人狼物語 三日月国


82 【身内】裏切りと駆け引きのカッサンドラ【R18G】

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「んんっ、こほん。テステス。聞こえるかな?お仲間さん。
ああ、自分の名前は知っている人もいるかもしれないけれど、本来の名前で呼ぶのは一旦待ってほしいな」

淡々とした声。

「自分たちの活動は秘密裏に行われるもの。だから、バレないように呼び名のようなものを使って呼び合いたいと思うのだけど……どう?」

「聞こえていますよ、『共犯者』の方。」

淡々とした声に、事務的な返答が一つ。

「僕もその意見に賛成です
常に傍聴の可能性が無いとは言い切れませんから。」

「あら!」
表で軽やかに他者に話しかけて回っているのと同じ、跳ねるような声が聴こえた。
ここは通信機越しの世界なのだろうか、或いはまたどこか?

「貴方が仲間だなんて、頼もしいわね。なんだか今から楽しみになっちゃう。
 それにとっても頭が働くお人。私もそれに賛成するわ。それなら、何にしようかなあ。
 そっくり偽名にしてしまう? それとも己を何かにたとえてみるのは好きなひと?」

事務的な返答に、軽やかな声。対照的だな、と考えつつ。
続けて話を進める。淀みなく話すあたり、この話し方は演技ではないらしい。

「乗ってくれてありがとう。
事実、敵が味方かわからないけれど盗み聞き出来る人がいると思うんだ。

それで自分は……偽名、たとえる……ううん……」

少し考えたあと。

「『エンヴィー』。
……そう、名乗らせてもらおうかな。それが自分と縁あるものだから」

/*ごきげんよう狼AのPLですの。ところでこれどこかの部屋にいるのか通信機越しなのか、まっっっったく考えていませんでしたわ!

狼仲間さんたち、何か希望はありますかしら?もしあったらわたくしそれに乗っかりたいですわ!

少し話し始めようとしてから、二人の話し方の意図に気づいたようだった。
んん、と咳払いをした後に、舞台俳優のように喉を震わせて喋り始めた。

「そうだね、まだ舞台の幕は上がったばかり。警戒に越したことはないだろう。
 牙持つ君よ、悪徳がお好みなのかい? なら、私もそれに乗らせていただこうかな。
 己の業に結びつけるならば、私はそう、『グラトニー』とでもしておこうか」

/*
どうしよう! スーパー無計画ですわ!
それぞれに希望がないのであれば、折角だから強く当たって流れってことで、
この意思確認の延長線上で我々のアジトになる部屋を決めるのはいかがかしら!?

「ふむ……では、そうですね」

二人の言葉に一度片眉を上げて、
それから何事も無かったように返答を返した。

「ならば僕の事は『スロウス』と。
あなた達がどのような目的を持っているかは存じませんが
僕は決してあなた達に損はさせませんし、
更に言えば『共犯者』を蹴落とす意思もありません。
何事も、万事恙無く済ませたいだけです」

/*

テステス〜って言ってたし今は通信の方が自然なんじゃないかな〜って
無計画狼PLは思います、ので、ここからこれ以降落ち合う場所を決める
とかが流れとしてはスマートですかね〜

【人】 陶酔飛行 バーナード

「愛と信用、真実。
 片方しか得られないだけで悲劇かねぇ?」

上機嫌にレストランの隅で、煙草を吸いながら副船長の話を愉悦とばかりに聞いている。無論、禁煙スペースかは気にしてない。

「どちらも掴めない、どちらも掴めるヤツも山ほどいる。
 ただの普通の船ってことか?ッハハァ!!」

態度も態度だ。場所が隅で、かつ喫煙可の場所であっても苦情が出てもおかしくない。
最も、少なからず訓練を受けた身であるのは見えるため、直接文句を言いに来る乗客はそう多くはないだろうが。

