人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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視点:


T『魔術師』 シンは、メモを貼った。
(a1) 2022/12/20(Tue) 0:49:35

T『魔術師』 シンは、メモを貼った。
(a2) 2022/12/20(Tue) 0:50:46

T『魔術師』 シンは、メモを貼った。
(a34) 2022/12/20(Tue) 23:04:46

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ その時には、もう、世界の惨状を知っていた。
 だけど崩壊していく世界を中継機越しに見ても、
 ……ぼくはやっぱり、他人事だった。
 外の世界も、外に住んでる人たちも、
 そこに寄せる感情なんて、浮かんで来なかった。]
 
(208) 2022/12/21(Wed) 19:53:39

【人】 T『魔術師』 シン

―― ユグくんと ――



  そうかな? ありがとう!


[
 判断が出来ないということは、

 別に捨ててしまってもいい、ということなのだけど。

 回答をどうするか聞かれなかったから、
 それはユグくんには言わなかった。
 いや……聞かれてても、
 言ったかどうかは分からないけれど。


 だから公正、と言われてもぴんと来ない>>41
 だけど褒められてるように聞こえるから、
 素直に嬉しいと思っておく。
 でもそうだね、あっさり捨てるって言わなかったのは、
 考えたから出たもの、って言えるかな! ]
 
(209) 2022/12/21(Wed) 19:54:33

【人】 T『魔術師』 シン

 

  ユグくんは……何か変わった?


[ ユグくんのことは好ましく思っていたけれど、
 神様に傾倒してるように見えることもあったから。
 公正、というのは、そんなユグくんの盲目的な部分と
 比べてのことなのかな?って、解釈をする。

 思い入れがないと判断するなら、
 それはそれで尊重されるべき判断だとは、思うけれど>>42
 だけどいらないと判断してしまえるだけのものが
 世界にあること、
 それはぼくには持ち得ないものだから。
 きみが持っているのは、
 良いことなんじゃないかなと思うよ。
 だってまだ、考え直せるかもしれないから!


 だけどそう言うのなら、
 公正でない自分に思い当たったのかな、とも思ったから、
 聞いてみる。]
 
(210) 2022/12/21(Wed) 19:55:09

【人】 T『魔術師』 シン

 

  んー?


[ それからもうひとつ聞かれるのなら>>43
 不思議そうな声を出した。
 どうして過去形なんだろー?と思ったから。]


  ――もちろん! 大好きだよ!
  ぼくはみんなといられて幸せだよ!


[ 今までもそうだったし、これからもそれは変わらない。
 苦しいことが、ないわけじゃない。
 もしもみんなが居なくなってしまったら、
 これから不幸だと思ってしまうかもしれない。

 だけど今笑っているのは――ぼくの本心だ。]
 
(211) 2022/12/21(Wed) 19:55:48

【人】 T『魔術師』 シン

 

  ユグくんは? 幸せ?


[ 過去とも、今とも、これからとも、
 いつのこと、とは聞かずに、ぼくも聞き返した。]
 
(212) 2022/12/21(Wed) 19:56:07

【人】 T『魔術師』 シン

 

  えー?

  ……さ〜? 誰だろうねー?


[ そういえば、と、何気ない問い掛け。
 どうしてぼくに聞いたのかは分からないけど、
 ユグくんはぼくを買い被りすぎじゃないかなー?
 洋館のことは知ってても、みんなのことは……
 そんなに知ってるわけじゃない、と思う。]
 
(213) 2022/12/21(Wed) 19:56:33

【人】 T『魔術師』 シン

 

  アリアちゃんは優しいから、
  そういうことしてくれるかもしれないね!

  あ、シトラちゃんが頑張って剥いてくれたのかも?

  ヒナギクちゃんも心配してくれるけど、
  ヒナギクちゃんには声掛けてほしくもあるよね!

  クロくんはこっそり置いていくの上手そう!

  フォル兄さんは誰かに頼みそうだなー
  チェレスタちゃんもかなー?

  カルクくんは……こっそり置いていくならする、かなー?


[ ……案外出てくるもの、だなー。]
 
(214) 2022/12/21(Wed) 19:57:37

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ ちなみに素直にぼくだよ!って言わなかったのは、
 洋館ここで一番一緒に過ごしてるタナトスへの
 謎掛け遊び、みたいなものだったのかも、しれない。*]
 
(215) 2022/12/21(Wed) 19:58:41

【人】 T『魔術師』 シン

 

[ ――――ぼくは幸せだよ ]


 
(216) 2022/12/21(Wed) 20:24:34

【人】 T『魔術師』 シン

 

  ――そうだね、きみは、いらないよ

 
(217) 2022/12/21(Wed) 20:25:54

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ みんなの選択と、それから神様の決めた、
 世界の命運の話を聞いた。
 だけどそれは、
 ぼくにとってはあまり重要でないことだった。

 ぼくはこの小さな世界で幸せだった。
 だから――
 神様はぼくの幸せには、なんにも関係がないんだよ。
 神様はぼくらを「いらない」というけれど、
 ぼくも、きみのこと「いらない」んだよ。

 誰かに気付かれるなら、
 ほんとうに珍しく、笑みのない顔をしているだろう。]
 
(218) 2022/12/21(Wed) 20:26:30

【人】 T『魔術師』 シン

 

[ この魂は、最初からあなたを必要としていない。]

 
(219) 2022/12/21(Wed) 20:27:53

【人】 T『魔術師』 シン

 

  さよなら!


