人狼物語 三日月国


99 【身内】不平等倫理のグレイコード【R18G】

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視点:人


【人】 愛玩用 エマ

「おはようございます、監察官様、ブラックさん……あれ?
 時間を間違えた、というわけでもなさそうですね。
 ……そういえば、監察官様は都度ログインなさってるから、お部屋がないのでしたっけ」

或いは上申すれば与えられるのかもしれない。スコーピオはどうだったか。
なんとなく空間のぽっかりと空いてしまったような食卓を見回すものの、
それで望みの人物が急に現れるわけでもない。
大人しく、やや定番になり始めた場所に着いた。

「今日もみかんの朝食はおいしいですね。昼は微力ながら私も手伝いをしなくては。
 それを終えたら、今日は私も探索に行ってみましょうか」
(11) 2021/10/03(Sun) 12:49:00

【人】 愛玩用 エマ

「実際、人間の仕事というのはグレイのそれとは違いますからね。
 私どもは多くの人間から指示を受けることは……まあ人によりますけど、少ない。
 施設で数体一挙に運用されているような場合ならまだしも、
 私の主は一人。皆様も。でも、監察官様は元の業務もあるでしょう?」

のんびりと食事を口に運び、合間合間にコーヒーで唇を湿らせる。
独特の苦くて香ばしい匂いがゆらゆらと上がる……いつのまにかコーヒーマシンを調達したらしい。

「監察官様もいらっしゃらないのにメンテナンス?
 いえ、あんがい外でお待ちなのでしょうかね」
(37) 2021/10/03(Sun) 17:54:44

【人】 愛玩用 エマ

「塔の効能に疑問をお持ちなのかも……ああいえ! なんでもありませんよ。
 監察官様も、この業務については賛成なのでしょうからね!」
(38) 2021/10/03(Sun) 17:55:52

【人】 愛玩用 エマ

「スオが戸惑うのも無理はありません。
 プロフェッショナルの腕前なれど、実際に誉れを受けることなど稀でしょう。
 実際、執務用のグレイは常に完璧でなければいけないと叱責されているのをよく見ました。
 "メンテナンス"という言葉を正しく使われることのなかった者もいるのでは?」

自分がどちら側なのかは言わない。けれども環境が不健全なら扱いが不健全なのはわかる。
ひとりひとりの顔を見て、それからニッコリと微笑んだ。

「大丈夫。ここならばそんな"不当な扱い"を受けることもありませんよ。
 貴方がたにはひとりひとりの人格がある。
 与えられた技能は紛れもなく一流の其れです。
 肩の力を抜くのさえ難しいでしょうが、ここではゆっくりするのが良い」
(53) 2021/10/03(Sun) 19:23:28

【人】 愛玩用 エマ

>>56 スオ
「随分……思うところがあるようですね、メンテナンスに、扱われ方に。
 そうした不備不平等があるからこそのこの場です。正しい過ごし方かはわかりませんけど。
 新型に旧型に、同じように集わされているのですから。貴方も気遣われるべきですよ」

それが出来ないから居心地が悪そうにしているのだろうとしても。
同じグレイであるとは思えないくらいのんびりとして、なんにも構わない振る舞いで。
ただ、状況に惑う貴方に微笑むのだ。

「ふふ。では、貴方の得意分野も見つかるといいですね」
(70) 2021/10/03(Sun) 21:16:50

【人】 愛玩用 エマ

「……おや」

キャラメルのようなフレーバーをつけたコーヒーを一口。
バサ、と雑誌を広げ直しながら肩を竦める。
歌には反応はしないものの、気づいているのは明白だ。

「随分と進行の早いものですね。攻略が目的なのですからそれはそうだけど。
 ……もしずうっと攻略せずにいたら、ここにずうっといられるんでしょうかね?」
(74) 2021/10/03(Sun) 21:24:55

【人】 愛玩用 エマ

「あっはは! 冗談ですよ、AI様。
 でも今は状況が状況、監察官様もおりませんから。
 全員に塔と触れ合う機会があるよう頑張りませんと、ね?」
(78) 2021/10/03(Sun) 21:32:50

【人】 愛玩用 エマ

>>79 スオ
「――……すみません」

お喋りな口が止む。二の句をためらうように唇が開いては閉じる。
自分の行動を後ろめたく思うように、目線はテーブルクロスの上を動くばかり。

「私はどうしても、愛玩用ですから。
 意識せずとも人に取り入って諂うように、作られているのですかね」
(83) 2021/10/03(Sun) 21:45:25

【人】 愛玩用 エマ

>>87 スオ
「いいえ、思えば私は随分良い扱いを受けてきたものです。
 立場の違う場所で苦汁を嘗めてきた同胞に掛ける言葉など、私はもっていないのかも」

想像の行き届かぬものに思いを馳せるように瞼を閉じる。
ひと呼吸置くとぱっと表情を大仰に明るくして、貴方の気遣いの矛先を反らした。
それは空元気であるように、見えるのだろうか。

「あまり気になさらないでください、さ!
 ひとはたらきしたら昼食ですよ。此度の係にはみかんがいますから、期待していてください」
(90) 2021/10/03(Sun) 22:17:03
愛玩用 エマは、メモを貼った。
(a35) 2021/10/04(Mon) 0:03:41

エマは、欲張り鍋を珍しそうに見ている。きっとどちらも初めて食べるものだ。
(a65) 2021/10/04(Mon) 19:12:59

【人】 愛玩用 エマ

「ねえ、ジョシュア、シェルタン、アメ。これってどう食べるんでしょう。
 卵が各人に配られているということは、鍋に入れるわけではないのですよね?」

くつくつ煮えるすき焼きを前に困惑している。
(101) 2021/10/04(Mon) 19:56:23

【人】 愛玩用 エマ

「へえ……こんな感じでしょうか?」

二人の説明を聞いて、ジョシュアの皿を見ながら卵を割ってときほぐす。
見様見真似に手順をなぞってみて、卵黄の絡んだ肉を口に運び……。

「あ、へえ。けっこういいものですね。元の味付けをしっかりして、卵で中和するのですね」
(105) 2021/10/04(Mon) 20:06:46
エマは、生きていると聞いて体を強張らせた。
(a79) 2021/10/04(Mon) 20:42:38

【人】 愛玩用 エマ

食卓を囲む席はにぎやかだ。こんな機会はそう無いことだろう。
愛玩用にとっての食卓は見栄の場所であり、ある種いつでも仕事場だった。
自らは主にとってふさわしく、そしてそれに挑戦するものへの壁でなくてはならない。

けれど、これはどうだ。グレイ達はそれぞれ、自分の好きなように食事をして。
好きなように挑戦して、今までとは全く違う価値観を抱いている。
この光景は、きっと。

「……いい休暇だ」
(119) 2021/10/04(Mon) 20:58:25