人狼物語 三日月国


68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】

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【人】 宝物庫 カウス

>>167 >>168 キューの拠点
「……」

作られた存在。
制限という言葉に少年は、妙に納得をした。
病や呪いと呼ぶには、
キューの言葉は余りにも規則じみていたから。

「あるよ。1番聞きたいやつ」

そもそもあなたを調べることになった理由。
事件とは関係のない、個人的な話。
あの宝石を手に入れるのは、
少年の知る『壊れた時報』には不可能のはずだ。


(186) 2021/04/24(Sat) 17:37:35

【人】 宝物庫 カウス

>>167 >>168 キューの拠点
「でもその前に。

 なんで『奴隷』を必要としたの。
 いや、体のいい駒が必要ってのは分かるよ。
 でもアイツは……アンタの言う『壊れた時報』は
 そんなんに向いてないだろ」

少年は、彼のことをバカだと思っていた。
言いたくないことがあるなら、言わなければいい。
それが出来ない彼だから少年は疑心を抱き、
気味が悪いと思ったのだ。

「わざわざ上位の存在になってまで、
 あんなバカを使役すんのはなんで?
 バレたくないからわざわざ、
 めんどくさい喋り方でアイツを縛ってんだろ?」

少しだけ、イラついていた。
誰にだろう。あなたにか、それともアイツにか。
(187) 2021/04/24(Sat) 17:57:59

【人】 宝物庫 カウス

/*
『作られた』までは言ってなかったわね。
読み飛ばして頂戴……kiss……
(188) 2021/04/24(Sat) 17:58:39

【人】 赤い靴 キファ

>>177 メレフ

サダルは死なぬ。

 
吾らは、吾らが死なぬように生きる


 それが前提だ。
 それは、彼女の中で決定事項であった。
 だが、サダルは定命である。
 同じ道士や術でも掛けぬ限り、いつかは死ぬ。

 人は、いつか死ぬのだから。

 でも、それも悪くはないなと思った。
 この会合が終わったら、
 ”人間をやめること”を提案してみよう。

 本題に戻ろう。

 →
(189) 2021/04/24(Sat) 18:01:51

【人】 赤い靴 キファ

>>177 メレフ

 もしも、サダルが死んだら。
 サダルのいない世界で。
 自分は生きていられるだろうか? 

 否、否。
 答えは今、彼自身が明示してくれた。
 自死? 
まさか!


「吾はおまえと同じように。
 彼奴を蘇生させる、手段を探す
 200年、300年。どれ程掛かってもいい」

 例え、それがサダル自身の望みじゃなくても。
 "サダルがキファに"望むことは、
 『キファが望むことをすること』なのだから。

「その時は」

「一緒に探そう、メレフよ。吾らで探し出して見せよう。
 ”好いた人間を、蘇らせる術”を」
(190) 2021/04/24(Sat) 18:04:27
キファは、知っている。”人はいつか死ぬ”ことを。
(a94) 2021/04/24(Sat) 18:09:01

キファは、永きを生きている。でもまだ、”人”であった。
(a95) 2021/04/24(Sat) 18:09:38

【人】 壊れた時報 キュー

/*>>188
 当方が明言していないだけで、そう読み取れる言い方をしました。
 そしてそれは事実です。貴方がそう感じたのは全く間違いではありません。

 つまり、読み飛ばさずとも無問題という事です。kiss......
(191) 2021/04/24(Sat) 18:10:19

【人】 星集め メレフ

>>189 >>190 キファ

「そう来る、か。」

少しばかり予想外だ、と明かす。

キファの突然の盲目的な恋であれば、
ゲイザーのような方向に走ってもおかしくない。

「何だかんだ無駄に年は取ってるだけあるか。
 そうだな、嘆いたり復讐するよりも、
“大切な存在を蘇らせる”時間に費やす方がいい。」

「その答えに乗れるかは、保留にさせて貰おう。
 牌の取り合いになるのはコッチも困るんでね。
 わざわざこんなギルドを作った意味も消えちまう。」

呪術ギルド『等価交換』。
その結成理由は、初期こそ何度かブレはしたものの、
今となってはもう目的は一徹して変わらない。
(192) 2021/04/24(Sat) 18:20:25

