人狼物語 三日月国


202 【ペアRP】踊る星影、夢現【R18/R18G】

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視点:


[彼を前にすると恋する顏が出てしまう。
ふとした瞬間に溢れる感情は止めどない。エッチな事を口にしたり、実行したりするよりもずっとずっと恥ずかしい。彼を誘惑するほうが恥ずかしくないだなんて、恋心は厄介だ。その上、彼の理想でありたい自分としては、そんな醜態をさらすことで幻滅されないか。と心配と恐怖があった。けど。

彼の胸にすり寄る自分を彼は痛いほど抱きしめてくれた。
惚れぬいて子どもっぽくなる自分をも、愛していると告げるように。優しい手が、緩まりその代わりにと髪に口づけを落としてくれる。撫でられながら、見上げ]


 ……僕も、好きやで。

 めちゃくちゃ好きや。


[彼が思うよりもずっと愛している。
彼が自分ばかりと好きだといつもどこかで思っていると知ったらそれこそ、僕の方が僕ばかりが好きやって思っているで。と教えただろう。彼の性癖が歪んでいるとは思わなかった。本当に自分が嫌がることを彼はしないし、何時だって大切にしてくれたから。

愛されているのだと分かっている。
けど、それ以上に僕は彼を愛しているのだと。
とてつもなく重いのを自覚して]

【人】 大学生 要 薫

- その後 -

[大学生としての生活も後少し。
院生になればこの生活もまた違ってくるのだろうか。先輩の話を聞くもののいまいちぴんと来ないまま、日々を過ごしている。ただあの旅行から変わったことが少しある。ふわぁと欠伸ひとつすれば、先輩。と此方を呼ぶ声が聞こえ振り返った。

今いる場所は写真部の部室。
そして、其処にいるのは]


 …ああ、自分か。
 うん、そうやよ、僕が達也の特別。


[寿の事が気になっている後輩だった。
その真っすぐな姿は、此方にド直球に彼との関係を尋ねてきた。その姿勢が眩しい。少し前の自分ならはぐらかして揶揄ってそれでおしまいやったやろう。けど。]
(281) 2023/03/14(Tue) 21:26:37

【人】 大学生 要 薫


 堪忍な、僕があかんねん。

   達也がおらな、もうあかんねん。


[僕の方が惚れぬいているんよ。と微笑んだ。
その顏はきっと恋色に染まっている。そんな姿を彼に見られたら、穴を掘って埋まってしまいたいけど。さて、慌てて部室にやってきた彼はそれを見ただろうか。>>252特賞>>250を取ったのだときけば、目を見開いて驚いて。それから]
(282) 2023/03/14(Tue) 21:27:01

【人】 大学生 要 薫

 

……おめでとうな、達也。


[彼を、恋人を名前で呼び
今日はいっぱいお祝いしたるで。とその耳元に囁いただろう。自分の写真が特賞になったのだと知ったらそれはそれで照れてしまうだろうけど。それ以上に彼を祝いたいのだ。

何時だって愛おしい恋人を。]
(283) 2023/03/14(Tue) 21:27:39

楽しみにしときや。

[写真部の部室。
誰からも見えない角度で彼の耳裏にキスをして。
赤い舌を出し、ご奉仕したるで。なんて。

誘いをかける。
恋心に真っ赤になって弱ってしまうのも自分なら。
こうして、彼を煽るのもまた自分だから。

 笑う顏は、艶めいていた*]

【人】 黒崎柚樹


[めでたしめでたし……って、思う、じゃん?]

 武藤。これは要らない。

[渡された"真実券" >>276 を仏頂面でぐいぐいと武藤に突き返す。

だってこんなの質問じゃないもの。願い事だもの。
だったら"挑戦券"対象だけれど、私の答えは一つだし、武藤もそんなのは、解ってる筈だもの。

解ってないならその方が問題で、否と答える私を想像しているのなら、生武藤に股間キックだ。馬鹿者。

だからこの"真実券"は無効。わかった?]
 
(284) 2023/03/14(Tue) 21:31:34

【人】 黒崎柚樹


 ……券なら、武藤が持ってる"味玉券"の方がいい。

[行こうって言ってたラーメン屋のサービス券。
持ってるって言ってたよね?

