人狼物語 三日月国


54 【半再演RP】異世界温泉物語【R18】

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― 回想:春 ―

[穏やかな陽気に新しい出会いとか別れとかがあるとかないとかいう春。
寒さを越えた先に生命が芽吹く、そんな美しさや爽やかさとは似つかわしくない無精髭な男は仰々しく礼をとって]

 お迎えにきましたよっと。マイ ディア……

[いい加減なのか畏まっているのか、おどけた態度や皮肉気な笑みは大概変わらないものだが、親密に踏み込んだような言葉をかけるのは一人だけ。
そんな先輩は後輩の恋人を迎えに来たのであった*]

一橋 華は、メモを貼った。
(a1) 2020/12/28(Mon) 21:13:27

【人】 マジシャン 夜長

―少し前>>1

 くじで?
 ああ、そうだったんだな。
 ……うん。

[少しの仏頂面が、取り出したチケットを見れば
目を見張り、それから、楽しいよと誘う彼に肯き。そのままぎゅっと抱きしめた。恥ずかしさを隠すようなその顔が、可愛いとすり寄って。]


 休みだな。
 …もしかして、この休みはお前と過ごす時間が欲しいって思っていた
 俺の願いを神様が叶えてくれたのかもな。


[お前と旅行に行けるのが嬉しいと。
ゆっくり温泉につかる間、ずっと彼を抱きしめていたいと囁き。
それから、はにかみ。離してやらないからな。と独占欲をたっぷり休みの間に擦り込もうと考えていた。]
(15) 2020/12/28(Mon) 21:25:38
── 麗らかな春の日 ──

[お風呂に浸かりながら、先ほどの先輩の言葉を思い返して。
先輩は自分の言葉を吐くとか言ってたけど。
付き合い始めの頃の、気障な態度を思い返してくすりと笑う。
あれはそう。約束した花筏を見に行く日。
先輩は家まで迎えに来てくれた。
お道化た態度に気障な言葉。
私は何時ものようにはにかんで。]


ありがとうございます。空先輩。


[どこかのお姫様のように手を差し出して。
空先輩が繋いでくれるのを待った。
体と同じ、大きくて厚みのある手。
包まれたら、何処にいるよりも安心するし……
少し、落ち着かないような気持にもなる。]

[如月駅まで並んで電車に乗って。
街並みは、麗らかな春の日差しに満ちていた。
川沿いを歩けば、桜並木が見えてくる。
淡い
色の花が視界一面を覆って。
流れる川面には花筏が浮かぶ。
対岸の岸辺には
菜の花
が咲き誇り。
ぽかぽかと温かい。麗らかな春の日がそこにあった。]


気持ちの良い空気ですね。


[胸一杯に息を吸い込んで。
白ともピンクともつかない淡い花が、はらはらと散るのを見上げる。
冬は人気の無かった川沿いも、花見客で賑わいを見せて。
子ども達の笑い声がこだまする。]

[先輩を見上げて、微笑みかけて。
春の日を、先輩と一緒に過ごせて、嬉しいと。
きっと顔にかいてある。]


……先輩。お弁当作ってきました。
お花見しながら、食べましょう?


[何時かの約束。
朝早起きして作ったお弁当。
先輩が喜んでくれると良いなって。
小さくはにかんで、繋いだ手をきゅっと握った。*]

【人】 高藤 杏音

── 大浴場:女湯 ──

[露天風呂にて半身浴で温泉を楽しんでいたけれど。
寒い雪の外でもじんわりと汗が滲んで来たので、ちゃぽんとお風呂に肩までつかる。]


…………
先輩とお風呂。



[どうしよう。突然ドキドキしてきた。
体も髪もしっかり洗ったから大丈夫。なはず。
後はかけ湯すればお風呂につかれるし。
バスタオル巻いて入って良いらしいし。
水着より布面積大きいもん。
広い湯船なのに思わず体育座りしてしまったりして。
なんだかのぼせそうになって来たので、立ち上がる。
ほこほこで赤くなった体は、雪の降る外気の中でも温かかった。*]
(16) 2020/12/28(Mon) 22:04:53
── 麗らかな春の日 ──

 お手をいただき光栄の至り。

[なんて、道化た態度もここまで、下手なウィンクを一つ杏音に向けて、お姫様の手をとって]

 そいじゃあいこうか。

[荷物持とうか?なんて聞きながらも手を繋いで電車に乗って如月駅。
改札を抜けて去年の眺めて約束した春の如月川。あの時から一歳大人になった彼女とともに向かった]

[冬の景色とは違う陽気と朗らかな人の集い。
彼らは自分たちと同じで川辺に咲く桜。散った後も短い生を存分に魅せてくれる花筏を楽しんでいるのだろう。]

 ああ、晴れてよかった。雨は雨でもいいが、どうせなら賑やかな光景ごと過ごしたいからな。

 大切に楽しむことができる場所なんだなってわかるしな。

[特に子供の笑い声も、少々ぐずって泣く幼い子の声もよいものだ]

[そんな人ごみだ、自然とはぐれないように、そして慌てないように腕どころか杏音の肩があたるほど近くまでそっと引きながら、ゆっくりとした足取りで紅や白、菜の花の黄色が混じった風景を楽しんでいて]

 お、その荷物はそういうことだったか。

 断る理由がないな。ごちそうになるぞ

[ぎゅっと握って愛らしくはにかむ杏音を見て]

 ところでそういう健気なところも可愛らしいとこだって思うんだが、そこのところ杏音はどう思う?

