人狼物語 三日月国


202 【ペアRP】踊る星影、夢現【R18/R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


到着: 武藤景虎

【人】 武藤景虎



 ……あれ?何処だここ。


[辺りを見渡すと一面の森が広がっていた。

やたら薄暗いけど今何時くらいなんだろう。
もっと明るい時間だった気がするんだが。

えーと、確か研究室の遠足……、もとい、課外授業でバスに乗って山の中の美術館まで来たことは覚えている。

皆で集合写真撮って、美術館の中に入って……、
同学年の男友達二人、徹っちんとくっきーとレストランに行って、オムライスとパフェを食った。

大きな音がして、視界が暗くなって、それから……


ダメだ、頭の奥の辺りが痛んでそれ以上の記憶の糸を手繰ることが出来そうになかった。]
(3) 2023/02/28(Tue) 22:09:50

【人】 武藤景虎



 そうだ、皆を探さないと。


[理由はわからないが、山の中の方に入ってしまったのだろう。

人の気配というか、建物……
あれはコテージかな、が散見されて。
キャンプ場っぽいということはわかるのだけど。

何かがおかしいという違和感はあっても、それを修正する方向に頭が働かない。

夢の中とは往々にしてそういうものだ、ということすら今のオレは忘れていた。]
(4) 2023/02/28(Tue) 22:11:47

【人】 武藤景虎



 
おーーーい!!誰かいるかーー?!!



[陽の沈みかけた薄暗闇に聴き慣れた声が吸い込まれていく。

山の中ででかい声を出すと気持ちがいい。
などと考えてる場合じゃないのは一応わかってはいるつもりだ。

この辺一帯に響き渡る程度の大声は出したつもりなので、知り合いがいればオレの声だとはわかるだろう。]
(5) 2023/02/28(Tue) 22:13:56

【人】 武藤景虎

[オレ一人が迷子なんだとしたら迷惑かけてんだろうな、って申し訳なさが出てくる。

皆もこの辺で迷ってんなら余計に心配なんだが。

なんだか急に不安のような焦燥感を覚えて、べチン!と両頬を思い切り叩いた。]


 ……普通に痛えが……?


[夢ではないみたいだ、うん。
頬と手がビリビリして痛いが、多少は冷静になれた気がする。

とりあえず怪我はない、よな、と自分の体を見下ろして手を開いたり閉じたりとしてみる。

シャツやスラックス、革靴まで特に大きな汚れもない。
右手首のブレスレットもいつものやつがついてるし、ネックレスもある。ピアスも、いち、に、さん、よん……、全部ついてるな。

あとなんかあったような、と若干左手が軽い気がするけど気のせいだろう。]
(7) 2023/02/28(Tue) 22:15:40

【人】 武藤景虎



 あ!そうだ、スマホ。


[一番手っ取り早く安否が確認できる物の存在を思いだしてポケットから取り出して首を傾げる。

大量に放置している未読バッチの数はいつものこととして、結構な時間が経っているはずなのに増えていない気がする。

とりあえず研究室グループにメッセージを送信してみたけど、反応はなさそうだった。

人の手が入ってるところではあるみたいだし、空いてるコテージがあれば野宿はせずに済みそうかなと辺りを見渡す。]


 まあ、遭難したって感じじゃなさそうだし、大丈夫だろ。


[非常食もあるし、と鞄に入ったチョコ菓子の箱を確認して。

そう楽観的に考えながら、周辺を探索してみようと歩を進めた。]*
(8) 2023/02/28(Tue) 22:16:11
武藤景虎は、メモを貼った。
(a1) 2023/02/28(Tue) 22:18:57

【人】 武藤景虎

[ガサガサと葉っぱを踏む音と土の上を駆けてくる音がして、一瞬猪とかだったらどうしようと思った。>>13

呼びかけられた声に振り返ると、見知った顔があって安堵の息を吐く。]


 あっ、くっきー!
 よかったー、誰にも会えなかったらどうしようかと。


[黒崎柚樹。くっきーは勝手につけたあだ名だ。

研究室の知り合いで、あまり話したことはなかったが、意外とよく笑うんだなということを知ったり、そこそこ打ち解けた気がするのはここ最近というか半日にも満たないくらい最近のことで。

陸上部のスポーツ特待生で、女子から王子様とか呼ばれているらしいクールガイだ。]
(22) 2023/02/28(Tue) 23:18:37

【人】 武藤景虎



 どうした?
 あっ、迷子になったと思って心細かったん?


[呼びかけると、どこか唖然としたような、強張ったような顔をされた気がして、冗談混じりに問いかけて。
や、冗談だからと笑って話を濁したのは、なんか深く突っ込んだら悪そうな空気を感じたから。
何も考えずに口に出しては後からまずったかなと思うところをオレは早く治した方がいい。]


 バレンタイン?
 この間って半年は前じゃね?
 チョコ貰える日だからなー、大学は行ったと思うが。


[なんで?という顔をしながら答えて。>>14
確かそこそこ貰ったのでは?と思い返しながら言った後、まあ、くっきーのがいっぱい貰ってるかもしれないがー、と付け加える。]
(23) 2023/02/28(Tue) 23:19:19

【人】 武藤景虎



 あっ、そうだ、他の皆どこにいるんだろ?
 見かけたりした?
 今日ってここ泊まったりすんのかな。


[探さないと、と思い出せば、慌てて問いかけた。
オレの声が聞こえて、足の速いくっきーが呼びに来たんかな、と思ったのもあって。

それなら早いとこ合流しないとな。]*
(24) 2023/02/28(Tue) 23:19:48

【人】 武藤景虎

[なんで急にバレンタインの話をしたんだろう。

話題作りの割にはあっさりと打ち切られた話には内心疑問は残しながら、告げられたお礼に首を傾げる。]


 “たけのこのやつ“って“平和“のこと?>>35
 

[さっきってバスの中でのことなら、たけのこのやつは争いが起きないために、きのこのやつと混ぜようってことになって。

二つを一つの箱に混ぜることで完成した“平和“(フィーチャリングきのことたけのこ)なら、確かに皆に好きに取っては貰っていたが。]


 くっきーにはちゃんと個別にやったじゃん。
 まあ、あれはあのまず……いや、面白い味のお茶のお礼だから、気にしなくていい。


[たけのこのやつは好きに取ってもらってたやつだし、お礼を言うなら“キョロキョロした鳥のやつ“の方がまだわかるんだが。

そもそもそれも、水分を忘れたオレに丸々一本お茶をくれたからお返しに渡したやつだし。]
(47) 2023/03/01(Wed) 1:30:34

【人】 武藤景虎

[どうやらくっきーも“他の皆“がこのキャンプ場にいるかどうかは知らないらしい。>>38

言いづらそうに口籠る様子はなんとなく表情から察したが、その理由も判然としない。

皆がいなくて不安なのかもしれない、とは。

まあ、オレとくっきーだけいるというのもおかしな話だし、研究室のメンバーが此処に泊まる予定なのだとしたら、確かに管理小屋に行けばわかるのかな。>>39

日帰りじゃなかったっけ、と頭を掠めたが、記憶違いだったのだろうとすんなり受け入れた。]


 ん、じゃあ管理小屋行ってみるか。
 案外皆もうコテージに行ってるのかも。


[何人部屋なんだろう。
組み分けってもう決まってんのかなと話しながら、指し示された管理小屋に向かうことにする。]
(48) 2023/03/01(Wed) 1:31:03

【人】 武藤景虎



 えっ、他にはいないんですか?


[くっきーと一緒に入った管理小屋>>n2で、まずは自分たちの名前を確認した。
“武藤景虎“と“黒崎柚樹“の名前は確かにあって、でもそのコテージに泊まるのは二人だけらしい。

他のコテージのことは教えてもらえるかわからないものの、ダメ元で研究室メンバーの名前を連ねたが、そのうちの誰もいないとのことだった。
とりあえず鍵を受け取り、管理小屋から出る。]


 意味がわからないんだが……?
 他にもキャンプ場があって、そっちに行ってるとかなんかな。

 でも、くっきーと一緒でよかった。
 女子と一緒だったりしたら気まずい、つーか、相手も困るだろうし。


[そんな事態になったら、なんとかして別の部屋を取れないかここで頼むか、最悪野宿すると思う。]
(49) 2023/03/01(Wed) 1:32:36

【人】 武藤景虎



 まあ、くっきーはオレと一緒とかうるさそうで嫌かもしれないがー。


[意外と寝てる時は静かだから安心していい。

ただ、友達だろうが人がいるとこではあまり寝れないんだよな、とは内心で。

修学旅行なんかの時はひたすら日中動き回って、疲れ切って寝るようにしてたし。

酒でもあれば寝れるかもしれない。
あるかな、どうだろ。

そういえばくっきーとはサシ飲みするって約束はしたんだよな、とぼんやり思いはしたけど、あのことは“当面くらい“は忘れていいよって言われたんだよな。]
(50) 2023/03/01(Wed) 1:33:34

【人】 武藤景虎



 とりあえず、その辺見て周る?
 コテージ行ってみるでもいいけど。


[腹減ったらコテージ行けばなんかあるみたい、と管理人に聞いた話をしつつ、周辺地図の看板を見遣って。]


 川とか湖もあるのか。>>n1
 あっ、温泉あるって!
 ちょっと離れてるみたいだけど、せっかくだし行ってみねえ?


[川なんかの水辺は昼間のがいいかな、足元が危なそうだし。

正直憂鬱でしかなかった美術館鑑賞より、こっちのが余程楽しいな。

そう口には出さずとも、表情にわかりやすく出ていたと思う。]**
(51) 2023/03/01(Wed) 1:34:04

【人】 武藤景虎



 他にも食べたくなったら言ってくれればあるよ。
 たけのこのやつはもうバスでなくなったが。


[全部チョコ系の菓子だけど。
そういえば後輩から貰った梅しばが一個だけあるが、あれはくっきーも貰ってたんだっけ、貰ってなかった気がする。

ああ、くっきーは梅は苦手なんだったかと一瞬思ったことは、そんな話をした記憶がないので勘違いだろう。


普通な感じで話しているように見えても、あまり元気がない気がするな、とは。>>62

見たまま聞いたままでしか受け取れないから、そう感じるのはオレの気のせいかもしれない。

何かしらを思い悩んでいるのか、単に腹でも減ってるだけなのかはわからないものの、今の状況に不安があるならオレがしっかりしないとな。

そんな風に考えていたけど、くっきーの方が余程現状を把握しているらしいのは管理小屋に着いてからわかった。]
(73) 2023/03/01(Wed) 8:31:42

【人】 武藤景虎

[荷物なんて送ってたっけ、まあ、送ってたんだろう。

現に今此処に自分の荷物があるわけだし、と管理小屋で受け取った>>63自分の鞄の中身を見ながら、明らかに自分の服を見ながらそう認識する。

泊まる予定になっていたコテージにオレら二人分しか予約の名前がなかったことに、くっきーは然程驚いた様子もないようだったから。

特に今はおかしな状況ではなく、課外授業の一環か研究室由来の交流会で此処に宿泊することになったのだろう。

そもそもおかしな状況ってなんだ?という話ではある。]


 おう、頼りにしてくれていいぞ。


[武藤と同じ部屋かよダルいとは思ってないようで安心する。>>64

何か頼られる事象があるわけでもないが、話し相手としてくらいは役に立つだろう。]
(74) 2023/03/01(Wed) 8:33:25

【人】 武藤景虎



 寝てる時までやかましかったらさすがに喉が枯れるかもしれないな?

