人狼物語 三日月国


161 完全RP村【こちらアンテナ、異常アリ】

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【人】 メカニック ゾズマ

[その(ゾズマにとって)美味しすぎるカレーの感想は、丁度きっちりこの場にいたアマノ>>147に届いていた。
 微かにだったがちゃんと彼の声を聞き拾えたから、一度、アマノの方を向き]

 いやぜんぜんこのカレー粗末じゃなかったし!
 ヒロミ、まじありがと!

[“おそまつさま”という挨拶の語の知識がなかったが故に、慣用句を文字通りに受け取るという態を晒す。
 ともあれこれで、ちゃんと件のカレーに対して感想を告げたのだ、ということは伝えられるだろう。]
(174) 2022/07/13(Wed) 19:28:31

【人】 メカニック ゾズマ

[……とまあ、まるであたかも昨日の気合の続きであるかのような勢いで、栄養補給とごちそうさまの宣言を気張ってしてしまった。
 ルヴァ>>148に「気合入れて」と言われて笑われてしまい、僅かに視線をルヴァの反対側の横に逸らした。

 そんな調子で、朝食の時間は過ぎていって――。
 けれどもこの時のルヴァの口数の少なさ>>149もあって余計にか、ゾズマは彼のすぐ近くにいながら、任務に関することばかりに意識が向いていた。そんな、ふたりでの朝食のひとときだった。]

 りょーかい。じゃあデッキまでは一緒に行こっか。
 報告のほうさ、なんか分かんないこととか出てきたら、
 いつでもアタシに連絡寄越してよ。

[そしてこの時も、ルヴァ>>152の笑みの弱さも何も気にかけていないかのような調子で、ただその返答に頷いただけだった。
 席を立ってから食器を洗い場へと持っていき、それから、ルヴァと食堂を後にした。]
(175) 2022/07/13(Wed) 19:29:58

【人】 メカニック ゾズマ

【→メインデッキ】

[管制室までの道を共にする中で、ゾズマは漸く、ふっと、思い返す。
 集合の時から、ルヴァの顔色があまり芳しく見えなかったこと>>72。そして先ほども、彼にしてはあまり口数が多くなかったかも、ということ――ゾズマ自身もあまりお喋りをしなかったとはいえ。
 メインデッキに入る手前のところで、一度、立ち止まる。]

 あのさ、ルヴァ。
 ……自分だけ、何もできないまま
   助かっちゃうとかって、嫌?

[明日のスリープ対象にされたことで思うところがあるのかも、とやっと思い当る。
 この問い自体は、ルヴァにとって的外れなものだったかもしれないが>>68>>69
 「誰か一人を見殺しにする」ことに対して「諦めない」と言っていた彼に対して、この問いだけを零す。]
(176) 2022/07/13(Wed) 19:30:24

【人】 メカニック ゾズマ


 ( それに、―――… )

[他の言葉は、ゾズマの口からは出てこない。
 言葉が、纏まらない。
 それは任務に対しての真っすぐさだったり、これから相対するスピカに対しての義務感だったり、そういったものに意識が圧された結果でも、あったのだけれど。

 自分のことを何かと気にかけて、元気づけてくれているひとが、いま、側にいるこの時に。
 ぼんやりとくるくると、あたたかいような、さびしいような。
 そんな、自分でも形も色も掴めないものを抱えた結果、だったのかもしれない。*]
(177) 2022/07/13(Wed) 19:30:44

【人】 メカニック ゾズマ

【メインデッキ】

[ルヴァと一度別れた後、ゾズマはついに、この場所でスピカと相まみえた>>107
 コックピットの方に普段詰めているダビーは、今は制御室での作業中>>100>>165
 一歩、二歩、彼女へと歩み寄りながら手を振る。]

 おはよ、スピカ。お疲れ様。
 例の作業のこと――の前に、ひとつ。

[“後で怒りに行くから覚悟しろ”宣言を、意図しない形で行ってしまった手前。
 相手に“いつ怒られるのか”を引きずらせながら業務に就かせるよりは、この件はさっさと済ませてしまったほうがいい、と。]
(190) 2022/07/13(Wed) 20:22:18

【人】 メカニック ゾズマ

[自分が怒っていることが分かるように、努めて、声を強張らせて]

