人狼物語 三日月国


86 【R15RP】君と僕の、夏祭り

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視点:


一日目

村人:12名、人狼:1名

【人】 女学生 はなこ



  ねぇ、わたしと…

           お祭りにいこうよ

  
(0) 2021/07/23(Fri) 0:00:00

【人】 神社の娘 小雪


[ 今日は待ちに待った夏祭り。
  提灯飾りが並んで、そこかしこからいい匂い。
  和菓子屋の屋台ではたい焼きとべっこう飴
  青果店の屋台では焼きトウモロコシに
  キュウリの一本漬けもあって。
  お面のお店もあれば、金魚すくいや射的で遊べたり
  ヨーヨーやわたあめのお店もあっただろうか。

  どのお店に興味津々の小雪は
  昨日の手伝いでもらった食券を手に大はしゃぎ。
  母親と一緒にお祭りを見て回るようだ。     ]
(1) 2021/07/23(Fri) 0:00:48

【人】 神社の娘 小雪

[ もし昨日会った手伝いの人たち――

  お嬢ちゃんって呼んでくれた
  自転車屋のお兄さんとか>>0:4
  
  塩の味の飴玉をくれた呉服店のお姉さんとか>>0:9

  口調と文字が特徴的な狐のお面のお兄さんとか>>0:31

  去年もあったことのある
  足の速そうなお兄さんとか>>0:10

  つぎはぎの制服を着た、
  ミニトマトをくれたお姉さんとか>>0:75

  落ち着いた雰囲気のやさしそうな先生とか>>0:35

  荷物番を変わろうか、なんて
  声をかけてくれた先生とか>>0:30

  お疲れ様ですって声をかけてくれた
  大人な雰囲気のお姉さんとか>>0:52

  片目を隠してる和菓子屋お姉さんとか>>0:134

  偉いねってほめてくれた青果店のお姉さんとか>>0:56

  去年と変わらない姿で
  手伝いに来てくれるお姉さんとか>>0:85 ]
(2) 2021/07/23(Fri) 0:01:07

【人】 神社の娘 小雪


[ そんな、昨日声をかけてくれた人たちに、
  小雪が会えたなら。嬉しそうに笑って、 ]


    今日はよき日ですね!
    見てみて、小雪ね、浴衣着てるの!
    大人っぽいでしょう?


[ 大人の真似をしたあいさつの後、
  今日のために買ってもらった浴衣を自慢して
  その場所が少し開けていたなら
  クルリ、と回って見せたりもした。
  褒めてもらえても、そうでなくても
  別れ際に言う言葉は、決まっている。  ]
(3) 2021/07/23(Fri) 0:02:02

【人】 神社の娘 小雪



  
あなたのねがいが


         
はなひらきますように!



[ それは両親の口癖のようなもの。
  なんでも真似してみたい、
  おませな小雪は、満面の笑みを浮かべて
  足取り軽くお祭りを見て回るのだった。 ]**
(4) 2021/07/23(Fri) 0:02:51
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2021/07/23(Fri) 0:04:40

神社の娘 小雪は、メモを貼った。
(a0) 2021/07/23(Fri) 0:06:42

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

── 当日 ──


[結局オカンが篠田屋でチョイスしたのは
 派手目の甚平だったから>>0:199
 黒の甚平に白い朱鷺が映える華やかな甚平を
 麻の中折れハットまで被らされて
 華麗に…着こな……せてると信じたい俺がいた

 ちなみにその後、篠田屋の甚平のラインナップが
 やや変わってしまう話は今は俺も知らない>>0:209


 賑やかなお祭り。
 神社のトコのお嬢ちゃんにまた逢えば>>2


  おー浴衣可愛いなー
  お嬢ちゃんもお祭り楽しんで。


[頭ぽんぽん、って撫でてやるくらいはしよう。
 どこかその筋の人みたいな甚平を来た俺に
 
(背負ってるのが鳳凰ではなく朱鷺なのが幸いか)

 怖がられなければいいな、ってそれだけを祈りつつ。]

 
(5) 2021/07/23(Fri) 0:15:43

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


     
あなたのねがいが
     はなひらきますように



[そんな言葉を背に受けながら
 願い事かぁ…… って、独りごちて
 ほんの少しだけ、暮れかけた空を仰いだ]**
 
(6) 2021/07/23(Fri) 0:16:09
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a1) 2021/07/23(Fri) 0:17:09

二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a2) 2021/07/23(Fri) 0:18:14

天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2021/07/23(Fri) 0:26:27

【人】 教師 落川 禅

── 前日 ──

[もしや、これは思ってた以上に心強い助っ人を得たんじゃないだろうか。>>0:325
これが神田だったら、女子同様天幕広げる係に任命するところだが。がっつりと組立てに協力してもらったおかげで、順調にテント作りは進んでいく。]


  ……一目惚れって言葉があるし、
  名前も年も知らなくても惚れることもあるだろーが。


[稲出のクールな反応に、面白くねぇなーと文句を言いつつ。
重ねて探りを入れれば、今度はいい食いつきがあった。が。]


  
それを俺に聞くか?

  
もうすぐ三十路で独り身の俺に……

  まあ、興味あってもこればっかは
  したくてできるもんでもないからなー。

  前の彼女は、残業ばっかでデート潰れまくって振られたし
  社会人になると出会いも減るしなー……。


[稲出は顔もまあいいし、犬みたいでウケも軽くないと思うし、誠実そうだし。
見つけてくれる女子がいるといいなとほろりして。
じゃんけん以上に世知辛い大人の事情を暴露しながら手を動かし続ければ、ほどなく本部のテント設営は完了しただろう。]
(7) 2021/07/23(Fri) 0:43:10

【人】 教師 落川 禅



  おっし、できた。
  手伝いありがとなー稲出。


[少し低い位置にある頭を、ぽんっと撫でて礼を言い。
立ったついでに監督係らしく他の進捗状況も確認して、ちょこちょこ手伝ったりしていたら。
準備の時間は瞬く間に過ぎていった。**]
(8) 2021/07/23(Fri) 0:44:06
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a3) 2021/07/23(Fri) 0:57:33

【人】 三年生 堂本 明菜

― 回想:楓と ―


 そうなんだ。
 大丈夫なら良かった。


[どこかぎこちなく思ったのは、両手に持った荷物と
 右目が塞かっているせいだろうか。>>0:269
 そう思えば手伝うことを申し出る。
 気遣ってくれた言葉>>0:270にはゆるゆると首を振って]


 釘刺しに行くだけだから急がなくても大丈夫。
 準備段階でまた倒れるようなら明日屋台になんて
 立たしてやらないんだから。

 
[荷物を分けもらえたら備品倉庫までの道すがら、
 今夏のフルーツ大福>>0:163について話題を出した。

 果物を卸している側としてはその評判も気になるらしく、
 時々偵察に行かされることがある。
 もちろんその時は大福も購入させてもらうのだけど、
 スイカが大福に合うとは意外だったとか、
 天下の花巻庵なのだから心配することないのにねだとか、
 そういえば今年の花巻庵は何を出すのだとか、
 そんなことを話していたらすぐに目的地に着いたかな。]
(9) 2021/07/23(Fri) 0:57:58

【人】 三年生 堂本 明菜

[お手伝いはそこまでで大丈夫だと言われたから
 持っていた荷物は適当なところに置いて、]


 怪我には気を付けてね、あと水分補給も。
 あ、明日きゅうりの一本漬けも良かったら食べてね!


[なんて、宣伝ももちろん忘れずに。
 その後向かった屋台列の方からは、

「お茶全然減ってないじゃない!!!」


 なんて大声が聞こえたかもしれない。*]
(10) 2021/07/23(Fri) 0:58:59
三年生 堂本 明菜は、メモを貼った。
(a4) 2021/07/23(Fri) 1:04:08

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 回想・飛んでいる鶴 ―

[え?簡単?どういう事ですか???

落川先生の言葉を聞いて、>>0:287
私の顔にはクエスチョンマークが乱舞した。

黒板に向かう先生をぽかんと眺めていれば、
なんということでしょう、あっという間にできあがり。


あ、わかった。これ知ってる。
いつどこで聞いたのかは忘れたけれど。

ね、簡単でしょ?
(簡単とは言ってない)


というやつですよね。]
 
(11) 2021/07/23(Fri) 1:06:19

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

 な、なる……ほど……?


[得意げに振り返った先生と、黒板に描かれた鶴の絵の間を、
私の視線が行ったり来たり。

正直に言っていいですか? なるほどわからん。


……のだけれど、
本当に正直に言う度胸など、私にあるはずもなく。
一応先生の教えてくれた手順は頭に入れていたので、
ふむふむ、と頷きながら。]


 れ、練習してみます。別の鳥にも応用できるんですね。
 先生の描いたのは、ちゃんと鶴に見えますけど……
 私が描いたら…… どうかな…… ……

 赤は朱墨があるので、何とかなりそうですね。


[自信なさげな声で言いつつ、
小さい頃に遊んだ絵描き歌の事を思い出す。
こういう簡略化された絵こそ、
描くのが難しい気もするけれど……
私に精緻な絵が描けるわけもないので、
先生のこの選択が、とても正しいのはよくわかった。]
 
(12) 2021/07/23(Fri) 1:10:06

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[なんて考え事をしていたら、
時間を気にする先生に私もはっとして]


 あ、お時間いただいてしまって、すみません。
 ありがとうございました。


[私よりも先生の、次の授業の準備が大変だと、
申し訳なく思って頭を下げた。

最後の一言に対しては、笑顔で応じて。]


 はい。ありがとうございます、
 頑張って練習します。


[と、先ほど言った事をもう一度繰り返す。
先生の声を受けて、今度は少し前向きに。

美術室を出る前にスマホを取り出して、
鶴の写真を撮らせて貰ってから、
黒板消しますね、と買って出た。

立つ鳥跡を濁さず、という事で。(?)]*
 
(13) 2021/07/23(Fri) 1:10:58

【人】 教師 落川 禅

── 当日 ──

[よれたジーンズとTシャツに、バケットハット。
パッと見、教師と言われても疑われそうなラフな格好で訪れたはなひら神社は、昨日以上に人がいて。
今年も夏祭りは盛況らしい。]


  おー、似合う似合う。
  立派な小学生のおねーさんだなー。


[当日の業務に、監督係はないが。
挨拶がてら社務所に立ち寄れば、浴衣を自慢してポーズをとる小雪に、拍手と褒め言葉を贈り。>>3
(14) 2021/07/23(Fri) 1:26:51

【人】 教師 落川 禅



  
あなたのねがい、ねぇ……



[ぽつりとぼやく。
はなひらくようなねがいがあったのは、さていつの話だろう。]


  ……あー、本部待機が足りないんです?
  じゃあしばらく俺いましょーか。


[挨拶だけで離れるつもりが。
ちょうど、あちこちに人が出払ってしまっているらしい。
昨日、礼にご馳走する約束はしたが、別に待ち合わせてるわけじゃなし。
今は暇なんで、と二つ返事で請け負って本部テントへ。

見知った生徒が近くを通りがかれば、ひらひら手を振ったりしてみようか。**]
(15) 2021/07/23(Fri) 1:27:01
教師 落川 禅は、メモを貼った。
(a5) 2021/07/23(Fri) 1:29:56

【人】 二年生 神崎 紅葉

-回想/去年の準備中-

楓ちゃんって今年受験生なの?
どこ受けるの?もしかして花一高校?

わ、なら来年からは同じ学校だね!

[嬉しいなー、なんて言いながら楽しげに笑う。
倉庫でふたり、備品の整理をしながら。

肩にかけたポシェットのチャックには、「二年○組 神崎紅葉」と書かれた名札のタグが揺れている。
あ、でも、と少女は続ける]
(16) 2021/07/23(Fri) 2:01:21

【人】 二年生 神崎 紅葉

高校に入ったら、楓ちゃんもきっと好きな人とか出来ちゃうよね……。
楓ちゃん可愛いしモテるだろうし、お祭りの準備もその人とするようになるんだ……。

[よよよ……と、わざと泣き崩れるようなふりをして。
こうやってこの可愛い子をからかうのは、夏祭りの期間中、よくある光景だったかもしれない。

もし仮に、万が一。
自分は可愛くない、だなんて否定されたなら>>0:340]

なに言ってるの。楓ちゃんはすっごく可愛いよ。

[そう言って、若干むくれてみせるだろう] 
(17) 2021/07/23(Fri) 2:01:55

【人】 二年生 神崎 紅葉

-現在/祭りの始まり-

[よき日ですね、と笑いかけられたなら>>3、こちらもにこっと笑い返して]

小雪ちゃん今年も可愛いね!
お祭り楽しもうね!

[ねがいがはなひらきますように。>>4
まるで言祝ぎのようなその言葉を受け取るままに、自分のねがいを口にする]

今年のお祭りも、うまくいくといいなあ。

[ちなみに、少女は浴衣を着ていない。
昨日と同じセーラー服姿だ。

理由は単純明快、少女には“浴衣を着てお祭りを楽しむ明日”はやってこなかったから。

だから周りがめかし込んでいる中では、ほんの少し浮いてしまっているかもしれない。
顔見知りの多いこのお祭りの中ではーー「二年○組の神崎紅葉」を知っている人が多い中では、さして問題にはならないかもしれないけれど]
(18) 2021/07/23(Fri) 2:02:47

【人】 二年生 神崎 紅葉

[そしてそんな中で、もし仕立て直した浴衣に身を包んだ後輩>>0:351(彼女を後輩と呼べるのは今年が最後であることに、少女は気付けない)を見つければ、目を輝かせて駆け寄るだろう]

楓ちゃん、久しぶり!
昨日会えなかったからすごい寂しかったー!
浴衣、今年も可愛いね!

[それはもう、抱きつかんばかりの勢いで。**]
(19) 2021/07/23(Fri) 2:03:19

【人】 二年生 稲出 柊一

回想:前日


[先生も手慣れた様子で作業を進めてくれたおかげで、>>7
そんなに時間はかからないで済みそうだった。]

 一目惚れ……確かにありますね。

[あるのは分かる。いざそうなれば、
それは本気なのだろうということも。
でもその想いに、どの程度の信憑性があるんだろうか。
まだまだお子様な自分には、
ただ1人の人間だけに向ける気持ちにしては、
酷くふわふわして感じられてしまう……そんな気がした。
いや、恋愛なんてそんなものなんだろうか。]

 独り身かどうかは、浮いた話の有無とは関係ないっすよ。
 したくてできるもんじゃないは、同意ですけど。
 わー、教師ってマジ大変ですね。

[適度な手の抜き方を心得ていないと、
逆にやっていけないのかもしれない。
ストレスを抱えすぎて、
潰れてしまう人もいると聞く。>>0:221
それにしても本人の与り知らぬ所で、
オレへの良縁を望まれているみたいですが、>>0:66
神さま的にはそこの所、どうなんでしょうか?]
(20) 2021/07/23(Fri) 2:03:35

【人】 二年生 稲出 柊一

[程なく、本部テントは完成した。
ナチュラルにポンっと頭を撫でられる。>>8
瞬時に、これイケメンしかやっちゃいけないやつだ!
と、何かの雑誌に書いてあったのを思い出したりした。]

 いえいえ、先生こそ手際良いっすね。
 有難う御座いました。
 オレは他の所ちょっと見てきますね。

[しっかりと一礼して、本部テントを後にした。
もう結構いい時間で、
ぱっと見大分仕上がっているように見えた。
残ってる仕事がありそうなのを見つけたら手伝い、
そのまま家に帰ったんだ。**]
(21) 2021/07/23(Fri) 2:04:30

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 回想:スイカ割り ―

[多分、カットスイカなら買える金額だったと思う。
でも、カット済みじゃ駄目なんだ。
大事なことなんだ、と。

青果店のお姉さんと、おじさんおばさんが、
どうしたの、と尋ねてくれたなら。
私達は兄弟順番に、要領を得ないながらも
スイカ割りをしたかったのだと理由を話して。>>295

そうしたら、いつの間にか引っ込んだお姉さんの、
戻ってきた手の上には、貯金箱が。]


 「「「え!いいの!?」」」


[見事に三人分の声が重なって。
パァーーーっと顔を輝かせ。

もしかしたら大事な貯金箱だったかもしれないのに、
頭の中が丸ごとスイカで埋め尽くされた私達は、
やったーー!とか、じゃあ最初にやっていいよ!とか、
そんな事を言いながら、浮かれるばかりで。

お会計に置いた所持金全額、
小銭だらけで数えるのに時間が掛かったかもしれない。]
 
(22) 2021/07/23(Fri) 2:06:28

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[小さい弟くんも歓迎して、
じゃあ、どこに行ってやろうか?と、
話しながら、商店街を駆け出した。
スイカはうちの兄が運んだんだったかな。

準備が整ったら、
目隠しをして、棒を持った子をぐるぐる回して……。
こっちこっち!と手を叩いて笑い合い、
ばっちりスイカを割ったのは誰だったか。

私の番では、
スイカに当てた!けど割れなかった……]
という感じの結果だった。

でも結果がどうあれ。
みんなで割ったスイカを一緒に食べて、私達は大満足。]
 
(23) 2021/07/23(Fri) 2:07:40
二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a6) 2021/07/23(Fri) 2:07:41

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[スイカを食べながらか、割りながらか、
自己紹介もしたのだけれど。]


 あの……田邊 夕鶴です……
 きょ、今日はありがとう……


[私はと言えば、今更照れて、もじもじしてしまい。
お姉さんにはちょっと弱かったのだ。

そう、お姉さん。
お店の手伝いをしていたし、気前のいい子だったから、
自分よりもっと年上かと思っていた。
一つ上だという事を聞けたなら、
私はびっくりしただろう。

それ以来、青果店の前を通ったら、
用事が無くても挨拶をするようになって。

お姉さんと同じ高校に入学し、校内でばったり会った日には]


 後輩になりました。先輩、よろしくお願いします。


[と、もじもじは卒業して、
澄ましたぴかぴかの一年生が、笑顔で挨拶をした。]*
 
(24) 2021/07/23(Fri) 2:09:47
二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a7) 2021/07/23(Fri) 2:12:01

二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a8) 2021/07/23(Fri) 2:32:57

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[夏祭りなのよ。当日になったの。

 ────まぁ、当然うちは忙しいわけでして。]


 いらっしゃいませ。
 着付け希望のお客様はこちらへどうぞ。


[忙しいのをおくびにも出さない態度でにこやかに接客を続けるの。なお私は朝顔の浴衣姿よ。宣伝をかねてます。
 お客様の中に知ってる人はいたりしたかしら。
 そうだとしたら割り増しサービスの笑顔で接客をするのよ。


 お祭りが始まって少し。やっとで区切りがついて。遊びにいって来て良い許可が出たからお祭りに向かうの。]
 
(25) 2021/07/23(Fri) 7:50:36

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[出かける前。
 ママがお客様と会話しているのが聞こえたの。
 
 「本当、可愛らしいお嬢さんですね」

 ママは嬉しそうにありがとうございます、ってふわふわ笑うの。ちょっとくすぐったいわ。
 照れながら行ってきます、って出て行ったのよ。]


 
────……可愛らしい、ね



[自分の外見が世間一般的にそういう系統だって自覚はあるわ。]
 
(26) 2021/07/23(Fri) 7:51:34

【人】 一年生 篠田 小牧

 

 
 まぁ、それも良い事ばかりじゃないけれど
 そればかりは仕方ないわよね。



[なんて、独り言がこぼれたの。]**
 
(27) 2021/07/23(Fri) 7:52:37

【人】 二年生 鳳 凛

〜柊一の心配事〜


[“ボク”と言っていた柊一の一人称が“オレ”に変わった日のことを、凛は今でも覚えている。
緊張していたのか妙に間が空いて、その口から今までとは違う一人称を聞いたとき、凛は瞬いて、]


……柊一、今、オレって言った?


[きょとんと、少し恥ずかしそうにしている彼の横顔に尋ねたりしたものだった。
“男の子”から“男の人”に変わろうとしていた幼馴染、初めは違和を感じた一人称も今では自然に耳にしている。

同じ学校で学んで、同じ高校に進んで。
重ねた時間に比例するように、お互いを信頼する気持ちは育まれている。

柊一の何か言い辛そうにしていた姿に、そう。
凛はあの時の、一人称が変わった時のことを思い出していた。]
(28) 2021/07/23(Fri) 8:23:05

【人】 二年生 鳳 凛


急にどうしたの?


[重い口を開いて、柊一に問われた凛は驚いたように目を見開く。>>291

自分の家庭を築くときも同じようにしたいと思うのか。


傍に居ても一度も踏み越えてくることはなかった境界線に柊一のつま先が触れた。]
(29) 2021/07/23(Fri) 8:23:08

【人】 二年生 鳳 凛



……



[家族を粗末にするような相手は止めて欲しいという柊一の表情は真剣だった。
決して、思いつきや軽い気持ちで言っているのではないことも、柊一なりにずっと、このことを思い悩んできたのだいうことも、語らずとも十分凛には伝わっていた。


凛はよく、自身の家族のことを理想的だと周りに話していた。>>0:13


お金持ちになることのない、破滅的な家。
貧乏神が好んで取り憑く、お手本のような家。
だから、前世が貧乏神の自身にとって、現状はこの上ない幸せなのだと喜んで見せていた。

けれど凛はこの時、柊一の言葉に改めて気付かされた。
永い時間、“人”を見てきた記憶はあっても、自身が“人”として生きた時間はまだ短いこと。
凛には自身の家庭というものも、その相手も未だ、実感出来ていなかったことを。]
(30) 2021/07/23(Fri) 8:23:11

【人】 二年生 鳳 凛




――――柊一は、優しいね。




[凛はふっと柔らかく笑う。

二人で過ごしたいろんなことが走馬灯のように頭に浮かんできていた。>>290

嬉しそうに黒鉄を自慢していたときの柊一の顔。
凛の、年季を感じさせる生活の知恵を物珍しそうに聞いていた姿。
古紙を編んで作る籠や裁縫、編み物、裏山に黒鉄の散歩に出かけるときは果物以外にも食べることのできる茸や薬草を摘んだりもしていただろう。

ずっと続いていくと錯覚しそうな毎日の中で、不意に訪れる大人へと進む変化に戸惑いながら、少しずつ、けれど確実に二人は成長してきた。]
(31) 2021/07/23(Fri) 8:23:17

【人】 二年生 鳳 凛

[柊一は気を遣っていると思っていたようだが、凛が彼の家に遊びに行くときいつも何かしら工夫して、お金のかからない手土産を持って行っていたのは、純粋な喜んでほしいという思いからだった。
陸上を始めたときに渡した、端切れを繋ぎ合わせた手拭も、見た目はみすぼらしくとも相手を思う気持ちを込めらて作られたもの。
凛は貧しくとも、人に喜んで貰うことが好きだった。

柊一に勧められて初めて読んだ漫画は、バスケットを題材にしたものだったか。
物語の中で、誰がいちばん貧乏神に好かれるかベスト10を作ったら、すごく笑われて、


『この人は駄目です、将来絶対成功してお金持ちになりますから。』


主要人物は大体、一刀両断されるのだがたまに素質があるキャラクターが現れると、柊一は凛の分析に面白そうに耳を傾けていた。]
(32) 2021/07/23(Fri) 8:23:20

【人】 二年生 鳳 凛



…ううん、心配してくれてありがとう。


柊一なら、自分にとって一番大事なひとを見失わずに大切に出来ますね。
そういう人は必ず、幸せになれるのです。

“成功”って、お金持ちになることに対して使われることが多いですけれど、ただひとりのひとと心を通わせ、愛し愛されることも人生にとっては“成功”ですから。
将来、柊一のお嫁さんになるひとが羨ましいわ。



[この凛の応えを柊一がどう思ったのか。
凛の境遇は、“普通”に考えれば幸せなどとは決して言えない。
その中でそれでも、“幸せ”を見つけようとするならば、思考の根本を変えざるを得ない。
“貧乏神”であったという前世の記憶が、凛を救っている部分もある。
あるいは前世が“貧乏神”であったと思うことで、自身を救っているのか。

真実はまだわからない。]**
(33) 2021/07/23(Fri) 8:23:24
二年生 鳳 凛は、メモを貼った。
(a9) 2021/07/23(Fri) 8:40:49

【人】 三年生 堂本 明菜

― 回想:去年の夏、朱鷺也と ―


 うん……


[病気という言葉>>0:196が出れば、
 瞳は少しばかり空虚を映す。
 思い出すのは元々丈夫な人ではなかった母親のこと。

 それでもすぐにいつも通りに戻る。
 自分に向けられる心配も同情も、苦手だったから。
 ただ父親が倒れた時は、さすがにそういう訳には
 いかなかったけれど。]


 それなら良かった。
 そっか、つぐみちゃんも中学生になるんだよね。
 満喫できる時に満喫しなきゃ。


[家族仲も良好>>0:197のようでなによりだと、
 そんな顔で返した。
 弟も同い年だけど家族じゃないからこそ、
 あんな小さかった子がもう中学生か、などと感慨に
 浸るところもあって。]
(34) 2021/07/23(Fri) 8:57:01

【人】 三年生 堂本 明菜

[そんなつぐみちゃんが憧れめいた目で見てくれている
 なんて思いもよらない。
 逆に中学生になったつぐみちゃんに、お洒落だとか
 女子力に関して差をつけられた気しかしない為、
 明菜も尊敬の眼差しを送ることになっているなど
 気づいているかはさておき]
(35) 2021/07/23(Fri) 8:58:14

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

── 当日 ──


  あれ、先生じゃないスか
  今日も手伝いスか?


[本部テントにいる縒れたおっs…お兄さんは
 どこからどうみてもうちの高校の先生で >>14
 当然そんなところに教師がいれば、
 生徒は今日も手伝いにでてると思うわけで。

 ちなみに俺は美術の成績はあんまり良くない
 
(何故なら型抜きが11点だったことからもお察しで)

 ただまあ別に特段目立たない生徒っていうわけでもないし
 今日は一段と目立つ甚平を着てきたわけだし(?)
 向こうもこちらを認識してくれていると信じたい]

 
(36) 2021/07/23(Fri) 8:58:40

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  あっ
  さてはお祭り誰も一緒にいけなくて
  ひとり寂しく手伝いを買って出たんでしょー


[昨日友人が同じようなことを聞いた上で>>0:325
 世知辛い大人の事情に抉られてると知らず>>7
 俺は友人以上にニヤニヤしながら、
 そんなことを聞いてみたかも、しれない。]*
 
(37) 2021/07/23(Fri) 8:58:48

【人】 三年生 堂本 明菜



 気にせず学業と部活ガンバレって言われるんだよね。
 言われても手伝える時は手伝うつもりだけど。


[それは高校にあがる際にも言われた言葉。
 別段やりたいこともなかったから店を手伝うと
 言ったけれど、その時も勝負を仕掛けられ、
 結果部活に入ることになった。

 選んだのは弓道部。
 真っ直ぐに的を見つめて、真ん中を射る清廉な姿に
 惹かれてしまったから。
 けれどもう少しお金のかからない文化部を選べば
 良かったか、なんて父親が倒れた今は思う。

 茶化す声にはそんな物好きいる?なんて真顔で返す。
 若い女の子がいるというステータス自体が
 集客になるといわれれば納得こそすれ、
 客寄せパンダになるには愛嬌が圧倒的に足りないのは
 自覚している。

 それでも少しだけ、目当てに来てくれたらなんて、
 どこかで想いはするけれど。
(38) 2021/07/23(Fri) 8:59:47
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a10) 2021/07/23(Fri) 9:00:20

【人】 三年生 堂本 明菜



 朱鷺也君もしっかり青春しなよ。


[なんて別れ際にはそんな言葉を。
 帰宅部であることは聞いていたか。
 それを嗜めるつもりで言ったわけではなく、
 出来る時にしないと出来なくなってしまう時は
 あっという間に来るから。

 明菜が言ってもそんなに説得力は
 なかったかもしれないけれど。*]
(39) 2021/07/23(Fri) 9:01:27

【人】 三年生 堂本 明菜

― 回想:幼い日、はなひら神社にて ―

[プリントを投げ捨てたあと、
 そのまま蹲っていれば声をかけられた。>>0:301


 家出中、です……


[あげた顔はふくれっ面を浮かべていて、
 そう返事をすればお姉さんは理由を聞いてくれただろうか。
 そしたら、優しそうなお姉さんに気を許して、
 ガ――ッと事の経緯を話しただろう。
 ついでとばかりに父親の愚痴も聞かせてしまった
 気がするけど。


 あらまし話終わったらだいぶ怒りも発散され、
 お姉さんが名前の話>>0:302を切りだせば、
 頷きながら静かに聞いていた。]
(40) 2021/07/23(Fri) 9:06:41

【人】 三年生 堂本 明菜

[楽しそうにお祭りの話をするお姉さんの、
 きらきらとした笑顔がとても印象的で]


 お祭り、アタシも好き。
 お父さんね、いつもお祭りでトウモロコシ焼いてて、
 とてもおいしいの。
 つぶぞろい?で甘いトウモロコシ、選んでるんだって。
 もみじお姉ちゃんも食べたことある?
 こんど食べに来て?


[そしたらきっと、その年の夏祭りは紅葉を
 屋台の前で探すことになっただろう。
 来てくれたなら、父母はお礼をいってトウモロコシ一本
 差し出していたはず。

 宿題はね、お姉さんが素敵な名前っていってくれたから、
 ちゃんと書いて提出したよっていう報告も一緒に。

 一緒に巡る時間もあったならきっと喜んで、
 別れ際にはまたね!って手を振ったんだ。]
(41) 2021/07/23(Fri) 9:08:11

【人】 三年生 堂本 明菜

― 現在:お祭り当日 ―

[――お祭りにいけば会えると、
 思っていた日はいつまでだったかな。
 今ふと思い出したのは、アタシがお祭り準備係に
 なったからだろうか。

 出店があって、花火があって、きらきらしてて、
 みんな笑顔の夏祭り。

 だから今年は少しだけ、あの笑顔を探すことにしたんだ。
 きっと素敵な女性になっているのだろう、
 そんなことを思いながら。]
(42) 2021/07/23(Fri) 9:10:48

【人】 三年生 堂本 明菜



 昨日はありがとね。
 浴衣、よく似合ってる。


[小雪>>3と会えば、浴衣を自慢する姿を微笑ましそうに、
 どこか羨ましそうに見つめる。

 当の明菜といえば、生前母親が仕立ててくれた浴衣に
 今年初めて袖を通した。
 それまで祭りのたびに出しては、
 着ることなく仕舞われていたものだ。
 幸い、少し大きめに作られていたため着るのに
 問題はなくて安心した。]


 父さんのトウモロコシに勝てますように!



[小雪が言った
願い
>>4という言葉に思い立ち、
 少女を見送った後本殿に赴いてそう拝む。
 そこは健康祈願ではないのかというツッコミは、
 神様ならしてくれたかもしれない。]**
(43) 2021/07/23(Fri) 9:41:24

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 
── 去年の夏・明菜先輩 ──


[あ、やべ。という顔をした。俺が。
 一瞬明菜先輩の顔が曇った理由 >>34
 俺も事情を知らないわけではない。

 その表情が元に戻って、
 家族の話も普通に問題なくできるなら
 よーやく安心できたわけだけど。

 つぐみと明菜先輩の眼差しの送り合いは
 男子にはどーもわからない。


 むしろ明菜先輩ンとこの中坊引き連れて
 高校生のおにーさんは
 どんな悪いことを教えてやろうかと
 そんなことばかり考えているのは
 明菜先輩には知られなくていい

 ……実際なにか教えたかどうかはともかく。

 
(44) 2021/07/23(Fri) 9:56:13

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[そんな明菜先輩が、>>38
 高校に入ってから部活に入ったのも知っている。]


  あー
  部活あると帰り遅いスもんね。


[なんて発した言葉が他人事なのは、
 自分が帰宅部だから、にほかならない。]


  えー。絶対いるでしょ、
  物好
k…
明菜先輩目当ての客!


[一瞬物好きって言いかけたけど言い直す!
 まあ昔馴染みの距離感ってことで許してほしーけど
 ただ堂本明菜が「綺麗で美人」な部類ってことは
 茶化してる俺にだってわかりますとも。
 愛嬌の有無は…… まあこの際置いといて。]
 
(45) 2021/07/23(Fri) 9:56:38

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[だからこそ。
 いろんな事情を知ってるからこそ。
 明菜先輩の「しっかり青春」にはちょっと笑って、]


  ……明菜先輩こそ。
  しっかり青春するよーに。
  俺は帰宅部だからこそ、出来ることもあるんで!


