人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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2023/03/06(Mon) 19:22:13

厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a71) 2023/03/06(Mon) 19:24:30

【人】 厨房担当 那岐

[体調のせいなのか、それ以外にも原因があるのか。
 答える沙弥はいつもより、心做しか脆く見えた。>>508

 体調不良を押してまでくるスタッフの減給など、
 あの杏がするとは思えないが。

 客席に気遣うように潜めた声を注意深く聞き取りながら、
 量を食べられない沙弥が理由もなく暴飲暴食をするとは思えなかったので。]

  
  ……匂いもやばかったら言ってください。
  空調変えます。


[いつか速崎がしてくれたように>>1:43
 先輩の姿を追いかけながら、育つ後輩の姿を、
 彼女にもまだ見ていて欲しかったから。]
(537) 2023/03/06(Mon) 19:47:06

【人】 厨房担当 那岐

[花粉症かもしれない、とおどけた姿に。]

 
  ……だったら、おすすめの洗眼液紹介しますよ。


[今はそのジョークに乗っておこうか。]
(538) 2023/03/06(Mon) 19:47:56

【人】 厨房担当 那岐

[ピザに興味を示してくれる栗栖を見ながら>>457
 一際大きな反応を見せてくれたのはやはり神田で>>522
さながら、サッカーゴールが決まったかのような歓声が上がった。
 
 グルメライターを名乗る彼は食べ方もとても丁寧だ。
 食べるのが好きなのだとよく伝わる。

 ひとつずつ分解して行くように、 今日も答え合わせをして。]


   醤油入ってるの、よくわかりましたね。


[ゴールを決めた彼に賞賛を送りながら、
 足りない分の取り皿を渡したり。*]


  …………?


[そんな隙間に、大咲から招き寄せられたなら>>530
 彼女のサイズに合わせるように少し身を屈めた。]
(539) 2023/03/06(Mon) 19:48:31

【人】 厨房担当 那岐

[お詫びから始まった一言に、
 業務連絡かと思えば、話には続きがあって。]


   ……ああ。


[すぐには思い出せない程記憶から抜け落ちていたデザート。
 ――ただ、不意に告げられた名前に僅かに目を見開いた。

 美味しかったと言う感想は、普段から聞かないわけじゃない。
 今だって、目の前で喜ぶ顔を見て居たばかりなのに。

 人づてに聞いた感想に。
 思わずテーブル席の方へと目を向けた。
 変わらず談笑している姿は此方を見ている訳でもないのに。
 酷く不意打ちの攻撃を受けたような気分になって。]
(540) 2023/03/06(Mon) 19:49:04

【人】 厨房担当 那岐

[妙に耳が熱くなって、キャスケットを深く被り直す。]


  あー……
……、ぅん、
サンキュ。




[大咲にはどんな声でそれを告げたのだろう。
 ラジオの柔らかな笑い声を思い出しながら。
 
 それが、直接聞けたならと少し教えてくれた大咲が羨ましかった。**]
(541) 2023/03/06(Mon) 19:50:55
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(a72) 2023/03/06(Mon) 19:53:35

【人】 グルメライター ヤワタ

――デザートの到着――

[ゲイザーが飛び出して、沙弥の動きはいつもとは違う。
どう考えてもスタッフはてんてこまいなのに出される料理に一切の妥協はないのが脱帽ものだ。

ピザのシェアは叶ったけれど、ふと視線を巡らせても真白の姿がいつからか見当たらない。>>424
それがデザートの用意の為だと知るのは、クッキーの乗った器が出始める頃。
栗栖の元に沙弥が運んだ牛カツも、揚げたのは真白らしい。>>459
近くで見ればいつもより更に顔色が悪い彼女に客が余計な心配をするのを防ぐ為か、明るい声が掛かる。>>529]

そうか、クッキーの仕込みは連名であっても、ゲイザーが居ない今、仕上げは真白一人なのだ。
メインも手掛けてカクテルも作ってという忙しさの中で、自分にスペシャリテを、なんて我儘が過ぎるかと反省もしたが。

オーダーを覆すことはできなかった。]
(542) 2023/03/06(Mon) 19:53:56

【人】 グルメライター ヤワタ

[葉月はいつの間にかゲイザーが去る前にクッキーを持って来てもらっていたらしい。>>249
自分が一番ではなかったのかと内心悔しい気持ちもあるが、これからオンリーワンが来るのだと期待で落ち着きを取り戻す。]

