人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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視点:


【人】 T『魔術師』 シン

 
[ ぼくらは『証持ち』だった。
 いつかの前世で繋がる仲間だった。
 ……ううん。そう思うのは、
 ぼくらと箱庭の子ら誰かを一緒にしてるってことだね。

 ……だけど『証持ち』じゃなかったら、
 みんなとは出会えなかった。
 ぼくの人生はここにしかない。
 だから、『証持ち』でなくなってしまったら、
 ぼくにはなんにもなくなって、
 みんなとの何もかもも、なくなってしまう気がして、―― ]
 
(141) 2022/12/23(Fri) 22:08:08

【人】 T『魔術師』 シン

 

  、っ


[ 突然頭に触れられたから、ほんとにびっくりして>>14
 びくっと身体が震えた。
 え?全然音しなかったんだけど……
 ……だけどそれも、いつものことだったかな。

 誰も来なかったら良いのに、と思っていた。
 でも、……見つかった
見つけてくれた
のがきみで、
 良かったのかもしれない。
 もうひとりの目には、気付かずに>>73


 伝わってくる体温に>>15
 昔よく、タナトスの部屋に乗り込んで、
 ベッドに潜り込んでいたことを思い出した。

 そんな、そんなこと、今されたらさ。
 笑わなきゃ、って思うのに、
 どうしたって涙は止まってくれなくて、
 むしろ抱き締められたせいで、ますます溢れてしまう。]
 
(142) 2022/12/23(Fri) 22:09:05

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ 馬仕様のキュウリって何? 気になる! とか、
 ヴェル兄さんが帰ってきて嬉しいね! とか
 今度はみんなで洋館探索したいね! とか
 フォーチュンフォルス、たくさん買いたいね!
 働かなきゃ! とか

 思い浮かぶいつもの言葉はいくつもあるのに、
 ひとつも言葉にならなくて、
 布団に突っ伏したまま、ただ、きみの言葉を聞いていた。]
 
(143) 2022/12/23(Fri) 22:09:56

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ でもきみが離れていくようなら、
 腕を掴んで、そしてぼくから抱き着いた。
 ぎゅうと抱き着いて、今度はきみの服に顔を埋める。]


  う゛、…… うう……

  タ、ナトスぅぅぅぅ…………


[ きみはぼくの前では泣かなかったのに。
 ぼくはきみの前で泣いてしまってる。
 きみがぼくの頭を撫でるなら、
 ぼくもきみの手を握った。

 きみはこれからの話をしたね、
 未来の話をしたね。
 だから、ぼくも言いたいことを言うよ。]
 
(144) 2022/12/23(Fri) 22:10:15

【人】 T『魔術師』 シン

 

  ……タナトス、


[ 洋館ここでの、ここで付けられた名前を呼ぶ。]
 
 
(145) 2022/12/23(Fri) 22:11:23

【人】 T『魔術師』 シン

 

  行かないで、

  タナトスは、ぼくと、一緒にいて、……

 
(146) 2022/12/23(Fri) 22:12:08

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ ねえ、タナトス、
 ぼくらもう、人生の半分以上も一緒にいるんだね。
 ずっと隣り合っていた『魔術師誰か』が、ぼくだっていうなら、
 タナトスはぼくのはんぶんって言っても良いんじゃない?
 むりやりすぎるかな?
 でもアイデアなんて最初は正しくなくてもいいんだから
 知らんけど


 名前のなかったきみは、
 洋館ここからどこかへ帰らない帰れないってきっと知ってるからこそ
 ひどいね、ひどいことを言ってるね
 そんな残酷な願いをきみに掛けた。

 でもきみがなくなってしまったら、ぼくは、――*
 ]
 
(147) 2022/12/23(Fri) 22:12:58

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ ふと、
 タナトスが離れて行くのなら、
 あ、と、思わず手を伸ばす。
 だけど、部屋の扉の向こう、誰か居ることに気付いたら、
 ――それがフォル兄さんだと気付いたら>>91
 ぼくもそちらを見ることなく、
 ぼふ、ともう一度布団に顔を伏せた。
 それから顔を背けるように、扉と反対側を向く。