味玉券か大盛無料券か、どっちでもいいし両方でもいいよ。

今日の私はそっちの方がずっとずっと御所望です。と、尊大に手を出したのだった。]

(〆の〆……?)
 
(285) 2023/03/14(Tue) 21:32:13

【人】 武藤景虎

[渡した真実券は突き返されてしまった。>>284

まあ、わかりきってた答えだからね。]

 ごめんって。わかった、この質問は無しね。

 ―――ずっと傍にいるし、オレが離さないよ。

[質問じゃなくそう言い換えると、仏頂面になった頬を軽く撫でれば、笑ってくれるだろうか。

味玉券と大盛無料券も付けとくので。**]
(286) 2023/03/14(Tue) 21:51:33
[アスルとともに故郷に帰ってすぐは目まぐるしかった。
懐かしい顔ぶれとの再会に喜び、長老から明かされる衝撃の真実に愕然とし、両親も説明を受けた上で自分を送り出していたことにはなんとも言えない顔になり、最後には苦笑してしまった。

結構思い詰めたのは事実なのだ。
過去も理由も仕方なく理解できる面はあれど、自らの後を継いだ巫女も似たように思い悩み、辛い思いもするかもしれないと思えば、簡単に納得して自由を謳歌できないのも自分である。
もっと他に方法はないのか考え、ガクたちの世界でいうお見合い相談所企画を作り上げるのは少し先の未来のお話。

もう巫女としての力はない。
当然、恋占いも遠見もまじないも出来ない。

でもアスルと過ごしてきて、これからも暮らしていくこの島のためにできることをしたかった。
この島が、みんなが、大切だから。]


 そういえばね、アスル。

[くすくすと笑って。]

 巫女の力がなくなってきた頃から、急に私の髪と瞳の色が変化してきていたでしょう?
 あれは前例があることではなくて実は理由は不明だったの。

[時期が時期だったので皆そういう見方をしていたが、文献にも残っておらず、実は首を捻られていたのだ。]

 だから、自分で理由を考えてみたわ。

 私は水に親和性のある力だった。
 水は……例えば湖面は姿を映すでしょう。
 私も水と同じように、……大好きな人の、大好きな色ばかり映して、想って焦がれて、ついに自分を変えてしまった。

 なんて、どうかしら。

[完全に同じにはならなかった淡い青に、月のような銀。
両親からもらった元の色も好きだったが、このアスルと混ざり合ったような色合いはお気に入りだった。]

[そして]

 ええ、いつでも大丈夫!

[アスルへ溌剌とした返事をする。
長い髪をひとつに結んでなびかせ、膝上までの衣装にズボンと革のブーツを着た姿は巫女時代と違う活動的なもの。
今は飛行機乗りと、その相方だから。]

 ……、

[美しいアスルの色をまとった飛行機。私たちの鳥。

身体の奥まで響くエンジン音、大きなプロペラの回る音。
いつになっても逸る心臓は、空へ飛び立つ前の彼の横顔を見た瞬間に一際跳ねて、熱い想いがあふれ出す。

ついに地上に縫い止められた鎖が外れて。
悠々と大きな羽根を風に乗せ、青い空へと飛び立った。]


 ……わぁ……っ、高い……!

[きらきらと瞳を輝かせ、雲間の向こうまで見渡して。
今はともにどこまでも飛べる彼を見つめる

軽口にふふ、と顔をほころばせて。
可笑しそうに目を細めた。

アスルなら大丈夫よ、と風に伝えるように囁く。]


 アスル――ありがとう。連れてきてくれて。

[空へ、自由へ、色んな場所へ。そして、あなたの隣へ。
心からの感謝と、愛を。**]

【人】 黒崎柚樹


 …………最初からそう言って欲しかったな。

[拗ねるような口調で言うけど、顔はもう、笑ってて。]

 離さないのは、私もだし。

 ────うん、ラーメン、食べに行こ。

[実は私も持ってるんだけどね、味玉券と大盛無料券。

だから私の分は、武藤にあげるね?**]
 
(287) 2023/03/14(Tue) 21:55:51