人狼物語 三日月国


174 完全RP村【crush apple〜誰の林檎が砕けたの?】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:人


【人】 3年生 武藤景虎

────自分の病室────

[屋上から紙吹雪の魔法が舞って。
太陽の光を浴びてきらきらと風に乗った其れ等が一層眩い光に包まれた気がした。

目を開くと、自分の病室の窓にかけられたカーテンの隙間から朝陽が差し込んでいる。

眦から零れ落ちた涙の痕を手の甲で拭って体を起こす。

何か狭いなと思い隣を見れば、手を繋いだまま眠っているくっきーの姿があって。
この世界から旅立つ"たった一人"を送る魔法を使うためにあの夢の中へ戻っていたことを思い出した。]

 ……、そっか、先輩は、もう────…。

[同じ夢が終わったからなのか此方が起きた気配に気付いたからかはわからないけど、傍らで眠っていた彼女が目を覚ましたのもそう変わらないタイミングだったろう。

何度目かの夢の終わりが来て。

もう、あの夢を見ることは、時の止まった美術館に行くことは、ないのだろうとどこかで確信していた。]
(3) 2022/09/16(Fri) 12:18:41

【人】 3年生 武藤景虎



 そうだ、徹っちん、

[夢が終わり、先輩が旅立ったというならば還って来ているはずだと気づいて。
徹っちんの病室まですぐにでも行こうとは思った、のだけど。

お見舞いに向かうまでには、朝の回診の看護師がやってくるまでにくっきーが一度部屋に戻ったりとかもあったと思うから、起きてすぐにとはいかなかったかもしれない。]
(4) 2022/09/16(Fri) 12:18:55

【人】 3年生 武藤景虎

────→徹っちんの病室────

[それでもきっと遅くはない時間、くっきーと二人で徹っちんの病室を訪れることにはなっただろう。

病室へ向かうまでの間の廊下でどこか覚えのある雰囲気をした女性二人の青い瞳を見つければ、すれ違い様会釈をする。>>1

おそらく徹っちんの家族、あるいは親族だろうか。

そういえばねーちゃんがいるとかくっきーへの遺言の時に言ってた気がするから母親と姉かなと。

病室につけば他に人がいないのを確認してから室内に入る。]

 よう、徹っちん、元気──…、じゃなさそうだな…。

[軽く手を挙げかけた手が半端に止まったのは想像以上に満身創痍っぽい様子に。

生還者は"大事ない"とはなんだったのか、とは思うけれど。

まあ、それでもこうして還ってきてくれたから。]
(5) 2022/09/16(Fri) 12:26:43

【人】 3年生 武藤景虎


 おかえり。
 徹っちんが生きててよかった。

[この台詞ニュアンスに覚えがあるなと言ってて思いつつ>>3:-78
一番大切な友人が過ごした見送りの時間のことを思って、銀色がかった髪をくしゃくしゃと撫でた。]*
(6) 2022/09/16(Fri) 12:28:01
3年生 武藤景虎は、メモを貼った。
(a3) 2022/09/16(Fri) 12:31:55

【人】 3年生 武藤景虎

────徹っちんのお見舞い────

[手をあげるだけでもきつそうな様子に、無理して動かんで良いからと手の平を向けて伝えて。>>22

近寄ってみると痛々しい怪我があちらこちらにできているだろうことがよくわかった。

いつもみたいにきっちりセットされてはない髪の毛を手でわしゃわしゃ乱すと、徹っちんは文句を言いつつもどこか切なそうに瞼を落とす。>>23]

 ありがとな。
 ……、先輩のこと送ってくれて。

[瞼の裏で誰のことを思い出していたかは知らなくても、自然と出たのはこうして目覚めるまでに徹っちんがいた、おいてきてしまった場所のことで。

最後に残った二人が何を話して、何を想ったのかはわからないことだけど。

徹っちんならきっと先輩の最後の時間をより有意義なものにしたって信頼してるから。

「先輩オレになんか言ってなかった?」って聞いてみたのは、バスの中で約束したバイト先教えてもらうこと、先輩のことだから覚えててくれてたんじゃないかと思って。]*
(28) 2022/09/16(Fri) 16:09:29

【人】 3年生 武藤景虎

[なんかくっきーが徹っちんの顔見て驚いてるけど、なんでだろうと思ったら化粧したりの身だしなみあれこれがされてないことが理由だったっぽい。>>13]

 徹っちんはすっぴんでもかわいいから問題ないぞ?

[とかなんとなく恥ずかしそうに説明してるとこに多分明後日なこと言ったけど、いろいろやってんだなとは感心した。

その後にくっきーが指導鞭撻受けることになるのは知らない話だけど。

髪のセットくらいはまあまあ時間かけるけど30分はさすがにかからんし。

髪の毛ぐしゃぐしゃにされるのは嫌かもしれないけど撫でられるの嫌いじゃなさそうなのは知ってるから、悪態つくのは笑って見てた。]*
(29) 2022/09/16(Fri) 16:10:58

【人】 3年生 武藤景虎

────徹っちんのお見舞い>>30────
 
 そうそう、虎型のパンがある優秀な店なんだ。
 先輩に教えてもらう約束してたからさ。

 徹っちんにも買ってきてやろう。
 病院の飯って飽きるし。

[教えてもらう約束はパン屋の場所とシフト。

先輩からシフトが伝えられていない理由は明白で、その店にもう先輩は立つことがないからだ。

そんな事実ひとつひとつに胸が刺されるような思いはこれからも続いていくのだろう。

夢の中を覗けることを徹っちんが知らないことは失念していた。

少し考えればわかることなのだが、先に還った奴はおそらく皆夢の中に行けていたから何か当たり前のことのように思っていて。]

 そこは素直に喜んでおいていいぞ。
 褒めてる。

[かわいいへの感想には、絆創膏を避けて無事そうな部分を指先でつつくことで返す。

また見舞いに来るから等告げてくっきーと帰ろうとした時、問いかけに、あ、ってなった。]
(37) 2022/09/16(Fri) 19:31:00

【人】 3年生 武藤景虎

>>31

 そうだよオレ報告してないじゃん。
 なんか言った気になってたわ…。

 無事に落としたぞ。

[そういえば脈はないとか徹っちんには言ってあったなとあの時のことが随分前のことみたいに思える。

無事にと頭につけたのは、話した時の期待値が低かったことと、彼女つくれとか好きだけど無理とか言われた件のことだ。]

 徹っちんは──…、
 いいひとできたら教えてくれな。

[オレの記憶では徹っちんの好きな相手はじゅじゅのまま更新ができてないのだが、あの後何かいろいろありそうだったので、問いかけじゃなくて連絡待ちにしておいた。]*
(38) 2022/09/16(Fri) 19:32:54

【人】 3年生 武藤景虎

[事前に告白することを伝えていた徹っちんへの"報告"の意味合いが大きいのもあったので、「脈はない」とか「ハードル高い」と言ってたし。

実際すんなりうまくいったわけでもないので、男友達とそういう話をする時の感覚とノリそのままで答えたのだが。

なんか怒らせたな…、とは口調とか表情から判断はできた。>>40

で、怒ってる原因を考えてみるとわざわざ被せてきた台詞がオレのさっき言ったものとまるで同じことから、オレの言い回しが気に入らなかったんだろうなとは。

物みたいな風に聞こえたのか、二人のことを聞かれたのにオレ中心の回答だったからか。

女心は難しい。

とか考えてたら徹っちんが気を回してきたのがわかって>>41、頼み事には了解してとりあえず病室から出た。]
(42) 2022/09/16(Fri) 20:30:39

【人】 3年生 武藤景虎

 えーと…、
 言い回しが悪かったなら謝る。

 くっきーの立場?というか気持ち?を無視してああ言ったわけではない、ので

 二人のことを報告するにはそぐわないことを言ったと思う。

 別にオレの力だけで手に入れたとは思ってない。

 が、傷つけたならごめん。

[まあ、オレの言葉が足りなくて傷ついたなら腹パンくらいは受けよう。]*
(43) 2022/09/16(Fri) 20:31:40

【人】 3年生 武藤景虎

[かけた言葉に無言で背を向ける様子に腹パンとは言わなくてもビンタくらいは飛んでくるかもしれない、とは思った。>>45

嫌だったと言ってこちらに向けた顔を見て、言葉に詰まる。

泣かせたくない等とはどの口が言ったのかと自分に思うし。
しかもあの時のように不可抗力ではなくて、泣かせたのはオレの言葉が原因なわけで。]

 ……、ほんとに悪かった。

 なんで嫌だったかはちゃんと知っときたいので、聞かせてほしい。
 今後のためにも。

[そうして、嫌だったという理由を話し終わるまでは黙って聞いていた。>>44

考えが似ているところがあっても認識の相違はどうしてもあるし、傷つくポイントもそれぞれあるのは当たり前の話で。

でもそれはこうして話さないとわからないことだから。]
(51) 2022/09/16(Fri) 21:42:13

【人】 3年生 武藤景虎


 んー…、まず、落としたという表現が傷ついたのはわかった。
 それはオレが悪い。ごめん。

 ここからはオレの思ってることなんだが、

 落とそうとした、というのは言い換えれば、オレを受け入れてほしかった、って感じになる。
 
 で、それでくっきーにかけた言葉が全部"落とす手段"と客観的に言われると、

 確かに傷つくな…、うん、今聞いてて普通に傷ついたわ。
 
 実際そんなつもりはないし、受け入れて信頼してほしかった、伸ばした手を掴んで欲しかった、というのが今できる言語化なんだが。

 そういういろいろがオレにもあるし、それを落としたの軽い一言で済ませるのが嫌なのは、言われて初めてやだなと思った。

 こうやって話さないとわからないくらいに想像力が足りなくてすまん。

 だから、嫌だと思うことはこれからも話してくれると助かる。

[話し終わってから、まだ泣いているだからろうかと顔を覗き込んで赤くなった眦を指で拭った。
泣かせたくはないこと、少しでも伝われば良いのだが。]*
(52) 2022/09/16(Fri) 21:46:40

