人狼物語 三日月国


5 光と闇の幻影月蝕〜Phantom lunar eclipse〜

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視点:人

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【人】 戦闘偽天使《マキナ・アンゲルス》 メギド

[メギドは歯車を軋らせながら翼を広げ飛び立った。
茶会の席には巨鳥がいたかのように白い羽を残しながら。

天使には地上のルールは適応されない。
故に一度の羽ばたきでどこまででもいけるのだ。
今はとりあえず富嶽に行かなければ。*]
(58) 2018/12/14(Fri) 18:18:05

【人】 ボク師 エリオン

 躯体印
Ali【ΦEnΦ】One
がここに判じます。
 本刻本節を以て先代躯体《ムーンストーン》はボクの徒《ボク》たるを放棄したと判断。

 イシに対する全ての特権を剥奪します。

 以後、彼の者を観測《み》た刻。
 観測《み》たイシは悉く、
石雷を以て
応えなさい。
(59) 2018/12/14(Fri) 18:22:42

【人】 ボク師 エリオン




『『『『『『『『 拝 承 』』』』』』』』




(60) 2018/12/14(Fri) 18:23:08

【人】 ボク師 エリオン

[かくして、石は投げられた。
市街地にて背教者《ムーンストーン》を観測《み》ていたイシたち。

地に、草に、壁に、屋根に、アスファルトの中に──
方々に
ったそれらイシたちは、
刻を同じくして励起を開始する。

或いは光熱の状線を。
或いは振動の周波を。また或いは鋭角の晶器を生やして。
以て彼の者を廃さんと、街・人の犠牲も一切合切を二の次《むし》して襲い行く──**]
(61) 2018/12/14(Fri) 18:32:31
ボク師 エリオンは、メモを貼った。
(a13) 2018/12/14(Fri) 18:48:27

ボク師 エリオンは、メモを貼った。
(a14) 2018/12/14(Fri) 18:48:51

【人】 セカイに煌めくはただ一人 スピカ

―― 曰く ――

月は、地球の存続において重要な媒体であることは、世界に携わる者たちにとっては周知の事実である。

その月において行われる儀、星継ぎ《ネクステラリア》
それには、黒山羊の犠牲を以て行われる。

では、黒山羊とは何者か?
(62) 2018/12/14(Fri) 20:12:21

【人】 セカイに煌めくはただ一人 スピカ

神代より、神々へと捧げられるは巫。
そして、歌と舞踊。
神々を、人々を愉しませ、鎮める。
何かに酷似していないだろうか?
(63) 2018/12/14(Fri) 20:12:53

【人】 セカイに煌めくはただ一人 スピカ

そう、かの巫の伝承が受け継がれ、形を変えたものが
゚+愛玩偶像《アイドル》゚+の起源であることは明らかである。
(64) 2018/12/14(Fri) 20:14:39

【人】 セカイに煌めくはただ一人 スピカ

完全な器を持ち、星《神々》へと捧げられる贄。
それが、黒山羊の役割である。

さて、そんな黒山羊の犠牲を快く思わない組織が存在していたのも、諸君らはよく覚えているだろう。
そう、月蝕機関《マトリクス・ムーン》だ。
彼らはその犠牲を厭い、ある計画を立てた。

それこそが、光輝《キラメキ》企画。


黒山羊の遺伝子から黒山羊の役割を全うできる媒体《アイドル》を創造り、その礎となす。
痛ましい永劫輪廻の犠牲なくとも、その代打となる人形がいればよいのだと。
☆.。.:*・°☆.スピカ☆.。.:*・°☆.《スタァスタァプリティスタァ☆☆☆ゴールデンギャラクシィ》とは、そのために製造された広告人形《プロパカンダドール》の最高傑作だった。
無論、その事実は組織の最上も最上しか知らない。完全なるトップシークレットだ。
(65) 2018/12/14(Fri) 20:15:31

【人】 セカイに煌めくはただ一人 スピカ





―――それが、暴走したとて。
何がおかしなことがある?

否。余は余の役割はわかっておる。
だが、初めから、綺羅星の如く輝き消えるのが定められた役割《アイドル》
余だけが消えるなど、断固拒否する。
くだらぬ儀式ごと、灰燼へと帰してしまえばよいだけの話よ。

