174 完全RP村【crush apple〜誰の林檎が砕けたの?】
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[呼吸とか諸々、落ちついてから顔を上げるとくっきーと視線が合って、浮かべる表情が定まらなかった。
崩した笑みを見れば少し眉を下げてはいたけど笑みを返せた、と思う。]
ん……、
[お疲れ様には何と答えて良いか分からず。
ごめんと言うのも、いや、ごめんでいいかこれはさすがにとか考えてたとこで告げられた言葉にひいてきていた顔の熱がぶりかえしたけど、
鼻先に降ってきた唇に目を細めて]
……、うん。
楽しみにしとく。
[返した言葉は若干照れくさかったから変な感じになったかもしれない。
一度体を起こして暫しベッドを離れるまでの間はどうにも気恥ずかしいのが抜けなかったけど。
二度目の水浴びで頭を冷やして、着替えて戻ってきた時には幾分普段通りには戻れてた、と思う。]*
"楽しみ"。
うん…………"楽しみ"。
[や、自分が言ったんだけどね、"次はちゃんとしよう"って。
楽しみと改めて言われてしまう と、また気恥ずかしさが蘇って、武藤が再びシャワールームに消えて行った後、除けられていた枕を回収して抱え込み、ころりとベッドに寝転がる。]
う"…………ちゃんとした下着、買うべき……?
[買ったところで胸、おっきくなるわけじゃないですけども。
寄せて上げる基本的パーツがそもそも不足しているわけですけども。]
どうせなら、もっと、ちゃんと、
"かわいい"って思われたい……。
[それはけっこう前途多難な道な気がするけれど、道自体、あることを認めようともしていなかった自分からすれば、きっと大進歩なのだと思う。]
[さあさあと、遠くに武藤が浴びてるだろうシャワーの音を聞いて、多分私は少しだけうたた寝していた。
脳裏にきらきら、星屑のかけら。魔法のかけら。
────『みんなで魔法使いになろうぜ!』
声が出せない状態なはずの、あの人の声が聞こえた気がした。]
……武藤。
なんか、松本さんが、呼んでる気がする。
美術館で。
[戻ってきた武藤に、なんか、声が聞こえたんだよ?と、首を傾げる私。
なんだかんだ離れがたくて。
夢の世界へダイブする時も、2人ベッドに寝転がって、手を繋いで飛んだ、んじゃないかな。*]
[シャワーを浴びに行ってる間、くっきーがかわいいことを考えてたのは知らず。
病室に戻ればかけられた言葉に目を瞬かせる。]
まつもっちゃんが?
……、わかった。
[夕方見舞いに行った時に見た表情。
生きててよかったの裏の意味を思ってだろう言葉を詰まらせた時のものを思い出せば、頷いて。
なんとなく当たり前のつもりでベッドに寝転ぶと手を繋ぐ。
目を閉じれば、すぐに眠りに落ちたはずだ。]*
【現在・夢と現実の狭間で】
あなたって絵があんまり上手くないのね。
それとも私は化粧が崩れた顔ってイメージが強いのかしら?
[どこかおどけたような声が聞こえる。]
最期なんだもの、迎えに来たわ。
[白靄の中、そちらを見ると、あの工藤さんがいた。
でも、顔は工藤さんそのものではなく、かといって綺麗な林檎でも砕かれた林檎でもない。
私の描いた、少し歪な林檎だったのだけれど。]
さあ、私の手を取って。
誰かの死を悼むのもいいけれど、その前に少しくらい私との別れを惜しんでくれたっていいでしょう?
[そう言った彼女の表情は変わらない。
でも私は、小泉さんの死を受け止める前に、少しだけ彼女に会いに行こうと思った。
夢が消える、彼女の肖像を見る機会もこれが最後。
分かってる、彼女はもういない、これは私の記憶の中の彼女。
でもちょっとだけ、夢を通して本物の彼女が、最期に私に会いたがって、私の記憶を通して話しかけてくれたのだと思ったから。
私は彼女の手を掴んだ。]
─夢の中・屋上─
[ザネリ達の足音が屋上までやってくれば
そこには一人でチョキチョキやってる俺がいる。
気付いて振り向けば、ひらひらと手を振って。]
よっすよっす。
みんなで魔法使いになろうぜ?