【人】 3年生 武藤景虎


 ん…、大丈夫だ。
 それはちゃんと伝わってるし、好きだと思ってくれてるからこそ嫌だったんだな、とも。

 こう、オレばっかが好きで頼み込んだと思ってるわけではないし、
 くっきーがオレのことを考えて、変わろうとしてくれた気持ちはすごく嬉しいと思ってる。

 だから、そういうの無視したみたいになったのは、ほんとに、

 あーー…、マジで、ごめん。

[項垂れる形から深く頭を下げる。

泣かせてる状態だし傷つけてしまったことにすごく自己嫌悪になっているのは本当だけど。

でも、こうしてぽつぽつ話される傷ついた理由が、オレのことを好きだと思ってくれてるからと伝えてくる言葉自体は嬉しいし、愛おしいなと思ってしまう。>>60]
(77) 2022/09/17(Sat) 0:14:29

【人】 3年生 武藤景虎

[あまり考えて話す方じゃないし、この先も意図せず傷つけたりすることはあるかもしれない。

それを恐れて口数少なくなるというのは、多分、嫌われたくないから距離を置くのと同じだ。

くっきー相手にそれはしたくないし、彼女の方もそう思ってるからこうして嫌なこともその理由も伝えてくれてるんだとわかるから。

その度に傷ついたり傷つけられたりしても、ひとつずつ解消していければ良いと思う。

「帰ったら」の言葉に顔を上げると、手打ちの品らしいケーキの名前を告げる顔は微かに笑っていたから]

 わかった、売ってるとこ教えて。

[少し眉を下げて笑ったのは値段を知ってて困ったわけではなくて。

安堵半分、あとは今回の反省の分が混ざったみたいな表情だったと思う。]**
(78) 2022/09/17(Sat) 0:14:45

【人】 3年生 武藤景虎

────後日・徹っちんのお見舞い────

[それから、あまり時間は経たずに退院した後、徹っちんのとこには頼まれてたワイヤレスのイヤホンを買って会いに行った。>>41

とりあえず早めに渡しときたいと思ったから虎型のパンはまだ買っていけなかったけど、きのことたけのこの形の菓子を1箱ずつ。]

 なるべく音良さそうなのにしといたわ。

[イヤホン取り出したりするのも大変かなと思って微妙に取り出しづらいパッケージをベリベリ開けてから中身を渡した。

手を上げるの大変そうだったから設定と耳に挿すとこまでしたけど、すぐ使わないなら余計な世話だったかもしれない。]
(79) 2022/09/17(Sat) 0:15:39

【人】 3年生 武藤景虎


 この前はなんか、悪かったな…。
 いや、あれはオレが全面的に悪かったので徹ちんが気にしてたら嫌だなと。

[気を使ってくれたのはわかってるので、それは伝えておきたくて。]

 あと、えーと…、そう、
 くっきーとは付き合ってるよ。

[なんでこないだ答えたことをもう一回言ってくるんだと思われただろうけど、改めて報告しておく。

この間のことで険悪とかなってないかも気にしてるかもしれないし。

いや、次3人で会う時は気にして欲しくないなというオレの勝手な希望なのだけど。]**
(80) 2022/09/17(Sat) 0:15:46

【人】 3年生 武藤景虎


────退院から少し後────

[失言に対する手打ちの品として4000円のケーキは高いのか安いのか。

少なくとも一人暮らしの大学生には懐に優しい値段とは言えない。

それでも好きな女を泣かせて傷つけたお詫びになるなら多分安い物なんだろう。

それにあの場の話の落とし所として、手打ちという形をとったのは心底狼狽していたオレへの気遣いもあったんだと思うし。

そんなことを考えながら、普段まず立ち寄らないホテルのパティスリーという場違いな店に来ているわけで。

件のスーパーモンブランは店頭に並んだ普通のモンブランよりメインの栗から生地とかクリームに至るまで特別らしくて重量感も違っていた。

あとなんか上にいかにも特別な品ですよと主張したげな三日月を模した飾りが乗っていて。
それは普通のやつの4倍してもおかしくないですよって見た目だ。

美味そうだなとは思うけどこんな機会でもなかったら買うことなさそうだな、とか、ケーキひとつだけ買うのってどうなんだとは思いつつ。

他のものを買ったり、ましてや2個買うのはちょっと、いや、まあまあ財布に優しくないので、結局目的の品だけ入った箱を受け取った。]
(89) 2022/09/17(Sat) 9:24:41

【人】 3年生 武藤景虎


 崩れそうでこわいな…。

[小さく独り言をこぼしてなるべく揺らさないように持って帰る。

飲み物とかいろいろ買っときたいものがあったからコンビニに寄りたかったけどケーキの箱持ったままで店内物色するのも、どっかで傾いたりしそうだし。

一回家に帰って冷蔵庫にもそれなり慎重に入れてからまた出かけないといけなかった。

部屋を出る前にちょっと考えて、何度目か自室を見渡す。
学生の身に相応のワンルームはすごい整理整頓されてるとは言わないけど、それなりに片付けはしたので汚くはない、と思う。

壁側に寄せて配置されたベッドが部屋の面積をそこそこ潰してるし、レポート作業したり食事したりで雑多な使われ方をしている部屋中央の座卓は大きくないとはいえ、部屋を狭くする一端は担っていた。]

 変なもの落ちてない、大丈夫…。

[適当に積んだ雑誌とか目に見える範囲におかしなものはないし。多分。

見慣れすぎてて変なとこないかがいまいちわからない自室の確認作業は不毛な気がしてきたので、改めて再度玄関から外へ出た。]
(90) 2022/09/17(Sat) 9:25:01

【人】 3年生 武藤景虎


 ………、

[近くのコンビニで飲み物や菓子を籠に放って、しばらく小難しい顔をしたまま棚の一角で止まっていたと思う。

どれくらいか逡巡してから籠の中にあまり見ないようにしながら取った商品を紛れ込ませて、会計だけはさっさと済ませた。]
(91) 2022/09/17(Sat) 9:25:54

【人】 3年生 武藤景虎

[それから、スマホを取り出してくっきーに通話をかける。]

 スーパーモンブラン買った。
 とりあえず冷蔵庫に保管してあるんだが、持ち歩くと崩れそうなので食いに来てくれると助かる。

 日本酒一升は準備してないが、茶くらいは出す。

[最寄りの駅を伝えて通話を切れば、迎えに行くつもりで駅の方に向かった。

準備にやたら時間かかったとしても、ちゃんと待ってると思う。]*
(92) 2022/09/17(Sat) 9:26:04

【人】 3年生 武藤景虎

[駅の改札前で待っていると、くっきーの姿が見えたので手を振って居場所を知らせる。

そこまで長い日数会わなかったわけじゃないのにすごく久々な気がするなと思いながら。

いや、実際会えない時間が何とも落ち着かないというか寂しいというのはあったので約束をとりつけたわけだけど。>>93

服装はそんな変わらないように見えたものの、何だかいつもと少し雰囲気が違うような気がして。]

 ん?
 へんって何が……、

[妙なことを問いかける顔を見ようとしたら俯いてて、よく顔が見えない。

続けて出てきた“顔面改造”って単語に目を瞬かせたけど、徹っちんに教えてもらったっていうのを合わせたらお見舞いの時に言ってたオシャレ男子の顔のお手入れ諸々を思い出した。

化粧とか無理と言ってたこともあったし、徹っちんに聞くのも勇気いるこただったんじゃないかなと思う。

それをしてきてくれたのは多分、いや多分じゃなくてオレに会うからオレのためなんだとわかって胸の辺りがぎゅっとなる感じがした。]
(99) 2022/09/17(Sat) 11:42:54

【人】 3年生 武藤景虎


 んー…、よく見えないから、
 ちゃんと見せて。

[メイクしてるならあんまり触らない方がよいのかなと思いつつ、指先だけで軽く頬に触れると顔を上げるように促して。

同じ目線、視線の先に映った顔に息を飲んだ。

元々端正だと思うけど、整えられた眉からどこか表情の印象が柔らかく見えて、薄く塗られた肌のためか全体的に明るく…、という諸々細かいところはすっ飛ばしても綺麗だと思った。

よく見たかったけど、薄く色づいた唇に目をやったところで気恥ずかしくなって視線の置き所に迷う。]

 変とかないし、かわいいが?
 あと、……綺麗だと、思うぞ。

[それを伝えるのは目を見て言えたと思うけど、すぐに目線を外して手を差し出した。]
(100) 2022/09/17(Sat) 11:43:19

【人】 3年生 武藤景虎


 あー…、どっか寄りたいとこある?
 うちまではそんな遠くないから、あれば。

[手を取って貰えたら繋いで歩き出そうと思うけど、念のため聞いておく。

家に呼んだのは自分だけどなんとなくどうしても緊張していた。]

[どこか寄るところがあるなら寄ったし、なければそのままアパートの部屋に案内して。

玄関の扉を開けると、散らかってるけどという定型文を言いつつ。
昨日の晩くらいから何度も確認した程度には片付けてはいるけど。]

 適当に座って。

[来客用座布団とかはさすがに持ってないから、普段使ってるクッションを渡して言うと、自分も適当に座卓の前に腰を下ろす。

何となく何を話すか迷って、なんか飲むとか最近どうだったとかそんな話題を振った。]*
(101) 2022/09/17(Sat) 11:43:37

【人】 3年生 武藤景虎

[本人曰く改造したらしい顔面への評価に対する反応は薄かった気がするけど、不服とか困惑はなさそうだった。>>102

前みたいに動揺が特にないのは既にかわいいと思ってることは知られているので慣れたのかな、くらいに思う。

手を繋ぎづらそうにしたのは人前だとそういうの嫌なタイプ…かはしれないけど屋上で言ってたようなことを気にしてるんだろうなとは察して。

歩きながら指を絡めると少し強く握った。

道中、休日なのもあり見知った顔を見かけたりもしたけど、普段通り空いてる方の手を軽く振って行き違う。
「デートか?」って軽口を言われても、そこに他意はないようにオレには聞こえたし、「そーだよ」くらいの反応を返した。]
(106) 2022/09/17(Sat) 13:56:58

【人】 3年生 武藤景虎


 梨良いな、秋っぽい。

[飾り切りするのかな、そも梨の皮でも飾り切りはできるのかもよくわからんが似たようなものだしと思いながら。>>103

包丁くらいはうちにもあるので(引っ越しの時にとりあえず持ってきたまま使ってないが)、買い物の必要もなければそのままアパートに着いた。]

