人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[これからの必要が何かは
 クリスタベルにかかっていた。

 彼女が『恋人』彼/彼女のままでいたいなら、
 俺も一生『悪魔』でいようと思っていたから。

 そうしたらきっと、箱庭に一緒に行って、
 ユグの事も我慢して、幸せな時間を過ごしたのだろう。

 でも現実は違う>>1:315。 だから、]
 
(326) 2022/12/17(Sat) 20:15:59

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 悲しいかな?
 仲良くなれないのは解ったけどね。

 お前も、もうちょっと、
 面白く生きたら?


[最後にかけた言葉はそれだ。
 立ち去るときには振り返らずに、
 タナトスの事には気付けなかった。*]
(327) 2022/12/17(Sat) 20:16:12

【人】 X『教皇』 カルクドラ

── 回想:“ふたり”への答え ──

[ 再度、クリスタベルが祈祷室に訪れた。
 丁度ゼロが去って間もない頃だったか
 机には置き忘れていた彼の私物が残されたまま。

 改めて話を聞くと、二人で一人とのこと>>5
 経典に記されている『恋人』は
 男性、女性どちらでもある存在>>0:28
 二人が溶け合ってひとつ、との説明も納得がいく。]

  
  箱庭時代の『恋人』のように二人が一人、ということかな。
  うん……多分わかった気がするよ。

  神父様……、か。でも僕は神父じゃないよ。
  成りたかったんだ……けどね。 


[ 穏やかに語る笑顔が微かに曇った。
 もし証持ちとして生まれていなければ
 数年後には、神父になっていたのだろう。

 
無理やり塞いだ傷口が、少し膨らんだ気がした。

 
 とはいえ、クリスタベルに悪意が見えないのは
 理解出来るので、苦笑のみに留まったが。

 そして、質問が投げられると]
 
(328) 2022/12/17(Sat) 20:25:18

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
  ……なら、先に質問いいかな。
  
  君達は今、幸せかい?
  僕から見た君達は、幸せなように見えるんだ。

  君達が幸せだと思っているなら、君達が正しいと思うよ。

  命を授かりし生命は皆、幸せになる権利がある。
  その幸せを得るために苦労も、努力もしたのだろう?
  そして、実際手にしたのだから。 
  

[ 質問返しの後、回答には即答した。

 そも男は神父でも無い上、カウンセラーでも無い。
 ただの“聖職者ごっこ”でしか無いので
 正解を答えることは義務では無い。

 導く答えは常に、相手に安堵と心の平静を与える為のもの。
 故に、二人を傷つけない、悲しませない解答を
 言葉を選び、優しく投げていく。

 もし回答が見当違いで、負の感情が見えたとすれば
 それは勿論全力で謝罪するだけのこと。
 当時の男は、所詮未成年の青二才でしか無いのだから。]
 
(329) 2022/12/17(Sat) 20:25:37

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ オレンジを添えたペパーミントティーを出し、
 男も自分の分を飲みながら
 今度はクリスタベルの過去話を拝聴する>>6
 荒れていた過去を聞くと驚き、可憐な顔を二度見する。]


  僕が荒れてたことがもう伝わっていたのか……。
  いや……恥ずかしい。
  ゼロから聞いた? それともフォル? 

  言いくるめは大事だからね。 
  僕が話していることも、一種の言いくるめだから。
  言い方や語り方次第で、印象はまるで違ってくるから。 
  誰もが印象が良い方の話を聞きたくなるからね。
  
  ……ふふ。良かった。
  君達仲が良さそうだから。


[ ゼロの話をするクリスタベルは、どこか嬉しそうに見えて
 彼に出会えたことで、幸せを感じているのだろうと内心思う。]

 
(330) 2022/12/17(Sat) 20:27:00

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
  そうだ。実はこれ、ゼロの忘れ物なんだ。
  近いうちに会う予定があるなら、届けてくれないかな。


[ 帰り際、机の上に置かれたままのゼロの私物を渡す。
 当時の彼は割と頻繁に訪れていたので、
 本人に直接渡しても良かったのだが。
 会う理由も出来るのではないか、と思い。*]
 
(331) 2022/12/17(Sat) 20:27:14

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ そして少し前。
 神の帰還後、クリスタベルの姿は
 早々にホールから消えてしまった。>>1:271


 
 去っていく姿が一瞬見えただけだったが
 その横顔が、何処か辛そうに見えた気がして。

 この状況、現場に居られなくなる理由も理解は出来ると。
 ただ、見送ることしか出来ずにいた。
]
 
(332) 2022/12/17(Sat) 20:27:31

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ エーリクとシトラの時だってそうだ。
 もしこの時、声を掛けることが出来ていれば。
 少しくらいでも慰めに、心を軽くする言葉を
 言えたかもしれないのに。