[夢の中では不思議な事に声が出せた。
これも“慈悲”なのかもしんねぇな。
来た順から紙とはさみとを渡していく。
一人でやった時より、いっぱい作ろうぜ。
満天の星空、作ってやろうよ。
烏瓜の灯を川へ流すみてぇにさ。]
―― 夢・美術館 屋上へ ――
[閉じた眼を開ければそこはあの、美術館。
傍らには、手を繋いだそのままの状態で、武藤も立っていた。
寝たままのジャージ姿だったらどうしようかと思ったけど、そこはちゃんと夢らしく、この美術館を訪れた時そのままの姿になっていて。]
松本さん、屋上じゃないかな。
魔法使い云々言ってたから、
また"あれ"をしたいのかも。
[そう告げて、まだ記憶に新しい廊下を駆ける。
なんだかひどく遠い昔みたいだ。
この階段上がった先の屋上で、武藤に好きと言われて、私も好きと返して。
頭上に広がるのは、あの時の青空のまま。]
松本さん。
"ハッピーセット"、来ましたよ。*
【夢の中・特別展にて】
[私はずっと津崎さんの側にいたいと願っていたからか、寝れば津崎さんの側にいるということが大体だった。
でも、今回私が目を覚ましたのは、特別展。
工藤さんの肖像の前。
肖像を見れば綺麗に修復された林檎頭の彼女。
他の肖像と違うのは、胸を彩った私のハンカチ。]
小泉さんの死を受け止めるって決めたから、少しだけしかいられないけれど。
[そう言って、私は彼女の肖像をわずかな間だけ眺める。
すると頭の中に響く声。]
悲しむだけが死者の想い方ではないわ。
別にそれを否定するつもりはないけれど。
でも、たまには他の想い方をしたっていいでしょう。
私を絵に描いてくれたみたいに、死者の在り方にも色々な形があるのよ。
さあ、手を取って。
[思わず横を見る、そこには工藤さんの肖像と違う、私の描いた彼女がいた。
私は少しだけ考えて、そっと彼女の手を取った。
瞬間、世界が変わる。
特別展から、真っ青な空へ。]
―― 夢・屋上で ――
…………?
松さん、声。
[松本さんは声が出るようになっていた。
ここから"還る"時は、現実とリンクしていた事象が色々とあったけれど、今ここにいる私たちは、正しく"夢"ということなのかもしれない。
……だから、紙片を散らしても、あるいは津崎にも小泉さんにも見えないのかもしれなくて。
でも、それでもいいと思った。
この"魔法"は、小泉さんを見送るためでもあるし、私たちが"日常"に戻るための儀式のようにも思えたから。]
…………前の"魔法"も、
こうして手作業でやってたんですか……。
[とんでもない量を切らなきゃいけないのでは、と、少しだけ呆れながら、私ももくもくと紙片を切り始めた。*]
──夢・屋上──
[何度も足を運んだ夢の中の美術館を見渡す。
少し久々に来たような気さえして。
もう二度と来ることはないのだろうと思うと少し目頭が熱くなる。
くっきーの説明に、オレが還る日に送り出してくれたあのキラキラした魔法が瞼の裏に蘇った気がした。
アスリートの駆け足にちょっと引き摺られる感じで階段を駆け上がる。
扉を開ければまつもっちゃんがいて、くっきーの紹介に笑ってから手を振りかえす。]
まつもっちゃん、来たよー。
[あのキラキラの正体が作られているのを見れば、紙とはさみを受け取った。
声出てるな、とはなぜか不思議と思わなかった。
これなら林檎剥くよりはできるなと思いながら、屋上の床にしゃがみ込むとはさみで魔法のタネを作る作業にとりかかる。]*
[目の前に広がる青空。津崎さんの瞳の色と一緒だな、なんて考えていたのはとっさに襲ってきた浮遊感に脳が追いつかなかったせいで。
私の体は彼女に連れられて、わずかな間だけ宙に浮き、そして屋上にごく軽い衝撃と共に着地した。
周りを眺めれば、トラくんと黒崎さん、そして松本さんがいる。
工藤さんは、きっと来ない。消える瞬間をその場で見守るだろう。
私は迷う。どうすべきかを。
そして駆け寄り、魔法の準備は手伝うことにした。
その瞬間、どうするかはまだ決めないままに。]
魔法使いにはならないかもしれないけれど、手伝わせてください。
ん? なんか声、出る。
夢だからだろうな。
[ははって何でもないこと みたいに笑って。
夢の世界なんて何でもありだな。
もしかしたら念じてたら、大量の<<who>>に囲まれる…
なんてことも出来たのかもしれんな。]
おう、めっちゃ大変だったんだぜ?
