人狼物語 三日月国


54 【半再演RP】異世界温泉物語【R18】

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【人】 橘 幸也


……ん。ん。

[ こほん、と小さく咳ばらいみたいにして。
 声を整えて、華さんについていく。
 僕もコートを脱いで、セーターとジーンズ姿。
 寝転がる彼女の様子に少し、緊張がほぐれるのを感じる。
 だからだろうか、その次の言葉はすっと出て来てくれた。]

順番に入ります?
それとも、一緒に入っちゃいますか。

[ その言葉を投げてから僕の視線はキャリーバッグへ向かう。
 中から取り出す紙箱は、姉さん謹製のパウンドケーキが収められたもの。お湯を沸かさないとな、と少し考えて室内を見回すと、ちょうど華さんの笑顔が目に入った。
 気をおかない様子の、寛いだ笑み。なんかやりたいこと、って言われて一番思ったのは、その笑顔を見てることだったんだけど。]
(46) 2020/12/29(Tue) 23:35:47

【人】 高藤 杏音

[のんびりゆったりとしたお食事を一緒に楽しんで。]


ふふ。お上品な味も楽しめて、私も良かったです。
見た目からだと……、実は食べてみても。
何なのか良く分からない料理がたくさんです。


[あはは。と、笑み崩れて。
紙に書かれた献立を見てみるけれど。
味と献立が一致しないくらい、よく分からない。
でも、とても美味しい。

目の前に座る人と微笑み合う。
どこか穏やかな表情は、何時も見せる笑みとは違うけれど。
それでも今日は逃げ出したいとは思わなくて。
鼓動が何時もより速くて少し胸苦しいけれど。
それすら愛おしく感じてしまう。

来て良かったな。って……
今日、何度目か分からない思いを抱く。
何時もよりずっと、先輩が近い。]
(47) 2020/12/29(Tue) 23:46:16

【人】 高藤 杏音

[青白い光を放つ熱で温められた和牛が美味しく食べ頃になって。
一口頬張ったら、頬に手を当てて、目を丸くした。]


先輩。口の中で、溶けました……。
美味しい…………。


[目をぱちぱち瞬きながら。
口福とはこのことかと、和牛を選んだ自分を誉める。]


先輩と一緒にお散歩して、美味しいご飯を食べて。
やってる事は、何時もと変わらないかもしれないけど……
来る前に先輩が言われたみたいに、一つ一つ、特別な感じ、しますね。

先輩が目の前に居てくださるから、猶更です。


[幸せそうに笑いながら。
美味しい美味しいと、感想を述べながら食べるご飯は、何時もより豪華なだけじゃなく、美味しく感じた。]
(48) 2020/12/29(Tue) 23:46:38

【人】 高藤 杏音

[食後のお茶を2人で飲んで。
お膳を片付けてもらったら、結構な時間が過ぎていて。
少し、言葉を選んで……]


…………。


[視線を彷徨わせたら、ぷって小さく笑った。]
[先輩に笑いかけて、照れ臭そうに。]


お風呂……、入りますか?


[時計はそろそろ予約の時間を指していて。
薄っすらと頬を染めてはいたけれど、断る気は最初から、無かったから。*]
(49) 2020/12/29(Tue) 23:46:48

【人】 橘 幸也

― 客室 ―

[ ケーキを収めた紙箱を手にしたまま、少しの間僕は動きを止めていた。一年前にはこんな風に、彼女の笑顔をみる機会があるなんて想像していなかった。
 ずっと憧れて、密かに恋心を抱いていた、年上のお姉さん。
 そう、去年の>>0:122>>0:123
 ちょうどこんな雪の降ってた日だった。
 その日、僕は華さんに告白したんだ。]

 ……そう、ですねー。

[ 一瞬の回想は華さんの声で>>14途切れて、
 いま現在の事柄に僕は思考を振り向ける。]

 うーん、どうかなあ?
 それなら最初、お風呂を使ってからでも良いのかなって。 

 まあ、とりあえずお茶淹れる準備、してきますね。
 せっかく作ったケーキなのに、食べてもらえなかったって佳純姉さんにバレでもしたら、僕すっごい怒られちゃいますから。

