人狼物語 三日月国


40 【完全RP】湯煙に隠れる吐息【R18】

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視点:


【人】 空閑 千秋

 
   名前くらいしか知りませんものね。
   名刺なら今でも渡せますけど……。
 
 
[と、自分の情報を手渡そうとして
 慣れた仕草で名刺入れを取り出した。
 仕事で使う簡素なそれを一枚取り出して、

 けれど相手の囁きにパチリと目を瞬かせた。]
 
(151) 2020/08/19(Wed) 20:01:19

【人】 空閑 千秋

 
   ……ありませんよ。
     だからここに来てたんです。
     女であると言う自信が、欲しくて。
 
 
[意地の悪い質問をするものだ、と
 顔をツンと逸らしながら腕組みする。
 そんなことを今更聞かなくても良いだろうに。
 そんな。どこか拗ねた気持ちで。]
 
(152) 2020/08/19(Wed) 20:02:03

【人】 空閑 千秋

 
[夜に秘められた時間でもないのに
 甘やかしたいとか、>>-361
 そもそもこんな風に甘やかに過ごすとか、
 私にはそれだけで対応に困ってしまうほど
 甘やかされている気持ちになってしまう。

 彼は私よりも年下で、
 仕事もいろいろなところに行く分忙しそうだ。>>-362
 私もそれに応えるように私の事を明かしていく。
 年齢、職業、休みらしい休みは少ない事。
 両親はもう亡く、一人暮らしをしている事。
 そんな事も、伝えた頃。
 彼からのお願いには断る理由なんてなかった。]
 
(169) 2020/08/20(Thu) 7:08:41

【人】 空閑 千秋

 
[それから、宿を後にして。
 電話やメールでやりとりはしていたけれど
 それ以外ではなかなか会う時間が作れなかった。
 申し訳ないけれどそれが現状で、
 日々仕事に疲れて1日が終わってしまう。
 土日に仕事が入る事もあったから
 休みもなかなか合わせられなくて、
 それでも彼の誕生日付近に休みを合わせられた。

 でも、私はそれより前に。]
 
(170) 2020/08/20(Thu) 7:08:56

【人】 空閑 千秋

 
[彼が出張になったとある日。
 私は思い立って家を出た。
 彼が時間が取れる確証はない。
 けど、あんまりにも会わないままだと
 なんだか嫌だな、そう思ってしまったから。

 連絡のやり取りで彼のいる場所は大体わかる。
 どこに泊まっているとか、今日はどんな仕事だとか。
 彼の仕事が終わる頃。
 彼の泊まっているホテルの近くの喫茶店から。]
 
(171) 2020/08/20(Thu) 7:09:11

【人】 空閑 千秋

 
   『来ちゃいました。
    忙しいなら、帰ります。』


[そんなメールを送ってコーヒーを飲む。
 不安な気持ちが胸を焼く。
 けれど、なかなか会えないのが寂しくて
 普通のお付き合い、が、わからなくて。
 喫茶店で一人不安な顔をして
 慣れないスカートを履いて
 不慣れなメイクをして。
 約束もない待ち人がくるのを、

 私は待っている。]**
 
 
(172) 2020/08/20(Thu) 7:09:28

【人】 空閑 千秋

 
[それは、仕事がお互い忙しい中、
 旅館での出来事を終えてから始めての再会だったから
 私はなんだかその姿が眩しくて
 つい、冷房が聴いた中でも頬が熱くなってしまう。
 珈琲が冷める前に来てくれた彼は、
 きっと疲れているはずなのにそれを見せない。
 それが嬉しいような、申し訳ないような。]
 
 
   驚かせてしまってごめんなさい。
   ……急に時間ができたから。
   私こそ、忙しいところにごめんなさい。
 
 
[可愛いと言われれて目を伏せてしまう。
 どうしてこう、褒め言葉がすぐに出せるのだろう。
 嬉しくて、だけど複雑なのは
 もっと可愛い子は世にたくさんいると知っているからだ。
 それでもスカートを選んでみたのは、
 せめてもう少し女性らしく、と
 なんとか自分を変えようとしたからだけれど。]
 
