人狼物語 三日月国


36 【R18】海の上のひみつ【完全RP】

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視点:


【人】 清浦 和人

 
  ……すいません、こちらにお届けするように言われたのですが。


[ドンドンと強めに扉をたたく。
1秒……2秒……3秒……扉が開いて、中から顔を出したのは冴えない男だった。]


 『なんだ……』


[男性客が言葉にできたのはそこまで。
瞬間、男の拳がその顔の中心にめり込んでいた。
そのままの手で髪の毛を掴み、反対の手で1発、2発、3発、4発と顔面に拳を叩き込んでいく。
そうして最後に腰から
鈍器のような何か
を引き抜くと、男性客の頭に思いきり叩きつけた。]


  ……さ、入れ。


[振り返って女に見せたのはセックスの最中と同じ嗤った顔。
目の前に暴力に女はどうしていただろう。
一度手を離したすきに逃げるチャンスはあった。
だが、男が女に向ける視線はやはり獣のそれであり、捕食者のそれだった。
そしてその手には
拳銃のようなもの
が握られていた。]*
(0) 2020/07/18(Sat) 1:47:57

【人】 清浦 和人

[そう男は手を離した。
それでいて女がを振り返った。
ただそれだけ、ただ捕食者の目で彼女を見ているだけ。
その顔に怒りはない、ただ嗤ったまま。]*

─── 逃げるなら、逃げろ。

と、まるでそう言っているかのように。

そう。
たとえ女が逃げたとしてもここは洋上。
逃げ延びる先はない、少なくともこの船が港に着くまでは。

それに、この獣にとってここは”餌場”なのだ。

女が懸念した通り。
逃げればほかの誰かが犠牲になる。
それが女の大事な者ではないと、そんな保障がどこにあるだろうか。

逃した獲物に似た女。
それだけで十分に危険度は跳ね上がる。]


  ……入れ。


[繰り返される言葉。
まるで『お前でなくてもいいんだぞ』と言うように。]*
(3) 2020/07/18(Sat) 2:42:40

【人】 清浦 和人

[女が部屋に入ればドアを閉めた。

がちゃ、とオートロックがかかり
男は、フっと笑みを零す。

それから足元に倒れる男を思いきり踏みつけた。]


  手が、痛いだろうが。


[左手をブンブンと2度3度振って、笑顔のまま今度は男を蹴りつけた。]
(5) 2020/07/18(Sat) 3:05:39

【人】 清浦 和人

[シャワーから戻ればユキの姿はなかった。
別にそれはいい、執着はない。

そして、失くなったものも。

どうする気なのか。
捨てるのか、船に渡すか、それとも。
どうしようとも構わない。

ただ、せめて、面白くなれと思いながら。
身支度を済ませて部屋を出る。
その夜はそれ以上女を抱くこともなく、気の向くままに船の旅を楽しんだ。]**
(9) 2020/07/18(Sat) 14:09:35