人狼物語 三日月国


28 【恋愛RP】星降る宴の必然を【R15】

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【人】 星読博士見習 ハニエル

[彼女は、紅茶をご馳走してくれることを覚えていてくれたようだ。>>103

ただ遊びに来ただけなのに手厚いもてなしで、
申し訳ない気はしつつも、
心の底から温かさが込み上げてきた。

紅茶を運んでもらったらその時に、
金平糖とチョコレートを開けよう。

自分がひと目見て気に入った、地球の形のチョコレート。
陸と海の絵が細かく施され、見た目も美しいが、陸部分にだけアラザンがまぶされており、
口の中で転がすと模様が分かる。そんな一粒。

彼女にもしチョコレートをお勧めするならば、
彼女の手を取って、その上にそっとこれを置こうかな]

[そんなことを考えていると、そこに。
新たな来客が入ってきた。>>106]

あ、ジゼル!

[ノアの親友、ジゼルだ。
2人の邪魔をしてしまったような気分になりつつも、
もし彼女がいいなら、同じテーブルを3人で囲うのもいいかもしれないな。]*
(114) 2020/05/16(Sat) 22:56:10

【人】 男装の騎士 イヴ


ーサボり魔騎士と正論道化師ー

[イヴはマッドが自分がいることに対して安心できると言ってくれたことが嬉しかった。

(あんしん。安心か!そりゃ嬉しいな!)

イヴが生まれたのはこの国ではないし、孤児院という場所は同じでも、その国では食べる物もカビの生えたパンを複数人で分け合うような状態だった。
そして、最終的に奴隷にまでされた。

安心などない毎日だった。
だからこそ、安心という言葉の有難みを知っていたし、それを与えられる人間になれたのかと、心が踊った。

イヴは単純な人間だ。過酷な環境で過ごしたし、何回も騙されもした。けれど、生きていければなんでも良いと、あまり深く考えないことを逆に身につけてしまった。

「国税の給金なのに、ぼくの様な卑しい芸人の接待に使われるなんて勿体無いですよ〜。ですが、期待して店を探しますね。」

国税の給金の所でイヴは「ゔ…」となった

「そういえばイヴさんは今休憩ですか?
騎士装束で食べ歩き等、問題は無いのでしょうか。」

またまた休憩、制服について問われて「ゔ、ゔっ」と痛いところをつかれて窮して固まってしまったが]

あ、ああ大丈夫だ!大丈夫!

[と、質問には答えず分かりやすく斜め上を向いて何事も無かったようにマッドの後をついて歩いた]*
(115) 2020/05/16(Sat) 23:18:42

【人】 無口な使用人 ジゼル

    あ、ジゼル!>>114


[ ハニエルさんが私の名前を呼ぶ声が聞こえて、その人がやっぱり先日会ったハニエルさんに間違いないと確信する。


こないだ数分会っただけなのに、きちんと覚えてくれていたことがなんとなく嬉しく、先日のような気まずさはさほど感じないまま、またぺこりと頭を下げた。


むしろハニエルさんのほうが、私とノアの時間を気遣い気まずさを感じていたように見えたりしたのだけれど、三人でテーブルを囲もうと提案してくれた>>114 その声は明るく、ノアに迷惑でないのなら私は穏やかな気持ちですすめてくれた椅子に腰を下ろすだろう。]*
(116) 2020/05/16(Sat) 23:31:11

【人】 無口な使用人 ジゼル


(良かった、持ってきておいて)


[ 座り心地の良い椅子に腰を下ろすと同時に、カバンからゆきのやの金平糖を取り出して二人の前に置いた。
コツン、と乾いた音がした。]


これ、二人に渡したくて。
レインツリーの下での、お邪魔のお詫びに。



[ 二人は受け取ってくれただろうか。


ノアの入れてくれる紅茶は本当に美味しくて、あれこれと話してくれるハニエルさんも楽しそうで、私もいつもよりずいぶん楽に声が出た気がする。]


お祭り、楽しんでいますか?



