【人】 アル[確か、日本食の中には甘い豆類もあった筈だが、 アレは祝いの席で食べる物だっただろうか。 正直なところ日本食を全て把握している訳じゃ無いから 知識を期待されてもどうにもならないけども。] じゃ、色んな和食楽しんでみっか? 甘いのから塩辛い物、甘辛い物まで色々あるって 聞いた事あるし、好みのモンもあるだろーし。 …ぜひとも分けてくれ。楽しみだ。 [肩に重みを感じたなら少しだけ上機嫌になるものだ。 ま、値段についてはコチラ持ちなんでな。] (31) 2023/04/22(Sat) 20:34:26 |
【人】 アル[愛嬌を振る舞いながら弁当を受け取る姿は 何度見ても愛らしいというものである。 元より、イタリアでは女性に愛想を振る舞う事が美徳。 何も間違っちゃいないと言えばそうなのだ。 …が、ソレでもお前だけを欲しいと態度を明らかに 示してしまうのは仕方がないだろう。 ワガママで欲の強い人狼は、表向きは真面目だが その実として求めやすい体質であるのだから。 少しだけ手の甲にコツリと手の甲を当てて、 ほんのりと思いを込めて触れておく程度の態度だけとった。] (32) 2023/04/22(Sat) 20:45:40 |
【人】 アル[車内での食事を味わい、堪能し、それから二人だけの 会話を弾ませてみせた事だろう。 これから何をしようか。 どんな事があるのだろうか。 幾つか飯処もあったけども。 次はどういうの見てみようか。 それは何気ない旅行の会話だったけど、 普段ならあまり語る事のない内容だったからか 言葉を交えるだけで面白いものである。 …気付けば時間はあっという間に過ぎていて、 目的地までの行き着くまで呆気ないものだった。] いやぁ、ここまで立派な旅館は初めてだな… [タクシーから降りてから見上げるその先。 よくよく日本を紹介される時に見かける造りの平屋を 見たならば思わず感嘆の声を洩らすだろう。] (33) 2023/04/22(Sat) 21:01:04 |
【人】 アル[あたりは湯気が立ち上っている。 川も近くには流れているが、そこも湯気が見える。 他にも自分たちが泊まる予定の建物以外には建物があり、 どこも人の往来があり、賑わいを見せていた事だろう。 中には既に先客として楽しんでいるのだろう 国内外問わない浴衣姿の観光客がおり、 此処が様々な人々が憩いを求めて訪れる場所なのだと 再認識させられるに至った。] チェックインは中で出来るはずだし、 サッサと中に入ってみるか? 風呂は宿に併設されてるらしいし。 [僅かに開かれている入り口に足を踏み込めば、 中から「いらっしゃいませ」との歓迎の声が聞こえたろう。] (34) 2023/04/22(Sat) 21:06:53 |
【人】 アル[受付を早々に済ませておこうと思い受付嬢に声を掛ければ、 どうやらお店の人曰く部屋まで案内をして貰えるらしい。 (何ともまあ、親切なこったぁ) 未だにキョロキョロと子猫の瞳が蠢いていたなら、 思わずクスクスと笑ってみせただろう。] …後で宿内の施設も見ておくか? 結構広い店みたいだしさ。 [そうして二人が案内されるのは、ご所望の和室だった。]** (35) 2023/04/22(Sat) 21:11:55 |
アルは、メモを貼った。 (a9) 2023/04/22(Sat) 21:12:33 |
アルは、メモを貼った。 (a10) 2023/04/22(Sat) 22:37:54 |
【人】 ツァカリ[旅館までのタクシーの道のりは、道中。 湯気が吹き上げる温泉街を通り抜けてのことだった。 その湯気の香りは、タクシーから降りても香り立つ。 周囲の風景が代わり、浴衣で往来を行く人々が増えてくれば、 一気に異世界へ訪れたような気分になる。 隣で同じように見上げるアルも感嘆を上げていた。] そういえばアルもニホンは初めてなわけ? [今更ながらにそんな質問を交わしつつ、大きな門を潜り抜け、 旅館の玄関へと向かっていく。 チェックインが出来るなら荷物はひとまず、 部屋に置いたほうがいいだろうから。] そだな、とりあえず部屋に行くか。 [チェックインは予約を取った彼に任せるつもりで後に続く。 もちろん、旅館で出迎える人たちも和服の姿だから、 思わず口笛を軽く慣らす程度に囃し立てながら。] (36) 2023/04/22(Sat) 23:08:41 |
【人】 ツァカリ[宿に併設されている風呂はまた部屋の風呂と違うのか。 新幹線の中で見た限りでは、温泉街の中には、 いくつか『温泉手形』なるものがあれば入れるらしい。 大浴場という共同風呂がいくつか、旅館内にも、 温泉街にもあるのだとか、どうとか。 アルが受付を済ませている間、周囲に視線を巡らせるのは 好奇心旺盛な猫さながらの挙動。 笑う声にようやく気づいたら、ニィ、と笑って。] 施設もいいけどさ。 せっかくだからオレも浴衣ってやつ、着てみたいんだよね。 [面白そう。と声を弾ませて楽しげに肩を揺らす。] (37) 2023/04/22(Sat) 23:08:56 |
【人】 ツァカリ["郷に入っては郷に従え"という言葉は、 この国の言葉だったか。 まずは形から入るのも悪くはないだろう? 温泉街を歩く人々は浴衣であったし。 ここのフォーマルな装いは浴衣であると想像できる。 着方は分からないが、部屋まで案内してくれたナカイさんか、 アル辺りが知っているのなら、教わろうか。 やがて案内された和室は、二間が続いた広い部屋。 メインの部屋には机と座布団が並べられ、 奥には川が望める窓が備え付けられている。 窓の前にはこじんまりとした背もたれ付きの椅子が二つ、 向き合うようにして並べられていた。] へえ、いいじゃん! [部屋から薫る匂いは何の匂いだろう。 草の香りのような、少し独特な香りがしている。] (38) 2023/04/22(Sat) 23:09:17 |
【人】 ツァカリ[続き間の方にも、外を見渡せる窓があった。 こちらは襖を閉められるようになっているから、 おそらく、寝室みたいなものなのだろう。 続き間の反対側にはまた別の扉がついており、 そちらの扉を開けてみれば、 むわりと一気に硫黄の香りが漂った。 案内してくれた女性が何を言っているのかは分からないが、 おそらくその香りと、目で確かめてみれば分かる。 ここが、個室の風呂に通じる脱衣所なのだろう。] 店どころか部屋も広いな? なぁ、浴衣ってどう着るのか聞いてみてよ。 それか、アルが知ってる? [そわりと浮つく気分を抑えられずに表情を緩ませて、 アルの元まで戻れば、袖を引いた。*] (39) 2023/04/22(Sat) 23:09:34 |
(a11) 2023/04/22(Sat) 23:18:14 |
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