 匂いは自分だとよくわからんが…

[ひとんちの匂いってなんか違うしなと言いつつ、短い廊下を抜けて部屋の方に入ると、汚いとは思われなかったみたいで安心した。

弟君の部屋の状態には、まあそんなもんだよ男子はと返して。>>104

近況報告はお互い似たようなもので、当たり前だけどまだ日常に戻りきれないよなと思う。]
(107) 2022/09/17(Sat) 13:57:14

【人】 3年生 武藤景虎


 はい、礼のやつ…、

[冷蔵庫から取り出してきたケーキの箱の中身を慎重に出して、皿に乗せると低いテーブルの上に差し出した。

美味そうだし食べては見たいけど、分けようというありがたい提案には頷くのが憚られる。

くっきーのために買ってきたものだし、手打ちの品ならオレが食うのはなんか違うと思って。

二本ペットボトルの紅茶を並べて、一本取るとそれを飲みながら食べてるとこを見てた。]

 美味いならよかった。
 そう頻繁には奢れない代物だから存分に味わってくれ。

[本当に美味しそうに食べるから、それだけで満足だったし、微笑ましくその様子を見ていたわけだけど。

差し出されたフォークと言葉に、え、と微妙に固まった。

くっきーの方は今更というのがあるかもしれないけど、忘れかけてた緊張が戻ってきてしまった。

いらないと言った手前とか、変な意地も少し。

食べさせるのは多分抵抗ないけど食べさせて貰うのはそれなり照れる、けど]

 ……ありがと、もらう。

[結局誘惑に負けて、フォークに乗った甘そうなやつに顔を寄せると口の中に入れた。]
(108) 2022/09/17(Sat) 13:58:34

【人】 3年生 武藤景虎


 やば、めっちゃ美味いな。

[さすがスーパーだとかなんとか頭悪そうな感想を言いつつ。

いくらか分けては貰ってしまったけど手打ちの品はちゃんと受け取って貰えたかな、と少しだけ安心はした。

食べ終われば食器だけキッチンに置くために立ち上がって。

戻って座る位置になんとなく迷う。
ケーキを食べる間は座卓を挟んで向いにいたけど、ちょっと逡巡してから隣に座った。

スーパーなモンブランを渡すのが目的で呼んだというのが名目にしても。

単純に会いたかったからがやはり大きいし、いろいろ話したいこともあった気がするんだけど。]

 ……もっかい顔ちゃんと見ても良い?

[そう聞いて頬に片手を添えると改めていつもとは少し違う雰囲気でも覚える感想は同じ顔を見つめて。

さっきから顔を見てはいるのだが、そんなことをわざわざ聞いた理由は一個しかなくて。顔を寄せると軽く口付けた。]*
(109) 2022/09/17(Sat) 14:05:30

【人】 3年生 武藤景虎

[気まずさみたいなものはないにしても、傷付けたことを気にしてないわけはなかったし、緊張する理由はいろいろあったけど。

分けられたケーキを食べる間に向けられた笑みに救われてたのも本当だ。>>111

この表情好きだな、と崩したような柔らかい微笑みに思う。

楽しそうに笑ってるとこや爆笑してるとこもかわいいと思ってるけど、胸の辺りがじわっと熱くなる感じ。

スーパーなケーキがめちゃくちゃ美味かったのは、こんなこともなければ食べる機会のないお高いケーキだからってだけじゃないってことはわかるから。]
(115) 2022/09/17(Sat) 17:25:22

【人】 3年生 武藤景虎

[ベッドを背にして隣に座っても、特に気にした様子もなければ、居住まいを正すついでに場所開けるみたいなこともないのを視界の端で窺って。

見慣れた自分の部屋に好きな女がいて。
こうして隣に座ってると何だか知らない場所みたいな気がして変な感じがした。

顔を見合わせても気にしてるのはメイクの出来の方らしい反応に少し複雑な気持ちにはなる。

数瞬触れた甘い残り香のする唇から顔を離すと、少し困惑したような問いかけを投げられた。]

 警戒した方がよかったかは知らないが、注意喚起はした。

[されてたらされたで意識して余計に緊張してたかもしれないけど。

この警戒心のなさが謎の信頼の上に成り立ってるのだとしたら、裏切るのが病室の時と今回で2回目になるわけだが、とあの時のことを思い出して。

頬に添えたままの指で幾分明るいトーンになっている肌を撫でる。]
(116) 2022/09/17(Sat) 17:25:44

【人】 3年生 武藤景虎


 ……約束、もしかして忘れた?

[経緯を考えたら忘れてくれと思う部分がないとは言わないにしても、忘れてたら結構、いや、かなりショックなのだが。

あの時告げられた“今度は"に続く言葉はオレとしては忘れたことなかったし、思い返すだけで脈拍が上がるので結構しんどい話なわけで。

あれ買いに行くとか食べに行くとか約束はいろいろしたのでどれのことかわからない、とはさすがに今の話の流れで言わないと思うけど。

頬から首の後ろに手を回して抱き寄せると、首筋を軽く噛んだ。

万が一思い当たってなかったら思い出させる意図を込めて。]*
(117) 2022/09/17(Sat) 17:30:51

【人】 3年生 武藤景虎

────先輩のお葬式の日────

[先輩のお葬式の日。

黒のスーツをクローゼットから出して準備をする間も、どういった心持ちで参列すべきかわからずにいた。

あの時、夢の中の美術館で先輩にはお別れをしたから。

届いたかはわからなくても、あれがオレにできる最後の見送りだと思っている。

あの夢が慈悲で、先輩の望んだ時間だったならば、此処に先輩はもういないと感じているから。

だって、まだこちらにいるのならこの世に未練があるってことになりそうだし。
もしそうだとしたらあの時間は、とか。

どう考えてもオレの勝手な願望と解釈にしかならないのはわかっているけど。]
(122) 2022/09/17(Sat) 18:25:30

【人】 3年生 武藤景虎

[自室の本棚に並べられた本の隙間、挟んだ橙色の封筒を取り出す。

これは、夢が終わった日、まだ病室にいたオレが受け取った手紙。
普通なら届くはずのない人からの、最期の言葉。>>6:103

封筒の中身を取り出して、目を落とした。]

 ………、

[赤い花の絵の上に綴られた先輩からのメッセージ。

「救われていた」の中に「もちろん俺も」と書かれているところに、先輩の気遣いとか優しさを感じる。

少しでもオレが居たこと、先輩にとって意味があったなら嬉しいから。

「人知れず涙を流すことも」って、今先輩に泣かされてるんだけどな。
でもやっぱり泣いたら困らせるかな、とか。

オレと彼女のことを祝福してくれる言葉と、それから、最後まで気遣ってもらうばかりで。]
(123) 2022/09/17(Sat) 18:25:53

【人】 3年生 武藤景虎

[目を擦って封筒を仕舞うと、便箋に描かれていた花の名前を調べた。

ポーチュラカという花らしい。
それを買って、先輩のお葬式に行く。

最期のお別れはもうしたから、これは贈り物のつもりで。

先輩が少しでもオレの存在で救われてくれてたなら、空の上にいる先輩に届けば良いと思った。]

 先輩が伝えてくれたような「いつも快活で真っ直ぐな」オレでいます、これからも。

[検索した花の名前に添えられた 花言葉いつも元気
それがそのままあの人への近況報告になれば良い。

そう思いながら笑顔を向ける。
棺でも遺影でもなく、最近随分高くなった空の上に向けて。]*
(124) 2022/09/17(Sat) 18:28:48
3年生 武藤景虎は、メモを貼った。
(a19) 2022/09/17(Sat) 18:32:22

3年生 武藤景虎は、メモを貼った。
(a20) 2022/09/17(Sat) 18:45:24

【人】 3年生 武藤景虎

[夢の中のこと、夢の終わりを待つ間。

それから今帰ってきた現実と。

繋がってなかった彼女とは違って>>131
自分はといえば、少しずつ取り戻しつつある日常に頭が追いついてないのかもしれない。

注意喚起のことは忘れてたらしい様子は>>132気にしないけど、いや、心配にはなるのだが、それはともかくとして、約束は忘れてたらやはりショックだな、とは。

オレばかりそういうことを考えていたみたいで恥ずかしいというのもある。

でもそれは仕方ないかもしれない、健全な男子と純粋で鈍感な女子ではその辺りに隔たりがあるものなんだろうと思うし。]
(136) 2022/09/17(Sat) 21:47:59

【人】 3年生 武藤景虎

[首筋に顔を埋めて待っていた返事は、忘れてないけど今思い出した、というどちらかわからないものだったけど。

明確な返事と意志を告げる声が耳のすぐ近くで聴こえて。>>133

耳朶にふれた熱とエナメル質の感触に、熱のこもった息を漏らして肌にあてた歯を微かに食い込ませた。]

 ……ん、

[返事の代わりに背に回した腕を上げて後ろ髪に触れてから、薄く残した歯列の痕に口付けてから顔を離す。]
(137) 2022/09/17(Sat) 21:48:37

【人】 3年生 武藤景虎

[慣れてないというか、意識してない(しないようにしているのかは知らないけれど)のは何となく理解はしている。>>138

別にオレも慣れてるわけではないのだけど、今この時に対しての心の準備期間とか心構えがあったというだけの話で。

瞼を下ろしたままに吐息と唾液を交換するようなキスは、いつかと同じでやめるタイミングがよくわからないくらいだし。

熱に浮かされるままの頭で、息継ぎの合間、首の下に敷いたままの手に髪の毛が擦れる感触に気づいてから漸く唇を少し離した。>>139]

 ……うん?

[苦しげに吐かれた吐息が至近の顔に触れて、目を開ける。

ダメだったらストップかけてとは今回言ってないけど、勿論ストップかかればやめるつもりはあった。

でも口塞がってたし言葉は発せられなかったよなとは今更気づいたりと、これでも結構テンパってるのだと思う。]
(142) 2022/09/17(Sat) 23:34:09

【人】 3年生 武藤景虎

[ごめんと告げられて、やっぱり今日はやめといた方が良いかなと思ったけど。

続けられた言葉に一瞬喉を詰まらせて、指先で緩く前髪を浚った。>>140]

 わかった。
 でも嫌だと思ったらそれは言ってくれ。

 一応言っておくと……、
 オレも緊張してるし、つか、慣れてるわけではないので…?

