人狼物語 三日月国


54 【半再演RP】異世界温泉物語【R18】

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視点:


【人】 埋火 真里花

 そうなんだ……。

[ 自分から見れば年上には代わりはないが
 呼称のほうは、場合によっては人を傷つけかねない。

 バイト先で、悪気なくおじさん、と呼んだことで
 お客さんに悲しそうな顔をさせてしまったことがある。

 後程、"君から見ればおじさんなんだからいいんだ"
 とそう言われたけれど、しくじってしまったんだ
 という気持ちは消えなかった。

 この兄>>6も、見知らぬ誰かからみたら
 おじさん、になるのか……?

 身内の贔屓目は否めないかも知れないが
 とてもとても、そうは見えないのだけど。 ]

 ひげイコールおじさん…そう見えるかも。
 気をつけよ。

[ うん、と頷いて兄の指差す方向へ、プチ弾丸。
 プチ弾丸は案内板を読むと兄のもとへと戻ってくる。 ]
(28) 2021/01/03(Sun) 23:53:29

【人】 埋火 真里花

 大浴場、だって。
 あとでいってくる。まずは、ゼリーとおせんべと
 おまんじゅう、食べないと。

[ 再び部屋まで戻ると早速とばかりに、
 急須を持って ]

 お兄ちゃんも飲む?

[ 聞いてからお茶を淹れ始める。
 お茶が入ったなら、ゼリー
 包みを開く。尚、同じものが兄の前にも置かれ、
 反応を待つようにじーっと兄の手元を見ている。* ]
(29) 2021/01/03(Sun) 23:53:44
―― アルバイトの理由 ――

 ごめんお姉ちゃんそろそろ行かなきゃ。

[ え〜やだやだもっと遊ぶと、見事な甘ったれに
 育った妹は不満そうな顔をするけれど。 ]

 良い子で待ってて。
 お土産に柚理の好きなアイス、買ってくるからね。

[ わかったとニッコリする辺り、血の繋がりを感じる。
 とても、現金。そっくり。
可愛い。


 父と妹にいってきます、と言って家を出る。
 向かう先は父のよく知る蕎麦屋さん。

 アルバイトを始めるに辺り、父とした約束は三つ。

 土日祝日のみ、夜八時までに家に帰れるようにすること。
 成績を大きく落とさないこと。
 決して無理はしないこと。

 母は、欲しいものもあるんだろうし好きにしなさい
 とだけ言った。

 それから私は約束を守って、アルバイトに行っている。
 お昼少し前に蕎麦屋に到着すると仕込みのお手伝いをし、
 19時には仕事を終えて帰路へつく。 ]

 天ざる、おまたせしました。
 お茶のおかわりご用意しますか?

[ ふた月もすれば、仕事はある程度身についたし
 女将さんも大将も、同僚も、そしてお客さんもとても
 良くしてくれた。

 家に居ると、否が応でも妹にひっつかれるし、
 ――嫌ではないんだけれど。
 母があれこれと私にさせるものだから、
 息が詰まる時もあった。

 それに気づいていたからこそ、父はアルバイトを
 許可してくれたのだろう。 ]

 はーい、ただ今参ります!

[ 呼ばれて駆けつけると、いつぞやに
 おじさん、と呼んでしまった客が居た。
 
 あのときのことは誠心誠意謝ったし、
 向こうが気にしていないようで、
 時たま雑談することもあるくらいだから ]

 今日はどうしますか?
 いつもの南蛮蕎麦ですか?

[ 気さくに問いかけると、うん、と返事をくれる。
 ――尚、まだ20代らしい彼曰く、妹のように
 思っているだそうで。 ]

「真里ちゃん毎週いるよねぇ、そんなに働いて……
 なにか欲しいものでもあるの?」

[ そう聞かれた時に、迷わず ]

 会いたい人がいるんです、少し遠いので
 旅費と、もうすぐ誕生日なので、
 驚かせたいんです。

[ そう言った。その時はそっかぁ頑張って、とだけ
 言われたので、はいと元気よく頷いた。

 ――このお客様が後程、女将さんから
 なにやら忠告されていたということは、
 私は知らないし、これからも知ることはないだろう。 ]

 う〜〜ん………

[ 二十代後半の男性が、欲しいと思う
 大事にしてもらえるようなもの。
 
 なんだろうと考えて考えて考えても、
 答えは出てこない。

 リサーチしようにも、相手に心当たりもなく。

 雑貨屋、服屋、楽器店、気になる所には
 手当り次第入ってみたけど、これといって
 気になるものもなく。

 アルバイトをして得たお給料は、
 ときどき、妹にプリンやアイスを買ってあげる
 くらいで他には使ってないから、蓄えはあるけども。 ]

 あんまり、高価なものにすると気を遣わせそうだし
 かと言って安っぽいのも、やだな。

[ 親身になってくれた店員さん達、ごめんなさい。
 決めかねてしまって。大きな大きなため息をついた時、
 小さな子供が足にどすんとぶつかってきた。 ]

 わっ、ごめん、前みてなくて
 怪我してない?

