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【人】 救急救命医 サキ[一瞬理解を示した反応を見せてほっとさせたが、 すぐにすっごく驚いていて、やっぱりそうだよねと 苦笑いをする。] うん。 俺は、瀬名原くんを抱きたいって思っているよ。 [抱きたいという気持ちと甘やかされたいという気持ちは 一見して相反しているように見えるかもしれないが、 俺の中では両方が同時に成り立っているのだ。 細い目が見開かれると、そこにあった瞳を見つめる。 その瞳には、思ったよりもギラついた俺の顔が映っていた。] (428) 2021/07/06(Tue) 2:51:47 |
【人】 救急救命医 サキ[肩を掴む手には無意識に力が入ってしまい、 また驚かせてしまったかもしれない。 でも、それほどまでに真剣なのだ。俺にとっては。 興味本位な瀬名原くんと違って、 飢えを感じるほどに、乾いていた。] ごめんね、 心の余裕はあまりないんだ。 [仕事は多忙に次ぐ多忙、 恋人は無言で俺の前から去って行った。 藁にも縋る思いだったのかもしれない。 だから、相手を思いやるよりも 自分の思いをただ相手に押し付ける形になってしまった。] (429) 2021/07/06(Tue) 2:52:11 |
【人】 救急救命医 サキ[彼がどう思っているのかはわからない、 けれど顔を上げて言った言葉は、予想とは少しズレた答えで。 思わず何拍か間を空けてしまってから。] ……うん、 瀬名原くんが待ってほしいって時は待つよ。 やるとしたら、 男相手は初めてでしょ? [くすっと笑ってからそう返し、何回か呼吸をする。 その後もう一度抱きしめた。 今度は少しだけ強く、抱き寄せるように。 胸板同士がくっつくほどの距離で、 こちらの緊張が伝わってしまいそうだ。] (430) 2021/07/06(Tue) 2:52:31 |
【人】 救急救命医 サキたくさん甘やかしてほしいし、 たくさん瀬名原くんの可愛い姿を見たい。 いいかな [抱きしめたまま、瀬名原くんの顔の横でそう言ったから 耳元で囁くような形になってしまった。 余計な肉のついていない骨ばった手で彼の背を撫でて、 その感触を味わう。 気が逸ってしまっている。 そう自覚しながら、彼からの返事をまだかまだかと待った。]* (431) 2021/07/06(Tue) 2:52:42 |
【人】 麻酔医 セナハラおお…… うん、初めてだね流石に [今度は彼からの抱擁に思わず声が漏れた 僕が彼を甘やかすようにやった優しいハグなんかじゃなくて、熱い抱擁 胸同士が合わされば流石に少しだけ熱いと思う、こっちの意味でも熱い 「そっか、そっか…」 なんて漏らしながら彼の言葉を心の中で復唱すればうん?と疑問が浮かぶ タイムは聞くけどセックスの手は止めないって言われてる?僕、もしかして そんな様子に男の人だなあ、なんて呑気に思うけれど流石に僕でも少しドキドキはする 未知のものに手を出すときには誰でもこうなる、 手を出されるのは僕だけど おじさんみたいな事ばっかり浮かぶ] (432) 2021/07/06(Tue) 3:20:03 |
【人】 麻酔医 セナハラ[いいかなと聞かれて、これでNOはあまりにも酷だよねと1人思う 彼に耳元で囁かれれば、女の人とは違う低さのある声 背中を少しくすぐられているみたいな撫でかた 思わず 「うわ、わわ」 なんて声が出るのも仕方がない、うん、そうなの 甘やかすのは出来る…もともとの話だから頑張るけれど 可愛い姿といわれれば流石に難色を示してしまう] ……僕が可愛いは難しいよ? [と、検討違いな所で自信はないように眉を寄せてハの字になる ノリで生きてきたのだから何とかなるか、さようならお尻] ……それでもいいなら、佐木くんのお好きにどーぞ [らしくもなく少し緊張しちゃって、のどから出た声は凄く小さかった]* (433) 2021/07/06(Tue) 3:21:30 |
