人狼物語 三日月国


36 【R18】海の上のひみつ【完全RP】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

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【人】 クルー 御子柴 詠斗

 [ 仕事用、よそ行きの声でそう伝えると、
   急いでキッチンに連絡を入れる。
   味変が出来る様に梅やゆかりを、
   そして体が落ち着くように
   暖かいはちみつレモンと白湯を
   追加で準備するように伝えた彼は
   交代でやってきた電話番に

  『病人介抱してくるから暫く電話に出ない』

   と引き継ぎをして準備に取り掛かった  ]


  確か、予約自体は男の名前だったか。
  こんな絶頂に誰もが盛り上がってる時に
  風邪で寝込むのも、悲しいだろうな。

 [ A室からのコール。
   故に彼は着替える必要があった。
   ロッカーで準備ができた、と
   キッチンサイドからの電話がないかと
   気にしながら、白手袋をはめていると、
   コールが入る  ]

  御子柴。

 『お粥と飲み物のセット完成。引き取って』

  了解。
(131) 2020/07/14(Tue) 8:16:39

【人】 クルー 御子柴 詠斗

 [ 鏡で身だしなみの確認をすると、
   早足で引き取りに行く。

   医務室の人間からも
   
単なる風邪

   と報告を受けており、
   そこまで重篤になっているわけではないだろうが、
   情報によるとそこそこ若い女性とのことで、
   弱った女性がどういう表情をするのか
   少々気になってしまったのだ。
   行為云々ではなく、食事をする時などの話だが。  ]

 医務室の奴らも、報告に来た時ニヤついてたな。

 [ ニヤついていたということは、
   問診の時などにその女性に触れ、
   それが忘れられないということだろう。

   風邪をひいていなければ、引く手数多の女性。
   そういうことだろう、と彼は1人理解する ]
(132) 2020/07/14(Tue) 8:20:56

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−過去・204前−

 [ 彼はそんなわけで期待を胸に部屋にたどり着く。

   若い女性を介抱する機会は、なかなか頂けない。
   なので、タオル類も少し多めに持ってきた。
   食事の後望まれれば、汗ばんでいるであろう
   その体を水に濡らした冷たいタオルで
   優しく拭こうという若干邪な理由で。

   姿勢を正し声を少し整えると
   呼び鈴を鳴らし、彼は落ち着いた声で告げる  ]

  ルームサービスをお持ちいたしました。*
(133) 2020/07/14(Tue) 8:23:01
クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。
(a51) 2020/07/14(Tue) 8:26:26

涼風 梨花は、メモを貼った。
(a52) 2020/07/14(Tue) 8:46:14

双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a53) 2020/07/14(Tue) 8:53:31

曳山 雄吾は、メモを貼った。
(a54) 2020/07/14(Tue) 8:58:56

曳山 雄吾は、メモを貼った。
(a55) 2020/07/14(Tue) 9:08:32

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−現在・個室−

 [ 彼の揺さぶりは、少し効いたらしい。>>123
   彼女の口ぶりからすると、レス。
   男の方がそういうことに興味がないと見た。

   セックスレスというのなら、
   彼女の欲を発散できずに溜まったものは
   彼女をどれだけ抑圧してきたことだろう。
   それが今から発散されるのならば、
   彼女はこの部屋で淫らに狂い咲く。
   それこそ、改めて彼女が旦那へと
   罪悪感を抱いてしまうかも
   などと彼は余計なことを考えた。
   旦那が彼女を美しく舞う蝶に変えられなかった。
   ならば、彼が彼女を蝶にしてしまおう。
   そう考えていると、
   彼の気持ちも更に昂りを覚える  ]
(134) 2020/07/14(Tue) 10:32:04

【人】 クルー 御子柴 詠斗

 [ 髪を耳にかけた彼の手は
   そのまま彼女を抱き寄せるように
   彼女の腰へと降りていく。
   そんな彼の手とは反対に、彼女の細くて美しい手は、
   彼の顎を伝って頬に添えられる。
   そして、試したくて仕方がなかった彼女の唇が、
   彼女の方から当てられる。

   柔らかくて、離したくない。
   そんな気分にさせられた彼女の優しい口づけ。
   口づけを続けながらグラスをテーブルに置けば、
   小さく開いた彼女の唇の中へと
   彼が臆することなく侵入していく。

