【人】 数学教師 渡辺 春嗣── 回想:去年 ── これ、雨宮さんのではないですか? [そう言って見せたのは ゲームのキャラクターのキーホルダー。 大事そうに、大きな掌の上にちょこんと載せていた。 ボールチェーンは非常に外れやすい。 廊下にころんと落ちているのを見つけたが それより以前に彼女が似たものを 鞄につけていたような記憶があったから こうして尋ねてみたというわけだった。>>133] (148) 2020/05/19(Tue) 13:51:36 |
【人】 数学教師 渡辺 春嗣ああ、やっぱりですか そこの曲がり角に落ちてましたよ はい、どうぞ [予想通り彼女のものだったとわかれば そっと手渡してあげた。 よほどお気に入りのものだったのか 安堵した様子が伝わってきて つられたように目元が緩くなる。 弾力の失われつつある目尻には細かな皺を刻む。] (149) 2020/05/19(Tue) 13:51:42 |
【人】 数学教師 渡辺 春嗣そのキャラクターが登場するゲーム 姪のお気に入りらしく 無理矢理渡されて、やらされたんですよ 最初は乗り気でもなかったけど 物語がよく出来てて私もハマってしまって 久々に徹夜なんかしてしまいました [良い歳して、と自分で思うから少し照れつつも 少年の頃に戻ったかのような気分で語った。 奔放な姉と違い夜更しといえば勉強であったから、 新鮮な体験で。 楽しさからつい口が軽くなっていた。*] (150) 2020/05/19(Tue) 13:51:49 |
数学教師 渡辺 春嗣は、メモを貼った。 (a18) 2020/05/19(Tue) 13:53:40 |
【人】 世界の中心 アーサー[ ──薔薇色は、僅か下を 眺めていた。 “噛みつきやすそう”な 細い首。 締める気も、 不器用に断つ気もないが 知らないはずの欲求ばかり有る。] (151) 2020/05/19(Tue) 16:02:43 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 比べて華奢な、“使い込まれた”指先が、 抱えた水瓶を示すから、 成る程、水の不足だったかと そのまま手渡した。 ──そりゃあ、わかりやすい姫様のこと、 何かしらの“核心”に触れたことぐらいは、 日に照らしても未だ白いよな肌色に、 覚えだって 有れど、 全く人のことは言えないから。] (153) 2020/05/19(Tue) 16:04:15 |
【人】 世界の中心 アーサー新しい水を足さなくて良いのかい? 折角なら冷たい方がいい。 目も 頭も冴える。 ──もしくは、ホットミルクでも良いけれどね。 今度こそ“夢も見ない”うちに眠れるかもしれない。 (154) 2020/05/19(Tue) 16:04:39 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 湿り気の無い咥内を、無理に回している。 彼女が“声を上げない”から、──というわけでなく 忘れようとするかのよに、 昼よりも遥かに五月蝿い。 元より良く喋る男では有るけれど、 ( …それだって知るものは少ない。 ) それにしても無駄の多い口だ。 笑みの形にしか解れなかったかんばせを、 剥がす ように。] (155) 2020/05/19(Tue) 16:05:09 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 巻き込もうという魂胆ではあったけれど こう言った“誘い”に、彼女が乗ったことがあったろうか。 どうにも懲りない というよりは 飽きない。 燭台を廊下の向こうにふわりと浮かすと、 どうやら話声に気がついたらしい。 人影の寄るのも見えた。] (157) 2020/05/19(Tue) 16:06:24 |
【人】 世界の中心 アーサー満月の下の薔薇も、うつくしいのだろうね。 [ 屋敷の中庭に、真紅の薔薇ばかりの咲く、 “ちいさな”ガゼボがある。 きっと喩えひとりでも、 暫くはホットミルク片手に 月を見上げるだろう。**] (158) 2020/05/19(Tue) 16:07:08 |
