人狼物語 三日月国


181 忘却の前奏曲、消失の1ページ

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【人】 惜別ハツナ



[ 他人の私が色々する姿を見て
  君はどんなことを思ってたんだろう。
  それは言われない限りわからなかったけど…

  どんなことを思われてても、
  私はやめるつもり、なかったから。

  君の元へと通うのが
  私の新しい日課になるんだ。

  学校には行っていたよ。
  君の分のプリントも貰って届けようって
  そう思ってたし、板書だって完璧にして。

  怪我してるんだし勉強なんてしたくないかな?
  そうだとしても私は届けたけどね。 ]


  
(86) 2022/10/27(Thu) 20:52:15

【人】 惜別ハツナ



[ 事故は学校のみんなにも軽く伝わってたみたい。
  なんだか腫れ物に触るみたいに色々言われたな。
  学校のみんなのW助言Wは全部無視した。

  そこまでハツナちゃんがする必要ないとか
  なんでそこまでするんだ、とか。

  無理しちゃだめだよ、とか。

  周りの声なんてどうでもよかったし、
  私は、君のことしか考えてなかった。 ]*


  
(87) 2022/10/27(Thu) 20:54:05

【人】 朝日元親



[ ボクが優しいだけだったのか。>>66
  彼女にそうさせるだけの気持ちがあったのか。

  答えが分からなかったとして
  腐っても自分のことなら、想像くらいはできる。
  ボクが彼女の言葉に疑問を持っていることは
  彼女になら伝わってしまうかもしれない。

  ボクが優しいはずないし
  貴女にそうさせる魅力があっただけではと。

  記憶がなくとも思考の癖は変わらない。]


(88) 2022/10/28(Fri) 22:37:10

【人】 朝日元親



[ そう、ボクという人間は変わらない。
  だから知らずのうちに過去を掘り返して
  彼女の心に枷を嵌める。>>68>>69

  彼女が誰よりも強くて脆いことすら忘れて。>>70



   そう、なんだ。
   どういたしまして…でいいのかな?


[ 自分のことだというのにまるで他人事だ。>>71
  そんな態度だから、彼女の心に影を落とすのか。>>72


  この実感の無さが、今は心苦しい。
  彼女の張り裂けそうな笑顔に>>73
  見合う人間なら、こんな事考えなくて済むのに。]


(89) 2022/10/28(Fri) 22:38:05

【人】 朝日元親



[ それでも今は、社会的弱者のボクは
  彼女にすがりつくしかなくて。>>74


   あ、うん、その…ありがとう…。


[ どこまでも優しい彼女の言葉に甘えるように。
  ボクは彼女に頭を下げる。
  時に距離を感じさせかねない
  親しき仲を通り越した、礼儀だった。



(90) 2022/10/28(Fri) 22:39:30

【人】 朝日元親



[ 彼女の声は届かないまま。>>79

  病室に一人になったボクは
  彼女が残してくれたメモ書きよりも先に
  自分の携帯を開いて、連絡帳を見た。

  一応頼らせてもらう立場上、
  彼女の連絡先も登録しておく必要があったから。]


(91) 2022/10/28(Fri) 22:40:43

【人】 朝日元親



[ ほとんど登録されてない連絡帳は
  たった1ページに収まっている。

  友人と思しき連絡先もなければ
  グループチャットなんてひとつも入っていない。

  登録されていた数少ない連絡先は
  『元母親』という冷たい名前と、もうひとつだけ。]



(92) 2022/10/28(Fri) 22:41:07

【人】 朝日元親



[ 緊張の糸が切れて、ボクは現実から目を瞑る。
  彼女がここに来てくれた時には>>84>>85
  意識を手放して眠ってしまっていた。

  そうして目覚めた時に
  ボクは初めて彼女の見舞い品を目にして
  手に取り、俯く。
  チョコボールなんていうお菓子は
  本来は見舞い品には相応しくないはずだから。

  彼女がもしそこに居たとしても
  この見舞い品のことは今は聞けないだろう。

  明らかに不相応な見舞い品には
  絶対になにか意味があるはずで、
  それが分からないことに、もやっとしてしまう。



(93) 2022/10/28(Fri) 22:44:13

【人】 朝日元親



[ 知らないという恐怖を乗せたチョコボールを
  ボクは口に放り込む。

  彼女がいたら、一緒に食べようと差し出すけど
  もし彼女がいなかったら。
  ボクは静かに涙を流すことになるのだろう。
]**


(94) 2022/10/28(Fri) 22:45:03

【人】 朝日元親


***

[ 疑念が確信に変わった。
  けれどボクに何ができるかと言われれば
  何も変わらない。

  画面に残る無数の着信履歴を眺めながら
  空白の時間に思いを馳せるだけ。
  片方は『元母親』で、もう片方は知らない番号。
  調べてみると高校の事務室の番号だった。


