人狼物語 三日月国


47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】

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【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 

   独自の祭事……。


[ 彼の説明によれば>>0:240>>0:243
  この地独自の祭りと、異国からの祭りが混ざり
  このような独特の催しになったとか。

  人が異形に化ける。

  節分など、異形の姿に扮し
  福を招く行事は知っているものの……。

  とにかく、異国の地に
  迷い込んでしまったのではないか。
  そう思ってしまうような目の前の光景に
  目を点にしては暫し立ち尽くすばかりである。]
 
(13) 2020/10/21(Wed) 15:30:20

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
 
   え、ええ…。そうですね。

   祭りの賑わいのせいか、
   あちこち人で溢れかえっているみたいで。


   …───はい! 勿論です!


[ 離れるなよ?との声に>>0:244
  にこりと微笑んでは強く頷いて。

  逸れたりしないよう
  彼と手を繋ごうとするだろう。

  もしも両手が塞がっているようなら
  束の間、口を小さく尖らせつつも
  彼の上着の袖か手首辺りに手を伸ばして。

  離れないようについて行った。]*
 
(14) 2020/10/21(Wed) 15:30:30
時見の妻 天宮 琴羽は、メモを貼った。
(a4) 2020/10/21(Wed) 15:32:57

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
  
── 宿にて ──



[ ぱちぱち、瞬きを繰り返す。

  宿に到着して、早速受付を済まそう。
  ───そう思った時の事であった。


  彼の叫び声>>0:247に驚いたのはさておき。

  どうやらこの宿では宿泊客に、あの、
  変わった祭りの衣装を貸し出してくれるとの事だ。

  ……寝耳に水である。]
 
(15) 2020/10/21(Wed) 16:46:50

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 

   ほぁー……。


[ 思わず、言葉にならない声を漏らして。

  さて、どうすればいいのだろう。

  その場に突っ立ったまま様子を窺っていれば、
  先に彼が動いて、折角だからと
  普段着に近そうな衣装を選ぶのであった>>0:255

  宿の主人の説明曰く、異国に存在するという
  吸血鬼という妖怪モチーフの衣装らしい。

  異国の事はよく分からないけれども
  背が高く、白い髪の彼には
  とてもよく似合っていそうだと思う。]
 
(16) 2020/10/21(Wed) 16:46:58

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 何故か慌てて宿帳に記入する
  彼の様子には首を傾げるばかりだが。]


   無理しなくてもいい、と言われても……。


[ あからさまな態度に、
  本当は私にも着て欲しいのではないか。

  そう思わざるを得ず。

  それに、彼が借りたとなれば、
  私だけ借りないという訳にもいかないだろう。]
 
(17) 2020/10/21(Wed) 16:47:13

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ そんな訳で。

  適当に、 彼がチラリと視線を向けたと
  思われる場所にあった>>0:256
  (5)1d6の衣装を手に取るのであった。]
 
(18) 2020/10/21(Wed) 16:47:24

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 

   ……随分と、もっこもこな衣装ですね。
   猫……なんでしょうか、これ…?


[ 手に取った衣装を見て、首を傾げながら
  何処か間の抜けた感想を漏らし。

  よく分からないまま、
  この衣装を借りる事となったのであった。


  その後、荷物を受付に預けて。
  温泉街への散策を提案されれば>>0:256

  勿論というように首を縦に振り、それから
  嬉しそうに笑顔を浮かべていただろう。]*
 
(19) 2020/10/21(Wed) 17:00:42
―― ウィンドラース修道院 ――

[...が目覚めれば其処は何時もと変わらぬ光景であった。
 部屋の壁は全てが剥き出しの石。
 床には辛うじてふわふわした絨毯が敷かれているが、
 修道院全体が石造りであるために何処を歩いても固い足音が聞こえる。

 カーテンの隙間から差し込む光は朝を告げるものだ。
 窓の外からは相変わらずの風音と空高くから猛禽類の鳥の声が聞こえてくる]