[そんなことは今まで起きてないから寝言がすごいでかいとかもないと思う。
いびきや歯軋は特に指摘されたこともないから大丈夫だ、多分。

万が一うるさかったら蹴り飛ばしてもいいが、いや、やっぱ足技はやめてほしいかも。
陸上アスリートの筋力で蹴られたらかなり痛そうだし。
とはいえ腕力もありそうだから殴られるのも遠慮したい。]


 んー、そうだな。荷物だけでも運んでおくか。


[その辺見て周るのは先にコテージに行ってからというのに同意して。

溜息を吐く様子に、疲れてる?と首を傾げる。

オレと話していて疲れたなら諦めてもらうしかないのだが、いや、それなら大人しくはしておくけど。]
(75) 2023/03/01(Wed) 8:34:48

【人】 武藤景虎



 わー、すごいな!ちゃんとしてる。


[棚や冷蔵庫をとりあえず片端から開けて見て周ると、コテージの設備はシンプルなものだったが、とりあえず飢えはしないで済みそうな食材を見ながら感嘆の声を上げた。

風呂はユニットバスなんだな、一人暮らしの部屋と変わらないから少し残念だ。
広い風呂に入りたければ温泉行けばいいのか、と思えば別にいいかとなったけど。

で、誰が飯作んの?って話で、オレの料理の腕前は未知数だから期待しないでほしい。]
(76) 2023/03/01(Wed) 8:36:16

【人】 武藤景虎



 くっきー料理出来るんだ?助かる。>>65
 
 
[料理も出来るとかますますモテそうだな、と思いつつ、なんか手伝うことあればやるよ、とは。
何が出来んのか聞かれたら、味見とか……?としか答えられないが、やってみたら意外と出来るかもしれないし。

あ、苦手なものはないし此処にあるものは特にどれも食いたい感じのものばっかだから大丈夫。

特に説明する必要がないなんてことは気づかないままに、ペラペラと話しながら荷物をベッドに置いた。]


 こっちのベッド貰っていい?
 どっちでも変わんないか。


[ぼす、と荷物を置いた方のベッドに腰掛けて。

夕飯何がいいかな、と自分が主に作るわけでもないのに問いかけた。]*
(77) 2023/03/01(Wed) 8:37:57

【人】 武藤景虎

[くっきーと二人なんだというのには、少なからずそわそわする感じはあった。

二人だけで話すことって今までなかったし、だけど、二人だけで話す約束はしたから。

“武藤って……実は色々、怖がり、だよね?“

そう言われた時はどうやって話逸らすかなと瞬時に考えたけど、即座に“忘れて“と付け加えられたのを引き留めたのは、普段のオレとしては考えられない行動ではあったから。

ただ、美術館に入る前の駐車場でする話でもなかったし、そのうち話すという約束として宅飲みでもするかと取り付けたのだけど。

くっきーも何か似たような悩みがあるんだろうなとは思ったからこその行動だったものの、今がそれを聞いていい空気なのかはわからなかった。]


 明るくなったら川も見に行ってみるか。
 近くにありそうだし。


[聞こえてくる川のせせらぎ>>80が外の静寂を強調しているみたいでも、暗くなっていく窓の外の景色に不安を覚えることもなく。

時折聞こえてくる野鳥の羽ばたくような音だったり、何かしらの生き物の気配や、夜が更けて明るくなるという当たり前の事実に、どこか安心するのは何故だろう。]
(88) 2023/03/01(Wed) 12:05:15

【人】 武藤景虎



 え、もしかしてなんかこだわりあった?


[ベッドは同じものだと思うんだけど、承諾の返事の後に一瞬複雑な顔をされたように見えた。>>83

なんでこっちにしたかは自分でもよくわからないが、なんか、その方が据わりが良いから……?とは。

くっきーにもそういうのがあるのかなと思ったものの、問いかけたところでなんでもないと返されそうな気がする。

やっぱ取り替えてと言われない限りは、この上なら自分の陣地ということで好きにしてもいいだろうと鞄の中身の確認ついでに部屋着を引っ張り出した。

早々に部屋着に着替えるような間柄でもなければ、まだ外に出ることもあると思うし、寝る前に着替えればいいかと寝間着として使っているスウェットは畳んで出しておいて。]
(89) 2023/03/01(Wed) 12:06:58

【人】 武藤景虎



 なんでも?マジで?すげーな。


[そこにあるもので作る、みたいな芸当はかーちゃんという種類の生き物の固有スキルかと思っていた。

それは言い過ぎかもしれないが、数だけは多い周りの友達にもそこまで料理が得意な奴もいた覚えがないし、女子でもそこまで言い切れる子は少ないんじゃないか。]


 バーベキューは偶に参加するが。

 でも夏場の昼間しかやったことないかも。
 夜でも楽しそうだよな。


[天気も良いし、夜空を見ながら焚き火の音を聞くとか、なんて情緒より肉の方に意識は行ってしまいそうだけど、なんとなくテンションは上がる気がする。]
(90) 2023/03/01(Wed) 12:07:38

【人】 武藤景虎



 オムライス?うん、食いたい。


[昼も食ったはずだけど、レストランのオムライスと家のオムライスは違うし。

それに食った記憶はあるが、実感として昼に食った感じがあまりないのもあって。]


 バーベキューは準備が大変だし、やるとしても明日以降?のがいいんじゃない。


[そもそも何泊するんだっけ、鍵渡された時に聞いた感じ、明日帰るってわけではなかったよなと確認して。]
(91) 2023/03/01(Wed) 12:08:39

【人】 武藤景虎



 オムライスって卵何個くらい使うん?


[告げられた個数に、なんか少なくない?と言ってから、どうしてそう思ったんだろうと首を傾げる。

こんな使うんだと思いそうな個数なんだけど。

作る分量が違うからだとして、そんなに大人数用のオムライスは作った覚えがない、そもそも一人前とて作ったことはない、はずだ。]


 飯もう作る?
 腹ごしらえに外出てもいいけど。


[料理作りはくっきーが主導になるのは確かとしても、手伝えることはありそう、というよりは、味見が手伝いで済ませてはくれなさそうという謎の予感だけあった。]
(92) 2023/03/01(Wed) 12:10:09

【人】 武藤景虎



 くっきーって、か………、
 家事もできてえらいな?


[かーちゃんみたいだなという言葉を飲み込んだのは、男に対して言うことじゃない、というよりは、なんとなく言ったらまずいことみたいな気がして。

“かわいい“は殺し文句らしいので気になる女子以外には言ったらだめらしいのは覚えてるんだが。

かーちゃんって単語にもなんかあったっけ。
誰かに言うとしても、どういう状況?って感じだし。

出して困るのなんて、教師のこと間違えて呼ぶくらいしか困るシチュエーションないんじゃないかな、とは。]*
(93) 2023/03/01(Wed) 12:10:53

【人】 武藤景虎

[人の荷物をジロジロ見るつもりもないけど、くっきーもベッドの上に服を並べて確認しているところが視界に入って>>109、体育会系の合宿みたいな服が多いな、とは。

まあ、山だしキャンプだから動きやすい格好のが良いのかも。

並べられた服の中に半端な丈のランニングみたいなのも視界の端に入ったが、畳んであるだけなのだろうと特に気には留めなかった。]

 そうなんだ?
 部活忙しいだろうに、家帰ったら飯も作ってるのはすごいな。
 弟いるのはなんかわかる気がするわ。

[孝行息子というやつだろうか。
だからしっかりしてんのかな。
くっきーの料理ができる理由を聞いて>>109納得する。

家庭料理っぽいものができた方が実用的だからいいんじゃない?と、早口で付け足された謙遜めいた言葉に返して。

今みたいな時とか役に立つんだし。
オレと似たようなスキルしかない相手と一緒だったらこんなとこまで来てカップ麺とか食う羽目になったかもしれんし、オレとしてはありがたい話だ。]
(122) 2023/03/01(Wed) 17:05:55

【人】 武藤景虎

[とはいえ、味見だけ手伝うはさすがに、何食か作ることになるなら申し訳ないし、手伝えそうと根拠なく思ったのがオムライスだった。

その割に、米を炊かなければいけないことも失念していたのだが。>>112

勝手に炊けてるわけないのにな。
なぜかそんな気でいた。

なんとなく米に味つけたり、炒めたり、卵焼いたりするところしかイメージになくてって言ったらどんだけ料理知らないんだと呆れられるかもしれない。]


 下味をつける……。料理っぽい。


[ただ焼けばいいと思ってたバーベキューについても、こだわりがあるみたいで。>>110

きっとその方が美味いんだろうし、そういう準備もしてからのが良さそうだなと頷いた。]
(123) 2023/03/01(Wed) 17:06:21

【人】 武藤景虎



 酒あった?ちゃんと見てなかった。
 じゃあ酒盛りできるな!


[それは嬉しい知らせだなと思わずテンションは上がってしまう。

バーベキューならビールがやっぱ合うんだろうけど、甘い酒があるのは嬉しいな。

くっきーはすごい飲むんだっけ。

図らずもサシ飲みする機会がこんな早く来るとは思わなかったけど、普通に飲むだけにはなるのかもしれない。

で、すっかり忘れてた米は炊かないと食えない件。

くっきーが手慣れた様子で米を研ぐのを眺めて、吸水が必要とかいうのも、時間かかるものなんだなってことは把握したので。

外に出てみるのには同意した。>>112]
(124) 2023/03/01(Wed) 17:07:22

【人】 武藤景虎



 結構広そうだから見て周るだけでも面白そうだしな。


[川やら湖は明るくなってから行くってことで>>108、時間はいっぱいあるみたいだし。
そう思ってから、明日からもずっと二人なんだろうかと疑問が出てくる。
どっかで皆と合流すんのかな、とぼんやり思っていたものの、もし合流しなかったら四六時中二人でいることになるんだが?

くっきーは元々研究室の懇親会にも顔を出してなかったし、他人と長い時間一緒にいて気疲れしたりしないだろうか。]


 くっきーが走れそうなコースがあるか見とくのもいいかもな。


[走りに行けばストレスも発散できるだろうし、と思って。

ただ、走るなら明るいうちがいいだろうから、それも明日になってからにしとこう、とは。

夜は夜で星とかも見えるんだろうし、散策するのには良さそうだとベッドから腰を上げる。]
(125) 2023/03/01(Wed) 17:08:16

【人】 武藤景虎



 あ、でも危ないから一人で出るのはやめとこうな。


[どうしてそう思ったんだろう、ただのキャンプ場なのに。

いや、夜とかは視界が悪いし、迷ったりしたら困るからと付け加える。

照明がなかったり少ないとこがあるようなら、スマホのライトがあれば大丈夫じゃね?とスマホを取り出して。]


 これだけでもかなり明るいし。
 あ、くっきーのスマホ壊れかけなんだっけ。


[カメラやメール機能はやばくても、ライト機能くらいは生きてんのかな。

オレのがあれば別行動しなければ大丈夫か、とは。]
(126) 2023/03/01(Wed) 17:09:07

【人】 武藤景虎

[コテージの外に再び出ると、まだ真っ暗ってほどではなさそうだったろうか。
いくらか星は瞬き始めてはいるから、歩いてるうちにはもっと見えるようになりそうだ。]

 なんか暗いと思ったら、今日って月見えない日なんだ。

[ぐる、と空を仰いで見渡してみる。
時間的に見えないってわけじゃなさそうだし。
少し濃くなりつつある薄暗闇の中、木々のざわめきと室内よりは少し大きく聞こえる川の音以外は、静寂に近い山の中に足を踏み出して。]

 こんだけ静かだと大声出したくなるな。

[いや、出さないよ?
他のコテージの灯りも遠目にちらほら見えるし。]

 暗いし足元危ないから、手でも繋いでく?

[そう言って手を差し出してみたけど、くっきーは多分断るだろうな。]*
(127) 2023/03/01(Wed) 17:11:06

【人】 武藤景虎

[かーちゃんっぽいと言いかけたのは途中で飲み込んだものの、ジト目で聞き返されて>>131言葉を詰まらせる。

“か“って言ったから“かわいい“と言おうとしたと思われたなら、言われたくないらしいのでわかるんだけど。

“かー“……何?ってわざわざ伸ばして聞き返してくるのは、言いかけたことがわかってそうな感じなんだが。

今までもそんなこと言われたことあるのかな。
ついそう思ったとはいえ、くっきーの王子様的イメージとは合わない言葉な気はする。]

 あー、いや、良い、よめ……、いや、だんな……?になりそう的なことを言おうとしたんだけどね?

[かーちゃんという単語は出さなかったが完全に墓穴な発言だとは思う。

こういう時に良い言い換えって何だろう、嫁さん?ってパッと頭に浮かんだけど、かわいい以上に男に言うことじゃないと今度こそキレられるかもしれないと思って。

褒めてるんだが?とは言っても、かわいいですら機嫌を損ねた覚えがあるから通じない気がする。]
(156) 2023/03/01(Wed) 20:47:29

【人】 武藤景虎


 邪魔しない程度には手伝えるようにはするわ。
 教える方が手間かもしれんが。

[充分だというフォロー>>132をしてもらったのはありがたいものの、米を炊かずに卵だけ焼いてもオムライスにはならないことはわかるので。

見てて覚えられるものでもなさそうだし、くっきーはその辺教えるのがうまそうだから、こき使ってくれていいよ、とは。]

 そりゃまあ、出来るだけ美味いもの食いたいのはあるかな。

[そのちょっとした下準備がまず何をすればいいか謎だから、飯に関しては頼りっぱなしになりそうなのは避けられなさそうだ。

せっかくだからくっきーも美味いもの食いたいのはあるだろうし、お互いかなり量を食うのは知ってるので。]
(157) 2023/03/01(Wed) 20:47:51

【人】 武藤景虎


 別に一升瓶開けても構わないが?>>134

[残してもあれだし、オレも飲みはするけど、と笑って返しつつ。

走りたいだろうからと振った話に不思議そうに聞き返されて、なんでだっけ、と思う。]

 や、走ると元気でるのかと思って……?