[ 笑顔で、明るく、別れを告げて。]
 
(220) 2022/12/21(Wed) 20:28:15

【人】 T『魔術師』 シン

 

  ……あ、


[ その姿が崩れ落ちるのを、見た>>8。]


  、
ヴェル兄さん――っ!



[ さっきより余程悲痛な顔をして、
 ぼくはその身体に駆け寄るんだ。*]
 
(221) 2022/12/21(Wed) 20:29:26
T『魔術師』 シンは、メモを貼った。
(a47) 2022/12/21(Wed) 20:54:02

【人】 T『魔術師』 シン

―― 回想・世界が終わるその前に ――


[ 神様が決定を下す、その前の日。
 行ったのは薬草園だったかな。
 そこに――アリアちゃんがいると思ったからだ。]


  こんにちは! アリアちゃん


[ それこそ、きみを迎えに行った日のように、
 それから、なんとなく距離を置いていたことも、
 何でもなかったかのように。

 アリアちゃんへと声を掛けた。]
 
(227) 2022/12/21(Wed) 21:53:56

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ ――5年前、迎えに行ったアリアちゃんは、
 今と同じようにあんまり表情は変わらなくて、
 その心の内を知らないぼくは、
なんというか、
 わりとあっさり、聞き分けの良いように見えた>>1:188
 一緒に暮らしていた人が亡くなったと聞いたのは、
 こっち側も既に把握してたのか、
 それとも到着してから
 近くの人の反応から知ったことだったんだっけ。

 ……一緒に暮らす人が居なくなったからこその
 淡白さだったのか、
 それとも別の何かなのか。

 ぼくには何とも言えなかった。]
 
(228) 2022/12/21(Wed) 21:54:22

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ ぼくは、カルクくんの祈祷室にも、
 フォル兄さんの売店にも
 入り浸ることはあんまりないんだけど>>1:437
 アリアちゃんのところに通ってたのは、
 ……うん、お客さん少なそうだなーっていうのも、
 なくはなかった。
 だけどそれ以上のものもあったよ。
 アリアちゃんのことは、その時は、
 一番気に掛けてただろうね>>1:189

 アリアちゃんの表情の微妙な変化が、
 なんとなく分かるようになった気がしたし
 (気のせいかもしれない)

 ここでの居心地もそう悪くはないのだろうと、
 それが分かれば、嬉しかったよ。]
 
(229) 2022/12/21(Wed) 21:54:54

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ だからこそ、彼女を見て憎らしくなるのが苦しかった。
 この関係が、過去の何かに塗り潰されるのが嫌だった。
 『隠者』は知ることがないことだろう。
 だから……アリアちゃんが過去に振り回されないのは、
 救い、だったのかもしれないけど。
 だけど何も知らない子へと、
 訳の分からない感情を向けて、避けてしまうこと、
 それがますます、苦しくて、]
 
(230) 2022/12/21(Wed) 21:55:38

【人】 T『魔術師』 シン

 

  え…………?


[ ――その時、上手く笑えていたかは分からない。
 流石にばったり会った時まで避けることはしないけど、
 その時は、アリアちゃんに対しては、
 まだ誤魔化すことが上手くなかった。
 強引に持たされたのは、ドロップ缶>>1:191。]


  え、あ……


[ 渡したら、アリアちゃんの手は離れていく。
 からからと手の中で鳴らす。]
 
(231) 2022/12/21(Wed) 21:56:24

【人】 T『魔術師』 シン

 

  ……あは
  ぼく、そんなに疲れてるように見えたー?

  でもありがとう!


[ これどうしたのー?なんて、
 ようやくいつもみたいに聞けたら、
 どうやらアリアちゃんのお手製らしい。
 アリアちゃんのお手製ならきっと効くよね!と
 思うと同時に、それを渡された訳は……
 はっきりとは分からなかった。]


  ……ごめんね、アリアちゃん



[ 去っていくその背に、音にならない言葉を呟く>>1:192
 なんとなく、アリアちゃんに謝ってしまったら、
 ぼくと『魔術師誰か』の境界が、混ざってしまう気がしたから。]
 
(232) 2022/12/21(Wed) 21:56:52

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ そのドロップのお世話になる頻度は、
 実のところはあまり多くなかった。
 自分は苦しくないのだと、
 自分の気持ちを見ないフリするのは得意だ。


 だけど、どうしても自分を見失いそうになったときは、
 ころりと口に放り込んだ。
 なんとなくほっとしたのは、その効能かもしれないけど、
 ……アリアちゃんの優しい言葉が過るから>>1:191
 そっちに、安心していたんじゃないかと思う。
 これをくれたのはアリアちゃんで、
 アリアちゃんが心配したのは、この
苦しむ
ぼくなんだと。
 『隠者』が『魔術師』を心配してる?
 ……きっと、違うよね?
 ]
 
(233) 2022/12/21(Wed) 21:57:44

【人】 T『魔術師』 シン

 

  あのね、アリアちゃん!

