>>290
[夜空に輝く星々のように。
ひとつひとつ、ひとりひとりが、裡から光を放ってカラコロと賑わいを見せている。
生命力に溢れて、祭りの場をつくっている]

この神社は大猩猩を祀っているのかい？

[問いを投げかけ]

見守りというのは、全体を見守っているようなものだからね。
祈りのようなものだよ。

屋台には来たことがあるだ。
[真偽不確かではあるけれど、そう答える]

[ユリシスがくじを引く。
つられて(5)^2D600円支払いくじを引いた。
大弓^armsの玩具]

>>294
[お好み焼きが一口で満足したのなら後半分は食べ。
満足していないのなら、残り半分は歩きながらユリシスの口へ運んだろう。
お好み焼きの片が付けば、りんご飴を取り出した。
弓矢の玩具は胸元へと仕舞い、]

階段上の神社へ一度行ってみないか？。

[(8)^2D600円の鬼芥子^flower形の飴細工をりんご飴片手に買ってみたりしながら>>296]

>>303
[鬼芥子形の飴細工。
つやりと祭りの灯りに照らされ輝いている]

ユリシス？

[調子が悪そうな様子に、必要なら支えようと。
神社の方へ向かうならば、何か飲み物を買ってから向かうだろう。
雨水^drinkやバナナオレ^drink辺りだろうか]

>>317

分かった。
少し向こうの方神社やその階段で休むかい。

[心配そうな顔をしていた]

人が多くてあてられたのかもね。

[色々回った後に向かうだろう*]

──少し先の時間の話>>324──

[自身の分のバナナオレは飲み終え。
神社の階段辺りにだろう、腰掛ける。
遠い場所、眼下には祭りの灯りが揺れ動いているだろう]

気にしてないよ。

[もそもそと何かを喋る様子に見つめて先を促す]

うん。

>>326

君の考えが纏まるまでね。
急かすつもりは無いよ。

私も東京にかい。
[東京は知ってる]

>>326
[そのざわめきが今は少し引いているようにも思えるだろう]

それくらい良い(>>2:692)と言ったね。
[勿論行く]

勿論行くに決まっているだろう。
それとも、どこかで待っていようか？

[逆に問いかける*]

>>333
[面白がるように頭を傾ける]

なら決まりだ。

私は君に、付いていこう。

[60秒程そうしていたが、一度視線を切ると、鬼芥子形の飴細工を取り出し、眼下の光を透かすように持ち上げる]

ひとつ私から欲しいものがあるのだが、いいかい。

[飴細工を眺めてから続けようと]

>>337
[言葉を途切れさせながら感謝の言葉が聞こえる。
不器用にも聞こえる、けれど、優しく喜びの滲む声音に聞こえた]

同じことを言おうとしていたんだ。

君のものを何かくれるかい。

何でも良い。
君が渡そうと思うものなら。
持っているものが欲しいと思って。

[それは先程、屋台で手に入れた指に嵌めているものでも、装飾品でも、もっと些細なものでも、何でも良い]

>>343
[困ったような呻き声に顔を傾け]

無ければ後でも──

分かった。

[手を貸せと言われ、白手袋を嵌めたまま差し出す。
丁度、片手はユリシスの両手の近くに。
好きに動かそうとすれば好きにいじれるだろう]

>>348
[差し出したのは右手。
左手を望まれれば入れ替える。
白手袋を脱がされるとみちりと鱗に覆われた手が現れた]

……。

[何となく？]

[左手は甲の方を上に差し出している]

つまり、左指は一緒にいる約束として扱われているのだね。

[心臓と繋がっている云々はさておき。
ユリシスが約束の意味と口にするのならば*]

［其れは玩具だ。
　何の変哲も無い、イエローゴールドぽい玩具の指輪。
　値段からして当たり前に高価では無い。
　それでも、眼下の灯りを表面で薄く靄のように反射している］

[硬い鱗を撫でられるとくすぐったい]

うん。

[手の動きを見ながら。
暫くはされるが侭でいるようだ*]

［嵌められた玩具の指輪に祝福の様に唇を触れさせる。
　事実、経年劣化で壊れるかもしれない其れは、耐久を得るだろう。
　少し・不思議な奇蹟の力。奇竜の力だ。
　不思議な心地になる。
　繋がれ、繋ぎ止められる。
　そんな心地だろうか。
　約束。
　その心と魂の傍に。
　何時か来たる最悪災厄に揺るがぬ、その──］

