人狼物語 三日月国


192 【半突発R-18】ダンジョン オブ イシュノルド【飛び入り、見物解禁】

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視点:人


【人】 吸血鬼 アナトラ

──回想:ダンジョン浅層 グラッド──>>2:6

  ……?
  はぁ、……貴方は?
  良いんです。そう死にませんから。

[初めて会った魔物、グラッドはこちらを心配?する言葉を投げて来た。実際は違う意図だったようだが。

ふる、と首を振り心配ありません、としたが
彼女の話は続いた。]


  ……まさか。そんな趣味はありません。

[回復の追いつかない程に無茶な要求。
思いつかないが、もしも死ぬとしたら
身体中を銀の剣で刺されて、血も大量に失った時だろうか。
あるいは首を刎ねられたら?
ネクロフィリアな客が居たらあるかもしれない。

でも殺されると言うならそれも一つの罰だろうか。
殺されたい訳では、無いのだけど。]
(0) 2023/01/10(Tue) 20:44:18

【人】 吸血鬼 アナトラ


  そんな貴重なものを、何故?
  私と貴方はつい先程知り合ったばかり。
  家族でも何でも無いはずですが。

[>>2:7>>2:8グラッドが持たせてくれたのは
金の杯、吸血公女の曰く品。
触るだけでその道具の良い知らない魔力を感じるよう。

──この杯を献上でもしたのは
余程吸血鬼に恨みでもあったのだろうか。
だってそうでしょう。
吸血鬼が血に溺れるなんて、一番惨めだろうから。]
  

  ……品。

[彼女の言った言葉は理解が及ばず。
けれど彼女なりの考えがあるのだろうから
それを否定したりはしなかったけど。

杯を手にして暫く見つめて
その呪われたものを私は頂くことにした。]
(1) 2023/01/10(Tue) 20:44:34

【人】 吸血鬼 アナトラ

── 呪われた杯 呪われた  ──


  あぁ、ああ、
あぁああ!ぐぁぁっああ!!


[ダン!ダン!!と地面を叩くと
硬いはずのダンジョンの地面が蜘蛛の巣のように
バキバキとひび割れていく。

胸元を血が滲むほどに握りしめ
目を血走らせ、口から唾液と血をダラダラと溢している。

>>2:-22吸血公女の杯から
大量の血液をたった1日で飲み干した私は
今まで感じた事のない力と
それを上回る渇きを覚えていた。
今人間でも、魔物でも、なんであれ
血を持つものが側を通ればそのまま殺し、血を吸い尽くしかねないほど。

本能が求める圧倒的な衝動を
無理やり押さえつける反動で、手当たり次第に物に当たる。]
(2) 2023/01/10(Tue) 20:44:53

【人】 吸血鬼 アナトラ



  が、ぁぁっ!あぁ……
ぁ、ぁああっ!!!



[呪われた杯の血を、溺れるほどに飲み尽くしたのは。

私が罪を犯した時の
あの狂える夜を再現する為。

そうして、地面に置いた杯を手にして
その金の器を赤い瞳で見つめるが。
直ぐに、ぶん、と放り投げてガランがらんと音を立てて
どこかに転がって行った。]
(3) 2023/01/10(Tue) 20:45:15

【人】 吸血鬼 アナトラ


  
  あぁ、あああああ!!!
  あぁあ、ア、ああ!!ああ、あ、あは、あはは!
  はは、ははは!!アハはは!は、ーァ……


[変わらずその胸の内に吸血衝動は強くある。
きっとあの夜に負けないぐらい。
それでも、杯から得ることの出来る血に私は惹かれなかった。
だからあの夜に、私が人生の絶頂のような
甘美なひと時を過ごせた理由が、意味が分かった。


あの日。私は村の人の命を吸ったのだ。
血に溶けた人の命を飲み干したのだ。
だからあんなに美味しかった。

>>2:7魔力で作った、命が溶けてない血液に
惹かれないのはそう言う理由だった。]
(4) 2023/01/10(Tue) 20:45:55

【人】 吸血鬼 アナトラ

 

  ……ひっ、は、ははっ。


[目を開き笑い、また吸血衝動に苦しみ
人気のないダンジョンに
どうにもならない衝動をぶつけていった。

私は。
血が欲しいわけでなく。

ただ人を殺して、その命を吸い尽くしたい
魔物だった。
私は本当に、ただの吸血鬼なのだろうか。]**
(5) 2023/01/10(Tue) 20:46:37

【人】 吸血鬼 アナトラ

──ごじつだん──

[あの日から変わったことは特に無いのは
元々私が魔物だったからだろう。
変わらずに浅層で春を売っていただろうし
たまにやってくる無礼者には、はっ倒して血を頂いて。

ただ、あの日から
エデンという女性を暫くは探していた。
名前と顔のみを知ってるだけで、連絡先は知らず手段もなく。
公女の杯で作った血潮の飴を渡した彼女。

時間が経ち
漸く彼女を遠巻きに見つけた。
顔はそのままだったけれど、瞳が違う気がした。
活力はあるようだったけれど。]
(27) 2023/01/13(Fri) 20:15:35

【人】 吸血鬼 アナトラ

 