[時間に制約のない帰宅部だからこそ、
 セイシュンをオーカしてると言えるんじゃなかろうか
 にぃ、と別れ際笑って、明菜先輩に告げて
 ついでにサムズアップまでおまけに付けておこうか。

 それ以降もちょいちょい会うたびに
 明菜先輩には「セイシュンしてますかー」って
 茶化すように聞くようになったのは、これ以降のこと。]*
 
(46) 2021/07/23(Fri) 9:56:53
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a11) 2021/07/23(Fri) 9:57:56

【人】 一年生 篠田 小牧

  
 ん〜〜美味しいわぁ。


(シリアス? あの子ならどっかにいったわ。)

 堂本先輩のお願いは知らぬまま。>>43 私は椅子できゅうりの一本漬けを口にしていたの。

 さて、男子の皆さまにおきましては浴衣は鈴思想とか涼し気とかお思いでしょうか?
 その実結構暑いのよ。

 お店の手伝いをしてきてほてっていた身には、暖かいトウモロコシよしみずみずしそうなキュウリが目に入ったのよ。塩気も程よくていいわね。これ。]


 ご馳走様でした。


[食べ物にぺこり、と感謝してゴミはゴミ箱に。
 次は何を食べようかしら。とうきうきしていれば、小雪ちゃんと会ったの。>>3


 こんにちは。昨日はお疲れ様。
 あら、可愛い浴衣ね。よく似合うわ。

 
(47) 2021/07/23(Fri) 10:26:26

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[クルリと回る姿に心がときめくの。可愛い子がかわいい子すると本当可愛いわ。]


 あら、ありがとう。


>>4可愛らしい言葉に思わず頬が緩んだわ。
 お願いかぁ……商売繁盛かしら。
 
お店が維持できるかは本当これから次第だものね。


 まぁ、今はそれはそれとして。
 素直にじゃあね。と見送って。
 誰かいないかしら。とまたお祭りの喧騒の中に足を進めたの。]**
 
(48) 2021/07/23(Fri) 10:27:55

【人】 二年生 鳳 凛

─前日―


――七夕綿業さん、ですね?
記念タオル76枚、こちらで確認させて頂きます。


1.2.3……


[凛は用箋挟のリストを捲り、該当する業者を見つけると指定の場所へと案内し、数を確認する。]


OKです、では納品書は私に、商品はあちらに運んでいただけますか?
あ、はい、大和屋さんですね、少しお待ちください。


[ゴミ箱を設置し終えた後、凛は指示されていた持ち場に向かった。
昨年と同じ業務、場所も同じ。
次々と訪れる業者をてきぱきと捌く中、倉庫に現れた女生徒―花巻 楓に気付けば、探し物ですか?と声をかけることもあっただろう。>>0:351
(49) 2021/07/23(Fri) 10:28:49

【人】 二年生 鳳 凛



電球と天幕と……
少し待ってくださいね、在庫を確認しますから。



[リストを捲り、手早く言われたものが納品されているか確認する。
貧しい凛が花巻庵の和菓子を口にする機会は、落川からのお礼か、この夏祭りでの食券以外にはないが、彼女と言葉を交わしたことはあっただろうか。
どちらにしても楓のように頼まれたものを取りに来る子は他にも居たので、凛は分け隔てなく接し、備品を揃えるのを手伝った。

そうして、滞りなく夏祭り準備係の務めを果たし、その日を終えたのだった。]*
(50) 2021/07/23(Fri) 10:28:52
一年生 篠田 小牧は、メモを貼った。
(a12) 2021/07/23(Fri) 10:33:34

【人】 教師 落川 禅

[記念タオルを首にかけ、祭のロゴが入った団扇をぱたぱたさせながら、あの甚平野郎派手だなーとか眺めていたら。
振り返ったそいつは、花一高生だった。>>36
気づくかなと手を振ってみれば、寄ってきたので。]


  おう、蓮見も昨日はご苦労さん。

  そうだろ。休日も手伝っててえらいだろー?
  褒めてもいいんだぞ。


[えらそうにふんぞり返ってみせようか。
実情は、ただ本部の椅子に座ってるだけである。

蓮見は、授業態度はまあ悪くないが。
美術の成績にそれは結びつかないタイプで、平たく言えば才能がないんだろうな。うん。
(型抜き11点て逆にすごいな)


学生時代に世話になった『ハスミ自転車』。
修理してもらうのを待つ間、店頭で売り物の自転車を眺めてた悪ガキの相手をしたり。>>0:260
余計な悪知恵を仕込んだこともあった気がするが。
まあ蓮見が小学生になったかどうかの話だ。]
(51) 2021/07/23(Fri) 11:30:12

【人】 教師 落川 禅



  うるせーよ。ひとりなの、見りゃわかんだろーが。

  そっちこそなんだ、祭りでヤンキーデビューか?
  中折れ帽までかぶっちゃってまぁ……
  俺は構わんが、親兄弟は泣かせるんじゃないぞー。


[褒めろと言ったのに、逆に揶揄いやがって。>>37
背が伸びて高校生になっても生意気が健在な蓮見の額に、団扇をぺしり。*]
(52) 2021/07/23(Fri) 11:36:26

【人】 二年生 鳳 凛

─夏祭り当日―


[祭囃子に、少しずつ賑わい始めるはなひら神社。
石畳を歩く下駄の音も楽しそうに弾んでいる。
目を閉じていても、この日のために新調したのであろう浴衣を纏う人々の笑顔が浮かぶ楽しい雰囲気の中、凛はいつものツギハギだらけの制服を纏っていた。]


(柊一も浴衣を買ったって言ってたわね。
どんなものを選んだのかしら?)


[清水の舞台から飛び降りたと言っていた姿>>0:95を思い出して、くすりと笑う。
今年のお祭りにかける気合は何か理由があったりするのだろうか。]
(53) 2021/07/23(Fri) 11:41:16

【人】 二年生 鳳 凛


……あ、


[そうして、ふと気づく。
今更ながら、昨日の落川との約束、待ち合わせ場所も時間も、具体的なことは何も決めていなかった。

けれど、携帯で連絡を、と伸ばしかけた手を凛はとめた。]


大丈夫――


[それは落川に遠慮したわけではなく、なんとなく。
なんとなく、わざわざ連絡しなくても会える気がしたからなのだが、]
(54) 2021/07/23(Fri) 11:41:19

【人】 二年生 鳳 凛



――…
っ、
と、ごめんなさい。



[ドンと、ぼんやりしていた背中を押されて、小柄な凛はよろめいた。
手に持っていた巾着が揺れる。
これも、端切れを繋ぎ合わせて作った手作りだった。]**
(55) 2021/07/23(Fri) 11:42:40

【人】 二年生 稲出 柊一

当日:篠田屋


 変じゃないっすかね?

[別にセンスや着付けの技量を疑っているとかではなく。
生まれて初めて袖を通した浴衣に、
あちこち視線で確認しながら、
不慣れな感覚にもぞもぞしていた。
着付けの最中は、じっとその工程を見ていた。
折角買ったのに1回しか着ないのは勿体ないから、
自分で着られるようになったら良いなと思ったんだ。

お祭り前の篠田屋には、
案の定着付けのお客さんがいっぱいいて、>>25
娘さんの姿を見かけたら、
邪魔にならない程度に挨拶だけしたんだ。
朝顔柄の浴衣姿は、控えめに言ってとても綺麗だった。
お淑やかな彼女の印象が、そう思わせるんだろうな。]
(56) 2021/07/23(Fri) 12:01:27

【人】 二年生 稲出 柊一

どのお客さんも着付けが終わると一様に嬉しそうにしていて、
浮足立っているのは自分だけじゃなかった。
そしてあんまり今まで気にしたことなかったんだけど、
お洒落をするのってやっぱり楽しいんだろうなって思った。
女子が躍起になってファッション誌を片手に
お喋りしているのも、今なら分かる気がする。

メンズ浴衣ってどんなもんかなって、
ネットサーフィンしてた時に、
絶対浮くだろコレ……という派手柄の浴衣コーデに添えられた、
「今宵、天から舞い降りし一柱の輝神isオレ。
 恋せよ乙女。でもその乙女心、
 天に召されないよう気をつけな!」
という煽り文句的なサムシングに爆笑してごめんな。
面白すぎて2時間ぐらい浴衣そっちのけで、
夢中になって読んでしまった。マジで時間泥棒だった……。
*]
(57) 2021/07/23(Fri) 12:04:32

【人】 二年生 稲出 柊一

はなひら神社


[着付けも終わり、堂々と会場入り。
まだ始まってそんなに経っていないから、
会場の賑わいもそこそこ。

折角神社に来たのだからまずはお参りをしておこうと、
出店の場所をチェックしつつ境内を歩いた。
途中で小雪ちゃんとすれ違ったから、]

 お、小雪ちゃんも浴衣か?
 いいじゃん似合ってる!
 オレも浴衣だから、大人っぽいか?

[そう言って、折角だから記念写真撮ろうぜ!
って、誘ったんだ。

お賽銭には定番の5円玉を投入して、
"あと1cm身長下さい"
"良縁の実装はまだですか?"
などの煩悩を振り払って……。]
(58) 2021/07/23(Fri) 12:29:17

【人】 二年生 稲出 柊一


    
みんなのねがいが

      はなひらきますように
 **
(59) 2021/07/23(Fri) 12:33:19

【人】 一年生 篠田 小牧

 ― 回想:篠田屋 ―

>>56変じゃないか、というそのお客様の言葉にママは「男前度がぐっとアップしてますよ」なんてふにゃっと笑っていたの。

 工程を見ていたのには即気付き、丁寧に着方を解説しながら着付けていたのよ。

 その柴犬をよく連れている先輩から挨拶があれば、私はぱっと顔を明るくして歩みよったの。]


 いらっしゃいませ。
 着て頂けて嬉しいです。
 とてもよくお似合いですよ。


[お勧めしたかいがあったわ。うんうん。
 綺麗なんて思われてるとは鈍感な私は気づいてないわけですけれど。]
 
(60) 2021/07/23(Fri) 12:36:07

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[店内のお客様はお祭りが楽しみなのか。そこに行くのに浴衣を着ていけるのが楽しみなのか。
 両方だといいわ。
 どこか浮足立っていたの。勿論私も。

 結果別の物を見たとしても、お洋服に興味を持ってしらべようとしてくれるだけでも私としては嬉しい訳です。知る事はないけれど。]



 私もお祭り後で行くんですよ。
 会えたらどうぞよしなに。
 お気を付けていってらっしゃいませ。


[何をよろしくなのかは自分でもわからないけれど。
 最期に襟元だけ失礼します。と軽く手なおさせて貰ってぺこり、とお辞儀したの。]**
 
(61) 2021/07/23(Fri) 12:37:05

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 
── 本部・落川センセ ──


  ワー
  先生偉いっスねー


[ふんぞり返る教師に対しては
 棒読みで称賛を送ろう >>51

 先生が学生時代に余計な悪知恵を仕込みに
 俺の相手をしてたとしても、
 ちょっと流石に今の落川センセと結びつかず
 いや、名乗られたら流石に思い出すけれど

 ただ、その悪知恵は無事(?)
 きっと明菜先輩んちの弟に受け継がれてる>>44
 だから大丈夫です、先生(
心のサムズアップ

 
(62) 2021/07/23(Fri) 12:38:48

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  あ いデッ
  叩くことないでしょーよーセンセ
  腹いせですか。独り身の腹いせですね。
  

[額を団扇で叩かれながらもケラケラ笑って誂いひとつ]


  まあ俺も見ての通りぼっちですけど。
  んでも、残念でしたぁー
  この甚平は親が選んだんですぅー
  

[だからヤンキーデビューではないですぅー
 むしろ逆ナン待ちくらいの勢いですぅー
 恨むなら俺の親(と妹)のセンスを恨んでくださいー。

 ケラケラ。年の近い教師だからこそ、
 なんか気の緩みみたいなのがあるのは否めない。
 そんな俺は、貰ったばかりの食券ひらひらさせて。]
 
(63) 2021/07/23(Fri) 12:39:38

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  センセも、混む前にメシ、
  取ってきちゃったほうがいいかもスよ。
  花火始まると、すげえ人になるから。


[なあんて。おせっかいひとつ投げつつ、
 じゃあ俺は行きますね、ぼっちですけど!って
 強調しながら立ち去ろうとする、かな。]
 
(64) 2021/07/23(Fri) 12:39:50

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[そんな軽口叩いてる相手が、
 まさか花一の女子生徒を、>>0:144
 メシで誑かそうとしてるなんて…(語弊)
 そんなことを知ったら…!

    そりゃあもう、にこやかに、
    軽口が止まらなかったでしょーから
    知らなくて良かったっすね!センセ!!]*
 
(65) 2021/07/23(Fri) 12:40:27
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a13) 2021/07/23(Fri) 12:46:08

【人】 数学教師 長尾 浩明

――夏祭り当日――


  夏祭りの日の夕方。
  昨日の疲れが残っていないと言えば嘘になる。
  休日なら家にいたい、なんて気持ちもあるけど。

  せっかく飾りつけをして手伝った夏祭り。
  食券も折角なら使って堪能するのもいいか、と
  一人でやってきた。
  
……恋人?居ません。落川先生と仲間ですね(?)


  商店街にある服屋>>0:72で買ったポロシャツは
  看板娘におすすめを聞いて買ったものだったっけ。
  特におすすめがなければ無地の無難なものを
  選んだはずだけど。
(66) 2021/07/23(Fri) 13:32:22

【人】 数学教師 長尾 浩明


  まずはどこに行こうか、なんて考えて
  ここに夏祭りに来るのは初めてだから
  少しあたりを見回していたら…
  下の方には注意が薄くなっていたのか
  小柄な人とぶつかった。
  つぎはぎだらけの制服には見覚えがある…
  

   「 あ…ぶつかってごめん、鳳さん。 」


  大丈夫?と聞いてみて。どこか怪我したり
  何かぶつかった拍子に落とし物とかしてないか
  確認して。1人でいるようなら
  誰かと一緒じゃない?なんて聞いてみようか。**
(67) 2021/07/23(Fri) 13:32:41
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。
(a14) 2021/07/23(Fri) 13:37:14

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― お祭り前日・提灯の飾り付け ―

[篠田さんとの作業中。
彼女の身長では辛そうな箇所を、
す、と横から引き取って。>>0:309

お礼を言われれば、私は冗談っぽく笑いながら]


 いいえ、どういたしまして。
 こんな時くらいしか役に立たないから。


[と、自分の図体を指して言ったのだった。

そんなこんなで、楽しく雑談も交わし。>>0:315

書道部で注文した上着については、
請け負って貰えて感謝しかない。
私も一部員として、篠田さんにもしっかり
お礼と、よろしくお願いします。を伝えておいた。

秋のパフォーマンスの際は、是非特等席にご招待したいと、
お願いされなくても、時期になったら言うだろう。]
 
(68) 2021/07/23(Fri) 15:24:14

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
 え、そうなんだ。
 篠田さん可愛いから、絶対誰かに誘われてると思った。

 そっか、家のお手伝いかあ……。
 大変そうだけど、頑張ってね。


[明日の予定を聞けば、つい本音がぽろりと。
だって、こんなに可愛い子、普通放っておかないでしょう。
篠田さんは、私が思う「女の子の可愛らしさ」を
集めたような女の子で。だからそんな感想を抱く。
その言葉について、篠田さんは何か思う所があったのかも、とは気付けなくて。
>>27


家の手伝いなのだと言われれば、なるほどと頷いた。]
 
(69) 2021/07/23(Fri) 15:25:48

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
 あ、ううん。私の浴衣は全然。いいんだ。
 ほら、靴のサイズと同じでしょう?
 大きいのって、なかなか無いよね。


[私の話で篠田さんがしょぼんとしてしまったら、
慌ててフォローしたつもりだったけれど、
フォローになっていたかどうかわからなくて、
えーと、と話を挿げ替えた。]


 実は私、明日一人で行く予定だったから、
 ちょっと寂しいなと思ってたんだけど。
 篠田さんも一人で行くなら、どこかで会えたら嬉しいな。
 その時は浴衣姿、見せてね?

 あ、一人で来るなら、夜道は十分気を付けて!


[人出も多いし、確か見回りもあったと思うけれど、
やっぱり注意は必要だから、ここは先輩として一言。
……篠田さんはちゃんとわかっていそうだから、いらない一言だったかもしれない。
]
 
(70) 2021/07/23(Fri) 15:27:33

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[お疲れ様ですを言い合ったら、>>0:317
私も篠田さんも、気付けば汗をかいていて。>>0:311
差し出された塩飴は、ありがたく受け取った。]


 わ、ありがとう。いただくね。
 ……うん、やっぱり、篠田さんしっかりしてると思う。
 というより、気配り上手なのかな。
 手伝いの声掛けもありがとう、助かったよ。


[先輩も、と言うのだから、他にも配り歩いていたのだろう。
こんな風に色々気が付く子は、そんなにいないと思う。
私は素直に褒めたつもりだったのだけれど、
今度もきょとんとされてしまったかな。

そうして、水分補給に行った篠田さんを見送ったら、
私は塩飴を、口の中にころり。]*
 
(71) 2021/07/23(Fri) 15:28:32

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 回想:ちっちゃな頃の、花巻さんと ―

[初めての、一人きりのお使い。
できると言った手前、帰る事もできなくて。
そこが見知った場所でも、
幼かった私は心細くて、緊張しきりだった。

だから、屈託なくニコニコと笑って
水羊羹を勧めてくれたその子に、>>0:326
私は救われた気分になって、
詰めていた息をほっと吐き出したのを覚えている。]


 う、うん。あのね。
 水羊羹、うちのおばあちゃんも好きなんだって。
 ここがいちばん、って言ってたよ。

 それに、入れ物がかっこいい!


[最後のは、私の感想。
祖母は何度も食べた事があるのだろうけれど、
私が花巻庵さんの水羊羹と出会ったのは、この時が初めてで。
パック入りの水羊羹しか見た事のなかった私にとって、
竹の容器は何とも言えない特別感を放っており、
まずはそこに大注目してしまったのだ。なんせ子供だから。]
 
(72) 2021/07/23(Fri) 15:31:56

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[食べた後は、どうなったかというと。

「ねえ、お使い行こうか?」
「お使い行くよ」
「今日はお使いないの?」

と、祖母の周りをうろちょろしては、
お使いの権利をもぎ取って、
花巻庵さんの夏の常連と化していた。

二度目のお使いで、水羊羹の感想を聞かれた時は、
その子のわくわくしたような顔に思わずつられて、
私にしては随分勢いの良い声が出た。]


 うん、すっごくおいしかった!!

 ……あの、今日はね、
 この前見た、透明なのが気になるんだけど……おいしい?


[と、後半は人見知りが顔を出し、少し大人しくなったけれど。
前と同じようにお勧めしてくれないかなって、
寒天を使ったお菓子の方を指差して。

お店に行けば会える、髪の長い女の子。
一緒に遊んだ事は無かったけれど、
私はお使いの度に、その子のお勧めを聞くのが楽しみだった。]
 
(73) 2021/07/23(Fri) 15:33:51

【人】 二年生 稲出 柊一

回想:篠田屋


[お客様に変じゃないかと言われて、
当然"変です"なんて答えが返ってくるわけがなく。
「男前」なんて慣れない賛辞>>60に、
少し照れながらもリップサービスだ!と言い聞かせる。

オレの意図を察してか、細かく着付けの仕方も教えてくれた。
着付け待ちのお客さんは他にもいたのに、
流石に丁寧だなって、改めていいお店だなって思ったんだ。

看板娘さんは、オレの辞書には決して載ってそうにない、
大人びた、品の良い言葉遣いで褒めてくれた。]

 お薦めしてくれた浴衣が良かったからだよ。>>0:103
 本当に、有難う。そっちも似合ってる。
 流石服屋さんの看板娘だな。

[オレはお客様なので、リップサービスする必要などない。
だから、これは本音。忙しそうだし今日は1日
お手伝いなのかと思ったら、お祭りには来るみたいだ。
ここで見る浴衣姿より、お祭りで見る浴衣姿は、
もっと綺麗なんだろうな。]
(74) 2021/07/23(Fri) 15:35:58

【人】 二年生 稲出 柊一


 そっか、会えるといいね。
 行ってきます。

[笑顔でそう言って店を出ようとしたけど、
和装の女子に言われる
「お気を付けていってらっしゃいませ」の火力、
ヤバくないですかね?手直しの際に、
ぐっと距離が近づいたりして、大変どぎまぎしてしまった。*]
(75) 2021/07/23(Fri) 15:37:21

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[そんなある日の事。やっぱりお使いに行く道中で。

前日はお祭りだったので、
そういえばいつも可愛い服を着ているあの子は、
お祭りに行ったら、どんな恰好をするのかなって、
会ったら聞いてみようと思っていた。

私は、その子を可愛くないと思った事は一度もなかった。
可愛らしいレースやリボンを、似合わないと思った事も。
それは、子供らしい丸みがあったからとか、
男女の言う「可愛い」の尺度の違いとか、
色々理由を付ける事もできたかもしれないけれど。

あの頃、きりりとした顔立ちの中心で、
いつも生き生き、きらきらと輝いていたその目が、
私は好きで。とても魅力的だと思っていたから。
どんな服だって着こなしているように思えたのに。

だからね。髪の長さより、着ているものより、
その表情が翳ってしまう、それが一番――
]
 
(76) 2021/07/23(Fri) 15:39:08

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
 えっと。 髪の毛、お揃いだね……?


[他に、何が言えただろう?

髪を切ったら、いいねとか、似合ってるねとか、
普通ならそんな事を言えただろうに。
その時の顔を見ていたら、私にはとても。

だけど、自分の短い髪を指して、何とか捻り出した一言も。
男の子のような恰好を平気でしていた私の口から出れば、
何の意味も持たず、慰めにもなりはしなかっただろうか。

私は俯いて。

その日から、お使いには行けなくなってしまい、
夏の常連の子供はいなくなった。]
 
(77) 2021/07/23(Fri) 15:40:46

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― バレーのこと ―

[ところで。私が、バレーをやめた理由。

なんて事はない、
単純に向いていないと思ったから。
そう言うと、誰かには首を傾げられる事もあったけれど。

恵まれた体格に、運動神経も悪くない。
練習だって真面目に参加していたし。

でも一つ、弱点があった。

簡単に言うと、私は気迫負けするタイプで。
ネット際の攻防。前に出るポジションだった私は、
相手チームの強い視線を浴びる事も多く。
だけど、どうしても、それに慣れなくて。

やめるまでには、それなりに色々あったのだけれど。
結局の所、原因はそれ。

能力じゃなく、性格的に、向いていなかった。]
 
(78) 2021/07/23(Fri) 15:42:24

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[色々と、重ね合わせて見れば。
私達の対比は、なんて皮肉なのだろう。

髪を切ったあなたと、伸ばした私。
視線の中に紛れ込んだあなたと>>0:271、逃げ出した私。
無理をしても続けるあなたと、>>0:273
すっぱりやめて、別のものを見つけた私。

あなたが、今の私と幼い私の面影を
重ねる事ができなかったように。
私も、懐かしい女の子の面影は見出せなかった。

私の方は、眼帯の女子生徒が、中学の時の交流試合で>>0:328
見かけた顔だと気付く事はあっても。>>0:54


このまま知らない方が、平穏なのかもしれない。
知ったところで、私はまた、ろくな言葉を紡げないのだろう。

それでも。
いつか楽しかった私達の思い出を、
もう一度、重ね合わせる事はできるのかな。]*

 
(79) 2021/07/23(Fri) 15:44:58

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 鳥仲間と、仲違い ―

[あちらにも、こちらにも、
色々な場所に連れて行ってくれたよね。>>0:346
自分の通う学校以外に入るのは初めてで、
(もし校庭までだとしても)
ちょっとドキドキしたりして。

お祭りの型抜き、横目で盗み見た11点の出来に>>0:347
勝った
 と確信して挑んだ私の、
肝心の出来はといえば61点。

たこ焼きで火傷したら、慌てて飲み物押し付け合ったりして、
咽せ返って大変だったけど、すごくおいしかったよね。

まるで飛ぶような日々。
あっと言う間に駆け抜けた、
終わってしまうのが惜しかったあの日。]
 
(80) 2021/07/23(Fri) 15:48:05

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 



 
(81) 2021/07/23(Fri) 15:49:51

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
 
 きつねって、そんなにこわいかな?
 可愛いんじゃなくて?


[神社の噂話を聞いても、
いまいちピンと来なかったけれど。

例えば、狐は鳥を食べるなんて話をされたら、
自分達の名前に重ねて、震え上がってしまったかも?]


 じゃあ、早く帰らないといけないね……


[そう言った私は、ちょっとだけ口を尖らせて。

だって、日が暮れかけているのはわかっていたけれど。
あと少し、もう少しだけって、
私はまだ遊んでいたかったのに。そんな話するから。]
 
(82) 2021/07/23(Fri) 15:51:11

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[でも、その一言。>>0:349]


 えっ。 きつねさんに?
 こわいのに、攫われに行くの?


[そう尋ね返したけれど。
すぐに冗談と笑った朱鷺也の顔を眺めて、
私は、ぱちぱちと瞬きを繰り返したあと、
うーん……と考え込み。]


 うん。朱鷺也と一緒ならいいよ。

 だって、朱鷺と鶴だったら、
 飛んで逃げられるでしょ。
 一緒だったら、どこに攫われても大丈夫!


[その問いにどんな意味があって、どう受け取られたのか。
私はよくわかっていなかったけれど。
わからないなりに、子供の不思議な理論で返して。

でも、例えば、その夜大冒険に出掛けて、
後で大目玉を食らったとしたって。
私は大丈夫だったはず。二人一緒なら。]
 
(83) 2021/07/23(Fri) 15:52:30

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[でもね、わかっていた。そういうの。>>0:352

そうなるんだろうなって思っていたし、
そんなものだよねって理解して。

だってほら、うちには年上の兄がいて、
私は兄を観察しながら育ったわけだから。
思春期男子の生態には詳しいんだ。
上辺だけかもしれないけれど。


私は私で、新生活が忙しかったし。
でも、背が伸びたなあとは思っていた。

私だって、女子の友達もできたし。
いや、まだ私の方が背が高いと思う。

朱鷺也と遊ぶ事がなくなっても、別に。
手を挙げてくれるだけ、まだ良いよね。


――わかっていたけれど、
自分の事は、意外とわかっていなかったかも。
]
 
(84) 2021/07/23(Fri) 15:54:48

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
 え、 ……あ、うん。

 久し振り……


[その日は、私の方が驚いたと思う。
というか、呆然とした。]
 
(85) 2021/07/23(Fri) 15:55:40

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[それは確かに。
確かに、先にそう呼んだのは私かもしれないけれど。

ちゃんと知っているんだから。
男子の事は呼び捨てにしているの。
女子の事はちゃん付けしているの。

私はみんなのこと、くんとかさんとか呼んでいるし、
みんなと同じにしただけなのに。

なのに、>>0:354



意地悪ではないだろうか??
]
 
(86) 2021/07/23(Fri) 15:57:20

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

[自分がどうして怒っているのか、わからないけれど]


 
(87) 2021/07/23(Fri) 15:57:58

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[離れていた間に、きっと距離感が変わってしまったから。
みんなと同じところから、測り直そうとしただけなのに。

どうして余計遠くへ行ってしまうのか、
全然わからない。

わからないから、
そっちがそうなら、とそんな気持ちで。
私はあれから、蓮見くんにはそっけない態度を取っている。]
 
(88) 2021/07/23(Fri) 15:59:00

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[お祭りの準備に参加するのも知っていて、
名簿の名前だって確かめたけれど。
見掛けても知らないふりして、手を振ったりはしなかった。

……高二にもなって。
ちょっと、情けないなとは思う。

素直に聞いてみる事ができたらよかったのに。

私は本当に、図体ばかり大きくて、
中身が伴っていないみたい。
この身長の5cmくらい、
器の大きさに回せればよかったのにな。]**
 
(89) 2021/07/23(Fri) 16:00:12

【人】 三年生 堂本 明菜

― 回想:スイカ割り ―

[声を揃えて喜んだ兄弟。>>22
 釣られて明菜も笑顔になって、
 足りない分はもちろん小銭でお支払い。
 家から麦わら帽子を持ってきたら、
 夏空の下をまるで宝物を得たように子供たちは駆けだした。

 約束通り一番にやらせてもらうことになったら、
 ぐるぐる回され手の鳴る方へ。
 よろめきながらも振り下ろした棒は
 スイカの脇の地面を叩いた。

 汗も日焼けも気にせずに、
 みんなで楽しんだ後のスイカは甘くて美味しい。
 種飛ばし大会が始まったら、
 勢いよく空に黒い種を飛ばしただろう。

 その日の絵日記には、夏休みの思い出として
 楽し気な雰囲気が伝わる絵が描かれることになったのは
 言わずもがな。]
(90) 2021/07/23(Fri) 16:08:15

【人】 一年生 篠田 小牧

 ― 回想:長尾先生のご来店 ―

>>66 花巻さんと同じクラスの私も無論長尾先生の授業を受けた事があるわけなのよ。>>0:48

 お店の娘として数学が不得意、なんて真似は出来ないわ。とはいえ暗算は練習のたまもので自分でもなかなかいい感じだと思うのだけれど、図形から方程式にあてはめる、とかなると単純に計算だけじゃダメなわけなのよね。

 ……つまり単純計算は強いわ。強いけれど他がどうも苦手なのよね。


 それは流石に。と思って授業の後分からなかった時は何度も先生に質問しにいっていたわ。
 先生の教えの良しあしでなく、私自身がどうも理解が遅いだけなのよ。飲み込めば一気に解けるのに飲み込むまでが大変なのよ……。


 いつもお時間とらせてすみません。なんて伝えたこともあったわ。
 そんな先生がお店に来てくれたならば。
 それはもう頑張って商品をお勧めしたわ。]
 
(91) 2021/07/23(Fri) 16:08:19
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a15) 2021/07/23(Fri) 16:09:31

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 職場で使う予定はありますか?
 それならば襟付きがやはりお勧めとなります。
 ビジネス用のポロシャツというのがありまして。此方になりますね。
 ワイシャツに似た前開きタイプとなっております。

 お色は白かブルー、グレー、あとはネイビーあたりが鉄板ですね。その辺はお好みでどうぞ。

 あ、お家用なら本当に好みで選んでいいと思いますよ。


[なんて、お世話になっている先生に格好いいところを見せようとして。だいぶ、張り切った解説をしてみちゃっていたのよ。]**
 
(92) 2021/07/23(Fri) 16:09:44

【人】 三年生 堂本 明菜


 アタシは堂本明菜。
 よろしくね。


[自己紹介されたら自己紹介を返して。>>24
 その時夕鶴をどちらの性で認識していたかと言われれば、
 男の子と勘違いしていたような気もするけど、
 直接か親伝手かでそのうち女の子と認識するに至る。

 夏休みの間だけのお友達。
 根拠もなく永遠に続くと思っていた日々もいつしか
 終わりを告げて。
 成長すればそれが当然だと思っていたが
 高校で再会した時には驚いた。]
(93) 2021/07/23(Fri) 16:10:44

【人】 三年生 堂本 明菜

[しばらく会わないうちに髪も伸びて、
 すっかり女の子らしくなった夕鶴は
 一瞬誰かわからなかったけど、
 すぐに懐かしい夏の香りを運んできてくれる。]


 よろしくね、後輩。


[覚えていてくれてありがとう。
           そうして、笑った。*]
(94) 2021/07/23(Fri) 16:12:23

【人】 三年生 神田 京平

 
 
 
重たかった看板は指定の位置でしっかりと役割を果たし

 
綺麗に飾られた提灯は灯りで人を導く

 
ゴミ箱は指定の位置にしっかりと並び

 
備品は不足もなくしっかり行き渡っているようだ

 
テントも頑丈にしっかりと建てられて





さあ、
お祭り
が始まるよ


 
(95) 2021/07/23(Fri) 16:14:03

【人】 三年生 神田 京平

 
── 前日:
忘れ去られた稲荷様
──

[一服、と言って向かった先は
はなひら神社の神殿からさらに奥に行った先にある
山道へと続く小さな森。神社の外れに位置していて
小さな子供の探検場所等にはなっているが
人通りはほぼないといっていい
雑草が生い茂り、虫の鳴き声が響き
日中であれば木漏れ日の広がる自然が体感できる場所だ

その人気のない場所を慣れた様子で歩いていく
木に覆われて隠されるようにオンボロになった小さな神殿
その中もやはりボロボロで一部屋根が崩れている
中に入ればギシギシと軋む音がする]


 ただいま

[出迎えてくれたのは2体の小さなお稲荷様
祀られていたのか御神体であったのか
建物と同じくボロボロだった2体の狐の像
供えるように水の入ったコップを目の前に置いて
腰を下ろして残りのペットボトルの水で喉を潤す。]
(96) 2021/07/23(Fri) 16:16:13

【人】 三年生 神田 京平

 
 ここはいつも静かやねぇ

[風に揺れる木々の音
元気に鳴く虫の声
ほのかな光で夜を彩るホタルの光
座った場所から見えるのは夏水仙の花が揺れている
夏の終わりには彼岸の花も綺麗に咲く場所だ。]

 明日、お祭りやから
 きっと賑やかな音もここには聞こえてくると思うんよ
 ────だから、楽しんでや

[神田 京平はこのオンボロ神殿に住んでいるわけではない
物心ついた頃には彼は人よりも色んなものが見えていた。
親は精神的なものだと言い張り信じてはもらえなかった
小さな子供の小さな世界では大きなショックを受けたのが
記憶に残っている。
人にも人ではないものにも逃げたくなった彼の逃げ場所は
はなひら神社だった。
でもここは地元でも有名な神社
人通りは常にあり人を恐れていた京平は逃げるように
神社の奥へと入っていった。
そこで見つけたのがこの場所であった。
不思議とこのオンボロな場所、そしてはなひら神社では
彼にとっての恐ろしいものを見ることはなかった
そうして狐の面を手に入れるまで、いや手に入れてからも
彼の居場所は此処だったのだ。]
(97) 2021/07/23(Fri) 16:18:27

【人】 三年生 神田 京平

[長くなった昔の振り返りが終われば休憩も終わり。
明日に備えてまだまだやることはたくさんあるはずだ。]

 また明日

[そう言い残して人の世界へと戻るのだ。
風の音がざわざわと木々を揺らす

 
いってらっしゃい


そう言っているような気がして振り返ると
狐の目が4つこちらに向いていた。
フッと口元が緩み、この言葉が出た。

 
いってきます


                **]
(98) 2021/07/23(Fri) 16:22:32

【人】 一年生 花巻 楓

─ 前日 ─

[一度は遠慮したけど、それでも明菜が手伝ってくれると言ってくれた>>9から
ありがと、とお礼を言って、重くないけどかさばって持ちにくかった大布を持ってもらって。
倉庫まで行く道すがら、明菜と話をしながら歩いたのだが]


 あー、釘刺しはたしかに必要かも。
 今年も暑くなりそうだもんね。

 うちもお兄ちゃん達に気を付けてもらわないとだ。

[去年堂本さんちのお父さんが倒れた一件は勿論明菜たち姉弟が一番心配したろうけれど商店街仲間としても心配な一件だったのだ。
和菓子だって今ではスーパーやコンビニで手軽に買える。
長年地元に根付いてて、常連さんが居てくれるとはいえ共に頑張る仲間がいてくれるからやっていけてる所は大きくて。
両親なんかは同じ親の立場としても、男手一人で頑張ってる堂本さんにもしもがあったらと気が気じゃなかったみたいだし。
流石にそんなことを明菜には言えない代わり、屋台の焼き場を担当する4つ上の兄の話題を出した流れかフルーツ大福の話になって]
(99) 2021/07/23(Fri) 16:41:27

【人】 一年生 花巻 楓


 うん、最初お父さんたちはメロンって言ってたんだけど。
 どうしても原価が抑えられないって相談してた所で
 お兄ちゃんがスイカはどうかなって言いだして。

 意外と餡子と合うんだなーってあたしもびっくりしちゃった。

[旬によって中身の変わるフルーツ大福だが、今年の夏のスイカ大福は難産だった。
水分量の多い果物だし、そのままで食べて美味しいものをわざわざお菓子に組み込む付加価値をつけなきゃいけないしで言い出しっぺの兄が中心になって試行錯誤を繰り返した結果だったから話題に上がっただけでも嬉しく思える。
もちっとした求肥と塩気のきいたこし餡のバランスは瑞々しいスイカとの調和がよく取れたものだ。
種なしスイカを選んでるところも食べやすさの一因に入るだろう。
身内びいきはあるけれど、兄の成果を認めてもらえた嬉しさで誇らし気な顔になった]


 あ、今年はたい焼きとべっこう飴出すみたい。

 去年の冷やしぜんざいは評判良かったから続けるかなって思ってたけど、
 ごみの量多かったから今年は止めちゃったのかも。
(100) 2021/07/23(Fri) 16:42:04

【人】 一年生 花巻 楓

[べっこう飴は毎年必ずだけど、もう一つは毎年考えての出店になる。
暑い夜に冷たいぜんざいは好評だったけど、プラスチックの容器に割りばしは中々かさばってゴミ集めが大変だったから継続しなかったのも納得できる。
そんな話をしている間に目的地についたので、明菜にありがとうともう一度お礼を言って]


 うん、気を付ける。
 明菜ちゃんも、がんばりすぎないでね。


[気遣ってくれる明菜>>10に、こちらからも気持ちを返して。
個人的には焼きトウモロコシも大好きだけど、おじさんと明菜ちゃんの勝負は聞いてたから]