「……あーぁ、いい暇潰しはないもんだか」
(22) 2021/06/30(Wed) 21:04:06
「『グラトニー』、『スロウス』か。ふうん?
どちらも自分のように何か抱えているのかな。面白い、いつか二人個人の話を聞かせてほしいね」

声は淡々としたまま、唇だけは笑みの形にそっと深めて。

「改めてよろしく、二人とも。
……ああ、このまま通信機だけでやりとりをするのも不便かな。三人で共有できる部屋とかあった方がいいかもしれないね。仮面をつけた従業員に聞いたけど、たしか…… 観賞室roomなら空いていますと手配されていた筈」

/*成る程わかりましたわ!お二人の意見をいただいてこのままアジト決めに移りましょう!行きますわよ!ランダム機能オープン!

「……まあ、それは追々という事で。」

人に話すような大層な事なんてありませんけど。
声色はやはり無機質なまま、やや溜息混じりに呟いた。

「そうですね、通信だけでは互いの様子もわかりかねますから。
観賞室…奥まった方の部屋だと都合が良いのですが、さて。
ひとまず、以降はそこで落ち合う事にしましょう」

「素敵だな、それくらいじゃなくっちゃいけないよ。
 私はこの船に欲を貪りに来た、きっと君たちもそうなんだろう?
 いいや、そうじゃなくたっていいさ。だって目的など、手段のためのものなのだからね!」

 どこか張り詰めた空気を孕んだ話し合いの中で、それでもひどく楽しそうだった。
 まるでチェス盤を前にして、どのように駒を進めるか考えているかのようだ。

「鑑賞室か、それは素敵だ!
 みな、話や出し物に夢中で、座って映画や音楽なんて味わうひまもないだろうからね。
 隠れ里とするにはきっとぴったりさ」

【人】 陶酔飛行 バーナード

>>24 サダル

「いや、嫌いじゃない。
 一筋縄じゃいかないもんが好きでな」

視線を上げて声の主を見つめてから、目を細める。

「この時間じゃまだ空いてないだろ?
 いや、一日中やってたっけか。
 アンタがいる時に顔を出させて貰うとするよ。

 なにより、カジノの客層は見ていて飽きない。
 ……大体は、吸い放題だしな」

左手に持っていた煙草の灰をトンと落とした。
(44) 2021/06/30(Wed) 21:50:33
「…僕にはよくわからない理屈です」

呼び名の如く欲深く、そして饒舌を弄する二人の『共犯者』に
少しだけ先行きが不安になった。
ともあれこちらとしては、この二人さえ勝てばいいのだが。

「何れにせよ、これから少しでも長いお付き合いになる事を
共犯者の『スロウス』として願っていますよ」

では、また後程。
呼び止めなければ、そのまま一人の共犯者は去るだろう。

【人】 陶酔飛行 バーナード

>>25 ナフ
「とりあえず一服してから食うつもりでね。
 普段は悠長に食事って上品な事してねぇんだわ」

ふうん。と、明らかに大盛になってる皿を見ている。
勝手に奪ってやろうかとも思ったし、いつもならやったが、まだ一本吸い終わっていなかったので未遂に終わった。

「好みはさておき、その方が生きやすいのは同意見だ。
大体の真実ってのは残酷な事も多い。

それを受け止めきれずに、自分の都合のいい真実を求めだした日ににゃもう悲劇……いや、喜劇だ。傍から見てるには面白いがね」

そうは思わないか?とばかりに視線を返す。
(50) 2021/06/30(Wed) 21:56:06
バーナードは、
蝉の唐揚げ
foodを手に取ってみた。
(a21) 2021/06/30(Wed) 22:04:51

バーナードは、素知らぬ顔をして蝉を元の場所に戻した。
(a22) 2021/06/30(Wed) 22:05:26

バーナードは、首を傾げながら隣の
カースマルツゥ
foodを手に取ってみる。
(a23) 2021/06/30(Wed) 22:06:22

バーナードは、朝食を抜く事を決意した。
(a25) 2021/06/30(Wed) 22:06:50

【人】 陶酔飛行 バーナード

「まともな朝食を置いてねぇのかここは!!
今は野営中じゃねえんだぞ!?」


豪華客船に来たのに何故アマゾンの奥地でドンパチした時のような食事を食わねばならんのだ?バーナードはキレた。
(53) 2021/06/30(Wed) 22:08:34