 そろそろデザートを、

[前言撤回。落ち着きは取り戻せてなどいない。
どうしたって期待と緊張で手汗が滲む。
おしぼりをぎゅっと握った。]
(543) 2023/03/06(Mon) 19:55:12

【人】 グルメライター ヤワタ

[2種類、どっちも、と頼んでいた。

ひとつめの器にはアイスボックスクッキー。>>424
2色の生地をくっつけて、上にそのくっつけた生地を左右反転させて乗せ、端から切ると市松模様になる。>>249
それだけなら自分も焼いたことはあるが、今日出されたのはさながらバッテンバーグケーキの断面のように外周にも黒が巻いてある一手間かかったものだ。]

 お、コーヒー味だ。
 クッキーに入れるのって大抵インスタントだろうと思ってたけどこれは……
 好きな味なんだけど……ここのブレンドだったり?
 クッキーだといまいち自信ないな。

 美味しい。

[感想は出来れば真白に伝えたかったが、他の卓の分の用意もあると難しかったか。
「次の皿」を待つ。]
(544) 2023/03/06(Mon) 19:56:28

【人】 グルメライター ヤワタ


 えっあれってもしかしてブッラータ挟んであったりする?
 あの白いの……
 薄いクッキーでブッラータサンド……てか2層あるからミルフィーユか。
 天才の所業!!
 美味しいが約束されてるやーつ!

[自分に届く前に通り過ぎる皿を見て、興奮が隠せない。>>425
上に咲いたいちごの花の見事な意匠が可愛らしい。

これだけでも既に特別感があると胸を躍らせていたが。]
(545) 2023/03/06(Mon) 19:57:03

【人】 グルメライター ヤワタ



 ……

[自分の元に届いた皿には、うさぎがいた。>>427]
(546) 2023/03/06(Mon) 19:57:19

【人】 グルメライター ヤワタ



 あ――……


[振り返る。横を見る。]

[目の前の皿を見る。]

[うさぎがいるのは、どう見ても自分の皿だけだ。]
(547) 2023/03/06(Mon) 19:57:38

【人】 グルメライター ヤワタ


 っ、 ああ、

[黒板には「二種」とある。>>78

1. アイスボックスクッキー
2. 薄焼きのワッフルクッキー

うさぎは――「クッキー」としては3種類目だ。
メニューにはなくそれでいて誰が作ったか明白なその形は、自分がいつかのランチ>>0:72に貰って写真を撮って、「また食べたい」と告げた>>0:136ものと同じ。]


 あー……どうしよう。


[口元が緩み切って零れ落ちてしまいそうで、手の甲で抑える。]
(548) 2023/03/06(Mon) 19:58:46

【人】 グルメライター ヤワタ


 嬉しすぎて言葉が出てこないや。


[今までたくさんのものを食べて来た。
人よりも多くの料理人の味を知っている自負がある。
彼等に感想を伝える時、また知らない人がその味を想像できるように願いながら記事を書く時、自分は言葉をたくさん発してきた。

咄嗟に出ないのは、物理的に口が塞がっている時を除いて初めてだ。]
(549) 2023/03/06(Mon) 19:59:47

【人】 グルメライター ヤワタ

[真白は今日とても忙しい。
サーブが終わって次の仕事に取り掛かるのを引き留める権利なんて自分にはない。]

 ありがとう。
 うさぎ、可愛い。 ……びっくりした。

 マシロちゃんは僕をどこまで幸せにしてくれちゃうんだろうね。

[スマホのカメラを起動した。
全体を撮って、いちごの花を上から撮って、横からクッキーとブッラータの層を撮って。
うさぎ達の表情を収める。

いつもより時間をかけた撮影の間、口角はずっと上がりっぱなしだった。]
(550) 2023/03/06(Mon) 20:00:28

【人】 グルメライター ヤワタ

[複数枚あるクッキー。
今日の流れでいくと、これもシェアするのが自然なのだが。

粉砂糖を被ったうさぎを手に取る。]

 ……僕の、

[向かう先は隣席やその向こうではなく、自分の口元に。
齧るとさくっと割れてバニラの香りが広がった。
おいしい、と呟いて2枚目を取る。
描かれたうさぎと似た表情を浮かべては食べ、満面の笑みのうさぎを残して一度おしぼりで手を拭いた。]
(551) 2023/03/06(Mon) 20:01:02

【人】 グルメライター ヤワタ


 こっちのブッラータミルフィーユの方はどうやって食べよう?
 ナイフで切ったらクッキーは粉々になっちゃいそうだし、一度に齧ると落としそうだな……。

[迷った結果、邪道かもしれないが上段と下段に分けた。
両方にいちごを乗せて持ち上げる。]

 ん!んーっ!
 そう、これだよこれ、僕が好きなの!
 チーズだからおかずもいいんだけど、生クリームがある分スイーツとして食べたいの!