[ 子供は風の子とはよく言ったもので、
 小さな男の子は、へーーーきぃーーと言って
 またぴゅんと風になって消えていく。
 
 その後ろ姿を見た時、 ]

 ――これだ!

[ ふわふわもこもこのファーコートを着ていた
 その男の子を見て、思い出した。

 兄は寒がりだったし、あまり家から出ない。
 だからこれしかない、って。

 それから家に帰って、タブレットで
 あれこれ素材やら吟味し、選び取ったのは
 "肩のこらない""でもとてもあったかい"
 黒のロングガウン、着る毛布。

 本当は、カシミヤのほうが手触りが良さそう
 だったけれど、気兼ねなく受け取ってもらえる
 値段のものをチェックし、翌週には実物を見に
 生活雑貨店へ行き、即購入。

 当日には間に合わなかったけれど、
 翌々日くらいにはきっと届くだろう。

 時間指定はなく、メッセージカードはつけず
 手紙だけ、同封した。

 やたらとうきうきしていたものだから
 誰かへのプレゼントですか、とコンビニの
 お姉さんに聞かれてしまったの、
 少し恥ずかしいけれど、きっと私は誰かに
 言いたかったから、 ]

 兄です、誕生日なので――……

[ そう答えて、荷物をお姉さんに預けた。
 どうか、寒がりな貴方を、あたためてくれますように。
 喜んでくれますように、と願いながら。* ]

【人】 埋火 真里花

 わかった……。

[ どう見てもおじさん、でもお兄さんにしておいたほうが
 無難なのは間違いないだろうから素直に頷いて、
 弾丸は往復したことだろう。 ]

 うっ……じゃあゼリーとお煎餅にする……
 おまんじゅうはお腹に溜まりそうだもんね。

[ 最もな忠告>>43に従い、
 おまんじゅうは端のほうへと避ける。

 二人分のお茶を淹れ、ゼリーを口に運ぶ兄を
 じっと。なんなら凝視。 ]

 ……いただきまーす

[ 何味だかはわからないようだけど>>44
 まずくはない、らしい。ならばと自分も
 プラスチックのスプーンを取り一口。 ]
(50) 2021/01/04(Mon) 16:35:24

【人】 埋火 真里花

 ……おいしい けど
 なにあじ?

 果物っぽいことしか……
 あ、ドラゴンフルーツとか?
 食べたことないからわからないけど……

[ しかしおいしい、お腹もすいていたし。
 つるつるぺろりとゼリーを食べ終えると、
 なんかお腹満ちた。* ]
(51) 2021/01/04(Mon) 16:35:46
        
悔恨

 ―とある少年のXX―


[幾度となく説得を試みたものの、
 母からの返答は芳しく無く、
 おざなりに生返事をよこすだけだった。

 話しにくいのならば自分から話すと伝えたところで、
 それは親の役目と譲らないのでは打つ手がなかった。
 
 ――少しだけ、少しだけ。
 もう会わない人間に割く労力が無駄、と、
 そう思っているような気がして、嫌な想像をしたと首を振る。
 
 こどもだった、と思う。お互いに。
 いっそ、もう少し自分を押し通すだけの幼さがあったなら。

 結果は、違っていたのだろうか。]



 ……あっちについたら、住所を教えて。

[それは、幾ら言っても無駄だと悟る少し手前の悪足掻き。
 ここのところ対話を拒否し続けていた母親が、
 漸くそこで反応を見せた。心底、嫌そうに顔を歪めて。]


 「なにする気? 来なくていいから。
  里心がついたら可哀想でしょ。
  それに、あたらしいパパが出来るのに、
  アンタが居るからって懐かなかったらどうする気?」


 ……は、

[絶句した。
 その言いぐさに、懸念が正しかったことに、そうして、

 やはり、母親にとって、自分は不要な存在だったのだと。]

[自分はどう戦えばよかったのだろうか。
 妹のために、何をしてやれたのだろうか。
 きっと全く手が足りなくて、届いていなくて、
 だからきっと、
 ――きみにとっての、頼れる兄ではなかったね。

 結局ここでも間違えた。
 無理を通してでも、話をするべきだった。]



 「まりかをきらいになったの」

 (まさか、そんなはずがない)