  何十回にも及ぶ着信を無視し続けたけど
  要件なんてどうせ分かりきっている。]


(95) 2022/10/28(Fri) 22:45:47

【人】 朝日元親



[ 学校はどういう場所か、ボクは知らない。
  けどあの連絡帳を見てしまうと
  どうしても学校に行きたいなんて
  そんな感情は湧いて来そうにない。

  ボクのことが学校に広まっているとは
  知りもしなかったけれど。

  本能的に、行ってはいけない気がしたんだ。]



(96) 2022/10/28(Fri) 22:46:33

【人】 朝日元親



[ そんなボクが学校のことに触れるのは
  彼女がボクに逢いに来てくれた時だけだ。
  けれど板書が綺麗なノートも、プリントも
  もらう度にボクは苦い顔をして言う。]


   いつもありがとう
   でももう、ノートもプリントも無くて大丈夫。

   貴女のことも思い出せないのに
   そんな事に、労力は割きたくないんだ。


[ ボクのためと思ってくれているのは嬉しいし
  それが迷惑だなんて思っていないけど。

  ボクには、強い負い目があったから。]


(97) 2022/10/28(Fri) 22:47:19

【人】 朝日元親



  ねぇ、ハツナさん。

  ボクは…学校ではどんな人だったの?


(98) 2022/10/28(Fri) 22:47:36

【人】 朝日元親



[ 話題をボクが本当に必要な方へ逸らす。
  きっとボクを誰よりも知っているのは
  他でもない彼女のはずだから。

  彼女から聞けばなにか思い出せるだろうかと
  そんな期待を胸に、ボクは尋ねてみたんだ。]*
   

(99) 2022/10/28(Fri) 22:47:56

【人】 惜別ハツナ


***

[ 私がついた時、君は眠っていた。
  そうだよね、疲れちゃう、よね。

  自身の身体だってもう疲れた、って
  悲鳴を上げてるのには目をそらして

  私は君の頭をそっとなでる。
  記憶が戻る日、来るのかな。

  
私が事故に遭えばよかったのに。

  そんな思いが、ぐるぐる、頭に巡っていく。
  そうしたら……君が怪我しなくて済んだのに。 ]


  
(100) 2022/10/29(Sat) 1:03:01

【人】 惜別ハツナ



[ 君が起きるまで、待ってよう。
  そう思ってたんだけど、
  気づいたら私は
  ベッドの横の椅子に座ったまま、
  眠ってしまってたんだ。

  だからそう、君が涙を流してしまっても
  きっと、気付けない。 ]



   あ、食べたんだね。
   美味しかった?


[ 私が起きたとき、
  君がもう一度寝てたりしないなら
  そうやって聞いてみたけれど。

  私は、ふたりぼっちの遠足で
  一緒にチョコボール食べたんだよ、とは
  この時は、言わないんだ。 ]**

  
(101) 2022/10/29(Sat) 1:04:36

【人】 惜別ハツナ


***


[ 私が君のもとに毎日行ってることは
  クラスメイトならみんな知ってた。
 
  それを良く思わない人たちが
  いつしか私への忠告をやめて
  ひそひそ、何かをしだしたことに
  私は気づく余裕もなくて。


  先生だって知っていたから、
  遠回しに学校に来るようにとか
  そんな伝言も頼まれたりはしたけれど
  学校にいけないから入院してるんじゃないですか?
  とか言って、先生を困らせたりもした。

  先生には先生の事情があるから
  仕方ないのも、わかってるんだけどね。 ]

  
(102) 2022/10/29(Sat) 1:05:39

【人】 惜別ハツナ



[ 行けない分届けてるから、文句ないでしょう?
  って先生を言いくるめてたから
  無くても大丈夫、って言われても
  簡単にやめるわけにもいかなかった。

  今要らなくても、後でいるかもしれないし。 ]


   私がやりたくてやってるから。
   それにね、今じゃなくても
   あとで必要になった時にないと困るでしょ?


