【人】 数学教師 渡辺 春嗣「あの、大丈夫ですか?」 [はっとして、同学年を受け持つ鈴木教員へ 「……失礼」とひとこと。 軽く腰を浮かせては、 差し出されていた印刷物の束を受け取った。 厳密にはまだ業務時間前とはいえ、 職員室にいるのに、気が緩んでいた。 余りよろしくないことだ。] (191) 2020/05/16(Sat) 16:39:36 |
【人】 数学教師 渡辺 春嗣[家で預かる姪の遊びに、付き合うことがある。 その一つが――言葉のパズル、もえぴったん。 交互に文字を入力して言葉を作るパズルゲーム。 「ナース」はOK、「ナス」はNGといった具合に 「萌え」?とやらに関する言葉しか 有効とみなされない。 所謂オタクの部類に入るらしい姪が 圧倒的有利、勝てた試しがなかった。 そのこと自体はまあ(……半歩譲って)良いのだが] (192) 2020/05/16(Sat) 16:39:52 |
【人】 数学教師 渡辺 春嗣[BGMの中毒性が矢鱈と高くて 気づくと頭の中で再生されているから――、 少々、参ってしまっているのだった。] (193) 2020/05/16(Sat) 16:40:07 |
【人】 数学教師 渡辺 春嗣[その内抜けるから大丈夫だとも思う。 姪はつい最近、新しくゲームを買ったと とても嬉しげに話していた。 仲良しの友達と一緒に遊べるものらしい。 己が遊びに付き合う頻度は減っていくだろう と自分では予想している。 ] (194) 2020/05/16(Sat) 16:40:16 |
【人】 数学教師 渡辺 春嗣[――そろそろ、職員会議が始まる。 生徒達はそれぞれ新たに割り振られた教室に 向かっているだろうか。 会議が終われば、 担当のクラスに向かうことになる。 去年受け持った生徒もいれば、 今年がはじめての生徒もいる教室へ。*] (195) 2020/05/16(Sat) 16:40:44 |
女子高生 渡辺 入矢は、メモを貼った。 (a35) 2020/05/16(Sat) 17:55:54 |
女子高生 雨宮 千夏は、メモを貼った。 (a36) 2020/05/16(Sat) 17:56:32 |
数学教師 渡辺 春嗣は、メモを貼った。 (a37) 2020/05/16(Sat) 17:57:00 |
女子高生 雨宮 千夏は、メモを貼った。 (a38) 2020/05/16(Sat) 18:01:59 |
【人】 ミア良いものか 悪いのもか、 知った時には もう、冷たくて、戻れない。 なにひとつ汚れることの無いすがたと、 汚れていないところを探す方が難しい自分と。 ひと夜にひとつ、なんて、 そんな美しい言葉で表現できるものじゃあない。 なくとも、 (196) 2020/05/16(Sat) 18:48:57 |
【人】 ミア[ その瞬間の 私は、 きっと 泥にまみれて、地を這いずるような姿をして、 それでいて、美しくない、顔をしていた。 嗚呼 "ゆめにでそうな" 名も知らないきみ! 夜なんて来なければ良いと、 思ってしまうよな なにかは 押し込んで、 ] * (198) 2020/05/16(Sat) 18:51:37 |
【人】 ミア……今回は、そんなに、 ここ、あけてない気がするけど、 [ 書いている、のは理解すれど、 何をしているのかは、正直、分かっていなかった。 何をしたか……は、さておき、 何処へ行ったか、どういう相手、だったのか。 乏しく少ない言葉に合わせて、紙の上を滑るのを見るだけ。 習慣なのか、仕事の締めなのか、 そういうものだけは分かっているから、声をあげている。 多分、読み上げろと言われても首を振るだろう。 読める言葉は生活に必要な最低限と、 "最低限"を教えられた相手につけられた 名前だけ。 ] (200) 2020/05/16(Sat) 18:53:25 |
【人】 ミア[ ─── 次は?と、聞こうとしていた。 中より 外、の方が歩きやすいうまれ故か。 礼は、流している。 汚れていない金糸へ、視線を遣って、逸れた。 あいた指先が荒れた毛先を伝う。……仕方ないって。 でも、だから、音も無く、 シャワールーム何処だっけな、とか、 脳内地図を辿りつつ、扉へと。 ] (201) 2020/05/16(Sat) 18:54:14 |
【人】 ミアそれ 苦いから嫌い……。 水で良いよ。あと お腹空いた。 それより服が無い。 [ えらいひとたちの食べ物は、遠慮しておいた。 紅茶 は、まだ良いとしても……スープとかは濃すぎるし。 まずマナーのひとつも覚えられない。 味の共有出来るものは、 パンとか、そういうものだろう。食べ方はどうあれ! ] (202) 2020/05/16(Sat) 18:55:30 |