 もちろん、休憩入ったらすぐ買いに行くから。 


[明日はあたしも屋台の手伝いに入るから真っ先に行くとは言えないけれど
それでも出来るかぎり早く売上に貢献すると約束して別れたので
屋台列の方から大きな声が聞こえたかどうかは、はてさて**]
(101) 2021/07/23(Fri) 16:42:21

【人】 二年生 稲出 柊一

回想:前世貧乏神の幼馴染


[意を決して話した、オレのお節介の最中。>>0:291
恥ずかしい一人称変更時の記憶が蘇っているとは思わず。>>28
その件は忘却の彼方へ
飛んで行ってもらえれば助かるのだが……。

黙って思案している様子を見て、>>30
何をもってこんなこと言いだしたのかは
察して貰えただろうかと、
凛の言葉を重たい空気の中待ったんだ。

「優しいね」という言葉に>>31、内心でかぶりを振る。
違うんだ。別にオレは、優しい人間なんかじゃない。
善意の塊みたいな幼馴染を前に、自分を優しい人間だなどと
思い上がれる者がいるのなら、そんな奴は噓つきだ。]

 違う。
 凛は……凛が、優しくされるべき人間だって、
 ただそれだけなんだ。

[あれこれと知恵を絞って何かを作っては、
人を喜ばせようと時に自分を顧みないで、
ポンと与えてしまう凛だけど。
この位生きていれば、自然とそんな善良な人間に、
悪意でもって利用することしかしない者も
いるのだと知っている。
そんなのはあんまりだ……
オレが思うのは、ただそれだけのこと。]
(102) 2021/07/23(Fri) 16:46:37

【人】 二年生 稲出 柊一

[貧乏神に好かれそうなキャラベスト10……>>32
そんなものを作って遊んだこともあった。
中には誰が見ても明らかに
この後破滅するんだろうなってキャラもいる。
でも時には大して背景の明かされてないキャラでも、
何で見抜いたのか落ちぶれるのを予言したこともあった。
少なくともオレが知る限り、凛の見立てが外れたことは無い。
そんな凛に"必ず幸せになれる"なんて言われたら、>>33]

 そっか。凛のお墨付きなら、絶対だな。
 凛はさ、人を見る目はずば抜けて確かなんだから、
 ちゃんと"いい人"を選ぶんだぞ。
 将来、凛に選ばれた人を、オレが羨むくらいに。

[初めて前世の話を本人から聞いた時、
オレは「流行りの異世界転生設定か!?」
なんて盛り上がったけど、
真偽はどうあれ、きっと凛には必要なものなんだと思ったから、
だから1度も変な目で見るようなことはしなかった。
貧乏神が人を貧乏にするのではなく、
貧乏になるのが本人の素質であるならば、>>0:172
前世が貧乏神だった少女が、いい人と幸せになる未来だって、
全然ありなんだよな?*]
(103) 2021/07/23(Fri) 16:48:19

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 
── 鳥仲間と、仲違い ──


[あの日、そんな顔をするから、>>82
 
決して!ドヤ顔のことではないぞ!>>81


 だから攫ってしまえればいい、って思ったんだ。
 あと少し、あともう少し、って
 そう思ってた気持ちは、俺も一緒だったから。

 攫われちゃえば、ずっと夕鶴がこの街に居てくれる。
 言葉の意味の種明かしをすることは終ぞ無かったけれど
 一緒なら大丈夫、そんな言葉は確かに胸を打った>>83


  じゃあ、あとすこしだけ。


[きつねの面は売ってなかったから
 代わりに買ったのは、当時のヒーローの仮面。
 今日夕鶴を攫うのは、自分の役目。
 手をひこうと差し伸べた掌は、受け取ってくれた? ]
 
(104) 2021/07/23(Fri) 16:48:48

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[大冒険には出かけなかったけれど、
 お祭り、空が暗くなってしまっても、
 暫く階段に腰掛けて、境内から花火を見ていた
 喧騒と花火の音にまぎれて、いろんなこと話して。

 最後の花火が鳴り響くまで、夏祭りは終わらなかった。
 遅くなったこと怒られちゃったかもしれないけれど。
 なんなら一緒に謝りにいくから、大丈夫。]
 
(105) 2021/07/23(Fri) 16:49:10

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[だけど、そこから少しずつ、離れていった]

 
(106) 2021/07/23(Fri) 16:49:30

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[解ってたよ。多分離れたのは自分のほうなんだ、って
 差し伸べた手も、ひと夏が終われば離れてしまって
 背の高かった夕鶴の目線に、いつの間にか追いついて

 男の子も女の子も関係がなかった昔じゃない
 比べれば比べるほど、
想えば想うほど、

 自分は男子だったことを思い出すし、
 夕鶴は女子なんだって、思い出す。

 もう昔みたいに手を差し伸べられないこと、
 解ってた。


      でも、俺は。
      自分のこと案外解ってなかった。
      ……違うか。
      解ってない、ふりをしようとしたんだ。

 
(107) 2021/07/23(Fri) 16:51:13

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


[ 蓮見くん、って呼ばれたとき、
  離れてしまったなあ、って思った。 ]


 
(108) 2021/07/23(Fri) 16:51:27

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[誤解のないように言っておくと、
 女子の中でも、さん付けして呼ぶ相手もいるし
 男子の中でも、苗字呼びのやつもきっといる。
 だから、きみだけ、さん扱いしたわけではないけど


       …… まあ似たようなものか
       離れた距離を思えば、
       それは言い訳にすらならない。



 確かに俺は、余計遠くにいってしまったし、
 蓮見くん呼びをする「田邉さん」が
 随分と自分からはなれてしまったのは事実だから。]
 
(109) 2021/07/23(Fri) 16:52:11

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[きみは気にしてるかもしれないけれど、
 きみは、女の子の中ではよく目立つから。


       …… たぶん、そういう理由だろ、



 だからお祭りの準備の間も、見かけることはあったんだ
 だけど話しかけることはできなかったし、
 すぐに、目を逸してしまった。
 
 
       …… 別に、ただ、それだけのこと
       未だに随分と気まずい、それだけの話だ。


 
(110) 2021/07/23(Fri) 16:52:40

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[ 気がつけば何故か目で追って、
  目が合う前に逸しているだけ……なんて。
  そんなこと、あるわけなんて、ないんだよ。

  俺は、自分のことを、解ってないふりをする。]**

 
(111) 2021/07/23(Fri) 16:53:24

【人】 一年生 篠田 小牧

 ― 回想:篠田屋・稲出先輩 ―

>>74ママは先輩の照れた表情にくすくす笑っていたわ。
 一人一人のお客様を出来るだけ大切に、そう両親は頑張っているのよ。いいお店と思ってくれているなんて知れたら、家族一同物凄く喜ぶわ。]


 ふふ、似合うものを選べてよかったです。
 いえいえ……って
ふぇっ!?



[似合ってる、まではお返しの言葉として少し照れつつ受け取るだけで済んだわ。
 済んだのだけれど看板娘なんて追撃がちょっときいて。変な声が一瞬出たの。

 お店を出してまだ少しだもの。そういう言葉に慣れてなかったのよ。少しはこの環境に馴染めて来ていれてるのかしら? なんて思えば嬉しかったわ。


 咳払い。]
 
(112) 2021/07/23(Fri) 16:54:36
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a16) 2021/07/23(Fri) 16:54:44

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 ありがとうございます、先輩


[此方からもお礼の言葉を返して。
 行ってきますの言葉に>>75そうですね。と返答しつつ手を振って見送るの。

 ……あ。
そういえばまだ先輩の名前知らなかったわ。
 なんて今頃気づいたのよ。
 また会えた時に聞かないと。なんてやっぱりのんびり考えていたの。]**
 
(113) 2021/07/23(Fri) 16:55:50

【人】 二年生 鳳 凛

――夏祭りにて――

[背中に受けた衝撃にふらふらと2.3歩前に進みはしたが、転ぶほどではなく。
凛は態勢を立て直しながら、自身と同じように謝罪を口にする声の主を仰ぎ見た。>>67


…ぁ、長尾先生。
はい、大丈夫です。


[少し乱れた髪を手櫛で直すと、凛の周辺に気遣うように視線を走らせる数学教師に凛は応える。
彼が身に着けているのは浴衣ではなくポロシャツ。
生地の様子から、新調したばかりであることが見て取れた。]


いいえ、1人です。
そのポロシャツ……先生こそ、どなたかお探しですか?


[同じ問を返して、凛は笑う。
数学の成績は上位のほうだっただろうか。
今年、赴任してきたばかりの長尾には、顔よりも身形で先に名前を憶えられたような気がする。]**
(114) 2021/07/23(Fri) 16:56:46

【人】 三年生 堂本 明菜

― 回想:柊一と黒鉄 ―

[幸い黒鉄は頭を撫でてももさもさな尻尾を
 左右に揺らしてくれた。

 さらに好きなところどうぞ>>0:321なんて
 言われてしまったら、初対面で身体の隅々まで
 堪能してしまっていいのだろうかという葛藤も僅か、
 欲望のまま手は小さな耳から魅惑的な頬、
 すっとした鼻筋、きゅっとしまった口元へと
 無遠慮に伸びていく。]


 それもある 
し、

 
多分、お母さんのこともあったから


[余計な言葉を口走ってしまったからなんでもないように
 撫でて続けた。
 統計の話を聞けたなら感心することになっただろうけど、
 今の現状、やはりペットを飼うのは難しいと理解出来る
 から我がままをいうつもりは更々ない。]
(115) 2021/07/23(Fri) 17:06:05

【人】 三年生 堂本 明菜

[何事もなく一頻り撫でさせてもらったら満足して、
 散歩、中断させちゃってゴメンね、と
 手を振って見送った。
 
 ファンサービスのサツマイモを前にした
 黒鉄の様子を聞いたならこちらも嬉しくなったし、
 その後黒鉄を撫でさせてもらう機会も増えれば、
 逆にファンへ献上のごとく小さなサツマイモの
 プレゼントがあったかもね。]*
(116) 2021/07/23(Fri) 17:07:03

【人】 三年生 堂本 明菜

― 回想:篠田屋にて ―

[おススメを聞けば小牧の口からは
 すらすらと言葉が流れてくる。>>0:298
 それが努力の賜物であることは、想像に難くない。
 それを傍らでふんふんと聞きながら、
 こっちとこっち、どっちの色が良いかな、なんて
 鏡の前で合わせてみたり。

 デザインは元より、季節をそこまで気にせず使えるという
 とろこが気に入った。
 だから今回もお買い上げ。
 男用もあるのなら、弟に靴下くらい買って行って
 あげてもいいかもしれない。

 浴衣コーナーが目に入れば、綺麗な浴衣よりなにより
 派手めの甚平>>0:199に目が行ってしまった。
 
買う人この界隈でいるのかな、いや、弟なら喜ぶか…?

 と思うが小牧がいる手前口には出さない。
 浴衣を勧められば家にあるからとそこは断りをいれて、
 お会計を済ませればお店を後にした。]**
(117) 2021/07/23(Fri) 17:08:09
三年生 堂本 明菜は、メモを貼った。
(a17) 2021/07/23(Fri) 17:11:12

【人】 一年生 花巻 楓

─ 前日 ─


[さて、明菜と別れて備品倉庫の中に入って目的を果たそうとしたわけだが]

 はい?

 あ、はい。探し物っていうか
 屋台の方でいくつか頼まれてきたんです。


[業者さんを相手にしていた少女から声をかけられ>>49
てきぱきと対処してくれる彼女>>50に、思わずそのまま確認を任せてしまったけれど
彼女の手を止めさせてしまった、と気が付いて慌てて]


 あの、手を止めさせちゃってごめんなさい。

[すでに半ば確認を進めてもらってる以上、下手にこっちが手を出すより最後までしてもらった方が手間は少ない。
あれとそれと、と確認が済んだものから纏める方に回りながら、ちら、と視線を向けたのは彼女がある意味商店街の有名人、ではあったから。
私自身は学年も違うし接点もあんまり無いから、彼女が私を知ってるかは分からないけれど]
(118) 2021/07/23(Fri) 17:24:27

【人】 一年生 花巻 楓

[前世が貧乏神、と自称している彼女に向けられる目は様々だと思う。
商店街、というか商売をしている所では縁起が悪い、なんて思ってる人もいるかもしれない。
うちの両親や祖父母は、貧乏神は縁起が悪いばかりじゃない、なんて言ってたから彼女自身に負感情は持っていないけれど───
彼女の親には、同じ子を持つ親の立場として、思う所があるらしい。

見兼ねる部分はあっても、他人が手出しできる範囲は思いのほか狭くて
何より鳳先輩自身が助けを求めているわけじゃないから、何かをしたことは無いはずだけど。

お駄賃とかでお金を渡してもすぐに寄付などに全額使ってしまう彼女を、それならと祖母が何度か話し相手になって欲しいという名目でうちのお菓子を食べてもらおうとしたことはあったけど
それも何度もしないうちに、遠慮されるようになったから誘えなくなってしまったと祖母が零していたのは覚えている]
(119) 2021/07/23(Fri) 17:25:38

【人】 一年生 花巻 楓

[前世だとかそういうの、あたしはよくわからないけれど
こんな風にてきぱき仕事もこなせて、周りに優しく出来る人なのに
なんで自分自身には優しくしないんだろうな、って。

そんな疑問をぶつけられる程親しかったら、あたしが今抱いてるよりもっと寂しい気持ちを持ってたんだろうなって。
そう思っている間にも、てきぱきと作業をこなしてくれた彼女から確認が終わったと教えられたので]


 ありがとうございました。

 ……あの、先輩。
 うち、明日はたいやきとべっこう飴の屋台、出すんですけど。

 良かったら、食べに来てくれたら嬉しいです。


[手を貸してもらったお礼を言って、物品を運び出そうとして。
立ち去り際、なんとなく、明日の屋台のことを口に出したのは
少しでも彼女が、彼女自身が喜ぶことを選んでくれたらいいなって。
うちの甘味なら、それが出来るんじゃないかって思ったから**]
(120) 2021/07/23(Fri) 17:32:39
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a18) 2021/07/23(Fri) 17:38:26

【人】 数学教師 長尾 浩明

――回想:篠田さん――

  花巻さんと篠田さんは同じクラス。
  だから、授業で顔を合わせたこともあるし
  なんなら篠田さんは
  何度も質問に来てくれる生徒の一人で>>91
  熱心だなという印象を持っている。
  計算ができるのであれば、
  こちらとしては教えやすい部類。
  計算も苦手な生徒は自分がわからないことが
  わかっていないことも多いから。


   「 時間は気にしなくていいよ。
     人に教えるのが仕事だから
     遠慮なく質問に来てくれた方が
     俺は嬉しいかな。篠田さんは計算がはやいし
     苦手意識持たずに解いていけば
     きっと数学を得意分野にできると思う。 」


  お時間を…なんて言われたときは
  気にしなくていいって笑って返して。
  テストの点数も彼女の頑張りが
  反映されていたように思う。
(121) 2021/07/23(Fri) 17:44:56

【人】 数学教師 長尾 浩明


   「 そうだな…兼用出来たらいいな。
     普段あんまり派手なの着るわけじゃないし。 」


  なんて、ざっくりしすぎた要望はもしかしたら
  困らせたかもしれないけれど。
  ビジネス用のポロシャツを紹介されれば
  ふむふむ、なんて大人しく聞いていた。>>92
  前開きのタイプのポロシャツ、
  色はネイビーにすることにした。


   「 すっかり板についててすごいな。 」


  なんて、会計を済ませた後に感心したように
  言ったけど…反応がどっちかというと
  親戚のおじさんみたいになってなかったか、
  とか思ったり。*
(122) 2021/07/23(Fri) 17:45:25

【人】 数学教師 長尾 浩明

――鳳さんと――

  
  ぶつかりはしたけど、転ぶまでに至らなくて
  安心しつつ、彼女の返答を聞けば


   「 それはよかった。
     1人…?学生は友達と来るもんだと思ってた。
     あ、このポロシャツは篠田さんのところで
     買ったんだよ。着心地よくて気に入ってる。 」


  ポロシャツを気にしている様子だったから
  どこで買ったのか気になったのだろうか、と
  購入先を教えた。彼女は確か数学の成績が
  かなり良い部類だったはず。
  自己アピールしていたとは
  自分が知る由はないのだが>>0:32
  会計なんかをしたならきっと難なくこなすのだろう。
(123) 2021/07/23(Fri) 17:55:29

【人】 数学教師 長尾 浩明


  探している人がいるのか、という問いには
  特にいない、と首を振ろうとして
  ふとよぎったのは、昨日会った
  神崎紅葉という女子生徒。
  今日も来ているのだろうか、もし来ていたら
  聞いてみたい…否、確かめたいことがあって。


   「 鳳さんは、神崎紅葉って子、知ってる? 」


  確か二年○組と書いてあったから、
  同じ二年の
――本当に同じ学年であるのなら

  彼女なら知っているのかも、と思って
  聞いてみることにした。**
(124) 2021/07/23(Fri) 17:56:25
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。
(a19) 2021/07/23(Fri) 17:58:42

数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。
(a20) 2021/07/23(Fri) 17:59:09

【人】 教師 落川 禅



  腹いせ以外の何があるんだよ、
  明らかに棒読みしやがって、こいつー。


[大袈裟に声を上げる蓮見に、更にぺしぺし。>>63
扇部で叩いてるから、威力はお察しだ。縁だと結構痛い。

そして、いつかの悪知恵がちゃっかり次の代に受け継がれてるなんてこと知る由もないので。
もしもの時は、俺は無罪を主張しよう。>>62
(125) 2021/07/23(Fri) 18:18:24

【人】 教師 落川 禅



  親公認でヤンキーか……
  まあお前がいいなら何も言わないが
  それで逆ナン狙いは結構ハードル高いと思うぞ。


[なんて、にまにま笑いと軽口を返そうか。
まあこれも冗談が通じる蓮見だからできるわけで。他愛ないやり取りは生徒というより弟分に近い気分だったりする。

しかしぼっちか。
稲出といい蓮見といい、縁というのはなかなか難しいものだ。
けれど声を掛けるハードルはともかく、今日の蓮見は見つかりやすいのではないか。とりあえず目立ってるし。
いつだったかネットでちらっと見た煽り文句が似合いそうとか思ったのは黙っておく。確か甚平バージョンもあったな。>>57
(126) 2021/07/23(Fri) 18:18:35

【人】 教師 落川 禅



  つっても、交代人員こないと離れられないしなー
  まあそのうち行くから気にせず楽しんでこいよ。


[生意気なお節介には、団扇を揺らして答えながら。>>64
ほんと気のいいやつだ、こういうとこが憎めない。]


  もしぼっちが寂しくなったら
  差し入れ持ってくれば慰めてやるぞー?


[なんて思いながらも。
立ち去ろうとする蓮見へ、こちらは余計な一言を添えておく。
まあ正直、生徒らの数少ない食券にたかる気はないし、本当に祭り終わりまでぼっちだったら、あとでジュースの一つでも奢って慰めてやろう。

でも、せっかくの夏祭りだしな。
できれば俺の揶揄いと軽口が止まらなくなるような、いい話題提供してくれる方に期待しながら。
黒地に映える白い朱鷺を見送ろうか。**]
(127) 2021/07/23(Fri) 18:19:01

【人】 二年生 稲出 柊一

はなひら神社


[お参りを済ませて、屋台を見ながら考える。
与えられた食券は3枚。
思い切って買った的な意味も含めての、
"清水の舞台からの飛び降り">>0:95なので、
バイトもしてない高校生としては奮発したにしても、
浴衣を買ってすっからかんという訳ではない。
しかし、長いこと節約家である幼馴染と過ごしている内に、
いつの間にやら自分自身にも
そう言ったことを考える癖が身についたらしく、
いかにお得に食券を使うかについて、
専門家の意見を聞いてからにしたいと考えていた。
昨日メールで聞いておけば良かったかな?]

[誰か知り合いいないかな?と歩いていると、
丁度真正面にボッチで歩いている男子が。>>1:64

上下黒の甚平に、中折れハット。
上級者の着こなしであることが、ひしひしと感じられる。
が、ちゃっかりサマになっているのがなんか腹立つんだけど、
この感情の名前は何だろうか。
(その前に自分の名を名乗れ案件であることはまだ気づかず)

>>113]

 
おーい!トキヤー!


[ぶんぶん手を振って名前を呼べば、
そこそこの人混みの中でも気づいてもらえるか?*]
(128) 2021/07/23(Fri) 18:33:17

【人】 一年生 篠田 小牧

 ― 回想:長尾先生 ―

>>121授業だけでなかなか理解がしきれない生徒に先生は優しくしてくれたわ。ありがたいものね。
 お仕事とはいえ時間をとらせているのに本当にありがたいわ。]


 ありがとうございます、先生。
 うーん……どうもぱっと理解出来なくて難しいって思ってしまうのですよね。

 得意に……なれたらいいのですが。

 
[ちょっと困ったように眉をたらして。
 でも折角付き合ってもらっているんだもの。頑張らないとだめだわ。

 テストの点には頑張った分はきちんと反映されて。答案用紙が返って来た時には思わずうるんだ目で先生を見上げたものだったわ。]


 教えて貰った部分が出来てました。
 やりました、先生。
 本当にありがとうございました。


[喜びでいっぱいの笑顔で達成感に浸ったのよ。]
 
(129) 2021/07/23(Fri) 19:03:42

【人】 一年生 篠田 小牧

 
>>122そしてお店で。
 先生は兼用するつもりみたいで。ならビジネス用を使いまわせばいいんじゃないかって思うのよ。
 どっちでも使えるもの。
 ネイビーの色あいは先生によく似合ってると思ったわ。]


 ふふ、勉強のたまものです。
 なんて、先生に褒めて欲しくてちょっと頑張ってしまったのですけどね。


[悪戯を白状するように軽く笑って頬をかいたわ。
 親戚みたいな反応は、先生を身近に感じれてむしろ嬉しかったのよ。]* 
 
(130) 2021/07/23(Fri) 19:05:07

【人】 一年生 篠田 小牧

 ― 夏祭り ―

[歩きだして少し。
 そういえばお参りにいってなかったわ。
 なんて気づいて歩いていけばその先輩をみかけたの。>>43


 あ、堂本せんぱ……


[声を大きく出そうとした時、その願いを聞いてしまったのよ。
 ……経緯を知らぬ身として思わず勝つって……?
 ときょとんとしてしまったのよ。]


 ええと、キュウリ美味しかったですよ。


[真っ先に浴衣姿を褒めたかったところだったけれど、つい口に出たのはそんな言葉だったわ。]**
 
(131) 2021/07/23(Fri) 19:06:15
一年生 篠田 小牧は、メモを貼った。
(a21) 2021/07/23(Fri) 19:15:41

二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a22) 2021/07/23(Fri) 19:16:54

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 
── 落川センセと ──


[痛い痛い、とぺしぺしされつつ>>125
 顔はニヤニヤしたまんまだからお察しで、
 アラサーの腹いせを仕方ねーから請け負ってやろう]


  ぐ。
  センセーよりかは可能性あると思いますぅー
  

[と言ってみたものの自信はない。
 なぜなら相手には「大人の魅力」というのがある
 高校生の俺にはどう考えても兼ね備わってないモノ。
 ヤンキーみたいな甚平を着てようと、
 相手がどんなによれよれの普段着だろうと、
 大人に勝てないことはあるのだ。]
 
(132) 2021/07/23(Fri) 19:25:57

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[ちなみに、
 煽り文句的なサムシングが付いたなら
 俺は何て書かれてるんだろうな…>>57>>126

    …十中八九
    翼を背負ってるのは間違いないか。

 それから随分と身近な知り合いが
 買われる前の派手めの甚平を見ていることは、
 えーとまあ、まだ知らないわけで。>>117
 
(133) 2021/07/23(Fri) 19:26:16

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[センセーが祭り終わりまでぼっちだったら…なんて
 そんなこと考えてくれてるだとか、
 良い話題提供を求められてることだとか
 そんなん、俺には知るよしもないけど。 >>127

 ただ、まあ交代が来ないと…
 ってのには「そっすね」と軽く添えて]


  早く来るといいっスね、交代要員。
  センセーに逆ナンの波が来ますように。


[神さまに拝むように両手を合わせてお祈りのポーズ
 差し入れ持ってきた頃には、
 センセーが誰かに連れ出されてますように。

 じゃ!失礼しまーっす、ってぺこってお辞儀し
 白い朱鷺はお祭りの群衆の中に消えていこうか。]*
 
(134) 2021/07/23(Fri) 19:26:26

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

── 現在・柊 ──

[さてそんなわけで相変わらずぼっち、
 ひとりでフラフラ歩いてるところで、
 遠くから聞こえてきた声 >>128

 視線の先には華麗に浴衣を着こなした友人の姿
 おーなるほどな、男の浴衣ってそうなるのかって
 浴衣知識皆無の俺は、まじまじと友の姿を見た。]


  おー、柊!
  いいじゃん、浴衣。
  めっちゃ似合ってんなー!


[いやそれよりも自分の甚平を棚に上げすぎだが
 向かいからは黒の上下の甚平にしか見えない筈で
 つまり未だ、柊の視界にはド派手な朱鷺は
 見えていない可能性が、うん。高い。高いな?

        え、みたいですか?
        仕方ないな見えてもイイヨ。


 
(135) 2021/07/23(Fri) 19:36:15

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  誰かに逢ったー?
  つかなんか食ったー?
  なんか食いにいこーぜー。

[手元の食券はひらひらと3枚。
 きゅうりも捨てがたいしたい焼きもいいな。
 でも祭りと言えばりんご飴かもしれないし、
 腹を膨らすなら焼きそばか……?

 何食う?何食う?ってノリノリで聞くものの
 いや… 万が一コイツがぼっちじゃなくて
 誰かと待ち合わせてたりしたら……?って
 ほんの少し頭をよぎったのは、秘密。]*
 
(136) 2021/07/23(Fri) 19:36:31
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a23) 2021/07/23(Fri) 19:37:25

【人】 二年生 鳳 凛

――現在:長尾先生と――


……先生。
そういう思い込みは良くないですよ。
『学生は』『大人は』『子供は』……、そういう大多数はという常識に纏めたくなる気持ちもわかりますけれど、“人”はそんなに単純ではありません。
“先生”だって、みんな違うでしょう?


[長尾の言葉に凛はそっと、口を添える。>>123
彼が『学生は友達と来るもの』といったことに他意はなくとも、そういう前提は視野を狭めることになると凛は思っていた。
けれど、その声音は抗議するとか、窘めるという感じではなく、星に願いをかけるような柔らかい響き。
そして、篠田屋の話になるとふっと表情を緩め、]


そうだったのですね。
篠田屋さんで購入したなら、間違いありませんわ。


[気に入っている、という長尾に頷いて見せるのだった。]
(137) 2021/07/23(Fri) 20:02:07

【人】 二年生 鳳 凛




――――…紅葉さんを探されているのですか?



[少しだけ間を置いて、凛は長尾に改めて確認する。>>124

神崎紅葉、知っている。

数年前のとある日、凛は彼女のお通夜に参列していた。
見知らぬ人であっても、お通夜に参列することのある凛の目的は控えめに言っても食事なのだが>>0:186、参列するとき、凛は心からそのひとの死を悼んでいた。
どんな人だったのか話を聞いて、遺族の想い、悲しみに寄り添う。
手を合わせる時間も誰よりも長く、その姿を見た誰もが故人と何らかの関係があったのだと信じて疑わない程。

その翌年の夏の日の神社で、血濡れの紅葉と遭遇したこともあったかもしれない。]**
(138) 2021/07/23(Fri) 20:02:09

【人】 教師 落川 禅

── 回想・サツマイモと犬 ──


  どうもー。
  サツマイモってありますー?


[犬を保護していた一時期。
そんな風に、幾度か堂本青果店へ足を運んでいたから。
弓道部がない日には、手伝いの堂本と会うこともあっただろう。>>0:316


  そうそう。
  今日の写生のモデルがんばったからご褒美になー。


[ちなみに呼び方は、生徒それぞれ好きなように呼ばせていて。
俺は名前をつけることなく、犬と呼んでいた。

理由を聞かれることがあったなら、「だって名前をつけたら愛着が湧いちゃうだろ」と肩を竦め。
俺が里親になればという声には、「お前ら俺一人で面倒見れると思うのかー」と言い返しながら。
仕方なし休日だけは家へ連れ帰り、平日は授業の合間ごとに生徒に可愛がられながら、犬は花一高校の美術室で過ごした後。

無事、隣町の老夫婦の家へ引き取られていった。]
(139) 2021/07/23(Fri) 20:22:12

【人】 教師 落川 禅

[──そうして。
美術室から犬が居なくなってしばらく経った、ある日。]


  どうもー。サツマイモありますかー?


[数週間ぶりに、俺は堂本青果店のサツマイモ売上貢献にやってきた。
祖母さんはお得意様だったらしいが。俺はたまに果物を買う以外、近所のスーパーで惣菜を買うことの方が多いので。
珍しい来客の部類だったろうが、ちょうど堂本が居たなら。]


  ちょっと、犬の様子見にいく手土産になー。
  つってもまあ、たまに写真送ってくれるし
  元気そうだけど。

  堂本も写真見るかー?


[そう言って、写真を画面に出したスマホを差し出そうか。
犬の写生の時は、絵の出来がよすぎるほど。>>0:314
生徒らの中でも特に犬を可愛がっていた記憶が、残っていたからだろう。*]
(140) 2021/07/23(Fri) 20:24:05

【人】 二年生 稲出 柊一

はなひら神社:トキヤ


[手を振ると気付いてくれたのか、
こちらにやってくるトキヤを見て、
そう言えば、着付けをしてくれた篠田屋さんを除いて、
浴衣姿の初披露先が男ってどうなのって気付いてしまった。
(そしてそっ閉じした)
]

 サンキュー!
 てか、トキヤ地味に気合入ってる感あるな。
 ハットが付くだけで、シンプルな甚平も全ぜ……

 
何その自己主張!?


[近くに寄ってちらりと映る背中の白を見やれば、
デカデカと朱鷺が鎮座していた。]
(141) 2021/07/23(Fri) 20:25:56

【人】 二年生 稲出 柊一


 そっかー。
 
今宵、天から舞い降りし一柱の輝神

 >>57はトキヤだったかー。

[あの時ネットで見た浴衣の背中部分には、
朱鷺ではなく孔雀が描かれていた。同じくらいの存在感で。]

 
面白いから
ピンで写真撮らしてよ!
 首はこちらを振り返る感じで、左手は腰に。
 右手の指先がそっとハットに触れるくらい……。

[記憶を頼りに再現を試みるが、嫌がるようなら諦めて、
約束通り2人で記念写真撮るんだ。>>0:156
モノクロフィルターはいらないな。]
(142) 2021/07/23(Fri) 20:27:16

【人】 二年生 稲出 柊一

[脱母さんの買った服を図って自腹で浴衣を買ったオレ以上に、
圧倒的存在感を放つ友人と歩きながら、屋台を物色する。]

 まだ誰にも会ってないし、
 何も食ってないわ。
 腹減ったなー。

[自分が懸念していることを、
相手も懸念していたというのはあるあるで。
だからオレも、
トキヤにはそういう相手がいるんじゃないかって、
気にはなっているわけで……。
今はまだ良いとして、何かそぶりを見せたら、
ちゃんと空気を読んで送り出そうと気を付けなきゃな。]

 先輩、切実そうだったし、キュウリ行く?
 焼きそばとかお好み焼きとか、腹膨れるのでも良いな。

[余計なお節介の可能性は高いと思いつつ、
女子受けしそうなスイーツは避けてしまうオレだった。
後でもう1回食べる破目になるかもしれないじゃん。
トキヤは……。
*]
(143) 2021/07/23(Fri) 20:29:46
教師 落川 禅は、メモを貼った。
(a24) 2021/07/23(Fri) 20:39:35

二年生 鳳 凛は、メモを貼った。
(a25) 2021/07/23(Fri) 20:43:31

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 
── 神社・柊 ──

[そんなこと言ったら俺なんて甚平の初披露先、
 小雪ちゃん→三十路のおっさん→柊だぜ……??
 そっ閉じしとこ、そっ閉じ。>>141


  
  やー、気合入ってるつーか
  オカンと妹が用意したのがこれだったから‥
  ……って何?なにそれ
  コヨイテンカラマイオリシなんだって??


[俺は当然メンズ浴衣のサイトを見たわけではない。
 突然の厨二みたいな呪文に疑問符を浮かべ>>142
 俺は当然のごとく聞き返すわけだ、が ]


  え、なんで俺ピンなの????


[と言いながらも言われるがままにポーズを決めれば
 謎の一枚が柊のフォルダの中に加えられたはずで ]
 
(144) 2021/07/23(Fri) 20:53:07

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[だけどどうか。どうか頼むから。
 その一枚は柊の心の中だけに刻んでおいて欲しい。
 頼むから。それをSNSに上げたりしないで欲しい。
 上げたら多分殴ります、グーで。

 ……なんて、本気9割の冗談は置いておいて、
 
 ふたりで記念写真撮るつーなら
 約束通り並んで撮るわけ
 いえー!なんてはしゃいだりしてな。

 映える団扇だのなにかありゃよかったんだろうが
 無いから食券掲げて写真撮っとこ。]
 
(145) 2021/07/23(Fri) 20:54:24

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[友人が心の中で、
 勝手に余計な気遣いをしてるとは知らず>>143
 誰かの待ち合わせではなさそうな友を引き連れて
 ちらちら屋台を巡りはじめて。]


  そうだなー
  なんか買ってほしそうだったし。
  きゅうりいくかー。


[けらけら笑いながら歩き出す。
 ちなみに甚平の俺の足元はただのサンダルだったから
 そんなに歩きにくいこともなかったけれど
 さて、柊はどうだっただろう?

 下駄とかで歩きにくそうだったら
 いつもよりほんの少しゆっくりめで。
 そうじゃないなら、いつもどおりの歩幅のままで。]
 
(146) 2021/07/23(Fri) 20:54:47

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[その道すがら、ふと気づく。]


  そーいや、
  篠田さんとこで買ったんだろ、それ
  こまきちゃん、お祭り来るって?


[君の名は、状態の友人は、
 洋服店の娘が「こまきちゃん」だということを
 そういえば気づいていたんだろうか?