[魔法の欠片をつくる手伝いを各々に頼んでいく。
前の魔法は腱鞘炎直前までやった。
それも夢の中でだったからか、現実に戻ったら腕なんて痛くなかったけど。]
[おうおうと、また一つ魔法の欠片を手渡す
林檎の飾り切りよりは幾分とマシな手つきで。]
ちゃんと三角に切ってくれよ?
こうすっとくるくるして綺麗なんだってさ。
[魔法の種をみんなでつくる。
そこには今泉ちゃんや香坂ちゃんや、みこちゃんも居ただろうか。
俺には見えてるから、これが俺の幻想じゃなけりゃいいと思う。
駆け寄る朝霞ちゃんの姿も見えた]
ありがとな。
[髪を手渡す。
この魔法を使うか使わないかは自分で決めていい。
それでも来てくれたことに、感謝を込めて。]
【夢の中・屋上にて】
[私は色とりどりの紙をできるだけ細かく、三角に切る。
私は小泉さんの犠牲を願った、何度も、何度も願った。
それを赦されたいとは思わない、後悔もしないつもりだ。
それでも、死に逝く人に最期に出来ることがあるのなら、ただそれを手伝いたいと思う。
色々なものをくれた人だった、優しい思いやりに満ちた人だった。
もう会えないのだ、これが最期の別れになるのだ。
自分がどれだけ苦しんだって、それは別にいい。
でももし旅立つ人に、何かをしてあげられるのなら。
最期の別れが、せめて寂しいものではなく、明るいものにできるならば。
小泉さんが少しでも明るく、楽しい気持ちになれるなら。
最期の旅路なのだ、それもいいだろう。
死に逝く人の先行きが、せめて暗いものでないように、彩る手伝いくらいしたっていいだろう。]
[小鳥が何匹も飛んでいくのが見えた。
その想いが届くのは、もう少しだけ先のこと
各々、ここにはいないやつもいるだろう。
それでもきっとどこか別の場所で、小泉くんや津崎くんを想っていると思ってる。
みんなのおかげできっとたくさん魔法の種も出来上がったはずだ。
前回よりも増えた紙を─気持ちを─両手いっぱいに掴む。]
行くぜ?
[さあ、みんなで一緒に。
大切な友人に餞を──]*
[心臓の音が、やけに大きく聞こえる。
もうすぐそこに、死の瞬間が迫っている。
私の心臓は、私が分からなくても、知らなくても、死の気配を感じ取って教えてくれる。
いつもは恐ろしいそれが、今だけは小泉さんの生きた証なのだと思える。
私は紙吹雪を作る、黄泉路を艶やかに彩るそれを作る。
そして、林檎の彼女の手を取って、工藤さんの隣へと一瞬で移動した。
小泉さんの死の瞬間を、そしてそれを明るく彩るべく作られた彼への最期の贈り物を見届けるために。]
[気がつけば朝霞さんも屋上に来ていて、人数が増えた屋上ではそこここで、ショリショリと、どこか林檎の皮を剥くのに似た乾いた金属音が響き始める。
でも、朝霞さんは"魔法使いにはならないかもしれないけれど" と言っていて、なんで?と首を傾げてしまう。
ここ以外に存在する用事と言ったら、津崎の傍に居る、あるいは小泉さんの傍に居る。
おそらく2人は一緒に居るだろうから、つまりはその2人の最後の瞬間を見届けようとでも言うんだろうか。]
…………私はそういうの、あまり好きじゃないな。
[思わず、言ってしまった。
もう"王子様"で在ることは廃業したしね。]
最後にお別れする津崎と小泉さんの言葉も表情も、
お互いのためだけのものだと、私は思うよ。
[最後の日に残るのが武藤と津崎だったりしたら、心が千切れそうな思いを抱えながら私もこの世界を彷徨ってしまっているかもしれないけれど。
でも、最後の瞬間は、多分傍らに居ず、離れると思う。]
……まあ、小泉さんも津崎も優しいから、
"見た"と言っても、"そうか"としか言わないかもだけど。
[でも、私が最後の2人の1人だったら、本当に大切な人以外には、見られたくはないなと思ってしまうだろうから。*]
[ひたすらハサミを動かしていると、じゅじゅが駆け寄るのが見えれば紙を持つ手をひらひら振った。
まつもっちゃんのアドバイスを聞きつつ、お手本を見ながらハサミを入れていく。]
さん、かく…
[初回は切る方向に体が傾いだけど、慣れてくればスムーズに作れるようになったと思う。
ひとつひとつ、ハサミを入れながら先輩のことを考えた。
美術館の中では一応オレと先輩でリーダー分けたけど、結局ほとんど頼ってしまったこと。