【人】 陶酔飛行 バーナード

>>57 テンガン
「ほう。目利きに随分自信があると。
 ならアンタから奪う方が早いな」

ベーグルを奪おうとちょいと仕掛けてみる。
まずは手から。防衛するなら脛を即座に蹴って、隙が生まれないか観察しようと、見る。
(64) 2021/06/30(Wed) 22:20:40

【人】 陶酔飛行 バーナード

>>58 サダル
「聞かれれば、俺の答えとしちゃあ滅多にない『まあ好き』程度の解答を返すくらいだな。もう少しマシな口直しはないのかい。クロワッサンなんぞ俺の故郷ですら石を投げりゃ売ってるだろうよ」

機嫌を損ねたのは嘘じゃないが、別段もうそこまで怒ってもいない。ただ彼女が船側の人間とわかっていて慌てる様子を見るのが面白いので、ポーズを続けているだけだ。
(72) 2021/06/30(Wed) 22:25:58

【人】 陶酔飛行 バーナード

>>59 ナフ
「ふぅん?意外と意見が合うもんだ。そうは見えない職業の男に見えたが、ボーッとしてるように見えて目も悪くはない」

炭水化物だらけになっているので、親子丼だけヒョイと奪って席を立とうとする。1本吸い終わった吸い殻が灰皿に残る。

「ご明察。芸は無いがしぶとさには自信がある。バーナードだ。飯と会話の例に一つ忠告だ。ゆっくり飯を食う文化圏の生暖かく生きてた人間なら、立ち回りには気を付けろよ。」

「人間でいられなくなるかもだぜ?」
(76) 2021/06/30(Wed) 22:33:34
「『エンヴィー』、『スロウス』。またのちほど。
 この船を美酒で満たそうじゃないか。悦楽の舞台をみな待ち望んでいる。
 我らの腹に愉悦が降りてくるまで。互いの罪を愛していこうじゃないか」

柔らかに嫋やかに、幕を上げる声は高らかに。
いずれまた、あぎとを開く際には影は観賞室へと足を向けるだろう。

【人】 陶酔飛行 バーナード

>>69 >>81 サダル

「なるほど?そう言われればクロワッサン一つでも、例えこれが量産された工場の品でも高級品に聞こえる。船で雇われるだけの人間って事かね。こう言う場所じゃ、多少の武力より口の上手さが生死を分けそうだしな」

貴方の顔に免じて、否。
顔を立てて差し出されたクロワッサンを一切れ口に放り込んだ。

「悪かったな。“なんぞ”って言ったのは撤回する。
クロワッサンはさておき、人間を見る目はそれなりにある船の様で満足した。アンタに接待でもして貰う為にも、久々に勝ちに行くとするかねぇ」

先程のライターを着ける動作を指で真似してから、手を振って「美味かったぜ、サンキュ」と別れる。ディーラーであるなら、名前なんて勝負の後に聞けばいい。
(88) 2021/06/30(Wed) 23:04:35
乗船時に感じた特有の気配を追うように歩き回った初日では成果が得られず、翌日である今日は朝食の場に出ることで多くの人間を視界に収めていた。
その中で見かけた横顔と後ろ姿を見たのならば「自分の弱さ故に他人にその影を見出していた」という可能性もすっかり消え失せた。

『──…アン。私の声は届いていますね?』


自分と同じく選ばれた者である彼女ならばこれも聴けると信じている。

/*
というわけで100g78円ですわ。よろしくですわフッ素様!

