人狼物語 三日月国


193 【身内】One×Day【R18】

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[カズオミさんを俺だけのにしたかった。

そんな言葉が背後から聞こえてくる。
俺だけの、ってなんだ。
一度抱いた程度でものになるわけもないのに。
体が繋がればそれで満足なのか。
喩えそれで縁が切れてしまっても。心が伴っていなくても。

疑問は口にされることはなく、彼もまた答えることはない。
ただじりじりと、鈍く肉をこじ開けられる痛みが
もどかしく身を焦がすような熱へと変わっていって、
行き場のない衝動にシーツを掻いた。]


ぁ、ち、ちが、 ちがう……っ あぁっ…!
き、…きもちよく、ないッ…! はぁぁ…っっ 
なるはず、…ぁぁぁぁん…!


[ぐりっと中を抉った瞬間、
腰が跳ねたのを彼は見逃さなかったらしく。
嬉しそうな彼の言葉にかあっと顔が熱くなるのが分かった。

何とか逃れようとする俺を抑え込み、
何度も何度も執拗にそこを狙って腰を突き入れる。

肉襞に太い幹がずりずりと擦れれば
そのたびにひくんと尻が跳ね、
腹の中がじんじんと熱く疼き始めて、たまらなくなって。]


(なん、で、こんな…っ 
 あっ、 ぁぁっ…! こんなの、 はぅぅ…!
 はぁぁ、…そ、そこ…っ♡ も、もっと、そこを…っ♡ 
 あ、ちが、違う…!違う……っ はぁぁあぁ…っ♡)


[気を抜くと頭の中がピンク色の靄に支配されそうになる。
意思とは無関係に
あられもない声が漏れそうになって
シーツに真っ赤な顔を擦りつけながら必死に堪えた。]

あ、ぁぁ、 待て、 ぁあぁっ だめ、だめ、っだ…!
そこは、 あぁッ…… や、やめ、 
やめてくれ……っ 頼むからぁ…!!

[前を擦られ、容赦なくこみあげてくる射精感に抗いながらも
ゆらゆらと彼の動きに合わせて腰が揺れてしまう。
情けなくあげる声は甘く濡れ、懇願の響きを伴っていた。**]

[そうなんだよな。

俺だってフツーに性欲旺盛な男子なんだけど
それを上回って要の手が早すぎる説はある。

行為中に要におねだりさせられることはそこそこあるけど。
日常からエロに入るタイミングだと
ベタベタしてたらいつのまにかなだれ込んでるから
あんまり改まって自分からしようって言う機会ないんだよな〜。

まあでも、たまには誘われたいみたいな気持ちは
男としてわかんなくもない。
セッティングも大体要任せにしちゃってるさー。
あんまり関係に甘えすぎも良くないかなー。みたいな。]

[と、言うわけで。とある日の週末。

サイトの通販でポチポチしまして、
エッチなアイテムなんぞを入手してみましたよ。

まあ所謂精強剤というか。媚薬と言うか。
勃ちやすくなるし感度上がるとか、そういう効果のやつな。
どこまでマジかは分からんけど〜、まあ雰囲気だし?
口コミで適当に一番強そうなやつを買ってみました。

説明を読むのもそこそこに、
ポイポイと錠剤を口に放り込んで水で飲みこむ。
あとは要が帰ってくるのを待つだけだ。

これ使ってエロく迫ってみちゃったりなんかしてさ〜、
今夜は要が満足するまでたっぷり奉仕してやろうって言う
俺なりの健気な計画だったわけ。]



[……その筈だったんだけども。]

 

[最初は何ともなかったのに。
5分経ったらもう体が熱くなってきて、
10分経つ頃にはどうしょうもなく下肢が疼いて、
そわそわと落ち着きなくリビングをうろついていた。

あ、もしかしてこれ結構効くの早いな…?
って気づいた時には遅かった。

何度も何度もLINEをチェックしながら
ソファにごろんと転がって、
いらいらと火照る体を持て余していた。]


(ぅぅ……っ まだ、帰ってこないのかよ……っ
 はぁぁ……っ♡ 要ぇ……っ)

[適当にそのへんに放られてた要のシャツを手繰り寄せる。
口元に当ててすんすんと息を吸い込めば要の匂いがして、
じわぁ、と下着に染みが広がるのが分かった。]

( ……シたい……♡ かなめとシたい…っ♡
 も、はやく、帰っ……♡♡)