[ と二人に聞いて、

私は昨日は魚に食べられているようになる被り物を被って、屋台でタコヤキを食べたわ、と話せば、二人はどんな顔をしただろう。

ふと、カバンに入れたままの犬耳カチューシャの存在を思い出したら、昨日の妄想>>1:279がまた頭に浮かんで唐突に吹き出してしまって、不思議な顔で見られたりしたかもしれない。]*
(117) 2020/05/16(Sat) 23:37:27

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

[どうしたものか>>115。御手並拝見のつもりで触れた程度の筈が急所に入ったかの様な練撃になってしまったらしい。薄らと心の声さえ聞こえてくるかの様だ。真に純粋無垢な『子供』なのだろう。猜疑心の風船に針が刺され、心配事が弾け飛んだ様な気の抜け方をした。]

貴女は、この国の出身では無いのですか?
失礼な話やも知れませんが、少し作法に慣れていない様子で。余所者のぼくには僅かながら共感出来る様な。

[足早に大通りを渡りながら話を振る。]

あと……やはり、お金は御心配無く。
財布には未だ余裕があります故に。

[意図せず抉ってしまったお詫びに、と。嗚呼、そろそろ昼になる。丁度小腹も空いてきた頃だ。悪くない時間帯である。*]
(118) 2020/05/16(Sat) 23:56:14

【人】 第一王女 ユウェル

[朝からと思っていた、顔見せは昼からに。

ベランダに出て国民に顔を見せる。
これは決まっていること。
それでも今年は、特別づくし。

ひとつ。愛しいシュテルンポレール殿下が、隣に立つ。
ふたつ。いつもならここにいないはずの、
招待客3人も後ろに立つことに。
みっつ。
お兄様がいない。


緊張が伝わったのか、
シュテルンポレール殿下がベランダに出る前に、
手の甲へ口づけを落とし、安心した?と笑みを見せた]

勿論。……ありがとう。

[2人の時間というのは短いもので、
ガヤが入る。煩い。]

お母様、行きますよ……

[ガヤを入れるのが同世代なら、
なんとも思わなかった。
でも、両親が茶化すのは
恥ずかしさ余って呆れそうになる。
それを抑えて、国王を筆頭に
ベランダへ行こう]
(119) 2020/05/17(Sun) 0:03:07

【人】 第一王女 ユウェル

…………

[殿下の名前を呼ぶ声がする。
認められただろう。
既に安堵できているから、
帰ってしまいたい。

それも許されるわけもなく、
順番がきた。隣の殿下を見て、
呼吸を整えると口を開く]


今年からは、私の…………
私の大切な
がこの宴に、
正式に私の隣に立つお方として、
いらっしゃっている。
皆に、殿下の素晴らしいお心遣いが伝わる日が
来ることを今か今かと、待っている。

そなたたちの星は、巡り合っているだろうか?
私は、巡り合った。
私たちは、民を見守る星となろう。

この宴を存分に楽しむように!
(120) 2020/05/17(Sun) 0:05:03

【人】 第一王女 ユウェル

[ユウェルが下がれば次は殿下だ。
ちらりと見やれば、くすくすと笑っている。
本当、意地悪な人。

彼の背中は、とても大きく見えた。
愛しい人の隣に立つことが、
どれほど心地よいものなのか。
星は、嘘をつかない。
この宴は、更に心地よいものになるだろう。

星と北極星の名を持つ殿下と共に*]
(121) 2020/05/17(Sun) 0:05:47

【人】 星読博士見習 ハニエル

−朝・調香店『ディアス』にて−



[店内に入ってきたジゼルが、同じテーブルに腰を下ろす。>>116

そして机上に、
見覚えのある容器をコトリ、と置いた。]


その金平糖、ゆきのやさんの?
実は僕も…


[そう言ってハニエルも全く同じ包みを取り出し、机にコトリ。]


被ってしまいましたね。


[そう言って、二人に笑いかける。
初めて会った時のジゼルは遠慮がちだったが、今日はそういった気配はなく、初めて素のジゼルと落ち着いて話せた気分だ。>>117]
(122) 2020/05/17(Sun) 1:11:35

【人】 星読博士見習 ハニエル

お祭り、初めて参加したけど凄いですね。
星の飾りなんて、最初は信じてなかったけど、
色んな人と知り合えて…。君たち二人にも…。


[そう言いながら、
この国に来て本当に良かった、と初めて強く思ったのだった。]


[ジゼルが突然噴き出すので、>>117何事かと思って聞くと、彼女も彼女で珍奇な経験をしたらしく、
その話を聞いては、
けらけらと笑ったりしたものだ。]


その犬耳のカチューシャ、ノアに付けてみたら?