 ……なんて気遣いをしたわけではなく。
 むしろあの子昨日お手伝いしてたけど、
 そういや今日一番忙しいんじゃないの?って思って
 普通に、お祭りに来るのかな、っていう単純な疑問ね。

 ………俺的には。]*
 
(147) 2021/07/23(Fri) 20:55:00
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a26) 2021/07/23(Fri) 20:56:02

【人】 数学教師 長尾 浩明

――篠田さんと――


  テストの答案用紙を返したときの反応は
  こちらからすれば微笑ましいものだった。
  とても嬉しそうで、教師という仕事の
  やりがいを感じるような瞬間で。


   「 本当によくできてたよ。
     数学得意って誰かに言っても
     納得されるくらいだと思う。 」


  既に得意と言える部分まで行っているのでは、
  そう思って言葉をかけたのだった。
(148) 2021/07/23(Fri) 20:59:20

【人】 数学教師 長尾 浩明


  そして店での一幕。


   「 数学も店の事も頑張ってて。
     篠田さんは努力家だな。  」

  
  褒めて欲しかった、なんて白状されたから
  というわけでもないけど心からの賛辞を。
  これを機にたまにお店を覗いて
  服を選ぶことがあったのはまた別の話。*
(149) 2021/07/23(Fri) 20:59:41

【人】 数学教師 長尾 浩明

――現在:鳳さんと――


  思い込みはよくない、という言葉に
  はっとさせられた。
  そうだな、子供の頃はそうやって
  一括りにするような思考はしないって思ってた
  
……はずなのに、な。



   「 ……鳳さんの言うとおりだな。
     すまない。でも ――― 。

     年を重ねると、どうも視野が狭くなったり
     頭が固くなったりしがちなんだ。
     だからもし、俺がまた同じこと言ってたら
     今みたいに言ってくれると助かる。 」


  型にはめて一括りにするような発言をしても
  非を認められない人にはなってないつもりだから。
  謝罪しつつ、でも重くなり過ぎないように、
  勿論気を付けるけど、なんて笑った。
  自分以上にしっかりした考えを持ち、それでいて
  臆せずに意見を言えるのは彼女の美徳だから
  そのまま大人になればいい、と思いつつ。
(150) 2021/07/23(Fri) 21:17:34

【人】 数学教師 長尾 浩明


  少しだけ間があってから返ってきた言葉。>>138
  その間の意味が分からない、なんてことはなかった。
  
だからこそ、「昨日会ったから探している」

  
なんて素直に言うことは出来なかった。


 
   「 ……いや、ふと思い出したから。
     探してるわけではないんだよ。 」


  なんとなく、彼女は神崎紅葉、という子が
  亡くなっていることについて知っている気がして。
  ただの同学年の生徒であったなら、
  含みのある反応にはならないだろう…と推測した。
  
もしかしたら、同姓同名の可能性だって

  
まだあるんじゃないかって思ってる自分もいるし。



   「 どんな子だったかな、と思って。
     俺まだ“生徒”の顔と名前が
     完全には一致しなくてさ。 」


  そう言えば彼女は納得してくれただろうか。**
(151) 2021/07/23(Fri) 21:20:07
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。
(a27) 2021/07/23(Fri) 21:22:38

【人】 二年生 神崎 紅葉

-回想/お通夜の席で-

「かわいそうにねえ……」
「まだ若かったのに……」

[神崎家は特に信心深い仏教徒の家というわけでもなかったので、精進落としの席にもお寿司や天ぷらなどそれなりに豪華な料理が並んでいた。

また生前は地元での交流も多かったため、もし仮に料理目当てで紛れ込んでいる赤の他人>>138がいたとしても、きっと咎められることはなかっただろう]
(152) 2021/07/23(Fri) 21:26:50

【人】 二年生 神崎 紅葉

「お祭り、あんなに楽しみにしてたのにね……」
「その直前であんなことになるなんて……」
「きっと無念だっただろうね」

[席のあちこちでそんな言葉が交わされている。
話を聞こうとすれば、誰もが皆涙とともに教えてくれるだろう。

明るく、優しかった彼女のこと。
お祭りが大好きで、毎年とても楽しみにしていたこと。

お祭りに行けなかった彼女は、どんなにか無念だったろう。彼女の心を推し量る優しい人たちの言葉。

それが転じて、

「はなひら神社には、夏祭りのまえに死んでしまった女子高生の幽霊が出る」

なんて噂になっていく、これはまだその前の話**]
(153) 2021/07/23(Fri) 21:27:45

【人】 二年生 稲出 柊一

はなひら神社:トキヤ


[
あ、そうか小雪ちゃんがいたな。
まぁなんにしてもそっ閉じ決定だが。
]

 例の買い物の結果がそれだったのか……。
 まぁそれを着るに相応しい人って、
 この界隈じゃトキヤしかいないし良いんじゃないか?

 めっちゃ面白いファッション誌があるんだよ。
 ネットでまとめサイトみたいなのあるんだけど。
 キャッチコピーが厨二全開でさ。
 もう服見てる場合じゃないから。(服も割と凄いが)

[時間泥棒の被害者が増えるかもしれないが、
簡単に説明はしておく。
戸惑いつつもポーズをとってくれたので、>>144
スマホでさくっと写真撮る。めちゃくちゃ良い感じだぞ!
流石に今危ないからな、SNSとかは載せないけど……。

折角素晴らしい写真が撮れたから、後で加工しよ。
出来たらデータ送るね!
(ハナマル笑顔)

それとは別に勿論、ツーショットも撮る。
並んで肩組んだりして、
オレは帯に差しておいた団扇を掲げた。]
(154) 2021/07/23(Fri) 21:34:18

【人】 二年生 神崎 紅葉

-回想/はなひら神社にて、貧乏神の生まれ変わりの少女と-

[それはいつのことだったか。
神社の境内に佇む一人の少女。

いつものごとく制服は血塗れで。
いつものごとく顔のはんぶんはひしゃげていて。

いつものごとくどこへもいけない一人の少女]

貴女もお祭りに遊びにきたの?
でもごめんね。まだ準備できてないんだ。

[そう、寂しそうに笑って]

でも、もうすぐ始まるからね!
そしたらきっとみんな来てくれるし、出店もいっぱい出るから美味しいものもたくさん食べられるよ。
りんご飴にわたあめにチョコバナナに……ね、貴女はなにが好き?

[にこにこと微笑んで、幸せそうに楽しそうに。
誰かを恨むなんてこと、まるでこれっぽっちも考えていないみたいに。

さて、彼女とはどんな言葉を交わしただろうか**]
(155) 2021/07/23(Fri) 21:37:36

【人】 二年生 稲出 柊一

[オレは浴衣だから、下駄履いてたけど、
絆創膏とか対策してあるから大丈夫。
気にしないでずんずん歩いていく。]

 よし、まずはキュウリだな。

[目的が定まれば、後は一直線。……なのだが。]

 篠田さんの所の"こまきちゃん"?>>147

[あの看板娘さんはこまきちゃんって言うのかー。成程な。
そう言えば準備の時すれ違った後ろ姿>>0:36
彼女っぽかったな。]

 お手伝い終わったら来るって言ってたぞ?
 浴衣姿、めっちゃ可愛かったー。

[先に見た自分は誇らしげに言うがはたと気付く。
自分はまだ、彼女の家の屋号で苗字は知っていた。
しかし自分は、名前で呼ばれたことなくないか……?
まぁ先輩だから先輩って呼ぶのは自然だが……。

オレ、1度も名前言ってなくない?
]

 ……あ。

[思わず一言零れるも、逆に今更どのタイミングで
言えばいいのだろうか、という曲面まで来ている。
次会ったら速攻言おう。マジデ ゴメンネ……。*]
(156) 2021/07/23(Fri) 21:37:44
二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a28) 2021/07/23(Fri) 21:40:49

二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a29) 2021/07/23(Fri) 21:49:20

【人】 三年生 堂本 明菜

― 拝殿前 ―


 あ、小牧ちゃん。
 もしかして聴こえちゃった?
 キュウリ食べてくれたんだ、ありがとう。


[拝み終わって振り返ればそこには小牧がいた。>>131
 願いの意味がわからなかったのだろう、
 きょとんとした様子だったから、少し脇によって
 軽く経緯>>0:61を話しておく。
 別に隠すことではないし。]


 小牧ちゃんも昨日準備に来てたんでしょ?
 名簿に名前があったから。
 会えなかったけど、お疲れ様。
 浴衣もやっぱり似合うね。


[朝顔柄が涼し気で爽やかで、
 小牧を引き立たせていると思う。
 対するこちらは撫子柄。
 母チョイスだとわかるセンスの良い生地だ。]
(157) 2021/07/23(Fri) 22:10:17

【人】 一年生 花巻 楓

─ 前日 ─

[お祭りの準備中、他の人に会うことはあっただろうか。

おうちがお店をやっていない人は名前もわからないかもだけど、
蓮見自転車屋の息子さんと、そのお友達の顔は知ってるし一方的に親近感はあったから

(だって蓮見さんちのときやくんがねとかつぐみちゃんがねってお話は食事中とかたまに出るし
 お友達の人は陸上部の練習とか、わんちゃんのお散歩してるとことか良く見るし)
 
少なくとも、蓮見さんちの息子さんの方はこっちが花巻庵の娘だってことも分かるはずだから
顔を合わせてたら挨拶して明日のお祭り楽しんでねってお話くらいはしだろう。

練習を終えた後手伝いに来てくれたバレー部の友達とも合流して屋台の設営を手伝ったりして、
お祭りの準備の時間はつつがなく過ぎていって帰宅の途となった]
(158) 2021/07/23(Fri) 22:10:33

【人】 三年生 堂本 明菜

[小牧もお参りに来たのだろうか。
 ならば邪魔するのも良くないと思い、
 立ち話はそこそにしてお参りを促す。

 明菜はこの後出店の様子を見に行くつもりだが
 小牧はどうするのだろうか。
 付き合わせるのは悪いし他に予定もあるかもしれない。
 だからこちらから誘うことはしなかったけど、
 もし一緒にと言われたならば、
 断ることはしなかったはず。]**
(159) 2021/07/23(Fri) 22:10:41

【人】 一年生 花巻 楓

[そうして家に帰ったら、父から怪我は大丈夫かって聞かれたけれど。
学校を出る時に怪我のことと暫く休部することと、お祭りの準備に回されたことは連絡してたから帰りが遅くなったことには触れられなくてよかった。
屋台設営に来ていた従業員さんからの連絡もあっただろうから、心配されてなかったかもだけど]


 大丈夫、もうそんな痛くもないし。

[それだけ言うと、何か物言いたげな父の隣から母に呼ばれて。
祖母の元に行ったら、仕立て直したという浴衣がそこにはあった。
それは──もしかしたらと思ってたけど、見覚えのある柄。
横に用意されていた帯は流石に大人びたものに変わってたけど、
まだ髪が長かった時、最後に着た浴衣で。
未だに苦い思いは呼び起こされるけど、考えてみれば祖母だって折角作ってくれたのだ。
その浴衣が、苦い思い出で終わってしまうのは悲しいから]


 おばあちゃん、ありがとう。

 明日はこれ着て、お祭り行くね。

[笑顔でお礼を言って、浴衣一式を受け取ってその日は終わった]
(160) 2021/07/23(Fri) 22:11:13

【人】 一年生 花巻 楓

─ 当日 ─

[そうして翌日。
朝早くから甘い匂いが漂う家内は、いつも以上の忙しさを見せていた。
あたしは午前からお昼過ぎまで屋台の手伝いで、後は遊んで良いよって言われてたから
朝ごはんもそこそこに早速浴衣を着付けることにした。

祖母曰く浴衣の仕立て直しは篠田屋さんにお願いしたらしいけど、
御店の接客の時とかで着慣れているのもあって着付けは自分一人で出来る。

流水紋に咲く青紅葉に、深い橙と黒の二色の帯が背筋ともどもぴしっと引き締めて。
たすき紐を口に咥えて手早く袖のたもとを纏めてたすき掛けをした後
汗に強いファンデとコンシーラーでお化粧も済ませて、いつもならこれで終わりにするところ。

だけども少し──というかしばらく悩んで、小さなリボンのついたヘアクリップを横髪に添えたのは、
苦い思い出の陰に一つの後悔があったから]
(161) 2021/07/23(Fri) 22:14:57

【人】 一年生 花巻 楓

[初めてその子が一人でお店に来た時。
こわばってた表情が、あたしのおすすめを聞いて変わっていって。>>72
ここがいちばんって言葉も嬉しかったけど、入れ物がかっこいいって言ってくれたのが私も同じに思ってたから]


 でしょー?

 食べた後きれーに洗っておひさまに干したらビー玉とかも入れられるんだよ!


[ちっちゃな器だからたくさん入れられるわけではないけれど、あの頃の私にとっては宝箱みたいな扱いだったから
入れ物がかっこいいって言ってくれたのが、私だけじゃなかった!って思えて嬉しかったのだ]
(162) 2021/07/23(Fri) 22:15:22

【人】 一年生 花巻 楓

[だから、その子がそんなに間をおかないでお使いにまた来てくれた時
おいしかったんだ!ってもっと嬉しくなって、わくわくした気持ちを隠さないで声をかけていた。
思ってた通り、それ以上の返事>>73に嬉しさはもっと大きくなって]


 うん、おいしいよ!

 ゼリーみたいな感じだけど、ゼリーよりもかためでね、
 ふわってゆずの匂いがするの。

 あ、とうめいって言ったらね、こっちのおまんじゅうもおいしいよ!
 つめたくてぷるってしてて、中のあんこがもちってしてるの!


[気になるって言われたのはお水をそのまま固めたみたいな柚子寒天。
固めな食感は好みがわかれるけど、喉を通る感覚は楽しいはず。
透明繋がりで、ちょっと離れたとこに置いてあった水まんじゅうもお勧めしたけどあの子はどっちを選んでくれただろう。
何をお勧めしても、うんうんって聞いてくれるその子が来てくれることを、いつしかあたしは心待ちにしていたのだ]
(163) 2021/07/23(Fri) 22:15:56

【人】 一年生 花巻 楓

[だけど、あの日だけは、いつもと違う気持ちだった。

今にして思えば、多分あたしはあの男の子のことが好きだったのだ。
好きだった子に可愛くないってはっきり言われて、心がぽっきり折れたと同時、
あぁ、そうだったんだってすとんと納得してしまった。
その途端、じゃあもうこんな格好しちゃダメなんだって思い込んで
次の日、床屋さんが開いたのと同時に駆けこんで髪をばっさり切ってもらった。
母や祖母はぎりぎりまで切らない方がって言ってたんだけど、あたしは切らなきゃって思いこんで。
でも、短くなった髪を、他の人が見たらどう思うかは頭の中にまったく無くて]


 あ………


[短くなったあたしの髪を見たその子の顔を見て、>>77
初めて家族以外のことを思った。

その子が髪じゃなくて、あたしの表情の変化に戸惑ってたのは、気付けなかったけど]
(164) 2021/07/23(Fri) 22:16:33

【人】 三年生 神田 京平

 
 ── お祭り当日──


 おっちゃ〜ん! りんご飴2つ!
 二つ買うからまけてくれへん?

[満足気に両手にりんご飴を手に持ち
ふらりとお祭りの人の波に紛れて歩く。
途中で小雪ちゃんに会うことができた。]

 お嬢ちゃん、かわええなぁ。お人形さんみたいや
 飴ちゃんいらへん?

[可愛らしく、くるっと回る小雪ちゃんと
同じ視線になるようしゃがんでデロデロに甘い顔になる。>>3]
(165) 2021/07/23(Fri) 22:16:35

【人】 一年生 花巻 楓







 ………うん。



[お揃いだね、って言ってくれたのに
あたしはなんて返事したらいいかわかんなくなって母の背に隠れて。
かろうじて頷きは返したけれど、失礼な態度だったのは自分でも分かる。
その日を最後に、あの子がおつかいに来ることは無かったから
怒らせちゃったのか、悲しませちゃったのかどっちかは分からないけど

あの時、お揃いって言ってくれて嬉しいって
なんですぐ言えなかったんだろうって、後悔がずっと残ってる]
(166) 2021/07/23(Fri) 22:17:10

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  …朱鷺背負ってるの買ってくるとか
  まじ想像もしてなかったよ。
  絶対これ、オカンの趣味じゃなくて
  妹の入れ知恵入ってるし…


[厨二全開のまとめサイト?なんだそりゃ。
 時間泥棒の正体なんて知らない俺は >>154
 柊の言葉に首かしげながら笑うんだ。

 後日まとめサイトを見つけた俺は
 (1)1d3時間ほどの時間をそいつに奪われることになる
 ついでに加工された写真を見て、「おい!」って
 ツッコむこともきっと、忘れない。

 
ちなみにシリアス精神はどこかに置いてきた。

 
(167) 2021/07/23(Fri) 22:17:51

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  そーそーこまきちゃん。
  えー浴衣姿見たの羨まし。
  かわいー子の浴衣とか最高じゃん。


[何柄だったん?何色だったん?って
 ツンツン突っつきながら、きゅうりを目指す。
 でも途中で、一瞬表情が変わるなら >>156


  どうした??
  なんかあった??


[友人の変化にいち早く気づく俺、たぶんできる子。
 結果的に友人のミスを聞けたかはわからない。
 聞けたら「あとで名乗っといでー」って
 半分ニヤニヤしながら後押ししただろうし、
 そうじゃないなら「なんだよ秘密かよー」って
 あからさまにがっかりした声で呟いたかもな。]
 
(168) 2021/07/23(Fri) 22:18:00

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[そうして辿り着いたのはお目当てのきゅうり。
 明菜先輩は帰ってきてたんだろうか?>>159
 帰ってきてたら挨拶するし
 (まさかのこまきちゃんが一緒なら、
  とりあえず友人の背中を叩いただろうし)


 そうじゃないなら店番してる誰かから
 食券ときゅうりを1本引き換えてもらって]


  うめーーーー最高ーーー!


[なんて堂本青果店のサクラとして
 ちょっと貢献したかもしれない。]*
 
(169) 2021/07/23(Fri) 22:18:11

【人】 一年生 花巻 楓

[両親は、お客さんのお孫さんだから会わせてもらえるように聞いてみようかって言ってくれたけど
あの子にとってあたしがどう思われてるのか怖かったから、お願いできなくて

男の子の恰好してたから、あの子が女の子だって思ってもいなくて

知らない間に再会が叶ってたなんてあたしは気付きもしないまま
あの子はあの夏の思い出の中の、後悔と一緒にあるままで

でも、
あの最後の時の髪型で、あの頃によく付けてたヘアクリップを付けてたら
あの子があたしだって気が付いてくれるかもしれないから

あの子があの時、お揃いって言ってくれたから
髪の短いあたしも好きになれたんだよって、
ありがとうって伝えられたら良いなって

そんな気持ちで髪を飾って、はなひら神社へと向かう為に家を出た*]
(170) 2021/07/23(Fri) 22:18:30

【人】 三年生 神田 京平

 
 おおきに
 小雪ちゃんも楽しんだってや
 
花の祝福を


[二つあった飴は小雪ちゃんに受け取ってもらえたか
はたまた自分で食べ終わったか
今は一つを片手に持ち雑踏へと混ざる。]
(171) 2021/07/23(Fri) 22:19:21

【人】 三年生 神田 京平


 ねがいが
 はなひらきますように。

 ええ言葉やね

 (多くは望まない。 ……望めない)


 このお祭りを皆が楽しんでくれたなら
 それだけで満足や

[楽しそうな声、賑やかな音を聞きながら
カランカラン
と下駄の音を鳴らせて歩いていく。*]
(172) 2021/07/23(Fri) 22:20:52
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a30) 2021/07/23(Fri) 22:22:00

一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a31) 2021/07/23(Fri) 22:24:06

【人】 一年生 篠田 小牧

 ― 拝殿前 ―

 すみません。聞こえました。
 どういたしまして。ご馳走様でした。


>>157質問には隠す必要も感じないから正直に答えたの。
 経緯を教えて貰えば眉を垂らすの。]


 それは確かに、お父さんが心配ですね。
 知らず知らずですが協力出来ててよかったです。


[とうもろこしも後で食べたいと思ったけれど、これは後での方がいいのかしら。]


 あ、はい。いました。
 先輩もいたのですね。見事にすれ違いましたね。
 はい、堂本先輩もお疲れ様です。

 ふふ、ありがとうございます。
 先輩の浴衣も素敵ですよ。


[家にあると聞いていた>>117撫子の柄のセンスのよい浴衣は先輩の雰囲気によく似合って見えたの。……素敵な柄だわ。]
 
(173) 2021/07/23(Fri) 22:24:35

【人】 一年生 篠田 小牧

 
>>159お参りを促されればそうだったわ。とお賽銭箱に向かおうとしたの。あ、でもその前に。]


 あ、用事あるなら待っていなくて大丈夫ですよ。
 私ぶらりと一人で来てるだけなので。


[特別誰かと、という気はないゆるーい構えなのよ。
 お参りはしっかりしていかないとだし。待たせるのは悪いと思ったの。
 先輩が先にいくならそれを止めることはなかったわ。]**
  
(174) 2021/07/23(Fri) 22:25:33
三年生 神田 京平は、メモを貼った。
(a32) 2021/07/23(Fri) 22:28:47

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 
── 前日:楓ちゃん ──


[ところで。
 花巻庵のことは当然のごとく知っていて、
 勿論事あるごとに和菓子といえば花巻庵だが
 昨日久しぶりに逢った楓ちゃんは、>>158
 何故か目に眼帯を着けていたから
 どうした!?って聞いたのは間違いない。]


  楓ちゃん、災難だなあ
  無理すんなよー?


[いくら手伝いが必要とは言え、
 怪我の理由を聞けば、休んでたって良いだろうに
 勿論、無理に止める権利も義務もないから、
 まあそこは彼女の意向に任せたんだろうけど。

 明日お祭り楽しめよ。
 楓ちゃんがお祭りを楽しむことを祈って。
 花巻庵のおすすめをゴリ押しされてたら、
 きっと今日は間違いなく買いに行くはず。]*
 
(175) 2021/07/23(Fri) 22:41:28
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a33) 2021/07/23(Fri) 22:42:45

【人】 二年生 稲出 柊一

はなひら神社:トキヤ


[案の定、時間泥棒の被害者が増えたことを、
後に知ることはあったろうか。>>167
お祭りが終わったら、写真の加工に取り掛かるつもりだ。
あんなに頑張って(?)くれたんだから、
良いもの作らなきゃな!
稲出先生の次回作にご期待ください。(打ち切りじゃないよ?)
"こまきちゃん"の浴衣の柄の件はノリノリで、>>168]

 朝顔の柄でー>>25、すっごい似合ってた。
 なんかほら、大和撫子って感じじゃん?

[完全に小学生並みの感想だが、友人は満足しただろうか……。
その直後、青天の霹靂とばかりに、衝撃の事実が発覚するが。]
(176) 2021/07/23(Fri) 22:51:44

【人】 二年生 稲出 柊一


 オレ、まぁ犬の散歩で会ったりする程度の仲だったから、
 今まで全然気が付かなかったんだけど。
 氏名不詳の不審者だったわ……。

[呆然とした口から漏れ出した、不十分な説明でも、
できる友人は察することが出来るものなのだろうか。
別に秘密にするようなことだとは、思わなかった。
尻尾の垂れた犬のような状態で、屋台に辿り着くと、
元気なリアクションで売り上げに貢献する友人を見て、>>169
そうだった。オレも頑張らないと!
(頑張るとこ、そこじゃ無い説)なんて奮起して。]

 冷たくてさっぱりしてうまっ!!

[なんて、張り合うようにキュウリを齧った。*]
(177) 2021/07/23(Fri) 22:52:59

【人】 教師 落川 禅

[白い朱鷺を見送ったあとの俺はというと。
くわぁ、とでかい欠伸をしつつ。]


  あ゙ー……煙草吸いたくなってきた……。


[本部で団扇を片手に、喫煙所へ思いを馳せていた。
大人の色気なんてものはきっと幻想だ。
(178) 2021/07/23(Fri) 22:59:52

【人】 教師 落川 禅

[そして、そんなぼやきが神様に届いたのか。]


  はーい、交代っすね。
  お疲れさんです、じゃあ俺はこれで……
  え、これもらっていいんすか?


[ほどなく戻ってきた面々に、本部待機の任から解放され。
駄賃代わりにと渡されたビニール袋。
中には冷えたラムネが二本。]


  なんもしてないっすけど、どーも。
  んじゃ、俺も屋台の売上貢献してきますわー。  


[使っていたタオルと団扇もそのままもらい。
平べったいゴム草履をぺこぺこと鳴らし、本部を後にした。*]
(179) 2021/07/23(Fri) 23:00:19

【人】 教師 落川 禅

[とりあえず一服でもするかー。
神社の隅っこに設置されてるはずの喫煙所に向かい、ぶらぶら歩いていたなら。
同じく一人で歩いている狐面が視界の端に入ってきた。>>172

ふむ、と少し考えて袋からラムネを一本取り出し。
小気味いい下駄の音の背後から、そっと近づけば。]


  よお神田。祭り楽しんでるかー?


[狐面から僅かに覗く頬へ、ぴと、と冷えたラムネ瓶を押し当ててみようか。**]
(180) 2021/07/23(Fri) 23:02:14

【人】 一年生 花巻 楓

─ 当日/祭りの始まり ─

[さて、屋台の準備はお客が本格的に来る前から始まってるので
あたしが神社に着いたのは多分とっても早かった。

でも神社の娘さんである小雪ちゃんは既に待ちきれないようで、屋台が本格的に稼働し始めたらそれこそお母さんと制覇しちゃいそうに浴衣姿ではしゃいでた。
微笑ましさについ見入ってたら、小雪ちゃんがこっちに気付いてくれて>>3]


 うん、とっても大人っぽいし可愛いよ。

 小雪ちゃんも昨日お手伝いしてたから、食券もらったんでしょう?
 お祭りたくさん楽しんでね。

 小雪ちゃんのおねがいも、綺麗にはなひらきますように。


[神主さんご夫婦の口癖を真似る彼女>>4に、
そう言ってくれる小雪ちゃんのおねがいも叶うようにと気持ちを込めて言葉を重ねて
お母さんの手を取る小雪ちゃんに手を振って彼女と離れた**]
(181) 2021/07/23(Fri) 23:06:16
教師 落川 禅は、メモを貼った。
(a34) 2021/07/23(Fri) 23:06:33

【人】 一年生 花巻 楓

[小雪と別れたその足で屋台に戻ろうとして、
こちらに駆け寄ってくるセーラー服>>19に気付いて足を止める。

今年の準備では会えなかったけど、去年もその前も一緒にお祭りの準備をして。
そういえば折角同じ学校だねって喜んでくれたのに>>16
あたしが部活以外に時間を使えないから学校でも会えずじまいだったな。
とはいえ、紅葉先輩はよくからかってくるから>>17学校でもあのノリはちょと困っちゃうかも。
だって紅葉先輩って学校のマドンナとして中学まで名前が知れわたってる位だから、そんな人に可愛いって言われたって可愛くないって返事しちゃうのは仕方ないと思う。
なに言ってるのってむくれてみせる顔だって、紅葉って名前が似合う華やかなかわいらしさがあるのだから]


 もう、先輩ったら…

 そう言ってくれるのなんてうちの家族と紅葉先輩くらいですよ。


[さすがに更に否定を重ねる気持ちは削がれて、へにゃっと苦笑を浮かべることで紅葉の気持ちだけ受け取ったのだ]
(182) 2021/07/23(Fri) 23:06:35

【人】 一年生 花巻 楓

[そんな去年のやり取りを経て、今年のお祭り。

セーラー服に身を包んだままの彼女は、どこか浮いた感じはするけれど
それは彼女のかわいらしさのせいだろうと、
目を輝かせる彼女>>19に笑顔を返して]


 紅葉先輩!
 あたしも昨日会えなくて寂しかったです。


[抱きつかんばかりの勢いに、彼女が実際に抱き着いてきても避けることはない。
だって毎年一緒に準備をしてる大好きな先輩だから。
浴衣を可愛いねって褒めてくれるのも嬉しいと、照れながらもありがとうございますってお礼を言って]


 あたし、うちの手伝いしないとだから行きますね。

 先輩もよかったら見にきてください。
 おにいちゃんも喜びますし。

[なんせ紅葉は兄にとっても憧れの人だったのだ。
(生じる違和感は、今まで通り違和として察知できぬまま)
紅葉にも屋台の営業をした後、屋台の手伝いのために彼女と別れた**]
(183) 2021/07/23(Fri) 23:06:55

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[稲出先生の次回作に期待しつつ>>176
 呆然とした説明に、良き友人の理解度は

      ──── (79)1d100%くらい]

 
(184) 2021/07/23(Fri) 23:10:37

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[俺デキる友人じゃない??>>184
 友のことをなんとなく把握した俺は、
 氏名不詳の不審者男子と、
 大和撫子の朝顔女子を思い浮かべて ]


  ………なるほどなあ。


[ってわかったような顔して頷いて、
 背丈が並んだ友人の背中を叩く。

 ちなみに背丈が並んでるのは下駄の分。
 よかったじゃないか、
 いま、5cmくらいいつもより背が高い。]
 
(185) 2021/07/23(Fri) 23:16:21

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  ま、頑張れよ


[なにかを誤解したか察したか、
 とにかく無駄な気遣いの発生した俺は、
 ほんの少し上機嫌できゅうりを貪ることにする。

 美味え。美味え。]*
 
(186) 2021/07/23(Fri) 23:16:30
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a35) 2021/07/23(Fri) 23:17:37

【人】 一年生 花巻 楓

─ 前日 ─

 あ、ときやくん。

[お祭りの準備中、蓮見さんちのときやくんに会った。>>175
一学年上の先輩ではあるが、昔から商店街にいる子はすべからく君でありちゃんであるのだ。
これはもう親から刷り込まれてるものなので仕方ないのだがそれはそれとして
眼帯について聞かれたら、明菜ちゃんに対してと同じく大丈夫ってお返事してから]


 心配してくれてありがとう。
 災難っていうか、体力余ってるならって手伝いに回されただけだから
 無理はしてないし大丈夫だよ。

 あ、そうそう。
 今年はうちたい焼きだからまた食べに来てね。
 あと明菜ちゃんとこの話も聞いてたりする?

[そんな感じに営業しつつ、堂本親子の勝負についても知らなかったら伝えておこうと問うのだった*]
(187) 2021/07/23(Fri) 23:19:18
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a36) 2021/07/23(Fri) 23:23:04

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 
── 前日:楓ちゃん ──

[楓ちゃんが大丈夫そうなら一安心。>>187
 花巻庵のおすすめがたい焼きだってこと聞いて、
 明菜ちゃんのところの話、って言われたら
 そうだね「明菜先輩のところの?」って
 律儀に聞き返したとは思う。

 きゅうりを推してたのは知ってるけど
 さすがに勝負については知らなくて、
 楓ちゃんに聞いたらようやく合点がいったんだった

 結果的に翌日きゅうりはまっさきに食べたし
 青果店のサクラとしても活躍したから >>169
 …… 実は陰の立役者は、
 もしかしたら楓ちゃんだったのかもしれないな ]*
 
(188) 2021/07/23(Fri) 23:35:16
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a37) 2021/07/23(Fri) 23:37:37

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 当日 ―


 わあ。可愛いね。
 うんうん、昨日よりもお姉さんに見えるよ。
 とても似合ってる。


[お祭り会場にて。
昨日社務所で出会った女の子と行き合えば、
くるりと回るその姿>>3に微笑んで、そう言った。

ちなみに私の方の服装は、至って普通の、ただの私服。
篠田屋さんで購入した白いTシャツに、下はショートパンツ。
浴衣の皆さんが結構な暑さの中にいるとはつゆ知らず、>>47
こちらは涼しさに全振りした感じの服装である。]


 小雪ちゃんも、よき一日を。


[背伸びをした挨拶にはそう返し。
隣にいた小雪ちゃんの母親にも会釈をして、
二人と別れ、お祭りの喧騒の中へ。]
 
(189) 2021/07/23(Fri) 23:54:36

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

 ……
はなひらきますように
、かぁ。


[小雪ちゃんの言葉で思い浮かんだのは、
昨日の帰り、私がお参りした時の願い事。それは、

思春期真っ盛りで色々と複雑な弟が、
私に冷たくするのを、早くやめてくれますように!


……である。はなひらくのかな、これは。


どこかで聞いたような話?似た者姉弟?
これには深ーい事情があるので、
そんな事はないと思うのだけれど。
仲直りのお願い事の最中に、
ちらりと別の顔が脳裏をよぎったのは、まあ、確かにそう。
]
 
(190) 2021/07/23(Fri) 23:57:46

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 青果店の屋台 ―

[一人ぶらぶらと、あちこちの屋台を覗きながら。
辿り着いたのは、青果店の屋台前。
その時、堂本先輩は顔を出していただろうか?
……混雑しているようなら、また後で。と出直そうか。

高校で先輩と再会したあの時。
気付くかな、という少しの悪戯心と、
気付かないかも、という少しの不安の中。
名乗りもしなかった私にくれた先輩の笑顔を見て、>>94
はにかむように、私も笑った。

それからは、また青果店の前を通れば挨拶をして。
おばさんの姿がもう見られないのを、悲しく思って。

おじさんとの勝負の話だって聞いていたはず。

私は勿論、先輩の売り上げに貢献しようと思うわけで。
もし持ち帰り可能なのだったら、
キュウリは四本、家族の分まで買って行くつもりだけれど。
……その代わり、トウモロコシも一本買うのを許してほしい。
持ち帰り不可なら、キュウリを一本だけ買って食べながら、
私はお祭り会場をまた、ぶらぶら歩くつもり。]*
 
(191) 2021/07/24(Sat) 0:00:27
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a38) 2021/07/24(Sat) 0:07:23

二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a39) 2021/07/24(Sat) 0:17:05

【人】 一年生 花巻 楓

─ お祭り当日 ─


[小雪に挨拶をして、紅葉先輩とも別れて
屋台に戻ったら兄たちが忙しなく準備を進めていた。
たい焼きとべっこう飴、隣り合った二つの屋台は
片方はたい焼きを焼く為の熱い鉄板、
片方は飴を溶かすための熱い鍋が常にあるため熱気が凄く
要はとっても暑いので水分補給は欠かせない。
あたしの仕事はお金管理と材料の補充、兄たちの状況把握が主で]


 はい、いらっしゃいませ!

 つぶあんとカスタード、ずんだとチョコクリームとありますよ。

[たいやきは四つの味から、
べっこう飴は星かハートか楕円の形を選べる。
もっとも時間の余裕が出来たら目の前で希望の形を作ってもらえるけど
落ち着く時間はまだまだ先なんじゃないかな。
とはいえ、前日に来てねってお誘いした人が来てくれたなら、内緒でおまけをつけてもらったりするかもね**]
(192) 2021/07/24(Sat) 0:37:50
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a40) 2021/07/24(Sat) 0:43:27

一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a41) 2021/07/24(Sat) 0:45:18

【人】 二年生 稲出 柊一

[トキヤの驚異的な友人理解度の、>>184
その実力の全ては見通し切れず、
それでも「なるほどなぁ」なんて返されれば、
エスパーか!?なんて思う訳で。
(どちらかと言えば、自分の思考が読まれやすい
 ものである可能性の方が高そうだ)

念願の身長170cm超え(超えてない)に喜ぶ余裕もなかった。

心なしか機嫌良さそうにキュウリを頬張るトキヤに、
何となく悔しさを感じたオレは……]

 トキヤは無いのか?そういうの。
 あ、
女子相手のやらかし事件
って意味だぞ。

[自分としては、
「名前を名乗りそびれたとかいう
 ピンポイントな状況の有無を聞いている訳ではない」
という趣旨の話をしているが、
裏目に出て完全に語弊しかないのはご愛敬だ。
着々とキュウリが胃の中に納まると。]

 次どうする?