 はー……このクッキーの甘さとバターの香りがまたブッラータを引き立ててて、いちごの酸味がアクセントになっててもう幸せとしか言いようがない……。
 もうこれ以外のミルフィーユはミルフィーユって名乗ったら駄目です……。
(552) 2023/03/06(Mon) 20:02:07

【人】 グルメライター ヤワタ

[あっという間に食べきって、玄米茶を啜る。
皿にはうさぎがまだ1匹。]

 ……食べたら終わっちゃうなぁ。
 連れて帰っちゃおうかな。
 ね?

[うさぎに話しかけるように。
食品用ポリ袋を言えば1枚もらえるだろうか。
おいしいをシェアする喜びを感じた夜の最後に独り占めしたバニラうさぎを摘まんだまま、暫く考えている。*]
(553) 2023/03/06(Mon) 20:02:30

【人】 厨房担当 ゲイザー

― 今夜、空港にて ―

[電車を乗り継いで辿り着いた先、国内線の出発ロビーで思い返す。
 『うさぎ』のロッカーに置いてきた右前のピーコートの代わりに、フォーマルの黒のジャケットを羽織って。
 そのジャケットと入れ替えるように、オレンジのイヤーマフをスーツケースに押し込んで。]


 ( チエ、 )


[最後まで言い切れないまま、呼びかける声があった>>349
 その人のいつも通りの、「ケイちゃん」と呼ぼうとしている声だった。]


  ( シャミー、 )


[やはり、途中で霞んでしまったような呼び声もあった>>273
 それはいつもの「ゲイザー」ではない、けい、の名を呼ぶ声だった。]
(554) 2023/03/06(Mon) 20:06:54

【人】 厨房担当 ゲイザー

[あの時場を同じくしていた誰もが、速崎が起こしたこの騒動に気づいていたか否か、それは速崎には分からない。
 同じキッチンにいた瑞野なら、流石にこの退出には気付いただろうと思えども。
 何か呼び掛けるような声が聞こえたわけではない>>309

 はっきりとした記憶には残らなかった栗花落の挨拶と同様に、貝沢の声>>283はほとんど聞こえていない。
 神田に何か言われたような記憶もない>>372
 それでも、なんとなく覚えてはいるのだ。
 ふたり分の手で手掛けたクッキーを楽しみにしてくれた「カッチ」の声があり>>267
 作り手ですら綴れない程の細やかな言葉で綴られる「カンちゃん」の評があったのだ>>334、と。

 バックヤードで御堂とすれ違った記憶は未だ飛んだままだったが、記憶が飛んでいるなりに、想像はできる。
 申告済みの早退なれど、その帰り方がこんな有様では。
 間違いなく、ヘルプ出動以上の心配をかけさせていると>>419。]
(555) 2023/03/06(Mon) 20:07:06

【人】 厨房担当 マシロ

 
― 忙しない厨房で ―



[ 「一緒に働きたい」と言った美澄の来店に気付けば、
  あ、という顔をして、それからにこっと笑って礼をする。
  もう来てくれなくなったらどうしよう、なんて
  ちょっとだけ悩んでいたのは杞憂だったらしい。
  ……さて、履歴書の顛末や如何に。

  デザートの準備に奔走する大咲も
  >>535 カクテルは任せろとアイコンタクトを送り
  手早くグラスを手に、制作に取り掛かる。
  厨房に引っ込みながらにはなったけれど。

  さっきはストロベリーフィズをお出しして、
  食べているのは、知恵が心を込めて作ったピザ。
  これからデザート二種類の提供も控えている。
  遠目に見えた貝沢は楽しげだが、
  果たしてアルコール類に強かったかどうか…? ]

 
(556) 2023/03/06(Mon) 20:07:12

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ ショートよりもロングだな、と判断した大咲は
  今日のおススメにもある、トマトの薄皮を剥いて
  ジュース状にし 冷やしておいたボトルを取り出した。

  グラスの中へ氷を少し多めに入れ落とす。
  からん、からん、と涼しげな音が鳴り響いて
  そこにウォッカを30ml注ぎ、トマトジュースを多めに。
  冷蔵庫からレモンを持ち出すと
  半分に切って、絞り器へ移し、ぎゅうぅっと果汁を絞り
  トマトの酸味を邪魔しない程度に追加して。