[ふと悪戯心が覗いて、そう言ってみれば、
ノアはどんな顔をするだろうか?]*
(123) 2020/05/17(Sun) 1:13:15

【人】 調香師見習 ノア

[ハニエルさんが座った気配を感じれば、>>113
カウンターの向こう側でハーブティー用の
お湯を沸かす。]


…うん、師匠が。
今年は特別だから、行きたいんだって。


[パッションフラワーとバレリアンを大さじ半分、
シャーマンカモミールを大さじ二杯、甘味を出す為に
リコリスを少し加えたものをティーポットに入れながら、
今朝の師匠の言葉を伝える。>>69
あれはたぶん、私を気遣った方便なのだろうと思うけど、
その気持ちがわかるから、わからないフリをして、]


せっかくだから私も、広場に行ってみようかな…


[そう呟いた。
気配も香りも、入り乱れているだろう賑わいを想像
すると正直怖くて、お湯を入れる手が震えるくらい。
興味のあるなしに関わらず、私のような人間は
家で大人しくしてたほうがいいと、どうしても
考えてしまう。
けれど、不意に浴びせられる舌打ちや溜息に
傷つくことよりもこれ以上、
師匠の気持ちを裏切りたくなくて。]
(124) 2020/05/17(Sun) 1:16:57

【人】 調香師見習 ノア


───…ありがとう、嬉しいです…


[そんな時、聞こえてきたハニエルさんの
サシェについての感想は、その声も、
流れてくる空気も本心だと言っていて、
温かさが胸に染み込むようで、
気付いたらハニエルさんを振り返って
零れるように微笑んでいた。]


…そろそろかな。


[ちょうどいい感じに蒸らし終わったポットから、
カップにハーブティを注ぐ。
トレーに乗せたティーセットを、ハニエルさんが居る
テーブルに置くと、入口から
良く知る香りが流れてきた。>>106
(125) 2020/05/17(Sun) 1:16:59

【人】 調香師見習 ノア


いらっしゃい、ジゼルさん。


[入ってきたジゼルさんは最初、こちらに来る風ではなくて
手を振っていることがわからない私は小首を傾げた。
もし、ハニエルさんもジゼルさんもお互いがお互いを
邪魔だと思っていることを知ったら、
私はくすくす笑ってしまっただろう。]
(126) 2020/05/17(Sun) 1:17:02

【人】 調香師見習 ノア


ちょうどお茶を淹れたところだったの。
ジゼルさんも一緒にどう?


[ジゼルさんがこちらに来て椅子に座れば>>117
私は追加でもうひとつ、ティーセットを用意して、
席に着いた。
薄い黄緑色をした液体から、
爽やかで優しい香りがほのかに漂う。]


『ゆきのや』さんの金平糖だね……ね、ジゼルさん…


[彼女に顔を向けて、困ったように眉根を下げて
私はゆるりと首を振る。]


お詫びだって言うなら私、受け取れなくなっちゃう。


[だから、そんな風に考えるのはもうやめて、と。

みんながみんな、自分を邪魔だと言って、
私から離れて行ったら、
私はひとりになってしまう。]
(127) 2020/05/17(Sun) 1:20:42

【人】 調香師見習 ノア

[そこへ、コトリと置かれる同じもの。>>122


ハニエルさんも…?


[被ってしまったと笑う彼につられるようにして
ジゼルさんに笑いかければ、彼女は笑ってくれたかな。]



…私は未だお祭り、行ってなくて。


[ジゼルさんの問いかけにはそう応えて、
ハニエルさんを見る。
通りにも沢山露店出ていたし、彼も昨日からのお祭り、
楽しんでいるのだろうな。

楽しんでいるといいな。

いつもより声を弾ませて話すジゼルさんを
穏やかに眺めながら、そんな風に考えていた。*]
(128) 2020/05/17(Sun) 1:29:00

【人】 調香師見習 ノア

[ジゼルさんとハニエルさん、ふたりから語られる
お祭りの話を口を挟むことなく
静かに聞いていた。>>117>>123

魚に食べられているようになる被り物の話?には
目を丸くして、急に笑い出したジゼルさんには
何が何だかわからず、
ハニエルさんに顔を向けただろう。

その彼が今、カチューシャを私に付けるよう
ジゼルさんに言っている。]