    
 やはり、僕は誰も救えない。 
]

 
 
 
(333) 2022/12/17(Sat) 20:27:56

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 

[ 『教皇』の魂は、人を救うことが出来ない。
 

     それは遥か神話の時代から、現在でも変わらずに。**]

 
 
(334) 2022/12/17(Sat) 20:28:12
X『教皇』 カルクドラは、メモを貼った。
(a83) 2022/12/17(Sat) 20:33:44

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── 回想:聖職者ごっこ  ──


[名前で呼んでいいと言われたけれど>>1:256、]

 『教皇』って呼ばせてもらいたいな。
 同じ『証持ち』なんだし。

[そうしてつい言ってしまった嫌味、
 悪意は伝わっていたようで>>1:257
 すぐの謝罪に戸惑わせてしまったように見えた。]

 いや、大したことないよ。
 聖職者ってなんか、
 …嫌なやつしか見た事なくって。

 『教皇』もそうなのかと、つい。
 まだ話してもないのにな。

[そもそも数える程も見た事はなかったけれど、
 経典があれなら証持ちに対する態度もアレだろうと思っている。

 俺の知ってる聖職者は、
 実際孤児に優しくなかったし。

 まあそんな感じで誤魔化せただろう。
 と、思っている。]
(335) 2022/12/17(Sat) 21:07:44

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[そうしてのうのうと宣言通りに礼拝室へと遊びに行っていた。
 あそこにある経典をちゃんと読ませてもらったり、
 適当にお茶を飲んだり、他愛ない雑談をしたり、

 ああ、買い出しに付き合わされたりもした。
 「労働力が欲しいなら給料は必要だろう」と
 対価を求めた。

 お駄賃程度でもくれたため、
 話が解るやつという判断になっているし、
 そう直接本人にも言っている。]
 
(336) 2022/12/17(Sat) 21:08:01

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[礼拝室は…… 礼拝室という場所自体には嫌悪がわく気もしていたのに、なんだかんだで居心地がよかったように思う。
 過去の話を聞けたなら素直に面白がっただろう>>1:34
 荒れる気持ちはよく解る気はしたけど、
 自分の生い立ちまでは話していない。

 ただ、昔から悪い事はやってた、と。
 笑い話として提供はしたかもしれない。

 不良と生真面目気取り>>1:42
 相性として良いじゃないか。

 なんだったら買い出しの時に
 「素行の悪い事、一緒にやる?」
 と笑顔でギャンブルに誘った事があったかもしれない。
 生真面目委員長を悪の道に引きずり込むのも
 醍醐味な気がしてしまったためだ。

 そりゃあ気に入るわけだった。]
 
(337) 2022/12/17(Sat) 21:08:16

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

[だからこそ、ユグが来てから礼拝堂の客層が変わり
 引き留められた時>>1:258
 たぶん素直にちょっと笑えた。]


 そ。いそがしいの。
 『誰かさん』を避けるのに。


[と、最悪返答をしたりしたのだが。
 誘い文句としては惹かれるものがあったが、
 「じゃあ誘うなら一人の時にね」だのと
 冗談を返していただろうし、
 『アレ』に会わぬ買い出しなどなら付き合っただろう。]
(338) 2022/12/17(Sat) 21:08:37

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

[そして恐らく忘れ物は>>331
 めちゃくちゃ持て余した、フォルスとのデートでの戦利品>>1:136も入っていただろう。
 そのままベルにあげるのも癪で、持て余していたもの。
 その経緯をカルクドラに話していたかどうか。
 要るなら『教皇』にあげる、とすら言っていたかもしれない。

 それ以外にも売店で買ったインクやら、
 何やら同じカードがいっぱい入っていたりと…おや?不穏だ…。
 カルクドラにならバレてもいいだろという雑さである。
 そんなものは一杯あるから置きっぱなしでも何ら困る事もないのだが…。

 他には一冊の本だ。
 当たり障りのない、経典。
 これは確かに私物であり、カルクドラと買い出しに行った時に
 街で買ったものだった。
 戻って来て礼拝堂でそのまま読んで、読み終えて、
 それからず〜っと置きっぱなし。

 礼拝室を何だと思っているんだろうか?
 要らないもの置き場ではない。
 でもそんな使い方をしていた可能性はまあ…。

 カルクドラが何を渡したかはどうだろう?
 彼の性格が良い事を祈るしかない。*]
(339) 2022/12/17(Sat) 21:09:00

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
   
―――広間



[ 最初に見えたのは 見慣れた街並み
 見慣れすぎた筈の港
 夜と錯覚しかけるどす黒い空
 映し鏡のような黒い海が
 今にも襲いかからんと揺らめいて

 危急を報せる冷静な声が
 理解を拒みかける内に流れて

 チャンネルが切り替わった ]
 