 スピカ。
 失敗詫びて責任取るのはいい。でも。
 それが“死んで詫びる”ってんなら、アタシが許さない。

[スピカが堰を切ったように泣き出したあの時>>1:240、彼女はそこまで口にしたわけではなかった。
 ただ、“いい子”の彼女ならそこまで考え出しかねない、とゾズマは思っていたから]
(191) 2022/07/13(Wed) 20:23:31

【人】 メカニック ゾズマ

[予兆の見逃しでいえば、思えば自分だってかなり楽観的な予測を口にしたものだと>>0:40改めて思う。
 それがスピカの思い込みに乗せられた結果>>1:169、とまで考えていた訳ではなく。かといって、自分にだって責任があるから――なんて慰めを口にする訳でもなく]

 自分一人が責任負えばいいーみたいな態度、
 見ててイラっとしたってのも正直あるけどさ。

[この苛立ちは、過去の自分を垣間見てしまったが故の同族嫌悪>>0:156に近い。
 尤もゾズマの場合は、誰かの命に関わる責任感だけでなく、技術者の誇り/驕りという独善的な面もあった訳だが、それはここでは些細なことだろう。]

 でもさ、それ以上に。
(192) 2022/07/13(Wed) 20:24:26

【人】 メカニック ゾズマ

[ここまで、あくまで冷静に怒りを伝えようと努めていたゾズマだったが、続けた言葉には、どうしても、本当の怒りが混ざってしまっていた。]

 ――…アンタに死なれると、
 アタシが、いっちばん、イヤなんだよ!

[「一番」に根拠はない。これはただ、己が友だと信じる人に対して勢いで放っただけの言葉。]

 高校ん時からのたったひとりのダチに、
 いなくなられるの、我慢ならない。
 だから、責任取る心算なら、働いてこき使われて、
 裁判でもペナルティでも受けて生きて取れっての!
 そん時ゃアタシがずっと一緒にいてやるから!

[それでも、アンテナがスピカを最後まで残らせてしまうなら。あるいは自分が最後の一人になってしまうなら――。
 そこまでは、考えない。あくまで“二人生きのびた場合”という仮定の話でしかなかった、けれど。
 この場で言いたいことをぶつけた結果が、いささか拙いこの言葉だ。]
(194) 2022/07/13(Wed) 20:27:25

【人】 メカニック ゾズマ


 ……あと、ついでだからこの際もうひとつ。
 自分の「気になる」気持ち満たしたいだけなのに、
「この子も気になってる」って誰かを利用するのは悪い癖だよ。
 アタシは、スピカはそういうヤツなんだって
 最初っから解ってるから、いいけどさ。

[この“怒るべきこと”は、万が一この場に誰かが入ってきても聞き拾われないよう、努めて声音を落として伝える。
(逆に言えば、先ほどまでの怒りは、クルーの誰に聞かれても良いということでもあった)
 至って静かに怒ることでかえって怖さが増すのでは、という配慮はゾズマにはない。

 お茶会のあの時にスピカに自分の思考を察された>>1:148とゾズマがはっきり覚ったわけではなかったが、この機会に、と。
 これについては、先ほどの怒りに比べれば、今は余程か些細な問題ではあったのだけれど。]
(195) 2022/07/13(Wed) 20:30:27

【人】 メカニック ゾズマ

[ここで大きく深呼吸して、声色をいつも通りの調子に和らげて]

 ……ってことで、言いたいことは以上。
 さ、マッピング作業の練習がてら
 仕事、一緒に手伝わせてもらうよ!

[「練習」と口にした通り、各種データ処理に関してはゾズマは専門ではない。
 スピカに“話したいことを遠慮なく言った”あとは、現在観測地調査の指南を乞うという形で“どんどんこき使う”>>113、そんな心づもりのゾズマだった。**]
(197) 2022/07/13(Wed) 20:37:55
メカニック ゾズマは、メモを貼った。
(a54) 2022/07/13(Wed) 20:42:48

