人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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視点:人


【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
   
――アリアの部屋



[ 朝、と呼ぶにはまだ少し早い頃合いか ]



     ハローアリア
     朝這いに来たよ♡



[ 部屋に入れてもらえずとも 文句を言うことは無い ]
 
 
(50) 2022/12/22(Thu) 17:40:14

【人】 [『 力 』 フォルス


 
   結論から言えば
   答えは『 Yes 』だよ、アリア
 
 
(51) 2022/12/22(Thu) 17:40:29

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
  この先も世界が続いて行くなら
  今までの常識が一つ、否定される。

  人には 考える力がある
  その事実の上で繋ぐ未来には
  希望を見るだけの価値があると思う。

  声をあげる事を諦めなければ
  俺達が見る夢に 耳を傾ける人が絶対に居る

  そういう人達を俺は ――きっと、アリアも知ってる
 
 
(52) 2022/12/22(Thu) 17:40:49

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
  ……。
  この世界がどう転がろうと
  みんなが一つになる事も
  みんなが幸せになる事も無い

  二十二人が揃っても崩壊しない現実に
  世界が出す答えもわからないし
  崩壊しかけた事実は、きっと変わらない。

  保たれていたものが崩れて
  思考停止の安寧まで取り上げられれば
  どうしたって失ったものへの痛みや混乱が先んじて
  お前達のせいだってまた唾を吐かれて
  今よりも風当たりが強くなるかもしれない


[ 一度、瞑目して ]
 
(53) 2022/12/22(Thu) 17:41:03

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
  ……ただ
  何かを変えようと思う時
  必要なのは多分、きっかけじゃないかと思う

  俺達は今 その変化を手にする為の
  千載一遇のきっかけを手にしてる

  俺は、人の考える力を信じる。

  ――これが、俺の出した結論。


[ 彼女からの返事がどうであろうと
 元より今、そう長居をする気は無い。 ]
 
(54) 2022/12/22(Thu) 17:41:25

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ やがて話が終われば
 扉をしめようと――アリアを見て ]


  この世界が続くなら
  君とまた、話がしたいな


[ それじゃまたね♡ って笑って、扉をしめた ] *
 
(55) 2022/12/22(Thu) 17:41:49

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
  
――ホール



[ 『力』は多分 神様が嫌いではなかった

 崩壊を止めなかったのだとしても
 きっと 受け入れていたのだろうと思う

 『正義』との最期を見ても。
 『力』は そういう在り方だったのだろう

 憎もうと 怒ろうと どんな事があろうと
 それでも最後はその有り様を受け入れる事で
 崩壊の中にあって 己を貫き保っていた

 だから痛みのようなものは感じていても
 耐えがたい何かに疼くような事はなく
 そっと静かに 行く末に耳を傾ける事が出来た ]
 
 
(56) 2022/12/22(Thu) 19:14:31

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
 [ だから、その瞬間

  心臓を押さえた訳が
  痣を襲った痛苦の訳が

  "どちら"に在るのかわからなかった ]
 
 
(57) 2022/12/22(Thu) 19:14:41

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
 
      
 [  消えた  ]

 
 
 
(58) 2022/12/22(Thu) 19:21:52

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
 [ 消えた
   何かが消えた

   それはあまりにも
   小さく 大きく
   誰よりも身近で己たらしめていた

   忽然と根幹から失われた
   あまりにも得難く耐え難い消失 ]
 
 
(59) 2022/12/22(Thu) 19:22:05

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 遠く 目の前
 起きた一つの現実に>>4:8
 ガリと 唇を噛んだのは本能
 もたらした血の味で己を取り戻した ]


    …………。


[ 倒れたヴェルトに駆け寄るのは
 傍らの存在に微笑みかけてから ] *
 
(60) 2022/12/22(Thu) 19:23:08

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
  
――とある部屋の前



[ 戻ろうと思ったのは ヴェルトが心配だった
 それ以上に気にかかった事があったから。

 ……部屋に残るシンの様子が気にかかった
 ただ、それだけ。 ]


