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【人】 三ノ宮 緋雁[こんな時間にどうしたのかと思えば、廃棄は取り消しだって話を教えてくれた。>>73 オレもさっき、気になって直ちゃんに尋ねたばっかりだったから、どうなるか知ってはいたんだけど。わざわざ報告しに来てくれたのが嬉しかった] うん、オレも聞いてた。 無事でよかった……。もう少し頑張れるね。 [一時でもそんな話があったなら、この先もしばらく不安かもしれないけれど。そう簡単には処分しないんじゃないかと思ってたオレの予想が合ってて、オレもほっとしたんだよね] ……そっか? [用事はそれだけと言いながら、桜花ちゃんには帰ろうとする様子が無い。 まだ用事がある……? いや、無いって言ってるし……? どうしたらいいか悩んでしまって、オレもしばらく桜花ちゃんの様子を窺うことになった]* (78) 2023/11/29(Wed) 8:19:08 |
【人】 三ノ宮 緋雁[でも、桜花ちゃんが長く生きるなら、当然オレは見送ってもらう側なんだけれど。 それはちょっと嫌だな、って思うんだ。 桜花ちゃんと、たぶん雷恩と、それから直ちゃんと。 みんな遺して先に逝くより、オレは一番最後がいいなって。 無理なんだけどね。 戦闘AIは一番寿命が短いから。 それでもオレは戦うことしか知らない。 戦闘員でいるしかないんだ]* (81) 2023/11/29(Wed) 9:03:02 |
【人】 三ノ宮 緋雁[満足した様子が見えるか、数秒──十まで数えない程度の時間が経つか。そのくらいでオレは再び手を離して] じゃあ、おやすみ桜花ちゃん。 また明日ね。 [そう声をかけて、今度は頭に手を伸ばして軽くぽんぽんした。前に雷恩と話したときも頭が撫でたくなったのを思い出しながら。 桜花ちゃんを見送った後は、オレも休息を取るつもりだった]* (97) 2023/11/29(Wed) 17:45:41 |
【人】 三ノ宮 緋雁オレたちはデータを書き込むだけで知識が得られるけど、 新人類たちはそうはいかないもんね……。 みんなが上手く導いていければいいけど。 まあ、邪魔になった相手はオレたちが殺せばいいのか。 [それが使命だもんね。 いつまで一緒にいられるかはわからないといえ] 決定には逆らわないけど、 もう殺意は抱いてしまったから…… なるべく近寄らないようにしておくね? 被験者たちのことはできるだけ考えないようにしとく。 ありがとうね、直ちゃん。 [直ちゃんに微笑み返して部屋を出るとき、手の甲に触れた手をふと思い出した。>>94 触れられたときは特に感想は無かったけれど。思い返してなんとなく、労われた気分になった]** (99) 2023/11/29(Wed) 17:56:50 |
【人】 三ノ宮 緋雁─ ある日(メディウム&雷恩) ─ [あるときメディウムちゃんが雷恩と一緒に歩いているのを見かけた。>>118 メディウムちゃんは声をかけてきたかと思ったら、すぐ去るつもりらしい] 何の邪魔? そんな露骨に逃げなくたって、襲いかかったりしないよ。 [彼女が殲滅対象かどうか、は深く考えないことにしてある。 命令に従うのは苦じゃないけど、身近に殺意を抱く相手ができたら大変かもしれないし。 まあメディウムちゃんが話すことがないって言うなら、オレからも特に改めて言うことはないんだけど。 つまりは前言った内容から変化してないってことでもある。>>2:123 雷恩は何か話したいことがあるんだろうか、とオレは二人を見比べた]** (120) 2023/11/30(Thu) 15:15:12 |
【人】 三ノ宮 緋雁─ ある日(メディウム&雷恩) ─ 『僕ら』? って、キミと誰? [去ろうとした彼女の言った言葉が不思議で、オレはつい問い返した。何せ彼女のことはほとんど知らない。桜花ちゃんとちょっと似た匂いがする、ぐらいしかわからない] ……まあ、雷恩の害にならないように頑張って。 それを判断するのはオレじゃないから、 どうすればいいかなんて知らないけどね。 [そう言って離れていく後ろ姿を見送った] (134) 2023/11/30(Thu) 19:46:00 |
【人】 三ノ宮 緋雁[その後、雷恩がオレのそばに残るのなら視線を向けて] ね、雷恩にとってあの子ってどんな存在? [雷恩からは聞いたことがなかった気がして、尋ねてみる。 オレは「雷恩が満足してるならいいや」って思ってるけど、参考までに。 二人の仲がどうなろうと雷恩は学びを得るだろうし、無益ってことはないと思うんだけどね]* (135) 2023/11/30(Thu) 19:46:09 |
