100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】
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ポルクス
「ええ、その通りよ。
誰にも見向きされなくて、最初は驚いたものだけど」
わたしは目を閉じる。
そうすると、このぬくもり
がより強く感じられる気がして。
「ひとりじゃないって、思えたの。
あなたのことも、思い出したわ」
このぬくもり
は、あなたの掌にとても似ている。
あなたがわたしに無償でそそいだ優しさに、とてもよく似ている。
無償でしょう? あなたが言った通り、あなたの望みを叶えるならば、わたしに酷いことをするべきだもの。
| シトゥラは、契約内容ねえ。へえ。そう。っていう気持ち。 (t14) 2021/10/23(Sat) 19:10:22 |
チャンドラ
「俺達は死んだのかな。
神隠しに遭った者が帰ってくることはあるようだから、生きてるのかな。
これが死後の世界だというのなら、悪くない」
痛みも苦しみもなく死ねたというのなら、これ以上の死に方はきっとないだろう。
「けど……俺だけじゃなくて君もここにいるというのは良くないね。
思い出してもらえたのは嬉しいけど……君は、もっと生きるべきだ」
底冷えする寒さがあるわけではないが、今、自分には一欠片のぬくもり
も存在していはいない。
自分の魂は兄のものだけど、ぬくもり
だけはあなたに遺して行こうと思ったことは後悔もしていない。
そこに取引も駆け引きも欲望も、ひとつもありはしない。
ただただ一方通行の感情でしかなかった。
| >>@20 >>@21 見学席達 足音が二人の席の傍で響いた。 持ってきたスコーンを プルー、トラヴィスの順に だす。 ジャムは、5つほどカラフルな色合いを準備した。 料理好きの男でも流石にここまでは作っていないだろう。きっと。 隣の席から椅子を持ってくれば、プルーの真隣に置き席に着く。 そのまま彼女の肩に頭をもたれかけ、いまにも眠りそうな姿勢。 そんなシトゥラは持ってきたカップに怠惰に紅茶を入れ、 表情がわからないままあなた達の修理の作業と会話を眺めている。 (@22) 2021/10/23(Sat) 19:44:45 |
ポルクス
「言われてみれば。
死んだっていう発想は、しなかったわね」
死後の世界なんてものを信じていない。
夜でないなら、わたしたちにはその権利すらない。
わたしたちは夜にしか生きられないの。
「……ポルクス。
それはあなたは死んでもいいと、そう言っているの?」
常昼のこの館で死後の世界を信じないわたしは、自分が生きていることを疑わない。
もちろん、あなたも。
あなたの望みは知っている。
それは叶っていないと思っている。
同じくらい、叶わない方がいいとも思っている。
あなたの言葉を借りるなら、わたしはあなたに生きてほしいと思っている。
チャンドラ
「わからない。
この花弁が教えてくれたから……兄もこの館に来ていたこと、館であったこと、兄が得たもの、兄が捨てたもの」
今更捨てたものを欲しなどしないだろう。
ならば俺の行き場はどこにあるのだろうか。
「でも……一度捨てようとした命だから、あまり惜しくはないかな」
ポルクス
「……お兄さんが?」
偶然か、双子の神秘がそうさせたのか。
でも偶然にしてはできすぎていて、わたしは驚いていた。
追うものと追われるもの。
あなたとお兄さんの関係は、聞いた話ではそんなもの。
それなのに、先にこの館に来たのはお兄さんの方。
そしてあなたが追うようにここを訪れた。
とんだ運命の悪戯ね。
それともこれも、館の主の意志かしら。
「惜しくはない……あなたはそう、思うのね」
ひとつ知る。
お兄さんの影がなくなって尚、あなたを蝕むもの。
わたしが思っていたとおり、そしてあなたの話していたとおり、あなたの中のお兄さんの存在はとても大きい。
ポルクス
「わたしはそうは思わないわ。
命は粗末にするべきではないもの」
ひとつ知ったなら、次はわたしの番。
わたしはわたしの道徳を語る。
そしてこれはわたしだけの道徳では決してない。
「命を危険に晒しても、やりたいことがあるなら別よ。
わたしはそれは、粗末とは別と思うもの。
わたしはあなたに、命を粗末にして欲しくないわ」
わたしは探して欲しいと言う。
どうせなくなってもいい命なら、それを賭けてでもやりたいことを。
叶うかは、また別の話。
それでも目標のために冒険する時間は、きっと有意義なもののはずだから。
チャンドラ
「ここに来ることが俺の到達点だったとしたら、何も悔いなんてありはしないんだ」
兄と分かれた魂を一つにしようと思ったことも、君にぬくもりを遺したことも。
「ここが通過点だったとしても、
自分がやった事に悔いはないけど。
だけど……俺は兄さんと違って、何も見つけてやしない」
半身を捨てて、手にできるものは何もない。
俺の中に空いた穴が大きすぎて、それは塞ぎようもない傷痕。
兄に返そうとしたもの全てが、きっと今の兄には一つも必要がないものだ。
「……そうだね、これから生きる時間があるのなら……
生きる理由を探すために生きてみるのは悪くないかもしれない」
| >>@23 >>@24 >>t15 >>@25 >>@26深い青色のブルーベリー。 眩い紅のクランベリー。 甘さを控えめにしたバタークリーム。 「……楽しそうで何よりですね」 頭を撫でられる、この距離感が心地よい。 もう色んなものに慣れきってしまって変化なんて求めていなかったのに。 誰かへ優しさを振りまくことも刹那のものと知っていたのに。 新しい人たちは期待をさせるし、目の前の人間は変えられる。 本当に困ったことだ。 「俺も、楽しかったですが。 流石に―――怠けているのはやめにしようとおもいます」 (@28) 2021/10/23(Sat) 20:59:49 |
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