  …………。


[あの日、私は彼女を置いて去っていった。
それは理性の判断だった。
彼女は既に他の魔物の獲物だったから手を引いただけのこと。
今でもその魔物をどうこうは思わないし、当然の権利だと思ってる。

けれどあの日、私の本能は
彼女を連れ去れば良かったと思っていた。
どんな思いだったかと言われると分からないけれど
あの日から寝覚めが悪かったのは確かだった。

私は一度本能で失敗して
今度は理性で後悔をしている。

エデンを見た時の私は……どんな顔をしていたのだったか。

彼女の方に頭を下げながら
それからきすびを返し、穴へと消えていった]*
(28) 2023/01/13(Fri) 20:15:49

【人】 吸血鬼 アナトラ

──ごじつだん:その2──

[>>19ジェニーとその後会った時
また初めのように戻るかと思ったけど
そんなことは全然なかった。
謝られても、そんな事はないよと言って。
数少ない友人が一人増えたことを喜んだ。]

  旅館?

[>>17珍しいと思った。
ルーナのそんな話を聞くのは初めてだったから。
その日は真っ白なドレスを着ていて、彼の話を興味深く聞いていた。

>>20ジェニーが性行為は合意制について話してたけど
そんな合意が必要なのね、と
内心驚いていたのだけど、口にはしなかった。]
(29) 2023/01/13(Fri) 20:36:20

【人】 吸血鬼 アナトラ


  え、私?

[>>25旅館の話を面白そうに聞いていたが
話がこちらに向けば首を傾げて。
特に決まった寝床はなく、寝る必要も特にないけれど
宿や、住処があるのが大事なのは分かる。

ルーナに一緒に働かないかと聞かれたら少し考えて。]


  合意だったら良いんですよね?


[と、ジェニーの方を見ていった。
そして一緒に働けば分かることだが
多分苦労するのはジェニーだと思うけれど

基本的アナトラは接客のセの字ぐらいしか知らないのだった。]*
(30) 2023/01/13(Fri) 20:36:31

【人】 吸血鬼 アナトラ

[>>31ジェニーが何かを察したみたいで
普段は意外とこういう話も鋭いんですね、と
不思議な気づきを得ながら]


  はい。
  ですが労働には対価を。
  私の場合は金銭は必要無いものですから。

  ……勿論。
  私も貴方と、それにルーナと暮らせるなら
  嬉しいと思います。
  初めてのことなので保証は出来ないですどね?

[金銭の代わりに生気を。
血を貰うというのは私なりに我慢したのだ。
なんだか今の時点でジェニーが苦労しそうな雰囲気が
あるんだけれど、大丈夫かしら。]
(35) 2023/01/13(Fri) 21:37:03

【人】 吸血鬼 アナトラ


  貴方が駄目だという時があったら
  直ぐに治癒魔法を掛けますよ。

[>>32ルーナの言葉にはおかしそうに笑う。
彼が行為を拒む日なんてあるんだろうかと思いながら]


  まぁ接客の必要無い宿でなくても
  安全なセーフハウスというだけでも
  一定の需要はありそうですが。
  
  良い返事を返せると思います。
  旦那さんはルーナなんでしょうか。

[女将がジェニーでしょうか。

ヤってく、みたいな気軽なお誘いには
くすくす笑いながら。
まずは旅館の大雑把な方針を
もう少し話してからにしましょうと、提案して]*
(36) 2023/01/13(Fri) 21:37:14

【人】 吸血鬼 アナトラ


  ぼーなす?
  はぁ、いつもより貰える日がある?
  ルーナのですと、毎月どころか
  毎日ボーナスを貰えそうです。

[>>37彼の言葉に頷きつつ
確かにルーナがいるなら少なくとも生気は
心配は要らないのでしょうけど。

あ、ボーナスならジェニーにも
頑張ってもらいましょう、と思ってると]

  頑張っていただけるようで嬉しいです。
  
  良いと思いますよ、失敗しても。
  一緒に失敗してくれる人が
  少なくとも2人いますからね。

[>>39失敗したとしても
3人なら立ち上がるのも早いでしょう、と]
(42) 2023/01/13(Fri) 22:50:06

【人】 吸血鬼 アナトラ


  私の魔力は無尽蔵ではないですよ?
  ルーナの体力は無尽蔵だと思ってますが……

  何か怪我でもしたら言ってください。
  私の魔法はそうそう、他人には使いませんから。

[>>38一応上では人間の設定で
花を売ってますのでね、と言いながら
旅館が軌道に乗り、人が増えたら
わざわざ花を売る必要も無くなるのかな、と。]


  女将は可愛らしいジェニーに譲ります。
  女将が客を食べ漁っても良くないでしょう。

  ふ、ふりふりですか。
  あまり服には頓着が無いもので。
  ……ジェニーはフリフリが好きなんですか?

[お仕事、大変そうですし
と少しばかり本音を混ぜつつしてると
>>40ジェニーもこちらに譲ってくるので
いえいえジェニーですから、と押し合いする

フリフリを押すジェニーは可愛い方が好きなんだろうかと。
未来で給仕服を着たときに特別フリフリが付いてたかもしれない。]*
(43) 2023/01/13(Fri) 22:50:17