【人】 ミア[ そんなだから、求めることだって少ないけれど、 今回ばかりは服の依頼。 何時だったか、赤に染まったまま、 屋敷をさも当然の顔して歩いた時とか、 シャワーまでは辿り着いても、タオル一枚だけとか、 そういうはなし で、怒られたからで……。 多分、足りない。今でも、色々。 ] (203) 2020/05/16(Sat) 18:55:50 |
【人】 ミア[ あまりに異質だったのだろう。 自我を持ち始めた頃から、そんなの分かりきっている。 ちぃさな要求だけ残した後、扉は開きっぱなし。 行きがけにすれ違った使用人達の、 微妙な距離感も無視して、去っていた。 ……烏の行水もいいところだから、 戻るのだって、早いだろうけど。 その頃には きっと、 諸々用意されているのだろうと思うのは、 信用、と言うべきか、 経験則か、 さて。 ] (204) 2020/05/16(Sat) 18:56:57 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也[ 短い着信音と共に表示される カブお取引の持ちかけ。 残念。我が島のカブは大暴落中だ。 ] ○月×日 曇り 51B 雨音は今週も忘れた模様 [ 短い日記にひとつ文字を足すならばこんな感じ。 最初こそ面白がって色々書いていたけれど だんだんと書くこともなくなってくる。 ゆえに幼馴染の行動パターンを読むくらいしか なくなってくるわけで ] (207) 2020/05/16(Sat) 19:35:30 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也[ 前の学年の終わりに急遽訪れた 自粛を求める日々。 最初こそこの非日常に心が躍ったりもした。 なんせまだこども。 今何が起きてるか、なんて 理解してるようでそうでもない。 ただ退屈な日々をいかにやり過ごすか。 求めた非日常はこんなのじゃない。 もっとばーんとかどーんとか、そんなやつ。 ] 明日は新しいクラスか 誰がおるんやっけ [ 設けられた登校日。 これもPDFなんて形式で届いた時は もの珍しく眺めたけれど 曇天の日々はそれをすぐに忘れさせてしまう。 ] (208) 2020/05/16(Sat) 19:40:57 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也[ さて、我が幼馴染の命運やいかに。 残念ながら君は俺では救えないらしい。 クラスメイトよ頑張れを合言葉に クッションに携帯を放り投げ 天井をぼんやり眺めながら、ふと気づく。 ] (211) 2020/05/16(Sat) 19:50:36 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏── 昇降口 ── [魂を抜き取ったのは 昇降口に張り出されたクラス分けの表。>>152 同じ白い紙の中に 自分の名前と それから‥‥とある名前を見つけてしまって 意識ごと釘付けになった。] わ‥‥なべ‥‥ [頭真っ白、ぱーん!って弾けた状態から どうにか立ち直って 夢かも、嘘かも、幻かもって ふたつの名前の間を 視線で往復しまくってから それから漸く実感が湧いてきて……] (213) 2020/05/16(Sat) 19:57:40 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[ちらっと姿を見かけるだけで 心、うきうき。 先生の授業がある日は一日中とても幸せで。 それが、 学校がある日は、朝と帰りの2回。 必ず逢えるようになってしまっただなんて…! 神様、こんな、こんな いきなりの 供給過多 ですよーーーっ!!あ ああ あ あぁ。ダメ、無理、やばい。うれしいけど。やばい。] (215) 2020/05/16(Sat) 19:58:06 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[心の中で叫びまくっていると むぎゅっ、 柔らかい感触が。>>155] ふ、ぁっ‥‥‥!? とと、 [168cmのひょろ長いカラダが びくりと跳ねた。 いつもなら、抱きつかれたくらいで 驚いたりしないんだけど 上の空だったせいで 小っちゃな声まであげてしまった。 それでも、クールだとか とっつきにくいだとか評される ポーカーフェイスは、ほとんど崩れない。 幼い頃から サボりすぎてきた表情筋は こんな時ですら働きたがらないようで ぱっと見は、涼し気なままだ。] (216) 2020/05/16(Sat) 19:58:27 |
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