【人】 救急救命医 サキ[女でも男でも、初めてを奪うということは 大事なイベントだと思っているから、 瀬名原くんの初めてを奪うという行為に責任感を抱きつつある。 その思いを込めて、瀬名原くんを抱きしめた。] もし途中で怖くなったりとか 嫌になったら言ってね。 そんな無理やりなセックスはしたくないから。 [今でもだいぶ、押し押しな感じで進めていることには気づかず、 無意識に断れないような雰囲気にしていることに気づけず。 胸元から伝わってくる熱い温度に、くらりとしてしまいそうだ。] (434) 2021/07/06(Tue) 4:00:48 |
【人】 救急救命医 サキ[改めて、承諾してくれたことを思い返してみると、 安堵してなんだか泣きそうになってくる。 瀬名原くんの身体を離して顔を見ると、 こちらの頬が緩んでしまった。] じゃあ、 好きにしちゃうね。 [挨拶代わりのキスを、耳元に優しく。唇が触れるだけのものを。] (435) 2021/07/06(Tue) 4:01:05 |
【人】 救急救命医 サキ[部屋を開けたら知り合いがいて、 ゲイであることのカミングアウトから始まって 今に至るまでの時間は別に長いものではないけれど、 俺にとっては気が張ったり緩んだりした時間だった。] ……そういえば、 瀬名原くんの願望って、 甘やかしたい、……って願望? 本当にそれだけ? [俺が「甘えたい」という願望を持って臨んで そこに瀬名原くんがいたということは、 そのような願望なのだろうと容易に想像つく。 しかし、そんな能動的な願望は珍しいな、だなんて思ったのだ。 先程から俺の願望ばかりを押し付けてしまって、 彼の思いを聞けずにいた。 せっかくの縁だから、彼の願いも叶えてやりたいと。 そう、思った。]* (436) 2021/07/06(Tue) 4:01:15 |
【人】 麻酔医 セナハラ[怖くなったり嫌になったら〜 というけれど彼の雰囲気とか、瞳が逃がさないというようにギラついてるように見えるから僕は多分、食べきられるんだなと 凄く痛い、泣いてしまうほどじゃない限りは多分いける気がするけれど… そんな事を思っていれば耳にキスをされてまた驚いて「わわ」なんて声が漏れる 甘えたいといってきて、ゲイだと言われた時はてっきり僕が男役?だと思って… 甘えながらセックスって出来るのかと少し変に感心する。 男の処女的なあれそれって喜ばれるのかな?面倒くさいって言う人もいるけれど少なくとも彼は…前者なのかなあ、と呑気に] (437) 2021/07/06(Tue) 4:33:10 |
【人】 麻酔医 セナハラ[今からすぐにでもセックスされるのか、浴室の用意はしたから汚れを落とす意味で入りたい気もする。甘やかしたりして少し落ち着きたい気もするけれど 色々思いながら少し身構えたりしたり、何をするのかと見れば想像していなかった質問をされる それだけ?と聞かれて困ってしまう。 僕は得に強い願望とかなくて、本当にただ思い付きとか好奇心で来た] えっと、うーん……そう、だね…? 慣れてるからしてあげてみたいと…… [聞かれたから答える けれどそれが本音で、仕事が楽なのもあるけれど何か単調に感じてそれで] (438) 2021/07/06(Tue) 4:33:57 |
【人】 麻酔医 セナハラ………刺激が欲しかった、とか? [さらに考えて、素直な気持ちといえばそうなるかなと いやでも刺激の点で言えばこれから男の人とセックス、それも偶然出会った同期と しかも彼を甘やかしながらなんてなるからだいぶ刺激的だと思う なんだかそのあとにこれを言うと僕が欲求不満みたいだ、それは流石に僕にもある羞恥心が働く] うーん…… 佐木くんの気持ちは嬉しいけど、思いつかないんだよね〜… [ 「君の好意を無下にするようなこと言ってごめんね」 とへらりと眉を下げて笑みを向けて 「思いついたら言うね」 そう返せば僕も彼にしてあげたほうがいいのかと、少し考えて頬に触れるだけのキスをする]* (439) 2021/07/06(Tue) 4:35:16 |
【人】 星条 一 → スタンリー そうか……。 [この僅かな応答で廣岡珠莉は確かにお嬢様であると再認識できた。 興味はあるが話をするかどうか、話をしたとしてもそれは其方の意思である、と。 そうした教育を受けてきているのだろう。 やり難い、男は膝の上に置いた手の指を持ち上げ小指から人差し指まで順番に膝を叩くこと三度。 その癖に生娘めいた反応をするし、言葉を信じるならば実際に生娘らしい。 実に見えやすく分かりやすい、踏むな危険という看板が幻視できるが同時に踏みたくなる危うさの中の艶というものが見え隠れする。 男は天井を仰ぎ見てからかくりと首を戻した] (440) 2021/07/06(Tue) 8:21:41 |