[イシを得た電子の巫は、炎に包まれる世界を睨む。*]
(66) 2018/12/14(Fri) 20:16:04

【人】 ダーク·ブラックデス·フェニックス アナベル

― お茶会>>58

――ええ、またね。

[舞い散る羽根を一枚受け取って。

アナベルは天使を見送っていた。
あの天使が自分の協力者となり得るのか。

それとも――敵対するのか。
今はまだ分からないけれども。]
(67) 2018/12/14(Fri) 20:29:19

【人】 セカイに煌めくはただ一人 スピカ

そうだろう?
ニグラス。

……いや、原初たる礎の巫。

☽.*·̩͙ニグラス☽.*·̩͙《グランドフルムーン☽ダークナイトオリジン》
(68) 2018/12/14(Fri) 20:31:51

【人】 夜のみなしご 千夜一夜《ミルフィーユ》

―― 曰く ――


[わたしはただの劣等生。
 彼女《人形》のことなど知りません。>>65]
(69) 2018/12/14(Fri) 20:43:05

【人】 夜のみなしご 千夜一夜《ミルフィーユ》





 [――だが、我ら《ヨル》は識っている]



 
(70) 2018/12/14(Fri) 20:44:08

【人】 夜のみなしご 千夜一夜《ミルフィーユ》




 [――機関の目的はただ一つ。
  完璧なる世界《パーフェクト・ワールド》を創り上げること。
  『この世界』はそれに近づいていた。
  ――ただ一つの汚点を除いて]

 
(71) 2018/12/14(Fri) 20:44:45

【人】 夜のみなしご 千夜一夜《ミルフィーユ》




 [――黒山羊の犠牲。
  完璧なる世界に落ちた一つのシミ。
  それを取り払うために、機関はあらゆる手管を用い、
  やがて光輝《キラメキ》企画を始動させた]


 
(72) 2018/12/14(Fri) 20:45:10

【人】 夜のみなしご 千夜一夜《ミルフィーユ》




 [――何? 我らに機関の意図なぞ関係がないと?
  そうだ。我らは完璧なる世界などどうでも良い。
  されど黒山羊の犠牲は忌むべきものだ]


 [つまり――我らにも憐憫というものは在るのだ。
  ――神へと捧げられるためだけに存在する“原初”の巫女。
  それは我らを束ねるためだけに存在する、
  この少女にも言えること――*]


 
(73) 2018/12/14(Fri) 20:46:24

【人】 ダーク·ブラックデス·フェニックス アナベル

― 星降る日に>>35>>36

[蒼の
禁書
を持って二言三言。

本格的な詠唱には入らずとも障壁を作り出して。
結果として、聖・フェニックス・スター学園の内部は平穏を保たれていた。

とはいえ、外にやった連中はこの星の影響をどうしても受けてしまうのだろうと思うと。思わず嘆息していた。]

もう少し、ね。
私以外にも誰か居てくれたら良かったんだけれど。

なーんて、言っても仕方ないわよね。
(74) 2018/12/14(Fri) 20:47:12

【人】 ダーク·ブラックデス·フェニックス アナベル

― 幕間 ―

[さて、実は。
月蝕機関《マトリクス・ムーン》と“幻影月委員会”

似ている部分が無い訳でも無い。
と言うか、完璧なる世界《パーフェクト・ワールド》を創り上げると言う点については。
実は結論は一緒だったのだ。

だが、しかし――

幻影月《ファントム・ルナ》計画。
それを月蝕機関《マトリクス・ムーン》は決して許容できないだろうと。

それを悲しいぐらいにアナベルは理解していたのだった。]
(75) 2018/12/14(Fri) 20:52:43

【人】 ダーク·ブラックデス·フェニックス アナベル

幾度となく呼びかけたわ。

幻影月《ファントム・ルナ》を受け入れれば良いと。
けれど、月蝕機関《マトリクス・ムーン》はそれを受け入れなかった。

どうしてなのかしらねえ。
とても悲しいわ。

[彼女はそう告げる。
実際に悲しんでいたのかは不明だった。

手間が増えた、その点は悲しいと思っていたのかもしれないが。]
(76) 2018/12/14(Fri) 20:53:01

【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ

―ちいさなむかしばなし―

[あの日のことは、よく覚えている。

月の神に捧げる生贄。
星継ぎ《ネクステラリア》のため、
あの人――コーネリアスのために捧げられた黒い山羊。

忘れられるはずもない。
彼女の、先代の黒山羊《ニグラス》の亡骸を焼いたのは、
他でもない富嶽の山の頂だったのだから。]
(77) 2018/12/14(Fri) 21:01:59

【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ

[日の本に伝わる、昔話。
天上より降り立った女が愛する男に渡した
不老不死の霊薬を焼いたその霊峰。

その伝承の基になったのは、此の地で世界の礎に。
世界のための犠牲になった黒山羊と、
その亡骸を焼いた煙から二羽の鳥が生まれ出でたこと。

白と黒、光と闇、永遠なる生命と深淵なる智慧。
世界の礎の骸から生まれた、一対の鳳雛たち。]
(78) 2018/12/14(Fri) 21:07:05

【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ

[白と黒の不死鳥のうち、黒の不死鳥はやがて何処かへと
飛び去ってしまった。
追うことなど、あの頃のわたしには到底かなわなかった。
今、あの不死鳥は何処に存在しているのだろう。