【人】 星集め メレフ

>>189 >>190 キファ

「ただ、忘れるなよ。」

「俺達は所詮“ちょいと長生きしただけ”の人間だ。」

「俺と違って、お前のその熱は最近生まれたばかり。
 200年以上も生きて来たお前が“はじめて”見つけた物。」

「本当にそうなった時、強すぎる激情に飲まれ、
 生きた年月と同等の熱がお前を喰らい尽くすだろう。

 『そこから始めた』俺と違って、油断も慢心もしやすいぜ?

 精々気をつけな。そして覚えておけ。
 
自分が生き残らないと、何一つ叶えられないってな。」
 
(193) 2021/04/24(Sat) 18:22:40
 少女に与えられた役割は「餓狼」。
 強すぎる承認欲求。倫理観の著しい欠如。
 それは今、壊れて。ただひとりへの渇望へ成り代わっている。
 ゆえに少女はただひとりにしか興味を向けられず、

 ――目の前の人物が誰なのか、その目にはっきりと映すまでに
 とてもとても時間がかかった。



「メ、サ……?」


 少女の体から力が抜ける。
 進めなくなった足がもつれる。転ぶ。
 膝を擦りむいて血が滲み、タイツが少し破れた。

「……わたし、え、あれ……?」

 目の前の彼女を見上げて、少女は問いかける。
 その小さな唇も、地面を掻く細い手もひどく震えている。

「わたしたち、どうして、死んでないの……?」


 あの日、穴に飛び込んだ兎は。
 餓えた獣の役割を与えられた、
 ただの『村人』になりたかった女の子は。

 歯車の狂った、機械仕掛けの甘い夢から――
 いっとき、目を覚ます。睫毛がふるりと震える。
 薄紫を驚愕と悲嘆と絶望に染めて――
 少女はその手で犯した罪を、正しく理解した。

「ぁ――」


 幽かな呟きは、風に攫われる。

(→)

【人】 黒い羊 ハマル

>>183 >>184 キファ
 [こくり][頷いて貴方へ耳元を寄せ]
 [少しして顔を離す]

「ありがとう。大事にする。
 何故?ハマル達は事件を考えなければならなかっただろう。
 カウスも頑張っている。ハマルはそれを手伝うと決めた」

 [貴方の問いかけに子供は答える]

「後悔。
どうして?

 ハマルはシトゥラを信じると決めていた。
 『自分のしたことがどんな結果を出そうと、後悔しない覚悟』
 ハマルはそれをきちんと持って、そうした。
 シトゥラは一番ができたと教えてくれた。
 きっとその人と共に死んだ。
 寂しくないシトゥラは後悔をしていないだろう」

「ならばハマルは何を悔いる事がある?」


 [子供の瞳は凪いでいる]

「悔いる事があるのなら、
 それはハマルの責任と覚悟が足りなかっただけだ」

 [だってハマルは彼を信じる事を]
 [それを望んだ彼を裏切ったりはしないのだから]

 →
(194) 2021/04/24(Sat) 18:28:07

【人】 壊れた時報 キュー


「 
I say "Help me, help Cu".
 」


貴方はそう考えますか?
当方はそうは思いません。
『壊れた時報』は使役に向いていますよ。

彼は、正直者です。
ですが彼は、“キュー”は悪い子です。

当方、これでも当方なりに誠実に
人々と対話をするのですが……
どうにも疑われがちです。

カウス、貴方もきっとそう感じているでしょう?
当方はお喋りですから。

多弁な者は言葉に裏があると取られる事が
少なくありません。当方は存じています。

ですが、当方はその点では自身を制御する事が
叶いませんでした。


【キューの拠点】
(195) 2021/04/24(Sat) 18:29:33

【人】 壊れた時報 キュー


「 
Can you listen to me, Kaus?
 」


それ故の『壊れた時報』です。
正直者が、ほんのたまに吐くウソは、
分からないものでしょう?