 タナトスに続いてフォル兄さんにも
 見つかったしまったことに、
 ぼくはとても苦しくなったんだけど、
 ……フォルに見つかるのが一番、だめだったかもしれない。
 なんでだろうね。"兄さん"に頼るのは普通なのに。

 やっぱりきみは。
 ぼくにとっても、近くて遠い存在なんだろうね。
 もう何回ここでの別れを繰り返したっけ?
 ……一番最初、きみが帰るとき。
 あのとき泣けなかったのが>>0:367
 全てを決めてしまった気がする。
 きみとの"楽しい"を壊したくなかった。
 きみとは"楽しい"ままでいたかった。
 親友って、それだけではないこと、ぼくは知らなかった。


 フォル兄さん、と呼ぶことが増えたのは、
 いつからだったかな。
 踏み込むことをやめたのは、いつから――?]
 
(160) 2022/12/24(Sat) 0:16:39

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ フォル。
 ぼくのはじめての友達というなら、やっぱりきみで、
 親友であれたなら嬉しいことだ。

 ぼくは、外を向くフォルのこと、
 ぼくよりも深く考えるところ、すきだよ。
 世界が変わったら良いと言ったことは
 本当の気持ちで>>2:27
 あの時は、フォルに幸せでいてほしかった。

 だけど今は。今は、
 ……ここから出て行く人として、
 一番最初に浮かぶのはフォルで。
 嫌だ。でも、離れるのは仕方ないことで、
 引き止めることも出来ないと思ってて、
 何より、フォルにとって
 外の世界が居心地良いものになってほしいのも、本当で。

 行かないで、とは、どうしたって言えない。
 一番最初から、ずっとずっと。

 だから、ごめんね、もうちょっとだけ時間がほしい。
 そしたらきっと笑えるから。
 笑顔できみを送り出せるから、]
 
(161) 2022/12/24(Sat) 0:17:28

【人】 T『魔術師』 シン

 

[ いつから間違いで、いつから罪深かったのか、 ]


 
(162) 2022/12/24(Sat) 0:19:30

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ あのね、フォル。
 きみと初めて会ったのは、ごく幼い時だったね。
 だから一緒にいた時間を集めるなら、
 それはぼくのはんぶん足り得るかもしれなくて、
 だけどもう離れることに慣れすぎてしまったから。

 一緒にいてと言えないならせめて、
 待っていると、思えたら良いのに。

 今はまだ、落ち着く時間が欲しかった。

 フォルがそれを壊してくるなら別だけど、
 もうすこし待ってね、と、目を閉じた。*]

 
(163) 2022/12/24(Sat) 0:20:08

【人】 T『魔術師』 シン

―― 回想・謎のプレゼント? ――


[ それを見つけたのはいつだったか。
 少なくとも、変わりない日常が回っていた頃だ。
 便箋と、それからメルロンが、
 部屋の前に置かれていた>>21。]


  ???


[ 更に言うと、手紙は真っ白。
 メルロンみたいに真っ白……。
 これだけでは意図を汲み取ることが出来なくて、
 差出人も分からない。
 流石にぼくも訝しんだ。
 ただ、ここは閉じた世界で、
 知らない人からの贈り物ということはまずない。
 知ってた?
 ……いや、ぼく自身も自覚が薄いかもしれないけど、
 ぼくはわりと、洋館の中にいる人間のことを、
 知っていた。
 大抵の人は普通に渡すだろうと思う。
 だとすると……と思い当たるのは何人かいる、けど。]
 
(179) 2022/12/24(Sat) 2:09:42

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ ――抵抗なくメルロンを食べた。
 うん、美味しい!
 わからない、を怖がることは、ぼくにはなかった。


 その後フォル兄さんのところには駆け込みました!
 最近メルロンを買った人いないー?ってね。
 その時店でインクを見つけて、
 もしかして?と思ったりして。
 でも対応のインクはなかったかな?
 いずれにせよ、ぼくはお金持ってないので!

