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【人】 長寿桜の精霊 ユヅル[境内の一角に、「長寿桜」と呼ばれる樹が植えられた花畑がある。 「長寿桜」は、深紫から白へのグラデーションが美しい、小さな花を枝いっぱいに咲かせる種であり、樹高1m前後と非常に小柄である事が特徴だ。 何より、ちょうど雛祭りの時期に開花を迎えるという、まさに日乃輪神社にうってつけだった。 花畑には、長寿桜が一面に植えられ、雛祭りに慣れた者達はここで一足早い花見を楽しむ事もある。 もし場所を知らなくても、本殿の横を覗き込めば花が咲いている事に気付くだろう。] さぁ、お客様がお待ちかねであるぞ。 しっかりと、おもてなしするのだ。 [隠り世の花畑で、凛とした声が響く。 巫女服をまとった子供たちが、慌ただしく祭りの支度をする中、上等な着物と弓を構えた子供が一人、彼らに指揮を飛ばしていた。 彼らは日乃輪様の使い、「長寿桜」の精霊たちだ。] ――お前たち、このビラを張り出しておいてくれぬか。 私はここを動けそうにないのでな。 頼むぞ。 [手近な子へと言伝ると、また慌ただしく指揮を飛ばす。 頼まれた子は、現世に飛んでビラを張り付けて回るのだった。] (1) 2022/03/14(Mon) 8:20:20 |
長寿桜の精霊 ユヅルは、メモを貼った。 (a0) 2022/03/14(Mon) 8:24:25 |
【人】 長寿桜の精霊 ユヅル ―現世/社務所前― 申し訳ありません、咲夜様。 止めようと思ったのですが、私の力では叶わず。 お手数をお掛けいたしまする。 [栗毛の女性>>26の後ろから、ぱたぱたと小さな影が駆けてくる。 彼女は、先程まで本殿横の『花畑』でヤケ酒をしていたのだが、咲夜の姿を見て駆け出していってしまったのだ。 ーーこの神社の神使として、咲夜の事は知っている。 が、彼女に自身の身の上を明かした事はない、彼女が知っているとしたら、「花畑を取り纏めている子供」ぐらいだろう。] (28) 2022/03/16(Wed) 13:25:51 |
【人】 長寿桜の精霊 ユヅルお客様、咲夜様は現在お勤めの最中ですので、今は辛抱くださいませ。 代わりに、私が付き合いますゆえ。 [咲夜に抱きついたままの彼女を引き離し、花畑へと帰っていく。 去り際、咲夜に一礼をしながら。]** (29) 2022/03/16(Wed) 13:25:58 |
長寿桜の精霊 ユヅルは、メモを貼った。 (a13) 2022/03/16(Wed) 13:27:36 |
【人】 長寿桜の精霊 ユヅル―現世/社務所前 咲夜― ――好きなもの。 私の、ですか? [花畑へと帰ろうとした矢先、彼女からの質問が耳へ届いた。 とうに欲とは無縁の身、問われても思い当たる物が浮かばず、顎に手をあてて暫し考える。] 長寿桜を愛でてくれる人と、日乃輪様を喜ばせる綺麗な「雛」でしょう。 咲夜様であれば、それはそれはよい「雛」となるでしょうや。 [彼女であれば、隠り世でも一層目を引く「雛」の一人となれるだろう。 無論、彼女に勝るとも劣らぬ、素晴らしい「雛」になれる者たちはいるであろうが、よい「雛」が多いなら越したことは無い。 そこまで答えて、今度こそ酔いつぶれた彼女を花畑へと連れて行った。**] (41) 2022/03/16(Wed) 21:00:17 |
(a20) 2022/03/16(Wed) 21:03:24 |
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