[あとなんか食べても元気になる気はする、と言ったら、食いしん坊キャラみたいなイメージを勝手に持ってるみたいで嫌がられるかな。

オレはくっきーを何だと思ってるんだろうとは自分でもよくわからなくなってきた。

基本的に見たままの印象以外は深く察せられない自覚はあるので、どうにもくっきーの印象に乖離がある気がする。]
(158) 2023/03/01(Wed) 20:48:25

【人】 武藤景虎


 過保護っつーか、一人で出て行かれて戻って来なかったらオレが困るので。>>136

[探しに出てすれ違いになってもあれだし、この山の中探し回るのは厳しそうだ。

成人男性が夜一人で出歩いたとこでとは確かに思うのかもしれないけど、とは反論も言いたくなるのはわかりつつ。]

 そうそう、スマホ壊れてたら連絡も取れないし。>>137

[もっともな理由がついたところで、おかしなことを言ったわけではないことに少し安心した。]

 普段そんな空見ないから月齢とか覚えてないが、そうみたいだな。

[新月?とくっきーが返すのに、月の見当たらない空を眺めながら答える。

今の時期の星座って何があるのかよく知らないな、冬ならまだわかる、くらい。]
(159) 2023/03/01(Wed) 20:48:57

【人】 武藤景虎


 くっきーが走ると元気出るのと同じで、オレは大声を出すと元気が出る。>>138

[とはいえ夜中に大声出すのは迷惑なのはわかるからやらないので安心してほしい。

くっきーと合流する前に既に一回大声出してるし、でもおかげでくっきーはオレの位置がわかったわけで。]

 くっきーが一人で出掛けて戻ってこなかったらでかい声で呼べば見つかるかも。

[名案みたいに言ったものの、そういう問題じゃない気がする。

なんで呆れたような顔で見られてるんだろうと思いながら、暗い道を歩き出すのに手を差し出したら、はたき落とす感じで手を払われた。]
(161) 2023/03/01(Wed) 20:49:27

【人】 武藤景虎


 えっ……、

[やべ、なんか怒らせたのかもしらん。
断られるだろうとは思ったものの、地味にショックなんだが?
この後どれくらいかの長い時間一緒に過ごすわけで、印象悪くしてもよくないのはわかっているので。]

 あっ、これも気になる女子にしかやらん方がいいやつだった?

[悪かったな、とはなるべく軽い口調で言ったつもりだ。]

 水辺の方は避けて、走れそうなコース探すか。

[払われてない方の手でスマホを持つと、ライトで前方の足元を照らして。

他のコテージってどんなんがあるんだろうな、と遠目に見える建物を見ると、外観からして自分たちの泊まっているところより大きなものも多そうだった。

まあ、ちゃんとしてはいるけど、割とこぢんまりしてるもんな。
代金を払った覚えないんだが、研究室持ちなんだろうか。
だとしたらある程度安めのとこでも仕方ないのかも。]
(162) 2023/03/01(Wed) 20:50:39

【人】 武藤景虎


 ある程度直線距離あった方がいいもんなの?

[そんなことを聞きつつ歩いている間、下げてる方の手が軽くぶつかると、なんとなく違和感を覚える。

なんかこう、収まりが悪い感じ?というか。
常に付けてる装飾品をつけ忘れた時みたいな。
それとは別に、似たような違和感はここに来てからずっとある気がするけどなんなんだろう。


もしかしたらその後は微妙な距離を開けられたりでぶつかるようなことはなかったかもしれないけど、謎の違和感は拭えそうになかった。]*
(164) 2023/03/01(Wed) 20:51:20

【人】 武藤景虎

[うっかり口走りそうになった“かーちゃんっぽい“のフォローで言った(つもりだがフォローになっていたかどうかはあやしい)良い嫁とか旦那とかには、気分を害したというわけではなさそうだった。

ただ、かわいいと言った時の反応によく似た“そんなわけないでしょ“という困ったような返事>>174に、どうにも釈然としない感じがするのは何故だろう。

褒めてるんだから喜べと言うつもりはないにしても、謙遜という風でもなく否定されるともやもやとする理由も謎だ。

くっきーと話していると、時々何か決定的なピースが一個欠けているような気分になる。

それさえあれば腑に落ちるような何かが足りない感じというか。]

 ただのオレの感想なので、ゴツさは特に関係ない……、つーか、ゴツくはなくね?

[もしゴツくなろうとしてるんだったらごめんなんだけど。

なんとなく体の線を目で辿って、やっぱ特にゴツくはないよな、とは一人納得する。]
(194) 2023/03/02(Thu) 3:43:32

【人】 武藤景虎


 んー、じゃあ元気ない時はなんか食わせればいいかな。
 チョコ菓子しか出せんが。

[走ったり食べたりすると元気になるのは的外れではなかったらしい。>>175

時折塩対応気味に返される言葉も、当初のイメージと特に変わらないはずなのだが、そういえば此処で合流してから一度もちゃんと笑ってるところを見ていないなと思った。

もっと笑い上戸だと思っているのは、笑った顔の印象が強いせいだろうか。

笑わせようと思ってもくっきーは笑いのツボが謎なので意図的には難しい。
それでも、特に意識せずとも笑ってる顔をよく見ていたような気がするんだけど。]
(195) 2023/03/02(Thu) 3:44:14

【人】 武藤景虎

[それから漸く笑うところが見られた時は>>176、ものすごく久々に感じてしまった。

こんなに間を開けたことあったっけと思うくらいに、といったら、そんなに長い時間一緒に過ごしたことがあるわけでもないのにおかしな話だ。]

 …………

[そんなことを考えてたものだから、どのくらいか、しばらくクスクスと笑う顔を眺めていた。]

 っ……ふ、やっぱツボが謎だわ。

[ぼんやりしていたことに気づくと笑気を吐けば、小さく笑って。

なんてことはないという風に手を差し出してしまったのは、安堵した気持ちのせいか、微妙な照れ隠しもあったかもしれない。]
(196) 2023/03/02(Thu) 3:44:36

【人】 武藤景虎

[手を叩かれたことで若干重い空気になったのはオレの対応のせいのような気がする。

よくよく考えたら、くっきーの対応は正しかった、とは遅れて気づいた。

友達にふざけて手を差し出されたら、“いらねーよ“とはたいて断るくらいは普通の対応だろう。]

 いや、オレでも友達にされたら叩いてる。

[だから特に謝る必要はない>>177し、何故かガチめに受け止めたオレの方が悪い。

とはいえ、ここで謝りあってもおそらく変な感じにはなるだろうから重ねて謝るのはやめておく。]

 じゃあこれは後学のためには覚えずにおくかな。

[気になる女子にやるもの、というわけでもないというのに、“かわいい“と言っていい相手の話とは違って、覚えておく必要はなさそうだと笑って返した。

むしろ気になる女子にやるべきでないなら覚えとくべきだったかもとは、知らない話だ。]
(197) 2023/03/02(Thu) 3:45:05

【人】 武藤景虎


 え?別に大丈夫。

[手がぶつかったくらいで謝る必要もないんだが>>178

咄嗟のように謝られて、気にしてない風に返したものの、なんとなく言葉少なにはなってしまった。

走るのにいいコースを探してるつもりだったから、基本的には真っ直ぐ進んできた先、湖の方へ抜けていたらしい。

いくらか灯りもあるからと、一旦スマホのライトを落として、微かな灯りの中、空の広くなった緑の背景に広がる暗い湖面を眺めて。]

 湖、夕暮れ辺りは雰囲気ありそうだな。

[早朝に歩いたら気持ちよさそうだし、昼間の太陽の下は光が多くて綺麗だろうなとも思ったのだけど、何故か最初に思った感想がそれだった。

雰囲気ってなんの雰囲気って感じだけど、デートスポット的な意味で?だろうか。
そういうスポットについては詳しくないが。]
(198) 2023/03/02(Thu) 3:45:44

【人】 武藤景虎

[くっきーが小走りでデッキを駆けていく>>179のに釣られて早足から駆け足気味に後を追うと、端の辺りで半歩程先にある腕を掴めば、何かと思われたかもしれない。]

 急に走るから、つい。

[暗いし足元が危ないと思ったのか、単に先に行かれたからかは判然としないまま、掴んだ手を離した。

ちょっと休憩していい?とベンチに座ると、黒に近い色の水面に微かな灯りが反射するのに目をやって。

くっきーも座れば?と促せば近くへは座るだろうか。]

 キャンプ場とかガキの頃に家族以外と来たことないから新鮮だな。

[人がいるとあんま眠れないから友達とかとは来たことないし。
意外かもしれないが、と笑って付け加える。

それでも今は楽しかったりするから、くっきーも楽しいといいんだけど。]**
(199) 2023/03/02(Thu) 3:46:41

【人】 武藤景虎

[やっぱゴツくなりたいのだろうか、と言い返されて>>207思ってしまったものの、目を伏せる様子からはそんな感じも受けなかったから、ここでも微妙に釈然としない気持ちになった。]

 はは、脱いだらすごいとか?

[ゆったりめのパーカーの下はものすごい筋骨隆々だったりするのかも。

いや、そんなこともなかった気がする、とは、陸上の時のユニフォームでも見たことがあったんだっけ。

顔を出す運動系のサークルは陸上部が練習してるグラウンドとは離れているし、大学の広報誌に写真が載るようなことがあるにしても見た覚えはないんだけど。]

 アーモンドのやつ>>208ね、箱のならあるかな。
 大袋みたいなのはさすがに持ち歩いてない。

[あっちのがコスパいいんだけど、と手持ちの鞄を漁って。

今出せとは言われてないが、溶けたらやだし冷蔵庫入れとこうかなって。

その方がくっきーも取りやすいだろうし、勝手に食っていいよ。]
(216) 2023/03/02(Thu) 10:34:23

【人】 武藤景虎

[飯が炊けるまではオムライスは作れないというごく当たり前のことを把握したところでコテージの外に出て。

湖もまた時間帯が違えば見えるものも違うだろうし、もっと近づいても良さそうだなと眺めながら思った。

急に駆け出したくっきーの後を追って、端まで来たら行き止まりなんだから掴むも必要なかったんだけど。

派手に転んだとこで湖に落ちるわけでもないのだし。

また驚かれたみたいだけど>>209、特に振り払われはしなかったから。

手を離すと、微妙に据わりの悪い感覚がしたのもなんなんだろう。
何かの手順をすっ飛ばして終えたような変な感じがする。]

 そー、意外と繊細なの。
 なんて、風邪とか引いたことないけど。

[ベンチに座ると、少し開けた距離に腰掛けたくっきーの言葉>>210に笑って返す。]
(217) 2023/03/02(Thu) 10:34:41

【人】 武藤景虎

[なんかジリジリ遠ざかられてる気がするな、とは同じベンチの上、端の方にいるのに気づいて。

多少離れたとこで声が遠くなるほどでもないし、お互い地声の声量はそこそこあるから問題はないんだけど。]

 じゃあくっきーもかなり久しぶりなんだ、キャンプ。>>211

[口にしてから、“父さんが生きてた頃“というのがいつかもわからないのに、なんでそう思ったんだろう、とは。

母子家庭で料理作るようになったというならほんの数年前ってわけじゃないだろうって無意識に認識したのかも。]

 陸上部ってやっぱ合宿もするんだな。
 大部屋で皆で寝るのって寝付けなくない?