 「いっしょじゃなきゃやだ」

 (おれだっていやだよ、あのひとは"娘"を愛してはいるけど、
  それは"真里花"じゃない、きみを愛してくれない)


 「まりか、おにいちゃんがきらいなとこ
  ぜんぶ、なおすから、――だから!」

 


 兄ちゃんは、世界で一番真里花が好きだよ。 
 これまでも、これからも、ずっとだ。
 嫌いなところなんて、ひとっつもない。

 ほんとうだよ。

[ずっと間違えてきたなら、ここだけは間違えるな。
 なんとしてでも間違えるな。
 
 きみを愛してるよ。
 ずっとずっと、これからも。

 だからきみの頼れる兄であるために、
 虚勢を張ってでも笑って見送るから、
 ――どうかこの笑顔を憶えておいてほしい]




    
要らない子

 おれが悪い子だから、一緒には行けないんだ。



 

[無力だった。

 文字の上では笑顔で居られる。
 声音だけは平常に取り繕っていられる。

 何も出来なかったから、それだけは果たそう。

 ――本当に、合わせる顔がない。
 妹にも、頑張れと背中を押してくれた友人にも。]

[飛行機を見送って、空港からの帰り道、
 地下鉄の改札口に、その顔を見つけたとき。
 もう我慢の限界だった。

 それでも必死で堪えたものを、
 そっと背に触れた掌が押し流す。

 ごめんね、頼りない兄貴で、きみを護ってやれなくて。
 後悔も嗚咽も慟哭も、全て受け止めてくれた胸は暖かく、
 その事実が殊更に自分を、打ちのめした。

 ――彼女にはこうやって、縋る相手も居ないのに*]

【人】 埋火 真里花

 ドラゴンフルーツ味じゃないんだ……
 食べたことないからそうかなって。

 食べたことない果物って他にもたくさん
 あるんだろうね。

[ もしも夕食直前だったら、ある程度我慢もしただろう。
 お昼、食いっぱぐれているから、を理由に
 ゼリーの蓋を剥がしたけれど、思っていたより
 容量が多かったみたい。

 普段から別に少食ってわけではないのだけど。
 お腹が空くより、大変なことが、起こっているから
 かな、たぶん。 ]

 おせんべとおまんじゅうはあとで。
 
[ デバフがかかっているらしい兄>>86
 ゼリーは完食したものの。他のものに手を付けようとはしておらず。
 さぁ問題はこれからお夕飯まで何をしようか、ということ。 ]
(87) 2021/01/05(Tue) 19:29:21

【人】 埋火 真里花

 真里花いいことかんがえた。
 ご飯の前にもお風呂入って、
 ご飯食べた後もお風呂に入ればいいんだ……!

 そしたらお部屋のお風呂にも、
 大きいお風呂にも入れる!

[ ご飯の前のお風呂は、お部屋のお風呂にしよう。
 だって、大浴場に入って帰ってきてみたら、
 兄がいなくなっていたり、寝てしまっていたら、
 寂しいもの。* ]
(88) 2021/01/05(Tue) 19:30:00

【人】 埋火 真里花

 へぇ、やっぱりあるんだドラゴンフルーツ味。

 スーパーとかには売ってないよね。
 デパートの中の高いお店にあるイメージ。

[ そしてそこで果物を買うなんて経験はない。
 今度見かけたらチャレンジ……家族を巻き込んで……?
 むむ、と眉間に皺が寄る。 ]

 果物はよく食べるけど、みかんと
 りんごくらいかなぁ。

 うん……え゛っ 持ち帰り不可……?

[ それ>>91はまっったく考えてなかった。
 そうか、夢のなか。……むむむ。
 そして私は真剣な顔をして兄に頼むのだった。 ]

 お兄ちゃん、真里花が忘れてたら
 言ってね?

[ ――と。なにせ、あちらこちらと
 興味がとっちらかる妹であるから、
 兄に頼んでおくのが無難である。 ]
(94) 2021/01/05(Tue) 21:29:20

【人】 埋火 真里花

 見たよ、露天風呂あった!
 つい靴下履いたまま歩いちゃって、
 雪踏んじゃった。冷たかった。

[ 一番風呂>>92は譲ってくれるらしい。
 さすがに、一緒に入るのは不自然だってわかっているから ]

 わぁ、じゃあ真里花いってくる

[ さくっと立ち上がって、着替えとタオル、その他
 必要なものを持ち、浴室へ。そこからひょっこり顔を出すと ]

 足だけ入れるとこもあるよ!

[ と報告し、いそいそと露天風呂へ向かっただろう。* ]
(95) 2021/01/05(Tue) 21:29:44