【人】 三ノ宮 緋雁[去り際に振り返った彼女は、声を聞かせてくれた。>>138 人間と植物。その融合体ってことなのか。 彼女から感じる植物の匂い、そして土のような匂い。>>0:44 その謎がやっと解けた気がした。 オレがメディウムちゃん単体の存在を認めることがあるかどうかは、正直言ってわからない。 ウキクサのときみたいに、細かく思想を聞いた上で殲滅対象かどうかをオレなりに判断することはできると思うけれど、その末に殺意を抱くことになったら面倒臭いからやりたくないんだよね。 だから保留のままそっとしておこうかなって。 それに、仮に認めて気に入ったとしても、殺せって指示が出たら殺すし。 なんてことを考えながら、オレは二人を見送った。ひらひら手を振りながら]* (141) 2023/11/30(Thu) 20:15:38 |
【人】 三ノ宮 緋雁─ 研究所を去る前・植物園 ─ [ミケの指示もあるし、そろそろ研究所を去ることになって、最後にオレが向かったのは植物園。 雷恩や桜花ちゃんが気に入ってた場所。 こういう自然環境は他に無いから、ここに価値があるという判断はとてもよく理解できる。>>0 けれどオレは何度来ても、ここに特別な魅力を感じることがない。 多くの生物にとって都合のいい環境なのはわかる。植物だけでなく動物も生息しているみたいだし。 昔、この大地の広い地域がこんな風だったのもデータとしては知っている。 でも、それだけだ。 それだけの感想しか抱けないのが、オレはちょっとだけ残念に思うんだ]* (142) 2023/11/30(Thu) 20:22:50 |
【人】 三ノ宮 緋雁─ 植物園(桜花) ─ あ、桜花ちゃん。 [オレを呼ぶ声が聞こえて、方角を探し、桜色を見つける。>>143 招かれるままに歩み寄って、隣に座ることにした] そうだね……、桜花ちゃん、ここ気に入ってたもんね。 残りたいんなら残れるんじゃなかった? [最後の日までここにいるぐらい気に入っているのなら、相当名残惜しいんじゃないだろうか。オレは残る理由がないから、去るつもりだけれど。 ここなら表立って敵対している相手もいないし、安全に過ごせると思うし……。 そう問いながら桜花ちゃんの髪を見つめる。 桜。桜花ちゃんの髪の色と同じようなピンク色をした、木に咲く花。その美しさで多くの旧人類に愛されたという。時期が来ると枝を埋め尽くす花々は、データで見ても見事なものだった。 その花の名が桜花ちゃんに相応しいかどうかなんてオレにはわからないけれど、他のみんなはどう思ってるんだろうか……なんてぼんやり考えていた]* (144) 2023/11/30(Thu) 20:47:05 |
【人】 三ノ宮 緋雁─ 植物園(桜花) ─ ないんだ? 残る理由。オレもないけど……。 [ここが気に入っている気持ちは残る理由にはならないんだ、と思うと少し意外ではあるんだけれど。 ここでお別れにならずにすむのは、ほっとする] じゃあみんな一緒だね、……だよね? [他に誰か残りたい人がいるとは、オレは聞き覚えが無い。 桜花ちゃんはどうなんだろう、と確かめつつ] いつまでいることになるかと思ってたけど……、 あっという間だねえ。 [視線を空に向けた。ここは他の場所より太陽がよく見える気がする。それだけ空気が清浄なんだろうか。 他の地域は砂塵みたいなのが舞ってるところもあるもんね]* (146) 2023/11/30(Thu) 21:03:16 |
【人】 三ノ宮 緋雁─ 植物園(桜花) ─ [問いに答える声は軽かった。>>147 それで本当にここへの未練は特に無いんだな、って思えた。 桜花ちゃんが戦闘AIたちの名前を挙げるのを聞くと、なんだか面白くなって笑ってしまった。 羅生はああ言ってたけど、みんな結構コミュニケーションは取ってるよね?>>2:14] うん。オレも桜花ちゃんがいたほうがいいな。 そばにいなくなったら張り合いがなくなるもん。 [オレは直接役に立てるわけではないにしろ、ずっと雷恩と桜花ちゃんのことを考えてきたし。そばにいなくなったら考えることがひとつ減ってしまう。 それはオレにとって、いいことではない気がするんだ]* (148) 2023/11/30(Thu) 21:24:51 |
【人】 三ノ宮 緋雁─ 植物園(桜花) ─ またついてくるんだ……? 戦力に余裕があるときだけにしてね? [勝てるか危ういようなギリギリの戦力での出撃は、たぶんしないと思う。>>149 しないと思うけど、万が一のことはやっぱり心配だしね。他の戦闘員はどう思ってるんだろう。聞いておけばよかったな……] あんなこと……って、廃棄処分になるかもってこと? 本当、そうならなくてよかったよね……。 [あれはオレも驚いた。桜花ちゃんは覚悟を決めているようには見えたけれど、やっぱり、そんな単純なものではなかったんだろうか。 自分の意思を貫くためなら、その結果が廃棄でもいい──とは、オレは思えない気がする。 そして、そういう風に思えるのが人類らしさ、のような気は……する。ウキクサと話して思ったことだけどね]* (150) 2023/11/30(Thu) 21:42:10 |
