人狼物語 三日月国


90 【身内】ifかもわからん!【R18G】

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【人】 岩崎裕三


岩崎先生はね、
孫に囲まれるお盆をプレイしているよ。
(0) 2021/08/13(Fri) 1:14:11
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ぽんぽこぽーん!ってかわいいね
この窓は誰に見えてるんだろう……。

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ここは俺ととよひーの二人だけ!
そしてどっちもぽんぽこぽーん!だ!

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わーい!ぽんぽこぽーん!
この窓と秘話、どっちつかったほうがよい?

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こっちにしよー! 視認性Good!

「写真撮ろっ!」

先日購入したおしまいマスコットを掲げ、
おしまい石像前で一緒に撮らないか、という誘い。


「やば、もしかして地元では大人気マスコットやったんかなあ……おしまいくん……」
建てられてから結構経っていそうな石像の年季におののく。

「撮る? ええよ〜」

スマホを取り出してカメラ起動。
おしまい石像とあなたを画面に入れた。

「密着型ってより土着型マスコットだったのかも……!?」

やば〜と石像をぺちってから、
ピースサインで石像とツーショット実績解放。なに?

「…………」

まだ隣に来ないとか、スマホをしまう素振りが見えたら、
こんな声をかけただろう。

「おいでよ」

「へっ? あ、うん」

撮るものは撮ったみたいな雰囲気でスマホをしまいかけていた。声を掛けられると、すんなりあなたの隣へ。

「ちょっと寄らな入らんかな〜」

とか言いながら自撮りの構え。
スマホを持ってないあなた側の手には例のおしまいキーホルダー。
うまいことフレームインしたらぱしゃっといくだろう。

近寄る様子に、ん、と嬉しそうに声を漏らした。

「おしまいくん出す? ならポーズはさ、」

正式名称忘れてますね。
互いのおしまいキーホルダーを掲げて、
思い出の一枚がまた増えた。


「これさ、親と子なのか、親と孫かどっちだと思う?」

石像とおしまいキーホルダーを見比べて、
かなりどうでもいい雑談。

「ちーちゃん先輩もこういうとこ興味あるんだあ」

「ねぇよ……………………別に入ると脚がいい感じになるとかいう噂をきいたわけじゃねぇからな……………」

「ふーん?
 効能とかよく知りませんけど、飲泉あるなら飲むと良くなるかもですねえ」

いい感じになるなら飲むよね

「フン…………絶対飲まねえ…………………」飲むよ

「ええ感じ〜」

うまく撮れたとおもわれる。
あなたの個人LIMEにぽいっ。

「え!?どっちやろ……孫、かなあ……2世代ぐらいは隔たっとる気するやろ。このサイズ差」

おしまい石像の頭……?屋根?部分におしまいキーホルダーをのっけてみたりしながら、割と真剣に考えたりなどした。

「ありがと〜」

やったー。
石像ツーショととよひーツーショの2枚を得て、ほくほく。

それからおしまい石像の全長とマスコットのサイズ比を出したり、謎の考察をしたらしい。

心無しか千葉に寄っている

「………」

心無しなので何も言わない。
普段なら心無しでも小言を言うのだが。

戸惑いながらフードの裾を掴むか迷ってやめた

ゆるゆるした足取りで風呂場へと向かう

「…………」

少し落ち着いてきた

先に進んで行った千葉はもう脱衣場におり、
服を脱ぎはじめているが、凄く変にイライラしてきた

浴場までの移動中、
暑いなあ、とたびたびに手で扇ぐ様子が観測できた。

ぼやっとした気持ちが少し落ち着いてきた

後から脱衣場に入り、ゆるゆると衣服を脱いでいく
「ちーちゃん先輩」

する……と近付いた
「そんなに急いで……秘湯、楽しみなんですか?」
近い

「…ッ」

突然市川の肩を強く掴む。

「………………………………は…」

が、そのままになってしまった。
風呂に入る前なのに息は少し上がっている。
なんだかイライラしているみたいだ。

「…………」

肩を掴む強ばった手
込み上げる感情を怒りに変えるも
隠しきれない獣の目

吸い付くように近付く
覗き込むようにして意地が悪い笑みを浮かべると
熱い吐息が漏れる口を塞ぎ、放す。

「……みんな来ちゃいますよ
温泉、早く入りましょう?…せーんぱい……♡」

バックパックに入ってたファイルとかで扇いだりしたかもかも。
今日あついな〜、などと声を掛けつつね。

「涼しい〜」

しばらくすればもう大丈夫、と普段なら断るところだが、
その声はない。
むしろ距離を縮めて、涼しいとはいえない、
風の送り合いっこをした。

「逆に暑ない?」

そうは言うけど楽しそうに肩同士をぶつけたりした。
距離が近いのはもう、最近いつものことなので。

「んーん。気持ちいいよ?」

とん、とん。
肩をぶつけては離れるたびに、
もどかしいくすぐったさがある。

「……あのさ」

じぃ、と見上げる瞳の奥は熱でぐにゃしている。
かすかな変化で、あなた以外の他のだれもが気づけない。

「やっぱり、なんでもない」

くすくす楽しそうに笑って早足に歩く。