[もういっそこのまま抜いてしまいたいけど。
それは何だか本末転倒な気もして。
ふうふうと荒く息を吐きながら疼く腹を摩っていた。**]

 
そんな事になってるとはつゆ知らず。
俺が帰宅したのは、育夢が薬を飲んで10分して、ソワソワし始めてからさらに(34)1d60分後の事だった。
 
ラインで「そろそろ帰る」と一応連絡。
基本的に夕飯は家で食うけど、育夢の方が仕事は比較的時間が不規則だし。
もしかしたら居ないとか、夕飯は外だとか、そう言うやりとりが発生するパターンもあるから帰る前や夕飯の有無なんかの連絡はしていた。
でも。
扉を開けて、靴を片付けて。
 

 
「ただいま〜…育夢?」
 
 
手を洗い、うがいをしに洗面台に向かう。
上着を脱ぎながらリビングの方に向かうとギョッとした。
なんで、俺の服に顔を埋めてるんだ…?
こう言う事今まであったっけ。
ちなみに俺は直に嗅ぐ方だから、まあな。
それに顔赤くない?
なんかやたらと雰囲気がエロいって言うか。うんエロい。
すん、と鼻を効かせると、なんて言うか…嗅ぎ慣れてるんだけどなんですでに?という、育夢からだろう男の性臭が漂ってるのに気づく。
浮気? んなわけないよなあ。
つい真顔になって観察しながら、既視感を覚えて。
ああ、なんだろう。オメガバースだっけ?
ヒート中のΩって感じだ。前に漫画で読んだ。
 

 
「…育夢、どうしてこうなってるんだ?
 なんかエロいけど、熱出てたりしないよな。」
 
 
まさか薬とは思ってない。
いや、媚薬とかマジで効くの?って半信半疑な俺は、使おうと思ってなかったんだよな。キメセク?とか聞いたことはあるけど。
伸ばした手は、今は額に伸びて。
熱がないかを結構真剣に心配してたんだ。
 
まあ、ツンッと別の手でイタズラに突いてみたりもしたけど。*
 

[要が帰ってくるまでが酷く長く感じる。

もぞもぞと腰を揺らすだけでは耐えられなくなって、
ズボンをずらして、後ろの穴を指腹で摩る。
そこは少し触っただけでひくり、と収縮して、
物欲しそうに吸い付いてきて。]


(っ、……自分で、慣らしてた方が、スムーズ、だから……)


[そう、これは自慰じゃなくて、
あくまで要の為に準備するだけ。
誰にともなく内心でそんな言い訳をしながら
雑に掌にローションを垂らして
ぐちぐちと後ろを弄り始めた。]


ん、ぁ……っ ぁぁ、……っ んん……っ♡
はぁぁ……っ かなめ、 ……っかな、めぇ…♡♡


[中を何度もひっかくように擦って、縁を広げて、
浅い所で指を抜いたり入れたりを繰り返す。

でも、これは要のじゃないし。
長さも太さも到底足りなくて、
泥のような温い快楽に、もどかしそうに腰を震わせた。

夢中になってそうしてるうちに
帰宅を告げる声が玄関から聞こえて、
ビクッと肩が跳ねた。]

[かろうじて、慌ててズボンを履き直したけれど、
顔が赤いのも息が荒いのも隠せていなかったろうし
要のシャツは依然俺の腕の中だ。

若干戸惑ってそうな要に
どう説明したもんか、と考えたけど
体熱くて碌に思考回んないし。]

んんっ……

[要に触れられるだけで感じ入って、
びくびくと小さく全身が震える。
別にそんな大層なことされてるわけじゃないのに、
なんだかもうどうしようもなくて。]


……熱、とかじゃ、ない…大丈夫、……
なんで、って、 はぁっ…… 
お前、と、たのしもーと、思って……びやく…的な……

[一から説明するのがもうまどろっこしくなって
ぐいっと要を抱き寄せて
ソファに引きずり込んでしまう。]

……か、なめ……っ  シて……っ
俺、もう…っ

[真っ赤になって、とろんと崩れた表情で。
切羽詰まった声で要の名を呼んだ。**]