[うまく出来るかはわからん、けど]

 ……、うん、任された。

[好きにして良いというのは結構な煽り文句だと思うのでいろいろ自制の自信はないものの、不安にはさせないように「まかせる」の方にだけ返事をする。]
(143) 2022/09/17(Sat) 23:34:25

【人】 3年生 武藤景虎

[首の下から腕を抜いて、体を起こす。

膝の間にある彼女の片脚に体重がかからないように半身を膝で立つと、シャツを脱いだ。

下はちょっと、今は恥ずかしいのでそのままだけれど。
 
シャツを床の方に放ってから改めて枕の横に片腕を置くと、空いた手を柚樹の上着の中に滑り込ませた。

指先が触れた下の布の感触は前とは違っていて、あとなんか境目が固い?と指でなぞって確かめる。

疑問に思いながら上着をたくし上げると、腕で引っかかったので]

 脱げる?

[尋ねてみるのは、片腕だけだと脱がせるの難しいなと思って。
バンザイしてもらって脱がせてもいいのだけど、そこは任せることにしよう。

構造が不明な下着の正体が気になったのはある。
ああいうのって留め具が前にあったり後ろにあったりするらしいし。

あと単純に見たいと思ったのもある。
さすがにこの辺の事情は言うつもりはない。]*
(144) 2022/09/17(Sat) 23:35:23

【人】 3年生 武藤景虎

[こういうときに女の子に気を使わせてしまうのも男としてカッコ悪いので、謝ることはないし任せたで良い。>>157

彼女の方から寄せられた口付けに、無理をさせているわけではないことが伝わってくれば嬉しかったし、どこかぎこちなく応えてくれる唇が愛おしさで体の熱が上がる感覚がした。

体を起こすのにあわせて此方も身を引けば、膝をシーツに付けて腰を落とした。

脱ぎ捨てた上着の下の肌と、肌の白さと対称的な黒い下着にどうしても目が行ってしまう。>>158

服の上から抱きしめた時に存在はそこまで感じられたことのない胸の膨らみは、ささやかであっても確かに女性らしい形を形成していて、おそらく羞恥に苛まれているだろうことはわかっても視線を逸らすような気遣いをする余裕もなくて。

この間の直接目にしたわけじゃない面積の広そうな下着とは違って、正しく女性の下着らしいそれは、メイクの件同様に彼女がコンプレックスから踏み出そうとしていることの一環なのだと思えば嬉しい。

嬉しいと言うと何だか自惚れの様で気が引けるけど、そういう意味だけでなく、前に進もうとする姿が眩しいと思うし、その変化と努力の跡を知れるのが純粋に嬉しかった。]
(160) 2022/09/18(Sun) 9:25:39

【人】 3年生 武藤景虎

[緩く背中に手を回す仕草に伸ばしかけた手を止めて。

留め具を外すのを待つ間は妙な緊張感が伝わってきて、心臓がまたうるさくなるのを感じた。

露わになったその先が見えたのはほんの一瞬で、膝を抱える様子に半端に留めていた手の行き先に迷っているとあちらから伸ばされた手が触れる。>>159]

 ……ん、

[触れた指先を取って指を絡めると、立てた膝の間に片膝を割り込ませる形で体を寄せた。]
(161) 2022/09/18(Sun) 9:26:32

【人】 3年生 武藤景虎


 …柚樹、ちゃんと見たい。

[俯いた顔に右手を伸ばして耳元を撫でて、指先で首筋を辿ると鎖骨に落とした。

膝で隠されたその先に触れたいと、常みたいに回らない口の代わりに指先で示して留めた鎖骨から下へと滑らせる。

肌の熱が指先を焦がすような感覚に焦れる思いが積もるけど、枕の砦みたいに取り上げるより彼女自身に明け渡して欲しくて。]*
(162) 2022/09/18(Sun) 9:26:57

【人】 3年生 武藤景虎

[見てないよとはさすがに取り繕えない自覚はあるので言わないにしても、俯いて言葉少なになる様子はいたたまれなくもあって。>>163

指先で触れた先で微かに漏れた声すら脈拍を上げさせるのに加担するから、いたたまれなさを無視して自分の欲求を告げていた。

だめと返された声>>164に下らせようとした指先を止めても手を引くことは出来ずにいたら、不意に背中に回った腕に引き倒される。

胸とか腹の下に熱くて柔らかい感触に思考が追いつかなくて、押し潰してしまわないかと自重を少しでも浮かせようとした身が抱き寄せられて留まった。]
(172) 2022/09/18(Sun) 11:07:39

【人】 3年生 武藤景虎

[触れ合った肌がどこもかしこも熱くて。
頭を抱えるように抱きしめると、少しの間重なる心音を聞いていた。

抱き寄せる腕の力が緩めば、少しだけ体を浮かせて体の間に僅かできた空間に片手を滑り込ませた。]

 ……、わかった、

 見てないから、

[まあ嘘なんだが、体の方は今はよく見えないし嘘でもない。
どちらにせよ固く閉じられている瞼にはわからないことだと唇を落として。

引き締まった腹筋を撫で上げると、先程は速攻で隠された胸元に触れた。

膨らみこそ感じられなくても、直接触れたそこは自分の胸板より幾分柔らかいと思える。

手の動きは揉むというより弄るに近かったけど、硬くなった突起に掌が触れるとまたひとつ体が熱くなる気がして、指先で形を確かめるように摘んだ。]
(173) 2022/09/18(Sun) 11:08:14

【人】 3年生 武藤景虎


 ……、は、

[体の熱を逃そうとして熱い吐息を吐いても、どうにも頭すら冷えてくれそうにはなく。

頬に口付けを落とせば見てると気にするかなと今更のように思い、首筋に顔を埋める。

安心させるつもりで唇を幾度も落としても、体に触れる手は止められなくて。

"見ない"の希望には応えられたけど、見たいと同じくらい触りたいもあったから、自分の方にばかり都合が良いなと心の片隅で謝った。]*
(174) 2022/09/18(Sun) 11:08:20

【人】 3年生 武藤景虎

[肌に触れる度、体の下に敷いた肢体が小さく跳ねるのを感じて、そんな些細な反応ひとつひとつに理性にかけてた箍が外れていく気がした。>>175

押し殺したような吐息が耳元で聞こえて、首筋に当てた唇から熱い吐息が漏れる。

胸の先を捏ねる指先に応えて身じろぎする気配と籠ったような響きに、口元を押さえてるんだろうなと察すれば、何度か見た手の甲で顔を隠す仕草を思い出していた。]

 ……ん、

[途切れがちに名前を呼ぶ声に首元から顔を上げると、求められたことに>>176心臓がぎゅ、と締め付けられる。

軽く触れるだけのキスじゃないのが当たり前みたいに、顔を寄せると同時、口内に舌を挿し入れていた。]
(178) 2022/09/18(Sun) 13:59:21

【人】 3年生 武藤景虎

[酸素を求めて唇を離すと、視界の先、薄く開いた瞳が濡れているのが見えて、背に痺れるような感覚が走る。]

 ──……、
 
[胸元を弄っていた手を止めて、数秒眉を顰めて目を瞑った。

緩く開いた脚にずらされた自分の片脚の付け根の先に血が巡って…、とか、まあ、有り体にいうといろいろきつくなってきている。]

……ごめ、
 
むり、かわいくて
 

[肩の後ろに手を回して抱きしめると、絞り出すように心の声が漏れた。

ジーンズでも履いていたら悲惨だったと思うけど、比較的空間に余裕のあるスラックスではさすがに隠しきれないだろうそれを密着した体に押し付ける。

急くつもりはないけど、とかストップかかったら止める、とかは頭の片隅にかなりおいやられていて、抱きしめていた手を解くと、腹部をなぞってジーンズの留め具に手をかけた。]*
(179) 2022/09/18(Sun) 14:02:13

【人】 3年生 武藤景虎

[羞恥がないといえば嘘にはなるが、わかりやすく迫り上がってしまった劣情を以前のように隠したりとする気はなくて。

抱きしめて、押し付ける形で伝えたのは改めての意思表示というだけでもなく。
ただ、反応とか仕草、微かな声と表情を目の当たりにして、許容範囲を超えそうな素直な欲求を隠さず伝えておきたいと思ったから。

だから、気まずいとか居心地の悪さを今は感じてはいなかった。

謝らなくていい>>182という言葉には小さく頷いて]

 ……うん、
 “ちゃんと”、優しく…、
 んー…、いや、大事にする。

[そう安心させるように小さく笑みを浮かべた。

不安はないわけないと思うけど。
下肢が緩く上がるのを同意と取れば、ジーンズの釦を片手で外して体を起こす。

手をかけたそれを下にずり下げると、無駄な肉のない細い脚が露わになった。

普段から晒しているとは何となくの認識だが、競技用のウェアで走っているところを見る場合とでは抱く感想は違うとだろうし、目の前に晒された脚にはやはりドキッとはしてしまう。
それは状況的に仕方ないので許してほしい。]
(185) 2022/09/18(Sun) 15:56:48

【人】 3年生 武藤景虎


 ん、大丈夫、
 立て続けだとこう、オレの心臓がもたないので、

[全部脱いだ方がとの問いにはそう答えて、再び体を被せて唇にキスを落とした。

手探りで緩く太腿をなぞり、指を内股の方に移動させる間にはどうしても緊張が走って。

付け根の境目にある布地にたどり着くと、微かに指が震える。

一瞬の躊躇の間に喉仏が上下した音をやけにうるさく感じながら、熱の籠った脚の間布地の中心を指先でなぞった。]*
(186) 2022/09/18(Sun) 15:57:12

【人】 3年生 武藤景虎

[大丈夫と笑った顔に少し安堵して>>187、存外あっさり取り払われたジーンズの後に残った布一枚まですぐに取り払うのはキャパオーバーしそうだったので断ったのだが。

心臓?と聞き返す顔は此方の事情はあまり把握していないみたいだ。>>188

上半身はあれだけ恥ずかしがっていたのに不思議に思ってしまうのはオレが男だからだろうか。

それでも羞恥とか諸々がなくなったわけではなさそうなのは、指先を脚の間に這わせた折に戸惑ったような声が返ってきたことでわかった。>>189

いきなり直接その先に触れるのは心の準備が必要で。
触れる方も緊張するくらいなのだから本人は尚更とは思った末の行動だった。]