[いや、くっきーはそういうの気にせずぐっすり寝てそう。

コテージで寝る時もオレよりは数倍早く寝付けそうで羨ましい。

先に寝られたら暇そうだな、とはいえ、別に誰かと喋ってないと死ぬわけでもなし、鞄に入れっぱなしのゲームでもやればいいんだけど。]
(218) 2023/03/02(Thu) 10:35:18

【人】 武藤景虎

[くっきーの視線の先を追うと、船着場が見えて。]

 くっきーはあれ、アヒル……じゃないや、スワンボート?足で漕ぐやつすげースピード出しそう。

[ああいうのって二人で漕ぐんだっけ、こっちは足置いてるだけになりそうだが、そうなったらハンドル任せて貰えばいいかなとか想像したら、湖を爆走できるなとちょっと笑えた。

白鳥のやつに二人で乗るのは微妙みたいな顔されるかもしれないけど、なんで?とは素で不思議そうにはしてしまうかな。

手で漕ぐやつもアウトドア感強くて楽しそうだけど。

その場合、どっちが漕ぐのか問題はあるにしても。

くっきーは漕ぎたがりそう、とはなんとなく思った。]
(219) 2023/03/02(Thu) 10:36:00

【人】 武藤景虎


 温泉も行ってみるにしても明日かなー、場所離れてるみたいだし。
 帰って飯食って酒飲んだら出る気なくなりそうだしな。

[オムライスで酒盛りというのも微妙かな、とは言いつつ、酒のアテなんかもなんかしらあるだろう。

チョコもあるし……、あ、と思い出してジャケットのポケットに手を突っ込んで。

人一人分?二人分かも、くらい離れた位置に座ってるくっきーの前に、はい、と拳を突き出した。

上に尖った銀色の小さな包みを見れば何かはすぐわかると思うけど。
何?って聞かれたら非常食?とは返すかな。

なんとなく硬い顔してる気がしたから、って気のせいだったらそのまま取っといてくれたらいいし。

チョコは食うと元気になるので。]*
(220) 2023/03/02(Thu) 10:36:20

【人】 武藤景虎

[部活の合宿でみんなでカード大会して、異性の部屋で爆睡して怒られる>>223とか、他愛のない微笑ましいエピソードなんだと思う。

聞いてる間に若干眉間に皺が寄ってるのに気づいて、この話にそんな気に入らないとこあったかと内心に疑問符が浮かんだ。

オレならそのまま女子もいるような部屋で寝るとか絶対無理だなって思ったからだろう、きっと。]

 ……は?

[話の合間で相槌を打とうとしたつもりが疑問系ともつかない低い声が漏れて、自分でも驚いた。

声量はかなり小さかったので聞こえたかは微妙だが。]

 ああ、うん、女子部屋……で、寝たら怒られるよな。

[女子から王子様とか言われてるくっきーが女子部屋で爆睡始めたら、さぞ騒がしいことになりそうだし、とは笑って続けたつもりだから、特におかしなとこは見せてない、と思う。

そんな感じだったから、早口で付け足された“夜強くない“というのにも、じゃあ寝るのを邪魔しないようにはしとくわ、と似たような調子で返した。]
(235) 2023/03/02(Thu) 14:34:34

【人】 武藤景虎

[スワンボートは恋人同士とかで乗るもの>>224と言われて、別に気にしないでよくね?とはやっぱり不思議そうに返してしまったが、くっきーが恥ずかしいというのなら気持ちを汲んではおこう。]

 ボート漕ぐのを筋トレの一環だと思ってる……?
 いや、くっきーが漕ぎたいなら任せるが。

[漕ぐのが楽しいみたいなのもあるとは思いつつ、オレは特に運動のために乗るもんだとは思ってなかったから。

足にしろ手にしろ漕ぐのも筋トレに繋げる発想が面白いなと笑ってしまった。

そんな話をする頃には硬そうに思えたくっきーの表情も和らいでいた、とは薄暗がりの中では気づかなかったのもあるんだけど。]
(236) 2023/03/02(Thu) 14:34:56

【人】 武藤景虎

[チョコの粒をひとつ広げられた手の平の上に落とすと、驚いたような声を短く発した後にくっきーの目から溢れ出した雫に固まった。]

 えっ……、

[理由もまるでわからず、どうしよう、と頭の中でぐるぐると考えていると、何か悲しいことだろうか、思い出すことがあるせいだと途切れがちに告げられて。>>226

ごめん、とも、悪い、とも判別のつかないことをもごもご口内で発する。

目の周りを服の袖で押さえる様子に、両の手、というよりは腕を伸ばしかけて数センチ離れたところでとどまった。

ちょっと待て、何しようとした?
混乱と動揺でぐちゃぐちゃな脳内で問いかけてくる冷静な部分から制止がかかる。

くっきーは男で、友達で、同じ年で、って考えたらどう考えても取る行動ではない。

いや、女子だとしたら尚更取るべき行動じゃないのでは?と一瞬頭を掠めて。
何でそんな懸念する必要があるのかとは多分冷静ではないからだろう。]
(237) 2023/03/02(Thu) 14:36:50

【人】 武藤景虎


 …………っ、

[何があったのか、どうして泣いてるのかとか、聞いてやれたらくっきーも楽になれるのかも。

これ以上を踏み越えてはいけないと常の癖のようなもので、無意識に引いた線の先、ギリギリのところに立ってるような状態で。

半ば無意識に空いた手で項垂れた黒髪に一瞬触れると、バッと手を引く。

明らか挙動不審のまま、勝手に動きそうになる両手の平に視線を落とすと、深く息を吸って]
(238) 2023/03/02(Thu) 14:37:45

【人】 武藤景虎

[
────バチン!


思い切り自分の両頬を挟むように叩くと、乾いた音が静寂に響いた。]

 いっ……てえ……

[急に何ごとかと驚かせたかもしれないことを謝る余裕もなく、じんじんとした痛みにとりあえず冷静にはなれた気がする。

ほんの少しだけ、ではあるけど。

音のせいでくっきーはこちらを向いていたろうか。

俯いたままだったとしても、片手で持っていたままのさっき渡したチョコを取り上げて、銀紙を剥くと小さな三角錐の塊をくっきーの唇に押し付けた。]

 あーー……、今食べとこ。
 ほら、非常事態だし……?

[どっちかというとオレのが非常事態だったんだが、チョコを摘んだ指の向こうに感じる感触に動悸が激しくなる感じがして。

早く食ってくれと思いながら口が開かれるのを待った。]*
(239) 2023/03/02(Thu) 14:39:07

【人】 武藤景虎

[合宿の話は男部屋を女部屋だと訂正が入る前から特に違和感なく普通に聞いていて、その時から眉を顰めていたことには殆ど無自覚だった。

漏れ出た不機嫌そうな声音が聞こえていたかは定かではないが、くっきーからは特に何も言われなかったので>>242気づかれてはいないだろう。

聞かれたとしても自分でもわからないその理由を答えられた気はしないが。

女部屋と訂正が入って漸く、普通に会話を返したものの、澱のような微妙な違和感だけが心の隅に沈んでいった。]

 レジャーってイメージの方が強い気はするが、まあ、スポーツではあるのか……。>>243

[テニスや水泳も友達とかと行くならスポーツ感覚ってよりは遊びの一環かなあ、とは。

どっちも正解ではあるんだろうけど、海やらプールに遊びに行ってもガチ泳ぎだけしてんのかな、とは少し気にはなってしまう。

その方が想像つくかもと思ったのに、海パン姿のくっきーは何故か想像がつかなかった。

小さな違和感や疑問が積もっていく中で、くっきーの方では溢れそうになっている何かがあるなんて全く気付きもしないまま、盛大に慌てることにはなったのだけど。]
(252) 2023/03/02(Thu) 17:47:00

【人】 武藤景虎

[何と声をかければいいかもわからずに、伸ばした手を寸前で止めたり引いたりしていたオレは相当に挙動がおかしかったと思う。

目を覆っているくっきーからは見えなかったことだけが幸いだった。

緩く首を振る様子>>244からは、気にしないでいいというような意図は伝わってきたものの、成人済みの人間が涙を流すような状況がなんでもないわけがないし。

慌てふためいていても状況が改善するわけでもなく、とりあえず冷静になろうとして自分の顔を思い切り叩いた。]

 …………、

[此方を唖然として見つめる瞳からは新しく涙は溢れてはいなかったものの、赤くなった目縁や頬に残る濡れた跡に手を伸ばそうとするのをとどめて。

オレはチョコを万能薬とでも思ってんのかな、思ってるかも。

チョコを押し当てた口が開くと中に押し込んでから指を離すと、指先に残る柔らかい感触が熱を持つ感じがして、掻き消すように指を擦り合わせた。]
(253) 2023/03/02(Thu) 17:47:27

【人】 武藤景虎


 ……ん、元気出た?

[頬を僅かに動かして放り込んだチョコを咀嚼している表情を窺って>>245涙が止まっていることを確認すると漸く息が出来た気がする。

直後、くっきーが自らの顔を片手で叩いた>>246ことには今度は此方が目を丸くする番だった。]

 っ……ふは、それ、あんまりやると顔腫れるぞ。

[さっきオレがやったから同じようにやってみただけなのか、くっきーも普段やってるのか。

初回にしては躊躇なく思い切りいったなって感じだけど、何故だか懐かしい光景のような気がして目を細める。

ハンカチを差し出そうとしたら、やたらしわくちゃで貸せたものでもないなとポケットに押し込みなおして。

濡れた頬をジャケットの袖で雑に拭こうとしたのだけど、なんか違うな、と赤くなった頬に手のひらを押し当てて、ぐい、と拭った。]
(254) 2023/03/02(Thu) 17:48:51

【人】 武藤景虎


 そうだな、腹減ってきたし戻るか。

[なんか食ったら元気も出ることは確認出来たし、と腰を上げる。

手を差し出したのは行きの時みたいに手でも繋いどく?という意味ではなく、ベンチから立ち上がるためのやつだから。
くっきーがベンチから腰を上げたら普通に離すよ。]

 結構星出てきたなー。

[スマホを取り出してライトをつける前に空を見上げて、ぐる、と見渡してみる。

足元を照らしながら帰る間は、オムライスの作り方でも事前に聞いておこうかな。

あ、包丁はあまり使ったことがないので切り方などは細かく教えてくれると助かる。

なんで泣いたんだろうっていうのは気にはなったけど、いつか教えてもらえるだろうか。

くっきーが話したくなさそうな以上は聞くことはしないまま、取り止めのない雑談を話しながらコテージに戻った。]*
(255) 2023/03/02(Thu) 17:49:52

【人】 武藤景虎


 象の皮膚触ったことはないが……、
 そんなにツラの皮厚くはなさそうだけど。

[語弊がある言い方をしたような気はしつつ、頬に手のひらを押し付けたのは、象の皮膚ってどんなもんなのか気になった……というわけではない。

濡れた頬を拭おうとしたのと、叩いたせいで少し赤くなっているのを冷やすつもりでもあったのか。

おそらく象よりは柔らかいだろう感触の肌を押すように外側に向けて手のひらを滑らせると、肩が揺れた振動に、ごめん、痛かった?と首を傾げる。]
(263) 2023/03/02(Thu) 20:46:37

【人】 武藤景虎


 え……?
 ハンカチがちょっと貸せる感じじゃなかったので?

[レストラン行く前に顔洗ったって言ったと思うけど、あん時自分の顔拭いたやつだしなと肩を竦める。

オレの中では近い記憶のはずなんだが、取り出すまで忘れていたな。

そういう話でもなさそうな気はしたんだが、何をしてるのかと聞かれても、見たままの行動としか。

おかしな行動だったろうか。
他の男友達相手だったら、オレのせいで顔に飛んだ水を雑に服の袖で拭ってやったりした記憶もあるが。

でもなんとなく、くっきーの頬を拭くのにそれは違うような気がしてしまって。

確かに、他人の涙を拭った経験はないかもしれない。

指先で拭ったり唇を寄せるような行動が頭を掠めたが、誰相手だろうがあり得ないことだとすぐに掻き消えた。 
]
(264) 2023/03/02(Thu) 20:47:01

【人】 武藤景虎

[ベンチから立ち上がって差し出した手は払われることなく>>258、くっきーが立ち上がる間にかかる幾らかの重みと握る力は馴染みがあるように感じて。

頭が同じ位置に来れば、緩められた指先の下から手を引いた。

ゴツいって言ってたけど手なんかはオレのがゴツいよね。
指もオレのが長そうだし。
って特に対抗しようとしたわけではないけど。

脚や腕はくっきーのが長そうだけど、視線を下へと滑らせてから顔を上げる。

とはいえ、ほとんどサイズは一緒だから運動でもする気が起きたらジャージ借りるかな、とか、あまりアウトドアに適した服を用意してなかった自分の荷物を思い出して。

まあ、人に服貸すとかやだよって場合もあるだろうから、そん時はいつもの格好でいいか、とは。]

 なー、普段は街灯とか建物の灯りがあると気づかないのかも。

[オレの実家周りだと月とか星の方が明るいけどねって、まあまあ田舎だから。

なんて、どうでもいい情報を話すのは気楽だったから、コテージに着く頃には気まずさのようなものは消えていたかな。]
(265) 2023/03/02(Thu) 20:47:40

【人】 武藤景虎


 そう言われると簡単な気がするな!