「は!? 媚薬!?
 いや〜なんで…俺と楽しむのに?」
 
 
思わず声出たわ。なんで媚薬?
普段あんなに感じてるのに媚薬なんて要らないだろうと思うんだけど。
そんなに気持ち良くない? 俺の自惚れ?
ってならないくらいにいつも乱れてるしなあ育夢。
まあ、百歩譲って俺と楽しむためが本当だとして。
誘うのに勇気がいった…? 酒ではなく?
なんて、ちょっと考え込んでいるとソファに引き摺り込まれた。
もう完全に出来上がってる育夢。
まあそれにも大分クるものがあんだけど、うーん。ストレートなお誘いに俺は戸惑う。
なんだろ、いつもは誘ってくるまで感じさせて、があるから、経過を省かれた感じ?
媚薬に浮気された的な。
いや、そもそも媚薬も俺と楽しむためなのは本当だろうけど。
美味しいとこを媚薬にとられたな〜、みたいな気持ちでモヤっとする。
 

 
悪くないよ?悪くないんだが。
 
 
「…媚薬って、そもそも焦らしプレイに使うやつって
 俺は思ってるんだけどな。
 ほら、感じさせて感じさせてどうにもならないってなって
 おねだりさせて感落ちさせる、みたいな?
 俺が来る前に落ちてるって、育夢、薬効きすぎじゃね?」
 
 
ふうぅ、と首筋に息を吹きかける。
指先を脇腹から胸の横までツイッと滑らせた。
このままガツガツ責めたらきっと可愛いし育夢も満足するんだろう。
でも、媚薬でキメキメだからこそなんか焦らしたくなるんだよな。
既にエロいんだけど。
 


まあ、そこまでの経過も好きなんだよなあと改めて実感する。
媚薬がこんなに効くと知ってたら、育夢の両手縛って脚も固定して羽箒で全身を撫でて胸にローター固定して、胸だけでしっかりイけるように調教したいもんな。あとでやろ。
それか、貞操帯着けさせた上で媚薬使って、泣かせるとか、外出時に飲ませて…。
なんて色々考えるんだけど今のこの育夢は既に出来上がってるから、ここからそんなプレイをすると流石にキツいか…?
 
と。悩んだ上で俺はじっと育夢を見つめる。
 
 
「うーん、じゃあ育夢。自分で挿れてみたら?」
 
 
とは言え、エロい育夢を見ても俺のはまだ半勃ちだ。
否定はしないし焦らしもしないけど、そう言ったら育夢はどうする?なんて。
ニヤニヤしながら様子を伺う。
ソファに寝転んで育夢を下から見上げながら。**
 

[まあちょっと聞いてほしい。

今回の件、俺的には
「シよ♡」って可愛く誘う→要喜ぶ→朝までコース
みたいな想定だったわけだよ。
媚薬なのはなんつーか…
要がどんだけ求めてきても応えられるように
俺なりの気合の表れと言うか………

誤算だったのは、俺も薬がここまで効くとは思ってなかった。
まあ言うてもジョークグッズだろ〜って思ってました。
媚薬に浮気された???なんて
もちろん全く発想すら浮かばなくて。

どこか微妙な反応の要にあれえ…?ってなる。
ノリで軽率なことして事故るのは
常から俺の悪い癖ではあるんだが。]


……焦らし、ぷれい……? 
んな、こと、言われたって……んんっ……!


[なんか不穏な単語が聞こえる。

首筋に息を吹きかけられて、
緩く触られるだけでもぞくぞくして。
これ以上焦らされたらおかしくなる!

要がじっとこちらを見つめて何かを考えてる間にも
俺ははあはあしながらもじもじしていて。
いいから早く抱いてほしくて堪らなくて、
頭の中がそれでいっぱいだった。]


………ん、 ぅ……っ  じ、 自分、で……?

[寝転がった要がにやにやしながらこちらを見上げてくる。
自分から手を出さず様子を窺うような、
どこか意地悪い態度にううっ、てなるけど。
もう本当に余裕なくて。

要のズボンを下着ごとずらして、
ちょっと大きくなってる要のを引っ張り出した。]

(……ぅぅ、ほしい……っ♡
はやく、挿れたい、けど、……っ)

[本当ならすぐにでも欲しいのに、
まだ半勃ち程度のそれでは足りなくて。

もどかしさを覚えながらも
要の腰のあたりまで頭をずらして
彼のをはむ、と咥えてしまう。]


…………っ んん、 ふ………っ♡
じゅる、………ぐ、 んんっ……!!