 大丈夫、爪なら切ってる。

[然程安心材料としては明後日かもしれないことを告げたのは、布ごしの形を指先で確認している間も冷静だったとは言えないからだろうけど。]
(191) 2022/09/18(Sun) 17:15:29

【人】 3年生 武藤景虎


 ……、ぇ、

[スラックスの脛の方が引っ張られて脚に布が擦れたのと同時、告げられた要求はストップとかじゃなかったけど>>190、ちょっと固まる。

確かに敢えて脱いでなかったけど、こっちのことは気にしてないと思っていたし。

見たいものでもないんじゃねえかな…とは思っていたのでその時が来たらさっさと脱いで見られる時間は短縮しようとか、わざわざ見ないだろうという可能性も考えていたくらいだ。]

 ……わかった、
 でもあんまり見ない方が良い、と思う、

[結構渋々だったけど、最後残った布を剥いだ後に自分だけ下は完全防御してるのは不公平かもしれないと体を起こしてスラックスに手をかけた。

潔く下着ごといくべきかとは数秒迷ったけど、下着だけ残しても割と形がわかるとか諸々恥ずかしいのは変わりないし、あとそろそろ布に包まれてるだけでもきついし。

ボクサーじゃなくてトランクスにしときゃよかったとかどうでも良いことを考えつつ。

結局潔く全部下ろしてベッドの下に放った。]
(192) 2022/09/18(Sun) 17:16:41

【人】 3年生 武藤景虎


 とりあえず恥ずかしいので…、
 脱がして良い?

[理論は多分同じだから良いかなと、彼女の方に残った下着一枚に手をかけて下へと取り払った。

下着できつかった熱が外気に触れて、それなり開放感はあるものの、単純に恥ずかしいというのもあって許容量は結構超えてしまったのもある。

初体験で恋人の下着を脱がせるにしては、あまり情緒がなかったかもしれない、とかはあまり考えてる余裕はなかった。]*
(193) 2022/09/18(Sun) 17:20:12

【人】 3年生 武藤景虎

[視線の先を追ったわけじゃないけど、面食らったような顔が瞬時に朱に染まったのを見て>>195、いたたまれない気持ちにはなる。

大小については言及しないが別に普通だとは思っている、多分。

お互い恥ずかしいばかりで、こういうのはやっぱり夜の方がよかったのかと思ったりもするけど。

オレとしては彼女の方は見たいと思ってしまうので。

何度目か、離れた体を寄せると触れるだけのキスを数度落として、両の頬に手を当てて額を合わせる。]

 ──…、すげぇ恥ずかしい、けど、
 柚樹の全部、知らないとこも見れたから、チャラかな。
 
[オレの方は脱がした下着の下はちらっとしか見ていないけど、小さく笑って告げれば少しは気楽になるだろうか。

唇を重ねて胸元をなでてから、先程中断した下肢の方に手を下ろして。

臍の下、布ごしに触れていた箇所に中指が触れた。]
(196) 2022/09/18(Sun) 18:28:38

【人】 3年生 武藤景虎


 あつ…、

[閉じた裂け目に指を這わせると一際高い熱が伝わってきて、小さく声を漏らす。

間に沈めた指先が溶けそうな感覚に軽く眩暈を覚えながら動かすと音が響いて、下肢の熱が増す気がした。]

 ……痛かったりしたら言って。

[声を出したくないからキスしたいと言ったことは知らない話だけど、塞がってたら伝えられないから唇を離して告げて。

代わりに耳元に口を寄せて、耳の形に沿って舌を這わせる。

この先にある行為の方が痛かったりつらかったりするんだろうなと思って、少しでも和らげられるように指を動かした。]*
(197) 2022/09/18(Sun) 18:29:17

【人】 3年生 武藤景虎

[服ひとつ(ふたつ?)脱ぐのに大分苦労した気はするけど、その間の諸々もいろんな顔が見れたから良いかなと思う。

そんな想いが自分だけじゃなくて、結果オーライと思ってくれているなら救われる。

だから、お互い様と向けられた笑顔に心底安堵できた。>>202

その後の方が大変だということはオレはわかってたからまだよかったのかもとは、すぐに思うことにはなったが。]

 ん……、柚樹、

[熱く濡れた内壁を掠めて指を動かす間、途切れた吐息混じりの声で呼ばれて>>203耳元で囁きを返す。

痛そうな声ではなさそうだから、多分いろいろ戸惑ってるだけかなとは思って。

挿し入れた指には薄い粘り気のあるものが絡むけど、指ひとつ動かすのももどかしいくらいにひどく狭いのも確かで。

本当にこの後が大丈夫なのだろうかとは心配になる。]
(215) 2022/09/18(Sun) 20:48:52

【人】 3年生 武藤景虎


 ほんと、だいじょぶ…?

[ストップらしき声がかかって、顔を覗き込んだ。

根拠はよくわからないけど、本人が言うなら大丈夫なのだろうかと疑問符が浮かぶけど、いたたまれなくなって出た言葉っぽさは多少感じていて。>>204

確かめるように薬指を足して中に押し込んでみるけど、きつさに眉を顰める。

だから、大丈夫と言われてから多少執拗に掻き回してしまったかもしれないけど、「挿れていい」って言葉が脳裏に残ってて限界に拍車をかけてて割と必死だった。]
(216) 2022/09/18(Sun) 20:49:08

【人】 3年生 武藤景虎

[その間も制止の声はあったかもしれないが、反応とか指を苛む熱や感触に堪えきれなくなってから漸く指を引き抜いて、ハ、と息をひとつ吐いた。]

 ……、オレも、もう、挿れたいから、

[準備的なものが足りてなかったらごめんとは言外に、体を起こすと枕の下に手を突っ込んだから何かと思われたかもしれない。

めちゃくちゃ買うのに躊躇ってレジまで行くの時間かかったけど>>91、さすがに配慮しない程考えなしではないので。

なんか付けてるとこ見られるのは恥ずかしいので、見ないどいて、って声かけてから自分の方の準備をした。

避妊具をつける間の微妙に気まずい時間を経てから、両脚を開くように体を割り入らせて。

脚の間に目線を向けるとまともに直視した其処に、何度目か唾を飲んだ。]
(217) 2022/09/18(Sun) 20:49:27

【人】 3年生 武藤景虎


 ……っ、

[先端を当てただけで頭が眩む感じがして息を飲んで、ぐ、と腰を押し進める。

わかってはいたけど、すんなり挿入るものではないらしく、収まりきるには結構苦労しそうだ。

前傾して顔を覗き込むけど彼女の方が自分以上に相当しんどそうで申し訳なさが募って。

大丈夫じゃないだろうに大丈夫?とは聞けない代わり、伸ばした手で頬に触れた。]*
(218) 2022/09/18(Sun) 20:50:36

【人】 3年生 武藤景虎

───徹っちんの退院後───

[徹っちんには入院中も幾度か会いには行ってたけど、退院したらいつも通り遊んだりできるかなと思ってた。

あの美術館に行った時、確か駐車場でカラオケ行く時は適当に誘ってとは受け身で告げてたけど。

いつ会えなくなるかはわからないとは、今回の夢の件で学んだことだ。

実際、徹っちんがいなくなったらを最後の天使のお告げの前心のどこかで想定しては、もっとこうしておけばとか話しておけばと後悔したから、オレの方から予定を聞くためにLINEを投げた。

その時初めて、イギリスに1ヶ月後くらいあとには旅立つことを教えてもらえただろうか。]

 『いつ空いてる?』
 『とりあえずオレとカラオケ行くのと』
 『くっきーと3人でパフェ食う日の分は空けといて』

[あとそれからなんかある?と、一緒にいたくっきーに尋ねてみた。]

 『まつもっちゃんてどうしてる?』
 『と、くっきーが心配してたので』

[めちゃくちゃ連投してしまったのはすごく焦ってたのがあるからだろう。

また戻ってくるとは言ってもいつのことかわからないから。]*
(225) 2022/09/18(Sun) 21:52:37

【人】 3年生 武藤景虎

[明らかに痛そうというか苦しそうなのは表情から見てとれて>>224、やっぱやめといた方がいいかなとは頭をよぎるけど。

その方がきっと良いとは理性ではわかっていても腰を引けずにいた。

溢れてきた涙の粒が頬に当てた掌を濡らして、もうやめとこうって喉から出かかった。

けど、悲痛に求める声と共、腕が背に回れば体を離すことなんて到底できるわけなくて。>>224]

 ……、っ、柚樹、っ、

[此処で留まっていても苦しいだけだから、半ば無理矢理身体を倒すと唇を食んだ。

熱い息を交わして慰めるように舌を吸って。

溶け合ってしまいそうなキスに集中することで、繋がってる部分のきつさとか締め付ける痛みは意識の外にいっていた。]
(228) 2022/09/18(Sun) 22:38:57

【人】 3年生 武藤景虎

[どれくらいかそうしてる間に、自分の恥骨が拡げて持ち上がった脚の付け根近くに当たっていることに気づく。]

 ……、はいっ、た、…、っぽい。

[唇を離して荒い息の合間で告げると、涙で濡れた眦に口付けを落として。

柚樹の方は大丈夫だろうかと落ち着くまで呼吸を整えながら待った。

ちぎれそうな痛みは今のところもうなくなっていて、落ち着いてしまうと別の感覚が迫り上がってきているのを感じる。

腰のあたりに感じる痺れとひくりと脈打つ自身に、小さく身じろぎして。
動かしたくなる衝動を抑えようと、整えたはずの息を一つ吐いた。]*
(229) 2022/09/18(Sun) 22:39:05