 
(340) 2022/12/17(Sat) 21:12:56

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 誰かの声が遠かった
 無機質な音を代わりに捉えた

 地面に空いた大きな穴>>198
 共に映し出される倒壊した家

 ただ、少しの間見ていた ]
 
(341) 2022/12/17(Sat) 21:13:34
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a84) 2022/12/17(Sat) 21:13:59

【人】 U『女教皇』 キュリア

--回想--

[ 彼と初めてお会いした時、不思議なことがあったのです。
ひとに初めて会った時には"はじめまして"と挨拶をする。
と、館を出る時に読み始めた"対人マナーを学ぶ書籍"には書いてありました。
ですから、彼にお会いした時も、出迎えてくださった館のスタッフの方に対して挨拶したように"はじめまして"と挨拶して名を名乗ろうとしていたのです。]

……、あ、の

[彼と対峙した時になぜか涙が出そうになりました。
悲しかったわけではありません。
怖かったわけでもございません。
なぜかわからないのですが、
目頭が熱くなり身体がふわりと浮くような……自分で自分をコントロールできないと感じた初めての体感でございました。]

…………こんにちは。

[どうにか言葉を声にできたのは、お昼の時間帯の挨拶だけでございました。
さらに不思議だったのは、名前を問いかける彼の声もまた震えているように聞こえました。>>0:487]

キュリア。キュリア、です。

[名を名乗りましたが、わたくしの声もきっと震えていたでしょう。
叫び出したくなるほどの感情が頭の中を駆け巡りました。]
(342) 2022/12/17(Sat) 21:14:26

【人】 U『女教皇』 キュリア

[彼と初めてのおしゃべりをかわして部屋に入り、ふと思い立って言葉の辞書を開いてみました。
この言葉の辞書は小さい頃からわたくしのそばにある辞書なのですが、
なぜか昔から開くとそのページにわたくしの気持ちが書かれていることが多かったのです。]

……なつか、しい?けどわたくし…………

[開いたページで一番最初に目を引いた言葉は"懐かしい"でございました。]**
(343) 2022/12/17(Sat) 21:14:41

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 気付いたらどこかにいた
 男の背を追ってここまで来ていた ]



      
ヴェ ……ル




[ 神なのか神になったのか神だったのか
 なんて呼べばいいのかわからないまま ]
 
(344) 2022/12/17(Sat) 21:14:44

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 止まらないから裾を掴んだ ]



  ………… 神様

           頼むよ
  
   頼むから ――…お ねがいだ から



[ 息が聞こえた ]
 
(345) 2022/12/17(Sat) 21:15:38

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
 [ 阿呆だ
  馬鹿だった
  冷静を繕って
  強さを装って
  大言吐いて
  力を御したつもりで
  立っているつもりで
  受け入れたつもりで
  大人ぶって
  余裕ぶって
  声が出ない
  震えた息に
  手が外れて
  また掴んで
  紙が落ちていた
  くしゃくしゃだった
  膝をついて
  拾ったら
  神は消えた ] *
 
 
(346) 2022/12/17(Sat) 21:16:35
U『女教皇』 キュリアは、メモを貼った。
(a85) 2022/12/17(Sat) 21:18:45

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 気付かぬ内握りこんで
 いくらも皺のよった紙は
 よりにもよって、代えのききそうにない出目 ]


   …………、


[ 皺をのばして なでつけて
 少しでも皺が消えるように伸ばして


   『 俺は ここに残るよ 』
          

 書き足したたった数文字は
 皺のせいで途中から揺れていた ]
 
(347) 2022/12/17(Sat) 21:22:34

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
   
―――廊下



[ クロの部屋へと向かう途中 丁度姿を見かけた
 気付かないなら、そのまま部屋に行く心算で
 気付いたならいつものように笑って声をかけた ]


  ハロー、クロ
  大大吉おめでとう!
  てかすごすぎない……??

  という訳でこれ、お返事♡

  いやさ、ポケットに入れてたら
  うっかりくしゃくしゃになっちゃって
  ……ごめんね


[ 四つにたたんだおみくじの紙を渡せば>>347
 売店に戻ろう ] *
 
 
(348) 2022/12/17(Sat) 21:24:39

【人】 ][『月』 エーリク

―― 自室へ至る ――

[ 一人か、もしくは後ろについてくるものが
 いたか。この部屋に誰かを招くことなど
 数える程度しかなかったもので、もてなすための
 道具に持ち合わせはない。唯一、珈琲カップだけが
 ないと不便だからと、二対揃えていた。