[ほしい。これが。早く、早く。

腹奥からの疼きに駆り立てられ、
口淫は自然と最初から激しいものになる。
じゅぽ、じゅぽ、と音を立てて顎を上下させ、
深くまで咥えこんで吸い上げた。

切なさにそわそわと腰を揺らしながら
時折要の様子を窺って。
要のが完全に大きくなるまでは口で奉仕していた。**]

 
ぶっちゃけ分かる。やりたかったことは分かる!
だけどそれなら裸エプロンとかで赤くなりながら「来いよ」でも俺には十分効くんだよなあ!
まあ媚薬ってマジで効くんだ、へー!となったからきっと今度使ってやろう、と俺もそこは前向き。
でも普段の様子から、イきすぎてテクノブレイクしたりしない?とかちょっと怖くなるよなあ。
俺が今ちょっと手を出しにくいのはそれ。
媚薬と浮気なんて変なことが思い浮かんだのもそれ。
挿れた瞬間にトコロテンしそうな感じだもんなあ。
それにしても、ニヤニヤと意地悪な態度になったのに本当に余裕が無いらしくて。
ボロンと出てきた俺の熱はまだ足りず、躊躇いも無く口に含まれ。
 

 
「んっ、積極的で良いなあ。
 もっと吸って…、しっかり立たせて。
 あとで薬も見せて。今度は一緒に使おうぜ?」
 
 
頭を撫でる。耳元をコリコリいじるとどんなだろう?
あっという間に俺のものはそそり立ち固くなるけど、お返しとばかりにつま先で育夢の股間のそれを撫でた。
両足で挟んで軽く扱く。うん、難しいし、こう言うフェチがあるのは知ってるけど、むずいな。
このまま暖かくて心地よい育夢の口の中に出したい気持ちもあるけど、大丈夫、と告げて。
 

 
「ほら、支えるからこいよ、育夢。」
 
 
片手を、場合によっては両手を差し出して。
育夢を自分の上に乗せると、狙いを定めて腰を下ろさせた。
しっかり勃ちあがった俺の熱芯は今度こそ育夢の中を穿つのに十分な硬度を保っていて。
片手で支えて、片手で位置を調整して。
育夢がしっかり濡らしてくれたからかスムーズに入ることができていた。
途中でパッと手を離したから、ずん、と育夢の体重がこちらにかかって。
同時に強い快感を得て少しだけ熱く吐息が漏れた。
それでも口元に笑みを浮かべて、育夢の服をはだけさせてやる。
シャツの裾から手を滑り込ませて胸の粒をピンっと弾いた。
 

 
「でもなあ、俺の服嗅いで…そんなに俺の匂い好き?
 俺の匂いに興奮しちゃったりすんの?
 俺も育夢の匂い好きだけどさ。
 …一人でするとき、いつもそう?」
 
 
からかい混じりに腰を突き上げる。
まあ、一人エッチする余裕があるかと言えば無さそうだけど。付き合ってからは。
俺?俺もありません、一人でやるくらいなら本番に備えて貯めときます。
 

 
「でも、育夢がこう頑張ってくれるとさあ。
 改めて愛されてる〜って嬉しくなるな。
 愛してるよ、育夢。
 ハネムーンはどこで初夜したい?」
 
 
前にも話したけど、いつかどこかで式をあげるつもりの俺はそんなことを尋ねる。
その時は、結婚式の衣装のまま励みたいなー、とすると衣装は買取かなあ。とか幸せに想像すんだよね。
でも、愛されてるって。大切にされてるって良いな、と嬉しくなって。
育夢の動きにも構わず、腰を跳ねさせて下から何度も突き上げた。*
 


腰が跳ねてる。
漏れる声は艶を帯びてどうしようもなく色っぽいのに、語られる言葉は拒絶だった。
どうしよう。
俺は気持ち良いし、でもどうしたって欲望に任せてカズオミさんの意思を無視して犯してることに変わりない。
そんな中で拒絶されて、腰も手も止まってしまいそうになるけれど。
それでもカズオミさんの腰だって揺れていた。
それに気づいたから、止めてあげることはしなかった。
 

 
「カズオミさん、腰、揺れてる…。
 気持ちよくなってきたんでしょ?
 ココが良いんだよね。
 イってよ、気持ちよくなっちゃって。
 俺ので、可愛くいっちゃってよ…。」
 
 
前から手を離す。その代わりに両手で腰を抱えて、カズオミさんの感じるところばかりを集中して擦り続けた。
奥まで突き込みたいのを堪えて、何度も何度も。
その度に空気と粘液を攪拌するような音が響く。
さっき自分が放ったものが亀頭で掻き出されて、カズオミさんの孔から太ももに垂れているのが見えた。
それがぱたた、とシーツに落ちてシミを作る。
それを。そんな動きを、カズオミさんがどんな形であれ達してしまうまで続けて。