【人】 ミア[ 踏みつぶす前に、縋る奴が居る。 祈るでも、黙るでも、奪い返そうとするでもなく。 ……当然のことだ。 誰だって死にたくない。いきものであるならば。 何処の誰とも知らないおんなが 仕事を与えられているのだって、 いきたいからだろう。彼の 中心たる男が。 ] (159) 2020/05/19(Tue) 19:57:50 |
【人】 ミア[ ■ の迫る、蒼白い肌、 渇ききった喉元から漏れ出る 掠れた声を拾う。 嗚呼 なんとも趣味の悪いこと! "買う"意思だけ示すよな、散らされた紙幣に ちっとも興味は沸かず、ただ、 獸のよな瞳で 不機嫌そうに、 煩いな、単純な感想を浮かべ。 ] (160) 2020/05/19(Tue) 19:58:37 |
【人】 ミア[ 銀の代わりにしては大きすぎる水瓶を抱えて、 廊下を一歩歩む背に、問うていた。 ……自分しか、きっと知らないことだけれど、 何時か聞いたよな、ある間際の、 掠れた其れに、良く似て。 ] (161) 2020/05/19(Tue) 19:59:30 |
【人】 ミア[ 不機嫌、では、あったのだけれど。 煽る意思は無かった。 軋む喉はそれ以上音を出す気にならず、 ─── 思考だって、 こういうのは私じゃ無いだろう、とか、 また 居づらくなりそうな感覚を覚えるだけ。 いい加減飽きろよ、とは、 ……もう思うだけだ。多分直らない。 ] (162) 2020/05/19(Tue) 19:59:49 |
【人】 ミア* ─── 嫌味言われても 知らないけど。 これ以上立場悪くしろと……。 [ 教えられた、とは思うのだけど。 名前も覚えていない場所。 "通り"はじめた其処から、 漸く 悪態のひとつふたつが出る頃だった。 硝子の冷えた湖面に 月が映る。 ……多分、雰囲気があるのだろう。こういう場所は。 ひとが悪いだけで。 ] (164) 2020/05/19(Tue) 20:02:36 |
【人】 ミア[ 鼻を持ち上げれば、香が容易に辿れるから。 ─── せいかつ の周りに、 薔薇が多くなったと思う。 身に纏うもの、口に入れるもの、作るもの。 変わったことの ひとつでは あって。 ] (165) 2020/05/19(Tue) 20:03:15 |
【人】 ミア何で こんなにあるの? [ 真紅のひとつに、硝子を傾け。 聞くつもりも無ければ、 聞きづらいだろうものは口を閉ざすだけだったし、 ……なんにもしらないなあ とは、今更。 ]** (166) 2020/05/19(Tue) 20:04:19 |
【人】 軍医 ルーク ―― 検査の前日:明け方の見張り台 ――[ それは医務室でうさぎの検査をして、 外壁の外に探し物に行く、前日のこと。 明け方の見張り台で、今日も『天』の大穴を見ている。 夜が白み始める。 『月』の稼働時間が終わり、 『太陽』の時間に切り替わり始めたということだ。 そんな移り変わりの中で、天の大穴は、 ただぽっかりとした巨大な虚ろとして、 遥か高く頭上にあって、 この地上を静かに見下ろしていた。 見張り台を去ろうとする。 もう一度あのタブレットを開くつもりはなかった。 誰かが記録をとるために使っているのだから。 けれど、扉を開けて中へと踏み込もうとした足が、 ひたりと止まる。] ―――… [ ただ一方的に謝りっぱなしで、それきりにするのは、 それはそれでどうか。 向こうが怒っているなら、それは読むべきだ。 日記の続きがあるなら、読まないように気を付ければいい。 そんな風に考え、踵を返す。 もしこれ以上読まれることを厭うなら、 置き場所かパスワードが変わっているだろう。 むしろ、そうなっているに違いないと思っていたのに。] (167) 2020/05/19(Tue) 20:10:58 |