   ゆっくりと、まずはお互いの舌先を撫で合うように
   絡めあい、刺激を徐々に増やしていく。
   彼女が物足りないというかもしれないタイミングを見て
   フリーにしていた片手を彼女の太腿へ。
   勿論、いきなりその隙間に手を入れるという
   蛮族的なことはなしだ。

   ただただ舌を絡め合いながら、
   彼女は軽く腕を彼の首肩に絡め、
   彼は指先を使って彼女の太腿をツッと撫でていく。
   広い部屋の中に広がる、くちゅ、という口づけの音と、
   その合間に漏れる男女の呼吸の音  ]
(135) 2020/07/14(Tue) 10:42:30

【人】 クルー 御子柴 詠斗

 
っ、……ふ、……

…………
  梨花様、私の願いをひとつだけ聞いてくださいませんか。

 [ 唇を離した彼は、じっと熱を帯びた瞳で
   彼を見つめる”主人”へとねだった。
   それはいたく簡単で、
   それでいて人の心を揺るがしやすいこと ]

  その清らな声で、私の名前を……呼んでください。
(136) 2020/07/14(Tue) 10:52:17

【人】 クルー 御子柴 詠斗

 [ 彼女の気持ちを揺さぶるつもりは一切ない。
   しかし、客側である彼女に
   御子柴さん、と呼ばれ続けるのも
   どこかむず痒いというもの。
   だから、彼女に呼んでもらいたかった。

   無論、見つめ合いながらも、
   彼は彼女の太腿から膝にかけてを
   ずっと撫で続けて、彼女の答えを待つのだった。
   それはまるで、Goと言われるまで待ち続ける
   忠犬のような雰囲気さえ醸すだろう  ]*
(137) 2020/07/14(Tue) 10:55:31

【人】 天野 時雨

  
過去の話・曳山さんと
  


[ 寒い日だったと思う。
 霙まじりの何かが空からはちらちらと舞って、
 お客さんもほとんど居なくて。

 俺は俺で、ぼんやりとグラスを磨いていた。
 手を動かしていれば、嫌な事を思い出すことも
 ないだろうと思ったのに、静か過ぎる店内に流れる
 ジャズの音にさえ、思い出を揺り起こされて、唸る。

 隣で煙草を燻らせるオーナーに言葉をかけようと
 手を止めた時、木製のドアがギィ、と音を立てて
 開いた。>>127 ]


   いらっしゃいまっ…せっ…!?


[ もはや条件反射のように口から出るいつもの挨拶は
 スムーズには流れず、失礼極まりないことに
 その人を思わず凝視してしまう。]


   (でっか…)
(138) 2020/07/14(Tue) 11:36:54

【人】 天野 時雨

[ 今まで会った人の誰よりも大きい。
 それでもすぐに、あ、いけね、と我に返って、
 身体を動かすより先にオーナーの声が響く。>>127

 温かい物、というオーダーに、ほんの少し悩んで、
 その体躯には似つかわしくないかも知れないが、
 冷え切った身体を温めるにはもってこいのカクテルを。

 小さなミルクパンで、牛乳を温めて、
 こちらも温めておいたマグに注ぐ。
 コーヒーリキュールは、その人をちらりと見て、
 普通より少し多めに入れた。

 そっと混ぜて、差し出す。

 すぐにおかわりを希望されれば>>129口にあったのだと
 嬉しくなって。
 2杯目は少し、温度を下げて、アルコールをさらに多めに。

 少しは、その大きな身体が暖まっただろうか、
 そう思っていると、名前を問う、穏やかな声。>>129


   あ、天野です。
   天野、時雨って言います…時間の時、に雨、で。


[ お礼に乾杯したい、そう言う彼をまじまじと見つめる。
 紳士な気遣いに表情は緩んだ。]
(139) 2020/07/14(Tue) 11:39:31

【人】 天野 時雨

[ 尋ねられた酒の名前にふは、と笑って、
 やっぱりこの人にはカルーアは軽すぎたかも、と苦笑して。

 取り出したのはドン・フリオと言うテキーラ。

 どうぞ、とカウンターに置いて、]

   
   お名前をお伺いしても?