[それがどのようなものかわからない私は
不思議顔のまま、きょとりとしていた。*]
(129) 2020/05/17(Sun) 1:48:15

【人】 男装の騎士 イヴ

ー サボり魔騎士と正論道化師 ー

[イヴは自分が別の国の出身だとマッドが気づいたことに驚いた。>>118

なんでわかったんだ?
いや、別に隠してるわけじゃねーけど、もう10年近くこっちにいたからそこそここの国の人間として馴染んだとおもったんだけどな

[イヴは頭をかいた。別に隠している訳では無いが初対面で見抜かれるとは思ってもいなかった。
外の国の者には仕事柄、そして孤児院にくる旅の一座などと会う機会があったが最近では聞かれたことがなかったのだ。]

「あと……やはり、お金は御心配無く。
財布には未だ余裕があります故に。」

[イヴは先程の驚きも忘れた。それ以上にマッドの優しさに感動した。
ただでさえ無理やり(そこは理解している)付き合わせてしまっているのに、自分の懐まで気にしてくれているのだ]

いや!奢らせてくれ!
あ、大丈夫!国の血税じゃなく、副ぎ…じゃなくて、とにかく大丈夫だから!

[イヴはさらっと『副業』のことを言いそうになり慌てた。

(やっべ、バレてないといいんだけど)
イヴはそのまま話を変えるように]

マッドはそういやこの国には何をしに来たんだ?
道化師?の仕事か?それとも観光?あ!誰か会いに来たとか?

[と、慌て気味に質問した。
手は未だ話されていない]*
(130) 2020/05/17(Sun) 2:05:51

【人】 無口な使用人 ジゼル

[ さほど深い意味はなくお詫び、って言ったのだけど、ノアは困ったように言う。]


お詫びだって言うなら私、受け取れなくなっちゃう。>>127


[ まるで迷子の幼子のような、そんな心細さを含んだ寂しげな声に思わず動揺して、慌てて何かを言おうとした時。


ハニエルさんもことり、と、置いた、同じ物。]


被ってしまいましたね。>>122


[ そう言うハニエルさんは純粋ににこにこと笑っていて、その場の空気はすぐに暖かいものに変わったように感じられて。


ノアもつられたように笑いかけてくれたことにとってもホッとして、私も心からの笑顔を二人に返すことが出来た。]*
(131) 2020/05/17(Sun) 9:02:21

【人】 無口な使用人 ジゼル


お祭り、初めて参加したけど凄いですね。
星の飾りなんて、最初は信じてなかったけど、
色んな人と知り合えて…。君たち二人にも…。>>123


[ と、話すハニエルさんにうん、うん、と何度も頷いた。
全く同じ気持ちだった。


そして、多少出し易くはなったといえ、普通の人よりはずいぶんと小さく聞き取りづらいであろう私の声もきちんと拾って、おまけにその話でけらけらと声を上げて笑うハニエルさんを見ていると本当に嬉しかった。]*
(132) 2020/05/17(Sun) 9:03:31

【人】 無口な使用人 ジゼル

その犬耳のカチューシャ、ノアに付けてみたら?>>123


[ と悪戯っぽく笑うハニエルは、まるで少年のようで。
きょとんとしているノアに>>129

私はカバンから犬耳のカチューシャをひとつ取り出して、ノアの手に握らせてみた。]


ふたつ、買ったの。あんまり可愛くて。


ノアと、私と、お揃いでつけられたら、って思ってつい…



でも、あなたと、レオンハルトさんが、これをお揃いでつけて、ディアスで接客をしている様子を想像してしまったら、ちょっとおかしくて…あんまり可愛らしくて…ごめんなさい



正直に、昨日勝手な妄想に付き合わせてしまったことを謝った。
ノアが怒っていないといいのだけれど…]*
(133) 2020/05/17(Sun) 9:07:15

【人】 無口な使用人 ジゼル

  
 ディアス 別れ際 
  



[ 美味しい紅茶をすっかり飲み終わり、私は席を立つ。


今度は本当に、遠慮した訳ではなかったのだけれど、

ハニエルさんが行きどころなく持っている、小さなチョコレートと思わしきもの>>114 を見つけて、それはきっとノアに渡したいものなのだと、そう思ったから。



楽しい時間と、優しい二人にお礼を言って、お店を出る。

ゆきのやに向かおう。そう決めていた。


ノアはまだお祭りに行っていないと言っていたから>>128、熱くて美味しいタコヤキをぜひ、とおすすめして。


お祭りのあいだに、また広場で会えるといいな、と思った。]*
(134) 2020/05/17(Sun) 9:11:48
無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a41) 2020/05/17(Sun) 9:13:41