まぁ勿論、『壊れた時報』が
ウソを吐きたがっている訳ではありませんから
都度、不具合の上書き処理をしています。

その程度には彼は反抗をします。
そして、それはかないません。


/*

 耳に届く意味の分からない音の一部が、
 あなたの名前を呼んでいた気がしました。

【キューの拠点】

(196) 2021/04/24(Sat) 18:32:22


「わたし……ひとを、……あんたを、……ころし、」


 ナイフのグリップの太さ。さくり、突き立てる感触。
 そこからくるりと軽く捻れば人は簡単に死ぬ。
 人の命を摘み取る瞬間を、この汚れ切った手が覚えている。
 薄寒いほどの無感動を、心が覚えている。

「…………めさ、……」


 少女はかつて殺したひとを見上げて、名を呼んだ。
 それ以上は、なにも。かける言葉を持たない。
 後悔も懺悔も何もかも、今となっては意味をなさない。


 目に映れば、理解する。……それだけの話。
 少女に届いたのは
■■
。祝いは、届かなかった。

【人】 黒い羊 ハマル

>>184 キファ
「……ハマルは、シトゥラが寂しくないのならばいい」
 [ひとりだけだったなら][後悔だってしただろう]
 [でも、そうではなかったのだ]

「ハマルは言われたんだ。
 
『生きていて欲しい』『死んでほしくない』
と。
 ハマルは他の人にそれを願う事もした。
 ……だから、ハマルは生きるために色々をする。
 事件が解決しないと死んでしまうなら。
 ハマルの大事な人が死んでしまうなら」

「ハマルはたくさんを頑張る」

 [寂しいのは嫌だから]

 [ハマルは手を伸ばす事を諦めない]
 [ハマルは掴めるものを取り零したくはない]

 [ハマルは、後悔をしたくはない]
(197) 2021/04/24(Sat) 18:36:00

【人】 赤い靴 キファ

>>192 >>193 メレフ

「くくく。吾は神秘主義者故な。
 魔法の可能性を、信じている」

 キファは己の頬をぺたぺた触ってみた。
 痛い。メレフがしてくれたことは傷の隠蔽に過ぎない。
 が、今はその痛みが生を実感させてくれる。

「おや残念。吾が一緒なら、
 おまえの研究の手助けをしてやれると
 思ったのだが──」

 →
(198) 2021/04/24(Sat) 18:36:24

【人】 赤い靴 キファ

>>192 >>193 メレフ

「ふむ」

 キファは”くつり”、と、笑むような呼気を洩らす。
 ……それはまるで、宣戦布告が如く。

「言ってくれるじゃないか」

「吾はそれを誰よりも理解している。
 『死の先は、虚無だ』──言っただろう?」

 さて、これ以上の話は不粋だ。
 『ありがとう』、礼を述べて立ち上がる。

 果たしてそれは、傷を隠してくれたことに対してか。
 それとも、警告に対してか。
 
 キファは、メレフの部屋を後にした。
(199) 2021/04/24(Sat) 18:37:48
どこにでも居る ルヘナは、メモを貼った。
(a96) 2021/04/24(Sat) 18:39:53

【人】 黒い羊 ハマル

>>メレフ
 [きょろきょろ]