  ……いつもの夢、ね。
  何も変わらないわ、何も……。


[...は頭から布団を被り込んだ。
 視界は再び闇の中であるが夢で見た光景は見えないでいる。
 魔砲少女も、魔法猫も、全ては夢だった。
 領地から遠い峻峰の地は年中怒ったかのように強い風の吹きすさぶ要害の地である。
 壁に囲まれた修道院には各地から曰く付きの子女が送られ、
 子女を世話する者たちが一緒に住んでいる。
 修道院の大きさに比べて人数は余り多くはないのは、
 今現在帝国内は絶賛内乱の最中にあるからだ]

  お父様は今日も無事……ね、きっと。


[でも兄や姉はどうだろう。
 思い浮かぶのは殺しても死ななさそうな面々の顔であった]


  フッ、馬鹿らしい。


[...は瞼を閉じた。
 スピネル選定候の末娘は一等可愛がられた末に、
 元々仲の良かった家に政略結婚に送られた。
 そこまでは良くある話だ。
 ただ、結婚相手がナイチチは嫌だと浮気をし、
 それを知ったスピネル王が激怒した。
 そこまでも良くある話だ。
 普通はその後落とし前をつけさせて解決を図る。

 普通ではなかったのはスピネル王がシオン可愛さに
 相手の領土に攻め入り滅亡させて併合してしまったことにある。
 皇帝は慌てたが時既に遅し。
 報復だなんだのと戦火が広まり今に至る]

  お父様に勝てる相手なんて少ないのにね。
  選定候でも数人……あとは隣の王様くらいか。
  ああ……どうでも良いこと考えたらお腹空いた。
  あの子早く起こしに来ないかしら。


[...は溜息をついた。
 修道院では良家の子女――ここでは王族や貴族だが、
 は自分から起きることはない。
 起こしにくるまでは待つのがシキタリというものだった。

 だからあの子が来るのを待つのだ。
 夢の中でもずっと逢っているあの子を**]

── 修道院 ──

[至る所、灰色だらけの世界。
 壁も、窓の桟も、空さえも灰色い。

 焼かれた日記帳のページの色。
 はたまた、主人を失った蜘蛛の巣の色。

 世界はこんなにも灰色に覆われているのに
 どうして、夢の中はあんなにも色鮮やかなのだろう]

["夢は記憶の整理だ"と人は云う。

 それも一理、あるのかもしれない。

 なぜならば
 夢の中で相対するヒトを私はよく知っている。

 現にもいる相手。
 夢と同じ名を持ち、面影を残すヒト。
 
 けれど、彼女を夢に見る
 その理由が私にはよくわからない。

 夢に見るほど、思うほど
 深いつながりなどない──そのはず、だから]


  ……なんでかしらね

  あぁ、でも猫になりたい
  それぐらいならあるかもしれないけど


[井戸端でぽつり。
 水を汲んだ木桶を持ち上げれば、あかぎれた手指に鈍い痛みが走る。
 ぎしり、と食い込む持ち手の重たさに眉間に皺を作りつつ]


  ────       。
 

[目当ての部屋の前まで来たなら、ノックをまず三度。
 次いで扉を開け、先に汲んだ木桶の水を洗面台へと移し替える。
 部屋の主人が朝の支度をできるよう、そうやって準備を整えてから]


  おはようございます、シオン様
  朝の用意が整いました


[言葉だけは丁寧に。
 けれど、揺り起こすことはしない。
 
 寝台から三歩離れた距離を保ち
 部屋の主人が目覚めるのをいつものように待った*]

―― 修道院・自室 ――

[此処は監獄だ。
 入った者は外に出ることは叶わず、
 死した後も敷地内に埋葬される。
 送られてくる子女は曰くつきの者が多いから、
 当然と言えば当然であろう。

 灰色だらけの世界とは良く言ったものだ。
 季節に応じた草花や天候の変化があり、
 各々の家からは旬の食べ物が送られてくる。
 それでもその全ては味気ない。
 無味乾燥したもののように感じてしまう]