【人】 星条 一 → スタンリー 男の教員は学校からこう言われているんだ。 くれぐれも子女たちに手を出さないように。 ってな。 [伸びてくる手に視線を落とし、綺麗な指先だと場違いな感想を抱きながら視線を戻せばまた此方を真っ直ぐに見つめてくる瞳があった。 男は何度目か忘れた苦笑を浮かべた。 真っ直ぐな瞳は世間や世界に毒されてきっていないもののようで宝石のようである。 そうと認識すれば心の中に沸々と沸き起こる感情はあるのだ] だから普段は女を買って欲を吐き出すんだ。 単位が危ないと毎年何人かは、 色仕掛けとかしてくるやつがいてな。 さっきも一人やられたらしい。 [懲戒免職一直線で同じ道では二度と職にありつくことはできないだろう。 だから、と男は伸びてくる手に自身の手を重ねて取った] (441) 2021/07/06(Tue) 8:22:05 |
【人】 星条 一 → スタンリー 俺が言うのも何だがな。 本当はこんなとこで初めてを迎えるもんじゃないぞ。 色々と面倒くさいからな。 [処女であることが、ではないが面倒くさくなる要因は多々ある] でもな、知りたくてきたのだろう。 教わりにきたのだろう。 で、俺がダメなら別の奴のとこに行きそうだ。 良い、俺が全部、珠莉君に教えてやる。 ただ途中ではやめてやれんからな? [今度は此方から真っ直ぐに見つめて、氏ではなく名で呼び伝える。 先生であれば名で呼ぶことはないのだが聡い彼女は気づいてくれるのだろうか**] (442) 2021/07/06(Tue) 8:23:53 |
【人】 救急救命医 サキ[わわ、なんて気の抜けた声が聞こえるたび、 ちょっとだけサディスティックな感情が湧き上がる。 でもそれ以上はまだダメだと自制して、顔を離した。 相手のことを考えずにがっつけるほど青くない。 ノンケだということを念頭に置いてから、 この後の流れを考えた。 ここですぐに襲うということはしない。 なにをするにも順序というものがある、と俺は理解している。 ベッドに連れていくよりも先に、 身体を洗うよりも前に。 まずは ─── ] (443) 2021/07/06(Tue) 11:12:50 |
【人】 救急救命医 サキ瀬名原くん、 もう少しお話ししようよ [身体の距離を近づけることは簡単だ。 でも、心の距離を近づけることは難しい。 だからこうして、会話という術で近づこうと試みるのだ。] (444) 2021/07/06(Tue) 11:12:59 |
【人】 救急救命医 サキ[乗っていた瀬名原くんの脚の上から降りて、 ソファーに座りなおす。 身体を斜めに向けて彼の膝に手を置いて さりげなくボディータッチ。 話を聞く姿勢はこれでばっちり。] 慣れている、って、 人を甘やかすことを? [へぇ、と相槌を打ちながら話を聞く。 慣れているということは、甘やかされる立場の人が 近くにいるということなのだろうか。 日常的に甘え甘やかしが行われているというと、 兄弟とか、はたまた恋人とか。 恋人の線はここに来ている時点でないだろうと 一度は思ったが、次の言葉に少し考えて。] (445) 2021/07/06(Tue) 11:13:11 |
【人】 救急救命医 サキ瀬名原くん、 ……浮気のためにここに来た、とか、 そういうことはないよね? [刺激と言われると、思い浮かんだ可能性がこれだった。 疑いたくはないが、俺の中の警戒心が強い部分が 思わず出てきてしまい、そんなことを尋ねた。] (446) 2021/07/06(Tue) 11:13:23 |
【人】 救急救命医 サキ[しかし、どうやら「甘やかしたい」という願望は ちゃんと持っていたようで、断りの言葉が返ってきた。 本当にそれだけなんだ、とびっくりしていると、 頬に触れるだけのキスをされて更に驚いた。] 瀬名原くん、 無理にキスとかしなくて大丈夫だよ。 俺からのは、 俺がしたくてやっていることだから。 [その言葉は困ったような笑みと共に出た。 ただの同期にいきなりキスとか、普通はできないだろう。 ゲイでないのであれば尚更。 無理はさせたくなくて(これからさせるのだが。)、 優しい声音でそう告げた。]* (447) 2021/07/06(Tue) 11:13:33 |