ジゼルは、ノア>>106 万引きしたようになってしまったわ…サシェのお代はカウンターに置きました…
(a42) 2020/05/17(Sun) 9:26:24

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−王城入り口−

…………見世物じゃぁない。

[ため息をついて、スカーレットの目の前にいる
人物たちを一瞥する。
賢い彼女の部下たちは、やはりきていた。

青いドレスとオレンジの扇子に服装を変えていた
彼女は、当たり前ではあるが普段と雰囲気が違う。
それを見たがるのが、ここに揃った輩というわけで。
心配そうに見ている両親に
先に行ってて大丈夫、と伝えて束の間の対話]

来る時間がよくわかったね?
謁見に関しては、各家庭の自由だったろう。

[”アルジャン家を見てました!”
なんて、驚きの発言をしたのは誰か。
本来ならば職務怠慢と言ってしまうところだが、
今回に関しては、護衛ということにしておこうか。

そんな中、当たり前に他の貴族たちも、
続々と登城してくる。
となると、声をかけられるのも必至。]
(135) 2020/05/17(Sun) 10:04:18

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

これはこれは…

えぇ、私の部下たちです。

………そうですね、喜んで。


[騎士団に入っていることを
知らない人物は殆どいない。
すぐに辞めると思われていたから、
賭けの材料に使われたとも
聞いたことがある。
そんな行き遅れ、というか
まだ未婚のアルジャン家次期当主への
彼らの挨拶は大体、茶会への誘いと、
子息の売り込み。

笑みが引きつってないものか、
心配になりながら、ある程度かわせば、
部下たちに別れを告げるとしよう]

そろそろ、私も行こう。
職務を全うしているように。

[ピシッと扇子を鳴らせば、
多少の脅しは効いただろう。
両親を待たせすぎるのもよくないので、
急いでホールへと向かおう]
(136) 2020/05/17(Sun) 10:07:03

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−それから時が少しだけ経った城門前−

………………騙された。

[次期当主としての挨拶と聞かされていたから、
いつも以上に気合を入れていたというのに、
実際はただ、王女が昨日の晩餐会で、
会いたいから連れてきて、と言っただけだった。

疲れた。

別行動の予定があったわけでもないけれど、
元々両親とは別々にきている。
たとえ、同僚と言う名の友人たちに捕まったとしても、
両親は先に帰って大丈夫というわけだ。
そう、捕まってしまったのだ。
いつもと違うスカーレットを見て、
口々に、色々と言ってくれる。]

はいはい。疲れたから私はとりあえず着替えたい。
コルセットで締めたままというのは、
呼吸も浅くなるものなんだよ。
……それも面白そうだ。
いつか、私の家で着せてやろう。何かの余興になりそうだね。

[ゾッとした表情になった彼ら。
そんな表情をわくすくすと笑って
馬車に乗り込んだスカーレットは、
気を取り直して見送る友人たちに軽く手を振って、
自宅へと戻っていく。]
(137) 2020/05/17(Sun) 10:12:20

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

[警戒はゼロに等しい程に落ちた。それ程、彼女の純朴な感情を感じた。この掴まれた腕を離してくれるのであれば、全ての疑心暗鬼を解除できるというのに。見方を変えれば逃げられない様にしているのに他ならない>>130。]

先程も言いましたが『共感』ですよ。
10年近く……といえど、異国から来て慣れないぼくと僅かに重なる部分があった故ですね。
勿論今は察するに、この国の奉仕人として立派に職務を果たしていると思っていますよ。

[帽子の鍔を少し下げ、にこりと笑いかける。
10年近く、となれば、彼と入れ替わりか、僅かに重なる程度か、その辺りか。彼女にも色々な事情があったのだろう。戯けた表情に負の感情が差し込んでいる。まるで月影の様に。余り踏み込むのも無礼か、と見て見ぬ振りをした。]

[購入時の料金に関しては、自腹で払うという提案をしたが棄却された。慌て蓋めいた態度で早々と財布を見せつけるイヴ。そんな彼女に笑顔を取り繕う。]