[ と尋ねた。
 名前を教えてもらえたのかどうだったか。
 とにかくショットグラスを軽く合わせて、
 バニラとキャラメルのような甘い味と香りを
 一気に煽った。]


   お口に合いますか?
   あ、これは俺の奢りです。


[ 彼のグラスに酒を満たしながら。]
(140) 2020/07/14(Tue) 11:40:57

【人】 天野 時雨

  
  『お客さん、こいつさ、今日女にこっぴどく
   振られたんだって言うんですよ。』


[ 突然隣からそんな声が飛ぶ。
 驚いて見やれば、ニヤニヤと笑って俺の肩をぽん、と
 叩くオーナーが居て。]


   ちょっ、やめてくださいよ、
   初対面のお客さんの前で…


[ 慌てて遮れば、くははと笑われて。
 困ったように眉尻をへにゃりと下げて、
 カウンターの前のその人に、すみません、と
 頭を下げたのだった。>>0:110 ]*
(141) 2020/07/14(Tue) 11:43:37

【人】 曳山 雄吾

 
─過去の話・時雨のバーで─
>>138
[ そう、寒い日だった。
 初めてのバーを訪れる際の楽しみには、己の体格を目にした
 マスターやバーテンダーの反応を密かに眺めることもあったのだが、
 そうさせようと思えない位に凍てつくような。

 だから青年バーテンダーの動揺にも>>138気づかぬまま、
 スツールに腰掛けた。

 やがて供されたマグを手に包む。
 その温かみに、こわばった口角がほんの少し弛んだ。
 そうして同じものをもう一杯。

 飲み終えた雄吾の質問に、名乗られた名前>>139を繰り返した。]

 天野、時雨。時雨くんか。
 風情のある良い名前だな。
 今夜もそのくらいの雨なら、良かったんだが。

[ 丸い肩のボトルから、薫り高いテキーラが注がれる>>140
 右手にショットグラスをそっと持ち、
 奥に佇むマスターと時雨とを、それぞれ見た。]
(142) 2020/07/14(Tue) 12:40:08

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 過去・204室 ─


[>>133部屋に呼び鈴の音が響く。
どうぞ、なんて声をかけたけどそう言えばオートロックだし
スタッフも鍵を持っていたとしても
自分から開けて中には入ってこないだろう。

ベッドから身を起こし、布団をどける。
青と白の縞模様のジェラピケを着て、素足にスリッパ。
下着は汗をかいてしまうのが嫌で、下しか付けてない。

ゆっくりパタパタ、と歩いてドアを内側から開ける。]


  『……ありがとう、運んでくださいますか?』

[ドアに軽く寄りかかり
汗を少しかいていたのか
頬に髪の毛が張り付いている感覚がある。

彼を中に迎え入れれば、ベッド近くまで
食事を運んで欲しいと頼むだろう。

注文した覚えのないホットレモンと白湯は
あちらのご厚意だろう。

雪菜はベッドまでたどり着くと
布団の中に入り、上体だけ起こす。
端の方に位置取りながら、横を向いてそのスタッフ。
(143) 2020/07/14(Tue) 12:46:22

【人】 双子 吹雪/雪菜



[御子柴と書かれたネームプレートを見て
その男に頼みごとをする。]


 『身体が怠くて、腕を上げるのも大変なんです。

  ……ご迷惑でなければ、食べさせてくれませんか?』


[嘘をついた。
確かに身体の熱っぽさはあるが
きっと一人でご飯を食べられないほどではない。

それは人恋しさから。
少し目を俯かせたのは、そうした想いがバレないように、と。]*
(144) 2020/07/14(Tue) 12:46:42

【人】 曳山 雄吾

 
 曳山雄吾だ。よろしく。

[ グラスを掲げ、軽く打ち合わせた。
 くいと口に含むと、熟成された味わいと華やかな香気が口中に広がる。
強いアルコールは喉を灼きつつするりと食道を滑っていった。ほどなくすると、胃の腑の底あたりに小さな太陽が昇り始めるかのような熱。]

 最初から奢られるわけにも、いかないだろ。
 俺からも、時雨くんに何か。
 マスター、お願いできるかな。

[ と、マスターが肴に持ち出す時雨の話。>>141
 長い間柄なのだろう、嫌みを感じさせない距離の近さだった。]