  ……それはきっと、私たちがそうだから。
  終わった年代史に花を添えても意味はないもの。


[...は小さく欠伸をする。
 風は強く空気は冷たい。
 こんな寒い日は部屋の中に籠るに限る。

 ...は生きている。
 心臓は動き、身体は動き、食事をしては寝る]

  ただ生きているだけの生に意味はあるのかしら。
  とは言え、バツイチの行き遅れなんて不要でしょうしね。


[平均寿命が40歳に満たない世界である。
 女は20歳になれば年増であり、30歳になれば婆だった。
 売れ時は10代前半。
 そこで戻ってきてしまえば普通は瘤でしかない。
 普通でも瘤なのにスピネルの末娘は火薬庫でもあった。
 だから修道院の中でも腫れもの扱いで――]


  ……おはよう、カザリ。
  もう随分と暖かくなったわね。


[...はノックの音の後、物音を耳にしていた。
 声が掛かればそこで漸く布団から頭を出して身体を起こし、
 暗に遅かったと告げる。

 別に虐めているわけではないのだ。
 貴女は私にとっては唯一話が出来る相手なのだから。
 夢にまで出てくる存在なのだから]

  ……着替えは?
  早く脱がせてくださる?


[...はベッドから起き上がると三歩離れた距離にいるカザリへと声を掛けた。
 着る衣装は修道院の服だ。
 地味で質素、紺色の修道女の服。
 尤もシオンのそれは内側がえらく精緻に編み込まれたレースを使っていたり色合いが派手なものがあるのだがそれはそれ]


  ほら、早く〜。


[これは我儘なのだ。
 深いつながりはない。
 強い絆もない。
 それはまるで蜘蛛の糸のようなものだけれど、
 灰色だらけの世界で唯一見える色は存在を誇張して見せられてしまうのだ。

 例えそれが錯覚であったとしても、
 縋るものなど存在しないのだから――**]

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
  
── 吸血鬼とふわふわにゃんこ ──



[ >>19手にしたそれは
  猫らしき尻尾と耳のある、
  もっこもこな衣装であった。

  彼はこの、もこもこが気に入ったのだろうか。

  首を傾げつつ、変わった衣装だなと。
  それ以上は深く考えず。

  少しばかり落ち着きのない彼と共に
  宿泊する部屋へと案内されるがまま。
  足を運ぶのであった。


  ───勿論、もこもこの衣装を手にして。]
 
(91) 2020/10/22(Thu) 15:19:19

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 扉を開け、室内へと足を踏み入れれば
  い草の香りと一面の銀白色が出迎えてくれた。

  部屋の中央には
  明るい茶色の座卓が備え付けられており
  向かい合うように座布団が二枚置かれている。

  奥にある窓からは、
  色鮮やかな紅葉が広がる山の景色が展望でき。
  景色だけでも心地よく過ごせそうな部屋だと思う。
  目にしているだけで心が弾んでくる。


  従業員が淹れてくれたお茶を一口。

  用意されてた茶菓子を味わいながら束の間の休憩。]
 
(92) 2020/10/22(Thu) 15:19:31

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 

   はい。茶菓子、どうぞ…!


[ その時、彼はどうしていただろう。

  お茶を飲みながら
  胡坐でも掻いていたかもしれない。

  何にせよ、
  用意されていた茶菓子を手に取り
  にこっと微笑んでは
  彼の口元へ近付けてみただろう。

  はい、あーん、だなんて戯れながら。]
 
(93) 2020/10/22(Thu) 15:19:43

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ その後は、
  やけに乗り気な彼に促されるまま
  手にした衣装へと着替え始める事に。

  よくよく観察してみると、
  随分と布の面積が少ないような。

  背後にちらりと視線を向ければ
  見えたのは着替え途中の彼の背中。

  すぐにパッと視線を逸らして
  手に持ったそれを見つめる事、数秒。

  ふぅっと小さな溜息ひとつ。

  仕方なく、といったように着物を脱いで、
  ふわふわのそれを身に纏い始めてみた。]
 