【人】 3年生 武藤景虎

────徹っちんとのLINEのこと────

[徹っちんからの返信、イギリスへ急遽渡る理由に表情を曇らせる。>>-1010

前にばーちゃんのお世話をするために第二の故郷的なその場所へ行くとは聞いていたから。

その時は、ばーちゃん子なんだなと単純に思った記憶が蘇った。

一年以内くらいにと言っていた少し前までは、共に過ごす時間の猶予はもっとあると想定していたはずで。

人はいつどうなるかわからないってことを自覚したばかりだったけど、会えなくなる人を見送る気持ちを一番強く感じたのはあの時最後に残った徹っちんだと思うし。

そういうこと考えると、やっぱり少し、心配になった。]
(256) 2022/09/19(Mon) 1:38:25

【人】 3年生 武藤景虎

────徹っちんとカラオケのこと────

[それから、約束を取り付けた日に徹っちんとカラオケに行った。

歌を歌いに来たので菓子は割に合わないので我慢する。

徹っちんが歌うのが聴きたいから、オレは別にと思ったんだけど、せっかくだから何曲かは歌った。

(機械の採点は平均90点くらいだった。
声量のポイントだけやたら高かったのは特に意外性はない。
音割れはマイナス換算されてた。)

好きだと伝えた曲は勿論リクエストして、あとは何を歌ってくれたっけ。

どの曲もやっぱり聴いてて心地良い歌声だと思ったのは確かだけど。]
(261) 2022/09/19(Mon) 1:44:57

【人】 3年生 武藤景虎

[カラオケの時間は歌う以外はもったいないらしいので、時間いっぱい歌った。

いつもだったらそのまま別れてもよかったけど、しばらく会えないかもしれないし。

何か雑談というか、話しときたかったから適当な喫茶店辺りに寄って。

雑談はオリジナルの曲は動画アップすんのとか、とりとめない話が大半。

でも「心配はかけてごめん」のこと思い出して。
あといつだったか、「もっと素直に自分出していい」>>3:-10と言ってたので余計な世話かもだが素直な意見を言った。]

 徹っちんが目の届かないとこ行くのは心配だけど、イギリスはばーちゃんいるからそんな心配してない。

[ばーちゃんとお別れの時が来て、その時一人なら心配になる、とは言えなかった。

代わりに、]
(262) 2022/09/19(Mon) 1:48:54

【人】 3年生 武藤景虎


 オレは徹っちんのこと放っておけないと思うし、
 それはこれからも変わらんけど。

 呼ばれたらいつでも行くし。

 でも常に見張っではおけないのも事実なので、
 徹っちんに寄り添う人…、
 というか、徹っちんが寄り添いたいと思う人が、
 そばにいると安心だなって思う。

[見張っておかないと一人になる性質らしいので、どうしても常には無理がある「見張る人」より徹っちんから見て「放っておけない相手」がいれば一人になることないんじゃないかな、とは安置かもしれないけど。]*
(263) 2022/09/19(Mon) 1:50:18
武藤景虎は、>>263 見張っで→見張って (なんだこの変換ミス
(a31) 2022/09/19(Mon) 1:53:34

武藤景虎は、>>263 安置→安直 もうだめだ寝よ…
(a32) 2022/09/19(Mon) 1:55:05

3年生 武藤景虎は、メモを貼った。
(a33) 2022/09/19(Mon) 2:00:59

【人】 3年生 武藤景虎

 ────3人でパフェの話────

[徹っちんとカラオケ行ったより後かな、3人でパフェ食いに行く約束した日。

待ち合わせの前にくっきーの服探しの旅につきあった。>>230>>231

なんでもかわいいと言いかねないのでオレの意見はあまり参考にならなかったかもしれんが、気になったのが見つかったようでよかったなと思っていたら店の人も絶賛してたし、脚がほぼほぼ隠れるプリーツは実際似合っていたと思う。>>232>>233

それからヒールでオレより若干背の高くなったくっきーと、徹っちんとの待ち合わせ場所に着いたのだった。

徹っちんはくっきーがちゃんと女の子らしくすればモデルいけたと言ってた>>3:169し、そもスカートとか見たいと最初言ってたのも徹っちんだし、スカート姿見せられたのはよかったのではないかと思う。]
(277) 2022/09/19(Mon) 8:02:26

【人】 3年生 武藤景虎

[パフェはなんかフルーツ的なものが売りっぽい店だったので、バナナか苺か迷ってバナナの方にした。チョコパフェ(確定情報)に混ざってる具材の話だ。

あのレストランの昼飯の時と同じように、食べてるやつ貰ったり、スプーン差し出したりしたと思う。]

 前は義兄弟の盃だったがー、
 今回はなんだろ、桃園の誓い?

[徹っちんがイギリス行くこと考えてそんなことを言った。

桃のやつ頼んどきゃよかっただろうか。

二人の仲のことは実際特に心配してないんだが、しばらく会えなくなる前になんか心残りがはないと良いなと思うので、なんか真面目な話始めたら余計な口挟まずに見てた。

いや、ちょっと挟んだりはしたかもしんないけど。]*
(278) 2022/09/19(Mon) 8:02:51
3年生 武藤景虎は、メモを貼った。
(a34) 2022/09/19(Mon) 8:19:09

【人】 3年生 武藤景虎

[やっとの思いで繋がった体が自分の体の下でいくらか弛緩したのに気づいても、胎の中に異物がある状態で苦しかったりはするんだろうなと思う。>>270

抱き合う形で其処は見えてないけど、血とか出てるのだろうし。

それでも目標達成したような満足感はあったから、入った?と確かめる言葉に小さく笑って返す。

満足感はあるといってもある意味ひとつのゴールに辿り着いたつもりでも、この状態では本来の欲求が擡げてしまうのは仕方ないこととはいえ心苦しくは思った。

自身の脈動なのか包んでいる肉の方の収縮なのかはわからないが、焦れるような緩慢な刺激のせいでこのままじっとしてたら治まるとも思えず。

ガチで素数でも数えるべきかと思ったけど頭は回らなかった。]

 ……、うん?

[何かを承諾してるらしい囁きが聞こえて、堪えるように瞑っていた目を開ける。>>271

オレの自分本意な苦しみよりは余程苦しいだろうに、動いて良いと続けられていじらしさに胸が締め付けられた。

それから、求める声と抱き寄せる腕に、最後ギリギリで繋がってた箍がブツリと切れる音がした気がする。]
(285) 2022/09/19(Mon) 9:15:25

【人】 3年生 武藤景虎


 あーー…、もう…、
  ばか、っ…、

[彼女に対して初めてついた悪態と共、抱きしめ返して腰を引くと、張り詰めた熱を一息で深くまで貫いて中に返した。

堪えてた分とかあるかもしれないけど、脊髄からビリビリ痺れる感覚が全身に伝わる。

初めて感じるくらいの快感に歯止めが効きそうになく、熱く締め付けてくる内壁を抉るように腰を打ち付けた。

中は元より繰り返し当たる恥骨が痛いかもしれないとか思いやる余裕はなくて。]

 ……、っ、は、…、
 ゆず、…っ、ゆずき、っ…、

[確かめるみたいに何度も名前を呼んで。

薄膜の下、先端にじわりと漏れ出してる劣情を感じながら唇に噛み付くように食めば、熱い吐息を飲ませた。]*
(286) 2022/09/19(Mon) 9:16:49

【人】 3年生 武藤景虎

────徹っちんと────

[徹っちんとのカラオケは、言わずもがなすごい楽しかった。

洋楽ばっかなんかなと思ってた歌の趣味は存外広いらしくて>>280、一緒に歌うのも楽しいと知れた。

オレの声がデカすぎて徹っちんの声が聞こえないのはやだから、オレのマイク音量はちょっと下げたけど。

今までほとんどまともに歌わずにただの社交場くらいに思ってた場所だけど、今度からはちゃんと歌いにこよう。

そして、いろいろレパートリーも増やして、また徹っちんと此処に来たいなと思った。]
(306) 2022/09/19(Mon) 10:38:36

【人】 3年生 武藤景虎

[それから雑談の中で、オリジナルの曲もアップすると聞けば楽しみにしとくと笑って。]

 そうだな、せっかくかわいい顔なんだから出していくといいぞ。

[なんて、隠さないことにするらしい顔の件に答えておく。>>289

それからちょっと真面目な話。]

 オレがいい奴かはしらんが、
 ああ、くっきーとはうまくいってる。
 恋人だけど友達でもあるからな、多分この先も大丈夫だろ。

 で、徹っちんは…、

[若干照れたからというわけじゃなくて、徹っちんの話の方に戻すのは趣旨が逸れそうだったからだ。]
(307) 2022/09/19(Mon) 10:38:52

【人】 3年生 武藤景虎


 ん、やっぱ徹っちんはいい奴だよ。

 人に寄り添う気持ち、めっちゃ持ってるし。

 一人になりたい時、その人に寄り添うことになるなら。
 一人でも、一人じゃないのかもな。

[わかってるようなわかってないような言い回しになったかもだが、ちゃんとわかるよ。>>290

オレを安心させるように言った「心配するような一人にならない』には目を瞬かせて。

付け加えられた人の名前と、聞いた時苦しくなったその人の願望が叶えられないことを聞いて。

ああ、って。

よかったな、まつもっちゃんも、徹っちんも。
二人分の心配、減ったかもって。

口には出さず、マスクの下で照れてそうな顔に微笑んだ顔は多分、嬉しさが隠せてなかったと思う。]**
(308) 2022/09/19(Mon) 10:39:11

【人】 3年生 武藤景虎

───手紙送り───

[じゅじゅから研究室LINEがきていて、何かなと思ったら先輩への手紙送りをしたいという話だった。>>287

葬式には行ってメッセージ代わりの花は供えたけど。

先輩からは手紙貰っていたし、オレも手紙を書きたいなと思ったから、『オレも手紙書く』とLINEを返した。]
(316) 2022/09/19(Mon) 14:35:21

