話題を出して「お誘い」を回避する男の笑顔に隙はない。**]
(1) 2023/06/16(Fri) 19:59:08

【人】 イウダ


 そんな芸能人じゃないんだから。
 
 加納さんも帰り気を付けてくださいね。
 店も今日は早じまいになりそうですし。

 ねー店長?


[奥を伺う。
ラストオーダーのコールが程なくかかるだろう。]
(3) 2023/06/16(Fri) 20:14:46

【人】 イウダ

[ベルの音でわかるようになった。
――と言えたら良いのだが。

「来る」とわかっている日はその時間帯の予測込で当たる
ことも多いが、そうではない時には仕事への集中も相俟って
気づかないことが往々にしてある。

それでもその声は店内が騒がしかったとしても聞き逃さない。>>6
声を掛けられた同僚から、水のサーブの役を奪って。]


 雨が酷くなって電車が止まりそうなんだと。
 だからそろそろ店じまい。


[彼女に敬語を使わないのは以前から。
客である以前に中学生の時からの知り合いなんだと
知っている客は多い。
「それ以上」であることは特に吹聴はしていないが――

何せプロポーズも店内でした男だ。
此方の情報もそれなりに知られているだろう。]
(7) 2023/06/16(Fri) 21:31:15

【人】 イウダ


 
傘、持って来てくれたんだろ?サンキュな。


[遅い時間に彼女が態々来てくれた理由は察しがつく。
ただ、まだ自分は「店員」の顔をしていないといけないので
礼は小声に留めた。

客の中には知らない人もいる卯田の恋人の存在は、
店長を始め同僚には知れ渡っている。
こんな天気だ、閉店業務の間にバックで待ってもらうくらいの職権はお目溢しして貰える筈。]
(8) 2023/06/16(Fri) 21:36:20

【人】 イウダ

[ファッションに疎い卯田は、着道楽の紫亜とつきあって初めて
「長靴」以外に水を弾く靴があることを知った。
今日見せてくれたベージュのレインブーツなど、
雨の日の、それも夜遅くに恋人を迎えに来る為だけの外出でも
気も手も抜かないところが愛おしい。
見つめる瞳が「ふ」と一瞬恋人の甘さを帯びる。]


 万全の支度だな、流石。


[卯田の方は普通の靴だから、帰ったら干す羽目になるだろう。
こういう事態に備えて今後は店のロッカーに長靴を置いておくべきかもしれない。]
(11) 2023/06/16(Fri) 22:13:40

【人】 イウダ

[嬉しい、と呟く声までは小さく。

女性客の視線には気づかない振り。
今いるのが紫亜の前でなくとも、
女性客から他の客に向けた嫉妬の視線を受けるのには覚えがある。
振り返ったりフォローしたりするのは
相手に気を持たせることになるからしないのが卯田のモットーだ。

多くの客に対し気安い態度で接する店員だが、
特別扱いはたった一人にだけ。]
(12) 2023/06/16(Fri) 22:13:59

【人】 イウダ


 そう、いつまでもオーダー取って
 お客さんが帰れなくなっても困るだろ?

 何飲む?
 雨で身体冷えてるならホット?
 ホットが熱すぎるならアイスにならない程度に冷まして提供しようか。


[食事を頼まないのは、もう食べた後だからだろう。
一緒に住むようになって、賄いを遠慮することも増えた。

今日の飯は何かななんて内心は顔に出さない。
料理が好きで生業にしていても、
恋人が作ってくれる料理は格別に美味いのだと
日々噛み締めている。*]
(13) 2023/06/16(Fri) 22:14:15

【人】 イウダ

[傘を持って迎えに来るという行為が「恋人の為」だけではなく
彼女のレインブーツの「使いどころ」になったと思えば、
微かに漂う風呂上がりの余韻を切り上げても来て貰ったという
罪悪感を減らせるし、きっとそれを計算に入れていないだろう
ところがますます愛おしい。

ホール専属の頃は店内ではサングラスを掛けていなかったが
キッチンに戻ってから、つまり紫亜をただ一人の特別な女の子に
想うようになってからは少しだけ色のついたサングラスを
掛けるようになった。
どうしても隠せない感情のフィルターとして重宝している。]