【人】 三ノ宮 緋雁いいね! 桜花ちゃんのオススメ教えて? オレはどんなのが『綺麗』かわかんないからさ。 [『ずっと』なんて大げさだなあと思ったけれど、一緒に過ごせる時間は長いほうがいいと思い直した。>>151 桜花ちゃんもいつか、雷恩みたいに一緒に生きたい相手をほかに見つけるのかもしれない。そうなる前に、思い出をたくさん作らせてもらおうかって] いつ死ぬかわからない世界なんだし、 死ぬときに後悔はしたくないよね……。 [少し前に呟かれた、すぐには答えられなかった言葉に返事をする。 できるうちにやっておきたいことは、オレも探しておいたほうがいいのかもしれない。戦いが日常である以上は、いつ終わりが来てもおかしくないんだから]* (153) 2023/11/30(Thu) 21:59:28 |
【人】 三ノ宮 緋雁──それから [浮草生命研究所からは、見た目上友好関係のまま去ることになった。 利用価値があるなら旧人類でも生かしておこうっていう《sintoisMécanique》の考えは一貫しているし、オレも同意する。新人類の未来のために役立つなら何だって利用すべきだ。 オレの中にウキクサへの殺意はあるけど、本部や直ちゃんの判断に逆らう気は無い。 自分の意志を通すために組織に逆らうなんて、まさに“人類の愚行”でしょ? 罪をわざわざなぞる気はないからね。 そうしてオレたちは日常へ戻った] (154) 2023/11/30(Thu) 22:02:50 |
【人】 三ノ宮 緋雁[今日は群鷺と2人。相手はそこそこ戦闘慣れした小集団。 制圧地点を指示されただけだったから、何か名前のあるコミュニティなのかどうかは忘れてしまった。 殲滅対象の数が少ないから、オレは槍だけ持ってきた。 桜花ちゃんがついてきてるなら、オレの真後ろ、群鷺と同じぐらいの距離にいてもらうだろう。そこなら誰の邪魔にもならない上にそこそこ安全のはず。 相手は飛び道具の手持ちが少ないのか、使ってこない。 それならオレたちのほうが圧倒的に有利だけど。相手は応戦する気を失くしていない] どこまでついてこれるか見ててあげる! [相手がオレの突きを上手く受け流すさまを見て、オレは少しずつ速度を速め始めた。鍛えた旧人類はどのぐらいの速度まで対応できるんだろうか? 仮に速度に対応されたとして、手が尽きるわけじゃないけどね] (156) 2023/11/30(Thu) 22:03:10 |
【人】 三ノ宮 緋雁[オレはすぐに相手が受け流せなくなる速度を把握した。 必要以上に速く動くと負荷が高くなるから、少し上回るぐらいで抑えて] ほら、置いてっちゃうよ? [速いだけで軽い突きや払いを繰り返しながら、隙を窺う。 狙うは三段。 一段目で装甲を割り、二段目で骨を砕き、三段目で心臓を貫くつもりで。 その隙を見つけるやいなや、オレは即座に一段目を放って、すぐに二段目を叩き込んだ。そして最後に本命の一撃。どこまで貫けるかを見届けようと、じっと目を凝らしながら突き入れる。 もし貫き切れなかったそのときは、群鷺が撃ち抜いてくれるでしょ。 その群鷺が何してたのかと思って周りの様子を窺ったら、増援に駆けつけようとしてる後方の敵を撃ち抜いていたようだった。 これがオレたちの日常] (157) 2023/11/30(Thu) 22:03:24 |
【人】 三ノ宮 緋雁[“旧人類の殲滅”、それがオレの存在理由で存在意義。 オレはこのために造り出された。 新人類たちの──雷恩と桜花ちゃんの未来のためになると信じて、今日もオレは使命を果たす]** (158) 2023/11/30(Thu) 22:03:33 |
【人】 三ノ宮 緋雁─ 回想:植物園(桜花) ─ [桜花ちゃんはまた無茶を言う。>>159 見送られるのが嫌なオレへ。 素直に喜べはしないけれど、でも、不思議だよね。 そんな風に見届けたいと思ってくれるひとがいるのが、嬉しいことのような気がしてくるんだ。 そして、桜花ちゃんがくれたもうひとつの言葉たちは、オレにとっては意外極まりないものだった。 オレは人類同士なら『綺麗』を理解し合えるのかと思っていたんだ。 でも、桜花ちゃんはそんなことないだろうと言う。 AIだからわからないってわけじゃないんだとしたら、それも少し、嬉しいな。 ちゃんと“隣に立てた”みたいで] (161) 2023/11/30(Thu) 22:28:22 |
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