[くっきーの説明>>258を聞いて意気込んだものの、包丁は触らせてもらえなかった。

ステータス的には未知だからやってみたら意外にできるかもしれないのにとは思いながら、缶詰を開けたり卵を割ったりを大人しくやって。

最初、卵を片手で割ってみようとしたが何となく嫌な予感がしてやめた。]

 あと皿?わかったー。
 酒は冷やしとくわ、オレもとりあえずビールでいいかな。

[どうせまた明日以降も飲むだろうと缶のやつは何本か冷蔵庫に入れられるだけ入れた。

くっきーの言う通りに米やらケチャップをフライパンに入れたりしながらも、かーちゃんっぽいとは言わなかった。
かーちゃんの料理の手伝いとか、そんなしたことないし。]
(266) 2023/03/02(Thu) 20:48:57

【人】 武藤景虎


 うん、ケチャップのやつがいい。>>259

[レストランで飯食った時、くっきーはケチャップじゃないのにしてたけどいいのかなとは思いながら、素直に自分の好みで答える。]

 卵?え、どうしよう。
 普通に包むやつだと思ってたが……、
 あー、じゃあオムレツ乗ってるやつで。

 そんなんまで出来るんだ?すごいな。

[包んだやつも好きなんだけど、なんとなくオムレツの方を食べてみたいなという気がして。

どうやって作るんだろうと思って、乗せるオムレツ作るとこは横で見に行ったけど邪魔はしてない。

くっきーの料理の手際は料理慣れしてるって感じで具材刻んで味つけて炒めて、というのを効率良くやっていて、見ていて面白かった。

なんとなくだけど、これよりもっと複雑なもの作れるんだろうなって。

説明聞いた時は簡単そうに思えたし、くっきーも簡単そうには作っていたように見えても実際やれって言われたら難しいと思う。]
(267) 2023/03/02(Thu) 20:49:24

【人】 武藤景虎


 おお、店のやつみたいだ、美味そう。

[ふわふわのオムレツが乗ったチキンライスの大きめなオムライスが二つテーブルの上に並んで。

いただきます、と手を合わせる前に乾杯かな、と500缶の蓋をカシュ、と開けるとくっきーの方に軽く差し出した。

何に乾杯するわけでもないが、「乾杯」と缶を合わせる。

ここに来てから特に水分もとっていなかったし、と大きめに缶を傾けて炭酸を喉に流した。]

 はー……、これもサシ飲みにはなんのかな。

[でも約束したのは宅飲みだし、とか。

今はなんとなくそういう感じでもないのかなとくっきーの方をちらりと窺いはしたけど。]
(268) 2023/03/02(Thu) 20:50:32

【人】 武藤景虎

[とりあえずオムライスが食いたいと切り替えると、いただきます、と改めて手を合わせて。

ふわふわした黄色にスプーンを入れると湯気が広がった。

卵とケチャップ味のついたライスを口に入れて顔を綻ばせる。]

 ん、すげー美味い。
 なんなら昼食ったのくらい美味い。

[腹減ってたのもあるかもだが、大袈裟なつもりはないよ、ほんとに。

微妙に昼飯の記憶が薄れかけてるのは変な空白があったせいだろうか。

考え出したらまた頭が痛くなる気がして、傍らの缶を取ると、ぐい、と呷った。]*
(269) 2023/03/02(Thu) 20:50:58

【人】 武藤景虎

[ツラの皮も厚かったんだ?と笑って返して、大分元気にはなったのかなと少し安心する。>>279

痛くはないらしいのは良いんだけど、なんとなく困らせているような気もして。

まあ、男が泣いてるとこ見られるだけでも多少気にはする案件かとも思えば、男に顔を拭われるのも微妙な気分がするのかもしれない、とは。]

 悪い悪い。
 オレも意外と涙脆いところがあるので……、うん、誰でもそういう時はあるから気にしなくていい。

[オレしか見てないんだし、と付け加える。

口は堅い方だから、って、これも意外だと言われたらちょっとショックだが。]

 今見えるのって夏の星座?秋?どっちも何が見えるのか知らんけど。

[検索などして星座を探しても、今見えている空が9月の空ではないと気付けるかどうかも怪しいレベルではある。]
(298) 2023/03/03(Fri) 2:48:38

【人】 武藤景虎

 
 うん、マジでなんもないとこ。
 くっきーは実家ってことは大学の近くなん?
 
[実家には最近帰ってないな、とか。

くっきーには既に知られてる>>280とは知る由もない実家情報を詳しく話したりは特にしなかったのは、オレの実家の話とか聞いても退屈だろうと思って。

オムライスを作ってる間のくっきーは泣いていた気配もすっかりとどこかへ行ってみえたから、料理するのも食べるのと同じくらい好きなのかなと、機嫌の良さそうな様子に安心する。>>281]

 それは褒めてるのか……?

[褒めてるのかもしれないが、“良い子“は子ども扱いされているような気もする。

弟がいるから弟みたいなもんだと思ってんのかな、と指示された作業を素直には進めつつ。
残念ながらにーちゃんはいないので、にーちゃんっぽいという感想は全く浮かばなかった。

オレも美味いものを食いたいから、言われた通りにした方が上手く出来るのは確実だし。
自分が不得手なもののことは詳しい人に教えて貰うのが一番だからなというのもあって。]
(299) 2023/03/03(Fri) 2:50:43

【人】 武藤景虎


 弟の好きなメニュー作ってあげてるんだ?
 優しい兄貴だな。

[つい甘やかしたくなるくらいに年が離れてんのかな。
聞いてみたら弟が五歳下の高校一年ということを教えて貰えただろうか。

同じ年の従姉妹がいるから、その気持ちはわかるな、なんて。
手料理作ってやったことなんてないけど。

横から見ていたオムレツ作りは、固まる具合の見極めが難しそうだった。

フライパンの取っ手を叩くようにして形を整えるとかも、いかにも料理慣れしてるという感じで。

固まりすぎず、崩れもしない状態の卵がケチャップで彩られた米の上に乗せられるのを見て、上手いもんだなと拍手したりした。

考えてみたら友達と飯作るって経験はしたことないな?
林間学校や家庭科の授業くらい?か。
ああいうのは割と女子が中心に何か殆どやってたから何してたか思い返しても、それこそ味見と皿洗いくらいしかしてなかった気がする。
ああ、皿はちゃんとオレが洗うので。]
(300) 2023/03/03(Fri) 2:51:46

【人】 武藤景虎

[そっちの皿と言われた方がオレのやつと言うのに、どっちのとか決まってたのかと首を傾げつつ自分の席の側に持っていく。>>283

分量は同じに見えるし、良く出来た方?なのかな。
料理できるし相手に譲るみたいな気遣いもできるとか、モテそうなムーブが多いなと感心しながらありがたく受け取っておいた。]

 仲良くなれた記念?

[乾杯に無理矢理意味を持たせるならそんな感じかな、と結構な勢いで缶を傾けるのを横目にビールを流し込んで。

オレは仲良くなれてると思ってるんだけど、くっきーもそう思ってるならいいな。]

 ん……、とりあえず、な。

[ノーカンと言うのに頷くと、それなら宅飲みは宅飲みで出来るんだなという楽しみはあるのだけど、やっぱ深いこと話すのは勇気のいるものだから少しホッとした気もする。]
(301) 2023/03/03(Fri) 2:52:36

【人】 武藤景虎


 うん、美味いよ。ありがとな。
 毎日食ってるくっきーの家族が羨ましい。

[機嫌良く答えると、スプーンに乗った小さな山を口に運んだ。

見るともなしに向けた視線の先、オムライスを頬張りながら崩れたような気の抜けた笑みを浮かべる顔に、しばらく目をやってしまう。]

 くっきーって、ほんとに食ってる時、……幸せそうだよな。

[封印した単語を言わないようにはしながら、手に取った缶はもう大分軽くなっていて。

タイミング的にくっきーの缶も空になったらしく、チョコレートリキュールを飲むかとの問いかけ>>285には、被せ気味に、えっ、飲む、と答えた。]
(302) 2023/03/03(Fri) 2:53:04

【人】 武藤景虎


 じゃあ、これはオレが良い感じの割合で作ってやろう。
 牛乳で割るのでいいよね。

[コーヒーや紅茶割りみたいなのもあるけど大体牛乳だな、とグラス二つと冷蔵庫から牛乳を出してテーブルに置く。

あとはマドラーもあんのかな、なければ箸でもいいかとカトラリー類の入った引き出しを開ければ、ちゃんと入ってたので二本取り出した。

リキュール1の牛乳3くらいの割合が良い塩梅らしいけど、気持ちリキュールは多めに入れて牛乳を注ぐとカラカラとかき混ぜて。

まあ、甘かったら牛乳足してとは言いつつ出来上がったカフェオレみたいな色の酒をくっきーの方に渡した。

同じように作った自分のグラスを呷ると、チョコの甘さに良く馴染むミルクの中に混ざって、ふわっとしたアルコールの香りが口内に広がる。]

 んん……、甘い。
 油断すると飲み過ぎそうだな。

[酔って絡んだりするようなことはしたことないから安心していい。
というのも、大体人と飲む時はそれなり気を張ってるから盛大に酔うこともまずないので。]
(303) 2023/03/03(Fri) 2:54:44

【人】 武藤景虎


 やっぱりくっきーと一緒でよかったな。
 サシ飲みとかしたことなかったけど……、うん、楽しいし。

[うっかり深い話になっても話を逸らす必要がないという気楽さもあるからだろうか。

なんとなくだけど、人がいるから寝付けなさそうってこともない気がするな?と笑って。

機嫌良くグラスを傾けるペースが割合早いのは、少し気が緩んでいるかもしれない。]**
(304) 2023/03/03(Fri) 2:55:11

【人】 武藤景虎

[見える星の配置が自分の認識と違うと気づくことはなくても>>310、樹々の葉の様子や咲き始めた花に季節の相違に気づくことくらいは出来るはずなのだけれど。

此処にいた時には既に薄暗かったのもあれば、見えているものと認識がずれていることなどはそう容易に気づけないのが夢というものではある。

ひとつ気づけば芋づる式に違和感が増えていくかもしれないが、いつの間にか来る予定があったことすら記憶にないこの場所にいることも、当たり前のように受け入れているのと一緒で、そういうものだと脳内で勝手に納得する可能性は大きかった。

ただ、今のオレは状況や周りの景色の違和感よりも、傍らにいる人物……くっきーとの会話や距離感に感じる違和感の方が大きく、そちらに意識の大半を取られているというのが多分にあったせいかもしれない。]

 そっか、じゃあ就職とかも自宅から通えるとこにすんの?>>311

 まあ、長男なら結婚とかしてもそのまま実家に住むのかな。

[直近の記憶でレストランで将来の話になった時は、オレが口を濁したことでその話題は流れて、その時はくっきーも特に何も言っていなかった気がする。

具体的な話でなければ大丈夫だろうかと思ったのもあったし、話したくなさそうであれば話題を切り替えればいいかと軽い気持ちで聞ける程度に気を許していることは無自覚だった。]
(319) 2023/03/03(Fri) 11:03:30

【人】 武藤景虎


 褒め言葉ならありがたく受け取っておこう。

[あまり“良い子“認識を人からされたことはないが、とは印象の問題なんだろうから気にしたことはないが。

研究室の先輩や歳上の後輩に、大人っぽさを感じることはあっても、同い年のくっきーに歳上感は特には覚えないから、にーちゃんぽいとはやはり思わなかった。

だったら尚更かーちゃんぽいなどと口走るのはおかしな話なのだけれど、どうしてそう思ったのだろう。

うちのかーちゃんとは料理が好きなこと以外は特にキャラ被りはしていないし。]

 そんだけ離れてるとすごい子どもに見えるよな。

[自分が高校生の頃は大人の気分でいたのになと笑って。

料理しながら調理器具洗っていくのに気づけば、使い終わったやつは言ってくれたらオレがやるよとは申し出た。

従姉妹の話題は特に膨らませるエピソードもないので、深くは語らなかったから、くっきーの動きが僅かに固まったのには気づかなかった、というのは、仮令記憶が戻っていても気づかなかったかもしれない。]
(320) 2023/03/03(Fri) 11:03:55