【人】 麻酔医 セナハラお話…? [お風呂を入る時間すら与えてくれないガツガツ肉食系男子 ではなかったんだと少しだけホッとする、さすがに綺麗にしてから…お話? ときょとんとする。僕に気遣ってくれてるのかなと こういうサイトを利用することはないから すぐに会ってセックスするものだと思っていたからか 少し心に余裕が作れそうで彼の気遣いがありがたかった 脚の上から降りる佐木くんを目で追う、体は離れたけれど 膝に乗る手に昔逆ナンしてきた肉食系女子を少し思い出した 僕の願望を聞かれてそう答えたけれど浮気のためといわれて思わず少し笑ってしまう 僕そんなに不誠実に見えるのか〜 なんて気にした様子もなく思った] 妹がいるから慣れてるんだよ〜 あと…うーん……昔の恋人がそういうタイプが多かった、かな? [付き合ってるわけではないから前の恋人の話はセーフだよね? なんて思いながらも少し躊躇いながら話す、さすがに彼がそれで雰囲気が!なんて怒るタイプではないとは思うけれど 「ちゃんとフリーだよ」 なんて説明すれば笑われながら彼からもと気遣いを受ける] (448) 2021/07/06(Tue) 12:01:30 |
【人】 麻酔医 セナハラうーん…唇はしたことないから分からないけど、ほっぺは別に出来るよ? した方がいいのかなとは思うけど、別に無理ではないし それに ……もっとすごい事、するんでしょ? [これは本音、友達とふざけてくらいならするし飲みでキス魔の友人がいた時はそこら中にぶちゅっとかまされた。 それを思えば頬にキスなんて何も気にならない 優しいなあ、なんて呑気に思うと同時に僕にしたいからしているといわれてそっちの方が驚く。 それにつられてか何だか少し小さい声が出る やだ僕女の子みたいなリアクションしてるね? 似合わないな、ガラじゃないなと思えば笑みを向ける] (449) 2021/07/06(Tue) 12:02:26 |
【人】 麻酔医 セナハラへ、いきだよ〜 逆に佐木くんは僕にしたいって思うの、僕からしたらすごいな〜って [声が最初だけ少し上ずったけれど、あとは普通に振る舞えた気がする 「肉食なんだから〜」 とふざけたように佐木くんのお腹をつついて誤魔化す]* (450) 2021/07/06(Tue) 12:04:23 |
【人】 OL 奈々───303号室 [ セーラー服を彼女が着たらどうなるか? 腹部には違和感があるほどの空間ができ、 下からのぞけば簡単に空間をつくった 原因が目に入ることは間違いない。 けれど、セーラー服にもいろんな種類が あるのだから、彼が気に入るようなものを とりあえず試していって、 一番彼が高ぶってくれるものを お気に入りのひとつとして保管するだろう。 パンストを破かれることは計算の内。 むしろそれをされないのなら、 誘導さえしてしまう気がする、彼女なら。 彼も成人しているのだから、 そういうことをするならあえて イメージ通りのホテルにでも行ってみるのも いつもと違って楽しくなるかもしれない。 アルバイトは適度に、で充分。 働き出してから、彼に期待するのだから 今は彼女からしてみれば投資期間。 そんな話をするような期間、 恋人関係にあるわけではないけれど それを端折ることが出来そうなくらい ふたりは惹かれあっているのかも。 ] (451) 2021/07/06(Tue) 12:46:17 |
【人】 OL 奈々ふふふっ、また明日ゆっくりお話ね? [ なんだか、婚約者の両親へ挨拶に行くような そんな感じがしてしまったので、 一旦この話は止めることにした。 でなければ、一夜を過ごす前に書類を 集めに行こうなんていってしまう気がして。 まだ、まだ。そんな風に自分に言い聞かせた。 酔った状態でしたことがないから、 どれだけ素直になってしまうのか 見当もつかないのだけれど、 彼にならどんな痴態もさらせそうな気がしていた。 もちろん、飴と鞭のように甘やかされ 激しくされれば、自然とのめり込んでしまうから。 ]* (452) 2021/07/06(Tue) 12:46:56 |