[さっきはオレが絞ったから……と相手に委ねてみる。
きっと道中はきょろきょろと、朝顔柄の浴衣姿を、
探してしまうのだろうけど。**]
(193) 2021/07/24(Sat) 1:06:55
二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a42) 2021/07/24(Sat) 1:22:30

【人】 三年生 堂本 明菜

― 拝殿前 ―

 そう?
 アタシは多分自分とこの屋台にほぼいると思うから
 何かあったらおいでね。


[気を使わせてしまっただろうか。>>174
 お参りもしっかりするつもりならば待っているのも
 急かしてしまうような気もするし、
 それじゃあ、と当初の目的を果たしに行くことにした。

 小牧は一人で来ているのだという。
 弟は何をしてるんだ?と思わなくもないが
 そもそも恋かどうかも知らないし、
 相談も受けてないのだからお節介焼くのも
 どうかと思うので何もすることはない。]


 じゃあ、気を付けてお祭り楽しんでね。


[お参りに向かう小牧の背を見送れば、
 明菜も身をひるがえして屋台列の方へと向かった。*]
(194) 2021/07/24(Sat) 2:16:27

【人】 三年生 堂本 明菜

― 屋台列:花巻庵 ―

[たこ焼き、焼きそば、お好み焼き
 綿菓子、りんご飴、チョコバナナ
 ヨーヨーすくいに金魚すくい、
 それから射的にお面屋さん

 子どもの頃は非日常の風景にドキドキして、
 ワクワクして、お金があったら全部制覇したい!
 なんて話、誰にしたんだったかな。

 カラリコロリと音を鳴らしながら
 せっかくもらった食券の使い道を考えつつ、
 花巻庵の出店の前を通れば邪魔にならない程度に
 軽く挨拶。]
(195) 2021/07/24(Sat) 2:17:39

【人】 三年生 堂本 明菜

[前日楓に教えてもらった>>100通り、屋台では
 たい焼きとべっこう飴が売られていた。
 去年の冷やしぜんざいも美味しかったから
 やめてしまったのは残念だけど、
 たい焼きだって美味しそう。
 家族分買うつもりで、中身は何にしようかなんて
 迷ってしまう。
 いっそのこと一つずつ?
 余った一つは後日自分のおやつにすればいい。
 混雑して売り切れてしまう前に買っておかねばと]


 一つずつください。


[なんて楓>>192にそう告げたら、
 持ち帰り用に包んでもらえただろうか。*]
(196) 2021/07/24(Sat) 2:18:30

【人】 三年生 堂本 明菜

― 屋台列:青果店 ―

[たい焼きをゲットしたら、堂本青果店の屋台へ。
 なんか人が並んでる所があるなぁと近づいてみれば、
 それはまさかのうちの屋台だった。

 いったい何があったのかと驚いていれば、
 店前で美味しそうに食べていた二人組>>169>>177効果
 だとか。
 朱鷺也はもちろん、柊一も顔を覚えられているため
 それが誰だったかはすぐに判明し、
 その様子を聞けばいかにもサクラのようなリアクションで、
 そこまで頼んでないのだけど、と笑ってしまった。
 後で会えたらお礼を言おう。
 
その時は、あの派手な朱鷺を拝むことも出来たかな。



 は? アタシも手伝いますけど?
 不正されたら嫌だし?
 ていうか水分とってます??


[たすき掛けを始めた娘に対し、父親は手伝いはいいなんて
 いうけれど、もちろん引き下がることはしなかった。
 浴衣を着たのだって客寄せの為なのだから。]
(197) 2021/07/24(Sat) 2:21:14

【人】 三年生 堂本 明菜

[そうして売り子をしていれば夕鶴が来てくれて>>191
 混雑は大分解消された頃合いだったから少しだけ立ち話。
 夕鶴には前日よりも前に勝負について話す機会が
 あったから、売り上げに貢献してくれるよう。]


 いい後輩たちを持って先輩は幸せだわ……


[なんて感慨に浸りながら持ち帰り用の袋に
 キュウリとトウモロコシを詰めていった。]


 あ、でも荷物にならない?
 なんならここで預かってもいいけど。


[持ち歩くにはちょっと邪魔になりそうな重さだ。
 お願いされるようなら袋に名前を書いて
 クーラーボックスの空きスペースに入れておこうと
 提案してみたけど、返答はどうだったかな。

 どちらにせよありがとねって声をかけて、
 雑踏に消える夕鶴の背を見送った。**]
(198) 2021/07/24(Sat) 2:22:36
三年生 堂本 明菜は、メモを貼った。
(a43) 2021/07/24(Sat) 2:29:00

【人】 二年生 鳳 凛

――現在:長尾先生と――

[自分とは違う相手に理解を示すことは難しい。
それが、“目下”の者なら尚更だ。
子供であったり、部下であったり。
貧富も、そう。
無意識に区別し、意見の内容より“意見された”という事象に反応し、馬鹿にされたなどと逆上する者さえ居る。
言葉に耳を傾けることは簡単ではないことを知っている。

けれど、長尾は“届かない人”ではなかった。
その人柄は普段、学校で生徒の質問に対応する姿を見ていたらわかるもの。
声をかけやすい雰囲気というのは、この人になら声が届くと一定の信頼を獲得しているから得られるのだ。

凛は逆に身形や言動から距離をおかれやすいので、そのことが特によくわかった。]
(199) 2021/07/24(Sat) 6:24:46

【人】 二年生 鳳 凛


……いいえ、謝って頂くようなことでは…
私のほうこそ、ありがうございます。

経験を重ねると、“その中”で予想してしまうんですよね。
私は人より経験……というか、たくさんの記憶がありますので。


―――…はい、私で良ければいつでも。
先生も、教えてくださいね?


[重い空気にならないように笑ってくれる長尾に感謝しつつ、凛も笑う。>>150
優しい気遣いに、心に暖かな風が吹いていく。

その後、話題は神崎紅葉へと移った。]
(200) 2021/07/24(Sat) 6:24:49

【人】 二年生 鳳 凛




―――…思い、出した…


[凛は多くを語らず、長尾の言葉を反芻する。>>150
凛の態度に察するものがあったのだろう。
長尾は紅葉について、探しているわけではないという。

長尾が抱える事情を凛が知る由もなかったが、凛のほうもなんとなく、長尾は紅葉の死をしっているのではないかと思った。]


…紅葉さんは、明るくて優しくて、
“綺麗”なひと、ですよ。


[お通夜でも皆が彼女の人柄を褒めていた。
お祭りが好きで、楽しみにしていて。>>153

神社で見た彼女の笑顔が思い浮かぶ。>>155
(201) 2021/07/24(Sat) 6:24:52

【人】 二年生 鳳 凛

〜回想:夏の神社にて〜


[血塗れの制服、取っ手の外れた鞄。
顔の半分がつぶれた恐ろしい姿。
けれど、そのひとに誰かを恨んでいるような雰囲気は微塵も感じられなかった。>>155

凛が紅葉に初めて遭遇したのは、彼女のお通夜に参列した次の年。

その日、凛が神社を訪れた理由は、静かな場所で本を読もうとしてだったが、お祭りでみんなと話せるのが楽しみだという紅葉の声>>0:240を耳にし、彼女に近づいていったのだった。]



…………神崎、紅葉…さん、ですか?



[振り向いた紅葉の、その姿を見たときは息を呑んだ。
持っていた本を胸にぎゅっとして、けれど、痛々しい風貌に反して彼女が凛にかけた言葉は優しかった。
生前の、お通夜で見せて貰ったとても奇麗な女性の姿がそこに見える気がした。]
(202) 2021/07/24(Sat) 6:32:43

【人】 二年生 鳳 凛


…ううん、私は本を読みに。
紅葉さんはお祭りの準備をしてたのですか?


[寂しげな紅葉に凛は聞く。
純粋で、怨念など何もない雰囲気。
最初は血濡れの姿に驚いたけれど、怖いとか恐ろしいといった感情は湧き上がらなかった。]


紅葉さんはみんなとお話するのが好きなの?


[当時、お祭りに行ったことがなかった凛は、紅葉の出店の話に耳を傾けてそして、眉根を下げた。]


……私はお祭り、行ったことがなくて。
出店のものは私には高価で、手がだせないのです。

りんご飴にわたあめ、チョコバナナ、食べてみたいな。
ね、他には、どんなものがあるのですか?
紅葉さんのお勧めはありますか?


[いつのまにか、彼女の隣に腰掛けるようにして、今よりも小さく幼かった凛はそう尋ねるのだった。]**
(203) 2021/07/24(Sat) 6:34:53
二年生 鳳 凛は、メモを貼った。
(a44) 2021/07/24(Sat) 6:46:48

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 


あ。
 
朱鷺。
     

 
(204) 2021/07/24(Sat) 7:36:30

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― お祭りの、朱鷺の背に ―

[思わず呟いた私の声は、屋台列の喧騒に紛れ。
目立つ鳥の絵を背負った後ろ姿には、
きっと届かなかっただろう。

帽子を被っていたせいか、誰と判別はできなかったけれど。
うわー不良っぽいな、なんて思いながらも

その鳥がすぐに朱鷺だとわかったのは、
どうしてかな?鶴の姿も描けない私だったのにね。

誰とはわからなくたって、
朱鷺を見て、私が思い浮かべるのは一人だけ。

昨日、景色を見るように向けた視線の中で、
一瞬捉えた、逸らされる目を思い出した。>>110]
 
(205) 2021/07/24(Sat) 7:38:08

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[私が、殊更に無視をしたのはね。>>89
あの時のお祭りが特別だったから。嫌でも思い起こされて。

あの日、差し伸べられた掌に>>104
自分のそれを重ねて、ぎゅっと握りしめた。
「ヒーローが人攫いしちゃうの?」って
君の仮面を見て笑いながら、追手(仮)
(悪の組織かな?)

から逃げるように、走って境内に行ったよね。

繋いだ手は、互いにまだまだ子供のもので、
大きさだってそう変わらなかったと思うけれど。
引っ張られるに任せて、笑い声をあげながら、
私は君に攫われた。

あの日。
色とりどりの花火に照らされた、君の横顔は丸みを帯びて。
私から目を逸らす今の横顔とは、輪郭が重ならない。
高くなる身長と反比例するように、
今の君の声は、昔よりもずっと低くなり。
私達はまだ子供で、でも、大人になってしまった。]
 
(206) 2021/07/24(Sat) 7:40:16

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[そんな風に、身体も心も大人になるにつれ、
離れていってしまった私達だから。
蓮見くんの交友関係、全部を知っているわけではないし、
私の耳に届いた声の他にも、
様々な呼び方があったのは、当前の事なのだろう。

でも、同じクラスで過ごした人数の。
数多くの中から、“そういう”音ばかり拾い上げる私の耳。

それに苛立ちを覚える、その意味を考えたくなくて。



だから君が悪いんだ。>>109
君の所為にして、
八つ当たり。
]
 
(207) 2021/07/24(Sat) 7:42:32

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[私がそっけなくしても、
蓮見くんは何でもないように見えた。それどころか、


「蓮見くん。プリント。」

「蓮見くん、ノート提出忘れてない?」

「蓮見くん。」

「蓮見くん。」



……気まずくたって、同じクラスで
話す用事はいくらかあって。
そんな時も、私達の視線はどこか食い違っていたような。
私はその度に、むっすりとした顔を向けたのだけれど。]
 
(208) 2021/07/24(Sat) 7:45:53

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[……だけど、ずっと同じクラスにいて、
一度も目が合わないなんて事、ある?>>111

例えば。
席替えで、隣の席になった時。
夏の、プールの授業のあとに、私は眠気を堪えきれなくて。
運が良いのか悪いのか、板書の多い、社会科の先生の授業中。
いつもなら真面目にノートを取っているはずの私が、
頬杖をついて、うつらうつらと舟を漕ぎ。

一瞬、記憶が抜け落ちた後に、
ズルっ!ガタっ!……と頬杖が外れたあの時とか。

びっくりして飛び起きた私は、
一体どこをぶつけたんだったか覚えていないのだけれど。
あの時ちょっと大きな音が出て、だから、

さすがの君も驚いて、
とっさに君を見た私の視線から、
逃げられなかったんじゃないかな。

そんな事だって、あったでしょう?]
 
(209) 2021/07/24(Sat) 7:47:36

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

[……そんな事でも無ければ、合わない視線。

朱鷺の絵から目を離し、
今度は私が背を向けた。]**

 
(210) 2021/07/24(Sat) 7:48:25
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a45) 2021/07/24(Sat) 7:51:29

【人】 二年生 鳳 凛

――回想前日:備品倉庫にて――


いいえ、これもお願いされたお仕事の内ですから。
私のほうこそ、纏め作業、手伝って下さりありがとうございます。


[凛は揃えた備品を手渡しながら、楓に微笑む。>>118

商店街で有名なことに凛が気付いているのかどうか。>>119
ただ、少し考えれば、貧乏神が商いをする場では敬遠されるということはわかるだろう。
篠田屋のように優しく接してくれるお店もあれば、縁起が悪いと塩をまくお店もあるのも必然。]
(211) 2021/07/24(Sat) 8:12:20

【人】 二年生 鳳 凛



『最初が肝心といいますでしょ?
甘やかして入り浸られたら困りますの。』



[何の店だったか、外から商品を眺めていた凛は、そこの女主人に塩をまかれ立ち去るように迫られた。
その時、たまたま通りすがった楓の祖母に助けられたのが出会い。
着古してボロボロの服を纏う凛の頭にかけられた塩を払いながら、彼女は自身の家へと凛を招き入れた。

そこで、少しだけど、と凛は彼女からお駄賃を手渡された。
何でも凛が好きなものを買えるようにそうしたのだと推測されるが、凛はそのお金を全額店の募金箱に投入した。]


すきにしていいって…、だから。
わたし、おかね、もっていたくないです。


[そう応える凛に彼女は、良かったら時々話し相手になって欲しい、と言った。
それから、少しの間は彼女を尋ね、一緒にお菓子を頂きながら話をしていたのだが、ある日、凛は彼女が例の店の夫婦と、その仲間から陰口を言われている場面に遭遇してしまう。
わざと聞こえるように話す悪口を、それでも彼女は気にすることはない、と凛に伝えたのだが、凛は首を振り、それ以来、凛が彼女を訪ねることはなくなったのだった。]
(212) 2021/07/24(Sat) 8:12:23

【人】 二年生 鳳 凛



あの、これ…
おばあちゃんにわたしてください。



[それから、少しだけ時が過ぎたある日、凛は店先にいた小さな楓に古紙で作った籠を渡した。
中には裏山で摘んできた花や薬草、茸が入っており、それらが奇麗に並べられていた。]



おれい、いままで、ありがとう。



[そう言って笑うと、凛はその場から駆け出して行ったのだった。]
(213) 2021/07/24(Sat) 8:12:25

【人】 二年生 鳳 凛



[そして、あれから時は流れて。
高校生になった凛と楓は夏祭りの前日、神社の備品倉庫に居た。>>120

屋台に来て欲しいという楓に凛は笑う。]


勿論です。
私、花巻庵の和菓子、大好きですから、
この機会、逃しませんわ。


───楓さん。**
(214) 2021/07/24(Sat) 8:12:28

【人】 一年生 篠田 小牧

 ─────へくちっ


[それはどのタイミングだったかしら。
 また噂されている>>147のか私はまたくしゃみが。

 まぁお店の娘だもの。噂くらいされるわよね。
 なんてまたのんびり。


 お名前の>>156事を柴犬の先輩も気づいたのは無論気づく由なんて欠片もないわ。
 タイミングを逃していたのはお互い様だから気にしてはいないのよ。


 
 ────そういえば、ふとママのお喋りを思い出すの。それは昨日の事。

 「蓮見さん……自転車屋さんわかる? そこの奥さんにお嬢さんも来てくれてね。浴衣買ってくれていたのよ。息子さんにもあの朱鷺の柄の甚平買っていったわよ」

 ……なぜそれを入荷したのかしら?
 と首を傾げたそれ。買う人この界隈にいるのか、という堂本先輩の内心は知らないけれど同意しておくわ。>>117


 ……購入頂けていたのね。
 というか。蓮見先輩着てくれるのかしら……?

 甚平だし、お祭りだもの。着てしまえば案外平気だとは思うわ。思うけれど。]
 
(215) 2021/07/24(Sat) 8:28:34

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 
 ……蓮見先輩きてるかしらね。


[なんて、思い出せばその朱鷺の姿をつい目で探してしまう事になったのよ。]
 
(216) 2021/07/24(Sat) 8:29:07

【人】 一年生 篠田 小牧

 ― 拝殿前 ―

 はい、ありがとうございます先輩。


>>194最後まで気遣ってくれた優しい先輩にペコリ、と頭を下げたの。]


 先輩も、楽しみましょうね。
 ……お願い叶っても叶わなくても。堂本先輩の心配がちゃんと通じるようお祈りしますね。


[お話を聞いた限り。別に勝敗に拘らなくても相手に上手く気持ちが通じればなんとかなるんじゃないかしら。そんなことを勝手に思ったのよ。
 お互いどこかでボタンを一個掛け違えているように、私には聞こえたの。

 余計な言葉そうだったら差し出がましい事を、と一言加えてそうして先輩を私も見送ったわ。]
 
(217) 2021/07/24(Sat) 8:30:19

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[そうして社の前で一礼。チャリンと音を立てて小銭がお賽銭箱の中に入っていったの。
 手を叩いて目を閉じて。


 まぁ、まずは素直に商売繁盛よね。>>48


 それから───
 もう一つくらいいいかしら。]


 このお祭りが何事もなく
 楽しいもので終われますように。



[そうして参拝をして。ゆっくり歩きだしたの。]
  
(218) 2021/07/24(Sat) 8:32:21

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[そこについたのは堂本先輩が立ち去ってから数泊遅れて。
 花巻庵に私は無論向かったのよ。]


 花巻さん、こんばんは。
 買いに来たわ。


[楽し気な笑顔でたい焼きの種類を見るの。
 わぁ、色々あるわ。>>192


 基本のつぶあんも捨てがたいけれどカスタードも好きなのよね……。ずんだも和菓子っぽくて捨てがたいしチョコも熱でとろけてたら美味しそうだわ……。


[ぶつぶつ迷うように真剣に悩むのよ。
 他のお客様の迷惑にならないように、ね。]
 
(219) 2021/07/24(Sat) 8:33:59

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 よし、決めたわ。
 カスタードにするわ。
 あ、あとべっこう飴も……どうせならハートで頼んじゃおうかしら。


[どちらもそういう気分だったのよ。深い意味はないわ。

 お手伝いでもらった券を折角だもの。使っておいたの。
 去り際には暑さ気を付けてね。って声をかけて邪魔にならないよう立ち去ったわ。


 近場のベンチに腰掛けるのよ。]


 いただきます。


[満面の笑みでたい焼きをまったり食べ始めたわ。
 うん、おいしいわぁ。]**
 
(220) 2021/07/24(Sat) 8:34:56
一年生 篠田 小牧は、メモを貼った。
(a46) 2021/07/24(Sat) 8:43:55

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

── おまつり・柊と、それから ──



  女子相手のやらかし事件だァ??
  そんなもの、な、


[柊の質問に>>193
 即答で「ない」と答えようとしたものの
 いやまて、待てよ?と頭を過去の記憶が過る ]


  めっちゃ時効だけど
  ちょー小さいときに、
  とある女の子のこと
  ずっと男子だって思ってたことはあるなー


[時効でしょ、時効時効。
 誰って聞かれても、忘れたーって答えるつもりだ。
 名前はきっと上手くはぐらかして。

   はぐらかして笑って友人と歩く最中
   背中の
朱鷺
から>>204
   そらされた瞳があることを俺は知らない。

 
(221) 2021/07/24(Sat) 10:11:23

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  次、花巻庵もいこうぜ
  たい焼き買うって楓ちゃんと約束してんだ


[買う、っつうか食券の引き換えだけどな。
 男子高校生は残り二枚になった食券をひらひらさせた
 え?スイーツを避けてくれたのにって?>>143
 そんな気遣いもなんのその、です。]
 
(222) 2021/07/24(Sat) 10:11:37

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[それに、あーほら。
 ぎゃいぎゃい言いながら花巻庵に近づくまでに
 柊の視線が喧騒の中を泳いでたの知ってる>>193

 だから花巻庵の近くのベンチに
 “朝顔の君”を見つけたら、>>220
 そうだなァ、余計な詮索の末に、
 友人への「勘違いor事実」を心に確信めいてた俺は
 
ニタァ、
って悪い笑み、友人に向けるんだ。

 え?勘違いだって?
 そっかぁじゃあそういうことでいいや。
 事実だったら、もっとニタニタしてただろうけど ]
 
(223) 2021/07/24(Sat) 10:12:02

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  おーこまきちゃんー
  無事お祭り来れたんだー


[友人の反応はともあれ、俺はきっと
 こまきちゃんにいつもみたいに声かけて
 あ、派手な甚平とハット買いました、って披露する。
 着てしまえば案外平気でしたか、どうですか>>215

 それなりに着こなせてると信じたい…
 どこかのホストクラブのやばいの、もしくは
 ヤンキーもしくは、そっちの筋のひと、に
 なってしまってるかもしれないけれど。]
 
(224) 2021/07/24(Sat) 10:12:18

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  何食ってんのー?
  花巻庵?
  俺らも、ちょうど買いに来たトコ


[近くに目をやれば花巻庵の出店も見えて
 なるほどなるほど。それが噂のたい焼きですか。

 いろんなフレーバーがあるんだ〜とか
 べっこうあめがハートなんだ〜とか聞けたかな]
 
(225) 2021/07/24(Sat) 10:12:31

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[んでさぁ、まああれです
 ある程度こまきちゃんといつもみたいに話したのち
 ニタニタしながら余計な気遣いを発動させてる俺は]


  じゃー柊、ここで待ってろよ
  ほら、花巻庵混んでるし、
  俺代わりにたい焼き買ってきてやるから


[あ。べっこうあめがいいですか
 お揃いのハートがいいですか、それでもいいです。ニタ

 柊を半ば無理やりにベンチに座らせて
 当然食券は1枚預かるつもりで、手を差し出して。

 柊がどうしても付いてこようとしない限り、
 柊をこまきちゃんの隣に残して、
 俺は花巻庵の屋台に向かうつもりだった、かな。]*
 
(226) 2021/07/24(Sat) 10:12:53
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a47) 2021/07/24(Sat) 10:15:26

【人】 三年生 神田 京平


 
カランカラン
と 下駄の


 
近付いてくる その


 
祭りを楽しむ 弾む


 
冥府へ沈む 濁


 
カランカラン
と 下駄は
るよ

 
(227) 2021/07/24(Sat) 10:25:51

【人】 三年生 神田 京平


 
うひゃあ!

 
[周りを見ていたはずなのに
自分の周りにには気がつくなくて
突然の感触に小さい声だが大きな反応をしてしまう。]

 落川センセやないの
 人が悪いわぁ〜
 寿命が
300年程
縮まってしもうたわ

 せや、センセ飴ちゃんいります?
 ちょうど喉が渇いとったさかい
 そのラムネと物々交換しまへんか?
 
[驚いたものの落川先生と気付けば>>180
また飄々とした態度で戯けて話し始める。]

[落川先生との再会は京平が花一高校に入学した時だ。
“再会”といってもそう思っているのは京平が覚えているから。
落川がまだ先生になる前
花一高校の学生だった時のことを。]
(228) 2021/07/24(Sat) 10:29:20

【人】 三年生 神田 京平

[京平がまだ狐の面を身につける前の子供の頃
よく見える自身の目に怯えてはなひら神社へと今日も逃げ込んでいた
その日は大雨で
傘なんて持っていなくてずぶ濡れで神社の階段の隅に
小さく体育座りをして寒いと震えていた
まるで捨てられた犬のような子供
そこに偶然か通りかかった学生が当時の落川先生。
それが京平の知る最初の出会いだった。

高校で再会した時には狐のお面で顔もわからないだろうしと
「はじめまして〜」なんて挨拶したはずだ。

それから先生が捨て犬を拾ったと学校で噂が広がって
その理由も風の噂で耳に入ってきた時には
「変わってへんなぁあの人も」なんて感想が出ていたことだろう。
そんな自分と同じようなワンちゃんに親近感を抱き
大人気だったワンちゃんの隙間時間にこっそりひっそりと
様子を見に行ったり遊びに行ったりしていた。
引き取り手探しの時は
自分も探しすのに協力したいと名乗り出てはいたものの
誰もいなかったら
自分が立候補しようと親の承諾までぶん取ってきていた
はたしてその後の行方はどうなったか────。]
(229) 2021/07/24(Sat) 10:31:48

【人】 三年生 神田 京平

 
[そんな昔と今があり
今ではすっかり生徒として
甘えさせてもらっているわけであるが
お祭りの時はその昔のことをどうしてかよく思い出す。*]
 
(230) 2021/07/24(Sat) 10:32:25

【人】 二年生 鳳 凛

── 回想 ──

[グラウンドで練習する野球部の金属音。
夏の訪れを感じさせる蝉の合唱。
廊下で戯れる生徒達の話声。

耳をかすめる賑やかさはどこか遠く。
この場所だけ、世界から切り離されたように静かな時間が流れている。

凛が父親のことを話した経緯は何だったか。
落川の言葉に、向日葵の風を顔に受けながら、凛は目を閉じる。>>343

疑問と憐れみと切なさが滲むよう。
最低だと思っても、その弱さを責めることはできない。


それは──。]
(231) 2021/07/24(Sat) 10:46:26

【人】 二年生 鳳 凛

── 回想前日:社務所近くで ──


年なんて関係ないですわ。
わかります、先生がそこそこのお金を稼いで、
そこそこ生きていること。

不必要にお金を求めない素敵な生き方だと思いますわ。


[いつもなら、ここで話は終わるのだが、]


…………思いますけど、先生には何か
“夢”はないのですか?


[そっと落川の顔を覗き込むようにして、いつもとは違う言葉をひとつ、付け加えた。]
(232) 2021/07/24(Sat) 10:46:29

【人】 二年生 鳳 凛


腹八分目がいちばんなのです。
いつもお腹いっぱい食べていたら、太りますよ。

それに、お金で買える幸せは全て
"他人が作ったもの"です。

でも、どんな辛い状況でもそれを楽しもうと言う気持ちがあれば、人は、自らの手で幸せを作ることができます。
お金を持ったことで、せっかくの力を失う人のなんと多いことでしょう。


[凛は悲し気に目を伏せて見せたが、熱のことを言われると、う…と言葉を詰まらせた。]
(233) 2021/07/24(Sat) 10:46:32

【人】 二年生 鳳 凛


…………あの時のことは反省しています。
もっとたくさん、よもぎを用意すべきでした。


[また繰り返す宣言に等しいことを言う凛なのだった。]**
(234) 2021/07/24(Sat) 10:46:41
三年生 神田 京平は、メモを貼った。
(a48) 2021/07/24(Sat) 10:48:01

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

── 回想:夕鶴 ──


[あの日繋いだ手のことは忘れたことはないし
 きみを攫ったことだって、色鮮やかに覚えてる
 悪の組織はいなかったし >>206
 どっちかっていうとあの日悪だったのは俺のほう。

 でもオカゲサマで、普段外に出ちゃいけない時間、
 暗闇に打ち上がる七色の花火、見ること出来たでしょ

 
     男の子とか女の子とか関係なくて
     まだ “
朱鷺也
” と “
夕鶴
” だった頃の話 ]

 
(235) 2021/07/24(Sat) 11:04:23

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[ きみは、忘れちゃったんだろうなあって
  心のどこかで、思ってる。

  小さな頃、おじいちゃんちに遊びに来ただけの、
  ほんのひと夏の思い出だから。
  俺は毎年祭りのたびにさ、どうしたって思い出すし
  境内の階段を見たらあそこらへんに座ったなあって
  今も昔も変わらない、賑わいの中で思い起こされる


   
きみの気持ちなんて、しらない
>>206


  だから勝手に俺は
  きみは、忘れちゃったんだろうなあって
  心のどこかで、思ってた。 ]
 
(236) 2021/07/24(Sat) 11:04:59

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[ 忘れてなければいいのに、って
  願う気持ちを、俺は、忘れようとしたんだ。 ]

 
(237) 2021/07/24(Sat) 11:05:22

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[朱鷺也は蓮見くんになって、
 夕鶴は田邉さんになった。

 ─── あーいや、それどころか。>>208


  「蓮見くん。プリント。」
      『 うん、ありがと。 』

  「蓮見くん、ノート提出忘れてない?」
      『 あー、悪ぃ、忘れてた。 』

  「蓮見くん。」
      『 なに。 』

  「蓮見くん。」
      『 ん。 』



 呼びかける時は、『 ………あのさ 』って
 名前を呼ぶ機会すら、少しずつ減っていって。]
 
(238) 2021/07/24(Sat) 11:05:45

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[席替えで隣の席になってしまった時は
 数十秒固まってたと思う。>>209
 
 右隣に居るきみが視界に入らないように、
 板書をしているとき以外は、
 右手で頬杖つくことも多くなった。

 左利きじゃないことを呪いながら
 左側のほうにある窓から差し込む光を見ていた]
 
(239) 2021/07/24(Sat) 11:06:05

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[だけど珍しくきみが授業中に舟を漕いでいたときは
 頬杖ずらして、珍しく横目でちらちらと、
 きみの様子を眺めてしまっていた

 社会、俺はあんまり得意じゃないから
 先生の声が子守唄になる気持ちはすげぇわかるし
 何よりも……… ああ、いいや、


      きみが眠ってる姿を見て、
      俺が、密やかに抱いてた感情なんて、
      俺だけの秘密で、充分だろ。



 だからガタッって大きな物音立てて
 きみが飛び起きた瞬間には、当然きみを見てたし
 とっさにこっちを向いた視線からは、
 逃れることができなかった。

 無論あの時はクラス全員一瞬こっちを見てたから
 俺も、その他大勢のひとりって映ってたらいい、って
 視線を向けてた理由を、誤魔化せるように祈った。]
 
(240) 2021/07/24(Sat) 11:06:29

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[合わない視線。呼ぶことも減ってしまった名前。
 きみは目立つはずだったのに、>>110
 お祭りの喧騒の中では、きみの視線にすら気づかない]*

 
(241) 2021/07/24(Sat) 11:06:43
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a49) 2021/07/24(Sat) 11:09:06

【人】 一年生 篠田 小牧

>>224 たい焼きを食べつつまったりしていたらちょうどいい具合に姿を見たかった先輩が。そしてもう一人、さっきぶりの先輩も一緒だったわ。

 ……というかさらりと名前で呼ばれたわ。
 陰でずっとそう呼ばれていたなんて知らないもの。


 ダメじゃないし気にしないわ。ただ蓮見先輩ってコミュ強ね。なんてぼんやり考えたくらいね。]


 こんばんは、先輩方。
 こっちに来て初めての夏祭りですし。両親がいってらっしゃいと言ってくれていたので、甘えてきちゃいました。


[そう、ここの商店街に来る前は私結構都会の方にいたのよ。高校入るタイミングに合わせて貰ってここに来たのよね。
 この二人は仲がいいのかしら? なんてまた頭の隅でのんびり考えつつ。ファッションチェックをついつい。

 あの甚平着てくれてたわ……。
 ハットまで用意してたなんて気合いが入ってるわ。
 披露されれば思わずじぃっと見るのよ。]
 
(242) 2021/07/24(Sat) 11:24:26

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 なるほど。着るとそんな感じなのですね。
 ……お祭りの中ですしね。多少鮮やかでも悪くないものですね。

 ────ふむ、なるほど。素材がいい人が着たからでしょうか。
ありですね。



[お祭りという非日常でないと少々許されなさそうな感じはしたけれど、華やかな印象がある先輩に華やかな服装は悪くなく見えたのよ、うん。]
 
(243) 2021/07/24(Sat) 11:26:11

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 そうです、花巻庵のたいやきです。
 そうなのですか。美味しいですよ。
 
 味も複数種類ありましたよ。これはカスタードですけど美味しいですよ。
 こちらはべっこう飴ですが形が丸だけじゃなかったので可愛いのを選んでみました。


>>225質問にはこんな感じで軽く説明をしておいたわ。]


>>226少しそうやって会話した後、蓮見先輩はなんだかニタニタした顔をしているのよ。ここまであからさまなら流石にわかるわ。

 代わりに行ってくる、とか座らそうとしているとか。
 ……何を考えているのかしら? とちょっと
じぃーっ
と見てしまったわ。


 もう一人の先輩の名前の一部はここでやっと把握したわけだけれど。柊先輩ととりあえずインプットを一先ずしておくのよ。


 柊先輩が残るのならそれでいいし、蓮見先輩と行くのならそれを止めることはないわ。
 まだ食べ途中なのもあるけれど折角だもの。
 二人共いってしまっても少し様子見する事にするのよ。]**
 
(244) 2021/07/24(Sat) 11:32:44

【人】 二年生 鳳 凛

〜柊一の心配事〜>>102>>103

[柊一に忘却の彼方へと願う記憶はおそらく、凛から手放されることはないだろう。
この日のことも、そう。

あの時、優しいから、優しいと言ったのに。
何故か違うという柊一を凛は静かに見つめていた。]


…………人が人を優しくするのにはきっと、その相手がどうこうではなくて。
本人が優しくしたいから、するのだと思います。
その相手がどんなひとだって…

だから、優しくされるべき人間、なんて居ないのですよ。


[この世は善人ばかりではない。
凛だって、柊一の思うような善意の塊ではない。

自分のために他人を騙したり、陥れる人。
価値観が違うからと傷つけたり、攻撃する人。
世界にはそのような人間が居ることだって、知っている。]
(245) 2021/07/24(Sat) 12:15:55

【人】 二年生 鳳 凛

[だからこそ、自分の幸せとは別の、誰かの幸せを願う事が出来る柊一は本当の意味で優しいと凛は思う。
しかも柊一は“願う、”だけでなく、それを行動に移した。

凛と向き合い、凛に話して、柊一の考える悪意から凛を遠ざけるために。

願う、だけなら誰でも出来る。
けれど、それを行動に移せるひとは多くはない。]


うん、絶対。

………でも、ちゃんと"いい人"を選べなんて、柊一
なんだかもう私とは二度と会えなくなるみたい。

こういうの何て言うのだったかな…
別れ際の──…そう、

死亡フラグ!!