 似合うよ。


[仕事中でなければ衒いなく「可愛い」と褒められたのだが。
その言葉はもう数十分後まで取っておこう。]
(17) 2023/06/16(Fri) 23:17:45

【人】 イウダ

[紫亜の身体を無遠慮な視線から隠すような位置に立つ。
勿論、調理を始めたらずっとその場に立っている訳にはいかないけれど、
せめてオーダーを取り終えるまでは。]


 提供している環境も含めて「料理」だから。
 俺らを信頼してオーダーを預けてくれてんのに、
 急かしたら美味さも落ちるだろ。

 ん、リンゴジュースな。
 シナモンは入れるか?

 
(18) 2023/06/16(Fri) 23:18:12

【人】 イウダ

[料理の隠し味に使ったりもするからリンゴジュースはパックのものが置いてある。
それとは別に、オーダーとして取るならリンゴから直接作るのがこの店だ。

リンゴの種を取って一口大に切るとミキサーへ。
皮も舌触りが気にならない程に細かく出来る業務用のものだ。

酸化防止にレモンの搾り汁を入れて、スイッチを押す。
出来たジュースは小鍋で煮る。
シナモンがOKならここで足す。

熱したジュースをボトルに入れて氷水を張ったボウルで冷やすと同時に
様子を見ながら氷を足す。
薄くならないように、その氷はリンゴジュースを凍らせたものだ。]
(19) 2023/06/16(Fri) 23:18:26

【人】 イウダ



 お待ちどーさま。
 ぬるめのリンゴジュースです。

 クッキーはサービス。


[グラスの横に小皿に乗せてうさぎが2匹。
この時間にクッキーはカロリーの塊ではあるが、
もし紫亜が食事を待ってくれているならば、
何か固形物を入れておいた方が良いかと。

運動は――この後たくさんする予定だ。*]
(20) 2023/06/16(Fri) 23:19:13

【人】 イウダ

[卯田からの賛辞にそろそろ慣れてくれても良いとも思うが。
手扇で扇ぐ仕草もまた可愛いので慣れないでいてほしい気持ちも少し。

近づけばつい二人きりの時の感覚になりそうで
自分を戒めるのが大変だ。
洗濯好きの紫亜が卯田の服の香りを意識すると同時、
卯田の方は彼女の髪から香るいつものシャンプーの香りを意識している。

上目遣いは狡い。
触れそうになる指が空を描いてテーブルでたたらを踏んだ。]


 もう少し、待ってな?


[ジュースを、と取れるような。
「おねだり」に対する答えを。]
(25) 2023/06/17(Sat) 16:23:48

【人】 イウダ

[店内に客はまばら。
タクシーの配車を希望する客に対しては手の空いたスタッフに頼んで
紫亜のジュースを作る。
家の近いスタッフばかりだから、先に帰さないといけない者はいない。]


 もちろん、美人に撮ってやって。


[クッキーに美人も何もないのだが。
紫亜の前で女性客に絡まれているのを見られているので、
少しでも気分を明るくしてもらいたくておどけてみせた。

店外にいるうさぎに話しかける癖は
彼女と恋人になる前から知っている。
うさぎモチーフを喜んでもらえるから、
おかげで何かを買う時にはつい目で追うようになってしまった。]
(26) 2023/06/17(Sat) 16:24:08
イウダは、メモを貼った。
(a1) 2023/06/17(Sat) 16:25:55

【人】 イウダ

[すべて欲しいと思う気持ちはあれど、
卯田は恋人のスマホを覗いたことはない。
だから、撮っている場面を見たもの以外に
そのフォルダに入っている写真や動画の存在を知ることはない。

天井を映したデータについて、は――――**]
(29) 2023/06/17(Sat) 21:58:46

【人】 イウダ



 ……紫亜はバックで待ってな。
 ヤな想いさせて悪かったな。

[女性客の退店の後、そっと近づいてフォローの言葉を。
相手が自分に好意があるのだろうとは思っているが、
客としての振舞いに問題がなければ自分は表立って
紫亜の肩を持てないのが勤務中の店員の辛いところである。*]
(31) 2023/06/19(Mon) 21:02:45