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【人】 リヴァイ[それきり、女の唇が開かれることはなかった。 魔性を失った朝焼けも間近な空の中、宵闇が手を招いている。 初雪が2人の上を白いシーツのように覆って仕舞えば、まるで互いに寄り添い眠っているように見えるのかもしれない。 苦痛に顔を歪ませ、喉をかきむしった痕跡こそあれど、 その表情は憑き物が取れたように穏やかで、少々上品な笑みを讃えてこそいた。] (69) 2020/12/12(Sat) 9:52:04 |
【人】 リヴァイ[……もう、辛いことは何も感じなくなった。 冬の到来を知らせる新雪も、美しさを感じるばかりで気にならなくなった。 だけれど今はやっぱりひどく寒いから、最後まで寄り添っていても許されるだろうか。] “ もう2人、何もかも分け合えるから ” (この冬の寒さでさえも、2人だけの秘密にしよう。)** (70) 2020/12/12(Sat) 9:53:24 |
【人】 ヴィルヘルム[ 生涯の最後に浴びる雨がこんなにも暖かいものだとは 想像だにしなかった。 返答の代わりに降ったのは、獲物を仕留める様な愛咬。 獣化の兆候が色濃く残る其れは鋭い痛みを齎して。 吸い込んだ息は終ぞ言葉にはならず、 痛覚に呻くこともなかった。但し…… ] 人間として見ていてくれた ( 俺をヒトの儘終わらせてくれるおまえは、 向こうでも必ず俺を見つけるのだろう。 ) (71) 2020/12/12(Sat) 9:59:43 |
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