【人】 3年生 武藤景虎

[レターセットのようなものは持っていないので、先輩のくれた便箋を思い出しつつ買いに行く。

花言葉とかはよくわからないので、いろいろなパンの絵が描いてあるやつを買った。

若干ファンシーすぎるかとも思ったが、先輩も許してくれるだろう。]
(317) 2022/09/19(Mon) 14:35:40

【人】 3年生 武藤景虎


 小泉善哉様

 よっしー先輩、お手紙ありがとうございました。

 それから、パン屋の場所も。
 くっきーと一緒に虎型のパンを買いに行こうと思います。

 先輩にはいつも頼りきりで、何も返せてないと思ったけど、返せているものが少しでもあったなら嬉しいです。

 先輩がくれたあの夢の中の時間の中で、オレが何より欲しかったものを得ることが出来ました。

 それから、先輩がくれた手紙を読んで、オレがどうありたいかもわかった気がします。

 オレのこと、研究室の皆のこと、最後まで気にかけてくださりありがとうございました。

 これから先も、先輩が思ってくれたような人間でいられるように真っ直ぐ生きていきたいです。

 さようなら。どうか、安らかに。

                    武藤景虎
(318) 2022/09/19(Mon) 14:37:00

【人】 3年生 武藤景虎

[手紙は封筒に入れて封をすると、じゅじゅに渡しに行った。

会うのはどれくらいぶりだったろう。

徹っちんがイギリス行くけど、3人の関係はこれからも変わらないだろうこととか、そんな話をしたと思う。
話し出すと(オレが)長いので、良いとこで切り上げはしたはず。

よろしく頼んだと、ありがとうを告げて、手紙を託した。]**
(319) 2022/09/19(Mon) 14:37:41

【人】 3年生 武藤景虎

["ばか"と告げたのは、苦しくても承諾して促したことの方じゃなくて。>>294
歯止めが効かなくなる合図を送った求める声に対してだ。

求めてるのが自分ばかりだなんて思ってはいないけど、ことこの件に関しては、彼女の方は応えている比重が大きいと思うし。

「いいよ」だったらいくらか残ってたかもしれない理性を「ちょうだい」という一言で薙ぎ払われてしまった。

でもそのことを申し訳ないとは思えず、柚樹もオレを求めてくれることを嬉しいと思ったから、ごめんは必要ない。]
(320) 2022/09/19(Mon) 14:42:27

【人】 3年生 武藤景虎

[衝動的な深い挿入にあげた声は嬌声には程遠く、悲鳴に近く響いて聞こえた。>>298

見下ろした先、顔を詰まらせた顔にまた新しく涙の道筋ができているのに、ぐ、と息を飲む。

泣かせたくないといつも思っているけど、泣かせてしまった時のような罪悪感は今は湧かなく、涙に濡れた顔を愛おしいと思った。

掻き抱いてる身体が壊れてしまいそうに思えても、灼けるような快感に突き動かされるがままにがくがくと腰を揺らして。

苦しげに呼ぶ声は制止ではなく求めるものに思えたから、差し出された舌先に絡めた舌で口内をこじ開けるように押した。]
(321) 2022/09/19(Mon) 14:43:36

【人】 3年生 武藤景虎

[幾度めかの抽挿か、数えてないからわからないし、動かし続けてる先が何処に当たるとかも定まらない中で、不意に敷いた先の肢体がびくりと跳ねる。>>300

鼓膜に響いた声は先程までとは違う色を孕んでいたように思えて、至近の顔を覗き込もうとした時、]

 ……、んっ…、

[微かに引き攣るような内壁の震えに喉奥から音が漏れた。

埋まった熱に伝わる感覚に小さく肩を震わせ、数秒、動きが止まる。]

 ……、は、
 っ、…すげ、きもちい、…よ、

[譫言めいた言葉を荒い吐息と共に吐いて、律動を再開した。

反応見ながらなんて器用な真似は出来そうにないが、痺れるような収縮を感じた箇所を探すのは本能的に。]
(322) 2022/09/19(Mon) 14:43:56

【人】 3年生 武藤景虎

[闇雲に動いていた時より幾分、返される反応が如何あっても、中の方の反応に促されて頭が白んできて。]

 っ……、ぁ、
 ゆずき、…、

[迫り上がる吐精感に任せて深く腰を沈めると、一際体を強く抱いて、首筋に歯を立てる。

血管がどくどくと脈打つ感覚と共、薄膜の隔たりに吐き出した迸りの熱を、微かに肩を震わせて感じた。]*
(323) 2022/09/19(Mon) 14:44:29
3年生 武藤景虎は、メモを貼った。
(a38) 2022/09/19(Mon) 14:53:57

【人】 3年生 武藤景虎

───先輩のバイト先───

[徹っちんから伝えてもらった先輩のバイト先に、くっきーと足を運んだのは退院してからいくらか経った頃。

大学の帰りだと売り切れてるかもしれんとか朝のが焼き立てが出てるはずとかって思って、休日の早い時間に行った。

見覚えのある猫のパン、犬のパン、うさぎのパン…、動物を模ってないパンもそこそこあるけど動物のラインナップは豊富だった。
何しろ虎型があるくらいなので、店長の趣味とかだろうか。

女性や子どもに人気が高いのかもしれない。

虎のパンは丸っこいフォルムに虎だとわかりやすい縞模様が額部分にあって、顔は猫とそんな変わらないかも。

でもやはり虎が一番かわいいなとオレは思った。

可愛らしいパンの並びにくっきーが目を輝かせているのを見つつ、オレは虎型のパンを3個買った。

1個は自分用、1個はくっきーにあげる分、1個はまだこの時は入院していた徹っちんの見舞い用だ。

レジの店員からパンの入った袋を受けとり、並んでいる人がいないことを確認して声をかける。]
(332) 2022/09/19(Mon) 16:02:11

【人】 3年生 武藤景虎

 この店に小泉って男の人働いてたッスよね。

[目を丸くしてこちらを見た店員が、すぐに顔を曇らせる。

「ああ、小泉さんは…、」と言いかけたのを、あ、大丈夫です、と片手で制止した。]

 オレたち、よっしー先輩…、小泉先輩の後輩で、はい、知ってるので…、

[そう告げれば、ああ、と頷かれた。]

 先輩にはほんとお世話になって、
 それでここの店も先輩に教えて貰って。

 先輩はほんとパン好きだったし、この店のこともすごいオススメしてて。

 それで、先輩の好きだった居場所見ときたいなと思ったのもあって。

[「そういうことでしたか」と少し悲しそうに店員の女性が言うと、要領を得ない説明をしたにも関わらず、店長を呼んできてくれた。

営業中だしそんなに長い時間居座りはしなかったけど。

バイト先での先輩の様子を聞いたり、研究室での先輩の話をしたりして、先輩のことを偲んだ。

バイト先での先輩の印象は何も変わらず、やはり頼りにされてる存在だったということ。

「就職決まらなければうちで雇ってもいいって言ってたくらいで」と思い出話に出てきた言葉に、就職先の話をした時の少しの間を思い出し>>0:393、何だか胸が痛くなった。]
(333) 2022/09/19(Mon) 16:04:12

【人】 3年生 武藤景虎

[それから、晴れていたし外で食おうということで、公園のベンチで二人でパンを食べた。

初めてこの動物のクリームパンを食べたが、ふわふわしていて美味かったし、あと顔がチョコで書いてあるのが良いなと思う。

でも、先輩の焼いたパンも食べてみたかったなー、とは零したけど。]

 ああ、くっきーが顔描いた目が異様にでかい謎の生き物ぽいパンも美味そうだったよ。

[チョコが多いという意味で。

どこまで見てたんだとまた言及されそうだけど、その辺りは濁しつつ。

またあのパン屋行こうなと約束した。
先輩の好きだった場所に。]**
(334) 2022/09/19(Mon) 16:04:49

【人】 3年生 武藤景虎

[首筋に立てた歯間から息を漏らして。
断続的な脈動を終えて、ふる、と肩を一度震わせると、口を離して深く息を吐いた。

髪を撫でる感触に身じろぎして少し体を浮かそうとする。>>331

見下ろした先の顔と目線が合えば、穏やかに見えたから、微かに笑んで返す。]

 ……うん、よかった。

[言ってから、なんか気持ちよかったの意と思われたらあれかなと思ったけどそれはそうでもあるから訂正すんのもあれだな?と思う。

だから、]

 柚樹と結ばれて嬉しい。

[少し気恥ずかしい言い回しだけど、そう言い換えた。

抱き寄せる手に体を預けて、軽く口付けを返す。]
(338) 2022/09/19(Mon) 16:59:52

【人】 3年生 武藤景虎


 好きだよ。

[緩く抱きしめ返して囁いて。

あ、と、今更のように大丈夫だろうかと思って。]

 オレはめちゃくちゃ気持ちよかったけど、
 柚樹は……、

[もう痛いのとか、って聞きかけて言葉に詰まる。

かなり必死だったので頭が良く回ってなかったけど、果てるまでの後押しだった艶を帯びた声や表情のことを思い出して>>329

もう大分硬さを失った自身がひくりと震えるのを感じた。]


 ……、ごめん、ちょっと…、

[抜いておかないと危ないので、配慮の意味がなくなるし、と身体を起こす。

ズル、と引き抜く感覚に微妙な刺激を得るのは無視して。]

 見ないでね、

[って準備した時と同じように声をかけた。

準備してる時も気まずいけど、初見が臨戦態勢だと通常状態の方がなんか逆に恥ずかしい気もするので。

さっさと処分したら抱きしめに戻ると思う。]*
(339) 2022/09/19(Mon) 17:01:28

【人】 3年生 武藤景虎

[よく噛み付くというのは殆ど無意識にやってしまっているので、指摘されなかったら気づかないと思う。>>340

そう考えたら本能的なもので動物的というのは否定できないかもしれなかった。

痕とか残ったら申し訳なさは感じると思うにしても。
嫌じゃないと思われていることを知ることがあるなら、嬉しく思ってしまいそうだ。

抱き合ったまま、好きと言い合って。
幸せだなと思うんだけど、そのまま余韻に浸るわけにいかないことをもどかしく思った。

行為の後の甘い時間、所謂ピロートーク的なものはこんなに慌しいものなのか、普通もっとスマートにやるものなのかと経験不足を恨みたくもなるけど。

初めてが柚樹でよかったと思うから、まあ良いかと思いつつ。

体を離してなんか情けねえな…、と後処理してたら、声をかけられて視線を向ける。>>341]

 ん?いや、いーよ。
 替えならある…、し、

[既に見えてたシーツに落ちた情交の痕に対しても顔が熱くなる思いだったけど、今忙しいので、作業の手を止めずに視線を移さずに返事をした。]
(347) 2022/09/19(Mon) 18:02:18

【人】 3年生 武藤景虎

[抱きしめに戻ると、開口一番告げられた言葉に>>342]

 女の子の方が大変では…?