  これ、またくれないかな!


[ で、現在、ぼくの手の中にあるのは空のドロップ缶。
 空になった缶を、捨てずにそのまま取っておいたものだ。

 世界がどうなるか分からない状況で、
 そんなことを言うぼくに、
 アリアちゃんが何を感じたかは分からないけど。
 少なくともぼくが、死ぬ気はないことぐらいは、
 伝わったかな。
 ドロップって、そう一瞬でなくなるものではないから。]
 
(234) 2022/12/21(Wed) 21:58:49

【人】 T『魔術師』 シン

 

  アリアちゃん

  アリアちゃんも、
  息を吐きたかったらぼくに言っていいからね

  ……ぼくが言うのも、今更かもしれないけど
  アリアちゃんの力になりたいからね!


[ それは今も変わらないな、と思った。
 玄関ホールで、神様にはっきり告げたきみを見ていた。
 きみは、こんな状況でもしっかりしてると思ってたけど、
 ……でももしかしたら、
 きみにも“兄”が必要だったんじゃないかと。
 ぼくの幸せを、みんなのことを考えてみて、
 今更、思った。

 言うだけ言って、その場を去るのは、
 アリアちゃんの真似みたいだったかもしれない。
 ほら、ドロップ、すぐに用意出来ないかもしれないし?
 って、言い訳。**]
 
(235) 2022/12/21(Wed) 21:59:25

【人】 T『魔術師』 シン

―― 『誰か』の終わるその時に ――


[ ヴェル兄さんに駆け寄って、
 そこにはカルクくんとエーリクくんがいて>>97>>116
 他の人もいたかもしれないけれど、
 ぼくもヴェル兄さんを運ぶのを手伝ったかもしれない。
 ……周りでおろおろしてただけかもしれないけど。

 玄関ホールに落ちる様々な声は聞こえていたけれど、
 今は誰にも手を差し伸べられなくて、
 罪悪感のようなものを感じながら、
 ぼくはヴェル兄さんのそばにいた。]
 
(258) 2022/12/21(Wed) 23:39:05

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ カルクくんとエーリクくんは
 部屋から離れていったから>>245
 部屋にはぼくひとりだっただろうか。]


  ヴェル兄さん……
 

[ まだ眠っているけれど、
 眠っているだけのようだから、いずれ目を覚ますだろう。
 とは思っていたけれど、
 だから、それよりも、ヴェル兄さんが帰ってきたことに、
 嬉しさのような、安堵のような、そんなものが湧いていた。

 ヴェル兄さんに、色々言いたいことも、
 ……聞きたいこともある。
 だけど眠っているならば、
 その相手に声を掛けることはしない。]
 
(260) 2022/12/21(Wed) 23:39:49

【人】 T『魔術師』 シン

 

  …………


[ ヴェル兄さんのベッドへと、
 その布団に顔を埋める。
 もうひとつ、自分の中にあるものに、
 ぼくはどうしていいか分からなかった。

 ……いや、あるのではなくて、
なくなった
んだ。

 生まれてから、ずっと隣り合わせで生きてきたもの。
 魂に刻まれているらしい感情。
 ぼくの心の中にいた、『魔術師』が。

 神様が持っていったのだろうか、とは思ったけど、
 理由については、今は重要ではなくて。

 ずっとそこにあったもの、
 ずっと苦しかったもの、
 抗いたいたいと思っていたもの。
 ……まさか、こんな形で、
 逃げられるみたいに、なくなるとは、思ってなくて。

 ずっと煩わしいと思っていたけれど、
 いざ「さよなら」すると――
 案外、寂しいものだな、と思った。]
 
(261) 2022/12/21(Wed) 23:40:38

【人】 T『魔術師』 シン

 

  う〜〜〜〜〜〜


[ 布団に顔を埋めたまま唸る。

 ぼくは『証持ち』ではなくなった、ということで、
 そして、それはみんなもそうなんじゃないかと思っていた。

 ――今更、今更、なくなってしまったって、
 『証持ち』でないぼくなんて、
 "外の世界"のどこにも存在していない。
 この小さな世界が崩れるなら、
 ぼくはそのまま消えてしまいそうだ。

 今日がぼくの新しいはじまりの日Rebirth-Dayなんて
 言われたって、
 なんにもないぼくは、今更生きていくことが不安で、
 どうしようもなくて、今更何も出来ない気がして、]
 
(262) 2022/12/21(Wed) 23:41:35

【人】 T『魔術師』 シン

 

  ……っ、う、 う、う


[ 溢れた涙は布に吸い込まれていった。
 そうだね――ぼくが泣くのは、
 いつもヴェル兄さんの前だった。

 誰も来なかったら良いのに、と思いながら、
 喪失感と、不安と、どうしようもない感情に、
 泣くことを、止められなかった。**]
 
(263) 2022/12/21(Wed) 23:42:01
T『魔術師』 シンは、メモを貼った。
(a58) 2022/12/21(Wed) 23:44:07