【人】 神原 ヨウ───303号室 [>>451彼女がセーラー服を着ると魅惑的な空間が出来てしまうみたい。服を着ていても隠せない色香に惑わされそう。 お気に入りの服として保管されると、恥ずかしいような何というか。たまに彼から彼女に服を持ってきておずおずとしながら、着てくださいと頼むのが目に見えるよう。 破かれる事も御膳立てされていると分かれば 彼女の趣味趣向について、そろそろ分かる頃合いかも。 そういう風な所で彼女と運動をするのも、きっと楽しい。 お遊びな部分もあるかも知れないけど、実際に始まればきっと己は夢中になるだろうから。 投資期間と言われると恐縮してしまう所もあるけれど なら彼女に利益を返せるようにと気合も入るだろう。 人生設計のような話になってきて、彼女が隣に居る前提の未来を考えて行ってしまう。 浮かれていると言われればその通り。幸せで舞い上がるような気持ちなのだから。] そうだね、また明日。 明日も一緒に夜を過ごせそうだし。 [>>452その話を続けていると告白どころか、プロポーズまで行ってしまいそうだったから話が止まったのは良かったのかも知れない。 自分もほろ酔い状態ではあるだろうから、彼女に対して想いのままをぶつけ易くなるかもしれない。 彼女の身体を堪能しながら溺れるように眠りにつくのも癖になってしまうかも。]* (453) 2021/07/06(Tue) 13:29:06 |
【人】 敷島 虎牙[別に慰めでもなく、偽りでもなく 舌を滑らせた肌は甘かった。 ちゅ、と吸い付くと時折ほろ苦い鉄の味がして それがまた舌を楽しませてくれる。 それを説明する代わりに、 赤を肌に刻むように、強く強く吸い付いた。 「優しい」大人の顔のまま。 千由里の冷たい手が、火照った身体の上を滑ると 背筋がどうしようもなく ぞくぞくしてたまらなくなる。] 俺は、好きだけどね。 [弱いところを全部無防備に さらけ出しすこのひとときは まるでセックスにも似ていて] ……いいじゃん。 [千由里の腕をを最後にひとつ舐めて そう笑って見せた。] (454) 2021/07/06(Tue) 18:35:13 |
【人】 敷島 虎牙めんどくさくて可愛くなくて 寂しがりのどうしようもないちゆでも 嫌いになったりしないよ。 [何度目かのキスを受け止めたら また何度目かの俺からのキスで返す。 可愛くて、可哀想な俺だけのちゆ。 もう子どもの声も、妻のため息も 何処からもそんなの聞こえなかった。] (455) 2021/07/06(Tue) 18:35:36 |
【人】 大学生 廣岡 珠莉[手を出すな、という学校からの指示は もっともなことであるし、なんら疑問はない。 教員と生徒の境目をそう易々と乗り越えられれば あの花園はあっという間に壊れてしまう。 伸ばしかけた手を一度止めて、先生との間。 ソファのクッションの隙間の上に置く。 そのまま人差し指を沿わせてその窪みをなぞった。 女性を買って欲を吐き出す。 生徒からの色仕掛けには絶対屈しないよう。 ふむ、なるほど、そうでもしなければ 手出ししてしまいそうだということか。 私たち生徒に手を出さないために会った女が 生徒であったとは、なかなかに本末転倒。 災難でしたね、と口に出すことも一瞬 考えたけれど───わたしはこの出会いを、 災難にしてしまいたくなかったから、やめた。] (456) 2021/07/06(Tue) 18:52:52 |
【人】 大学生 廣岡 珠莉[だから、と続けられた声。 いつの間にかそのシャツの合わせに落ちていた 視線をそっともどして、見つめる。 触れ合った手。人の体温に、どきん、と 心臓が打つのがわかった。 先ほどまで避けるようにそらされていた視線が 真っ直ぐにかち合えば、ひとつひとつ、 肯定されていって。 わたしはふわ、とまた目を細めて、 口元を柔く緩めて微笑むのだ。] ええ、わかりました。 これは個人的なW恋愛沙汰Wではなく はたまた単位欲しさのW交渉Wでもなく 先生と、生徒。 生徒が望んだ、課外授業、ですから。 (457) 2021/07/06(Tue) 18:53:14 |
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