[ 一方で、華さんは雪の積もった外へと出ていく様子。
 暫くしてお茶の用意を整えた頃には、丸盆にちょこんと載った可愛らしい雪うさぎが室内に現れていたのだった。*]
(50) 2020/12/29(Tue) 23:49:21
一橋 華は、メモを貼った。
(a5) 2020/12/29(Tue) 23:54:40

【人】 橘 幸也

― 客室 ―

[ 真白な体に赤い目と緑の耳。その姿を目にして破顔した。]

あは。可愛いうさぎですね。
南天の木、あったんですか。

[ 尋ねつつ、外を覗くようにすいと身を傾けて。それから、丸皿に切り分けたパウンドケーキを差し出して、湯呑に緑茶を注いでいった。]

これ、どうぞ。佳純姉さんからです。
旅行に行くって聞いて、羨ましがってました。ふふ。

[ 高校を出たあと、パティシエになりたいって専門学校に進んだ佳純姉さん。もちろん、華さんのことは――僕と同じく――大好きで、是非にって持たされていたんだ。
 その道に入ってまだ日は浅いけど、試食を何度も命じられたおかげで腕前はよく知っている。ドライフルーツとナッツのパウンドケーキは一番のお得意だ。含ませる洋酒の割合もちょうど良い加減。最初の頃にはほろよい加減になっちゃったりもしたものだけれど。]

――そう、雪うさぎ。
 三人で作ったりもしましたね。
 これがお父さん、こっちがお母さんで、こっちは子供たちって。

[ 子供の頃の懐かしく楽しい記憶。
 もっと作ろうよ、ってせがんだことを思い返しつつ、ケーキとお茶を口に運んだことだろう。]*
(51) 2020/12/30(Wed) 0:06:47
橘 幸也は、メモを貼った。
(a6) 2020/12/30(Wed) 0:09:52

【人】 一橋 華

ー客室ー

本当、すごく雰囲気いいよね。この部屋から出ずにのんびりするのもありかなって思っちゃうぐらい。

[温泉旅館だから食事は部屋に用意されるのかな?とふと思った。
それも温泉に入ってからにはなるだろうけど。
咳払いする幸也君が何かを言うから、軽く返事をした]

そうね、まずここで入っちゃえばいいか。
いいよ、どっちでも。順番でも一緒にでも。
(52) 2020/12/30(Wed) 0:15:52

【人】 一橋 華

……んん?え、一緒に!?

[がばっと身を起こして、彼の顔をまじまじと見た]

え、いや… ダメとかじゃなくて、
うん、そりゃね、昔は一緒に庭でプールやったりして、終わったらシャワー浴びてお風呂入ったことも…あったような…
夏は一緒に海行ったけど…

いや、幸也君がどうしてもっていうなら考えるけど。

[多分冗談だと思いつつ真に受けてしまうのは去年の冬に聞いた告白のせい。
彼があまりに真剣だったのはわかったから、笑って流すことなんてとてもできず、ひとまず正式な返事は先伸ばしという形に保留したのだった。]
(53) 2020/12/30(Wed) 0:16:50

【人】 一橋 華

…あ、うん!そうね、パウンドケーキ食べようか。
きっと佳純のでしょ?楽しみ。
お茶淹れてくれるんだ?じゃ、お言葉に甘えちゃおうかな。

[彼がそう切り出してくれたので、何とか笑って自分の中の微妙な気まずい感じを拭い去る。お茶が入る頃にはいつも通り、気を取り直して切り分けられたパウンドケーキの横に雪うさぎを並べていた]

あったよ、露天風呂の側に、手を伸ばしたら届くのが。
そっか、佳純は羨ましがってたかあ。
しばらく会ってないな、そう言えば。

[家族ぐるみの付き合いとはいえ、大学に入ってからは幸也君や佳純と会う機会も減っていた。このまま会わなくなっていくのかと、少し寂しい思いもしたものだったけど。雪うさぎに破顔一笑する幸也君はやっぱり可愛い]
(54) 2020/12/30(Wed) 0:30:04