【人】 武藤景虎

[封印した言葉の代わりに選んだ結果の“幸せそう“には、表情は乏しく見えたがお礼らしきものが返ってきた。>>313

まあ、言われて嫌な気のする言葉ではないだろうと思えば無難な言葉選びが出来たと言える。]

 チョコは好物だからなー、幸せな気持ちにもなる。

[返されたことには笑顔で答えつつ、くっきーが同じように言い換えたという意味で言っているなら、それはチョコ食ってる時はかわいいということだろうかと聞こうと思ったが、かわいいと言おうとしたことがバレるのでやめておく。

いや、言い換えたならバレてるということにはなるが、言ってはないから。

ちなみにオレはかわいいと言われても嬉しいが、褒め言葉なので。]
(321) 2023/03/03(Fri) 11:04:18

【人】 武藤景虎

[外を歩いてきたし、今まで特に水分もとってなかったからお互い喉乾いてたんだろう。

ビール一缶で酔うものでもないし、オムライスに合う合わないは関係なくチョコリキュールは飲みたいので、存在を知らされれば嬉々として飲む準備を整える。

とはいえオムライスはそろそろ食べ終わりそうともなれば、ツマミが必要かなとは思っていて。

チョコならある……といい出す前に、くっきーが燻製ナッツとサラダスティックを用意してくれた。>>314]

 ありがと、チョコ食いながらこれ飲むでもオレは構わないが、しょっぱいものもあった方がいいよね。

[礼を述べつつ細長く切られたきゅうりにパウダーの振りかけられたマヨネーズをつけると口に運んだ。]

 くっきーは酒のアテとかも自分で作ったりすんの。

[弟のための飯には入らないからそれはそれかな、とは思いつつ、宅飲みする時にどういう酒やツマミを用意しといたら良いかの参考になるかなと思って。

日本酒なんかは普段そんな飲まないし、何が合うとかはくっきーの方が詳しそうだ。

オレは甘いものも好きだけど、いかにも酒の肴ですみたいなのも好きだよとは、これも既に知られてる情報だとは知らないまま。]
(322) 2023/03/03(Fri) 11:04:45

【人】 武藤景虎


 愛想なくはないのでは?
 口数はオレが多いだけなので。
 話も聞いてくれるし、別に爆笑ジョークを求めてるわけでもないしな。
 いや、それを求められたらオレも困るんだが。

 それによく笑うし……、

[顔に手を伸ばして頬を軽く指で摘むと、象ではないな?と、へら、と笑って。

笑ってたり楽しそうにしてるのを見ると嬉しいと思うから、自分で良いのかなと言う意味がよくわからずに首を傾げる。>>315

逆にくっきーがオレといて疲れるとかだったら悪いなとは思うくらいだったから、楽しいし、一緒にいるのがオレでよかったと言われれば、ならよかった、とわかりやすく口角を上げた。]

 明るくなってから外見て周るのも楽しみだし、バーベキューもしたいし……、あと温泉か。
 なんならこの後行ってもいいが……、くっきー実家暮らしならユニットバスとかより広い風呂のがいいんじゃない?

[溜められないことないにしても、交代で入るならどうしてもシャワーのみにはなるし。

オレは慣れてはいるが、せっかくの外泊なのに普段よりランクダウンするのも微妙じゃないかな、とは。]*
(323) 2023/03/03(Fri) 11:05:30

【人】 武藤景虎


 地方だと車必要になったりするしなー。

[就職するなら大学周りの地域のが便利だよなと頷いて。

くっきーが免許持ってないことは知らないものの、あの近辺に住んでる知り合いは大体そんな急いで免許取ってるって様子もないから、余程車が好きだとか遠出が好きでもなければ必要ないんだろうという認識で。

結婚とかはわかんない>>327というのには、じゃあ今彼女いないんだと思いはしても、口には出さなかった。

そういう話題はオレからは特に提供できるものもないので、友達なんかと話していても聞かれない限りは答えないし。

就職についても似たようなものだが、どう考えてるんだと聞かれても“何も考えてねえな“くらいしか返せなかっただろう。]
(332) 2023/03/03(Fri) 13:53:05

【人】 武藤景虎


 えー、いいな。全部好きなやつだ。
 自分で塩辛とか作れるんだ?

[魚やイカも捌けるとは思いもしないまま、例えに挙げられた作れる酒の肴に感嘆の声を上げる。

とはいえ、自宅に招いといてなんか作ってというのも図々しいので、羨ましいという感想以外に他意はない。

ただ切って調味料かけたり薬味乗せたりするだけでもなかなかやらないから、それだけでもオレからしたら料理に思えると返して。

“異性を惹きつけるモテ料理“が何かはわからないが、そういうのを作れる恋人がいたら少なくともオレは嬉しいとは思う。]

 まあ、うち来た時にチョコしかないってことにはならんようにはしとく。

[卓上に出された麦チョコの袋を開けながら、おかず系にしても市販のものにはなるだろうけど、と謝っておいた。]
(333) 2023/03/03(Fri) 13:53:27

【人】 武藤景虎

[くっきーがよく笑うとは記憶にある短い間だけでも思っていたことだが、意識の中にそういうものだと定着しているのもあるのかもしれない。

此処に来てからはなかなか笑わないなと思っていたのもそのせいだろう。
料理中から食事を始めて以降、増えた気がする笑顔はなぜだか懐かしい感覚がする。

それだから機嫌も上向いていたのかもしれない、アルコールが回って良い気分になるのも加わると開いているテーブル分の距離が違和感に思えてきて、頬に手を伸ばしていた。

体を引かれても嫌だったかなとは特に気にすることなく。

赤く染まった頬は酒のせいだろうかと思ったものの、触れるまではそうでもなかったから照れてんのかなと思って。

思わずかわいいと口走りそうになったが、言ったらダメなんだったとは思い出すことくらいは出来た。]

 ん……、思ってること顔には出やすい方だが……、っふ……、ちょっといたい。

[オレがよく笑うというなら機嫌がいいということだろう。

少し強めに引っ張られた>>330のに、引っ張るならもうちょい優しい方がいいなと笑って少し身を乗り出す。

やっぱりちょっと遠いな?とは思ってしまった。]
(334) 2023/03/03(Fri) 13:53:59

【人】 武藤景虎

[くっきーはあまり温泉の話題に食いつかないなとは薄々思ってはいたけど、あからさま微妙な顔になるのに、あまり行きたくはなさそうなことは察した。>>330

銭湯とか苦手>>331というのは知らない人に裸見られたりそういうの嫌なタイプなんだろうとは、まあ、珍しい話でもないから。

合宿とかあるのに大変だなとは思いつつ、そういうのは我慢して入ってたのかなと結論づけた。]

 そっか、深夜とか早朝ならあんま人いないかもよ。
 夜強くないなら朝行ってみたら?

[夜一人で出歩くのは危ないし幾らか明るくなってからのがいいと思うがと付け加えて、袋から取り出した麦チョコを口に放り込む。

行ってきなよと言うのには、この後?と暫し逡巡した。]

 んー、場所確認すんのだけについてきてもらうのも悪いし、今日はやめとく。
 ユニットバスは慣れてるしな。

[それにオレが戻るまでにくっきーも眠くなるかもしれないし、帰ってきた時のバタバタした音で起こしても悪いので、とグラスを傾ければ馴染みのある香りの甘い液体を喉に流し込んで。]
(335) 2023/03/03(Fri) 13:54:34

【人】 武藤景虎

[でも、実際どのくらいゴツいかは気になるかも。
鍛えてるから筋肉とかすごいの?と、二の腕の辺りをぺたぺたと触ってみた。

確かに筋肉はついていても、ゴツくはないと思うんだけど。

鍛えてる友達なんかは割と見せたがるもんだけど、そうでもないんだな、とか。]

 まあ、温泉はくっきーが走りに行ってる時とか?にでも暇だったら見に行ってみるかな。
 あ、今日のとこは先入っていいよ。
 くっきーのが寝るの早いと思うし。

[敢えて一人になりたいとはオレはならなさそうだし、って誰かと話してないと死ぬわけじゃないんだが、ほんとに。]*
(336) 2023/03/03(Fri) 13:56:11

【人】 武藤景虎


 え、持ってきてくれんの?
 なんか催促したみたいで悪いな。

[実際そんなつもりはなかったものの、何かアテを持ってきてくれるというのには>>343、わかりやすく嬉しそうな顔はしてしまった。

自分のグラスに注いだ酒の割合が濃くなっていっているのは、濃い方が美味いしと少しずつ調整していたつもりが段々と面倒になって来たのもある。

くっきーの分を足すときはちゃんと牛乳の割合は良い感じにしているつもりだけど、一杯目から甘そうにはしてたし。

大分気が緩んでいたのもあるかもしれない、機嫌の良いのに任せて手が伸びてしまっても他意はない。

ただ、なんとなく距離が遠いのが違和感で、それを埋めようとすることへの不自然さに意識がいかない程度には酒が回っていたのだと思う。

それでも、女だと認識をしていたら触ったりは出来なかっただろう。

“男でもいい“というわけではなく、男だと認識している故の気安さと、このくらいの距離感で接してもまだ遠いくらいの感覚で体が動いていた、とはオレ自身意識の外の出来事をくっきーに察しろと言っても難しいのは仕方ない。

オレもくっきーが内心で困惑したりイラッとしたりしているのには全く気づいてなかったし。
それはまあ、合流してからずっとなんだが。]
(351) 2023/03/03(Fri) 16:24:46

【人】 武藤景虎


 うん、オレも行きたくなったら行くし。
 今日はいいかなってだけで。

[温泉についてはまた明日以降行けばいいやの気持ちだったから、くっきーからの謝罪には気にしないでいいと返して。>>346

朝行ってみればと言うのに嬉しそうに頷く様子からして、温泉自体は好きなんだな、とは。

知らない不特定多数の人がいるような状況が入りづらいのだったら、人のいないような時間なら一緒に行っても大丈夫なのかなとは思いつつ、あまり早朝ではオレは起きられる気がしないな、とは。

伸ばされた手に触ってみたのも、服の下は結構厳つい感じなんかなと気になっただけではあるのだけど。]

 暑い?そんな感じしないが……?
 ああ、酔った?

[酔ってんのはお前の方だろと思われそうだが、自覚としては然程なく、水飲む?と席を立とうとして。

先に風呂に入ると言うのに、もう飲まなくていいの?とは聞いたけども、慌てたようにバスルームに入るのをキョトンとしながら見送ることにはなった。]
(352) 2023/03/03(Fri) 16:25:46

【人】 武藤景虎

[どうしたんだろうとは思いながら、グラスに残っていた大分濃くなったリキュールを飲み干すと、チョコやナッツはともかく、野菜スティックは残しても良くないなと口に運んで。

くっきーがシャワー浴びてる間に皿洗っとこうとテーブルの上を片付ける。
調理器具は料理中にほぼ洗ってあったし、フライパンに食器とグラスだけともなればそこまで手間でもなかったかな。]

 んー……、若干酔ってんな……

[水仕事をしていくらか冷えた手を頬に押し付けると熱を持っていたし、確かに最後の方は大分リキュール分高めの割合になってた気はする。

少しぼんやりもするので、顔洗っとこうとバスルームに向かった。

あ、くっきー入ってんだっけ。

そう思い出したのはドアノブを捻ってからで。]
(353) 2023/03/03(Fri) 16:27:47

【人】 武藤景虎


 悪い、一瞬洗面台使わせて。

[まあ、顔洗うだけだから問題ないだろうと、ノックなどをし忘れたことは謝っておこうと思いながらドアを開けた。

顔を洗わずとも酔いが覚めるようなことになるとは思ってもなかったし。]*
(354) 2023/03/03(Fri) 16:28:08

【人】 武藤景虎

 
 あ、わり……、
 …………??

 ────…………ッ?!?!?!

[ドアを開けた瞬間、目の前に人影があるのに気づくと、ああ、上がったところだったのかと謝りかけて。

視界に映った光景に凍りついた。>>364

一緒理解が追いつかないままに、上から下まで視線を巡らせてから視線を上げると、目が合った先で同じような表情をしていたと思う。

一瞬で血の気が引いた後、顔に血が上って熱くなる感覚がして。

人間の顔色ってこんなに瞬時に変わるものなのかというくらいに、青くなって赤くなるという、はたから見たら面白いことにはなっていたと思う。

いっそ悲鳴でも上げられるか殴られるか蹴られるかしてもらった方がよかったかもしれない。

此方を凝視したまま動かないくっきーと見つめ合っていたのはそう長い時間ではなかったはずだが、やけに長く感じた。]
(366) 2023/03/03(Fri) 20:04:07

【人】 武藤景虎


 …………ごめん。

[掴んだままだったドアノブを押して、静かにドアを閉じると、足早にバスルームの前から立ち去る。

えっ、どどどどどうしよう。

なんで鍵かけてないんだよというのは、勝手に開けたオレが悪いにしても。

余程男として認識されてないか謎に信頼されてるんだろうか。
どっちにしたって複雑なんだが?