[凛は思い出したように両手を合わせると、嬉しそうに柊一に笑いかけた。]**
(246) 2021/07/24(Sat) 12:15:58
二年生 鳳 凛は、メモを貼った。
(a50) 2021/07/24(Sat) 12:22:12

【人】 数学教師 長尾 浩明

――現在:鳳さんと――

  立場上、生徒を守らなければならない、
  先生とはそんな存在でもあるから
  そういう意味では“目下”として見ているときも
  あるかもしれないけれど、>>199
  生徒とは同じ目線でいたいと思っている。

  先生は教えるのが仕事。
  でも、それだけではなくて。

  生徒と一緒に学ぶことが仕事。

  だからこそ、彼女の言葉は深く響いた。


   「 そうだな、お互い教え合おうか。 」


  彼女も笑ってくれたからきっと
  自分の気持ちは伝わったのだろう、と
  ほっと胸をなでおろした。>>200
(247) 2021/07/24(Sat) 12:38:55

【人】 数学教師 長尾 浩明

   
   「 明るくて優しくて、か……。 」

  昨日会った時のイメージと同じように思う。
  心からお祭りの準備を楽しんでいるように
  自分には見えて、それはきっと
  お祭りを楽しみにする故で。
  クラスにいたら注目を集めそうな
  
……教え子としていたのなら

  
覚えていそうな、存在。

  
  
―――昨日会って話したのは、やっぱり



   
「 鳳さんは……死者と話すことって

     
できると思うか? 」



  なんて、問いかけておいて
  彼女を困惑させるような気がしたから
  いや、やっぱり何でもない、なんて首を振った。
  話が続いたとして…今日はお祭りの日。
  楽しみに来たのだろうし、あまり引き止めるのも
  よくないだろう、と。

   「 お祭り、楽しんで。 」
  
  そう言い残して、向かう先は屋台が並ぶ方。
  行き先が同じなら別れずにいっしょに向かうことに
  なったかもしれないけど、どうだったかな。*
(248) 2021/07/24(Sat) 12:40:39
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。
(a51) 2021/07/24(Sat) 12:43:52

【人】 二年生 神崎 紅葉

-回想/夏の神社-

あれ、わたしの名前知ってくれてるの?
えへへ、なんだか照れちゃうなあ……。

[声をかけられて、一瞬驚いたように目を丸くするけれど、すぐ笑顔に戻って。
「どこで名前を知ったか」なんて知らない少女は、照れ臭そうに頬を掻く]

本を読みに来たんだ!だったらごめんね、邪魔しちゃって。
わたしは賑やかなのが好きだけど、静かなのもいいよね。

[相手の手元にある本を見とめれば、申し訳なさそうに眉を下げる]
(249) 2021/07/24(Sat) 13:07:10

【人】 二年生 神崎 紅葉

お話……そうだね、みんなとお喋りするのは好きだよ。
最近、なんでかとっても寂しくて……はやくお祭りが始まらないかなって。
あはは、ごめんねこんなこと話して。

でも一番は、みんなが楽しそうにしてるのを見るのが一番好きかな。

[自分が話すよりも、相手が楽しそうに話すのを見るのが好き。
相手が、みんなが笑顔になれる、そのお手伝いをするのが好き。
そんな言葉をぽつぽつと話す。

出店の食べ物には手が出せない、そんな言葉を聞けば>>203]

そうなの?
だったらもし、お祭りの日にわたしを見かけたら声かけてよ。
お店の人にこっそり声かけて、もらってきてあげる。

[ひそひそと声を潜めて、まるで二人で内緒の悪巧みをするように言うだろう。
それは一夏の記憶。彼女は覚えているだろうか**]
(250) 2021/07/24(Sat) 13:07:36
二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a52) 2021/07/24(Sat) 13:11:06

【人】 二年生 稲出 柊一

はなひら神社:花巻庵


[「な、」で止まった言葉に>>221
あるんかい!と内心突っ込んだ。
(女子の皆さん聞きました?
 乙女心が天に召されるから>>57気をつけて下さい
)]

 あー……そういうのあるよな。

[(フィクションの世界ではな?)
流石に相手のことまで詮索する気はない。
でも派手な朱鷺を背負った伊達男には、
まだ何かあってもおかしくない予感はする。]

 たい焼き良いな。何味があるかなー?

[今後の女子との予定は杞憂だったろうか……。
それにしても老舗の味がお祭りで食べられるとは、
本当に贅沢な話だ。
去年の冷やしぜんざいも美味しかったなぁ。>>100
道すがら、どうしても現行犯し続けている、
君の名は事件が気になって、視線が泳いでしまった。
一刻も早く名前を自白したい気持ちではあったが、
だからと言って直後、被害者と顔を合わせれば気まずかった。

屋台近くのベンチに腰かけて、
たい焼きを食べている彼女と俺を交互に見て、
あからさまにニヤニヤしている友人の視線は見ないふり。]
(251) 2021/07/24(Sat) 13:20:05

【人】 二年生 稲出 柊一


 篠田さん、お手伝いお疲れ様。
 たい焼き、美味しそうだな。

[とりあえず、無難なスタートラインに立つ。
会話から察するに、朱鷺甚平は篠田屋の逸品らしい。>>243
浴衣しか見てなかったから、こんなインパクト大な
アイテムまで置いていたことには、全然気が付かなかった。

代わりに買ってくると、
意味ありげでしかない視線を寄越して、
篠田さんの隣に座らされたオレは……。
屋台の方に目を向け、
「じゃあ、ずんだで」って、食券を1枚渡した。
(この状況で、ハートのべっこう飴は罰ゲーム過ぎる……)
]
(252) 2021/07/24(Sat) 13:22:03

【人】 二年生 稲出 柊一

[トキヤが背を向けて屋台に向かえば、
彼女の方を向くついでにさりげなく距離をとり、
1回そうと分からないように深呼吸して、話を切り出した。]

 オレ、ずっと名前名乗り忘れてたよな?
 すみません。2年の稲出柊一です。

[就職面接みたいな趣で、頭を下げた。
すでに人づてに知ってはいるが>>147
そんなの気持ち悪いだろ。だからその後に……]

 苗字は屋号で知ってるけど、
 
良かったら、君の名前を教えてくれない?
*
(253) 2021/07/24(Sat) 13:24:46
二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a53) 2021/07/24(Sat) 13:34:46

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 
── 柊&こまきちゃん ──


[たしかにさらりと名前で呼んだが>>242
 それを特に気にもとめることなく。
 はじめての夏祭りの言葉には、そうかと合点する]


  そういえば越してきたばかりだもんな
  はなひらの夏祭りにようこそ?なんてね
  夜には花火もあがるし、めっちゃ楽しいよ


[へらりと笑って、な、って友人に相槌を求めて。

 そして唐突に始まるファッションチェック
 素材がいい、は褒められてる…んだよな。
 ありです、との評価に「でしょ?」って上機嫌。
 祭来るまで「まじかよねえわ」って思ってたのは
 こまきちゃんの前では言わないようにしとこう。]
 
(254) 2021/07/24(Sat) 13:34:56

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[ちなみにニタニタしてるのは
 御本人の意思とは関係なく
 
※個人の感想です
というやつなので
 とんでもねえ誤解を与えてたら申し訳ないのだが

 そんなニタニタが何らかの形で
 こまきちゃんに伝わってるとは気づかず
 さてさてこちらは柊に向けてニヤニヤした視線。

 ずんだで、って食券一枚手渡されたら>>252


  りょーかい


[その一言だけ残して、
 俺は柊のパシりに旅立つとしよう
 シカタナイナア……って顔をしながら(棒読みで)]*
 
(255) 2021/07/24(Sat) 13:35:31

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 
── → そして花巻庵へ ──


[そんときには花巻庵の屋台には
 楓ちゃんは居たかな。

 大盛況の花巻庵、
 熱気がめちゃめちゃすごそうなのを>>192
 ちょっと遠目から見てしまったから、

 差し入れついでに向かいの屋台で
 キンキンに冷えた缶のオレンジジュースを買った

 居たとしたら、いやまあ居なかったとしても
 大盛況の花巻庵の店番サンに食券2枚だして]

  
  ずんだ1個とつぶあん1個。
  あ、別々の袋に入れて。
  一個は柊が食うの。


[俺が2個食うみたいじゃん?
 食えねえことはけっしてないけど。]
 
(256) 2021/07/24(Sat) 13:44:18

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  あとこれ、楓ちゃんに差し入れ
  そこ、暑いっしょ。


[今買ったばかりのキンキンに冷えたジュース。
 これは食券じゃなくて小銭で買ったから、
 俺の食券は辛うじてまだ1枚残っている。

 ちなみにもっと暑いであろう花巻家の兄たちには
 差し入れなどはなにもない。
 どんなに子供の頃から仲良くしてもらってようと
 野郎に渡す優しさは俺にはないのだ。]*
 
(257) 2021/07/24(Sat) 13:44:42
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a54) 2021/07/24(Sat) 13:45:53

【人】 二年生 鳳 凛

――現在:長尾先生と――



――はい!


[お互いに教え合おうという長尾に凛は顔を綻ばせて笑う。>>247

自身の思いを受け止め、理解してくれたことに対する感謝。
心が通じる喜びとこれからへと繋がる提案に心が弾んだ。]


─────
(258) 2021/07/24(Sat) 13:49:47

【人】 二年生 鳳 凛



…………


[凛から紅葉の印象を聞いて、思案にふける長尾。>>248
紅葉と何らかの繋がりがあるのか。
ただ長尾もおそらく、紅葉が故人であることを知っていると察しつつも、凛が彼女のことについて話すことは躊躇われた。
なぜなら、凛が彼女と“知り合った”のは、彼女が既にこの世を去ってからだったから。

だからあえて何も言わず、長尾が口を開くのを待っていた。]



────…長尾先生…



[思考の末、凛に尋ねられたこと。
彼はすぐにそれをなかったことにしようと首を振る。
けれど凛は、聞かなかったことには出来なかった。

凛は紅葉が好きだった。
例え幽霊でも、血濡れの姿でも。

初めて会った年の夏祭り。
彼女はお金がなくて、祭りに参加出来ない凛のために、いろんな食べ物を貰ってきてくれた。
夏祭りの時の紅葉は血濡れじゃなくて、本来の奇麗な彼女の姿になっていて、本当に嬉しそうで、楽しそうで。
そんな紅葉を見ているだけで凛も嬉しかったことを覚えている。]
(259) 2021/07/24(Sat) 13:49:49

【人】 二年生 鳳 凛



……私は、出来ると思います。



[凛はその場を去ろうとする長尾にそう告げると、]


先生も。
紅葉さんはお祭りでみんなが楽しそうにしている姿を見るのが好きだから。
そんな、とても心の綺麗な人だから。



[何事もなかったかのように、微笑んだ。]**
(260) 2021/07/24(Sat) 13:49:51
二年生 鳳 凛は、メモを貼った。
(a55) 2021/07/24(Sat) 13:58:31

【人】 一年生 篠田 小牧

 
>>254蓮見先輩のようこそ、という歓迎は新参者には嬉しかったわ。]


 そうですね。
 ふふ、素敵な場所にお邪魔させて頂きます。
 花火、それ楽しみにしてるんですよ。


[お祭りに花火。お約束だけどだから楽しみなものなのよね。きっと綺麗なのでしょうね。

 なお、単品でみればそれはないわ、と感じるのは正直普通だと思うわ。
 素材がいいは無論褒めてます。顔立ちいいと普通に思ってるもの。言い回し変だったかしら。]

 
(261) 2021/07/24(Sat) 14:00:12

【人】 一年生 篠田 小牧

 
>>251そして、私の知らぬうちに柊先輩の中では事件とまで化してる君の名は? 状態なのは私はやっぱり深く気にはしてなかったのよ。 ご縁があれば知れるとのんびり構えているもの。]


 労いありがとうございます。
 美味しいですよ。


>>252美味しい事に関しては安心・信頼の花巻庵さんよね。

 柊先輩はお隣に座ってそしてお使いを蓮見先輩に頼むみたいなの。

 ずんだも美味しそうよね。なんて考えつつ蓮見先輩を見送れば、お名前きくチャンスかしら? って考えていたら相手から名乗ってくれたのよ。>>253
 
(262) 2021/07/24(Sat) 14:01:23

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 いえいえ、店員にわざわざ名乗るなんて注文する時とかじゃないとないじゃないですか。


[面接みたいな真面目さで謝られて、そこまで気にしていたの? とこっちが慌てるのよ。名前を知らないままでもなんとかなる、精神の私はやっぱりのんびりしすぎなのかしら……?

 人づてに知っていたとしてもそういうこともあるわよね。くらいにしかきっと思わないわ。
 名前を気づいたら知られていても大して気にしなかったのは伊達じゃないわ。


 名前をフルネームでちゃんと覚え直したわ。
 稲出先輩。
 その稲出先輩はご丁寧に私の名前をちゃんと聞いてくれの。蓮見先輩が呼んでいたから多分知っていると推測は出来ていたの。それなのに。


    ……真面目な人だわ。



 誠意には誠意で。私はしっかり姿勢を正して相手の方に少し体を向けたの。顔が見えやすいように。]
 
(263) 2021/07/24(Sat) 14:03:23

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 
 改めまして、名乗りが遅れてこちらも失礼しました。

 私の名前は篠田小牧。一年生です。

 よろしくお願いします、稲出先輩。


[そう言ってにっこり笑って軽く頭を下げたわ。]**
 
(264) 2021/07/24(Sat) 14:04:07

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 屋台列:青果店>>198 ―

[堂本先輩が売り上げを喜んでくれて、
しみじみと言われた台詞には、
嬉しいやら気恥ずかしいやら、先輩の反応が楽しいやら。
そんな気持ちの滲んだ声で、良かったです、と笑い。

まとめ買いしたので、ここでは食券を使わずにお会計。
野菜を袋詰めする手元を見守っていたら、
先輩が親切な提案をしてくれて、私は顔を上げた。]


 え、いいの?
         
……あっ。



[つい、素の言葉が出たのに気付いて。
しまった、という顔で言い直す。]


 ……いいんですか?
 お邪魔にならなければ、お願いできたら、嬉しい、です。


[恥ずかしさのせいで、言葉の最後が途切れ途切れ。]
 
(265) 2021/07/24(Sat) 14:15:51

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[だって、あの頃は。
一つ上のお姉さんの事「明菜ちゃん」って呼んでいたし。
打ち解けてきたら、敬語だって自然と取り払われた。

でも高校に上がったら、先輩後輩だから。
そういう所、ちゃんとしようと思っていたのだけれど。
時々気が緩んで、特に校外では、
こうして昔の口調が出てしまう事があって。

先輩は気にしないかもしれないけれど。
澄まし顔の私が、自分でやり始めた事なので。
毎度、ばつが悪い。]


 で、では。そちらの品は、
 また後程取りに伺いますので! 失礼しますっ。


[恥ずかしさを誤魔化しきれなかった私は、
敬語の戻し加減(?)がやや過剰になりつつも、
その場を足早に立ち去ったのだった。]*
 
(266) 2021/07/24(Sat) 14:18:01

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 少し前:青果店屋台 ―

[
ところで堂本先輩、私、
下の方ばかり見てて

野菜に熱中しすぎて言えていなかったのですが
浴衣ですよね?今浴衣を着ていますよね??>>197

このままでは一生の不覚なのでどうか言わせて下さい


それは、私が屋台に顔を見せてすぐの事。
こんばんは、お疲れ様です。の挨拶と共に、
たすき掛けした先輩の、粋な浴衣姿をまじまじと見て。]


 先輩、素敵です。
 その浴衣、すごく似合ってる。


[と伝えた。
近くにおじさんもいたのなら、勿論挨拶をしたけれど。
それがおばさんの仕立てた大切な浴衣>>43だったのなら、
私の言葉は、二人にどう届いたのだろう。]*
 
(267) 2021/07/24(Sat) 14:57:07

【人】 教師 落川 禅

[おっ。予想以上のいい反応。>>228


  ぶっ。
明らかに寿命長すぎだろ。

  お前いくつまで生きる予定なんだよ。


[いつもの戯けた物言いにけらけら笑って、悪戯成功に満足していたら。
持ちかけられた提案に、お、と帽子の下で目を瞬かせ。]


  お、物々交換いーぞー。
  なんかこういうの、わらしべ長者っぽいな。


[なんて嘯きながら。
悪戯に使ったばかりのラムネを神田へ差し出した。]
(268) 2021/07/24(Sat) 15:04:15

【人】 教師 落川 禅


[はなひら神社といえば昔、大雨の日。
帰宅途中、神社の前を通りかかった時、階段の隅で縮こまってた子どもを見つけたことがあった。

膝を抱えて雨で震えてる小学校くらいの子ども。
無視して通り過ぎるには気が引けて声を掛けたが、何故か動こうとしなかったから。
仕方なし、鞄の中にあったタオルを子どもの頭にかぶせ、ほら、と持っていた傘を渡してやったのだ。

結果俺は雨の中ずぶ濡れで帰って、祖母さんにめっちゃくちゃ怒られ。意地張って風呂に入らず着替えて寝たら、翌日熱出したことを憶えている。


──それから、十年後。
あの日のような大雨の中、校舎裏で犬を見つけた時。
見過ごせなかったのは、あの時何もしてやれなかった子どものことを思い出してしまったからかもしれない。
更にこれが、犬の方が子どもより数倍素直で。
ちょっと声を掛けたらついてきたから、追い返せなくなってしまったというオチだった。

閑話休題。]
(269) 2021/07/24(Sat) 15:04:58

【人】 教師 落川 禅

[まさか雨の中にいた小さい子どもが、狐面をかぶった剽軽者に成長してるとか、名乗られなければ気づくはずもなく。
三年前に神田に挨拶された時には、「それ、なかなか凝ったお面だなー」なんて、しげしげと狐面の模様を観察したことだろう。

そんな、どこかつかみどころがない神田だったが。]


  そういや、犬の時はありがとなー。
  見つかったの、神田が協力してくれたおかげだろ。
  あちこち犬飼えないか聞いて回ってくれたんだって?
  犬の飼い主探してる話どこで知ったか聞いたら、
  関西鈍りの狐面の兄さんからって言ってたぞー。

  あれからたまに写真送ってくれるんだよ、
  堂本にも見せたけど、神田も見るか?


[何故かこっそりと、美術室へ犬を構いにきていた生徒の一人でもあったので。>>229
隣町の老夫婦へ引き取られたその後の様子を知らせるよう、彼にもポケットから出したスマホ画面を見せようか。>>139>>140*]
(270) 2021/07/24(Sat) 15:05:08
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a56) 2021/07/24(Sat) 15:06:06

【人】 二年生 鳳 凛

〜回想:心の綺麗な幽霊のお姉さん〜>>249>>250


[凛が持っていたのは貧乏神の伝承本。
これは町の図書館で借りたものだが、凛が図書館で本を読むことに関しては嫌悪感をあらわにする人が一定数居たため、静かな場所―時には神社の外れまで足を伸ばすこともあったかもしれない>>96―を探して、そこで読書をしていた。]


本はいつでも読めるし、邪魔、違います。
はい、紅葉さんはこの神社の奥のほうに行ったことありますか?
この前、凄く静かで、綺麗な場所見つけたのです。


[普通の他愛のない話を紅葉としながら、どうしも確認しておきたくて、半分つぶれた顔を凛は見た。]


紅葉さん、痛くないですか?


[きっと、この姿は事故をしたときの、紅葉の最後の姿。
でも、彼女は今、怪我なんてないかのように振る舞っている。
痛くないならそれでいいのだが、どうしても心配だった。]
(271) 2021/07/24(Sat) 15:08:11

【人】 二年生 鳳 凛



────…寂しい…


[その言葉に思わず眉根を下げた凛に謝る紅葉。
どうやら何故、そのように感じるのか本人にはわからないらしかった。]


( …紅葉さんは自分の事、、
事故のことも忘れてるのかな…… )


[紅葉の話を聞きながら、凛は思う。

ぽつぽつと話される、紅葉が好きなことは、自分のことよりもみんなが喜ぶことを一番に考えていることが伝わるもの。
その奇麗な心につい目頭が熱くなってしまって、あの時はもしかしたら凛のほうが紅葉を驚かせてしまったかもしれない。]


お支払い、しなくてもいいのですか…?


[お金の無い凛への紅葉の提案に心配そうな顔を向ければ、彼女は大丈夫と言ってくれただろうか。
それからはひそひそと声を潜めて、あれもこれもと具体的な計画を立てた。

それは、ふたりだけの内緒内緒の“悪巧み。”

計画実行の日まで、凛は毎日のように紅葉に会いに行ったのだった。]**
(272) 2021/07/24(Sat) 15:08:13

【人】 二年生 稲出 柊一

[トキヤに相槌を求められれば、>>254
「そうそう、結構沢山上がって綺麗なんだ!」って、
この時はまだどこか緊張した面持ちで言ったんだ。

まぁ確かに、ただの看板娘と客の間柄だけであるなら、
彼女の言うとおり>>263、名前を名乗る機会は限られている。
でも同じ学校に通っている先輩後輩で、
黒鉄の散歩の時にもちらほら話をする間柄なら、
氏名不詳は不審かなって、ご時世的に思ってしまった。

居住まいを正して名前を言ってくれる彼女の、
花咲くような笑顔に当てられたのか、
ひとりでに緊張しだしてしまい。]

 そっか、改めてよろしくな。……小牧さん。

[朱鷺甚平のコミュ力強者>>254との差を、
歴然とさせてしまうのだった。]

 そう言えば、他にも出店行った?
 オレとトキヤはさっきキュウリの1本漬け食べに行ったとこ。
 今日はその……誰かと一緒じゃないの?

[さり気なさを装い(装えいてるとは言っていない)、
若干聞きづらいかもしれない質問にも挑んだ。*]
(273) 2021/07/24(Sat) 15:25:09

【人】 数学教師 長尾 浩明


  彼女は自分の問いかけを
  なかったことにはしなかった。>>259

  出来ると思います、という言葉と
  楽しんで、という言葉を反芻しつつ
  その場を後にして。>>260
  

  どの屋台の食べ物から食べようかと
  歩いていれば、楽しくて仕方ない
  と言わんばかりにはしゃいでいる小雪と
  ばったり遭遇した。>>3


   「 あぁ、よく似合ってるよ。
     大人の仲間入りだな。 」


  微笑ましくて、自然と口角もあがる。
  隣にいる母親にも軽く会釈して挨拶をして。
  和やかな空気をまとった二人と別れたときに
  投げかけられた言葉には。>>4
(274) 2021/07/24(Sat) 15:25:33

【人】 数学教師 長尾 浩明



   
「 ―――――……。 」



  
ねがいなんてもう、ないけど。

  
でも、そうだな、もしねがうなら。


  
―――皆が笑っていられますように、かな。
(275) 2021/07/24(Sat) 15:26:15

【人】 数学教師 長尾 浩明

――青果店の屋台――


  ぶらついていたらぱっと目に入ったのは
  堂本青果店の屋台。
  男の一人暮らし。料理が好きでも得意でも
  ないから、青果店に買い物に行く機会はなかった。
  野菜を普段から充分にとっているとは
  言えない身。栄養の摂取にもなるのでは、
  いい機会だ、と思って近づいていって


   「 きゅうりの一本漬け、ください。 」


  看板娘がいたなら、彼女に。
  いなかったなら彼女の父だろうか、
  お店の人に注文をした。

  なお、勝負がどうとかそういう話は知らないので
  単に食べたかった方を選んだ。
  涼めそうだと思ったのも理由の一つ。

  手渡されればその場で一口食べて


   「 ん、美味いなこれ。 」


  目を細めて笑った。*
(276) 2021/07/24(Sat) 15:27:13
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。
(a57) 2021/07/24(Sat) 15:29:01

二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a58) 2021/07/24(Sat) 15:34:19

二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a59) 2021/07/24(Sat) 15:35:37

二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a60) 2021/07/24(Sat) 15:36:08

【人】 一年生 篠田 小牧

 
>>273花火の相槌を聞いた時には楽しみがますます募っていたのよ。

 私の方が名乗れば稲出先輩はどうも固めというか。
 私何か変だったかしら? と少しだけ首をかしげたの。]


 はい、どうぞよしなに。


[あ、宜しくできたわね。>>61


 あら、奇遇ですね。私もキュウリ食べてきましたよ。
 堂本先輩はキュウリ販売頑張ってるみたいなので応援出来てよかったです。


[奇しくも同じものを食べてのね。面白い偶然だわ。]


 今日はそうですね。一人ですよ。
 始めからお店の手伝いのキリがよくなっててから来る予定でしたし。思ったより早くこれましたが。
 
(277) 2021/07/24(Sat) 16:15:43

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[もしも、稲出先輩が一人というのに気を使いそうならば、気を使わなくて大丈夫ですのでと伝える事にはなるわ。友達同士を邪魔する気はないもの。
 私一人でも本当に大丈夫なのよね。
 歩いていればクラスの子とか知り合いに会えるかもしれないし

 そうそう、田邊先輩ともどこかで会えたら>>70、とお話していたし誰かしらに会えたら会えたでそれでいいのよね。]**

 
(278) 2021/07/24(Sat) 16:16:32

【人】 三年生 堂本 明菜

― 青果店屋台 ―

[今年は二つの商品を出すため、いつもより少し広めの
 スペースを貸してもらった。
 といっても、キュウリの一本漬け自体は前日に仕込んだ
 ものを並べるだけだから、調理スペースはいらない。
 
その分クーラーボックス置き場と化してはいるけれど。

 タライの上に簾をかけて氷を敷き詰めたら、
 その上に並べたきゅうりはとても涼し気で、
 隣のトウモロコシスペースとの熱気は大違い。

 堂本青果店の屋台で売るなら半端なものは出せないと
 キュウリ自体は父親が仕入れてきたものだから、
 真っ直ぐで青々として、いかにも美味しそうなキュウリだ。     
 肝心な味だけど、向かいの漬物屋さんに頼み込んで
 協力してもらったからこちらも問題ない。

 漬物屋さんの女主人、牡丹さんも昔からのお付き合い。
 特に母とは仲が良くて、母が亡くなってからは
 何かと世話を焼いてくれた。
 時々ご飯を用意してくれたり、
 お店も手伝ってくれることもあって。
 屋台の方も、昨日と今日と手伝いに来てくれている。]
(279) 2021/07/24(Sat) 16:20:51

【人】 三年生 堂本 明菜


  
「だーかーらぁ、お前の手伝いはいらねぇから
 遊んで来いっていってんだ」


 嫌だって言ってんでしょ。

  
「一緒に遊ぶ友達や彼氏の一人や二人いねぇのかよ。
 かぁ〜〜〜っ、もう18だってのに。
 なぁ、そう思わねぇか牡丹さん」


 ちょっと、牡丹さんに同意求めないでくれる?
 別にアタシの勝手ですよねぇ、牡丹さん。


[こんな具合で堂本親子のやり取りに巻き込まれるのも
 日常茶飯事だ。
 牡丹さんはといえば、いつも明菜の味方ではあったが。]


  
「まったく誰に似ちまったんだか。
 仕方ねぇ、品書きに明菜って追加するしかねぇな」


 
娘を売るな野菜馬鹿。

 あ、いらっしゃいませ――


[声をかけられた方へ向き直れば、
 そこには見知った顔があって。>>276
(280) 2021/07/24(Sat) 16:22:46

【人】 三年生 堂本 明菜

 長尾先生じゃないですか。
 見回りか何かですか?


[今年転任してきた優しそうで、
 少し気の弱そうな印象の先生。
 それでもわからないところを聞きに行けば、懇切丁寧に
 教えてくれると聞いたことがある。
 明菜はというと誰かに頼る、ということが苦手なため
 数学はそれほど得意というわけでもないが
 聞きに行ったことはない。
 授業態度も真面目で目立つ生徒ではないから、
 顔と名前を覚えてもらっているかも怪しいところ。

 もしかして今のやりとりを聞かれていただろうかと
 少し気まずくなりつつ]


 じゃあ一番大きいの選んどきますね。


[お代を受け取り手渡せば、さっそく一口。
 美味いという言葉が聞ければ、嬉しそうに口元を緩めた。*]
(281) 2021/07/24(Sat) 16:24:38

【人】 二年生 鳳 凛

── 現在 夏祭り──


[長尾と別れ、今度は人混みの邪魔にならないように隅へと凛は移動する。
3枚の貴重な食券。
何に使うかは慎重に決めなくてはならない。]


…あ、小雪さん。

ええ、素敵な浴衣ですね。
見違えました。


[母親に連れられて、嬉しそうに手を振りながら歩いてくる小雪。
余程浴衣が嬉しいのか、クルリと回る姿を凛は穏やかに見つめて笑う。>>1>>3



あなたのねがいが

         はなひらきますように




[小雪の言葉を受けて、凛も挨拶のようにそれを返すと、とりあえずは一通り、どんな屋台が出ているかを見て回ろうと歩き始めた。>>4
(282) 2021/07/24(Sat) 16:25:28

【人】 二年生 鳳 凛

── 出店 オルゴール店──



……?


[歩き始めてふと、祭囃子に交じって微かに聞こえる他の音色に凛は気付く。]


…オルゴール…?


[食べ物の屋台が並ぶ場所とは向かいのほうから聞こえてくる。
つい気を取られて歩いていくと、櫓から少し離れた一角に、地面に布を直に敷いて、掌サイズのオルゴールを並べた店があった。]



────…綺麗…



[凛は店の前に屈むと、目を閉じて、そのメロディに耳を傾ける。
賑わいの中に、目立たず静かに流れる音楽。

茜色から藍色へと変わりゆくグラデーションに星が瞬き始めていた。]**
(283) 2021/07/24(Sat) 16:25:34

【人】 二年生 稲出 柊一

回想:幼馴染への心配事


[優しくされるべき人間なんていない。>>245
果たして本当にそうだろうか。
本人が優しくしたいと思うのは、
優しくしたいと思う相手だからこそだと、
少なくとも自分は思っている。
どんなに優しい人だって、全ての人に優しくはなれない。
でもこれはきっと、いくら話しても平行線になりそうだ。
自分も凛も、頑固な所があるからな。
今までの色々を思い出して、ふっと笑った。]

 うん。とりあえず凛が選んではいけないタイプの、
 悪人じゃなくて良かったよ。
(284) 2021/07/24(Sat) 16:39:54

【人】 二年生 稲出 柊一

[そして自分が優しい人であるならば、
彼女の傍に少なくとも1人は善人がいて良かった。
そう思うことにしたんだ。

"絶対"と約束してくれた。>>246
言う前はどうなる事かと思ったけれど、勇気出して良かったな。
自分も凛も頑固だけど、ちゃんと話せば分かり合えることは、
今まで積み重ねてきた時間と思い出を考えれば、
明白じゃないか。
死亡フラグの言葉には、思わず噴き出した。]

 でもすっげー嫌な奴で不幸で長生きするよりは、
 そっちの方がマシかもな。いや、死なんけど。
 約束したんだから、守らないで
 もし先にオレが死んだら化けて出るからな。

[そう言って、こっちも同じように笑ったんだ。
たった1度だけの言い合いは、決して忘れることは無い。*]
(285) 2021/07/24(Sat) 16:41:36

【人】 三年生 堂本 明菜

― 少し遡って:拝殿前 ―

[どちらも譲らず収集がつかなければ勝負で決着、
 なんて堂本家では当たり前のことで。
 いつもはトランプや桃〇が始まるところを
 今回は規模が大きくなった、そんな感じだ。]


 う〜ん、なんかあの人、焼きトウモロコシに
 凄い拘ってるからなぁ……
 うん、でも小牧ちゃんの気持ちは嬉しい。
 ありがとね。


[差し出がましい>>217なんてとんでもないと首を振る。
 通じて折れてくれたらどんなにいいか。 
 やはり勝つのが一番手っ取り早いと思うから、
 勝たしてくれると嬉しいな、なんて
 去り際にもう一度心の中で願うのだった。*] 
(286) 2021/07/24(Sat) 17:07:59

【人】 二年生 稲出 柊一

[挙動不審気味なのに小首をかしげられると、>>277
誤魔化すように少し照れ笑い。
堂本先輩のキュウリの話を聞けば、
売り上げに貢献できて良かったと思う。
(まさか行列の原因になっている
 とまでは思わないけど)
>>197]

 実際美味しかったな。
 焼きトウモロコシが無くなったら寂しいけど、
 また来年もやってくれると良いな。

[自分が食べられるかは分からないが、素直にそう思った。
手伝いの関係上1人だと言われれば、あぁと納得して。]

 せめて花火だけでも、一緒に行かない?
 よく見える所、知ってるんだ。
 折角だからさ、
 初めての花火はいい所で見て貰えると嬉しいし。
 勿論、無理強いはしないけど。
(287) 2021/07/24(Sat) 17:08:51

【人】 二年生 稲出 柊一

[気を遣っているわけではないけど、
逆に気を遣わせちゃうなら、
気楽に見て貰った方が良いのかなとは思う。
でも、もし花火を見るのを断られたら、
巾着の中から適当なメモ帳を出して電話番号を書いて……]

 帰るときに1人だったら連絡して。
 夜に女の子を1人で帰す訳にはいかないから送ってく。
 誰かと一緒だったら、そのまま帰って良いから。
 気を遣わないで。

[そう言ってメモを渡すんだ。*] 
(288) 2021/07/24(Sat) 17:10:04
二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a61) 2021/07/24(Sat) 17:14:07

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 
── その後 ──

[ちなみに無事にたい焼きを2個ゲットした俺は
 おそらく未だいい感じに話しているふたりを
 背後から見つつ(割とにこにこと)近寄って ]


  ほい、ずんだ。
  俺ちょっとほかの屋台も見てくるわー


[って、一言だけ柊に伝えて、
 その場を離れようとするはず。
 あ、おかまいなく、おかまいなく。]*
 
(289) 2021/07/24(Sat) 17:20:29

【人】 数学教師 長尾 浩明

――青果店屋台にて――

  屋台を覗くと聞こえてくる言い合い。>>280
  品書きに……のあたりしか聞いていなかったから
  会話の流れはよくわかってないけど
  ツッコミどころ満載なことしかわからなかった
  その言い合いのおかげと言うべきか
  名前を思い出すことが出来た。
  
確かにあまり目立つ生徒ではないから

  
やりとりがなければフルネームと顔を

  
一致させるのは難しかっただろう。


   「 堂本さん、こんにちは。
     今日は仕事じゃないよ。 」

  気が向いたから来た、みたいな主旨のことを
  伝えつつ、大きいものを渡されて
  一口食べて。美味しくてなくなるのもすぐだった。
  少し涼むことも出来た気がする。食べ終わってから、


   「 サービスありがとう。
     本当に美味しかった、お土産にしたいくらい。
     
……普段あまり野菜食べてないしな。 」


  
  他にも客は来るだろうし無理にとは言わないけど、
  もし取り置きができるならいくつか頼もうか、と
  聞いてみたけど、ダメそうならやめておくつもり。*
  
(290) 2021/07/24(Sat) 17:20:41
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a62) 2021/07/24(Sat) 17:21:31

【人】 一年生 花巻 楓

─ 屋台列 ─


 はぁい、つぶあんとカスタード2つづつですね。
 ありがとうございます。

[お祭りが始まった辺りはやっぱり小腹を満たす方が先決なのか
それとも確実に焼きたてが食べられるからか、たい焼きの方が人気みたい。
お昼になれば焼きそばとかお好み焼きとかフランクフルトとか、
しっかりお腹にたまるものの方に流れていくだろうから
まずは最初の稼ぎ時を頑張ろうと、接客をしながら
持ち場を離れられない兄と飴担当の従業員さんに
水で薄めてよく冷やしたスポーツ飲料を適宜渡したり
首に巻いてるタオルの交換したりしてたわけだが]


 あ、明菜ちゃん。

 おはようっていうか、こんにちはかな。
 浴衣可愛いね、すっごく似合ってる!
(291) 2021/07/24(Sat) 17:44:48

【人】 一年生 花巻 楓

[時計を見てる余裕も無いから時間の把握は出来てないけど
太陽の高さを見る限りおはようよりはこんにちはが合ってるだろう。
挨拶によってくれた明菜に先ずはぱっと見て分かる感想を言って
何を買おうか悩んでる様子>>196には、個人的にはつぶあんとずんだが一押しだけど、
チョコとカスタードも洋菓子店にも負けてないよってお勧めしたのも後押しできたか
4つ全部買ってくれるって言ってくれたから]


 はぁい、ありがとうございます。

 あ、そだそだ。


[つぶあんなら赤、チョコなら茶、カスタードなら黄色、ずんだなら緑。
それぞれの包み紙に対応した丸いシールを貼って、どれが何味か分かるようにしながら4つのたい焼きを紙袋に入れて手渡し───
する直前に、ちょこっとお隣のべっこう飴の屋台の陰に入って
戻ってきた楓の手にあったのは、お花の形のべっこう飴]


 これ、おまけ。

 はなひらきますようにって、応援してるからね。

[あつあつのたい焼きと一緒に入れたら溶けちゃうので、紙袋とは別にの手渡しになるけれど
すぐに買いに行けない分、応援の気持ちを形で伝えたかったのだ*]
(292) 2021/07/24(Sat) 17:45:31
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a63) 2021/07/24(Sat) 17:51:32

【人】 一年生 篠田 小牧

 
>>287照れ笑いにつられて笑って美味しかった、という言葉にうんうん頷くの。]


 そうですね。無理ない範囲でどっちも食べれるようなれたらいいですよね。


[なんて、外野の身勝手を述べたの。
 
 そうして、続いた言葉に思わずきょとんとしたわ。
 これは気を使って貰ったのかしら?