 [ハマルは人を探して歩き回っている]
(200) 2021/04/24(Sat) 18:47:11

【人】 星集め メレフ

>>200 ハマル

「何か探しモノでもしてるのかい、ハマル。」

辺りに何かを探す様子の貴方を見て、声を掛ける。

「調子はどうだい。
 事件も随分と身近になってきた。嫌な空気だろ。」
(201) 2021/04/24(Sat) 18:58:53

【人】 赤い靴 キファ

>>194 >>197 ハマル

「そうか。
 ……ふ、メレフはああ見えて存外気配り屋さんだ。
 本人は否定するだろうがな」

 『生きていて欲しい』
 シトゥラは、そう言っていたのか。
 噛み締めるように呟く。
 キファも、彼に同じことを願った。

「まったく、最後までヤな奴だったな!」

 それはきっと。死者を嘲る言葉ではない。
 字面ほどに、棘を孕んではいない。

「──わかった。理解した」

 キファの危惧は、霧散した。
 ハマルは。キファが感じていたよりも、
 強い意志を持つ。

 そして、頑張り屋さんだった。

(202) 2021/04/24(Sat) 19:00:37
ルヴァは、ブラキウムの部屋でくつろいでいる。
(a97) 2021/04/24(Sat) 19:02:23

【人】 赤い靴 キファ

>>194 >>197 ハマル

「だが、今のおまえにそれを告げるのは不粋であろう」

 はっきりと、言い切る。

 これはキファの知らぬこと。
 ──この事件の真相は、神様の悪戯。
 残酷な、悪戯。
 
 でも、犯人を全員暴き出せば、止まる。

「故、告げる。
 233年。死を見送り続けてきた吾が告げる。
 おまえがそう願うなら、手を差し伸べ続けろ。
 
 言ったであろう? 例え取りこぼしたなら、次頑張れ。
 その次が駄目でも、諦めるな。

 諦めるのは、おまえが擦り切れてしまいそうな時だけでいい。
 その時は、仲間に頼れ。その為に皆がいる」

「そんな風に頑張るハマルを、
 ……死んだ皆は、シトゥラは、悪く言ったりしない」
(203) 2021/04/24(Sat) 19:04:41
ルヴァは、ブラキウムの頬をつついた。
(a98) 2021/04/24(Sat) 19:05:05

ルヴァは、部屋の中を見回している。
(a99) 2021/04/24(Sat) 19:05:33

【人】 宝物庫 カウス

>>195 >>196 キューの拠点
「そうだね。確かに俺は、アンタを信用してないさ。
 でも、アンタがよく喋るから、
 信用してないってわけじゃない」

立ち上がる。イラついていたのだ。
バカだと感じていたそいつが、
誰かの手駒であることに。
けれど決してそれは、正義感なんかじゃない。

「バカだね。アンタもさ。
 俺たちと会話してきたのは【キュー】だ。
 『壊れた時報』なんかじゃない。

 アンタの声を、キューが代弁してたってんなら
 俺ももう少し信用しただろうさ」

しかし事実はそうではない。
なるほど確かにあなたは、誠実であろうとしている
のかもしれない。
口にしなければ信用だってされることも、
こんなに雄弁に語ってくれる。

少年は、名前を呼ばれたような気がした。


(204) 2021/04/24(Sat) 19:08:30

【人】 傾く天秤 ブラキウム

>>178 >>180 ブラキウムの部屋

「んん……。」

ブラキウムは、目を覚ましました。
その首には絞められた痕が残っていますが、服のおかげであまり目立ちませんでした。

「……ルヴァ。」

寝台の横にいるあなたを見れば、小さく名前を呼びます。
(205) 2021/04/24(Sat) 19:08:40

【人】 気分屋 ルヴァ

>>178 ブラキウムの部屋

「……!」

 ブラキウムの部屋を眺めていたルヴァは、微かな声に振り向いた。思ったより早かった。
 いつもの緩んだ笑みを浮かべた気分屋は言う。

「ハッピーバースデー! ブラキちゃん。
 気分はどう?」
(206) 2021/04/24(Sat) 19:17:07

【人】 宝物庫 カウス

>>195 >>196 キューの拠点
「アンタはもう、【キュー】じゃない。
 成り代わられてんだよ。気づかない?」

少年は、上に立つものが嫌いだ。
誰かを操っているつもりの者が、大嫌いだ。

だから、少しイラついていた。
キューにはキューの意思があると、
あなたがそう告げたのだ。

「俺は、アンタじゃなく【キュー】と話したい。
 
今すぐ変わって。簡単だろ


呼ばれた気がした。その声は、
『助けてほしい』と、そう言ったような気がしたのだ。
(207) 2021/04/24(Sat) 19:19:53
気分屋 ルヴァは、メモを貼った。
(a100) 2021/04/24(Sat) 19:26:12