【人】 軍医 ルーク……あった。 [ 奇妙なことに、タブレットは同じ引き出しにあった。 一拍の躊躇い。 指が、あのパスワードをなぞってするりと動く。 画面が切り替わり、タブレットが開く。 ああ、もしかしたらあの後まだ使っていなくて、 此方が読んでしまったことに、気付いていないのかも。 そう思い、一度は納得したのだけれど、 画面にはひとつの『変化』がある。画像だった。 それを開き、目を瞠った。 指先がひとつ、ふたつ、躊躇うように画面に触れる。 そうして、思い切ってノートを開いた。 自分が書いた文章の次に、続きがあった。 職業柄、速読には慣れている。 けれど、視線はゆっくりと、一字一句、 記された文章を読んでいく。] (168) 2020/05/19(Tue) 20:13:27 |
【人】 軍医 ルーク[ 予想外なことに、日記を見てしまったことに対する 苦情や怒りは、そこには記されていなかった。 書かれていた内容に、暫し沈黙する。 苦情や怒り、どころか。] ……どうやらわたし、 余程のお人好しの持ち物を、 見てしまったみたいだ。 [ じーっとこちらを見上げるぺんぎんにそう言って、 机の横にしゃがみ込む。 綴られる言葉たちを、幾度も読み返す。 正体の分からない何かに、自分の中の空洞が、 ぎしりと音を立てて軋んだ。] (169) 2020/05/19(Tue) 20:14:24 |
【人】 軍医 ルーク……書き残していきたいと、思う。 [ そう、此処だ。 日記としてはごく普通の言い回しかもしれない。 けれど、その箇所を読むと無性に何かがざわついたのは、 気のせいだろうか。 気のせいだと、“思いたい”。 瞼に浮かび上がる名も知れぬ誰かは、 後でゆっくり読み返そうとのんびり日記を綴る、 そんな姿をしてはいなかった。 姿かたちも知らない、誰か。 目を離すと、ふっとその姿が揺らいでしまうような気がして。 どうしてか、息が苦しい。 書かれている内容は、とても不思議なものだった。 無人の見張り台に、朝の光が差し込んで、 舞い散る埃だけが静かに揺蕩っている。 ――指が動いた。]* (170) 2020/05/19(Tue) 20:16:19 |
軍医 ルークは、メモを貼った。 (a19) 2020/05/19(Tue) 20:29:46 |
【人】 神置 穂村[駅から数分の上、宅地に囲まれているし 単一楽部の音楽大学というのもあって 大学の敷地としては広い方ではない筈だ しかし、通路で繋がれた複数の棟が密集し 古今東西数多の楽器を展示貯蔵する博物館 入手困難どころか絶版されて久しい 数世紀前の楽譜を保管してる図書館 小さいながらも学食や売店も学内にあり 所狭しと建っている程度の面積は有している] (173) 2020/05/19(Tue) 21:00:33 |
【人】 神置 穂村見たことあるような顔があるところは 作曲家の名前がついたホールだからな 突然、ブロンズの首とか見て驚くなよ? 確かベートーヴェン、バッハ、モーツァルト それ以外にもロマン派とかの首が 廊下にも並んでいたな [自分の楽器を置いてる練習室の場所まで 出来るだけショートカットはしてはいても その道すがら、ずらりと紙が貼られた掲示板や 他の棟の練習室を通らねばならず 見慣れない者には、珍しい光景には違いない] (174) 2020/05/19(Tue) 21:02:59 |
【人】 神置 穂村[既に慣れてしまったとはいえ 音大とは多くの楽器やひとの声が齎す 数えきれない音楽が流れる建物なのである 街中ならカラオケボックスの廊下 それと同じ現象ではあるとは思うが ほぼ全てが前世紀以前までの音楽や 作られた楽器の音ともなれば なかなか希有な空間なのかも知れない] (175) 2020/05/19(Tue) 21:04:10 |
【人】 神置 穂村そこ覗くのアウトだかんな レッスン室だしピアノの音がするから 絶対誰かがレッスン中だわ 目が合ったら…かなり、気まずい (176) 2020/05/19(Tue) 21:06:15 |
【人】 神置 穂村[楽器のレッスンでも心臓によろしくないが 声楽では大きな口を開けてる場合が大半で 余程肝の据わった学生でもなければ かなりの確率でやばい事故となってしまう もちろん見てる側ではなく、見られてる側の] (177) 2020/05/19(Tue) 21:08:07 |
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