メカニック ゾズマは、メモを貼った。
(a55) 2022/07/13(Wed) 20:43:40

メカニック ゾズマは、メモを貼った。
(a56) 2022/07/13(Wed) 20:45:13

メカニック ゾズマは、メモを貼った。
(a87) 2022/07/14(Thu) 6:20:18

メカニック ゾズマは、メモを貼った。
(a89) 2022/07/14(Thu) 8:03:47

【人】 メカニック ゾズマ

【回想:メインデッキ手前】

[少しの間のあと、ルヴァから正直に返ってきた答え>>216に、ゾズマは「やっぱり」と小さく呟いた。

 この時の彼の返答が仮にただの「イヤ」だけで終わっていたならば、それこそ“何もせずに命を繋がれた生き残り”の一人としての皮肉が漏れることも、あったのかもしれない。
 ゾズマがこの場でそうならなかったのは、アンテナへの一定の理解や他者への信頼も踏まえた上で、ルヴァの「諦めたくない」意志をここで改めて耳にしたから>>217。]

 そう、だろうなって思った。
 自分にだってデキるのになんで?ってやつ。
 アタシにも似たような経験あるし、よく解るし……
 うん、ルヴァもラスみたいにキレていい。

[「解る」だなんておこがましいな、と頭の冷めた部分で思う。
 ルヴァの内心を見透かすような問いを放ったことで彼をどきっとさせたことにこそ気づかなかったものの、普段なら見落とす他者の感情の機微に今は気づけている――という自覚は持たないまま。]
(296) 2022/07/14(Thu) 10:10:41

【人】 メカニック ゾズマ

[そんなゾズマは、次第に歯切れ悪くなっていくルヴァの姿を前にして、彼の中に何かモヤっとしたものがあるらしいことまでは察した。
 けれどそのモヤモヤも、諦めたくないという気合に水を差すような決定故なのだろうと――「それに」の語を聞いていながら――解釈していた。
 だから、彼が続けた言葉>>221>>224を、すぐには理解できなかった。]

 え? いや、そのさ。
 確かにルヴァにはめっちゃ助けられてるし、
 そりゃ面倒だなーって時もあるけど、
 一緒に居ると、居心地いいし嬉しいし……

[予想外からの軽い混乱は、「面倒」という余計な本音(スピカの前でうにゃうにゃ愚痴ったことがある>>0:205ほどだ)まで零させていた。
 同時に、この艦の中で募らせていた、“正体不明”の本音>>177の一端も。]
(298) 2022/07/14(Thu) 10:11:33

【人】 メカニック ゾズマ


 ってか、今、なんて――

[「頼れる仲間」>>224のあとに彼が続けた言葉は、理解できない以前によく聞き取れなかった。
 間の抜けた声で問い返すも、ぱっと顔色の変わったルヴァ>>226から無理やり話を締め括られ先に行かれてしまったことで、答えを聞くことは叶わなかった。
 一瞬呆気に取られて――はっと我に返ったように頷いた。]

 そうだ今はこんなことぐだってる場合じゃないし!
 とっとと仕事してスピカにガツンと言ってやるのが先!

[更なる本音をもここで零しつつ(そしてこのすぐ後に、きっちり実行に移すこととなる)、意識を艦の任務とダチの義務に切り替える。
 この意識の切り替えはあまりにも、ドライなくらいに早く。
 ルヴァが顔を赤らめた意味にも、彼が打ち明けた言葉の意味にも、自分が零した言葉の意味にすらも、この時は思いを巡らすことができなかった。**]
(299) 2022/07/14(Thu) 10:12:02
メカニック ゾズマは、メモを貼った。
(a96) 2022/07/14(Thu) 10:17:53

【人】 メカニック ゾズマ

【少し前:メインデッキ】

[この場でスピカに対してはっきりと述べた、ふたつの“怒るべきこと”。
 “覚悟”の語に違わずスピカが正座する様を、ゾズマは少し身を屈めながら見下ろしていた。
 一つ目の怒りへの、「返す言葉も」ない、という受容>>222
 二つ目への、「気を付ける」という謝罪>>225
 そのどちらに対しても、それでいい、とばかりにゾズマはうんと頷きを返した。

 お互い、言いたいことを言うだけ言ったら、その話はそれでおしまい。
 そんな、いつからか自然にできた不文律の“友人の約束”があったからこそ、彼女との関係が長く続いているのだろう。
 ゾズマはこの場でも、実際のところどんな責任の取り方をする心算だったんだとか、そういう問いを投げることはしなかった。]
(339) 2022/07/14(Thu) 12:43:21