 それは尚更、飲まないとな。
 俺も今夜は振られたところだ。
 飲めるとこまで付き合わせて貰うとするかな。

[ もっとも、俺の方は仕事の客にだ。
 そう笑って、時雨が注いだ酒を口へと運ぶのだった。]*
(145) 2020/07/14(Tue) 12:55:53
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。
(a56) 2020/07/14(Tue) 13:37:28

天野 時雨は、メモを貼った。
(a57) 2020/07/14(Tue) 14:36:17

【人】 曳山 雄吾

─過去の話・時雨のバーで─
>>141>>145
[ それからしばらくの間、雄吾は酒杯を傾けた。

 ブラッディメアリーとモスコミュール。
 チーズとクラッカーをつまみにし、
 店内の雰囲気を自分の中に馴染ませる。

 それからダイキリ、サイドカー、と
 ショートカクテルを二杯続けた。

 その頃にはわずかに居た他の客>>138も帰ってゆき、
 カウンター席に残るのは
 雄吾ひとりきりとなっていた。]
(146) 2020/07/14(Tue) 15:20:03

【人】 曳山 雄吾

[ 帳簿でも付けているのか、マスターの姿は見えなかった。
 空いたグラスをそのままに、時雨へぽつりと声を投げる。]

 ……ひどい振られかたは、俺にもあるなあ。

 とりあえずでも吐き出す方が、
 少しは楽になるんじゃないか。

 飲み過ぎた時とおんなじで。

[ そうして、バックの棚に視線を動かす。
 居並ぶボトルを目で追って、時雨へ戻した。]

 一杯、何でも付けてくれ。
 初対面だから言えることも、あるだろう。

 ……どんなひと、だった。
 時雨くんの相手というのは。

[ 彼がグラスを下げたなら、
 雄吾は静かな声で《ホワイト・レディ》と口にする。

 それからは無言を保って、
 ショートの筈のそのカクテルを僅かだけずつ飲み始めた。

 もしも時雨が語るのであれば、
 雄吾は沈黙したまま、頷きや表情と共に耳を傾けるだろう。]**
 
(147) 2020/07/14(Tue) 15:21:52
曳山 雄吾は、メモを貼った。
(a58) 2020/07/14(Tue) 15:24:36

【人】 天野 時雨

[ 奢りという言葉に反応して、逆にこちらに酒を
 寄越してくれようとするその人は、
 曳山雄吾、と名乗った。]

   いや、いいんです。その酒は、

[ 慌てて手を振る。]

  『フラれたから飲みたいっていうもんだから、
   俺がさっき、飲めっつって、あげたんです。
   良かったら付き合ってやってください。』

[ オーナーが、人好きのする笑顔でそう言って、
 グラスにまた酒を満たす。
 ふぅ…と息を吐いて、視線を落とす。]

   …本気で惚れた、女だったんです。

[ と小さく言えば、]

  『いろんな女の子取っ替え引っ替えしてるから
   バチが当たったんだよ』

[ と笑って返される。
 あんたにだけは言われたくないわ…と項垂れて。
 そんなやり取りに曳山さんは笑いつつ酒を勧める。>>145
 自分もフラれたのだと言う言葉に驚いて、
 仕事相手のことだとわかれば拗ねた目で見た。]
(148) 2020/07/14(Tue) 15:43:48

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−過去・204室内−

 [ 出てきた女性は、彼の半分ほど……
は言いすぎた。

   しかし女性の中でも一段と低いほうだろう。

   ブランドは知らないが可愛らしい寝巻きと、
   備え付けのスリッパ姿で現れた女性は
   汗をかきすぎてとても髪の毛が濡れている。

   まずはその額の汗でも拭いてからにしようかと、
   彼女の招きを受けて、
   お粥が上段に、タオルが下段に乗ったカートを
   引き込みながら彼女の誘導に乗る  ]
(149) 2020/07/14(Tue) 15:46:22