 ――もしかしたら露店でねだって
 買ってもらったものかもね。

 ベッドチェストの上には硝子のオルゴール
 そして隣に、羊のぬいぐるみ。半年ほど前に
 贈られたもの>>0:529だ。

 余談では在るが彼"ら"は兄弟である。
 最初の年に貰った後、もう一人ほしいと
 クロに言った。

 僕には兄弟というものがいないけれど
 一人は寂しいだろうからと、言ったのは表向き。

 本当は、縋り癖を直そうと、一人で
 耐えているときに、構いすぎたがため
 すこし、傷んでしまっていたから。 ]
(349) 2022/12/17(Sat) 21:42:35

【人】 ][『月』 エーリク

[ 殺風景と言っても差し支えない部屋に、
 さて客は居たか、否か。

 どちらにしても、珈琲マシンのスイッチを入れた。
 やがて、張り詰めた空気を和らげる
 香ばしい香りが漂うことだろう。 ]

 選択、……正直、よくわからない
 どうでもいいと言い換えてもいい

[ 例えば父母、――生きていれば良いとは思う
 あれから一度だって手紙すら寄越すことはないが
 別れた日にわずかに膨らんでいた彼女の腹からは
 弟だか、妹だかが産まれてもう自由に歩き、
 簡単な言葉なら会話もできていることだろう。

 ――それが正しい、兄が証持ちであるなど
 知らないほうがきっと幸せだ。

 だが、彼らだっていずれ死ぬ。
 それが明日か、何十年か先かという話で。
 どうせ死ぬ。 ]
(350) 2022/12/17(Sat) 21:43:09

【人】 ][『月』 エーリク

[ 幸せな最後を迎えさせてやるために、
 走り回って説得してまわる"べきなのか"

 そう考えている時点で、口にした通り
 どうでもいいと思っているのかもしれない。

 自分一人の選択で選び取れる未来が
 あるとしたら、どう答えていただろう。

 僕と一緒に全て滅べばいい

 そんな大それたことを、言っていただろうか。
 言っていたかもしれないな。

 ――しかし、選択は全員に委ねられている
 そして今しがた、眩しくたっとい願いを聞いた。

 好きにすれば?僕は崩壊を望む、
 とはとても言えまい。 ]
(351) 2022/12/17(Sat) 21:43:31

【人】 ][『月』 エーリク

 シトラが言ったんだ
 悲しみの少ない方に、って

 どちらのほうが、悲しみが少ないのだろう

[ 崩壊を止めた先に、

 己が悲しまない未来はあるのだろうか。
 言葉を放ったと同時に、珈琲マシンが動きを止めた。
 望まざろうとも、もしも二人だとしたら
 あなたの分も、慣れた手付きで珈琲を注いだ。 ]
(352) 2022/12/17(Sat) 21:44:04

【人】 ][『月』 エーリク

[ 抜け出した先で身につけた小手先の技術を
 披露しても良かったのだけど。

 いくつかの行く先に、カフェもあった。
 とは言え、ゆっくりと珈琲を楽しむ時間までは

 ありはしない。わかっている。

 せめて考えるための共として、
 からからに乾いた口を、喉を潤す手段として

 張り詰めた空気を和らげることができたなら
 良いのだけれど。* ]
(353) 2022/12/17(Sat) 21:44:30

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

[弱々しい懇願を聞きつけてくれたカルクドラが、
 駆け寄ってきてくれれば>>275
 助かった!とばかりに泣きついた。]


  それが……、寝ちゃってるみたいで。
  その内目を覚ますと思うんだけど……。


[おろおろと事情をカルクドラに伝えれば、
 医務室に運んでくれるという。

 プロセラを背負い込むカルクドラに、
 大丈夫?重くない?と、道中尋ねながら、
 後ろに倒れ込まないように背を支え。

 休憩をするなら代わりを申し出ることもした。
 私が運ぶことになれば、完全に背負うことは出来ず、
 プロセラの足を少々引き摺ることになったのは許して欲しい。]
(354) 2022/12/17(Sat) 21:44:37

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

[医務室に辿り着いて、
 気を失ったように眠ったままのプロセラを
 白いシーツの包み込むと、安堵の息をついた。

 カルクドラも一緒にその場に居てくれるという。]


  ……本当にありがとう、カルクドラ!
  私一人だとここまで運べなかったから、
  すごく助ったよ!


[ベッドの傍に丸椅子を運んで腰を落ち着け、
 カルクドラに向けて、両手をパンっと付き合わせた。

 食事をすることにも、眠ることにも、
 プロセラは執着をしない。

 洋館に一緒に過ごしている時間があれば、
 見たことがある光景なのかもしれない。

 
彼自身に興味が向けば、の話ではあるけれど。
(355) 2022/12/17(Sat) 21:45:14