[ そう言って、勉強しなくてもいいから
  受け取って欲しいな、って。
  私からは学校に行こうとかそんな話しなかった。
  ただ、勉強面で困っちゃいけないから
  ノートとかを渡しているだけで
  
……行きたくないなら無理することないよ。 ]


  
(103) 2022/10/29(Sat) 1:06:30

【人】 惜別ハツナ



   どんな人、か……。

            うーん……。


  
(104) 2022/10/29(Sat) 1:06:58

【人】 惜別ハツナ



[ 話題がノートの話から移って、
  私は困ったように眉下げて、言葉を濁す。

  君のことを誰より知ってるのは確かに私だね。

  でも、今聞かれてるのは学校での君。
  知ってるよ、
知ってるから言いたくない。 ]


  
(105) 2022/10/29(Sat) 1:07:52

【人】 惜別ハツナ



   …………。
ごめんね、言いたくない。


   でも、知りたいんだよね。
   だから、少しだけ、待ってもらえるかな。

  
(106) 2022/10/29(Sat) 1:08:55

【人】 惜別ハツナ



[ そう言って、鞄から取り出したのは
  いつも持ち歩いて、渡すのを迷っていた
  交換日記。
最後の1ページは破り取ったけど

  それ以外のページは今でも、読める。

  日記をぱらぱらとめくって、
  書いてない真っ白なページを開くと、
  私は、君の質問に文字で応えるために
  ベッドの横にある机を借りて
  答えを綴り始めるんだ。 ]

  
(107) 2022/10/29(Sat) 1:12:26

【置】 惜別ハツナ



   口では言いにくいことも
   文字なら……って。
   この交換日記は
   そんな風に私が提案して始めたんだよ。

   気が向いたら、このページ以外も
   読んでみて欲しいな。

  
(L2) 2022/10/29(Sat) 1:12:55
公開: 2022/10/29(Sat) 1:15:00

【置】 惜別ハツナ



[ この言葉通りに
  君がもし他のページも読んでくれたなら
  そこには、私の弱音だって
  書いてあったかもしれないね。 ]


  お父さんもお母さんもほとんど家にいない。
  料理は好きで上手くなったわけじゃない。
  上手くなるしか、なかったんだ。

  だから、心配してくれるの、君だけだよ。
  君と一緒にご飯食べられるの、嬉しいな。

  
ずっとひとりで食べてたんだもん。


  
(L3) 2022/10/29(Sat) 1:14:05
公開: 2022/10/29(Sat) 1:15:00

【置】 惜別ハツナ



[ 勿論、弱音だけじゃなくて。
  君への感謝や好意だって、たくさん。 ]

   
   大好きだよ、元親くん。
   ずっと、ずっと傍にいるよ。

   悩み事とかあったら、何だって聞くから
   いつでも、言ってね?


  
(L4) 2022/10/29(Sat) 1:16:39
公開: 2022/10/29(Sat) 1:20:00

【置】 惜別ハツナ



   君の質問に答えるね。>>98
   君は……
   隅の席でひとりでいることが多かったよ。

   授業中、何か考えごとしてることも多くて
   何考えてるの、って聞いてみたら
   被害妄想が止まらなくなるんだ、って
   返されちゃったな。

  
(L5) 2022/10/29(Sat) 1:17:32
公開: 2022/10/29(Sat) 1:20:00

【置】 惜別ハツナ



   私以外の周りからは……。
   あんまり、よく思われてなかったみたい。

   みんなが君に押し付けてたイメージは
   暗いとか、そんな感じ、かな。

   全然違うのに、酷いよね。
   
   これ以上知りたいって言われると… 
   むずかしい、かな。
   私が君に思うことと
   私以外の人が君に思うことは違い過ぎるから。

  
(L6) 2022/10/29(Sat) 1:18:00
公開: 2022/10/29(Sat) 1:20:00

【人】 惜別ハツナ



[ 君が知りたいであろうことを綴ると
  私は持っていた付箋をそのページに貼って
  ノートを閉じて君に渡した。
  付箋のページに
  君が知りたいことを書いたよ、って言いながらね。

  そして、今日はそろそろ帰らないと、って
  その場を後にするんだ。

  ほら、誰かに見られながらだと
  読みづらいかもしれないし。 ]**

  
(108) 2022/10/29(Sat) 1:19:06

【人】 惜別ハツナ



[ 君の質問に言葉を濁してしまったの、
  君にとっては良くなかったのかな。

  私は言いたくなかったんだ。
  君の悪口とか、勝手なイメージとか……。

  ハツナには相応しくないって
  言われてたこととかね。


  君の記憶は戻って欲しいけれど
  それは忘れていて欲しい、なんて。 ]

  
(109) 2022/10/29(Sat) 23:23:21

【人】 惜別ハツナ



[ クラスの中には君のことを良く思わない人たちが
  いるって、私は散々言われてきたから知ってる。

  私がいない所でも君が直接言われてたことは
  聞きそびれてしまったけれど、それでも。


  君のことを嫌いな人が
  クラスに居るんだってことは知っていた。
  
  知ってたけど、私には関係ないって、
  そう思ってたんだよ。

  
君のことを真に知ってるのは私だけでいいから。 ]


 
(110) 2022/10/29(Sat) 23:24:10