【人】 天野 時雨


[ この仕事をしてきて、たくさんの人を見た。
 いろんな人が居て、いろんな人生を垣間見て、
 少なくない数の女と寝た。

 俺は、求められることが何より嬉しくて、
 欲求に応えることが自分の生き甲斐なのだ、と
 気づいたのはいつ頃だっただろう。

 曳山さんのオーダーを>>146ひとつひとつ提供しては
 そんなことを考えた。]
(150) 2020/07/14(Tue) 15:47:03

【人】 クルー 御子柴 詠斗

 [ ベッドそばに行くと、彼女はゆっくりとベッドに戻る。
   上体を枕を使って起こしている彼女は、
   とても病弱なお嬢様のような雰囲気を醸し出す。

   そんな彼女の横にカートをセットした彼。
   彼女が何も言わなければこちらから、と思っていたが
   彼女は余程気怠いらしい。
   嘘か真か、それに関してはどうでもいい。
   
   
食べさせてほしい>>144


   そうお願いされれば、
   彼は作った笑みで相槌を打った ]

 私で良ければ、介抱させていただきます。
 まずは、とても汗をかいていらっしゃいますし、
 濡れたタオルでお顔をさっぱりさせて、
 お粥を頂きませんか?

 [ デリバリー用の白手袋を脱ぎながら、
   彼は下段に置いていたタオルのうち
   1番小さいハンカチサイズの濡れたタオルを、
   手にとって彼女に差し出す。
   
   彼女が望めば、優しくその汗ばんだ顔と首筋を拭き、
   彼女が自身で手に取れば、手袋をつけ直し、
   お粥を食べさせる準備をするだろう  ]*
(151) 2020/07/14(Tue) 15:50:01

【人】 天野 時雨

[ いつの間にか、お客さんは曳山さん一人になり、
 オーナーもバックヤードに籠もっていた。>>146
 静かな店内で曳山さんの優しい言葉が響く。>>147。]

   曳山さんでもあるんですか?
   めっちゃ、モテそうなのに。

[ そう返して、笑う。
 
 ホワイトレディ、というオーダーに頷いて、
 ジンとホワイトキュラソー、レモンジュースをシェイカーに
 入れて振る。

 どうぞ、とカクテルグラスを差し出しながら、
 吐き出したほうが楽になることがある、という言葉を
 噛み締める。]
 
(152) 2020/07/14(Tue) 15:56:00

【人】 天野 時雨


[ 自分のことを、ぽつぽつと語る。
 テキーラを煽りながら、くらりとする頭で。

 求められることが生き甲斐だった。

 それは、例えば。
 初めてだという女には、
 ガラスに触れるように優しく、
 年上の女性には少年のように甘えて。
 M気がある女と寝れば冷徹に責めたし、
 逆に加虐嗜好のある女と関係を持てば、
 逆らうことのないペットのように。

 どの交わりでも快感は得られたし、求められるまま
 自己の性的嗜好を変化させるのは意識せずとも出来る。

 
  
だからこそ、あの時。
 あの人に、時雨の好きなようにしていいんだよ、と
 言われた時。
 …困ったように笑うことしか出来ず。
 あなたは私を求めていない、と言われたのだ。

 と言うような、話を。]*
(153) 2020/07/14(Tue) 16:00:24
天野 時雨は、メモを貼った。
(a59) 2020/07/14(Tue) 16:01:51

【人】 曳山 雄吾

─過去の話・時雨のバーで─


[ 軽く時雨が返すのに>>152、苦笑交じりの一言。]

  引きずってるのが、一人だけな。

[ だからこそ聞いてみたくなったのだ。
 気遣いの行き届いたこの青年が『本気で惚れた』という相手。
 それが何故、ひどい振られ方をするに至ってしまったのか。

 シェイカーの中で三種の材料が
 カツカツと小気味良い音と共に撹拌されていく。
 ジンとホワイトキュラソー、レモンジュース。

 ベースとなる酒をブランデーからジンに変えれば、
 琥珀色のサイドカーから白い貴婦人へと名前を変える。

 三角形のグラスに注がれたカクテルをそっと引き寄せ、
 静かに持ち上げた。] 
(154) 2020/07/14(Tue) 18:38:41

【人】 曳山 雄吾

[ ぽつぽつと語られる言葉は>>153青年の
 気の行き届いたさまに納得を与えた。

 淡い白色のカクテルを少しずつ口に運んでは
 静かに頷き、時雨が口を開く間を待った。

 テキーラのグラスが何杯呷られた頃か、
 語りはひとまずの終点を迎えたようだと知る。]