>>356

他の意味があったのかい？

[楽しげに目を細める。
キラリと輝くように。
やがて、手が解放されていたなら、玩具の指輪を嵌めた上から白手袋を嵌め直そうとするが、何かされるなら未だ委ねるつもりで*]

──時間は遡り、紅月の刻>>359>>*8──

[運命の収束>>2:679──。
紅月の蚕食。
世界を侵蝕してゆく紅い月光。
噴き出し覆い、纏わり付く其れ。
燃え上がったかのように・・・・・見えるふたりの姿。

やがて、現れいでたのは、“黒”だ]

>>365
[しつこく聞こう]

何だい？
気になるな。

喋らないようなら──こうだ。

[ユリシスの口に鬼芥子形の飴細工を入れる*]

>>367
[>>349何となく？だったのへ、明快な答えが返って来た]

それも一緒にいる約束としてなのだろう？
結婚するからこそ、同じ意味合いの指に嵌めると。

[にこにこ。
それから、白手袋越しに透かし見るように左手を空へと緩く向け]

分かっているよ。

ところで、ユリシス。
うさまるはどうするんだい。

あの仔も友達なのだろう？

[「も」の意味は分かるだろう*]

>>371
[ふたり見上げる、空に掲げた手。
「帰るか！」と言い立ち上がるユリシスの手首を程良い力で掴み、引き止めた]

左手の薬指だったね。

[拒まなければ、その指へと少し顔を近づけ*]

>>376
[ふ──、と息吹の様に。
薄く輪郭輝く透明な輪が薬指に浮かび上がる。
暫しして、その輪郭が薄く輝いていた透明な指輪は、輝きが拡散されて消えたように見えたろう]

どうだい？

[望めばまた、薄く輪郭が輝いて見えるし、取り外す（？）ことを望めば取り外しも出来るだろう。
見えない時に何も感触が無いかどうかは、ユリシス次第*]

>>372ユリシス

話を持ちかけてみたらどうだい？
うさまるも、君に懐いていたように思うよ。

[うさまるについてはそんな話があったとか*]

>>378
［その輝きが等しいもの>>361>>365とユリシスは気付いたろうか？］

奇蹟のようなものだ。
竜の息吹の力だよ。

いいや。
君から貰ったものだ。

この指輪は大事にするよ。

[素材が何であろうと拘りは無い]

君こそ、好みの指輪があるのなら見えなくしてあげようかい？
東京に戻ってから、持ってきていいよ。

目に見えるものだけが全てでは無いよ。
[「魔法をかけることはできない」その言葉には。
そして、見上げて微笑む。フードのうさ耳が揺れていた*]

［目に見えるものだけが全てでは無い>>380。
　一滴ひとしずくの力が。
　静寂動かぬ世界の湖うみに落ちる一滴いってきの波紋が、世界を震わせ波立たせる］

>>381

気分が良くなったのなら下に戻るかい。

物理的なものでは無いからね。
君達風に言うと、少しＳ・不思議Ｆな指輪だろう。

[立ち上がる。
遠く、遠く、遠方の景色が見渡せる。
ユリシスを見失うことは無いだろう。
後ろを振り返らずとも、見ているのだから]

[ただ、今暫しは隣に、すぐ傍にいるだろう。
そして、人と竜の過ごす時間はこれからもたっぷりとある**]

>>430>>2:649
[それは、何時か何処か。泡沫の村の物語
或いは、夢幻ゆめまぼろしである一時ひとときのお話]

［そうでは無いかもしれない話］

そうだね。
戻ろうか。

[夢幻のさきは続く。如何いかようにも。
竜はそこその魂の隣にいるだろう**]

>>424>>433
[足をぷらぷらさせながら話すその姿が気に掛かったのか。
それとも、定命とも、定命とも言いきれない幼仔だったからだろうか、>>=24>>a132「行くさきがあるのかい？」と尋ねたのは]

歓迎するよ。
ユリシスのところだけれどね。

[事後承諾である]

そうかい。

[ニコリと笑み、見上げる姿。
縁側に並んで座りながら、何時かのよう>>2:695>>2:696>>2:697に頭を撫でた。
澄んだ紅玉のような目に映るシャトの表情は、柔らかいものだったろう**]