とにかく今は気まずくならないためにも出てきた後にどう接するか考えとこう。
全然頭が回らないけど。]
(367) 2023/03/03(Fri) 20:05:07

【人】 武藤景虎

[ちゃんとは見てないから大丈夫だ、気にするな、って言ったら信じるだろうか。

おそらく顔と態度に出るからすぐに嘘だとバレる。
明らかに上から下まで見てしまったのも気づかれてる、多分。

何ごともなかったような顔をしておく、のは無理だ、多分。不自然すぎる。

いっそ見慣れてるから大丈夫、オレは気にしてない、って言う……??いや、クズすぎるだろう、大嘘だし。

壁に頭でも打ち付けたら見たことは忘れられないだろうか。
……忘れたくはないな、違くて、見たものの話じゃなくて!
漸くわかった事実の方は忘れたくないという意味だから。

ああもう、くっきーはオレを殴っていいよ、ほんとに。]
(368) 2023/03/03(Fri) 20:05:38

【人】 武藤景虎

[思考がまとまらないまま、なるべく遠くの方までと思いながら、早足でベッドルームの突き当たりまで来てしまったので、壁に背をつけると顔を覆ってその場にズルズルと腰を落とした。

動揺しまくってはいるが、それは女子の裸?半裸?を目の当たりにしたからで、実のところ、くっきーが女子だったという点についてはそこまで動揺していない。

むしろ、感じていた違和感の半分くらいは解消された気がして、何かひとつのピースがあれば諸々腑に落ちると思っていたものがすとんと受け入れられる気がしたくらいだ。

あんな形でなければきっと、もっと冷静に受け止められていたんじゃないだろうか。
その場合多分オレは、本人が話すまで黙ってると思うけど。

でも、どうしてくっきーはオレが男だと思ってることを訂正してこなかったんだろう。

まあ、そうか。
男と二人で泊まる状況とか、どう考えても女子の立場からしたら怖いだろえし、こいつ私のこと男だと思ってるしその方が安心だなと思ってのことなら正しい判断かもしれない。

それにしても、ベタベタ触ったりなんだりしてしまったことは悪かったな、とは思う……し、思い出したら恥ずかしくなってきた、助けてくれ。

でもそうなると、あの約束もなかったことになるのかなと思うと、それは嫌だなと思った。]
(369) 2023/03/03(Fri) 20:06:18

【人】 武藤景虎

[ぐるぐると考えてたら呼びかける声が聞こえて>>365、びくりと肩を揺らす。

何か言おうとする前に、何故かくっきーが謝りだして、正直言ってる意味がよくわからないまま、言葉が途切れるまでは黙って聞いていた。]

 えーと、ごめん、
 何でくっきーが謝ってるのかはわからないんだが。

 謝るのはオレの方なので。
 その、ノックもなしに開けて悪かった。

 あと、いろいろとこう、ベタベタと、
 触って、しまってだな……?

[先に男だと思い込んでいたのは此方だし、くっきーが謝る理由は特にないと思う。

別のコテージを借りられるか聞いてくる、というのには、あからさま複雑な顔はしてしまった。
それは、元々女子と一緒だったりしたら、オレがやろうとしていたことではあったけれど。]
(370) 2023/03/03(Fri) 20:07:14

【人】 武藤景虎

 
 ……いや、いいよ。このままで。
 くっきーが女子だからって何か変わるってわけでもないし。

[それは実際のところそうだ。
変に意識して仲良くなった関係が壊れるのは嫌だし、知ったところで壊れるとも特には思ってない。
女子だとわかったことで急に意識し出すのは正直キモいと思われそうなので意識しないようにはしたいけど。

何より、このままいつもみたいに距離をあけて踏み込まないように踏み込まれないようにするのが一番自分に優しいとはわかっていても、そうしたくはなかった。]

 ここで部屋を分けたら気まずくなって話しづらくなりそうだから……、その方が嫌、だな、と。

 大丈夫、寝てる間はベッドから出ないし、いや、トイレとか起きたりするかもだけど、あーー、くっきーのベッドの陣地には足を入れないので……。

[こう言ってくる男がいたら基本信用しない方がいいとは言ってやりたいが、今まさに自分が口に出してるのでどうしようもない。
いや、ほんとに陣地を越えるつもりはないから。]

 まあ、くっきーが無理、というなら、うん、別の部屋でも……、とは、思うが……。

[寝れるかどうかはわかんないけど、気まずいまま別れた方が、眠れない気はするので。]*
(371) 2023/03/03(Fri) 20:08:18

【人】 武藤景虎

[結局のところ、ぐるぐると考えていた“気まずくならないような接し方“は、どれも実践されることなく──全案碌でもないものだったのでしなくてよかったと思う──、ただ思っていることを素直に伝える結果にはなった。

くっきーの謝罪への返答は不思議そうな顔をされたが>>384、なんだかとても複雑そうな顔をしていて、その理由はわからなかったけれど。]

 “そんなの“、ではないだろ……

[此方からの謝罪には、至極あっさりと“そんなのは気にしないでいい“と首を振られて逆に困惑する。

責め立てられたかったわけでもないが、なんというか、あまりにも気にしなさすぎでは?と思ってしまって心配になってきた。

オレが気にしないようにしてくれてるだけなのかもしれないが。

くっきーには気にした方がいいと思う癖、泊まる場所を分けると言われて、それは嫌だと返してしまうのも我ながら矛盾してるとは思うけど。]
(403) 2023/03/04(Sat) 3:06:39

【人】 武藤景虎

[良いの?って言われても、それはこっちの台詞なんだが、とは。>>385

確かに人がいるとこだとあまり寝られないとは言ったし、まして女子と同じ部屋でとか、どうにかして回避する手段を真っ先に考えるのも本当だ。

そこまでをくっきーが察している
知っている
とは思ってなかったけど、それがくっきーの希望だとして、その提案に頷く気にはなれなかった。

だから、くっきーも同じように、このまま気まずくなるのはすごく嫌だと答えるのが、此方に気を使っているわけでもなく、本音で答えてくれているのがわかれば漸く安堵の息を吐いた。>>386]

 いや、笑い事じゃなくて……、

[それでもちゃんと安心させたいというのはあったし、やましい気持ちで言ってるわけではないと伝えるために“陣地“を決めておくと言ったのだけど。

厳密でなくていいと笑い出すのに、やっぱり謎に信頼されているのか、もしくは、さっきまで男だと思ってた友達が女だったからといって、そういう対象にはならないと思っているんだろう。

それはそれで複雑な気分にはなってしまって、なんとも言えない顔をしてしまった。]
(404) 2023/03/04(Sat) 3:07:06

【人】 武藤景虎

[初めてまともに会話をした時、オレのくだらない発言に、あまり変わらなさそうな表情を崩して笑うのを見て、その時感じた感想を言語化出来ずにいたのだけど。

その後すぐ、またどこがそんなおかしかったのかはわからないような言葉にも大笑いされた時に、言語化出来たのが“笑うとかわいい“だった。

それはすぐさま本人に否定されて、釈然としなかったものの、くっきーとしては言われたら嫌な言葉らしいというのと、“そういうのは、気になる女の子にでも言ってあげるといいよ“と言われたのを曲解して、容易に口にしないように封印した理由も、自分ではよく理解していなかった。

その後も一緒にいる間、笑う顔を見る機会が幾度もあって、それはやっぱりよくわからないツボでの爆笑だったり、美味いもの食ってる時の嬉しそうな笑顔だったり、
もっと他にもたくさんあった気がする、
そんな中でどうしたら笑うかなと考えるようになっていて。

そもそもただの男友達の笑ってる顔が見たいとか思うか?という疑問が自分の中ではずっとあったから。


女子だとわかったことには、驚きというよりは納得しかなくて、ずっと感じていた疑問はオレの中では解消されていた。]
(405) 2023/03/04(Sat) 3:08:17

【人】 武藤景虎

[踏み込まれてもいいし、踏み込んで話を聞きたいと思ったのも初めてだったから、多分それはどこか似たようなものを抱えてるのがわかったからで。

ちゃんと話したいと思って交わした約束を思えば、実は女子だったと確信したところで、関係を崩したくはなかったから、変わらずに接せられたらいいとは思ってるよ。

全く同じとはいかないのは、自覚してしまったものがあるからで、それを表には出さないようにしたいという思いはあったから。]

 ……え?

[床に座り込んで低くなった視界の先、しゃがみ込んだくっきーと視線が重なって。

これだけ言っておくね>>387と告げられた言葉に驚いて目を見開いた。

なんで、オレが一番懸念していることがわかるんだろう。]

 “何しても“は、さすがに……、気にした方が……、いや、わかったよ、ありがとう。

[ふ、と小さく笑みを溢すと礼を告げる。

髪を乾かしに行くという前に一言だけ、此方からも伝えておこうと口を開いた。]
(406) 2023/03/04(Sat) 3:09:19

【人】 武藤景虎


 くっきーが“私“って言うの、一番違和感ないな。

[俺や僕と当てはめてみても、イマイチしっくりとは来なかったから、すごく耳に馴染む感覚がする。

笑みを浮かべて告げた後、髪から垂れた雫のかかった頬に手を伸ばしかけて。]

 ………、うん、早いとこ乾かした方がいいな。

[触れる前にとどまったのは、わかりやすく意識しているのが伝わってしまっただろうけど、くっきーが気にしないでくれると思えば、気まずいとは思わずに済んだかな。]
(407) 2023/03/04(Sat) 3:10:09

【人】 武藤景虎

[くっきーが髪を乾かしに行く間、並んだシングルベッドを押して、限界まで距離は離しておいた。

戻ってきた時に不自然に開いた間に何かと思われるかもしれないが、念のためだから。

さっきまでは混乱していたせいで意識してなかったけど、髪を乾かしたとはいえ、いかにも風呂上がり然とした状態で側にいられると目が泳ぎそうになる。]

 ……じゃ、オレもシャワー浴びて来るわ。
 あ、今度からはバスルーム使う時は、鍵はかけといてね……。

[うっかり開けたりしたら困るのでと、こちらも念のために伝えはした。

落ち着いたら落ち着いたで気恥ずかしさを覚えて、足早にバスルームへと向かった。

瞼の裏に焼きついた光景が消えるまではしばらく、頭を冷やしておこうとしていたから、浴びている時間はそれなり長かったかもしれない。]**
(408) 2023/03/04(Sat) 3:10:46

【人】 武藤景虎

[なんでそこで不思議そうな顔をするんだ、とはどうしても思ってしまう。>>415

見てしまったことを気にしないでいてくれるなら、その方が確かにオレにとってもありがたいのだけど。

どうしてそんなに気にされないことが、というよりは、気にしないでいいとくっきーが思ってそうなところにもやもやするのかはよくわからない。]

 ……くっきーはもう少し警戒心を持った方がいいと思う。
 いや、部屋分けたいという意味じゃないけど……!

[この辺りを言及して実際警戒されて気まずくなっても良くないとは思うんだが、なんだろう、今此処にいるのが、うっかりドアを開けたのがオレじゃなくてもこんな感じだったのだろうか。

心配になってくるのもあるし、何より、それはなんか……嫌だな……、とは。

かといってあまり掘り下げても自分の首を絞めるだけになるのは明白だったから、重ねて言うことはしなかったとは思う。]
(421) 2023/03/04(Sat) 9:54:42

【人】 武藤景虎


 別に、くっきーが女子だと知っても困ることはなかったんだが……?