 ……彼女も、君に求められたかった
   という訳なのかな。

 でも、本気で惚れたというからには。
 時雨くんが求めた何かは、あったんだろう。


[ それは、どんなものだったろう。
 手には入れられない何か。
 それとも本当は既に得ていた何か。

 憶測は口にすることなく、代わりに
 残り少なくなったカクテルの最後の滴をくいと仰ぐ。
 グラスをコースターの上に置き、
 同じものを、と差し出した。]*
(155) 2020/07/14(Tue) 18:38:59

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 過去・204室内 ─


  『そう、ですね……

   お願い出来ますか?』

[>>151御子柴の言葉を聞けば
髪を指先で弄り、少し気恥ずかしげに
汗を拭いてくださいと頼む。

受け取ろうとも考えたが
それでは先程の、腕を上げるほど辛い、という嘘が
バレてしまう。

だから雪菜は御子柴に
拭いてくれるよう頼むことになる。
濡れたタオルがべたついた汗を拭き取っていくと
かなりすっきりと爽やかになりよかった。]


[お粥を食べる段になるから
雪菜はゆっくりとその口を開けて
食べさせてくれるのを待つだろう。

意外と口が大きく開くことに
少し驚いたかもしれない。

その口で、時に何を咥え込んでいるのか。
この船に乗ってる以上、そんなことも想像できるだろう。]*
(156) 2020/07/14(Tue) 19:56:53
卯波 慧は、メモを貼った。
(a60) 2020/07/14(Tue) 20:56:26

【人】 涼風 梨花

[自然と寄り添い、腰へと這う掌と。
マティーニに濡れた煙草の香りが混じる唇が、
男の囁き通り、強張りきった女の内側を溶かしていく。

たとえ身体の繋がりなどなくても愛情さえあれば
なんてとんだ強がりでしかなかった。
だからといって誰でもいいなんてケダモノにもなれず。

どれだけ飢えて渇いていたのかを思い知らされる。
薄く開いていた瞼は自然と伏せらせ、
代わりに、スマートに差し込まれた舌先を迎えるように
軽く唇を開いた。>>135

 ん……、 ……ふ、ぁ…

[ぎこちなさを伴ったのは始めだけ。
撫でて突く程度に絡ませていた舌が少しずつ深くなり、
物足りなさを訴えるように、女の方から
唾液を混ぜ合うほどねっとりと絡ませていけば、
夫との性交渉はなくともそれなりに経験があることは
男の方へも伝わるだろう。]
(157) 2020/07/14(Tue) 21:44:16

【人】 涼風 梨花

[徐に太腿へと滑る掌の熱に、びく、と腰が跳ねる。]

 ンッ、……な、ぁに…?

[気づけばすっかり蕩けた表情で、
名を呼ぶ声に合わせ、微かに瞼を開く。
男の指に合わせ波打ち、布越しに撫でられる感触に、
もじ、と下肢が揺れ。

両手を男の首裏に回したまま、唾液に濡れた唇は
彼の言葉に、はく、と息づきするように蠢いた。

じりじりと燻り高まる熱が、全身に広がるのを感じる。]
(158) 2020/07/14(Tue) 21:50:15

【人】 涼風 梨花

[請われるままに紡ぐ声は、
自分でも驚くほど甘えた色を孕んでいた。

まだ、従業員とゲストの一線を越えぬかのように、
行儀良く腿を撫でるに留まる掌に視線を落とす。
既に内側は、じっとりと熱を孕んでいて。

女自身、何を欲しがっているか、期待しているか。
もうとっくにわかりきっていることを、口にする。]
(159) 2020/07/14(Tue) 21:54:18

【人】 涼風 梨花

[ぐ、と。首裏に回していた腕に力が籠る。
白指が探るようにジャケットとシャツの内側へと伸びて、
蝶ネクタイの留め金を弾く。

利口で忠実な番犬の首輪を外すような心地で。

場所は、どこでも構わなかったが
とうに力の抜けた足先は、すぐには立てそうにない。]**
(160) 2020/07/14(Tue) 22:00:05
涼風 梨花は、メモを貼った。
(a61) 2020/07/14(Tue) 22:01:47

天野 時雨は、メモを貼った。
(a62) 2020/07/14(Tue) 22:06:18

クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。
(a63) 2020/07/14(Tue) 23:49:06