 でもよく見える場所は興味をひかれたのよ。
 でも私に時間を使って大丈夫なのかしら? と思ってぴん、と来たのよ。]


 あ、成程。そこで皆で見たりしているんですね?
 いいですね、どうせなら誰かと見た方が楽しいですしね。
 
(293) 2021/07/24(Sat) 18:07:41

【人】 一年生 篠田 小牧

 


  [過去に友達に言われたため息まじりの
鈍感

   幻聴した気がしたのは、気のせいかしら。]



 
(294) 2021/07/24(Sat) 18:10:32

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 あ、では私の連絡先渡しておきますね。
 間が悪くなったら場所をメッセージ頂ければ自力でちゃんとその場所にいけるので。

 折角なのでいい場所で見させて頂きます!


>>288貰う事のなかった連絡は私から押し付ける事になったよ。] 
 
(295) 2021/07/24(Sat) 18:11:26

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[そんな事をしていたら蓮見先輩が戻ってきたの。>>289
 にこにこした顔で。]


 え? 蓮見先輩?


[……もしかして女子一人で置いて行けないとか気を使われているのかしら。(※個人の予測です)
 そうだとしたら蓮見先輩も稲出先輩も紳士ね。偉いわ。


 たい焼き一緒に食べようと思って手を止めて待っていたけれど、これは食べきっちゃった方がいいわね。

 見てくる、という事は戻ってくるのかしら? 
 そう思って私の方は特に引き止めないのよ。]**
 
(296) 2021/07/24(Sat) 18:13:30

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 花巻庵の屋台付近 ―

[私が青果店にいた時間はそう長くもなかったと思うから、
花巻庵の方に辿り着いた時は、
見知った顔がまだ揃っていた頃合いで。>>242
この辺かな

私は思わず、近くの木の陰に隠れた。

あのですね
私の思う、可愛いを集めた女の子と>>69
私の方に、目もくれなくなった男の子が>>241
お祭りらしく浴衣と甚平姿で並んで楽しく仲良さそうに(あ、名前も呼んだ?)お喋りしているのを見てしまったのですが、
それは。


もう一人、浴衣姿の男の子もちゃんと目に入ってるのだけれど
さっき見かけた不良っぽい人、蓮見くんご本人だったとか
篠田さん何で一緒にいるのかな、浴衣すごく可愛いなとか
ついそっちに気を取られて、ごめんね稲出くん。
>>251そちらの方は審議したいと思うので
 >>154まずはそのデータくれませんか?)
 ]
 
(297) 2021/07/24(Sat) 18:22:13

【人】 三年生 神田 京平

 
 おおきにセンセ
 ん〜せやなぁ、後1000年生きて空狐になるのが俺の夢やねん
 今は修行中のキツネさん、
コンコン


[ラムネを受け取り>>268
いちご飴を渡す。
口元に怪しく笑みを作りもう片方の出て狐の形を作り
コンコンと鳴いてみせる。]

 なぁ〜んてことを言うとおもろいと思いまへんか?
 
[カラカラと笑いラムネを一口口に含む。]

 
ぷはぁ、
お祭りで飲むラムネは最高やね

 センセ。お祭り、賑やかでええね。
 みんな笑顔で楽しそうで
 楽しいねぇ
 センセは楽しんどる?

 俺は祭りを楽しんでる人の姿を見れて楽しいんよ

[周りを見てニコニコと嬉しいと言葉に出す。]
(298) 2021/07/24(Sat) 18:23:45

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

 ……へー。へーー。へーーー〜〜。


[ふーん。なるほどね、そうですか。
そうだよね。

私は早合点をして、屋台の方に向かった蓮見くんを見た。

私だってそこで買い物をするつもりだったのだけれど、
こそこそと隠れながら、絶対見付からないようにして。
(蓮見くん以外への)後方不注意だった可能性は、あります


ともかく、彼が去るのをしっかり確認してから、>>289
私は今度こそ、屋台へと向かったのだった。]*
 
(299) 2021/07/24(Sat) 18:23:52

【人】 三年生 神田 京平

 
 ── 昔:大雨の日──

[雨の日
傘を差し出してくれる手があった。
頭に被さったタオルは濡れた髪の水分を吸い取る
今のように図々しくなく謙虚で控えめで強情だった
少年京平は
傘を受け取る手に戸惑いがあった。]

 (今思い出しても難儀な子供やったなぁ)


 (ああ、そうだった
  あの時
 ”ありがとう”
と言えなかったな)


[京平少年は受け取った傘とタオルを返そうと
次の日も同じ場所で座っていたけれど
会うことは叶わなかった。
まさか翌日自分のせいで風邪を引いていたなんて知ったら
大きな声で笑って揶揄った後
これまた大げさに10年越しの恩人に感謝と謝罪をするだろう。
果たしてそんな未来のページは訪れるだろうか。]
(300) 2021/07/24(Sat) 18:26:30

【人】 一年生 花巻 楓

[自分ちの屋台に入るんだろう明菜を見送る程の余裕も無く
いらっしゃいませbotになりつつあったあたしだけれど
鈴を転がすみたいな声が私を呼んだ>>219のが聞こえて顔をあげ]


 あ、篠田さん。
 来てくれたんだ、ありがとう。
 篠田さんも浴衣なんだね、朝顔が涼しげで可愛い。 


[実際浴衣が涼しいかって言ったら実体験で涼しくないのは分かってるけど
見た目が涼し気なのはほんとの話だし、大輪の朝顔が篠田さんの可憐さを引き出してて可愛いのは事実だけど。
こんばんはって言葉に、え、もうそんな時間?って慌てちゃったのは秘密の話。
忙しいと時間忘れちゃうよね、水分補給だけは忘れないようにしてるけど
お兄ちゃんたちご飯とか食べれてたかなって頭の中では忙しく考えつつ
真剣に悩んで考えてくれてる篠田さんの邪魔にならないように
注文が決まったお客さんに手早く応対して]
(301) 2021/07/24(Sat) 18:28:48

【人】 一年生 花巻 楓



 あ、はぁい。
 カスタードとべっこう飴ですね。
 ちょっとお待ちください。


[しっかり真剣に悩んで決めてくれた注文>>220を繰り返しながら
たいやきを紙に包んで、隣のべっこう飴に手を伸ばす。

ハートの形のべっこう飴は篠田さんが持ったら更に可愛くなるだろな。
きっと私も、こんなくらい可愛かったら似合ってるって言ってもらえたかな。
ふわっと生まれた苦い気持ちに気付いてすぐ、奥底に無理やりぎゅっと押し込める。
見た目で勝手に判断するのは、相手自身を見てないようで失礼だと思うし。
見た目だけで決めつけられた自分が悲しかったこと、人にしたくなかったから]
(302) 2021/07/24(Sat) 18:30:41

【人】 一年生 花巻 楓

[でも、浮かんだ羨ましさはやっぱり全部は消せなくて。
飴担当の人の袖を摘まんで、ちょっとだけお願いしたのは心ばかりのごめんねの印。

用意されたハートのべっこう飴の表面に、
つつー、ちょんちょんって溶かした飴を付け足してもらって。
ぱっと見はよくわからなくても、提灯の灯りに透かしたら、
一輪の朝顔が咲いたハートになってると分かるだろう。
それを、たい焼きと一緒に篠田さんに手渡して]


 お待たせしました、カスタードとハートになります。

 篠田さんのねがいも、はなひらきますように。
 お祭り、楽しんでいってね。

 あ、あと、うちの店、また新作出したから
 良かったらお店の方にもまた来てね。


[そう言って笑顔でお祭りを楽しむ人の中に戻る篠田さんを見送った*]
(303) 2021/07/24(Sat) 18:31:03
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a64) 2021/07/24(Sat) 18:31:06

一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a65) 2021/07/24(Sat) 18:39:07

【人】 三年生 堂本 明菜

― 青果店屋台:夕鶴 ―

 
ありがとう。


[お店に顔を出してくれた夕鶴>>267は浴衣を
 褒めてくれて、明菜は素直にお礼の言葉を紡ぐ。

 『早くこれ着てお祭り行きたいな』

 出来上がったものを前にしてそう言っていたのに、
 どうしても着れなくなった浴衣。
 けれどいざ着てみれば案外、心は凪いでいた。
 そんな明菜を見てきた父親も、
 どこか嬉しそうな顔を浮かべていて。

 もっと早く、着てあげれば良かったって思う。
 母親も、きっと喜んでくれていると思うから。]
(304) 2021/07/24(Sat) 18:40:50

【人】 三年生 堂本 明菜

[預かるという提案をすれば
 
あっ、
という小さな声が聞こえて>>265
 何か不都合でもあったのかと思ったけれど、
 再び口から出てきたのは言い直した言葉だった。

 大人になったし昔のような口調は恥ずかしいのかな、
 と思って今まで何も言わなかったけれど、
 実際は楓のように変わらずに接してくれる方が嬉しいんだ。
 
朱鷺也はどうだっただろう。
変わっているようなら、朱鷺也にも同じことを思ってたりする。
さすがに男女じゃそういう訳にはいかないものかもしれないけれど。



 
いいのに。



[だから小さくそう言ったけれど、慌てていた夕鶴には
 届かなかったかもしれない。
 夕鶴が立ち去れば、ゆづるちゃんと書かれた袋が
 クーラーボックスの中に納まった。]*
(305) 2021/07/24(Sat) 18:43:28

【人】 三年生 堂本 明菜

― 青果店屋台:長尾先生 ―


 そうなんですね。
 お祭り楽しんでください。


[長尾先生はお仕事ではなかったらしい。>>290
 ここのお祭りは初めてだろうか。
 ならばいい思い出になるといいなと思っていたら、
 父親が聞けば聞き捨てならないワードが出てきて。
 幸いあちらもお客対応に追われていたから助かった。]


 先生独身でしたっけ。
 ちゃんと食べないと駄目ですよ。
 
 じゃないとあそこの野菜馬鹿が
 いつか枕元に立つかもしれません。


 終わる頃に取りに来てくれるなら
 預かることは出来ますけど。


[もちろん知り合いだけのサービスです。
 何本も買ってくれるならこちらとしては有難く。
 買ってくれるのであれば、夕鶴の荷物の隣に名前を書いて
 入れておいた。]*
(306) 2021/07/24(Sat) 18:45:14

【人】 三年生 神田 京平

[そんな落川先生に挨拶した時のお面の感想には
「お目が高い! これ特注品なんですわ〜」なんて
返していたのは覚えている。
そして今、犬の件の話を聞ければ>>270]

 あら〜、いやいやそんな……
どういたしまして(?)


 あのワンちゃんが学校からいなくなって
 寂しがる子たくさんおったんちゃう?

 あの犬もセンセに拾ってもらえて優しさを貰って
 感謝してると思うんよ
 (俺も感謝してるから)

 
 飼い主さん見つかったのもあのワンちゃんの力や
 俺はきっかけを作っただけ
 あのワンちゃん他人とは思えへんかったんや

 
(307) 2021/07/24(Sat) 18:48:34

【人】 三年生 神田 京平

 
 ……先生、知ってます? 狐はね、義理堅いんですよ
 (少しでも恩返しは出来ただろうか)

 
 犬も大概義理堅い生き物なんで
 きっと先生のこと忘れないと思いますよ
 まさに情けは人の為ならず
 先生も幸せになって下さいね
 (きっとその優しさはまた人や動物を救うから)


[途中から口調もイントネーションも関西弁ではなくなっていて
自分自身はいつも通りに話しているつもりなので
気が付かなかったけれど
きっとこれはそう、不意をつかれた感謝だったから。
京平は突然に弱いのかもしれない。]
(308) 2021/07/24(Sat) 18:49:47

【人】 三年生 神田 京平

[写真の話になればまたいつもの雰囲気に戻って>>270]

 見る見る! 見せて下さいな〜
 あのワンちゃんの幸せを見届けるまで
 卒業できへんと思ってたんや

[そうしてスマホから見えてくる幸せそうで元気な姿に
いい飯食っとんね。や 綺麗に着飾ってもろてるやん。等と
一々ツッコミをしていくけれどその口調は優しくなってたはずだ。*]
(309) 2021/07/24(Sat) 18:50:49

【人】 三年生 堂本 明菜

― 人ごみの中 ―

[お店に余裕がある時に行き交う人々の中に探すのは、
 あの日の紅葉お姉さん。>>40>>41>>42
 高1高2は部活を優先したから帰り道に花火を
 見たくらいで祭りに行くことはなくて、
 中学のお祭りは……正直あんまり記憶にない。


 だからもし当人がいたとしても気づく可能性は
 少ないと思っていたのだけれど、
 何故だか人ごみの合間に見えたセーラー服の少女を
 見た途端
あれ?
なんて思ってしまって。
 気が付けば駆けだしていた。

 紅葉お姉さんがセーラー服なんて着てるわけないと
 思いながら、
 
(もしかしたらコスプレの可能性もワンチャンあるかもしれないけれど)


 ――けれども途中で見失ってしまって、
 明菜は一人ぽつんと佇んでいた。]**
(310) 2021/07/24(Sat) 18:51:12

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 
── 閑話:明菜先輩 ──

[俺が明菜先輩を明菜先輩、って>>305
 呼ぶようになったのはいつだっただろう
 
 中学、かな。
 小学校のときは、少なくとも多分、
 明菜先輩のことは「アキちゃん」って呼んでいて
 中学に上がった頃「先輩は先輩って呼びましょう」
 的な風潮から、明菜先輩も、先輩呼びになったんだ。

 当時はほら、俺陸上部だったから。
 体育系の部活は割とそういうのが厳しくって。

 商店街を出て、走り込みに行くときとかに
 アキちゃんを見かけたら、
 「アキちゃん」って呼びそうになる気持ちを抑えて
 明菜先輩、って何度か呼び直したりしたはず。

 ちなみに余談だけど、楓ちゃんのお兄さんには
 先輩って付けてないで、相変わらず名前で呼んでる。
 これは俺と比べて年齢が3 つしか離れてないから。
 学校がかぶらなければいいのか、って話だけど、
 まあぶっちゃけそういうこと。

        
そんな「先輩」事情を、ひとつ。
]*
 
(311) 2021/07/24(Sat) 18:56:37
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a66) 2021/07/24(Sat) 18:58:09

二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a67) 2021/07/24(Sat) 19:00:19

【人】 一年生 篠田 小牧

 ― 回想:花巻庵の出店 ―

>>161うちで仕立て直ししてくれた浴衣姿でいらっしゃいませ、と元気に接客をするクラスメートは眩しいものなの。]


 それはもう、楽しみにしてたもの。
 浴衣のお直し具合は大丈夫そうね。よかった。
 よく似合うわ。
 ふふ。柄は涼し気よね。


[彼女本人がどう思っていたとしても、私は似合う思うからそう伝えるだけなの。
 そして浴衣は本当涼しくない上にたい焼きの鉄板……ちょっと心配になるわ。

 挨拶に関してはちょっとうっかりしたかもしれないわ。そこまでの時間じゃなかったかもしれないわね。]

 
(312) 2021/07/24(Sat) 19:05:36

【人】 一年生 篠田 小牧

[お待ちください、と言われれば素直に用意されるのをワクワク待つのよ。

 ごめんねの印なんて気づかずに>>303、飴に何かして貰ったのはわかったの。
 手渡された時じぃっと見てみて。素敵な柄がついているのには
私にしては
すぐ気づけたのよ。] 


 素敵なお花までありがとう。


[本日小雪ちゃんに続いて二度目の言葉をかけられれば、嬉しさでふにゃっと笑うの。]


 ありがとう。花巻さんの願いも、はなひらきますように……ってそのまんまな返ししか出来なかったわ。
 ええ、楽しんでいくわ。
 暑さに本当気を付けてね。

 
[見送られるままじゃあね、と手を振って立ち去ったのよ。]*
 
(313) 2021/07/24(Sat) 19:09:49

【人】 一年生 花巻 楓

[篠田さんが近場のベンチに腰を下ろした>>220のは屋台の中からは見えなかったから
そこで誰が誰と会って話してどんなやり取りが起きてるかも、こっちは気付けないこと。

だけど流石に屋台に来てくれた人>>256は認識できるわけで]


 あ、ときやくんも来てくれたんだね。
 昨日はおつかれさまでした。


[お手伝いで顔を合わせてたから、まずはぺこっと頭を下げて。
受けた注文にはーいと応じて、包み紙を手に取ったのだが]
(314) 2021/07/24(Sat) 19:11:47

【人】 一年生 花巻 楓


 しゅう?

 あ、あのよく一緒にいるお友達さんか。
 わんちゃんの散歩してるよね。

[校内でたまに朱鷺也を見かけると、その近くに良く居る顔を思い浮かべて納得して。
自主練で土手を走ってる時に犬とお散歩してたりもするから、こっちは勝手に知っているのだが相手はどうだろうか。
和菓子を買いに来てくれてたら接客してるだろうから和菓子屋の娘としては認識されてるだろうけど]

 はぇ?

[そんなことを思ってたら、ふと目の前に食券──じゃなくて表面に汗をかいてる缶ジュースが差し出されて。
反射的に受け取った掌に伝わる冷たさに、一瞬取り落としそうになって慌ててぎゅっと掴み直した。
差し入れという言葉に、わざわざもってきてくれたんだ、とふにゃっと笑って]
(315) 2021/07/24(Sat) 19:12:17

【人】 一年生 花巻 楓



 嬉しい、ありがとうときやくん。


[先ずはお礼を言って、でも持ったままじゃ品の用意が出来ないから一旦後ろのクーラーボックスの上に置いて
頼まれた通り、紙に包んだたいやきを一個づつ袋に入れて、袋にそれぞれの色シールをぺたりと貼ってから
やっぱり隣のべっこう飴の人にこそっとお願いして]


 おまたせしました、こちらずんだとつぶあんです。

 ……それとこれ、差し入れのお礼に。
 来てくれてありがとね、お祭り楽しんで。
 それとね、甚平似合ってる、かっこいいよ。


[たいやきの袋と別に、一個ずつビニールで包まれた
朱鷺──は難しいので鳥の形と、犬の形のべっこう飴を手渡して
正面からしか見ていなかったから、黒の上下の甚平に麻の帽子が決まってたから
まっすぐな賞賛の言葉を送ったわけだが、朱鷺也はどう受け取ったか。

そして、この様子を人がどう思って見ているか>>299とか、
そもそも見られていること>>297すら、お祭りの雑踏に紛れては気付けていなかった*] 
(316) 2021/07/24(Sat) 19:12:46
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a68) 2021/07/24(Sat) 19:21:14

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 
── 楓ちゃん ──



  そうそう、犬の散歩よくしてるやつ。
  いえいえ、どーいたしまして


[柊、と言って伝わったらしい。>>315
 差し入れに喜んでもらえたのなら俺も微笑もう

 女の子らしくないとか、楓ちゃんが悩んでるの、
 俺は全然知らなかったし、
 普通にふにゃりと笑う楓ちゃんは可愛いなって
 俺はふつーにそう思ってたりする。

 ……そしたら、まあ商品と一緒に
 かわいらしい形のべっこうあめが添えられたから>>316
 目をぱちぱちとしながら受け取ろうか。]
 
(317) 2021/07/24(Sat) 19:36:36

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  まじで?いいの?ありがと。


[鳥と犬じゃん。俺と柊かな?って
 
しばいぬ
みたいな柊を思い浮かべて笑って]


  むしろ気を使わせちゃって悪ぃな
  楓ちゃんもめっちゃ浴衣似合ってる。
  可愛いじゃん。

  楓ちゃんも休めるときに休んで、
  祭り、楽しめよ。


[甚平褒められたお礼、みたいに聞こえちゃったかな
 本心だったけどタイミングがタイミングだったから。
 じゃあ、行くね、って俺はその場を立ち去るし、
 その犬のべっこうあめはそのあと柊の手に渡るはず。]
 
(318) 2021/07/24(Sat) 19:36:51

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[俺をストーキングしている目には気づけず>>297>>299
 さらには俺の手にはたい焼き2つ、べっこうあめ2つ、
 なんていう様子が彼女の目には映っただろうし、
 にこにこしながらベンチに戻る様子も見えたはず。

 気づかないまま見事にすれ違い、
 俺はそのまま拝殿のほうへ歩いていこうと立ち去った]*
 
(319) 2021/07/24(Sat) 19:37:03
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a69) 2021/07/24(Sat) 19:38:23

【人】 二年生 稲出 柊一

[どっちも食べたい。>>293
お店をやる方としては大変なんだろうけど、
一消費者としてはそう思ってしまう。

花火の誘いには何か考えている様子で、
やっぱり上級生2人相手だと居辛いかな?
何て思ったけど、返ってきた答えに目を丸くしたんだ。]

 あ、ごめん。
 全然ノープランだから、誰来るかとかは分かんないわ。

[途中で誰かに会えば、一声かけるつもりだったけど。
待ち合わせ用に連絡先を貰えば、>>295
「これオレね」って、ささっととりあえず送ってみる。
あらかじめ知ってた方が、彼女も安心するだろう。]
(320) 2021/07/24(Sat) 19:43:08

【人】 二年生 稲出 柊一

[人の多さの所為か、時間がかかったようだが
トキヤが帰ってくれば>>289
「サンキュー」ってたい焼きを受け取る。
しかし当の本人は、「サンキュー」の語尾が
しっかり届いたかどうか怪しいレベルで去っていった。

脳内で、クソデカため息が漏れた。
ずっと考えないようにしていたんだが、

こんなにあからさまに気を遣われたら気まずいだろうが……!


まぁこの際オレはいい。(いいとは言っていない)
相手下級生だぞ!
小牧さんにしてみれば、オレは先輩且つ今はお客様で。
どうするんだよこの状況!
友達理解度79%って何ですか?
>>184
案の定、きょとんとしている小牧さんを見て>>296]
(321) 2021/07/24(Sat) 19:47:35

【人】 二年生 稲出 柊一


 とりあえず、たい焼き食べよっか?
 ずんだのたい焼きって初めてなんだ。
 他も迷ったけどさ、
 中々食べる機会ないからこっちにしちゃった。

 トキヤとは友達だけど、
 あんまりその……恋バナ的な話しないから、
 言わなかっただけでもしかしたら誰かと約束があったのかも。
 ごめんな。フリーダムなやつで。

[と、捏造交じりでフォローした。
断定はしてないから良いよね?(圧)
しかし背景と化していたらしいオレは気付いていない、
もしかしたらさっきの発言は、
誰かの心の火に油を注いでしまったかも知れない。>>297
(データの件は了解した!審議結果が出たらください)
*]
(322) 2021/07/24(Sat) 19:49:23
二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a70) 2021/07/24(Sat) 19:58:37

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 
── 柊 → その後 ──

[呪詛を吐かれた???知らないですね >>321
 二人の元を離れてから一度だけ、
 盛大に大きなくしゃみをした。噂してんのか?

     
つよめの

 どこかから
をかけられてたとは知らないし

 
ましてや俺の秘蔵データが友から同級生へ

 
渡ろうとしていることなど、知るわけもない。

 
アレは二人だけの秘密だって言っただろ(にっこり)?


 結果的に「何ひとつ、何も」気づいてない俺は
 半ば上機嫌でたい焼きを頬張りながら、
 ふらり、ふらりと拝殿のほうを目指して歩いた

 特になにか用事があったわけじゃあないが
 向かってる先には上へと続く階段があって、


      そこで昔、花火を見たな、って >>105
      なんとなく毎年、足が向いてしまうんだ
]*
 
(323) 2021/07/24(Sat) 20:00:16

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[ノープラン、という言葉にまたきょとんとなったの。
 じゃあ私が今回が初めてだって言ったからかしら? なんてやっぱりずれた方向に考えが向かっていたのよ。
 まぁ何はともあれ一回出したオッケーを覆す気もないのよ。]


 そうだったのですか。


[まぁいい場所なら誰かしらに自然に会いそうだし、流石に二人きりとかはない……でしょう。そこはうん、信じましょう。
 そこで二人で、だったら流石に警戒心を出さざるを得れないもの。


 連絡先を相手からも送ってくれて。それをしっかり登録しておいたわ。]
 
(324) 2021/07/24(Sat) 20:02:26
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a71) 2021/07/24(Sat) 20:02:39

【人】 一年生 篠田 小牧

 
>>322たい焼き食べようか? と問われればそうですね。と素直に残りを口にするの。
 とはいえ私は食べていて減っていた分すぐ食べきっちゃうんだけれど。]


 ずんだも気になりますよね。わかります。
 他もとても気になりました……!


[本当に、気になったわ。と力説を一つ。]


 へぇ、そうなのですか。
 なるほど、蓮見先輩格好いいですしねぇ。


[個人的に思っている感想を一つ。
 それが誰かさんに聞こえたのか。どう響いたのかは私にはわかってないわ。]

 
(325) 2021/07/24(Sat) 20:03:20

【人】 一年生 篠田 小牧

[さて、鈍感な私が彼女に気づいた? と問われればノーなのよ。>>297

 楽し気、とはいえ(私は気づいてないけれど)相手は違った方向性でにやにやしているだけなのに。


 ただ、立ち去った時の音はしっかり届いたのよ。
 振りむけば、その先輩の姿が見えたの>>299


 あ、田邊先輩。


[その声は届くような距離じゃなかったかもしれないわね。
 なお私は二人のあれこれなんて何も勿論しらないわよ。新参者なのもあるし。


 ただ私は以前の言葉>>70を思い出したの。

 でも今は稲出先輩といるしなぁ、と思ってそわそわして。
 でも会えたら嬉しいって言葉を思い出してしまえばやっぱり会いたいと思うのよ。]


 すみません、稲出先輩。
 ちょっと田邊先輩に挨拶いってきていいですか?
 あ、戻り待たなくていいので、大丈夫ですので!


[すみません! と手を合わせて頭を下げるのよ。]*
 
(326) 2021/07/24(Sat) 20:06:13
一年生 篠田 小牧は、メモを貼った。
(a72) 2021/07/24(Sat) 20:10:32

一年生 篠田 小牧は、メモを貼った。
(a73) 2021/07/24(Sat) 20:14:51

【人】 二年生 田邊 夕鶴

― 花巻庵の屋台付近 ―


 ………… …………

 なんか


[チャラいです。
(感想提出>>316


こちら、木の陰に潜む私です。
今現在、私視点、蓮見くんは
最高に可愛い後輩の女の子とお祭りデート中にも関わらず
屋台の店員の女の子にもチャラチャラ声を掛けて>>318
チャラチャラチャラチャラと
え?いつもそんな事してるんですか???
という感じで

その甚平すごく似合ってるね。いろんな意味で。
本当に楽しそうで何より。>>319

そんな事を考えながら、睨むようにその背中を見送っていると
え……? 嘘…… 三人目…………??
と、その声が聞こえたならそう思ったのだけれど>>322

とりあえず篠田さんと稲出くんが二人になったのはわかって、
私はちょっと何がなんだかわからなくなってきて、
あれ…………???

……とりあえず、本来の目的を果たそうと思った。(買い物)]
(327) 2021/07/24(Sat) 20:30:08

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

[そんな感じで大混乱中の、
私の背中に、その声は掛けられたのかな??>>326]*


 
(328) 2021/07/24(Sat) 20:30:46

【人】 一年生 花巻 楓

─ 屋台 ─

 あ、やっぱりあの人か。

 ふふ、ここ熱いからすごく嬉しい。

[朱鷺也の反応>>317見るに思い浮かべた人は柊さんで合ってたらしい。
差し入れを受け取ったら微笑んでくれたからこっちも屈託なく遠慮なく喜んで。
横の兄が、俺には無いのかって口こそ文句は言ってたものの
仮に兄たちにも差し入れがあったら子供が余計な気回すなって注意した上
代金を手に押し込んでただろうから、くすくす笑いを忍ばせて。

差し入れのお礼代わりに渡したべっこう飴も
笑って受け取ってくれたから>>318]


 ううん。
 こっちこそ、気遣ってくれてありがとね。
(329) 2021/07/24(Sat) 20:32:15

【人】 一年生 花巻 楓

[お礼を言って、またね。と手を振りかけて。
可愛いって言ってくれたのは、ぱち、と目を瞬かせたけど
兄弟とは違うけど、なんとなく似たような感覚がある相手の言葉だったから]


 えへへ、ありがと。

 おばあちゃんが折角だからって
 篠田屋さんで仕立て直してくれたんだ。

[甚平褒めたお返しに、かもしれないけど素直に受け取ってお礼を言って
たいやきを手に戻る朱鷺也を見送って
(そこでようやく背中の朱鷺を目にして驚いたのは余談だけど)

客足が衰えそうにない人いきれに、まだ居た方が良いなって判断して
朱鷺也からの差し入れ、ぬるくなっちゃわないうちに早速口をつけながら店番を続けることと相成った**]
(330) 2021/07/24(Sat) 20:32:51

【人】 数学教師 長尾 浩明

――青果店の屋台――

  はなひらの祭りは初めて。
  楽しんでくださいと言われれば
  笑みを浮かべて頷いた。
  確か花火もあったはずだし見ていきたい。


   「 そう、独身だとどうも食生活が、ね。
     
枕元は、困るな…


     預かってもらえるなら、
     四本、お願いしようかな。
     花火が終わったころに取りに来るよ。 」


  他にも預かってもらっている人がいるとは知らず
  代金を払ったのち、ご厚意に甘えることにした。
  そうして頼み終われば、店の手伝いの
  邪魔をするわけにもいかないから。

   「 お父さんと仲良さそうでいいね。
     じゃあ、また後で。 」

  詳しく家庭の事情を知るわけではないけど、
  父親のことを野菜馬鹿、とか言っていたのは
  なんだかんだ仲がよさそうに見えた。
  もし去り際の一言が余計だったら取りに来るときに
  怒られればいいか、なんて考えつつ、
  手を振ってその場を後にすることに。
(331) 2021/07/24(Sat) 20:47:42

【人】 数学教師 長尾 浩明

――花巻庵の屋台――

  楽しんで、と言われたし、休日に来ているし
  自分なりに楽しみたい。
  続いて訪れたのは花巻庵の屋台。
  たい焼きとべっこう飴を出すと聞いていたから
  是非とも食べようと思って。
  
そういえばもらった食券は一枚だけだったりする。

  
三枚まで貰えるみたいだったけど

  
他の生徒にあげてください、って手を振って断った。



   「 こんにちは、花巻さん。
     ずんだのたい焼き貰えるかな。 」
  
(332) 2021/07/24(Sat) 20:48:24

【人】 数学教師 長尾 浩明


  
もうこんばんはの時間?だとしたら

  
まあ、それはそれだろう。

  あんこにチョコにカスタード、そしてずんだ。
  全部制覇したいくらい悩ましいが、
  ここは他ではあまり見られなさそうな味の
  ずんだを選ぶことにした。
  食券を差し出して、熱々のたい焼きを手にすれば
  先ほどと同じくその場で一口。
  モチモチの生地に上品な甘さの餡、
  流石和菓子屋の屋台、と言った味だろうか。
  

   「 やっぱり美味しいな、ここのお菓子は。 」


  自然と顔もほころぶというものだ。
  感想を伝えれば、近くのベンチに座って
  ゆっくり食べることにした。**
(333) 2021/07/24(Sat) 20:48:59

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 
── 楓ちゃん ──


[家政婦は見た的な何かに
 チャラいと思われてるとは想像もできず>>327
 いや、まああながち間違いではないんだけど
 “田邉さん視点”は大間違いなわけで。]


  あ、篠田屋さん。
  俺もこの甚平、昨日オカンがさ
  篠田屋さんで買ってきたんだよ。

  浴衣とか甚平とか着ると、
  雰囲気あっていいよねー


[ええ、家政婦的な以下略の方が
 浴衣を着ていないことなど、今は知らず。
 きっと楓ちゃんとの会話は、終始にこにこしながら
 その場を立ち去ることになるかな。]*
 
(334) 2021/07/24(Sat) 20:49:20
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a74) 2021/07/24(Sat) 20:50:25

数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。
(a75) 2021/07/24(Sat) 20:53:05

【人】 二年生 稲出 柊一

[初めてのお祭りだから、
目いっぱい楽しんで欲しいって思ってるのは本当。
だから、小牧さんの考えていることは、実は全然ずれてない。
まぁ、互いの心の内にあるだけの事実だから、
確認し合う事は出来ないのだけど。
一緒に花火を見る計画が、消えはしなかったものの、
流石にオレだって
ついさっき名前を知った男と2人きりで花火見るなんて、
警戒されるに決まってることくらい分かる。
(むしろ警戒して欲しい……心配過ぎるだろ)


人がごった返すような場ではないものの、
知る人ぞ知る的な場所だから、
他にもそれなりに人は居るけれど、
オレとしても出来れば1人で良いから、
誰かいて欲しいのが本音だ。
まぁ、土壇場での人員補充については後で考えよう。

紙袋から頭を覗かせるたい焼きを見ていると、
ずんだが気になってるようだから。]
(335) 2021/07/24(Sat) 21:00:13

【人】 二年生 稲出 柊一


 こっちも食べてみる?

[って、大体1/3くらい頭の部分を千切って差し出した。
半分だと気を遣うかなと思って。食べきれないかもしれないし。
世間的には頭の方が上位らしいけど、
オレは尻尾の方が好きなんだ。
千切った頭はどちらのお腹に収まったか……。

トキヤの話になれば。]

 あー、そうだな。
 あの甚平に中折れハット着こなすくらいだしな。
 ノリ軽いけど、基本的には良いやつだし。

[
今はちょっと思うところありますけどね?