[と返してから、意味を理解して、苦い顔をした。
柚樹さん?見ないでねと言ったはずだが…?という文句はとりあえず飲み込んで、なんとなく肩口に顔を沈める。]

 ……うん、

[気持ちよかったと言われれば、その程度の差こそあれ素直に嬉しい。

でも、続けられた言葉に肩が揺れる。]

 ───……、あー…、もう、

 そういうこと言ったらまたしたくなるから、

[既になってる、と抱き合って重ねた体の間で下半身の方に血が集まるのを感じて。

今って意味じゃないかもしれないけど、とは聞かずに唇を重ねれば、燻る熱を擦りつけた。]*
(350) 2022/09/19(Mon) 18:03:01

【人】 3年生 武藤景虎


 ん……、じゃあする、

[随分あっさりした承諾>>355は、緊張感がだいぶ抜けているようで。

勿論好きでいてくれて、全部明け渡してくれるつもりだったことも、全部受け入れてくれることも知ってたけど。

先程の繋がりで、それが肉体的にだけじゃなく、別の目に見えない部分でも本当になった気がした。

ほんの数刻も経ってないと思う時間で、戸惑いとか躊躇いがなくなっているのがなんだかかわいいし、愛おしいと思う。]
(360) 2022/09/19(Mon) 19:14:24

【人】 3年生 武藤景虎

[口付けを交わしたまま、もう隠されなくなった胸元に触れて。

擦り合わされた体に下肢をもどかしげに擦りつけて熱を持った慾を育てた。

体の線をなぞって脚に至れば少し体をずらして、少し前まで繋がっていた場所に指を触れる。

最初触れた時よりもだいぶ湿り気を帯びた其処は、情交の名残がありありと感じられて、指先を押し込む抵抗感は幾分減っている気がした。]

 ……、痛くない?

[挿し入れた指腹で内壁を掻いて問いかけて。深く潜り込ませた拍子、被せた掌が触れた陰核を押した。]*
(361) 2022/09/19(Mon) 19:14:43

【人】 3年生 武藤景虎

[体に触れられるのは既にあまり抵抗ないみたいで、どこか惚けたような表情を見詰めた。>>370

先刻酷使してしまった場所に身体を辿る指先が向かっても、開いたままの脚が閉じる様子もなかったから、痛みも和らいだかと思って。

確かめるように指先を深く挿れた瞬間、掌が何かを押し潰す感触はしたけれど、体の下で柚樹が高い声をあげて大きく跳ねる。>>371]

 悪い、痛かった…?、

[そういうわけでもなさそうなのは、此方を見つめる呆けたような顔からわかって。

指挿れただけだが、と思ったけど、さっきまでもっと質量のあるものが入っていたわけだし、と逡巡する。]
(377) 2022/09/19(Mon) 20:32:27

【人】 3年生 武藤景虎


 んー……、ぁ、
 此処?

[指を挿れたまま掌を浮かせて、掌の下にあった突起を親指で触れて。

そういえばそういう器官はあったなとはさっきは繋がることばかり考えていたので忘れていて。

返事は返らなくても、反応が返れば当たりはつけられるので。

挿れたままの指先に絡む液が増えるのに締め付けられる感覚に息を吐いて。

感じる姿が見たいと思えば、ぐり、と指腹で圧迫すると大きさが増している気のする其処を執拗に捏ねた。]*
(378) 2022/09/19(Mon) 20:32:43

【人】 3年生 武藤景虎

>>374

[ごめんねと謝る彼女に首を振る。]

 残念だったけどかっこよかったぞ。
 次は1位だな。

 まあ、オレもなるべく良いとこ就職するので、

 金貯まったらイギリス行かん?
 徹っちんが新婚旅行に来いっつってた。


[「新婚旅行になったら、笑うけど」と言われただけだが。>>289

まあ、新婚旅行にはならずとも。

さすがに養ってもらうつもりはないので、お互い支えていければいいと思うよ。

  あまり無理はし過ぎない程度に
  二人でお互いに支え合うような関係を
  築いていけること>>6:103

を祈るって先輩も言ってたし、オレもそうしたい。

と、多分もう後は振り返らずに先を見てるだろう笑顔に告げた。]**
(379) 2022/09/19(Mon) 20:40:23

【人】 3年生 武藤景虎


 ん…、大丈夫だから、

[痛くないと言っていたし>>384、とは、やだと言われても思ってしまったので。

というか、嫌がってないなとは反応からわかっていたし。

浮いた腰が指から逃げる気配もなく、響いてくる嬌声に下肢が熱くなるのを感じた。

締め付けてくる内壁から水音を立てる指を抜いて、一度其処を押し潰す親指を退ける。]

 柚樹のかわいいとこ、もっと見たいな。

[体を離してから、開かれた脚の間に顔を寄せて、痛々しく見える程赤く熟れた尖りに唇を付けた。]
(390) 2022/09/19(Mon) 21:29:12

【人】 3年生 武藤景虎

[舌先で触れると、核を覆う皮を押し退けるように小さく音を立てて吸って。

跳ねる脚を抑えながら舐め上げれば、垂れた唾液が内股に落ちる。

幾度めかの嬌声が上がれば、自身の張り詰めた熱が痛いくらいになって漸く、唇を離して顔を上げた。]

 ……、柚樹、

[彼女の様子はどうだったか。
怒ったり泣いたりはしてないと思いたい。

シーツに沈んだ身体に覆い被さると、顔を覗き込んで頬に口付けた。]

 もう、結構きつい、

[手を取って、反り上がった熱を触れさせると、彼女の痴態で育った慾を伝えた。]*
(391) 2022/09/19(Mon) 21:29:30

【人】 3年生 武藤景虎

[脚の間に顔を埋めている間、舌と唇を使って敏感な箇所を責め立てる間、聞こえる声はその行為を促しているようにしか思えず。>>403

髪の端が引かれる感覚は熱に浮かされた頭では遠く感じた。

かわいいとこが見たいと言ったけど、これでは顔は見えないなとぼんやり思う。

それでも全身で示してる反応は触れた肌や響く音で感じるから、熱を上げる要因には事欠かなかった。

その状況をいつまでも愉しめるほどとっくに冷静ではなくて、自分の欲求を露わにしている処へ彼女の手を触れさせる。]
(406) 2022/09/19(Mon) 22:34:42

【人】 3年生 武藤景虎


 ……、ん、っ

[柔く包むような掌の感触に、ひくりと自身が震えて。

挿れる?との問いかけには少し反応が遅れた。

次いで告げられた欲求は同じ答えだったから]

 ….、うん、いいよ。

 オレも、柚樹の中に入れたい。

[軽くノイズを立てて口付けをすると、そのまま抱き寄せそうになったけど。

避妊具を取ると、急く気持ちと共に包装を歯で咬み切って片手で開けて。

今度は見ないでねとは言わなかった。]

 柚樹、手伝って?

[薄いゴムを先端に被せると、竿の中間引き下ろす途中、再度導いた手を触れさせる。

手を重ねて根元まで引き下ろせば、気まずい間にはならなかったと、思う。]
(407) 2022/09/19(Mon) 22:34:58

【人】 3年生 武藤景虎


 ……、っ、
 
[開いた脚の間、既に内股まで濡れた中心にあてがった先端が侵入するのに、一度目程の苦労はなかった。

それでもすんなりとはいかないけど、中を圧し広げるように腰を進めて。

深く繋がると、口付けを落としてから緩く腰を揺らした。]*
(408) 2022/09/19(Mon) 22:36:01

【人】 3年生 武藤景虎

[さすがに要らないと言われてしまったら困る。
場合によってはそうなりかねないけど。

とりあえず卒業したりするまでは、とか。

今は考えてる余裕ないけど。

今度はつけてもらいたいかな、と手伝う指先に思う。>>409]
(416) 2022/09/19(Mon) 23:32:39

【人】 3年生 武藤景虎

[緩く動かした腰の先でも充分快感は拾えたのだけど、もどかしさがどうにも先に立つ。

一度目よりは苦しくはなさそうでも、中のきつさはあまり変わらず。

優しくする等言ったことは頭をよぎるけど。

もっと強くして良いとの言葉に乗ってしまったのは、彼女を求める気持ちの強さに負けて。>>410]

 っ、ん…、っ

[徐々に速めた律動に、下から揺らされた動きが重なれば、結局歯止めなどは効かなった。

気持ちいいと伝える声に安堵して、打ち付けた腰から乾いた肌の音と粘質の水音が鼓膜に響くのに興奮が増して。

腕の中の身体が揺れるのを強く抱いて抑える。]
(417) 2022/09/19(Mon) 23:32:55

【人】 3年生 武藤景虎


 っ…、は、っ…、
 ごめ、ん、止まらなさそ…、っ

[揺らす腰の動きは宣言通り止まることなく。

それで良いと答えてくれるのはわかってるから、昇りつめてく感覚を頼りに腰を突き動かした。]

 ぁ、っ…、く、
 ゆず、き、…もう、 ……、っ

  ─────……ッ、

[達する瞬間、同じ位置に歯を立てたのは無意識で。
でも、薄く歯型を残すように噛んだのは意識的だったかもしれない。

彼女の肌に自分の印を刻んで、二度目の精を吐き出した。]*
(419) 2022/09/19(Mon) 23:33:15

【人】 3年生 武藤景虎

───道程───

[日常は少しずつ戻ってきている。

それでも戻らない日常は確かにあって。
研究室に顔を出しても会えない顔が一人いることを思い出しては悲しみが胸を浚うことだったり。

変わっていく日常もあって。
徹っちんがイギリスに経ち、まつもっちゃんの様子を見にくっきーと徹っちんの家に行くようになったことだったり。

後輩女子たちも少しずつ変わってきているなと並ぶ姿を見て思ったりする。


オレはといえば、多分周りから見たらそんな変わってなかったと思うけど。

胸に抱えてた空虚はもう感じてなかったし、何かを残すことに急くこともなくなっていた。

歩んだ後に道は続いてて、其処に足跡は残ってる。

あの時経験した多くのこと、関わった人たちがオレの中に残ってるように。
 
オレの足跡も、誰かの心に残っていくのだと思うから。

そしてこれから先にはきっと、隣に一人分、大切な人の足跡が加わるのだと思えば、*心細くはなかった。*]
(428) 2022/09/19(Mon) 23:46:52