【人】 メカニック ゾズマ

[ところでゾズマは、スピカと出会う以前の、彼女のその“仲良しだった子”について>>1:382>>1:383>>1:384>>1:418は知らない。
 だから、アンテナの外見――ヒトのカタチを取った機械の、その顔かたち>>1:425を見ても、何の心当たりも抱かない。

 そんなゾズマは、結局は生来の“人の機微に疎い”特性の所為もあってか、己が友の決意>>0:10>>0:98を察せられないままでいる。無論、彼女がアンテナに何を申請していたかも知りはしない。]
(340) 2022/07/14(Thu) 12:43:51

【人】 メカニック ゾズマ

[それでも、艦長であり艦そのものでもあるその“アンドロイドの女の子”に、スピカが“友人”として接していることくらいは、側にいる日々の中で察していた。
 そう、幾人もの近しい人に離れられた>>0:205彼女にとっての、今いる貴重な友人。
(“もうひとり”の可能性>>1:146については、ゾズマの知り得る範囲には無かった)
 かといって、スピカを自らの“たったひとりのダチ”としていた(少なくとも、この航海以前においては)ゾズマが、アンテナや他の友人の存在に嫉妬するなんてことは特に無かったけれども。

 その“友人”に、いま、誰を眠らせて誰を残らせる――事実上、死に至らせる――かの判断が一任されている。
 この時は、けれどもゾズマがそのことについて考えるでもなくて――]
(341) 2022/07/14(Thu) 12:44:03

【人】 メカニック ゾズマ

[――閑話休題。
 任務の話に戻れば>>232、ゾズマは意識を完全に切り替える。]

 あ、うん。そっちのは大丈夫。
 そっちのも――…

[メンテナンス対象である機材の操作方法自体は流石に知っていた。(8)0n20%の度忘れや失念はあったが。
 解析のレクチャーについてはデータ入力の後で、とのことだったので、ひとまず指示された箇所の数値入力に入る。
 ぶっつけ本番の数値入力を、努めて注意を払いながら進めていったのだが]

 っと。これはこっちに。こっちは――…

[完了即追加、完了、追加、完了また即追加。
 まるでどこかの星のエンドレスお椀麺行事が如く、流れるように追加されていく解析済みデータを、淡々と、辛抱強く処理し続け――]
(342) 2022/07/14(Thu) 12:44:28

【人】 メカニック ゾズマ


  
……ひー、 はー、


[黙々と作業をこなすのをそこまで苦にしない性質とはいえ、限度はある。普段やらない作業なれば猶更のこと。
 疲弊を示す息が生理的に漏れる中で、隣にいるスピカ>>233が告げたことに、一瞬だけほっと安堵が過った。本当に、一瞬だけ。]

 良かった、入力分はこれだけで……
 って大分まだ多――え、ちょっとまっ、

[スピカは待たずに席を離れ、メインデッキを離れていく。
 休憩時刻の見込みを不明にする程の大量の未入力データと、ゾズマをこの場にひとり残したまま。
 否、メインデッキ自体にはルヴァ>>237など他の面々もいたわけだが、担当部署が違う!]
(343) 2022/07/14(Thu) 12:45:07

【人】 メカニック ゾズマ

【現在:メインデッキ→食堂】

[……体感時間にして(529)90n720分程(あくまで体感であり、実際の時間の流れとは必ずしも一致しない)経過した後、スピカ>>324が戻ってきた。
 その頃には未入力データの残りも残り(4)1d10%程度、といった辺り。
 充血してほとんど死んでいる目のまま、ゾズマは顔を上げた。]

 おか、えり、……。
 いやー、うん、
 いい修行……じゃなかった練習になったわー……

[そろそろ休みが必要だ。必要だ。けれども。
 休憩の話が出てくればそれに飛びつきそうにもなる。なる、けれども。
 ――あと少し。粘ればいける。気合でやれば終わる。
 そんな、不摂生のメカニックの悪い癖が、提案への少しの躊躇と言う形で表れる――それでも。]
(344) 2022/07/14(Thu) 12:45:33
ゾズマは、9時間以上もよく頑張ってるわー、という妄想を薄ら抱く。
(a109) 2022/07/14(Thu) 12:46:06