【人】 黒い羊 ハマル

>>201 メレフ
「!」
 [貴方の言葉に振り返る]
 [貴方へ近づいていく]

「ハマルはメレフを探していた。
 ハマルは、」

 [一瞬言葉が止まる]
 [二日前に貴方に言われた事を思い出した]
 [それでも]

「……ハマルは 大丈夫だぞ。
 ハマルは、ちゃんと覚悟と責任を持ったんだ。
 だから、後悔もしていない」

 [言葉の通り、以前のような無理をしている様子はない]
 [朝のような取り乱した様子もない]
 [ただ、以前よりも浮かぶ感情が薄くなっているだけ]

「……メレフは大丈夫か?
 無理をしていないか?」
(208) 2021/04/24(Sat) 19:27:17

【人】 傾く天秤 ブラキウム

>>206 ブラキウムの部屋

ブラキウムは、ゆっくりと起き上がりました。

「うん、……
すごくいい
。」

ブラキウムは、もう迷う必要がありません。
道標は全て示してもらったのですから。
ブラキウムは、本来誰かのために動くことが得意なのです。
自ら考えて動くなど、想定されていませんでした。

「おおかみ……?」

書き置きと、赤い狼のぬいぐるみに気付いたようです。
(209) 2021/04/24(Sat) 19:34:50

【人】 気分屋 ルヴァ

>>209 ブラキウムの部屋

「良かった。」

 気分屋は嬉しそうに笑った。

「……ああ、そうだ!
 ラサルハグちゃんが書き置きとプレゼント残していったのよ」

 書き置きと、重しになっているぬいぐるみを指す。

「そうだよ。君はこれからおおかみ≠セ。」
(210) 2021/04/24(Sat) 19:49:53

【人】 操り人形 ラサルハグ

>>141 ゲイザー

「そうだ」

 食いついた。
 望み通りの動きにラサルハグは嗤う。
 
「俺は耳が特別いいからたくさんの声を拾い上げるんだ。
 人のもの、人ではないもの。
 寄せては返す波のように、
 目的のない漫然としたものたちが。

 だが、この数日は違う。

 ひとつの目的のもとに、誰かを選ぶ声がして、
 ……選ばれた者は物言わぬ死体になっていた」

 一泊、置いて。

キュー
だよ。
 普段は嘘つきの彼が、
 饒舌に誰を殺すか話し合ってるんだ」
(211) 2021/04/24(Sat) 19:53:07

【人】 黒い羊 ハマル

>>202 >>203 キファ
「うん。メレフは優しい」
 [ハマルはそう思っている]

「シトゥラはちょっとだけ不器用さんなのだ。
 でもほんとは優しくて、ちゃんと見てくれている。
 ……だから、死んで欲しくないと言ったら頑張ってくれた」

 [目を伏せる][死ななかった彼を見て]
 [何も知らないハマルは、ずっと一緒にいられると思っていた]

 [ハマルは貴方からの告知を聞いて頷いた]

「わかった。ハマルはずっと手を伸ばすぞ。
 何があってもハマルは諦めない。
 ハマルはひとりじゃないから、たくさんを頑張る。
 ハマルはそう約束をしよう」

 [貴方もサダルも居てくれると]
 [子供はまだ、そう思っている]

「シトゥラはハマルを悪く言わない。
 ハマルだってそう信じている」

 [けれど][彼に口があるのなら]
 [ハマルに一体何を、言うのだろうか?]
 [何も聞こえないハマルはその答えを持ち得ない]
(212) 2021/04/24(Sat) 19:54:57