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【人】 女王 アン……ねえ、いまのはどうでした? ああいえ、どうだったかしら? 結構、女王様らしかったのではなくって? 良い線いっていたのではなくって? ……あら。あらあら? どうしてどなたも 目を合わせて下さらないんですの〜? [恐る恐る振り返れば 其処にはお父様のお姿がありました。 良い予感がしませんわ!] (2) 2023/03/17(Fri) 21:11:07 |
【人】 女王 アン 「アン、お前という娘は……。 女王らしさとは そういうことではないじゃろう。 もう18歳を迎えたというのに。 良いか、この国の女王というものは……」 (3) 2023/03/17(Fri) 21:11:19 |
【人】 女王 アン[最近のお父様、お話が長過ぎるのですわ。 折角淹れた紅茶も冷めてしまいます。 座りっぱなしで持病が悪化してしまって イライラなさっているのかしら? 今度ドーナツクッションを贈りましょう。 ともあれ、今の所は 耳に痛いことを言われる前に そーっと、そーっとですね……] (4) 2023/03/17(Fri) 21:11:49 |
【人】 女王 アン 「いい加減お茶会も終わりにせんか? 自分の尻がかわいくて 言っているんじゃあないぞ。 そうそう、18歳になったと言えば そろそろお前も婿の方を…… って飛んで行くんじゃな〜い!! (5) 2023/03/17(Fri) 21:11:58 |
【人】 女王 アン[こんな時はハート柄の日傘を広げて お父様の声が届かない位置まで ふわふわと浮かび上がり お空のお散歩をするのに限りますわ。 逃げるが勝ち、ですのよ。] (6) 2023/03/17(Fri) 21:12:37 |
【人】 女王 アン[……因みに、ドレスの裾の中を 下から覗くのは不敬ですわよ〜! わざと見られたら……、 首をはねてしまうかもしれませんわ?] (7) 2023/03/17(Fri) 21:13:05 |
【人】 女王 アン[わたくし、この不思議の国が好きです。 トランプが好きです。 スートの中ではハートが特に好きです。 そしてお茶会がだーい好きです。 だからわたくし 女王に即位した三年前に この国の時間を15時で止めましたの。 そうすればずーっと お茶会だけをしていられるでしょう?] (9) 2023/03/17(Fri) 21:14:59 |
【人】 女王 アン[三年間、不思議の国では ずーっとお茶会が続いています。 毎日たのしいですわ。 たのしいんですの。 だけど変わり映えがないのは事実。 何か良い手はないかしら?] (10) 2023/03/17(Fri) 21:15:23 |
【人】 女王 アン[魔法は得意ですから 手持ちのトランプを招待状に換えれば 空から風に載せて世界中に贈りました。 不思議の国であなたを待っていますわ。 来て下さるかしら?] (12) 2023/03/17(Fri) 21:16:01 |
【人】 女王 アンそんなわけで おもてなし頼みましたわ〜! [愛する国民たちには事後報告でしたから 給仕たちが青褪めたのは 言うまでもありませんでした。*] (13) 2023/03/17(Fri) 21:20:03 |
女王 アンは、メモを貼った。 (a0) 2023/03/17(Fri) 22:35:59 |
女王 アンは、メモを貼った。 (a1) 2023/03/17(Fri) 22:43:50 |
女王 アンは、メモを貼った。 (a2) 2023/03/17(Fri) 22:44:24 |
【人】 女王 アン[招待状を世界中に向けてばら撒いた後。 国中至る所にティーテーブルを設置しました。 城の庭や、湖の辺、森の入り口など。 何処も美しい景色が望めますから 温かくて美味しいお茶を お好きな場所で楽しんで頂けるように。 給仕はその分大変なのですけれど わたくし女王様なので知りませんわ。 お茶会の開催中は走り回る給仕を後目に 日傘でふわふわと飛びながら にこにこと来客の皆さまの様子を眺めたり 元気にご挨拶をしに行く姿が見られる筈です。] (26) 2023/03/18(Sat) 17:29:18 |
【人】 女王 アン[このお方はどうやってこの国、この森の中に? 不思議の国の君主は女王が務めるのが伝統です。 王家の女は代々魔力が強いためです。 わたくしは国まるごと時間を止めてしまえる程の 膨大な魔力を制御しきれていない所もあって。 世界中の方々に来てほしい思いの強さ故か 此処に引き寄せたのがわたくし自身の力であったとしても きっとよくわかっていないのでした。*] (29) 2023/03/18(Sat) 17:32:32 |
女王 アンは、メモを貼った。 (a4) 2023/03/18(Sat) 17:38:50 |
【人】 女王 アン[大きな瞳をパチパチと瞬かせます。 そして何方と訊かれて漸く、 自らの非礼に気づいたのでした。>>@24] 嫌だわわたくしったら……! [嬉しくて興奮してしまって、つい。 それでも彼女は名前を教えてくれました。 異国の響き。喋り方にも特徴があります。 何だかそれだけでニヤニヤしてしまいました。 今度は驚かさないよう、ゆっくりと歩み寄りますが、 それでも退かせてしまうようなら、 距離を詰めるのはやめておきましょう。] まあ、まあ、たまおさんと仰るのね! 素敵なお名前だわ わたくしはアン・ロズハート この国の…… [にへら〜っとだらしない顔で自己紹介をはじめ 途中でハッとします。威厳!威厳がありません!] (30) 2023/03/18(Sat) 20:33:28 |
