部隊長 シュゼットは、メモを貼った。 (a12) 2020/05/18(Mon) 23:30:43 |
【人】 軍医 ルーク[ 知識、というのは時に難儀なもので、 その時点で、現状の技術力で、 “可能性がどれくらいあるか”ということが 分かってしまうこともある。 このぺんぎんの場合、少なくともこの基地の設備と、 現状の端末の構造の理解度、修復可能な範囲を鑑みて、 治療は不可能だ。 下手をすると、残っているかもしれない一縷の可能性を 摘むことになる。 ――あるいは、ぺんぎんを最初に“作った者”ならば。 その知識や技術をもってすれば、修復も可能だろうか。 時間をかければ、あるいは新たな技術が発掘されたなら。 無駄なものは無駄だ、と医務室で自由にさせておきながら、 上に上ったときなどには落ちないようにと見張る。 夜の解析と昼の勤務の合間の時間に、 自室で本を読むときは、医学書と技術書に手は伸びる。 そしていつも、自分より腕の良い技術者や医者に任せた方が まだ可能性はあるだろう、という結論になる。 廃棄処分されたことになっているぺんぎんに対して、 それが出来る手段は、今のところない。 かくして議論は振り出しに戻る、だ。] (87) 2020/05/18(Mon) 23:43:47 |
【人】 軍医 ルーク[ 欠けていること。 他のぺんぎんと違っていること。 それを自分と重ねて見ることは、していたかどうか――… 正直、分からない。 恐らくは違うだろう。 ぺんぎんの欠けている部分に対しては、 どうしても、『患者』を見る目線になる。 治せるならば治したい。 治せないならば、いつか治したい。 自分に対しては、別にそうは思わない。 だから、恐らくは違うものだった。] (89) 2020/05/18(Mon) 23:46:18 |
【人】 軍医 ルーク[ さて、そのぺんぎんは、 現在医務室の机の上を大騒ぎで走り回っている。 包帯とか消毒薬とか、そういうものを 不自由な羽に抱えててんやわんやの大騒ぎ。] ……転ぶよ? [ 言うだけは言ったが、遅かった。 包帯を足に絡ませて机の上にべしゃんとスライディング。 ぴえ…と泣きそうな顔になりながら、ふんすと立ち上がる。 意外と根性がある。 そうこうしていると、ノックの音が聞こえた。 足音自体はもう少し前から聞こえていたのだけれど―― そうか、そういう時間だったか。] 入って。 [ ドアの外から聞こえてきた声に、 ぺんぎんが目を輝かせる。>>86 飴の話を覚えていた、というよりも、 あのうさぎが訪ねてくるのが嬉しいのだろう。] (90) 2020/05/18(Mon) 23:48:00 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 珍しく、月明かりのうちに覚醒していた。 ──カーテンの隙間だ。 真白を醒めた蒼に染める月光が 真っ直ぐ、 色の抜けたよなかんばせを指し示している。 ] (91) 2020/05/18(Mon) 23:49:20 |
【人】 軍医 ルーク[ 今日の検査は、それほど大掛かりなものではない。 医師が並んで取り囲み――ということにはならない。 いくらか問診をして、それに基づいて薬を継続するかを決め、 脳波を測定して終わり、というところだろうか。 医務室には他の医師の姿もなく、 従って、ぺんぎんも堂々と歩き回っている。 もし第一攻撃部隊部隊長殿が入って来たなら、 まあ、机の上の惨状に気付くだろう。 ぺんぎんはもはや、セルフでぐるぐる巻きだ。 そして、部屋の明かりに照らされて、 医務室の主のフードの下の青白い顔が、 半分が青黒く変色しているのも、見えるに違いない。 誰かに殴られた痕だというくらいは、分かるだろう。 そういう状態の相手に検査を任せるのは 御免だと立ち去るなら、それはそれで問題ない。 此方で適当に理屈を整えておけば、良いのだから。 ――尤も、そう何度も延期が効くような状態では なさそうだった。 上層部からは、結果をせっつかれている。 多少の無理をしてでも記憶を戻せ、と。 そのたびに、さーいえっさー、と棒読みを返しながら、 少しでも無理がかからないようにと、 出来る範囲で出来るだけの工夫をしているのが現状だった。] (93) 2020/05/18(Mon) 23:50:46 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 心の奥で茶化している。 慣れと言えば、そういったものだろう。 手を替えようが 人を替えようが、 目が覚めるのは決まって、“自分”の顔を覚えた頃。 ──光景を、味わい尽くした頃だ。 きっと、“リドル”はとっくにおかしい。 時折 真面目にそう思う。 ] (94) 2020/05/18(Mon) 23:50:58 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 足を滑らせ両脚を地につけると、大きな姿見がある。 起きて先ず、“美貌”に酔う為。 ──と 言うことにしてある。 ベッド横のテーブルには、水瓶と硝子杯。 …少ないか。 不寝番にでも頼もうか。 燭台に灯りをつけ、真白の海を 降り立った。] (96) 2020/05/18(Mon) 23:51:32 |
【人】 世界の中心 アーサー[ ──ので、 扉の前で鉢合わせたのは、 きっと明月の思し召し。] …おや、“おはよう”。 忘れ物かい? …いや、君に限って“もの”は忘れないだろうね。 (97) 2020/05/18(Mon) 23:52:04 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 燭台と、水瓶に3分の1ほどの薔薇水。 用向きの分かる出で立ちで、 “昼”と変わらぬかんばせを、 わらうように 解し、] ( 火は 明るく、温度を持っている。 白肌を誤魔化すには充分だろう。 ) (98) 2020/05/18(Mon) 23:53:59 |
