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【人】 『ただの子供』 ソフィアうるさいのが私ではないのなら>>14 他の人たちのことだろうかと そう、正しく私は理解することが出来た。 この人を煩わせないためにはどうしたらいいだろう。 悩むものの答えは出ずに、 口を開くことはないまま、手を引かれて歩き始める。 「 あの星……どれだろ。 ラサルハグって、蛇っていう意味なのね。 」 空へと向けた視線は、 振られた話題に興味が湧いたように 話の星を探そうと動く>>15 一番光っているあれ? それとも、色が違って見えるあれかな。 熱心に指を向け差していれば、 木の根に蹴躓いて転びかけてしまった。 彼が支えてくれなければ醜態を晒していた事実に 恥ずかしそうにすれば、それ以降は上を見ずに しっかりと地面を見て気をつけて歩く。 (32) 2021/06/19(Sat) 14:39:46 |
【人】 『ただの子供』 ソフィアなんとか転ばずに村まで辿り着くと 成し遂げたように笑顔を一時見せて。 彼との別れ際はほんのりと寂しそうに。 そうすれば柔らかく頭を撫でてもらった>>16 振り向かずともきっと声は届いたと 私は信じている>>17 再び出会う日は来るのだろうか。 それとも、もう二度と会うことはないだろうか。 相見えることがないとしても。 今日という日のことを、私は忘れない。 (33) 2021/06/19(Sat) 14:40:07 |
【人】 『ただの子供』 ソフィア*** 村の人にバレたらいけない という意識はあったので>>19 バスケットを置いたら>>18、 一先ずその場は一時撤退をした>>20 食べてくれるだろうか。 好みに合わないだろうか。 村で過ごす間はそんなことを考えていたから その姿は上の空に見えたことだろう。 とはいえ、割と考え事をすることは多い方だ。 普段より少しぼんやりしているくらいなら あまりおかしくは見られていない、はず。 (34) 2021/06/19(Sat) 14:40:27 |
【人】 『ただの子供』 ソフィア次の日、人に見られないように気をつけた時間帯 再び森の入口へと向かう。 そわそわとバスケットを開いて 中身が空っぽになっていることに気がつけば 小さな歓声を上げて喜んだ。 添えられた石。 「美味であった。」と書かれた文字。 家に帰れば宝物のひとつに加えよう。 (35) 2021/06/19(Sat) 14:40:46 |
【人】 『ただの子供』 ソフィアさて、先のサンドイッチは 迷子を案内してくれたお礼だった。 食べてもらえて嬉しかったから、またもう一度 とはいきたいものの、現実はそう上手くは行かない。 両親に食材が減っていることを追求されたのだ。 動物が可愛かったからあげたのだと その時は躱したけれど、 もうこの手は通用しないだろう。 彼との縁はここで終わり。 貰った石と、夜空に浮かぶ 『Rasalhague』の星だけが 私たちの繋がりを知っている。* ── ▷ 大蛇と私 ── (36) 2021/06/19(Sat) 14:41:16 |
『生贄の女』 ソフィアは、メモを貼った。 (a2) 2021/06/19(Sat) 14:45:39 |
【人】 ソフィア 長閑な村でも日々を懸命に生きていれば 記憶は徐々に風化し、過去は思い出となっていく。 生きるということは、 忘れるということ。 それでも私は、なにもかもを抱えていたかった。 ── ▷ sacrifice ── (100) 2021/06/21(Mon) 19:54:54 |
【人】 『村娘』 ソフィア穏やかで物静かな人だった。 あまり他人と関わる方ではなかったけれど、 遠くから見守っているような そんな眼差しをいつも向けてくれていた。 神様の元へと向かうことが決まった時 彼女は部屋に閉じこもってしまった。 会ったこともない神様の所へ行くのが 怖いのだと思ったから。 私は彼女に会いに行ったんだ。 (102) 2021/06/21(Mon) 19:57:25 |
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