【人】 一橋 華

うん、美味しい。佳純、腕上げたわ、本当。
パティシエになりたいって言ってたもんね。ブレないなあ。

私は…自分の今後とか、いろんな事をまだ迷ってる気がするけど。
きっかけが必要なタイプなのかも。

…あ、ごめんごめん。
雪うさぎ、三人で作ったね。
幸也君、霜焼けになるよって言っても作ってた。

…ごちそうさま。

[そんな事を話しながら食べ終わり、一息ついてから]

そろそろお風呂入る?そこの露天風呂。

[幸也君にそう尋ねた*]
(55) 2020/12/30(Wed) 0:30:44

【人】 菊波 空

―― 部屋 ――

 大丈夫だ、俺もわからん。
 見た目だけなら雲丹みたいだが味がなんか違うやつとか色々ある。

[料理の評価としては滅茶苦茶である。我ながらひどいな。なんて笑いながらただ美味しく食べているし楽しんでいる。少なくとも二人の間ではそれで問題は感じない。
だから懐石料理といっても落ち着いた食事を二人で分かち合って。
場所も内容も違うけれども、こうして二人でいた時間を何回重ねてきただろう。]
(56) 2020/12/30(Wed) 1:08:22

【人】 菊波 空

 お、どれどれ………うまっ。溶けて消えたな。

[同じように出来上がったメインの和牛。杏音にいわれて自分もと一口。脂が嫌な感触をのこさず旨味だけ残して消えていくのに驚く。
食のうまさとは時に我に返る強さがあるのだ]

 ああ、ならよかった。

 そもそも杏音が横にいてくれる時点でどれだけ馴染んでいたって特別だ。

[幸せそうに笑う杏音>>48。特別というのは当然のように答えながら、もちろんそれは場所だからというものではなく心掛けと想いで成り立つものだとも理解していて、今を楽しむのだ。具体的には料理と食事の時間をである]
(57) 2020/12/30(Wed) 1:09:21

【人】 菊波 空

[そうした食事も終わり、お茶の時間。
のんびりと人心地つくタイミングでの沈黙。別に沈黙を嫌う性質でもない。
ただいつもとは違いソワソワとしてしまうのは仕方ないんだって言い聞かせて、視線>>49があった時、互いに迷っているのが伝わって、思わず噴き出してしまう]

 ……ぁあ、入る。

[予約の時間が近づいている。早鐘をうつ鼓動は時計の針を刻んでいるようだと思う。
それだけの短い時間をとって起き上がると]

 いこうか。杏音。

[聞かれた言葉にもう一度誘う言葉を自分から口にした**]
(58) 2020/12/30(Wed) 1:09:43

【人】 図書館長 アザレア

[揃いの装いを無邪気に喜ぶその顔に、頬が緩む。
『嬉しい』を随分と素直に表に出してくれる様になったなぁと
何となく感慨深い気持ちになったが
……何だか目線が父親めいているなと気付いて黙っておいた。

我が子の成長を微笑ましく見守ってるみたいな……
そんなつもりは無いんだが。]


 普段はそう機会もないしね。
 同じ衣装を引くことでもない限り。
 
 ……いや、クリスマスにチャンスはあったか。
 揃いで着てくれてもよかったんだよ?
 サンタの服を。


[思い浮かべるのは肩と膝下が出ているワンピースであって
わたしが着たものと全く同じものでは無いが。
絶対可愛らしいが誰にも見せたくないので用意しなかったが
そんな衣装が世の中に存在している事は知っていた。

なんなら彼女がサンタでわたしがトナカイでも良かったな……
なんて考えてみたらなかなか間抜けだったので
来年に持ち越す可能性も消しておいた。やめとこ。

白髭のオーソドックスなサンタすら不評だった。
曰く、真顔過ぎてうける、だそうだ。
サンタクロースになりきるのもなかなかむずかしい。]
(59) 2020/12/30(Wed) 4:54:23

【人】 図書館長 アザレア


 ……きみへのクリスマスの贈り物を考えてみたら。
 わたしはどうしてもきみを宝石で飾り立てたくなってね。

 けれどあくまでそれはわたしの趣味であって
 きみを心から喜ばせる贈り物ではないだろう?