【人】 陶酔飛行 バーナード

>>75 テンガン

「────」

ヒュウ、と軽く口笛を鳴らしながら、止められた足は素直に戻して、何度か自分の身体では到底払えないような高級資材で作られたであろう床を躊躇なく爪先でトントンと蹴る。なおベーグルは一つ貰っておいた。

「ハハッ。こりゃ悪かった。構って欲しくてね。朝食中じゃないとアンタ、会話すらしてくれない可能性もあるだろ?

その動作、軍人じゃないが訓練は受けてる。誰か個人の護衛にでもついてるのかい?」
(92) 2021/06/30(Wed) 23:21:38
──久しぶりの声。 一瞬幻聴を疑った。
まさかこんな場所で聴けるとは思ってもみなかったから。
同じ目標を目指した学友達とでさえ共有できなかった感覚。
この言い様もない感覚が、しかし
"居る"
と確信的に訴えてくる。

だから恐る恐る問うたのだ。

『──…ちい兄様……?
 まさか、この船に乗船されているの……?』

声の主を探す様に、辺りを見回す。
果たして近くに兄は居るのだろうか?

『はい、ちい兄様です。…ああ、今そちらに行きますよ。
 今はこのあたりも人気がないようですから』

耳を通したわけではない"何か"を通して伝えられる声の向こう、ブーツの音が存在を主張するためだけに鳴らされ近づく。あなたの視界に入ったのは予想通りの人物──あなたの義兄、ダビーだ。

「…アンタレス、大きくなりましたね。卒業おめでとうございます」

【人】 陶酔飛行 バーナード

>>99 テンガン

「男はいつまで経ってもロマンを追い求める子供なのさ。
年を食うとなぁ、こう言う客って立場じゃないと遊んで貰えないから、ついちょっかい出しちまうもんなんだよ。職が職だから構って欲しいとかも普段できなくてね。まだ若いとわかんねぇか?」

最も多くても5年ほど離れている程度にしか見えないだろう。単純に性格の問題である。

「なら予定が空いてりゃ、俺が指名しても“お相手”してくれるって事かい?お相手願えます?」

少ししょげてるのを感じ取ったのか、モサ……と奪ったベーグルを噛んでいたのをやめて、懐からキャラメルの箱を取り出してそっと三粒ほど貴方の皿に置いた……。謝罪のつもりらしい。
(104) 2021/07/01(Thu) 0:06:31
貴方を認めた瞬間、思わず駆け寄ってしまいたくなる衝動を、しかしグッと堪えて大人らしい笑みで迎える。

「ちいに……ダビー兄様、お久しぶりです。
 このような格好(男装)で申し訳ありません。
 兄様も元気そうでなによりです。

 そして、ありがとうございます。
 本当はちゃんと学校を出て、社に入ってからダビー兄様にはご報告したかったのですが……。」

ちょっと拗ねたような、困ったような表情。
久し振りに敬愛する義兄に会った嬉しさが隠しきれていない。

【人】 陶酔飛行 バーナード

>>100 ナフ
「そりゃ殊勝な。賢い判断だと思うぜ。
ただ学とは違って場慣れするしかない、先生は教えてくれないモンもある。素直に聞く姿勢は良いが、相手を選べよ?

 ・・・・・
 俺みたいな奴だと、素直で無垢な人間が気を許した隙を狙うのだって、いつでも片隅で考えてたりするからなぁ」

見下ろして口元に笑みだけ浮かべてから、貴方の頭を撫でる……どちらかというとぐしゃぐしゃにする勢いだ。

「何、ただの噂話さ。仮面をつけた従業員がいっぱいいるだろ?あれ、“元は客だった”って楽しい愉しいお噂が流れてるんだよ」
(107) 2021/07/01(Thu) 0:18:33
素直で従順そうな『スロウス』。
華やかで享楽的な『グラトニー』。

「………………ぁは」

自分にはないもの。羨ましいな。


「うん。それじゃあ、後ほど」

簡潔に挨拶をして一人の獣も通信を切る。

秘密の集いは、こうして一度終わりを告げた。
次アジトに定めた場所に集う時は、きっと。

──最初の"獲物"が落ちた時。