 くっきーはくっきーなんだし、実際、今困ってはないし。

[“私“と言わないようにしていたと言われて>>416、知られたらくっきーが困るならともかく、オレが困ることなんて特にはないと思うことに嘘はない。

同じ部屋で寝ることで困るとしたら、それはくっきーの方が気にするべきことでは?というのはどうにも伝わってない気がする。]
(422) 2023/03/04(Sat) 9:55:26

【人】 武藤景虎

[そう、実際困ってはない、困ってはないし、部屋を分けて欲しいとも思ってないのだけど。

オレが挙動不審だったらくっきーも困るだけなのはわかってはいるので、シャワーを浴びる間は諸々浮かびそうになる邪念を払うことに専念はしていた。

そこそこ長く入ってはいたから、もしかしたら出る頃には寝てるかもしれないとも思っていたのだけど、バスルームから出ると甘い香りがしてくるのに釣られて向かった先でくっきーの顔が見えると少し安心したような気持ちになる。]

 ……ん、飲みたい。ありがと。

[ココア好きだし、とは言わなくても明白だろうことを返して、湯気を立てているマグカップを手にとった。

冬場なんかはよく実家で寝る前に作ってもらってたな、よく眠れるとかで。

牛乳でココアパウダーを練る時の勢いがどうとかかーちゃんに説明されたけど、自分で作ったことは一度もない。]
(423) 2023/03/04(Sat) 9:57:07

【人】 武藤景虎

[そんなことを考えていたのもあって、口元に運んで一口啜ると懐かしい味がしたことに目を瞬かせる。

うちで飲むやつと同じ味がする、と言ったらくっきーの家も同じらしい。

どこの家でもココアはこんな感じなんだろうか。

いかにも普通より手間かけてるとか作り方にこだわりがあるみたいなことをかーちゃんは言ってたけども。]

 うん、好きな味だな。まあ大体のカカオ成分は好きな味なんだが。
 よく寝れそう。

[実際寝れそうかどうかはあやしいものの、温かい甘さにホッとするような気持ちに笑みを溢した。

そんな感じで気が緩んでいたのもあって、ひとつ確認しておかなきゃと思っていたことを口にする。]
(424) 2023/03/04(Sat) 9:57:54

【人】 武藤景虎


 ……まだ、宅飲みの話はノーカンってことでいい?

[くっきーが話そうとしてたことがもうなくなってたとしても、オレの方はまだ話してないので、話す気はあるよと言っておいた方がいいかと思って。

話す気がある、というよりは話したいのが正しいけど。

あ、でも、男の家に一人で行くとかもう少し警戒心は持った方がいいとは言ったかな。

来て欲しくないという意味じゃなくと付け加えるのは、言う前から伝わっていたように見えて不思議そうな顔をすることにはなったかもしれない。]*
(425) 2023/03/04(Sat) 9:58:40

【人】 武藤景虎

[くっきーは割と異性関係に潔癖そうだし、ガード的なものも固いのではと思ったのだけど。

いや、違うわこれ。
話せば話すほど警戒心のなさが露呈してくることに心配が増して来る。

今も、此方がいくら言おうと釈然としない顔してるし。>>427

男だと思われてようが否定してこないくらいなんだから、そもそもの認識として、いろんなことに自覚がないんだろうな、とは。

なまじ腕力やら脚力も高そうでタッパもあるわけで、いざとなったら撃退できるとか思ってそうだし。

そこに熱弁を奮ったところで、男だと思ってたお前が言うなと思われそうだ。
そうなんだけど、そうじゃない……、とは説明することは憚られた。

それになんだか、この場所で合流してからのくっきーはずっと心ここに在らずというか、話していてもオレを通り越してどこか遠くを見ている気がする。

あの時泣いた理由は結局なんだったのかはわからないけれど、オレには関係ないという風だったから、聞かされることはないのかもしれない。

それは少し寂しい気がしたが、つい先日までくっきーにとってオレは馴れ馴れしい研究室の知り合いにすぎなかったわけで、仲良くなれた(とオレは思っている)のはここ一日にも満たない時間なのだから、仕方のないことだとは思う。]
(433) 2023/03/04(Sat) 12:25:50

【人】 武藤景虎

[だから、オレだけ秘密を聞いて話していないのはフェアではないというのもあったし、何より話しておきたいのもあって、宅飲みの約束のことは改めて確認をしたのだけれど。]

 そっか、それならよかった。

[話したいことがあるだけじゃなくて、単純に楽しみなのもあるけどね、と“ノーカンで“と微笑むのに笑って返した。>>429]

 えっ……?
 何、エスパー??

[次いで告げた警戒心云々の台詞に被せて同じことを言われて心底驚く。>>430

単にオレがそんなわかりやすい思考なんだろうか。
それにしたって同じタイミングで同じこと言ってこられたら誰だって驚くだろう。]

 変わらないって何が……??
 ……っ、ふ……まあ、いいや、うん……

[くっきーが笑い出した理由も全くわからずに、ひたすら不思議そうな顔をすることにはなったけれど。

見たいと思ってた笑顔とは少し違って複雑そうな表情に、眉根を下げた。]
(434) 2023/03/04(Sat) 12:26:55

【人】 武藤景虎


 ……なんか、ごめんな。


[どこか悲しそうな様子がオレのせいではないのかもしれないけど、それはそれで、わかってやれないことが歯痒い気がして小さく呟く。

聞き返されても、説明できそうにはなかったから、何でもないとは首を振って。]

 くっきーは、笑ってるとかわいいと思うよ。

[もっとちゃんと笑わせられたらいいんだけど、とは内心で。

封印してた言葉を告げると、漸く言いたいことが言えた気がした。

言ってから顔が熱くなる気がしたから、そろそろ寝るかとココアを飲み干した。]
(435) 2023/03/04(Sat) 12:27:51

【人】 武藤景虎


 あー、オレ普段は朝強くないので。
 あんまり起きないようなら叩き起こしてくれていいから。

[“普段は“というのは、美術館に向かう前に今日は早起きしたと話した覚えがあるが、あれはイベントごとなどの時は早く起きてしまうのだと説明する。

それ以外の時は午前の講義はあまり取らないようにしている程度には寝起きが良いわけではない。

今もイベントごとのようなものだとは思うし、くっきーと過ごすことを楽しみに思っているのは変わらないから早起きしてしまう可能性はある。

ただ、今日はあまり寝付ける気がしないから、とは口には出さないけど。

それにおそらくだが、異性のいる部屋だろうが爆睡できるらしい早寝のくっきーの方が早起きなする気がする。]
(436) 2023/03/04(Sat) 12:29:10

【人】 武藤景虎


 そうだ、朝走りに行ったり温泉行くならおかまいなく。
 多少物音立てられたとこで起きない自信があるし。

[オレは多分朝から外には出ないから鍵は持ってっていいよと話しつつ、不自然に離した左側のベッドに潜り込んで。

おやすみ、と背中を向けると、壁が近え……と思ってしまったけど仕方がない。

瞼を閉じると余計なことが浮かんできそうで首を振ると、電気を消した暗闇に慣れてきそうな視界だけでも暗くしておこうと掛け布団を引き上げた。]*
(437) 2023/03/04(Sat) 12:29:30

【人】 武藤景虎

[気まずい、とはまた違った空気だったように思う。

くっきーの心の内も知らないままに、自分の伝えたいことを衝動的に告げて困らせるようなことは、これが初めてではないような気がするのに、それがいつのことで何を言ったかも朧気だ。

せめて何を思っているのか伝えてくれたら、何か言ってやれることはあると思っても、オレには関係のないことだと言われてしまったらと考えると、尋ねるようなことは出来そうもなかった。

ただ、何を思っているかはわからなくても、ひどくつらそうな様子だけが伝わってくることに胸が痛んだ。

秘密を知ってしまっても約束はなくなってはいないのだし、少なくとも、今此処にオレが一緒にいることを良かったとは言ってくれたのだから、必要として欲しいだなんて望むのはバチがあたる。]
(457) 2023/03/04(Sat) 18:43:20

【人】 武藤景虎

[なんで、そんな顔すんの?

気になる女の子以外には言ってはいけないらしい言葉に対して、今度は否定が返ってくる様子はなかったけれど。

ただ、極々小さな声で返された“なんで“>>440の声が胸の内の声と重なった。

すっかり覚めているはずの酔いのせいにも出来そうにない頬の赤みに気づかれないように僅かに視線を上げた先、捉えた表情に問いかけることは出来なくて。

空になったカップの底に視線を落とすと、甘さの度合まで馴染みのある気がするココアの舌に残った味が何故か苦く感じた。]

 はは、蹴り飛ばされるのは痛そうだから頑張って起きるわ。

[ほとんど同じ位置にある目線が合わないことに不自然さを感じながら、気にしてない風に冗談混じりに返すと寝室に向かって。

部屋の左右両端に離したベッドの上、お互い背を向けて寝るのは、それこそ不自然な光景に思えたけど、何より違和感が大きかった。]
(458) 2023/03/04(Sat) 18:43:28

【人】 武藤景虎

[灯りを消した室内で、おやすみと声を掛け合った後、静寂が流れて。

引き上げた掛け布団の中で目を瞑っていてもなかなか睡魔はやってきてくれそうになく、こうも離れた距離では背後に感じる気配もごく僅かなものだというのに、やけに鮮明に感じられたのは意識がそちらを向いてしまっているからだろう。]

 …………?

[最初は気のせいかと思った。そう思いたかったのもあるけど。
いつまで経っても寝息が聞こえてこない代わり、殺したような嗚咽が鼓膜を揺らして。

…………え、泣いて、る……??

どうしよう、気づかないふりをした方がいいんだろうか。

意図せず何か悪いことをしたり言ったりしてしまったとか、さっきの会話で。
少なくともあの時から悲しそうな表情にはなっていたのは確かだけれど。

オレが行ったところでどうにかしてやれるものかもわからないし、気づかれたくないだろうことは声を押し殺している様子からも察せられた。
それに近づいたりしたら陣地を越えたことになるし、なんのために結構な労力を使ってこんだけベッド離したんだって話になるわけで。

寝るのも起きるのも早いって言ってたし、しばらくそっとしとけば寝てくれる、はず……、と再び目を伏せようとして。]
(459) 2023/03/04(Sat) 18:46:35

【人】 武藤景虎

[いや、無理だろ……。

ああもう、と声には出さずに被っていた布団を押し退けて静かに体を起こす。]

 ……くっきー?

[反対側にあるベッドに小さく声をかければ、反応はあっただろうか。

あってもなくても、ベッドから降りると数歩の距離、そっと近くへと歩み寄った。

傍らに腰掛けると、ギシ、と軋む音が鳴るのがやけに大きく聞こえて。

それよりもうるさくなってくる鼓動を無視して、幾許かの躊躇の後、黒髪へと手を伸ばした。]
(460) 2023/03/04(Sat) 18:47:22

【人】 武藤景虎


 ………ッ、

[抱き寄せるのと、抱きつかれるのはどちらが先だっただろうか。

肩を震わせて嗚咽を漏らす背をそっと撫でると、何か向けられる言葉があるなら聞いたし、何も言わないようであれば此方からは何かを問うつもりはなかった。

益々眠れそうにはなかったけれど、泣き止むか泣き疲れて寝るまではそうしているつもりで、シーツへ体を横たえて。

腕の中で聞こえていた嗚咽が寝息に変われば、しばらくその顔を見詰めているうち、自然と意識は暗闇へと落ちていったと思う。]*
(461) 2023/03/04(Sat) 18:48:02

【人】 武藤景虎


 ……うん、

[抱き締めた先、嗚咽混じりに溢され続けていた“ばか“や“ごめん“の意味はわからなかったけど>>472、告げられる言葉一つひとつの合間に相槌を打って緩く背を撫で続けていた。

縋るように回された腕の温もりや感触は、知らないもののはずなのに、さっきまで背を向けて横になっていた時に感じていた違和感が拭われて、収まり良く感じてしまうのは何故だろう。

感じる匂いが何か大切なものを思い起こさせる気がして、じわりと胸の内が熱くなるような感覚がする。

“ばか“と言うからにはオレに原因があったのだと思えば、どこか安堵するような気持ちもあって。

武藤には全く関係のない話だから放っておいてくれと言われるよりはずっと、と思ってしまうのは、何もしてやれてないのに勝手な話ではあるけれど。

謝らなくていいのにと緩く首を振るのは、“ごめん“の意味はわからなくても、そう告げるくっきーの方がつらそうだったから。

そのつらさの半分でもいいから引き受けてやれないことが歯痒く思えた。]
(478) 2023/03/04(Sat) 21:58:50

【人】 武藤景虎

[人がいるところだとよく寝付けないはずだったんだけどな、どうしてだろう。

静かな寝息が聞こえてくるまでは、胸の鼓動はうるさいままではあったけど、こんな風に誰かを抱き締めて寝たことなんてないはずなのに、ひどく懐かしいような、当たり前のような気がして、安心して眠りに落ちていくのを感じていた。]*
(480) 2023/03/04(Sat) 21:59:21