 何なら贈り物に相応しいか。
 不甲斐ないことにわたしには想像もつかなかった。

 だから、わたしが知る限りで
 きみが喜んでくれる事を、と。
 手始めに言葉にして望んでくれた事から
 叶えて行こうと思ったんだ。


[
いつの間に?さて、何時だろうね。わからない。

なんて深くは考えないのでその辺は触れないでおこう。

なんならこの宿初見だしね。下調べ?してないですね。
旅慣れていないので旅行雑誌で調べるなんて
基本であり高等な技術は備わっていないので悪しからず。]
(60) 2020/12/30(Wed) 4:55:02

【人】 図書館長 アザレア

[……旅行とは別に贈り物も用意していたりするが。
それはまた後で良いだろうと、
多分持ってる
手荷物に潜ませたまま。

子供たちのサンタ役をこなしたクリスマスに渡しては
『みんなのサンタからの贈り物』になってしまいそうで。

当日は旅行の話を切り出しただけで終わったので
旅行自体が贈り物だと思われているかもしれないが。
物欲も薄く何かと遠慮がちなきみだから。
今はまだ勘違いのままで居て貰おうか。]


 喜んで貰えたようで、わたしも嬉しいよ。


[遅刻した分驚かせてようとサプライズを狙って
今はまだ、内緒のまま、にっこり笑って誤魔化した。]
(61) 2020/12/30(Wed) 4:58:55

【人】 高藤 杏音

── 家族風呂 ──

[2人の間に沈黙が降りて。
同じことを考えて居たのか、2人揃って吹き出して。
鼓動は煩かったけど、いこうか>>58って言葉に、素直に頷いた。
手を繋いで、歩く道のりに、耳が熱くなる。
辿り着いたお風呂の脱衣所は、さして広くは無くて……]


先輩。先に入っててもらって良いですか?


[空先輩のお着換え中。
壁を向いて手で顔を覆ってしまったのは許されたい。
鼓動が煩くて顔が熱い。]
(62) 2020/12/30(Wed) 9:09:53

【人】 高藤 杏音

[先輩がドアを開けて、お風呂に入ってから。
自分も浴衣を脱いで裸になっていく。
丁寧に浴衣を畳んで、脱衣籠に入れたなら。
大ぶりなバスタオルをきっちりと巻き付けて。]


……よし。


[自分に気合を入れて。
飛び出しそうな心臓を飲み込んで。
家族風呂の引き戸をカラカラと開けた。]
(63) 2020/12/30(Wed) 9:10:23

【人】 高藤 杏音

わぁ……。


[白い湯気の香る家族風呂は、石組みの露天風呂だった大浴場とも違って。
木の良い香りがする、檜風呂だった。
艶めいた木の木目が美しい。
洗い場で掛け湯をして、体を流すと、浴場に向かう。]


……失礼します。


[声をかけて。
ちゃぽんと足をつけたお湯は、少し熱くて、冷たい外気にちょうど良い温度だった。
何時もより、先輩との距離をとって。
バスタオル姿のまま、温泉に浸かると、先輩を見詰めて微笑んだ。*]
(64) 2020/12/30(Wed) 9:10:34

【人】 宵闇 迅

[大事にしているかといわれるとにわかに頷き難いが、
 息をつく様を認めてしまえば>>30沈黙は金というやつだ。]

 管理入院なら2日くらいでしょう。
 大丈夫、在宅だしね。

 ちゃんと配分してます。

[最後にひとなでして離れていった指先に、
 僅かに目を眇めて、こてりと首を傾いだ。]

 それは構いませんが、おまえ、
 兄以外の顔にこうも気安く触るんじゃありませんよ。

 それくらいの歳の男なんて警戒しすぎるぐらいで丁度いい。
 わかりましたね。

[今度は此方の番だ。まだ幼さを残す頬をむにりと引っ張って。]
(65) 2020/12/30(Wed) 18:42:06

【人】 宵闇 迅



 あんまり。

 ……おまえは成長期ですから。

[食への執着は薄い方であるという自覚がある。
 ただ、それはそれとして成人男性として量は入る、と思う。
 多分。家ではインスタントだし、外でも一人飯だしで、
 比較対象があんまり思いつかないけれど]