【人】 メカニック ゾズマ


 うん、ちょっと一旦中断して休憩する。
 無茶したらドクターに殺される……じゃなかった、
 練習で倒れたら意味ないし、ルヴァにも心配されるし。

[友の厚意とも忠告とも取れる促しを前に、一旦席を立つ。
 疲れの所為もあってか、苦笑に似た形ながら、自然と頬は緩んでいた。]

 ……ありがと、スピカ。
 アンタも適当なところで休んでよ。
 って、アタシに言えることじゃないか。

[ばつの悪い笑みをスピカに一度向けてから、事故報告のレポート作成を抱えているという彼女と一旦別れる形で、ゾズマはひとり食堂へと向かう。**]
(345) 2022/07/14(Thu) 12:46:39
メカニック ゾズマは、メモを貼った。
(a111) 2022/07/14(Thu) 12:51:41

【人】 メカニック ゾズマ

【食堂】

 ……あ。そういえば、何か、

[連絡が来てはいないか、とポケットから端末を取り出す。
 それこそルヴァから報告業務関連で取り急ぎの一報が入っている可能性も考えられたのに、エンドレスデータ入力作業の中で、端末の確認を怠っていた(音声もバイブレーションも意識に入らないレベルのエンドレス作業だった)
 ここで漸く、アマノからの通達>>327を知る。
 その内容に違わず、食堂の出入り口からは、ポトフのあたたかな匂いが伝ってきている。]

 キャプテンのご飯>>0:15を作るシェフは、
 人間のためのシェフの才能もあるんだなー…

[こんな発言うわごとが出てくる辺りに、慣れないデータ入力作業との長時間の格闘の疲弊が表れている。
 スピカがゾズマに休憩を促したのは、まさに正しい判断だっただろう。]
(375) 2022/07/14(Thu) 15:29:40

【人】 メカニック ゾズマ


 そういやバーニー、全然見てないな。
 今日の集合来なかったのってまさか……
  ……無茶してたアンタに無茶させた所為かな。ごめん。

[なんだかその場にはいない(ようにこの時のゾズマは認識していた)バーナードを、まるであたかも目の前にしているかのような詫びを漏らす。食堂で彼がアマノと作業を行っていた>>338>>372ことは知らぬまま]

 うん、そりゃさ、ルヴァやダビーは
 いーってとか気にするなとか言ってくれたけど、さ。
(376) 2022/07/14(Thu) 15:31:06

【人】 メカニック ゾズマ


 ……あんなんとか体力しか取り柄がない、とか。
 ダビーはそういうヤツじゃないと、思うんだけどなー。

[なんてひとりごとまで、ぽつりぽつりと漏れる。
 当人にそう言われた当時>>167は、ラサルハグからの通達待機の件もあって、特に何も返さないままに終わってしまったのだけれど。]

 読書とか、わりと才能だと思うし。

[熟読するのは専門書くらいであるこのメカニックにしてみれば、本を読むのが楽しみ>>1:210といえる程に本を読めるのは、それだけである種の特異な才能に思えたものだった。
 軍人としての資質――人の死生に対しての向き合い方だったり、あるいは“覚悟”に対しての価値観だったり、というところまでは、この時ゾズマは考えていなかったけれど]
(377) 2022/07/14(Thu) 15:31:24

【人】 メカニック ゾズマ


  ――――…って え?

[自分が食堂に入ってきた時にはいないと思っていたダビーが、いた。これは疲弊からの幻覚ではない。本当に、彼はそこにいた>>367
 つまり彼に対するひとりごとを普通にこの場で本人に聞かれていたかもしれないという、なんともしょっぱい場面である。
 特にダビーに聞かれて不味い話をしていたという訳では、無論、なかったのだけれど。]

 お、お疲れー、ダビー。

[妙なきまり悪さと共に、手をひらりと振って]
(378) 2022/07/14(Thu) 15:31:55

【人】 メカニック ゾズマ


 ……とにかく、落ち着いてポトフ食べて休もう。
 作業の残りは、それから。

[半ば自分に言い聞かせるようにしながら、ポトフをよそい、その中にパンをぶち込んでいく。
 強化プラスチックのボウルをうっかり落とす、という資源ロスを伴う失態まではなんとか全力で回避しつつ。
 習慣のように自らの定位置の席に赴き、本日の二食目を済ませていく。

