人狼物語 三日月国


212 【身内村】桜色のエピローグ✿

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 火澄 瀬名

    


 「 ん …… 禎光? おは、よ …… 」



 古びた、でも手入れのされたソファで寝息を止めると
 のそりと目をこすった。
 いつの間に寝ちゃったのかな。
  
 ここは、私の祖父母が暮らしていた家。
 今は空き家だけれど鍵は私が持っていて、
 時々掃除や空気の入れ替えをしている。
 禎光も手伝ってくれる。

 
(25) 2023/05/17(Wed) 23:57:02

【人】 火澄 瀬名

 
 

 ずっと、3人だった。
 お父さんと、お母さんと、私。

 そんな私の世界に増えた、4人目。
 沢山の時間を一緒に過ごしてきた、幼馴染。

 半年前に両親が亡くなった時、
 この世界で独りぼっちにならなかったのは、
 きっと彼のおかげ。

 
 
 「 禎光、…………… 」


 
(26) 2023/05/17(Wed) 23:57:07

【人】 火澄 瀬名

 
 

    「 いつも味方でいてくれて、ありがとう  」>>0:25


  
(27) 2023/05/17(Wed) 23:57:18

【人】 火澄 瀬名

  
 
 
 2人の意見が割れた時はどうしてたっけ。
 話し合いで決まればいいけれど、
 どちらかが譲るか、ジャンケンでもしてた?
 
 ささやかな対立をしても、
 その後だってすぐに元通りだった。>>0:41
 私たちはいつでも、一緒だった。
 バレンタインに、手作りチョコも渡した。
 
 
   
(28) 2023/05/17(Wed) 23:58:22

【人】 火澄 瀬名

 
   
 
 「 私、ここに住もうかな ───

   ここの方が高校、ちょっと近いし。
   それに、あの家、
   無駄に広く感じるし …… 」


 
(29) 2023/05/17(Wed) 23:58:35

【人】 火澄 瀬名

   



 それはきっと、両親の死が理由 …… ?

 
   
(30) 2023/05/17(Wed) 23:59:28

【人】 火澄 瀬名

  
 
 
 部屋の古時計 ────
 分針が真上を指し、天使祝詞が流れ始める。

 それは確かにオルゴールの音色なのに、





        まるで誰かの歌声のようだった **
 
 
 
(31) 2023/05/17(Wed) 23:59:33