 ……正直得体のしれない場所で飲み食いするのは
 まったく気が進まねぇんですが、まあ、
 ――背に腹は代えられませんからね。

[ぱ。と妹の頬から手を離して、立ち上がる。
 宿内を歩き回るためのスリッパのひとつぐらいあるだろう。
 ジーンズのケツポケットに、
 いくらか持ち合わせもあることだし不自由はすまい*]
(66) 2020/12/30(Wed) 18:42:16

【人】 埋火 真里花

 もしかして前にもしたことある?

[ なにを、大したことじゃないよくらいの
 ニュアンスで言ってるのか。

 そうじゃないでしょってツッコミたい所では
 あるけれど、これ以上問答しても、きっと

 自分で管理するから平気と言われてしまうのだろう。
 だって大人>>65だもの。 ]

 え?
 ……お兄ちゃん以外?

 うーん わかった……? ひゃーい

[ 疑問形で返事をしたのは警戒心が薄いから
 ではなくって。他に触るような人いたかな
 いないな?ってそう思ったから。

 さっきまで兄の頬で散々遊んでいたくせに
 自分がそうされると不満そうな声が出てしまうのは
 ある意味甘え、なのかもしれない。 ]
(67) 2020/12/30(Wed) 19:09:43

【人】 埋火 真里花

 えぇ〜………

[ お腹すかないの、に対しての返事が
 あんまり>>66である。

 そんなだからひょろひょろなんだ
 と口に出すのはやめておいた。

 せっかく久しぶりに会えたのに、
 兄妹喧嘩の火種になりそうな事態は避けたかったから。

 ――喧嘩って思うのは私だけかも知れないことも
 含めて、避けたかったから。 ]

 お兄ちゃんお腹すいてないなら
 真里花一人でなにか探してくるよ。

 温泉宿ならお土産屋さんとか、あるかもしれないし

[ 立ち上がる兄に、そわそわしながら
 告げて鞄を手繰り寄せる。

 探検、探検したい
 お部屋までは連れてこられただけで、
 中は全然見ていないし、なにか面白いものが
 あるかもしれない。

 好奇心は旺盛なほうなので、
 思いついたことを端から口にする。 ]
(68) 2020/12/30(Wed) 19:10:04

【人】 埋火 真里花

 温泉まんじゅうって食べたことない
 おいしいのかな?
 あと温泉卵……あでも、温泉卵なら
 卵かけご飯がいいな

[ バイトで得たお給料はそんなに多くはないけど
 飲み食いするくらいなら、事足りるから。
 ――たぶんね!* ]
(69) 2020/12/30(Wed) 19:10:15

【人】 きっと教育係 キネレト



 無数に用意された衣装の中から
 全く同じものを引き当てるのは至難の業だからねぇ。
 いや、君さえ良ければ引き当てずとも
 お揃いで着たいと思うよ。
 アノラックcosmとか。タンクトップtopsとか。

 と、僕としたことがサンタ服は完全に盲点だったな……
 折角のチャンスを無下にするなんて。
 ……いや、来年の楽しみにとっておこう。
 また引き受けてくれるだろう? サンタさん。


[不評だったからもうやりたくないかい?
僕にとっては世界一待ち遠しくなるサンタさんだったぞ。

お揃いの衣装として思い浮かべたのは
君が着ていたのと全く同じ、
四肢をしっかり紅い布に包んで
白いふわふわが随所に散りばめられているような
何の変哲もないごく普通のオーソドックスなサンタ衣装だ。
可愛らしい女性向けのワンピースタイプではない。

待てよ? 君がサンタクロース役なら
僕がトナカイに扮するのもありだろうか……?
着ぐるみのようなトナカイ姿をする自分を一瞬思い描いたが
あまりにも似合わない気がしてならなかったので
そんなもしもは闇に葬り去った。]
(70) 2020/12/30(Wed) 20:24:36