(94) 2020/10/22(Thu) 15:20:13

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 

   こ、これ……随分と身体に……。
    うんしょ、っと…。


[ 見慣れぬ異国の衣装に悪戦苦闘。

  やけに身体にぴっちりしていて
  とにかく、着ていくので精一杯。

  >>55背後から
  疑問形の声が聞こえたような気がするが、
  それに応える余裕はなく。

  >>55>>56何かと葛藤する彼を背後に
  とにかく着替えを済ませる事に暫しの集中。]
 
(95) 2020/10/22(Thu) 15:22:13

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ そうして、着替え終われば。

  そこに現れたのは、ほっそりとした身体を
  申し訳程度に毛皮で隠したといった感じの、
  一人の猫娘なのであった。

  黒い漆黒の髪の隙間からは
  ふわふわの三角形の耳が覗き。

  腰の下の方からは
  ぴょこんと長いしっぽが伸びていて、
  身体の動きに合わせ
  左右にゆらゆらと揺れている。

  露出した肌は滑らかで、雪のような白さ。]
 
(96) 2020/10/22(Thu) 15:22:57

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 

   え、ぇ、……えぇ!?

   この衣装、他に着るものは
    ……これで、終わり??


[ 暖かそうな
  ふわふわもこもこな毛皮は一部だけ。

  大部分は肌が露出したままになっており
  この季節、まだ冬ではないとはいえ、
  寒さの増した中出歩くには厳しいものがある。

  ───そして、何より。恥ずかしい!]
 
(97) 2020/10/22(Thu) 15:23:31

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ どうしよう。どうしよう。

  顔に両手を当て、あたふたとしていれば
  何か問いたげな彼の声を耳にした。>>56

  声のする方へと顔を向ける。

  そこにいたのは、白い髪をオールバックに整え、
  全身を西洋の貴族のように着飾った一人の男。]
 
(98) 2020/10/22(Thu) 15:23:53

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 思わず口をぽかんと開き、
  男の姿を凝視する。

  ぱちぱちぱち。瞬きを何度も繰り返す。

  頭の中で色んな言葉が湧き出しては、
  ぐるぐるぐると渦巻いて。]


   え、ぁ、あ、……あー……?


[ 何か口しようと懸命に唇を動かすものの
  発せられるのは意味のない音ばかり。

  そうしている間に、気付いた時には
  肩に彼のマントが掛けられており。

  >>65お揃いだ、という彼の声が耳に響く。]
 
(99) 2020/10/22(Thu) 15:24:25

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 思った事は沢山あった筈だ。


  けれど、
  それは言葉として形作られる前に
  思考の渦の底に沈んでいき。


     残ったのは感謝の思いと、喜び。

           …───それだけ。]
 
(100) 2020/10/22(Thu) 15:26:48

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 

   
あ、あり、……

   
ありがとうございます……!


   
う、嬉しいです!

 

[ 頬に紅葉を散らしながらも、小さく
  それでいてはっきりと声を口にし。

  ふにゃりとした笑顔を浮かべて。

  差し出された彼の手を>>65
  ぎゅっと握るのであった。]*
 
(101) 2020/10/22(Thu) 15:28:27

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
  
── 
温泉街にて
 ──



[ マントで身体を隠しながら、
  彼と一緒に街中へと繰り出す。>>65

  目にするもの、どれもこれもが珍しく、
  何より、彼と共に楽しい時間を
  共有できるのが嬉しくて堪らない。

  時折、手をにぎにぎしたり、
  腕を絡めたりしてみたけれど、
  彼の反応はどうだっただろうか。

  彼が此方に向いたならば]


   にゃん?


[ と、どうかしたの?なんて
  猫の鳴き真似を返してみせよう。]
 
(102) 2020/10/22(Thu) 16:11:38

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ そうして歩みを進め、
  途中見つけた観光案内の看板。>>68

  どうやら祭りの起源らしき場所は
  見当たらない模様。]


   不思議ですね……。
   何かあると思ったのですが。


[ 彼と同様、首を捻ってしまう。

  母の伝えたかった事。
  この地に何かしら
  手掛かりがあると思っていたが故に。]
 
(103) 2020/10/22(Thu) 16:11:44