   ――――…


[ 扉越し 漏れて来る微かな声>>18>>4:263
 足音を立てないように 立ち去ろう ] *
 
(73) 2022/12/22(Thu) 23:35:53

【人】 [『 力 』 フォルス

 
   
―――這い寄る死神



[ 漏れ聞こえて来る声はよく知る二人の声
 扉を叩く前に気付けて良かったと

 盗み聞きをしたい訳では無いのに
 少しの間、そこから動けないまま――開く扉>>79 ]



   
!?




[ 遠くに居た筈の 目の前に居る男には
 びくりと震えたのがバレてしまったかな ]
 
(90) 2022/12/23(Fri) 1:12:20

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
  ………。
  タナトスはさ
  死神ってか、シノビじゃない?


[ びっくりしたー♡って戯けて>>80
 ちらりと奥を見れど シンの姿を見る事はないまま ]



  ――ヴェルトは、どう?



[ しまったままでいい
 相も変わらずな諦念めいた傍観者面
 わっと開けてくれたのは 親友だった。

 ずるいなあって 言葉はしまったけれど
 笑いながら ちょっと胸が熱くなった * ]
  
(91) 2022/12/23(Fri) 1:13:34

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
  
―――アリアの部屋



[ 訪れたばかりのようにも思うその部屋
 物音一つしない部屋の扉をノックしようとして ]



    ―――…アリア
             居る?



[ 代わりに言葉を。
 中には誰か居ただろうか?>>4:186 * ]
 
(148) 2022/12/23(Fri) 22:38:51

【人】 [『 力 』 フォルス

[ 顔を見せたアリアに いつものように笑う>>155 ]


  もちろん、
  アリアと話がしたいと思って!

  紅茶も淹れてきたよ♡


[ トレーの上 未だ湯気の立つカップを見せて ]


  お邪魔してもいいかな?


[ 中に入る事が叶ったなら――
 「 顔色悪いね 」とは 流石に言ったかな * ]
(159) 2022/12/23(Fri) 23:58:43

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 普段と呼べる程に入り浸る訳ではなくとも
 この部屋に訪れる機会は比較的多い身
 たまたまだったか そうではないかは知らずとも
 珍しいものを見ている気がするとは片隅>>169 ]


  あ、やっぱり?
  気のせいかなーとも思ったんだけどさ

  ホラ アリアってあまり表に出さないから
  もしかしてーと思って!


[ 笑っておいた>>170 ]
 
(176) 2022/12/24(Sat) 1:57:25

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ この喪失に 穏やかで居られる人間がどれだけ居るのだろう
 大なり小なり 誰もが。
 誰よりも冷静に 或いは神にさえ物申す心を持つ彼女もまた

 だから、そんな彼女が考えたくないと
 そういうのならなおさら ]


  あー なるほど
  それで調合ってコト……?


[ 紅茶をアリアの前に置きながら
 部屋の状況に 「アリアはすごいねえ」なんて
 なんとなくの得心を置いて ]
 
(177) 2022/12/24(Sat) 1:59:23

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 彼女に倣って 紅茶に一つ口をつける>>171 ]


  そうだなあ――…
  不思議な気分、かな?

  ぽっかり穴が空いたような 自分じゃないみたいな
  変な感じ。


[ いつもと然程も変わらない居住まいは
 言葉より 余程軽い声に聞こえただろうか ]


  ただ まあ
  在るべき形に戻ったとも言えるなら
  解放されたって喜ぶべきものなのかもね


[ そう言って もう一口 * ]
 
(178) 2022/12/24(Sat) 1:59:51

【人】 [『 力 』 フォルス

 
   [ 踏み込むか
     踏み込まないか
     いつだって後者を選んで来た ]
 