それでも先輩はオレにも決めごとには意見を求めてくれて、不公平がないようにしてくれたこと。
いつも皆の様子を見て、助けてくれていたこと。
早々に還るオレに、得るものがあればよかったと笑った顔。
先輩にもらった美術館での時間。
此処でオレはいろいろなものを、大切なものを見つけたから。
変われた、と思う。救われたと思う。
オレや他の皆にとってそうであったと思うように、先輩にとってもこの世界が救いだったならと願って。
……
考えながら切ってたら手が痛くなってきそうだけど、腱鞘炎になっても夢の中だから問題ないだろう。
いっぱいあった方が綺麗だと思うし。]*
[黒崎さんの言葉に、私は林檎の彼女の方へ向かう足が止まる。
事実だ。
…彼女の方へ向き直る、私は泣きそうな顔をしていたろうか。]
工藤さんと一緒に、小泉さんの死を分かつと約束しました。
津崎さんと小泉さんの邪魔をしたいわけではないです。
私は、小泉さんの死の瞬間を胸の内に落として生きていきたい。
消えていくその時を見なかったら、本当に死んでしまったのか疑ってしまう気がする。
私は津崎さんに生きてほしいと願って、だから小泉さんの犠牲を願いました。
彼が消える瞬間、それは誰も横合いに入ってはいけないのかもしれないけれど、でも死ぬ瞬間を、犠牲を願った人間が見ないで生きるなんて、罪から逃げるみたいじゃないですか。
赦されたいとも、後悔もしないと誓ったけれど。
命が喪われる瞬間は、ちゃんとその重みを感じたいんです。
[これはエゴだ、でも明るい黄泉路を願っても、犠牲を願ったことが消えるわけではない。
小泉さんのことを胸に刻んで、私は生きようと思うから。]
[そろそろ、紙片も大量になって。]
武藤は、さ。
私と一緒で、眠ろうとはしなかったよね。
[立ち上がりながら、傍らの武藤にぽつりと呟く。]
そういうところもね、好きだなあって思うよ。
[そりゃあ、違う人間なのだし、この先、意見の相違で衝突することだってあるかもしれないけれど。
でも何だろう、この人となら、たとえ衝突しても言葉を交わしたらわかり合えるんじゃないかなって思うんだ。
つい、衝突してしまう津崎もね。
言葉が伝わらないと諦めてしまっていたら、とうにマブダチなんて辞めてるよ。
解って欲しいし解りたいと思ってるから、噛みついてしまう。
もうちょっと、上手くやれないかなとは、思ってるんだけど。
私たちには、未来がある。
戻っていく"日常"がある。
小泉さん。ありがとう。さようなら。
餞の星屑たちを、そっと両手に取った。*]
[たった一人の大切な人の帰りに。
たった一人の大切な友の餞に。
みんなと放つ、ささやかな魔法。
さちあれと撒く幸せの種。
魔法の欠片の紙吹雪。
津崎くんが帰ってきたら何を話そう。
そもそも声出ないの、絶対心配されちゃうよな。
なんとかなりゃ良いんだけど。
何とかなったらまずは何を伝えようか。
小泉くんとはもう会えないけれど。
生まれ変わったらパンおごってくれるんだもんな。
それまで生きろって、お前が言ったんだもんな。
約束破るんじゃねぇぞ。]
…………松本さんは、生きてくれますよね。
私と武藤の結婚式、
来て貰わなきゃいけないし。
[隣から変な声が聞こえてきたりしたかな。
まあ、気にしない。]
[ハサミを動かしながら、先輩の顔を見たくなった。
けど、
最後に直接見たのは、オレを見ている先輩の顔は、オレのことを考えて安心したみたいに笑ってくた顔だから。
それを瞼に焼き付けておくからそれで、いや、それが良い。
そして、魔法が使われるその時、屋上から]
よっしー先輩!!
ありがとうございました!!
[さよならは言ったら泣いてしまいそうだから、泣いたら先輩は困りそうな気がして。
舞い散る紙吹雪の魔法を見つめて、
一番伝えたいことを叫んだ。]**
ん?
……──、はは!
[ 笑っておいた。
けどまあ、いまんところは悪い意味じゃねぇよ。]*
ああでも。
腕にシップ貼ってくれなかったのは、
心残りだわ。
**
えっ
[変な声は出た。けど、]
そうだな、祝いのオムライス作ってもらわないと…
[でもすごい先延ばしにした方がよくなりそうじゃないか?とは言わない。]
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