 こうして栄養補給と一時の安息を得て、気力も気持ちもしゃんとした頃に、再びメインデッキへ戻っていく。
 残り僅か4%の未入力データの処理、そしてスピカから解析のレクチャーを受けるために。*]
(379) 2022/07/14(Thu) 15:32:16

【人】 メカニック ゾズマ

【メインデッキでの作業後:自室】

[データ入力作業に解析のレクチャー。それに、ルヴァがまとめてくれたデータの確認>>289
 他にも何かしらの作業だったり、或いは整備面に関しての教授だったりも、必要に応じて行っただろう。
 ダビーから操縦のレクチャーを受ける余裕までは、この日はついに得られなかったかもしれないが]

 つか れ た ……。

[努めて意識して食堂で夕飯を摂り(解凍済みのパンと、ポトフの二杯目だった)、「無理はせずに」と言われた通りに休息をとる。限られたリソースの中でのシャワーも忘れずに(先日は完全に忘れていた)。
 相変わらずハリケーン後の片付けの済んでいない部屋で、安全に寝られるスペースをベッド上に確保してから横たわる。]
(384) 2022/07/14(Thu) 16:07:36

【人】 メカニック ゾズマ


  ……そうだ、明日。

[その明日には、今日は顔を合わせられたラサルハグもルヴァも、コールドスリープ装置で長い眠りに就いている。
 そのことについて想うよりも、今後やるべきことについて考えてしまう辺りが、あまりにも仕事人すぎる整備士の習慣か。]

 アタシにもし、スリープ通達が来るなら。
 うん。 今のうちだ。
 今のうちに、やらなきゃ、……

[ゾズマはベッドから身を起こし、再び立ち上がる。
 そして散々たる室内を物色し――プラスチックのファイルに収められたそれを探し当てた。]
(385) 2022/07/14(Thu) 16:08:37

【人】 メカニック ゾズマ

[それは、アンテナ号に搭載されているこのコールドスリープ装置の、点検上のマニュアル冊子。
 装置の開発企業側から発行されているその冊子には、メンテナンスの基本の手順が記載されており、ところどころにゾズマの手による書き込みが為されている。
 詳細な図解も添えられているが、専門用語のオンパレードであり(ゾズマ自身の書き込みはそれ以上に難解で)、ある程度でも機械工学の素養がなければ正確な把握は困難だろう。]

 スピカなら大丈夫だと思うけど。
 他のみんなは――…

[その冊子に、ゾズマは新たな書き込みをペンで加えていく。
 素人目には分かりにくいと思われる語句や表現に、出来得る限り、専門職でない者にも把握や理解できるような解説を細かく添えていく。]

 ―――…これでよし、と。

[やれることを、やれるうちに。
 ――あと少し。粘ればできる。
 ――出来得る限り、もっと、徹底的に。
 そんなメカニックの悪癖を、後を託されるクルーと、その者に後を託すクルーのために発揮していく。
 次にアンテナが誰を眠らせる選択を採るかは、無論、判りはしないのだけれど。]
(386) 2022/07/14(Thu) 16:09:04

【人】 メカニック ゾズマ

[その後、ゾズマのコールドスリープが決定が告げられた日に。
 装置の中に入るその時に、彼女は次の内容を、全体向けの通達として端末から送信する。]

『コールドスリープルームに
 装置メンテナンス手順を記した冊子を設置。
 ライオンゴールドのファイルが目印。
 分からなくなったら読むこと』

[そして部屋の片隅には、この言葉の通り、暗い金色にかわいらしい獅子のイラストが描かれたプラスチックのファイルに入れられた紙の冊子が置かれることになる。**]
(387) 2022/07/14(Thu) 16:09:38

【人】 メカニック ゾズマ


[なお、この冊子>>387、無論のことながら。
 開発側によって特許出願がなされず秘匿化されている事項に関しての記載は無い(その所為で、秘匿化された技術で制作されたパーツの劣化によって使用不可能になっている1台が、今も復帰不可能になっている>>0:11>>1:65
 それでも、正常に稼働している装置のメンテナンスを行う分には、特に問題ない筈だ。**]
 
(391) 2022/07/14(Thu) 16:16:03
メカニック ゾズマは、メモを貼った。
(a119) 2022/07/14(Thu) 16:23:49