【人】 女王 アン[コホン。] わたくしはこの不思議の国の女王 見識を広げるために世界中の方々を お茶会に招きまし、……招いたの どうぞ貴方も楽しんでいらして [きりりと表情を引き締めて続けました。 ……御免なさい、ちょっぴり嘘をつきました。 見識なんて高尚な目的はなく。 ただ皆さんと楽しくお茶を飲みたいだけなんですの〜!*] (31) 2023/03/18(Sat) 20:33:32 |
女王 アンは、メモを貼った。 (a5) 2023/03/18(Sat) 21:01:58 |
【人】 女王 アン[女王と手を繋ごうだなんて不敬ではないかしら。 首をはねないといけないかしら?! ふと過りましたが、わたくしはその手に 自らの小さな手を重ねて握り引き寄せます。 まるで友人同士のような行為に 憧れがない訳ではありませんでした。 ……いえ、滅茶苦茶に憧れてます。 わたくしは自分の欲望に負けたのです。] ふ、ふふん、今回は特別よ? どうぞこちらへっ [浮かれる気持ちの表れのように語尾が跳ねてしまいます。 駄目です、落ち着かないといけませんね。 手に込める力は弱いかしら、強いかしら。 ええん、痛くしていたらどうしましょう。 そんなことばかり気にしながら森を抜けました。] (44) 2023/03/18(Sat) 22:52:56 |
【人】 女王 アン[樹々の間を抜けて開けた場所に出れば さあおかけになってと 空席のティーテーブルを示します。] 差し支えなければ聞かせて頂戴 たまおさ、……たまおは 何処から来た何をしている方なの? [お茶が出てくるのも待たずに 向かいの席からそう訊ねたでしょうか。 ただもしも言いたくないことであれば 無理に聞き出すつもりはなく。**] (45) 2023/03/18(Sat) 22:53:05 |
【人】 女王 アンああ……これのこと、ですね? [いつのまにか両手の間にあった券を差し出して 好奇心を抑えらないわたくしは 車掌らしきその方に列車について訊ねました。 然し乗車資格について教えて貰えても>>@26 ピンとくることはありませんでした。 その頃のわたくしは既に大好きなお茶会を開いて 毎日が楽しくて仕方がないはずでしたから。] ……。 [ただ列車に揺られるのは悪くなく癒されるようでした。 他の乗客はいないようでしたから 15歳になったばかりのわたくしは年相応の幼い表情で 返却された券を今よりも小さな掌で包み 大事にずっとずっと握っていました。] (47) 2023/03/18(Sat) 23:43:44 |
【人】 女王 アン[……現在手元にその紙片は残っていません。 座席に置き忘れてしまったのか。 やはりただの夢だったのか。 端から端まで静かに揺られていた わたくしの乗車券。 きちんと見ておくべきだった気がするのです。 切り取られたカタチはいったい どんなカタチだったのでしょう──……**] (48) 2023/03/18(Sat) 23:44:10 |
【人】 女王 アン[長い御髪、あたしという一人称、気弱そうな様子。 たまおさんのことは女性だと認識していました。 森を抜け改めて姿を見ると 彼女はとても背が高く それまであった確信は俄かに揺らぎました。 だけどどちらでも構いやしませんでした。 ……いえ、もしも殿方なら、 父以外の方と手を繋いで歩いた事実に わたくしの頬は薔薇色に色づいてしまったでしょう。 意識しないようにした、 というのが正しいかも知れません。] (56) 2023/03/19(Sun) 8:24:28 |
【人】 女王 アン[森を背景にしても目に痛くない クリーム色のクロスのかかったテーブル越しに わたくしは背筋をピンと伸ばして椅子に腰掛けて 向かいのたまおさんが話すのを見つめます。 気持ちは前のめりでしたがお行儀はよくしませんと。] 気づいたら? それは驚いたわよね…… [話し方、衣装の珍しさなどから たまおさんが遠い異国の方であることは解ります。>>@38 見知らぬ地に突然という経験はわたくしにもありました。 あれは夢だったのかも知れませんけれど 話しかけてくれたのがあの落ち着いた方でなければ わたくしは不安が爆発して窓や非常口から 飛び出して逃げていたかも知れません。 お転婆と言われるわたくしはあの方のようにはなれません。 ですがたまおさんには心穏やかに過ごして欲しいので。 余り驚かせたりしないようにしようと……、 1ミリほど胸に刻みました。] (57) 2023/03/19(Sun) 8:24:32 |
【人】 女王 アン[たまおさんは触られるのがダメとのこと。 わたくしと手を繋ぐのは大丈夫だったのかしら? カフェは手以上の部分に触れられる? ……うまく想像することもできません。] たまおはよく頑張っているのね 立派だわ! この国の住人はみだりに触れたりしないから 安心して心ゆくまで過ごして頂戴ね [給仕が客人に失礼をすることはない筈ですから 一番怪しいのはわたくしです! いえ、わざと人の嫌がることはしませんが 無意識にしてしまう可能性はあります。 何分、無鉄砲なもので……。 今だって、テーブル越しでなければ 両手を掴んで握りしめている勢いでしたから。 うっかり触れてしまわないよう 自分の両手を切断しておきましょうか? 多分凄く痛いですけど、後でつけ直せば良いですから。] (59) 2023/03/19(Sun) 8:24:42 |
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