【人】 軍医 ルーク座って。 ――その後、体調の方は? [ 記憶の検査の続きだと分かっていながら、 先ずはその質問が出た。 義手の力を解放したこと、戦場での負傷。 その後、後遺症の兆しはないか。 そうして、それからお決まりの質問を続けた。] 前回の検査から、今回の検査まで、 何か変化はあったかい? 些細なことでも構わない。 記憶に限らず、体調面、精神面の変化、 何か気にかかること、そのようなものでも。 [ ぺんぎんはどうにかこうにか包帯から抜け出して、 (もしかしたら、見かねた目の前のうさぎが 手助けすることがあったなら、 このぺんぎんは有難く受け取っただろうけれど――) 診察の間は、少し離れたあたりでじっと見守っている。 “両方”を、どこか心配げに。] (100) 2020/05/18(Mon) 23:58:05 |
【人】 軍医 ルーク[ 返事を待ちながら、ふと。 検査の後の予定を聞いてみようかと思った。 “探し物”に人出がいる。 このうさぎなら、適任だろう。 もし空振りでも、あちこち言いふらすたちには見えない。 一つのことに集中しながらも、あちこち思考が走る。 自分の癖のようなものだった。 怪物の襲撃のことに思考が向いていたせいもあるだろう。 しかし、今は検査だ。 思考を切り替え、カルテにペンを落とす。]* (101) 2020/05/18(Mon) 23:59:24 |
軍医 ルークは、メモを貼った。 (a13) 2020/05/19(Tue) 0:06:39 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音え、…… 嘘でしょ そしたら、あと3個ぐらい作っとくから 使った後は洗濯してよ ? [ 今は毎日外出しないとは言え、 私の作った布マスク1個だけで凌いできた? >>47 笑いを含んだ彼の言葉に、私は真顔。そして溜息。 ああ、でもせっかくだから 柄のリクエストは聞いておこうかな。 え?星柄??うん、わかった。 ] (102) 2020/05/19(Tue) 0:17:58 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音へへ、ありがと パピコ買ったのは見とったから 半分くれなきゃ 拗ねるとこやったよ [ ゆらゆら、ブランコを足で止めて 差し出されたピーチ味を嬉しそうに受け取る。 昔は、スイカとか肉まんとか しょっちゅう半分こしてたっけ ───── それだけ一緒に過ごす時間があったんだよね ] (103) 2020/05/19(Tue) 0:18:01 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音( 昔は当たり前のようにベランダから声かけて。 どっちかの部屋に行って、晩ご飯まで遊んで。 同じ性別だったら 今でも出来てた ? 何も感じずに" 幼馴染 "だけでいられた ? ) (104) 2020/05/19(Tue) 0:18:06 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音 (107) 2020/05/19(Tue) 0:18:17 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音悩み ……… 今のところはカブの売り先かな ? [ 冗談で締めくくっちゃうのが私なのだけど。 だって本当の悩みなんて ──── 彼にだけは言えないもの。 ] (108) 2020/05/19(Tue) 0:18:24 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音うん、かえろっか あ…… そうだ、 あとで雪也くんの島に遊び行っていい? [ 足早に歩く彼の後ろを、てててと追いかけながら。 横断歩道はちゃんと車を確認してから渡ろうね。>>62 怪しいフラグはへし折っておくから ]* (109) 2020/05/19(Tue) 0:18:28 |
世界の中心 アーサーは、メモを貼った。 (a14) 2020/05/19(Tue) 0:33:30 |
【人】 ミア[ 赤を 見ていた。 暗く、昏く、そう 陰る碧は、"何処か"へと、 半分脚を沈めているよう。 叩こうとした指の節は宙を切る。 持ちあがった喉が 軋む。 ] (110) 2020/05/19(Tue) 0:56:50 |
【人】 ミア[ 幸運だったか、不幸だったか、 何の思し召しだか、知らないけれど。 薄い腹は空腹を告げていないし、 冷たい汗で貼り付いた部屋着は寧ろ大きいほど。 迷った碧は、水瓶を捉えて、 ……あながち間違いない、と "忘れ物"を思う。 ] (111) 2020/05/19(Tue) 0:57:23 |
【人】 ミア[ "締められそうな" 細い 首が、 詰まったよな、掠れたような、 線を引かれ、赤の溢れ出るよな。 どうしたってそういう感覚があるから、 声はひとつも 出していない。 ─── ものも書けなきゃ声もあげられないなんて、 不自由にも程がある! ] (113) 2020/05/19(Tue) 0:58:22 |
【人】 ミア………、 [ ……それだから、水瓶を指先で示して、 それで良い、と言いたげに預かろうとする。 別に、浴びても良かったのだけれど、 流石に騒ぎは悪かろうと、 もう片方は硝子の器を宙で描いて、また、求め。 ] (114) 2020/05/19(Tue) 0:58:46 |
【人】 ミア[ 火に照らされた肌が、 どんな色だか 知ったことでは無い。 ただ、何時か、引き摺られて"死んで"いた、 あの時と さほど変わっていないのだろう。 ……あの夜のゆめ も、大概酷かった。 踏み越えた挙げ句 犬に引き摺られちゃあ そのまま引っ張られて"わるいゆめ"に成るしか無い! ─── ずっと、 ] ** (115) 2020/05/19(Tue) 1:01:15 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音──── 刻は数週間流れて [ 新しい学年─── 中3になって授業は再開した。 不完全燃焼のまま中2を終えた感は否めない。 人生の中で一番 異世界からの召喚を心待ちにする一年だったのにね 教室の席は大きく離され、マスク着用で授業。 私はヒマワリ柄だけど、彼は何を選んだのでしょうね。 多少は緩和されても休日はステイホームとの事で。 ゲームばかりしてるのも良くないので 図書室に行って、本を数冊借りる事にした。 ] (116) 2020/05/19(Tue) 1:28:57 |
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