 まさかフォル兄さんがそれの一端とは知らない。
 結局、差出人には思い当たらなかった。]
 
(180) 2022/12/24(Sat) 2:10:04

【人】 T『魔術師』 シン

―― 誰かの終わるそのあとに ――


[ それは、ぼくが調子を取り戻したあとの話。
 部屋に帰ったら、ひらめく便箋。
 ――いつかの手紙みたいなそれ。
 でも今は、はっきりとメッセージを見ることが出来た。]


  …………え


[ いつかと同じ推測をする。
 思い当たる人は何人かいる、けど、
 この質問で一番思い浮かんだのは――ひとりの女の子だった。
 「大事な人がいる人」として。
 その「大事な人」に当たる人の想像は、
 外れてただろうけどね。


 どこか日常に戻り切れない洋館内を、いつものように歩く。
 ……正直なところ、ぼくはベルちゃんが
 よくいそうな場所とか分からない。
 名前だけは呼びながら、
 きみのことは全く見てなかった、のだろうね。

 だから結構探し回ってしまったかもしれない。]
 
(181) 2022/12/24(Sat) 2:11:25

【人】 T『魔術師』 シン

 

  ……ベルちゃん


[ その姿を認めたとき……なんと呼ぶか迷った。]
 
(182) 2022/12/24(Sat) 2:12:07

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ ぼくの無意識の嫌がらせは、
 相手に嫌がられてでも突き通していた呼び方は、
 結局『魔術師』が『恋人』のことを否定していたからで、
 そんな在り方に、引きずられていたのもあるんだろう。

 ……だけど、それは『魔術師』の感情だけではなく、
 ぼくが、証持ちがいつかの誰かと混ざり合うことを
 否定したかったからで、
 そんな感情から、クリスタベルちゃんを否定してた。
 無理やり、主張を押し付けていた。

 『魔術師』をなくしてみて、
 ただのひとりとしてきみと向き合って、
 ようやくそれに気付くなんて、
 本当に、嫌になる。
 皮肉だね、元に戻ったきみと、
 間違いに気付いたぼくは、すれ違ってる。

 だけどこれは、『魔術師』のものではなく、
 ぼくシンの背負わなければいけない
だ。

 改めてきみに向き合って、なんと呼ぶか迷った。
 相手を尊重して、クリスタベルちゃんと呼ぶべきなのかと。
 だけど……もうきみも魂に囚われることがないのなら、
 やっぱり今のきみは"ベルちゃん"なのかなって。
 ……怒られたら謝ろう、うん。]
 
(183) 2022/12/24(Sat) 2:13:53

【人】 T『魔術師』 シン

 

  ……えーっと、ね
  …………

  大事な人は、いるよ
  それは、ベルちゃんだって、そうだったよ

  ……や、ごめん、やっぱり嘘かも
  ……そうしたかったよ


[ 今までのこと、謝ろうかと思った。
 だけど今まで謝りもしなかったのに、
 『魔術師』のせいにして、それが消えたから謝ろうなんて、
 都合良すぎて、ずるいなと思ったから。

 だから、お手紙の返事を直接返した。
 大事な人は、証持ちのみんな。
 それが消えてしまったなら、
 ぼくの世界からこぼれ落ちていくかもしれないけど。

 だけど、特別扱いの人も、何人か。

 みんな、の中にはベルちゃんも入っていた>>0:488
 だけど、ほんとは、大切にしたかった、だけで、
 大切にしてなかったのかな、って気付いた。
 だから、ごめんねの代わりに、
 繕わない心を、ひとつ。
]
 
(184) 2022/12/24(Sat) 2:14:39

【人】 T『魔術師』 シン

 

  きみは、大切な人は、いる?


[ 名前のないお手紙に返信をするように、
 名前を呼ばずにきみに問い返す。
 ……そういえば、最初からこう呼んだ方が
 無難だったのかもしれない?

 『恋人』でなくなった今、
 きみのそばには誰かがいる?と。*]
 
(185) 2022/12/24(Sat) 2:15:26