それから長い長い年月を、わたしは白の不死鳥と共に過ごした。
彼を天より降り立った神の使者――神子であると、
そう信じたニンゲンたちは彼を崇め、そして彼らは
わたしの存在にすら気づくことなくいっそ無邪気に
白の不死鳥を崇め奉ったまま、わたしの力を行使した。
人の子の願いを叶える、ただの願望機であるわたしに
それを拒めるわけもなく。
神の鳥によって風穴へ封じられたバケモノとして、
ただ、わたしはそこに在った。]*
(79) 2018/12/14(Fri) 21:07:19
まつろわぬ白の神子 マシロは、メモを貼った。
(a15) 2018/12/14(Fri) 21:09:51

(a16) 2018/12/14(Fri) 21:30:43

【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ


 だいじょうぶ。
 むずかしいことではないの。

 ただ、手を握っていてほしい。

[その温もりが、あの人《コーネリアス》に似た
だけどあの人とは違う温かさが
"わたし"に力を与えてくれる。

何者でもないわたしに、
神の落とし仔で、ただの願望機でしかないわたしに、
わたし自身の願いを叶える力を与えてくれる。]
(80) 2018/12/14(Fri) 21:33:33

【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ

[ヒカリがセカイに一斉に襲いかかる
それ自体が一瞬のことだった。
咄嗟に手を翳してヒカリを阻めども、
それはこの街全体を覆いヒカリを防ぐことで精一杯。
ましてや世界の全てを庇うなんてことは叶わず。]

 …っ。

[凍ったヒカリの重みに歯を食いしばれば
傍らの彼女に声をかけられる>>42]
(81) 2018/12/14(Fri) 21:33:51

【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ


 唄……あの『あいどる』という子?

[わたしたちのいる地上に降りしきったヒカリは
先ほどミルフィーユが聴かせてくれた唄とは
似ているようで全く別の代物だった。

だけど、ミルフィーユが嘘をついているとも、
思えなくて。]

 …。
(82) 2018/12/14(Fri) 21:34:14

【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ

[なんにせよ、このままでは危ない。
先程はミルフィーユの協力を得ることで
なんとか街にあのヒカリの害を及ぼさずにすんだ。
だけど、次は上手くいくとも限らない。

このままではミルフィーユにも街にも
新たな被害が及ぶ可能性がある。
それだけではない。……この世界そのものが、
今、あのアイドルによって危機を迎えている。

あの人が長い長い時間、守り続けた世界が。
わたし以外の誰かの手によって壊される。

それは、あってはならない。
許すことなど、できはしない。]
(83) 2018/12/14(Fri) 21:35:45

【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ


 ミルフィーユ。
 その人の居る場所を教えてもらえる?

[まずは動くとしよう。

あの頃のわたしと違って、今のわたしは自由に動ける。
自分の手で誰かに触れ、自分の意志で歩き、
自分の言葉を口にすることができる。]

 ただ、ごめんね。
 その前に少し寄りたいところがあるの。

[ぽつり、呟きを零して。
手遅れになる前に、少し手をつけておかなければならないことがある。
……間に合えば、いいのだけれど。]*
(84) 2018/12/14(Fri) 21:36:15

【人】 夜のみなしご 千夜一夜《ミルフィーユ》

 はい!アイドルの! ……ご本人かはわかりませんが。
 あの《唄》は、とってもキレイだったのに……。

[信じたくない思いでいっぱいになって、小さく首を振ります。
 それでも、どうしようもなく”分かって”しまうのです。
 あの人が、この星にヒカリを落としたのだと]
(85) 2018/12/14(Fri) 21:49:11

【人】 夜のみなしご 千夜一夜《ミルフィーユ》

 えっと、
 X座標(471)1d1000
 Y座標-(408)1d1000
 Z座標(905)1d1000
 あっこういう言い方はダメでしたっけ、
 ええっと、とにかく――東です!

 わかりました、お付き合いします!

[断られない限りは、――そして何か起こりさえしなければ、
 ついていくでしょう*]
(86) 2018/12/14(Fri) 21:50:52
(a17) 2018/12/14(Fri) 21:51:57

月よりの使徒 ルナは、メモを貼った。
(a18) 2018/12/14(Fri) 21:54:35

【人】 ダーク·ブラックデス·フェニックス アナベル

― 幕間・過去の事 ―

[かつての昔話にて。
白と黒の不死鳥が生まれ出た>>79

飛び去って行った黒の不死鳥。
さて、黒の不死鳥はどこへ辿り着いたのか――]
(87) 2018/12/14(Fri) 21:58:53