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【人】 女王 アンたまおさえ気に入ったなら この国に移り住んでもいいのよ 良ければ色々と見て行ってね [ふふ、と微笑み伝える口調は軽いもの。 半分は冗談で、だけど半分は本気でした。 そんな頃合いでしょうか、 甘い香りとともに紅茶とお菓子が運ばれてきます。 ケーキスタンドは下段の皿にサンドイッチ、 中段にフルーツの乗ったケーキ、上段にはスコーン。 紅茶を注いでくれた給仕が下がってから、 どうぞ、と声をかけて自らもカップを取ります。 スートの描かれたカップとポットは色彩の国の意匠で わたくしのお気に入りです。*] (60) 2023/03/19(Sun) 8:25:03 |
【人】 女王 アン── 回想:抜き打ち試験を実施します! ── [しばらく前のこと。 一箇所に留まれないことで国内では有名なわたくしですが その日は大人しく城内にいましたの。 謁見を望む方がいらっしゃる気がして。 純粋なお客様第一号はたまおさんになりますが その御客人はなんと、 もてなされるのではなくもてなしたいと。>>54] イギリス? アリス……? [彼女の口からは理解できない言葉も飛び出しましたが 細かいことを気にするたちではありません。 10歳そこそこに見える少女に来客が口にするものを 任せて良いものかと苦慮する料理長の内心も わたくしの気にするところではありません。] (61) 2023/03/19(Sun) 9:02:12 |
【人】 女王 アンフィエ、貴方面白いわね では試験をしましょう 貴方の一番得意な料理を一皿振る舞って見せて その結果によって許可を出します 女王を満足させるのは容易ではなくてよ? [挑発めいたことを言いますが この女王は割とちょろいことで有名です。 結果を先に申し上げると、 彼女は望むポジションを得られたのでしょう。] (62) 2023/03/19(Sun) 9:02:32 |
【人】 女王 アンええ、招待状はたっくさんばら撒きましたから そのうち世界中から来るはずよ 忙しくなるわよ [撤回して逃げ出すなら今のうちよ。 悪戯っぽくウインクして伝えますが 彼女がそうしない予感がわたくしの中にありました。**] (63) 2023/03/19(Sun) 9:02:47 |
【人】 女王 アン── 閑話 ── [所でわたくし、懺悔したいことがあります。 全部ではなかったかしら。 招待状のカードの何枚かには>>@15>>@30 自分のシルエットを載せましたの。 でも、その……少し、盛りましたの。 いえ、正しくは、一部減らして一部盛った、でしょうか。 あのその、出来心だったんです!] あう〜…… やめておけばよかったでしょうか…… [鏡の国で作られた手鏡を覗き込んでは 頬をつんつん、二の腕ふにふに、胸元ぺたり。 皆さんが到着する前 自室で自らを確認する姿がありました。 毎日お菓子ばかり食べてるものですから 思ったよりぷにぷにだったり 見栄を張った部分がぺたんだったりしても スルーしてくださいましね……!不敬ですわよ!*] (64) 2023/03/19(Sun) 9:18:02 |
【人】 女王 アン[尤も、溶けたり消えたりする彼に 大したダメージを与えられないだろうことは 解っていました。 腐れ縁のお約束、茶番ってやつです。 日傘を武器に換えてしまえば あとは落下するしかないのですが 地面に叩きつけられることがないよう 受け止めてくれるだろうとも思っています。 それくらい気心知れた相手でした。] (76) 2023/03/19(Sun) 10:42:08 |
【人】 女王 アン……? み、みんな見てるわ…… ほ、ほら、貴方たちもお食べなさい 試験は一切れで大丈夫ですから [すっかり頼もしい戦力を見つけた気持ちで あわよくば世界中からの来客が終わった後も 帰したくない……逃してはいけない……。 料理人たちの病的な眼差しに刺されながら フォークを手に取ります。なんて良い香り。] (82) 2023/03/19(Sun) 11:40:01 |
【人】 女王 アンわたくしもひとつ ハートを描いてちょうだいね [頃合いを見てフィエにリクエストを追加します。 わたくしはハートの女王様ですから。*] (92) 2023/03/19(Sun) 13:53:20 |
【人】 女王 アン── 元魔王様と ── [お茶会には様々な方が来てくれました。 文化も立場もそれぞれに違います。 違いを楽しみながら挨拶を重ねていました。 ある時は魔王を名乗る方がいらっしゃいました。>>@52 魔王とは、物語で見るあの魔王でしょうか? ともあれ王とつくからには過去のものであれ 相応の対応が必要と判断しました。] お初にお目にかかりますジャヤート様 不思議の国女王 アン・ロズハートです [女王の身分になってからすることのなくなっていた カーテシーで挨拶しました。 普段もですが身分の高い方と接するのは特に緊張します。 お母様ならどんな相手でも卒なくこなしていたのでしょうが。] (94) 2023/03/19(Sun) 15:59:42 |
【人】 女王 アン[命懸けで守るべき存在自身から 命を脅かす発言をされてしまえば 兵士たちも引き下がらざるを得ません。 いえ刎ねて暫く飾ったら 元通り戻してあげますけども! ふと視界が少しだけ暗くなります。 背の高いジャヤート様が近くに来たためでした。] お近づき……? ……っ [その言葉と続く行動にフリーズしました。 瞬間、国を覆い尽くす魔力による結界が ]炎のように揺らめくのに気づいた方はいるでしょうか。 それはほんの一瞬のことでしたが……。 (96) 2023/03/19(Sun) 16:00:21 |
【人】 女王 アン[手の甲への口付けは挨拶の一つ。 この立場になってから受けることは 何度かありましたが 何度されても慣れませんでした。 恥ずかしいし気が引けるところもあるのです。 位が高いからという理由ではなく 口付けは想うひとにだけして欲しいと。 お近づきになりたいと言われはしましたが こんなちんちくりんに本気で仰ったとは思いません。] っはわわ……っ 失礼いたしました……っ わ、わたくしなんてダメですよ……っっ [数拍ののち頬を薔薇色に燃やし 慌てて手を取り戻すわたくしの仕草の方が よほど不敬というものでした。 誰かわたくしの首を刎ねて下さいまし!!] (97) 2023/03/19(Sun) 16:00:52 |
【人】 女王 アン存分に楽しんで行って下さいまし わたくしも後でお話したいですわ [必死に落ち着きを取り戻して見送ります。 方向的に前髪引かれる思いとでも言いましょうか。 兵士に囲まれても彼が動じることはありませんでした。 底知れなさは感じます。 魔王だったというのも嘘ではないでしょう。 だけど今の彼は夜風に晒される蝋燭の火のように 不安定な存在に思えて仕方がありませんでした。*] (98) 2023/03/19(Sun) 16:02:14 |
女王 アンは、メモを貼った。 (a12) 2023/03/19(Sun) 16:16:14 |
【人】 女王 アン[美味しいものを従業員には食べさせないだなんて カフェとは酷い店だわ。 風評被害は留まるところを知りません。] フィエが作るものはみんなおいしいの さっき食べてたケーキも 彼女のお手製なんだから [自分は何もしていない癖に 鼻高々に紹介してしまいます。>>@84 彼女はすっかり看板料理人になっていましたから。 それにしてもたまおさんの喜びぶりときたら こちらまで嬉しくなってきます。 元来堅苦しいのが苦手なわたくしには 美味しくて落ち着いてられないと 言わんばかりの食べ方は寧ろ好ましいもので。 こちらも負けじとスプーンを動かすのでした。] (128) 2023/03/19(Sun) 22:56:26 |
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