【人】 きっと教育係 キネレト



 君が僕を想って選んでくれたものなら、
 僕はなんだって嬉しいよ。
 宝石は、……着け慣れないものだから
 どうしても気後れしてしまうんだが
 君の趣味や好みは知りたいと思うし、
 光り輝く様は純粋に美しいとは感じるんだ。
 
 でも、君のお察しの通り。
 僕は君と二人きりでゆっくり過ごせる時を貰えるのが
 何よりも嬉しいし、幸せだと思う。

 だから──……本当にありがとうね。
 僕にとって最高のクリスマスプレゼントだよ。


[君と一緒に過ごせるならご近所の公園でも家のお布団でも
床の上でも僕は何処だって幸せで居られるんだが、
いつもと違うロケーションは否応なしに特別感を与えてくれる。
どういう経緯で辿り着いたお宿なのかは深く気にしていない。]


 お風呂も気になるしごはんも楽しみだなぁ。
 好みのおかずがあったら教えておくれ。
 家でも再現出来るように味を覚えて帰るからさ。


[僕の唯一と言っていいかもしれない取柄、
料理スキル99はこういう時の為にある。]
(71) 2020/12/30(Wed) 20:26:14

【人】 きっと教育係 キネレト

[人生における楽しみのひとつであろう食卓を彩る料理は
美味しく一品でもバリエーションに富んでいた方が
より楽しいに決まっている。
僕の作った料理を美味しそうに食べてくれる
君の顔を眺めるのが、何よりの楽しみでもあるのだ。

ところで、
……ばたばたしていて肝心の
君へのクリスマスプレゼントを渡しそびれているのを
忘れたわけではない。ないんだが……

多分きっと知らぬ間に従業員さんが運び込んでくれている
旅行鞄の中に潜ませたクリスマスプレゼントは、
決して豪華なものではない。
どちらかと言えば質素で、地味なものだ。
気に入って貰えるかどうかもわからない。
君への想いだけは詰め込めるだけ詰め込んだつもりだが。

贈るタイミングを完全に見失ったまま、
プレゼントの包みには暫く眠っておいてもらうことになるだろう。]*
(72) 2020/12/30(Wed) 20:27:09

【人】 菊波 空

── 家族風呂 ──

[手をとって共に歩く、その時間も何をしゃべっていいのかと思っているうちにたどり着く]

 …そうだな。

[狭い脱衣所、先>>62にといわれて頷く。
一人ずつしたほうがいいし、杏音からより自分から先のほうが何かと都合がいいだろう。
壁を向いている杏音をちらっとみたが、それ以上はみずにそそくさと着替えて籠にたたんだ浴衣をいれて]

 んじゃあ、先にいってるな。

[着替え終えたことを伝えたあとドアを閉める。バスタオルを腰に巻き、先程のような石で組まれた露天風呂とは違う檜風呂だ。香りと温かみのある温泉に、ほぅっと息を吐きながらかけ湯をして、体を流して檜風呂に浸かるのだが、檜風呂はちゃんと座りやすいような段差があっていいよな…なんて先程のようなリラックスできるような状況ではなかった]
(73) 2020/12/30(Wed) 20:30:36

【人】 菊波 空

[カラカラと音>>63をたて入ってきた杏音。
ひたひた音をたてた足音、同じようにかけ湯をして入ってくる音が狭い空間にとてもよく響く。]

 ぅ……ぁあ、いい湯だぞ。

[確りと巻かれたバスタオルにほっとしたような残念なような。そっと跨ぐようにはいってくる見たり見続けないようにそらしたりと忙しないまま少し離れた場所で腰を落ち着けた杏音を見つめ微笑む>>64のに少しだけ安堵するように笑みを浮かべた*]
(74) 2020/12/30(Wed) 20:31:15

【人】 高藤 杏音

── 家族風呂 ──

[ちらちらと視線を感じるけど。
残念なような、安堵したような、その声音と笑みに。
思わず小さく笑いが零れる。
心臓は煩いけれど小さく笑い声をあげて。]


……残念でした?


[わざと意地悪そうに聞いてみるけど。
先輩はなんて答えたでしょうね?
いっつも意地悪されてるから、しかえしです。]
(75) 2020/12/30(Wed) 20:40:42