(314) 2022/12/25(Sun) 0:16:40

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ その返答に異質さを覚えようと>>254
 しがみつくような事も無く流されるまま
 通された椅子へと移り変わる状況を良しとした

 あんな事があった後だ
 己とていつも通りとは言えないかもしれない
 この世の言葉のどれとも違う感覚を
 今、言葉にする事はどうしたって出来ない

 けれど、これはきっと
 大なり小なり証持ち全員が直面しているだろう違和
 ならばいつもと多少様子が違っていたとして
 それは当然の範疇でしかなく

 だからたとえ誰の前であっても
 いつも通りは容易かった ]
 
(315) 2022/12/25(Sun) 0:17:50

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ ぽつぽつと
 紡がれる声に耳を傾けるひととき

 彼女がティーカップを置くまで
 特段に口を差し挟む事も無く耳に留めて

 「 それなら良かった 」 と微笑んだ ]
 
(316) 2022/12/25(Sun) 0:18:03

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 置かれたティーカップと アリアとを見れば ]


  嬉しくない?
  自分の中の……自分が消えたこと。


  ――あ、いや

  ごめんね!
  なんだか怖がっているように見えて、つい


[ 少しぬるくなった紅茶で喉を湿らせた ]
 
(317) 2022/12/25(Sun) 0:18:19

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
  アリアはさー しっかりしてるよね

  ホラ、神様を前にしても物怖じしないし
  死体蹴りの如くにずけずけと毒も吐けるし?


[ 小さく笑って ]
  

  だからきっと 辛い事があっても
  一人でどうにかできるんだろうって思うし

  たとえば俺がここに来なくても
  部屋を出る頃には 冷静沈着で頼りになる
  いつものアリアになるんだろうって、そう思うよ
 
 
(318) 2022/12/25(Sun) 0:19:02

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
  ――でもさ
  人って、見てないようで案外見てたりする

  俺が君の事なんとなく気付いたように
  無理してるかもって気付く人は居るんじゃないかな
  普段からアリアの事見てる人なら尚更。

  アリアが何に怯えているのか
  何をしまおうとしているのかはわからないけど

  ……。
  しんどい時は しんどいって言った方がいいよ


[ 沈黙が続くなら 楽しい話でもしようか * ]
 
(319) 2022/12/25(Sun) 0:19:39

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
  
――ヴェルトの部屋



[ ふと、思い出した
 今尚忘れる事のないあの表情を>>0:367

 ここに来た頃の事を逐一覚えている訳では無い
 少しずつ薄れるものはどうしたってあって

 その中に在って色褪せずに
 こびりついたように心に残っている記憶

 いつも笑っているからだろうか
 呆けたような ただそれだけの表情
 それでも俺が見た、シンの笑顔ではない数少ない表情

 だからきっと、今という状況に過ぎった ]
 
 
(327) 2022/12/25(Sun) 1:23:50

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ いつか ぷつりと糸が切れて
 壊れてしまいそうな笑顔だと思っていた

 だから 泣ける場所があったこと
 縋りたいと思えるものがあったこと
 そうして縋れる手があったこと
 それが他でもないタナトスであること

 閉められた扉の向こうに見たのは
 消えた証の中の 消えないものの象徴

 良かった
 安心した

 それだけの自分で在りたかった ]
 
(328) 2022/12/25(Sun) 1:25:04

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 開かれた扉の向こうに見たのは
 ベッドで眠る男と 傍ら顔を伏せた男>>160

 向くことの無い顔
 埋まることのない距離 ]



        ――――――…



[ 蓋をしてしまおうか
 いつものようになんてことのないように

 ――簡単だ

 この隙を淋しいと思う
 そんな過ぎた心、無かった事に ]
 
(329) 2022/12/25(Sun) 1:27:04

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
      俺も ずっとここに居るよ
 
 
(330) 2022/12/25(Sun) 1:27:19

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ シンの頭上 こぼした声 ]


