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【人】 ランレン[ホットサンドを食べ終わって。セロリを一口。 さっぱりとした味が口の中を洗ってくれる。 ごま油も悪くない。] 蒟蒻も好きだよ。 …………。 そう。 じゃあ、相談しましょう。 嵐が家に居てくれる間に。 [少し、寡黙気味になった自分は。 頭の中で必死に、彼女が許容出来る生活費を考えて居た。*] (12) 2021/05/23(Sun) 13:50:29 |
【人】 ランレン[色んな事を、思い出していた。 この家を買った時の事。 ハウスキーピングを入れる事にした事。 クリーニングに、外食。 そうした諸々の事…… 公園で初めて嵐を見かけた時。 彼女が口を開いてくれた時。 綺麗な人だと伝えたかった。 けれど伝えなかったのは…… 彼女の悩みの中の一つ。 『結婚』と言うワードに、尻込みしたのも確かにあった。 それが今では、どうだろう。 何時か予感した通り。 自分は酷く弱くなった。 それを今は、感じている。] (13) 2021/05/23(Sun) 14:09:30 |
【人】 ランレン父も、母も、祖母も、誰も恨んで無いし。 一人の時間は、俺が小説を書くのに絶対必要だったし。 自分が不幸だと思った事は無いけれど…… このマンション買った時。 本が書けなくなったら、野垂れ死んでも良いやって思ってた。 そう言う生き方をしてきたなって……。 [当時の貯金をほとんど使った。 老後を考えない金の使い方をした。 今じゃそれなりの貯えもあるけれど……。 何時も何処かに、書けなくなったら終わって良いと、そんな気持ちがあった。] (23) 2021/05/23(Sun) 16:46:04 |
【人】 ランレン今は…………。 今は、一緒に生きて行きたい人が居る。 ちょっと前の俺なら、想像出来ないや。 [生活費を折半したいと言ってくれるような人。 抱き締めてくれる手の。左手の薬指。そっとなぞりながら。] (24) 2021/05/23(Sun) 16:46:20 |
【人】 ランレン[微笑んで。甘えるように尋ねたら。 視線を地面に落とした。 伏せ目がちの視線。 背中にくっつく君には、俺の煩い心臓が、聞こえたろうか。*] (26) 2021/05/23(Sun) 16:46:40 |
【人】 ランレン[少し眠そうな彼女をベッドに入れて。 自分も潜り込んだら、当たり前のように腕を頭の下に入れて抱き締めた。] 約束します。寂しい時は、ちゃんと言うって。 おやすみなさい。 [囁いて。柔らかな髪に口付ける。 彼女が眠りに落ちるまで、そっと背中を叩いていた。*] (34) 2021/05/23(Sun) 18:16:17 |
【人】 ランレン── 嵐のお休みの日 ── [休みの日に、指輪を買いに行こう。 そう。約束して訪れた、嵐のシフトが休みの日。] 欲しいブランドとかある? 色々見て回っても良いけど、慣れて無いと買い物も疲れるよね。 [特に欲しいブランドが無ければ、ティファニーにでも連れて行こうかと思って居るけれど。 一つだけ心配なのは、俺が買ってあげたい指輪を、彼女が受け入れてくれるかどうかってことだけだ。*] (37) 2021/05/24(Mon) 23:47:24 |
【人】 ランレン── 宝石店にて ── [呆れたりはしないよ?>>38と、微笑むけれど。 任せてしまっても良いかと問われれば。>>39 もちろん。と頷いて。 任せてもらったし、好きなのを贈ろうと目論んでいた。 有名なブランドは幾つかあるけれど、その中でも最も有名であろう。映画にもなったティファニーへ。 エンゲージリングだと伝えれば、別室に案内された。 自分が選んだのは、大きなダイヤのついたシンプルなリング。 婚約指輪は石から選べるので、サイズ感だけ着けて見てもらう。 長く綺麗な指に、一粒ダイヤが煌めいた。] …………どうかな? ジーンズやTシャツにも合うし。 仕事中は無理でも、普段使いしてくれたら嬉しい。 [価格ははめる石によります。 7桁はしますが、目を瞑ってくれないだろうか。 くれないかなぁ…………。] (40) 2021/05/25(Tue) 19:20:39 |
【人】 ランレン[左手を取って、手の甲をなぞる。] 嵐と……。 ずっと一緒に居たいんだ。 君の滑らかな手が、皺だらけになって。 重ねた年月が表れた、美しい手になった時も。 君と手を繋いで歩きたい。 その時もまだ指輪を着けてて欲しいけど…… 重ねた年月に負けない石を贈りたい。 …………ダメ? [覗き込むように嵐に伺いを立てて。 頷いて。くれないかな。*] (41) 2021/05/25(Tue) 19:20:45 |
【人】 ランレン[嵐が折れてくれて。俺は嬉しそうに笑った。 ちょっと……かなり、強引だった自覚はある。] うん。でも大事にするより、普段使いして欲しいな。 それが一番嬉しい。 [石を選んでサイズを合わせてもらうから、出来上がるまでしばらく時間がかかるけど……] (48) 2021/05/25(Tue) 21:50:37 |
【人】 ランレン……今度ナンパされたら。 婚約者がいるんでって、断ってください。 [とても心の狭い。独占欲の強い男はそう囁いて。 見も知らぬ男にマウントを取るダメな人です。 ちょっとバツが悪そうに告げながら。 今日はまだ指輪が無い手を、ゆっくりと握った。] (49) 2021/05/25(Tue) 21:50:55 |
【人】 ランレン指輪が出来たら、今度ご両親にご挨拶に伺っても良いですか? 大丈夫です。色々覚悟は出来てます。 [微笑みながら。 色々な手続きを終えれば、2人で少し、街を歩こう。*] (50) 2021/05/25(Tue) 21:51:05 |
【人】 ランレン[繋いだ手に力を込めて、嵐を見詰める。] その度に…… 君の仕事の事で、ご両親と対立する事もあるでしょう。 嫌な思いをすることは、これからもきっと続くでしょう。 価値観なんてそう変わらないから。 ご両親の変化を期待するのは難しい。 だから。俺が防波堤になります。 俺を言い訳に使いなさい。 愚痴を言うくらいでちょうどいい。 馬鹿正直に受け止め過ぎて、疲弊しないように。 俺は……、君の仕事を尊重するし。 君が笑って居てくれたら、それが幸せだから。 そう言う……、覚悟を決めてます。 [微笑みかけて。] (56) 2021/05/25(Tue) 23:47:28 |
【人】 ランレン[目的も無く道を歩きながら。 ウインドーショッピングを楽しんで。 カワウソのグッズコーナーがある店は名刺をもらった。 本屋で何処を見るのかと思えば、嵐が小説のコーナーに行くものだから意外だなと思ったり。 自分の書籍のコーナーは、『ありがたいですね。』と小さく微笑んで。 そろそろ陽が傾く頃合いまで、共に笑い合って。] 今日はお互いお客様だから…… お店でも、嵐って、呼んでいい? [そんなお伺いを立てながら。 『SASANKA』への道を共に歩んだ。*] (57) 2021/05/25(Tue) 23:47:35 |
【人】 ランレン俺も…… 親になる覚悟までは、正直出来て無いかな。 もっと正直に話すと。 妊娠出産は命がけだって聞くし。 妊娠中に何かあったら、俺は迷わず子どもより嵐を取るよ。 そんな考えで親になって良いのかも分かって無い。 後やっぱりもうしばらくは嵐を独り占めしたい。 [正直な気持ちを吐露して。] (64) 2021/05/26(Wed) 2:10:59 |
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