(181) 2020/08/20(Thu) 15:06:03

【人】 空閑 千秋

 
   そうですね、明日も仕事ですから。
   でも、ご飯は一緒に食べれたらって。
 
 
[始発に乗ればギリギリ勤務には間に合うはずだ。
 仕事用の替えの服を職場に置いてるものの強みである。
 けれどそれだと泊まりたい、と。
 そう自分から誘うようで今は言えなかった。
 夜であれば、美鶴荘であれば素直に誘えるそれが
 今、陽の光の下だとあまりにも照れ臭い。
 肌を重ね合わせていないのに
 こうして"男女"として交流があるのは
 なんだかとても新鮮で、くすぐったいのだ。

 けれどその顔が落胆に変わる。
 眉尻を下げて、少し悲しげな顔に。]
 
(182) 2020/08/20(Thu) 15:06:18

【人】 空閑 千秋

 
[……なんて、呟いてから。
 はた、とその理由に気づいた。
 シングルでとっているならそこに2人泊まるのは
 ルール違反というものだろう。
 泊まるにしても部屋をもう一人分とるのは
 宿泊者のマナーというものだ。
 一瞬後、そのことに気づいたわたしは
 これまでになく、真っ赤になって顔を覆って俯いた。]
 
 
   
い、いまの忘れて………!

 
 
[大人として恥ずかしいし
 それを期待しているようでも恥ずかしい!
 いくら会いたくなったからって
 寂しい気がしたからってこれはない!

 ああ、普通のおつきあい、というものは
 どんな距離感が普通なんだろうと
 私にはまだわからないことがたくさんだった。]**
 
(184) 2020/08/20(Thu) 15:07:03

【人】 空閑 千秋

 
[私のどこが悪かったのかと思う。
 いや、基本的に私は良いところの方が少ない。
 世の中にはもっと綺麗で可愛らしい人が沢山いる。
 気紛れで私と恋人ごっこだったのか。
 …それならそれで、止める権利は無いし。
 最近は、オシャレも楽しみ始めていたけど
 いつものスーツで良いと言われるし。

 『なんで千秋ちゃんはそんなに自己評価低いの。』


 同僚にそんなふうに言われたけど、
 でもでもだって。そうじゃないか。
 世の中はクリスマスシーズン。
 世の恋人たちの姿に我に返ったのかも。

 『普通にクリスマスデートでは?』


 私はその意見にも首を横に振る。
 態々大事な話と言ってきたのだ。
 普通のデートなら、普通に誘うと思う。
 忙しいからクリスマスを前後して、は分かるけども
 それにわざわざ大切な話があると言うだろうか。
 だから違う、とため息をついた。

 同僚も、先輩も、顔を見合わせる。
 そして呆れたようにこう言われた。]
 
(197) 2020/08/20(Thu) 21:37:28

【人】 空閑 千秋


 『……プロポーズじゃないの?』



   ……………………へ?
 
 
[私があんまり鬱々と仕事をしているので
 ランチ奢ると連れ出してくれた
 職場の数少ない女性人員の先輩と同僚は
 私が薄らメイクし始めたのに目敏く気付いて
 質問責めにしてくれた人たちだった。

 よって、お付き合いを始めた人がいる、と白状させられる。
 女子トークの格好の生贄となって早数ヶ月。]
 
(198) 2020/08/20(Thu) 21:37:52

【人】 空閑 千秋

 
   え、ぇ、そ、……そうなんですか?
 
 
[真っ赤な顔をしてうろたえた私に
 頭を抱えて完全に呆れ返った顔をしていたお二方。


 本当にすいませんでした。]
 
(199) 2020/08/20(Thu) 21:38:10