   ――…って言ったら
      喜んでくれる? なんてね


[ 撫でるとするには少し雑な手つきで
 顔の合わないシンの頭にわしゃりと手を置いた ]
 
(331) 2022/12/25(Sun) 1:28:08

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 見られたくないんだろう
 知ってるよ。だから見なくていい ]


  俺、行くよ
  ちょっと行きたいところがあってさ


[ タナトスが居て ヴェルトが居る
 それなら尚更必要ない ]


  ――ヴェルトも戻ってきたなら
  またいつだって、皆で話せるだろうしね。


[ 部屋を出る前にタナトスに微笑んだ。
 ありがとうって気持ちが せめて伝わったらいい ] *
 
(332) 2022/12/25(Sun) 1:30:07

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 踏み込んだところで
 何も得られない事など知っていた
 そういう存在である事などとうに自覚している

 何も望まれていない事などわかっていた
 己のする事に何一つの価値のない事なんてわかっていた
 生まれてから死ぬまで それだけが不変の存在価値

 両親の跡を継げば迷惑をかけるのは必定で
 どれだけ立派で在ろうと 大切な人まで指をさされる世界で
 結局、何一つだってうまく行かない人生だった

 踏み込むたび
 得られるものは諦念
 また一つと積もり行く絶望

 それどころか
 踏み込むだけ傷つけていく
 傷つける事でしか過去も清算できない

 それが己という存在の根幹でしかない事
 とうに、わかりきっていたのに。 ]

 
(479) 2022/12/25(Sun) 22:28:18

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ "紅茶、美味しいですね">>341 ]


   ――うん、美味しいね


[ 今この瞬間も きっと傷つけながら
 なんて事無い顔で微笑んだ ]
 
(480) 2022/12/25(Sun) 22:28:24

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 少し 沈黙が続いた気がした。

 だから 残っていた紅茶を
 話題を変えるように飲み干せば

 カップを置いて立ち上がった ]
 
(481) 2022/12/25(Sun) 22:28:33

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 名を呼べば 視線は向いただろうか ]


  この世界が続いたら
  話がしたいと思ってたんだ>>55

  ――これからのことを、君と。


[ 聴いてくれる?って
 アリアの座る椅子の傍らで膝をついたら
 少し、見上げる形になったかな ]  
 
(482) 2022/12/25(Sun) 22:28:47

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
     夢を、見てみようと思って。
 
 
(483) 2022/12/25(Sun) 22:28:57

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 楽しい話をしよう ]


  店を出すんだ
  ここから通える場所にさ
  証持ちが外で働く事の出来る店を。

  みんなに協力してもらいながら
  証持ちも そうでない人達も交わる
  そんな場所を作りたいと思ってる


[ 甘くて優しい茶菓子のような
 美味しい紅茶に合う そんな話を ]
 
(484) 2022/12/25(Sun) 22:29:09

【人】 [『 力 』 フォルス

 
  そうだなー
  まずは各地の特産品を取り寄せて
  あ! もちろんメルロンは置くでしょ。

  シトラの編んだ作品や
  シンの発案した面白い雑貨も置いて

  お茶を楽しめるスペースを作るのもいいな?
  タナトスの育てた作物を使ったメニューに
  カルクドラがそれに併せた茶葉を合わせたりして
 
  ……。
  ユグはそこに居てもらった方がいいかな……?