  塩を三振り掛け、ステアすれば
  冷製トマトスープのような、ブラッディ・メアリーが
  照明を浴びて深紅に煌めいた。
  余ったレモン一切れを、うさぎ型に切りフチへ差す。 ]

 
(557) 2023/03/06(Mon) 20:07:16

【人】 厨房担当 ゲイザー



 ( 法事、終わったら、
   すぐにでも帰らなきゃ、戻らなきゃ――… )


[またひとつ、思い出される。]
(558) 2023/03/06(Mon) 20:07:18

【人】 厨房担当 マシロ

 

  貝沢さん。オススメで作っちゃったけど、良いですか?
  甘いカクテル続きもピザに合わないし
  この後のデザートと一緒だと胸やけしちゃうかもなので。

  ブラッディ・メアリー、どうぞ
  塩と……後こっちは胡椒とタバスコです。
  お好みで入れて、マドラーで混ぜてください。


[ 次のマドラーはダイヤ型。
  赤いカクテルに映えるオレンジ色が揺れている。
  そして大咲は反応を見る時間もないことを惜しみつつ
  足早にまた、厨房へ。* ]

 
(559) 2023/03/06(Mon) 20:07:23

【人】 厨房担当 ゲイザー



    (    ……マシロ   )



[なんで、と零された問い>>281。]
(560) 2023/03/06(Mon) 20:07:29

【人】 厨房担当 ゲイザー

[速崎は客に対してのみならず、スタッフの素性に対してもあまり深入りしてこなかった節がある。
 履歴書を覗き込みでもすれば>>0:307判ることもあろうが、そういうことも、自分からはあまりしてこなかった。

 だからあの場で、自分が栗栖に零した言葉で、他に傷つけてしまった人がいたかもしれない。
 そこまで速崎の思考と想像力が回るようになったのは、飛行機を待つロビーで身を落ち着けられたその時になってから。

 それでも、「なんで」の後に何の言葉が続けられようとしていたのか、そこまでの想像は速崎にはできなかった。
 できなかったなりに、やっと一歩進めたのに二歩後ろに戻されたような、そんな余韻ばかりが残る。]
(561) 2023/03/06(Mon) 20:07:44

【人】 厨房担当 ゲイザー

[ロビー内にアナウンスが響く中、速崎はスマートフォンでショートメッセージを送信する。
 宛先は、御堂宛ての電話番号。]


『心配おかけしてると思います。ごめんなさい。
 明後日にはうさぎに戻ります。必ず、戻ってきます。 速崎』


[搭乗に追われる形で急いで送ったメッセージは拙い文章だったけれども、早くに伝わるならそれに越したことはないと。]
(562) 2023/03/06(Mon) 20:08:00

【人】 厨房担当 ゲイザー



 ( みんなに、心配かけさせてる。
   ハヅキ、さんだって、待ってるって言ってくれた。

   それに、戻らなきゃ、
   クリス、さんにも、マシロ、にも、謝れない。 )


[こうして速崎璥は、飛行機で星空の下を飛んでいく。]
(563) 2023/03/06(Mon) 20:09:44

【人】 厨房担当 シャミ

─ カツとうさぎと罪とソース ─


 そ 、


[「なんで怒っちゃダメなんですか?」>>527
だって。

「同じ天秤にかけちゃだめです」
だって、わたし
]


 そう、なの かなぁ……
(564) 2023/03/06(Mon) 20:12:13

【人】 厨房担当 ゲイザー



[ 「ゲイザーの誕生日」のメニューの話まで出て来て
  あれだけ盛り上がった、いつかの賄いの夜の騒がしさは、
  夜の最終便の機内の静寂の中、どこか、遠い。 **]

 
(565) 2023/03/06(Mon) 20:13:12

【人】 厨房担当 シャミ



[旅行・グルメ雑誌や飯テロ系SNSはよく見るけれど、自身で外食したことは殆どない。
自分で作れるからじゃなく、完食できない自分にはその資格がないから。

美味しそうな匂いでいつも誘って来る鰻屋も
角のところのラーメン屋も
暖かな光で人々を癒していた、もう何年も前に閉店してしまったあの定食屋も
入れないまま。

記憶の中、いつも食べきれなかった給食のお盆は、
罪の形をしていた。


だから、キッチンの内側に立っている。
私の代わりに愛しい誰かが、私の罪業を食べてくれる世界]
(566) 2023/03/06(Mon) 20:13:17