そんな話をしていたら、知り合いを見つけたみたいで]

 ああ、全然いいよ。気にしないで。

[オレもたい焼きと一緒に渡された犬の形のべっこう飴、>>318
お礼言いたいなって思ってたから。
そのまま彼女を送り出したんだ。*]
(336) 2021/07/24(Sat) 21:01:43

【人】 教師 落川 禅



  そりゃあ随分でかい夢……って嘘かよ。


[もらったいちご飴をポケットに押し込んで。>>298
神田が美味しそうに飲むのを見て、せっかくだしと俺ももう一本持っていたラムネの封を切った。
カラン、とビー玉が底に落ち、冷えた甘さが口の中で弾けて消えていく。]


  はー……
  楽しんでる姿見てると楽しくなるのはわかるが、
  随分老成した趣味だなー。

  俺が高校生の時とか祭の屋台で
  かき氷早食い競争とかしてたぞ。


[ああでも、高三の時は一応受験勉強してたかも。
ていうかこいつも高三だよな、夏祭りで油売ってていいのか。
といっても俺は進路指導役じゃないから、生徒らから意見を求められたりしなければ急かす気も特になく。
面で隠れてない口元が、楽しげに弧を描くのを眺めながらラムネを飲んだりしているわけで。]
(337) 2021/07/24(Sat) 21:11:49

【人】 教師 落川 禅

[特注品の狐面は、祭の喧騒とラムネ瓶に妙に馴染んで。
うっかり神社の主に間違えられそうだ、なんて過ぎった思考を曖昧な笑いで誤魔化しながら。
犬の引き取り先探しの件で、今更な礼を告げれば。]


  ……ふ。
  もしかして、照れてんのかー?
  お前、普通にも喋れるんだな。


[いつも以上に饒舌で。
ちょっと早口に聞こえる神田の声。>>307>>308
わざわざ照れてるなんて口調を指摘したのは、こちらもちょっと照れくさかったから。

まあいつもぐうたらして、あまり褒められることしてないし。
そんな風に真っ直ぐ感謝してるなんて言われるのは、少しくすぐったい。]
(338) 2021/07/24(Sat) 21:11:58

【人】 教師 落川 禅

[口元をゆるく緩ませながら。]


  なぁ……神田も、知ってるか?

  人間の中にはなんでだか
  近くにずっといる大事な相手よりも
  一時期だけいる相手の方が、優しくできたりする
  そういうやつもいるんだよ。


[大雨の日に、強情な子どもへ渡した傘も。
屋根のある場所へ匿った犬も。
シュワッと弾けて消える、ラムネの泡みたいな一瞬の優しさで。
義理堅く返ってくる、何気ない一瞬の恩返しに幸せをもらって満足する。

俺はきっとそういう強くはない人間だから。
優しさを長く続けるのはきっと向いてないんだろう。
(339) 2021/07/24(Sat) 21:12:12

【人】 一年生 花巻 楓

[屋台の中からは祭りを楽しむ人達の姿は見えるけど
狭い範囲しか見えなくて。

だからさっきのやり取りをチャラチャラしてる>>327なんて誤解が生まれてたとか知る由も無く。

(気付けたならそんなんじゃないよってときやくんの名誉挽回に協力できたかもだけど)

お客さんの応対をしながらつい探してしまうのは、昨日来てくれたらって声をかけた彼女。
祖母がずっと気にかけてた、今も気にかけてる人の顔]
(340) 2021/07/24(Sat) 21:12:58

【人】 教師 落川 禅


  べつに、卒業後も見にくりゃいいだろー。
  クビにならなけりゃ、俺はきっと美術室にいるしな。


[気を取り直し、写真を見せて。>>309
こいつのおやつはコンビニおにぎりより高いんだぞ、とか。
用意された寝床より段ボール箱の中が好きらしい、とか。
現在も着々増えていっている俺の秘蔵犬フォルダの中身で、ひとしきり盛り上がった後。]
(341) 2021/07/24(Sat) 21:13:02

【人】 一年生 花巻 楓

[祖母が彼女を家に何度か招き入れていた頃>>212
あたしも含めた家族は大体お店に立ってたから、
祖母以外が彼女とお茶を一緒にしたことは無かった。

けど、ちょっとでもと渡したお金が即座に募金箱へ投入されたのを見て
祖母は理由もないのにお金を渡す方が失礼だったねって頭を下げた後、
話し相手になってくれないかいってお願いした所には居合わせてた。

それからたまに彼女が店に来ると、父が試作のお菓子を作って
食べてもらうことが祖母の、父も密かな楽しみでもあったのだけど

彼女をよく思わない人が、わざわざ人を引き連れてまで来たことで
その楽しみは奪われてしまった]
(342) 2021/07/24(Sat) 21:13:42

【人】 教師 落川 禅



  あ、ラムネなくなった。
  じゃあ俺ちょっと喫煙所行ってくるわー。

  神田も、ひとのことばっか気にしてないで
  今しかできない青春してこいよー。


[ぽんっと神田の背中を軽く叩き。
空になったラムネ瓶をゴミ箱へおさめれば、再びゴム草履をぺこぺこ鳴らして歩き出そうか。*]
(343) 2021/07/24(Sat) 21:13:56

【人】 一年生 篠田 小牧

 
>>335ずれてると思った考えがずれてなかったと知る事があるかは置いておいて。
 その理由を知れるときがくればいい人ね、ときっと思うんじゃないのかしら。

 警戒心が少々?弱めなのは自覚があるので……その心配はごもっともなのだけどね。


 折角の花火を人と見れる方が楽しいのはお互い様なのよ。]


 え、いいのですか!?


[あ、しまった……私の終わっちゃったわ。
 分けれなかった無念を少々抱えつつでは、と遠慮なく貰うの。き、気になるんだもの……。
 程よい量加減のそれをそっと受け取って口に運ぶの。んー……和の甘さって感じがするわ。]
 
(344) 2021/07/24(Sat) 21:14:13

【人】 一年生 花巻 楓

[祖母や父は、彼女が来なくなっても表向きは変わらずに過ごしていた。
件の店に思う所はあれど商店街内でいざこざを大きくするわけにもいかないし、
彼女が来なくなったことを咎める筋合いだって無いから。
でも、それから暫く過ぎて彼女がまた店の前に来てくれて>>213

あ、って声をあげたあたしはすぐにお店の外に出て駆け寄った]

 ひさしぶりだね!
 まっててね、すぐおばあちゃん…

 あれ?どうしたの?


[おばあちゃんを呼んでくるから、って言おうとしたけど
店先に立ち止まったままの彼女に気付いて首を傾げたら
紙でできた籠を、おばあちゃんに渡してくださいって頼まれて。
その中にはお花や茸、草が綺麗に並んで入ってて
これ何?って聞くより早く、お礼を残して走り去っていってしまって。

困ったあたしは、祖母に籠を手渡しながら経緯を話したのだが]
(345) 2021/07/24(Sat) 21:14:38

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 美味しいです。
 ご馳走様でした。


[幸せ、を表現した笑顔でせめてきちんとお礼をいっておいたわ。]


 あれを着こなせる人はなかなかいないと思います。
 そうですね、いい人ですよね。
 あ、勿論稲出先輩も。


[類は友を呼ぶ、というけれどいい人の周りにはいい人が集まるものかしらね。

 そうして田邊先輩を素直に送り出せてもらえばきちんと頭をさげるの。]


 すみません。
 あ、花火はちゃんと行きますから。
 楽しみにしてますね。
 
(346) 2021/07/24(Sat) 21:15:36

【人】 一年生 花巻 楓



 『…甘やかしてって言ってもね、子供に罪はないんだし

  仮にあの子が本当に貧乏神だとしたって、

  神と名の付くものを邪険に扱う方が
  よっぽど罰当たりだろうにねぇ…』


[二度と店に立ち入らないと彼女が決めたことを察し、その心中を思い
背中を丸めて悲し気に呟いた祖母の姿が子供心にも萎れて見えて。

また来てくれたら良いのになって、
そしたら今度はあたしも一緒にお話するのになって。
そういえばあの時、そう思ったのに。

あたしは何で、自分から話しかけにいくってこと
思いつかなかったんだろう**]
(347) 2021/07/24(Sat) 21:15:49

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[私はそうしてその背を>>328追いかけ始めるのよ。
 先輩の背を運よく見失う事はなかったわ。]


 たーなべ先輩っ!
 見かけたので追いかけてきちゃいました。

 ……どうかしましたか?


[なんとなく、何となくだけれど。
 先輩が戸惑っているような?>>328
 そんな気がしたのよ。]*
 
(348) 2021/07/24(Sat) 21:16:17
一年生 篠田 小牧は、メモを貼った。
(a76) 2021/07/24(Sat) 21:18:51

一年生 篠田 小牧は、メモを貼った。
(a77) 2021/07/24(Sat) 21:19:03

一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a78) 2021/07/24(Sat) 21:20:31

教師 落川 禅は、メモを貼った。
(a79) 2021/07/24(Sat) 21:23:49

【人】 二年生 稲出 柊一

花巻庵屋台


[花巻庵のお菓子は、食べる機会こそ多かったけど、
買いに行くことはあまりなくて。
でも、犬の散歩の時に毎朝通るし、
同じ学校に通ってる娘さんがいることくらい知っている。
お祭りでは、毎年買ってるんだ。

トキヤがたい焼きと一緒に渡してくれたべっこう飴は、
可愛い犬の形をしていて、明らかに特注品。>>316
忙しそうな今態々作ってくれたのは、当然嬉しかった。
まずは数枚、スマホで写真を撮って、
お礼を言いに屋台へ向かったんだ。]

 さっき、友達がオレの分もたい焼き
 買いに来たと思うんですけど、
 犬のべっこう飴、有難う御座いました!

[対応中のお客さんがいないタイミングを見計らって、
声をかけて頭を下げた。]

 あんまり自分が買いには行かないんですけど、
 ここのお菓子、凄く好きで。
 特に栗の入ったどら焼き!
 暑くて大変だと思いますけど、
 無理しすぎない程度に頑張ってください。
 今度はお店にも、お邪魔します。

[そう言って、仕事の邪魔にならない内にお暇した。*]
(349) 2021/07/24(Sat) 21:27:07

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
 あ、あっ。
 篠田さん。えーと、偶然だね、
 あはは、あの、えっと。

 楽しんでる???


[背後から、兎の跳ねるような
ぴょんとした声で呼びかけられれば。>>348
頭の中がワンダーランドになっていた私も、
はっと振り返って、どうにか返事をした。

落ち着かないのは、混乱のせいもあるけれど、
盗み見ていた者としては、大変気まずい状況なので……
どうかしたか、と尋ねられても、
正直に言うのもためらわれて。]
 
(350) 2021/07/24(Sat) 21:45:07

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
 ゆ、浴衣!すごく可愛いね!
 篠田さんは春のイメージだったけど、
 夏の朝顔も、ぴったり似合ってる。
 着こなしが素敵だからかな?


[とりあえず、篠田さんの浴衣姿に対して抱いていた感想を。
見せてねって言ったのは、忘れていないから。>>70

でも、あとは……]


 わ、私はどうもしないよ。
 …………篠田さんは、何していたの?


[ちらりと。本音の滲むような滲まないような、
遠回しな質問をして。

さっきまで蓮見くんといた、可愛らしい小さな後輩を、
私は20cmくらい上の目線から、そうっと窺ったのだった。]*
 
(351) 2021/07/24(Sat) 21:46:48

【人】 三年生 神田 京平

[落川先生もラムネを飲んでいるのを見て
「カンパーイ!」
なんてラムネを傾けて
カランと音を鳴らす。]

 ほーん、
 センセも若い頃はやんちゃしてたんねぇ

[他には?他には?!なんて楽しそうに
根掘り葉掘り聞き出そうとしてみたり。]

[“普通に喋れる”と言われれば無自覚だった為
驚きは倍増で>>338
「ぶ
ふっ」

飲んでいたラムネを吹き出しそうになる始末。]

 ちゃうちゃう
 いや、
ちゃうのがちゃうんや


[しどろもどろで否定するものの
うまく言い訳も出来そうにないと判断し
ゲホゲホと咳で誤魔化すことにした。]
(352) 2021/07/24(Sat) 22:03:48

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[>>350どうやらワンダーランドに迷い込んだ先輩を私は白兎のように、跳ねて現実に戻したらしいけど、それにはやっぱり気付かないのよ。]


 そうですね。
 えぇ、楽しんでますよ。


[……どう聞いても挙動不審なのは流石に伝わるのよ。もしかしてものすごく驚かせちゃったのかしら?

 >>351続いた言葉もなんだかやっぱり落ち着かない、という感じにしか見えないのよ……。]


 ありがとうございます。
 でもやっぱり暑いので、先輩の格好>>189涼しそうでいいなぁと思ってもしまいますね。あ……そのシャツうちのですよね? 
 ありがとうございます!
 
(353) 2021/07/24(Sat) 22:05:36

【人】 三年生 神田 京平

 
 ふんふん
 ……せやけど俺からしたら
 誰かに優しさをあげれる人は凄いと
 思うてしまうんよ

 優しさの与え方は人それぞれってことかもしれへんね

[お面越しにどこか語りかけるような先生を見る。
新たな一面を見れたような
深層の一部を垣間見れたような
それでも優しさを自分以外に向けるのは
誰でもできることではないから
凄いというのを少しでも伝わればいいなと思った。]
(354) 2021/07/24(Sat) 22:05:52

【人】 三年生 神田 京平

[それから先生のスマホを取り上げる勢いで
ワンちゃん談義を楽しんで>>341
先生はどうやら一服しに行くらしい。
自分もお腹が減ったの脳が伝達してきたところだ。]

 そろそろトウモロコシさんと
 キュウリさんが俺を呼んどるんかな

 お祭りの食べ物で青春してきますわ〜

 落川センセ〜
 花火もう直ぐ始まるんとちゃう?
 センセも食べ盛りなんやから
 ぎょーさん食べ物買うておいたほうがええで

 オススメはキュウリ!
 さっぱりしてばりばりいけるんやで
 
俺はこれから食べるんやけど


 ほな、先生を独り占めするのはここまでやんな

[手を振って先生を見送る>>343
ぺこぺこ鳴る足音は独特やなぁなんて感想を思って。]
(355) 2021/07/24(Sat) 22:08:07

【人】 三年生 神田 京平

[そうして一人になって出店を目指して歩き出す
……そういえば。]


 な〜んか匂うねんなぁ

 祭りの陽気に混ざって……


(356) 2021/07/24(Sat) 22:09:37

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[なんだかんだでうちの店の服が広まるのは素直に嬉しいのよ。長身、シャツ、ショートパンツ……似合ってていいわぁ。
 
 すみません、先輩。
どうもしなく聞こえません。


 と一先ずは心の中だけで突っ込みつつ。別に隠すことはないから素直に答えるのよ。]


 さっきまでは稲出先輩とたい焼き食べてました。
 もう花巻庵の食べました? 美味しかったですよ。

 そうそう、稲出先輩と蓮見先輩にばったり出くわしたんですけど蓮見先輩なーんか笑って他の屋台見てくるって行ってしまって。>>1:289何なんでしょうね。

 先輩は? ……なんか、ええと、本当に大丈夫なんです?


[少し見上げてじっと顔を覗き込んだわ。]**
 
(357) 2021/07/24(Sat) 22:10:51

【人】 二年生 稲出 柊一

花巻庵屋台付近


[小牧さんを送り出した後、>>336
出来るだけ早くお礼を言いたかったから、
すぐに花巻庵の屋台に行った。>>349
その前に食べきれず、たい焼きはまだ残っていて。
さっきのベンチに舞い戻ったら、
長尾先生が座ってるのを見つけた。>>333

オレは数学は比較的得意な方。
授業態度もそこそこまじめだと思う。
個別で質問に行ったりはしないから、
先生にとってどの程度の認識かは分からないけど。
真面目で人当たりの柔らかい先生。
そんな印象を持っている。]

 隣、良いっすか?

[良いと言われれば隣に座って、
半分くらい残った、たい焼きを食べ始めるんだ。*]
(358) 2021/07/24(Sat) 22:12:15

【人】 三年生 神田 京平

[

 昨日から…いや、いつからか
毎年
この時期に感じていた


                 
強い




                         ]
(359) 2021/07/24(Sat) 22:14:04

【人】 三年生 神田 京平

 
 (お祭りや人の集まる場所には
  集まりやすいから気にせんでええと思うけど)

[狐の面を手で押さえる
この面をしていれば人以外は見えないはずだ
見えない……はず

そういえば雑踏の中
遠くから見えたセーラー服の女子>>18に違和感を覚えた
どうにもしっくりしない気が。
次に見えたら今度は探ってみようかと
ちらりと頭の隅に置いといたのだ。]
(360) 2021/07/24(Sat) 22:15:25
二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a80) 2021/07/24(Sat) 22:16:22

【人】 三年生 神田 京平

 
 ― 青果店屋台 ―

 親父さん、もうかりまっか〜
 おお…! 元気一杯やん

 これ差し入れ
 頑張りすぎへんようにな〜

[差し入れに氷と水のペットボトル数本
それに栄養ドリンクも
ほいっと渡して焼きトウモロコシを注文する。

明菜ちゃんの姿はあったかなと周りをキョロキョロ
そこにいれば明菜ちゃんにも用意していた
差し入れの水とジュースを渡したし
いなければ渡しておいて欲しいとその場にいた人に託し
そして笑顔で注文を。]


 キュウリの一本漬けを3本くださいな♪


[一本は自分用、そして二本はお供え用。
そういえば今の時点で勝負の状況が
どんな感じか気になったので
明菜ちゃんに会えたら聞いてみようかななんて考えていた。*]
(361) 2021/07/24(Sat) 22:18:15

【人】 数学教師 長尾 浩明

――花巻庵の屋台付近――

  たい焼きを食べていると声をかけてきた生徒が一人。
  二年生の稲出、だっけ。
  真面目で確かなかなか出来る生徒だったと思うけど
  覚えてる理由はそれだけではなくて。
  以前黒柴の散歩をしているところを見かけたことが
  何度かあったから。話しかけたこともあったはず。
  黒柴については可愛いな、なんて月並みな言葉しか
  出なかった気がするけど。


   「 稲出君もたい焼き?
     勿論、どうぞ。あ、でも…
     俺と食べてていいのか?
     
気になる女子
をお誘いするとか、さ。 」


  隣に座ってもいいかと聞かれれば断る理由もなく
  どうぞ、と促した。無言で食べるのも気まずかろうと
  なんとなくありがちな話題を振ってみたけど、
  さて、どんな反応をされただろう。
  この手の話題は嫌いな人はとことん嫌いだろうから
  嫌がってそうなら話題はすぐに変えるつもりで
  聞いてみたのだが。*
(362) 2021/07/24(Sat) 22:34:06
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。
(a81) 2021/07/24(Sat) 22:35:23

三年生 神田 京平は、メモを貼った。
(a82) 2021/07/24(Sat) 22:40:36

【人】 二年生 稲出 柊一

[学校では特別な接点は無くても、
やはり犬は平和の象徴なのか、
散歩中に出会っては、声をかけて貰ったんだ。
犬を可愛いと思える人に、悪い人は居ない。]

 はい。先生もずんだですか?
 珍しいですもんね。
 初めて食べるけど、
 同じ豆から出来てても風味が大分違うもんですね。

[そんな風にたい焼きを食べつつ話していたら、
意外な話題が飛び出したから、>>362
一瞬、たい焼きが喉に引っかかった。]

 いや、先生と食べるのも有意義ですよ。
 今はプライベートっすから。
 普段聞けないような話も出来ますし。
 でもまさか長尾先生から恋バナ
 振ってくるとは思いませんでした……。
 嫌とかじゃなくて、真面目なイメージなので意外で。
(363) 2021/07/24(Sat) 22:48:12

【人】 二年生 稲出 柊一

[そういう生徒と出くわしたりしたのだろうか。
だから自分にも……?なんて思ったりもしつつ。]

 気になる女子ですか。
 気になると、完全に好きと確信するボーダーって、
 どこにあるんですかね?
 気になる状態で近づいて、やっぱり違ったなんて酷いし、
 そうやって気持ちが深まってくることもあるから、
 一概に悪いとも言えないし。難しいっす。

[落川先生辺りに話したら、つまらないって言われそうな、
年に似合わぬ理屈を並べたら、
この先生はどう反応するだろう。*]
(364) 2021/07/24(Sat) 22:49:15
二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a83) 2021/07/24(Sat) 22:52:06

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 篠田さんと私と大丈夫じゃない話 ―

[楽しんでいると言う篠田さんは、
私の挙動不審を訝しんでいる様子。>>353
そうだよね、私も何がなんだかわからないよ
と思いながら視線を彷徨わせていれば、
篠田さんが服装の話を振ってくれたので、
ありがたく乗らせて貰った。]


 そっか、浴衣って暑いんだ。
 ……うーん、でも。

 やっぱり、いいな。浴衣。
 私も頑張って着てみれば良かったかな、なんて、
 ちょっと思っていたところ。


[そう。さっき、篠田さんを見てそう思った。
もっと可愛かったら良かったのかなって。
……でもそんな思考、今は振り切って]



 あ、このシャツもすごく良いけどね!
 うん、涼しくて。
 サイズ感も丁度いいし、気に入ってるんだ。
 

[と笑っていたのだけれど。]
(365) 2021/07/24(Sat) 23:07:17

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

 え。 ばったり?

           …………そう。


[それを聞いて。しばし固まって。

……私は耐えた。何とか耐えた。
と言っても気力だけでコントロールできるものではないので、
どうしても止められなかった羞恥の分、
うっすら顔に血が上ったけれど。まだうっすらの範囲。]


 あ、大丈夫。

 私、たい焼き、まだ食べてないから。
 これから行ってくるね。うん。

 篠田さんも、稲出くん待たせているんじゃない?
 そろそろ、行かなくて大丈夫?


[どうにかまともな事を言えば、
篠田さんは納得してくれたかな。
まだ何かあれば、なんとか、返事をしたと思うけれど。]
 
(366) 2021/07/24(Sat) 23:09:56

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 
── 閑話 ──

[空が茜色から藍色へと変わっていく最中
 どこかで狐の鳴き声が聞こえた気がした

 境内の階段からお祭りを見下ろせば
 ふと遠くを狐の面が通り過ぎる >>360

 
── それは本当に、神田先輩だった?




       神田先輩のお面の下の表情も
     俺には、未だ見えないままだから
        「また」は「また」のまま
   真意は、今年も祭りの喧騒に隠される
]*
 
(367) 2021/07/24(Sat) 23:10:08
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a84) 2021/07/24(Sat) 23:12:00

【人】 二年生 神崎 紅葉

-回想/夏の神社-

痛い?

[相手の言葉に、不思議そうに目をぱちくりさせて>>271]

なんで?わたしどこも痛くないよ?

[正直な言葉を口にする。
どこも痛くないのに、怪我なんかしてないのに。

……でも、正直心当たりはある。
普段はこの場所でひとりぼっちだけれど、ごくごく稀にここに来てくれるひとはみんなそう訊くのだ。

「辛くないのか」
「その怪我は痛くないのか」

……何故だろう。
わたしが気付いていないだけで、本当は怪我をしているのだろうか。
そう言うひとは決まって自分の方が辛そうな顔をしているので、わたしとしてはお祭りで笑顔になってほしいのだけれど]
(368) 2021/07/24(Sat) 23:13:42

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[大丈夫だと信じて貰えたなら、
見送る時には、声掛けてくれてありがとうね、と
ちゃんと先輩らしく振る舞って、お見送り。

お見送りできた?できたかな??
それなら早速人のいない方向にに顔を向け]


だいじょうぶじゃないです……
   



[今度こそ羞恥に耐えかねて、私は両手で顔を覆った。

ばったりって。
じゃあ、私の奇行は一体……。
ただの奇行!!


その後大丈夫になるまで、
しばらくその場で深呼吸した……。]*
 
(369) 2021/07/24(Sat) 23:14:04

【人】 二年生 神崎 紅葉

[お支払いしなくていいのかという心配げな言葉には>>272]

ふふーん、そんな凛ちゃんにおねえさんがいいことを教えてあげましょう!
お祭りの準備係になれば、なんと!お祭りで自由に使える食券が3枚ももらえるんだよ!

[あるいはこのことを最初に相手に教えたのが、他ならぬ少女だったりするかもしれない。
知ってたらごめんね
]

あとあと、○○のお店のおばちゃんは元気に挨拶をする子にはオマケしてくれたりするし……××のお店では当日も人手が必要だから、お手伝いすればタダで商品もらえたりもするし……。

……あっ、これみんなには内緒だよ!

[口元に指を当てて、しーっ、とジェスチャー。
それから何度か神社の境内では、「お祭りでお腹いっぱい幸せいっぱいになろう大作戦(※紅葉が名付けた)」が開催され。

どこにも行けない少女は。
その間だけは孤独を忘れられた、かもしれない。**]
(370) 2021/07/24(Sat) 23:14:17

【人】 数学教師 長尾 浩明

――花巻庵の屋台付近――

  先生に声をかけられるのが嫌な生徒も
  中にはいるものだけど、
  特にそんな様子には見えなかったから
  見かけたときには挨拶をしていた。


   「 稲出もか。ずんだのたい焼きって
     たい焼き専門の店でも行かなきゃ
     食べられなさそうかと思って。
     ずんだって確か枝豆が材料だったか、
     小豆とはだいぶ違うよな。 」


  奇遇なことに同じ味を選んでいたようで
  そんな感想を述べながら。
  枝豆でビールのおつまみを思い出したとは
  言わずにいたんだけどな。

  なんとなく振った話題は意外だったらしく>>363
  一瞬相手のたい焼きを食べる手が止まったようだ。

   「 そう言ってもらえるのは
     嬉しいね。先生とはプライベートで
     関わりたくない、みたいな子もいるし。

     真面目…まあ、真面目なのは否定しない。
     だからこそ、気になったともいう…? 」
(371) 2021/07/24(Sat) 23:14:49

【人】 数学教師 長尾 浩明


  ふ、と笑いながら答えれば、
  稲出からはどこか理屈っぽい問いが。>>364
  そうだなあ、と暫し考えたのちに緩んでいた口元を
  少し引き締めて真面目な口調で


   「 気になるって思ったけど話してみたら
     違ったってことはあって当たり前。
     だってそうだろ?稲出だって今
     俺がこういう話するの意外だと思ってる。
     見ただけじゃ人の本質なんてわからない。
     話してみなければ始まらない。

     だからそうだな…やっぱり違ったってのが嫌なら
     それは自分本位な気がするから
     嫌ってことなんだろうから。
     近づいた時は自分の話をするより相手の話を
     多く聴くようにしてみたらいいかも、な。
     人に話を聞いてもらうって、嬉しいことだと
     俺は思ってるから。
     まあ一概には言えないけどさ。  」


   自分なりに考えて反応を返してみたけれど。
   人との関係に理論最適解なんてないから
   これはあくまで俺の考え、なんて付け足した。*
(372) 2021/07/24(Sat) 23:17:11
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。
(a85) 2021/07/24(Sat) 23:18:11

【人】 二年生 稲出 柊一

[先生と話すのは嫌じゃない。
全部の先生がそうなわけではないけど。]

 そうっすよね。
 花巻庵のお菓子なら、
 ちょっと変わった物でも
 美味しくない心配なんていらないですし。

[もちろんビールは飲めないが、枝豆は自分も好きだ。
小豆もお赤飯に入ってるやつは、全然餡子と違うしな。

自分の問いかけに関しては、
真剣に考えてくれているのがよく分かる。
先生らしい回答だとまず思った。]

 オレは多分ちょっと怖いんだと思います。
 自分の気持ちに、はっきりと名前を付けるのが。
 何があれば、ちゃんと相手のこと想ってるって、
 言えるのかなって……。

[相手の話を聞いて、本質を探って……
そうすれば分かるのだろうか。
間違いなく、自分はその人に恋をしているんだって。

きっと、後になってみれば、
すげー恥ずかしいこと言ってしまった!って、
悶え苦しみそうだけど。
真摯に向き合ってくれる人生の先輩相手に、非日常のノリで、
寄りかかってしまいたくなっちゃったんだろうな。*]
(373) 2021/07/24(Sat) 23:49:34

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 花巻庵の屋台 ―

[そんなこんなで、色々あったけれど。

篠田さんと話した後、
落ち着きを取り戻した(はずの)私は、
本来の目的だった、花巻庵の屋台に来ていた。]
 
(374) 2021/07/24(Sat) 23:51:39
二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a86) 2021/07/24(Sat) 23:53:22

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[一旦、話は
(真面目な方に)
遡る。

いつかの夏の、そのあとの事。
私が花巻庵さんへお使いに行く事がなくなっても、
祖父母の家にいる間はいつも、
二人が私のための和菓子を用意してくれた。
きっと、祖母が花巻さんのご両親と
あれこれ話して、気を使ってくれたのだろう。>>170]
 
(375) 2021/07/24(Sat) 23:54:06

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[私が初めて買った、水羊羹。>>162
 教えて貰った通り、竹の容器を綺麗に洗って、
 きらきら輝くビー玉を入れる宝箱にした。

悩んで選んだ、水まんじゅう。>>163
 ぷるぷる震える姿が子供心をズキュンと射抜き、
 散々悩み抜いた結果、あの日は水まんじゅうを買って。
 食べる際に皿に出し、ずーっとふるふる揺らしていたら、
 祖母にいい加減にしなさいと怒られた。
 ぷるぷる食感ももっちり餡子も美味しかった。

やっぱりこっちも気になって、次の機会に買った柚子寒天。
 実は、固め食感の良さ、最初の時はわからなかったのだけれど。
 中学生になって、祖父母宅から足の遠のいた私に、
 季節の便りとして送られて来たのがこれだった。
 その時、この寒天の喉ごしの楽しさに目覚めて。
 ふわりと香る柚子は、高校生になった今も私のお気に入り。


そうやって、私の日々の中に、
花巻庵さんのお菓子はいつも存在していて。
だからあなたの面影も、
頭の中のどこかに、いつも残していたはずなのに。]
 
(376) 2021/07/24(Sat) 23:55:15

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[どうして気付かなかったのだろうか、と思った。]


 あ、それ……


[屋台の中で忙しく働く女の子の、
その髪型に、ヘアクリップを見つけて。>>170
私はおそるおそる、あなたに声を掛け。

ねえ、何度目かのお使いで、
私達きっと、もう友達みたいなものだったよね?
お名前なんていうの? って尋ねたら、
あなたは答えてくれたんじゃないかな。
私の名前は、きっと性別の印象を覆すものではなくて。
もし訊かれて答えても、あなたの誤解はそのままで。

だったら、私は「楓ちゃん……?」と、
あなたの名前を呼べたと思う。]
 
(377) 2021/07/24(Sat) 23:55:56

【人】 教師 落川 禅

[いやー今日は大漁大漁。
どもる神田とか珍しいものを見れた満足と。
どうも照れくさいようなこそばゆさと。
達観してるように見えてやっぱ食い気は十代なんだなという事実と、おすすめのキュウリ情報を戦利品に。>>355

ぶらぶら歩きながら、ポケットへスマホをしまい。
喫煙所の方へ向かいつつも。

蓮見にも神田にも忠告されたからってわけじゃないが。
確かに花火始まったら更に混むよなー、なんて。
食い物屋台の喧騒を横目に見て通り過ぎようとしたら。]


  ……おーい、鳳。何してるんだ?


[食べ物とは別に並んだ出店の近くに、昨日と同じツギハギだらけの制服を見つけた。>>283
この浴衣や甚平が溢れた夏祭り会場では、ある意味例の朱鷺より目立つかもしれない。
夏祭りの陽気に酔っていれば、他人なんて言うほど気にしてない者が多数だろうけど。]
(378) 2021/07/24(Sat) 23:56:12

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[本当に、どうして気付かなかったんだろう?

ヘアクリップが無くたって、
「いらっしゃいませ」の笑顔だけで、
気付いてもよかったのに。

お家の和菓子が大好きな女の子。
いつもニコニコ笑って、お勧めを一生懸命説明してくれた、
そういうところ、変わっていないんだなって。

それから。
どんな格好をするのかなって>>76
確かめられなかったあの日の答えが、目の前に。
その浴衣は、今の彼女によく似合っていて。
でも私は、それを着た彼女に笑顔の花が咲く事が、
何よりも一番嬉しいのだった。

よかった。本当に――]


(だからそれについては、感謝しておこう。
 そもそも、花巻庵さんの娘さんなら
 蓮見くんの、幼馴染だったわけで……
 チャラチャラチャラチャラとか思ってごめん。
 チャラチャラチャラ に減らしておくね>>340
 あ、篠田さんの事も誤解だったら
 チャラチャラだね うん、普通に戻ったね……)

 
(379) 2021/07/24(Sat) 23:56:50

【人】 教師 落川 禅

[まあ、何にせよ探す手間も省けたのでよかった。
(女子学生に声掛ける不審者になりそうな不安は若干あるが)
声を掛けたまま隣に並んで、鳳の視線の先の辿ってみると。
提灯の灯りをキラキラ反射させて並ぶオルゴール。]


  へー、今年はオルゴール屋もあるのか。

  ちょうどいいから土産に一個買ってこうかな……
  どれがいいと思う?


[ひとつひとつ作りが違うらしい商品に、目がチカチカしそうだとぼやきながら。
鳳に意見を求めてみた。**]
(380) 2021/07/24(Sat) 23:56:54

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

 あの。私の事、覚えているかな。


[勇気を出してそう言えば、
あなたは怪訝な顔をしただろうか。

だったら、まずは名前を名乗り。
あの時、急にお使いに行けなくなった事、ごめんねと謝って。
足りなければ、何か二人の思い出話をしよう。

私はあなたの誤解を解いて、
あなたは私に気持ちを伝えてくれたかな。>>170
そうしたら、そのあと。


花巻庵の楓ちゃんに、

「おすすめでお願いします」

って、屋台の注文しても、いいかな?]**
 
(381) 2021/07/24(Sat) 23:57:46

【人】 三年生 堂本 明菜

― 回想:落川とサツマイモ ―


 あれ、落川先生どうしたんですか?


[ジュニアは引き取られたというのに
 落川はまたサツマイモを求めにやってきた。>>140
 たまに買い物に来ることはあっても
 購入するのは果物だけだった気がしたから、
 不思議に思ってそう声をかけたのだけど。]


 え、ジュニアに会いに行くんですか?

 なんだかんだ気にかけてるんですね。
 やっぱり先生が飼えば良かったのに。


[愛着が湧くからと名前をつけなかったり、
 一人じゃ面倒見れないと言ったり。>>139
 そんなのやってみないとわからないじゃないかと
 思ったものだ。
 まるで大事なものを増やすのが怖いみたい。
 明菜も失くす痛みはよく知っているつもりだけど、
 落川のそれと同じかどうかはわかるわけもなく。
(382) 2021/07/24(Sat) 23:58:48

【人】 三年生 堂本 明菜


 写真…! 見たいです…!


[写真の話題に移ればもちろん頷いて、
 差し出されたスマホを手に取った。
 そこには引き取られた先ですっかり家族の一員と
 なっているジュニアが写っていて、
 店の手伝いそっちのけで見入ってしまう。]


 ……幸せそうで良かったです。
 見せていただきありがとうございました。


[スマホを返せば、テキパキと手ごろそうなサツマイモを
 選んでお会計。
 また新しいの増えたら見せてくださいなんて言って
 見送った。*]
(383) 2021/07/24(Sat) 23:59:41