  カフェスペースの接客はエーリクがやるから
  会いに来れるヒナギクも押し出して
  二人で看板になってもらったら百人力だね

  ちょっとしたステージを作ったら
  たまにチェレスタに歌ってもらえるかなー
  お客さんも歌えるようにするのもいいね 
 
(485) 2022/12/25(Sun) 22:29:21

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 楽しいだけの 途方も無い夢物語。

 一度は諦めた>>0:234
 諦めた筈のものにぶら下がった>>0:618
 そうして今尚繋いでいる一筋の夢>>0:236
 いつの間にか重なり 広がりを見せた夢の道4:77

 ――なあに。
 アイデア倒れになったとしても
 口にしないと出来るかどうかも考えられない

 シンユウが言ってた言葉だ ]
 
(486) 2022/12/25(Sun) 22:29:45

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
 そういう夢をさ
 これからも続いていくこの世界で

 いつかの証持ちの時代じゃ無い
 俺達の代で叶えたい。


[ ふ、と笑えば ]


 アリアのおかげで楽になったよって
 店先で笑い合えるような場所を作りたいんだ

 そしてそんな景色を アリアと一緒に見たい

 あの日、
 君が繋いでくれた夢だから。
 
 
(487) 2022/12/25(Sun) 22:30:01

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 立ち上がれば 空になったカップを携えて ]


  時間はたくさんあるし
  答えは急がなくていいから。

  シトラとも話してみて
  やってもいいかなって思ったら
  声かけて。

  あの時みたいにさ


[ ぽふりと――撫ぜるように
 彼女の頭に手を置いたのは ほんの少しの間のこと。
 「 ありがとう 」って笑って 部屋を後にした ] *
 
(488) 2022/12/25(Sun) 22:30:24

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
  
――それから



[ どんな大言壮語を吐いたところで
 大きくなんて変わらない日々だ。

 ただ、特等席で惰眠を貪る事が少なくなったこと
 以前より外に出る事が多くなったこと
 外に出る時 手袋をしなくなったこと
 売店に居る間 棚に羊を置くようになったこと

 まあ 他にも無いことは無いけれど
 目に見える変化といえば きっとそれぐらい ]
 
 
(515) 2022/12/25(Sun) 23:07:12

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ ゼロから話を受けた時には>>396 ]


  そっか
  淋しくなるね…… 元気でね……
  えぇーーんゼロー!
  手紙待ってるからーー! えーんえーん


[ ハンカチを目元にあてながら見送る予行演習をして
 それから走り書いたメモを一枚渡した ]


  もしも困った事があったら
  そこに行くといいよ。

  俺の友人だって言えば必ず力になってくれるし
  大抵のものは用意してくれる。

  外のツテは いくらあっても損は無いと思う
  ベルも居る事だし?


[ 実家の住所と地図が書かれたメモ
 何かと訊かれれば隠すことも無く伝えて。

 ――いつか、二人が洋館を出る時はきちんと見送ろう
 「 いってらっしゃい 」の言葉と共に 笑顔で ] *
 
(516) 2022/12/25(Sun) 23:07:51

【人】 [『 力 』 フォルス


 
  
――ヴェルトの部屋



[ 別に 良かったんだ
 これからもここに居て
 変わらない日々がきっとあって

 これ以上を望めば
 見せかけですら 理想で居られなくなる

 始まらなくていい
 そうすれば終わりも無い

 ――そう、思っているのに。

 その檻は どうして
 どうしようも無く効くんだろう>>450 ]
 
 
(530) 2022/12/25(Sun) 23:49:25

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 [ 踏み込んだ見せかけの一歩

  たまたまなのか
  気付かれていたのか
  後者なら――困ったな>>451 ]
 
(531) 2022/12/25(Sun) 23:49:29

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ シンのことが大切だ
 タナトスのことが大切だ
 ヴェルトのことだって大切だ

 でも そこに俺は居なくていいと
 どうしたって思ってしまう。

 なのに 最後の一歩を
 容易く振り払えるはずの手を
 繋ぎ止めるものを振り払えないのは

 ―――…
 振り払いたくないと 心が軋むから ]

 
(532) 2022/12/25(Sun) 23:49:32

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 [ 何も言えなくて ごめん

  心の中呟いて
  ヴェルトと シンと タナトスと
  ただ、四人だけが居るそこで

  世界が止まらずに 進んでいく ] *
 
(534) 2022/12/25(Sun) 23:49:35