左様でございますか?
では、たこ焼きを楽しみにさせてもらいます。

ー 副ぎ……業?
国の血税で無い、収入という事か?
(138) 2020/05/17(Sun) 10:31:12

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

[この国とは縁を切った筈が気になる。まさか不届きな違法を犯してでもいるのか?一昨日は疑惑ある美女を見逃したが、それは市民間の小さな問題であったからこそ。ユウェル姫……女王の国に対しての背信なら見過ごしてはおけなない。そう、熱が上がった。彼は騎士相手に逆に追求しようとした。]

『何をしに来たんだ?』

[先手を打たれたのは此方側だった。完全に彼の隙を突いた職務質問。道化師、と最初に言った筈だが、この感情の波がうねりを上げたタイミングを狙っての追撃。受け身が取れなかった。暫く、黙った上でマッドは答える。]

………………。
嗚呼、失敬。言ったでしょう。
私は『道化師』だと。タナバタという賑わいの風に誘われて、蜂が蜜を運ぶ様に、此処に引き寄せられました。

何なら証拠を……いや、後でで良いですね。

[第一に、また大通りで注目を集めつつ騎士の前から姿を晦ます事になる。第二に、腕が掴まれていて条件が不十分。第三に、彼女には尋ねなければならない事ができた。マッドは行き場を失った手をいつもの癖で帽子へ運び、鍔を軽く動かして見せた。]

嗚呼、そろそろですよ。たこ焼き。

[人混みを掻き分け、やっとこさ屋台の看板が見える位置まで来た。東方の言語で『タコヤキ』と書かれている。彼には読めるが、イヴにはおそらく読めないだろう。只、小麦と生姜の焼ける生物を垂涎させる香りは彼女にも届いているであろう。マッドは屋台を指差し合図を送った。*]
(139) 2020/05/17(Sun) 10:31:31

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−過去の話−

[スカーレット・アルジャンという人物は、
騎士団に入ってから、男を見る目を養った。

元々結婚したいと思っていたわけでもないが、
「この人はすぐに結婚するだろうな」
「この人は離婚しやすいだろうな」
なんてことを、騎士団のメンバーを始め、
彼女に関わる人物にそういう印象を持っていた。

判断基準は様々で、
誠実かどうか。酒癖はどうか。
女性の扱いが上手いか。
などなど、色んなところを見ていた。

勿論、現在夫婦仲睦まじく過ごしている人物もいれば、
素行の悪さから除隊させられた人物もいる。
騎士団は等しく、試験に合格した者を受け入れる。
故の、二分化というものだろう。


そんな中、1度だけ流されるように
王城に勤める人間と付き合ったことがある。
相手は、文官。所謂、宮廷音楽家というもの。

何故好きなのか。
どうして付き合いたかったのか。
たまには聞いていたっけ]
(140) 2020/05/17(Sun) 10:35:15

【人】 少女 ルーシュ

―祭り2日目―

[昨日の祭りはミッション――露店の食べものを沢山買うこと――を無事こなし、夕方には少しのかわいいと両指が千切れそうなほどの大量の袋の中に詰め込まれたおいしいものを持って帰路についたルーシュ。

今日の祭りは小物をゆっくり見て回るのか、いやそんな様子ではないようであった]

結局昨日は食べものづくしになってしまったのだわ……美味しかったけれど!
今日こそ星の導くあの人に出逢わなくっちゃ!
(141) 2020/05/17(Sun) 10:54:07

【人】 少女 ルーシュ

[少女はこの祭りの本命、露店ではなく星の奇跡を叶えたいようで。1日を楽しく過ごしたのだから今日は本気で行かなくちゃと、焦燥感を持って人形のネックレスを撫でていた。*]
(142) 2020/05/17(Sun) 10:54:43
少女 ルーシュは、メモを貼った。
(a43) 2020/05/17(Sun) 10:55:07

【人】 踊り子 マチ

─ 御楽店にて ─

[バジルさんに教えてもらったように、
大通りを離れ、1本隣の道沿いに入る。

そこには見たことないような娯楽店が並んでいて、子供たちがきゃっきゃと楽しんでいた。


そう言えば、幼い頃に、
道端で見せてもらう手品が楽しみだったなぁ。

その時のわくわくするような気持ちは、
ずっと大切にしてきた気がする。


そんなことを考えながら、娯楽店をながめていると、不意に声をかけられて振り向いた。>>109]


あ、昨日の……!
昨日は急いでいて、ごめんなさい!


[美しい佇まいの女性にドキドキしながら話しかけた。*]
(143) 2020/05/17(Sun) 11:04:08