[なんて普段から自分を可愛いといって憚らない杏音に、可愛いと思った要素を口にして笑みを返した*]

【人】 鬼走

 荷物置いてこなきゃだしな。


 ……そうだなぁ、まずは管内見取り図を見る。それで非常口の確認をしておかないと。
先にお土産屋があるかもききたいし、浴衣か作務衣も選ばないとな。


[歩きながらやるべきことを指折り数えながら、夜長と歩き部屋に着く>>2
思った以上に上質な部屋に目を見張り、思わず周囲を眺めまわしてしまった。
写メを撮ってはしゃぐような習慣はないため、それで終わりだが、木や畳などといった独特な建物の香りや、雪の中に湯気を立てる露天風呂にも目を奪われた。

それだけで、特別な世界のようで。

それから、室内の色々を見て回る。
スリッパや丹前などは各部屋にもあるようで。冷蔵庫の中にはビールがあるし。
アメニティなどもしっかりあったので、着替えなどは下着くらいでいいかなと思いながら荷物を片付けていれば、外を見ていた夜長に声をかけられた>>3]
(17) 2020/12/28(Mon) 22:31:01

【人】 鬼走



……は?
雪だるま??

[別に彼が一人で作る分にはいいが、自分もそれは巻き込まれる形になるのだろうか。
こんなに寒い中に雪を駆けずり回りたいと思うなんて、まるで犬だなと、自分は狼の眷属でありながら失礼なことを思ったり]


 素手で作ったらしもやけになるぞ?
 それに、この雪、さらさらしすぎて雪だるまになるかどうか。


[マジレスしながら、うーん、と彼の隣にならんで窓から手を雪に差し伸べる。
そして一握り雪を掴むと、彼に向って投げる真似をして]

 雪合戦の方なら確実にできるけどな。

[そうはにかむ顔に笑顔を見せた*]
(18) 2020/12/28(Mon) 22:31:45

【人】 宵闇 迅


 流石に――弁えてるよ。
 限界までバカやって倒れられるほど、

 おれも、若くはねぇんで。

 再会が棺越しなんて、下らねぇ喜劇は御免です。

[隈の浮いたそのうえと、
 自嘲の詞を吐いて笑みを繕った頬に、指が触れる。>>164
 兄の指を握り込むので精一杯だったもみじの手は、
 いつのまにか女性らしい指先になりつつあった。

 戯れるように引っ張られると、
 肉付きが悪いせいかじわじわと痛い。]
(19) 2020/12/28(Mon) 22:36:31

【人】 宵闇 迅

[わかりやすい妹だったと思う。>>165
 それは今もなお、変わらないのだな、と漠然と思った。

 兄とはいえ気安く異性の肌に触れるのは問題だ。
 だが、むにむにとなぞる指の柔さを思えば、
 もう暫くは好きにさせておこうか。]


 ――――……昨日の朝ですね。


[ひとまわりも下の妹から健康指導されそうな空気に、
 もう一度、すい、と視線を逸らしたのは許されたい*]
(20) 2020/12/28(Mon) 22:37:02
[子どもの声に相好を崩す空先輩に、ふふっと笑いかけて。]


雨が降ったら、桜が散っちゃうから。
散る前にこうして一緒に歩けて嬉しいです♪

大学の講義が空いた時間とか。
ほぼ毎日この道を歩いてるんです。
……先輩も、時間があったらお散歩ご一緒しませんか?
桜が咲いてる時期だけで良いから。


[ダメ?と問いかけて。
前、甘やかそうと具体例を挙げた時よりは、難しい事は言ってないはずだけれど。
あの時挙げられた例は極端すぎたから。
少しだけ、緊張しながら。
繋いだ手に、力が籠った。]

[お弁当を快諾してくれた先輩が、少し意地悪な質問をしてくる。
むぅとほっぺを膨らまし。]


……ぞ、存分に。
惚れたら良いと思います。


[呟いたら、ツンと顔を上げて、少し大股で歩く。]


お弁当。美味しくてほっぺ落ちてもしりませんからね!


[憮然とした顔で告げるのは、憎まれ口だ。]

[点々と川原に座る人達の中。
自分達もレジャーシートを広げて。]


どうぞ。


[差し出したお弁当。
ゆで卵の牛肉の甘辛巻き。
ミニトマトとブロッコリーとチーズのミニ串。
紅白の蒲鉾。
鮭と、昆布と、塩むすびのおにぎり。
どこか定番とはずれたお弁当は、自分が小さい頃、母が運動会で作ってくれたお弁当。
小さなお重に入ったお弁当を、先輩に差し出した。*]

【人】 マジシャン 夜長

[彼の言葉に肯いて
非常口を確認するのもお土産屋さんがあるのかも、彼が居なければ考えなかったかもしれない。行き当たりばったりな面があるのは自覚しているから、彼のこういう面がありがたく、いいなと思うのだった。浴衣か作務衣か、彼は浴衣の方が似合うと思うのだが、どちらを選ぶのだろう。
楽しみなことは、沢山ある。>>17

今はまず荷物を置いてこようと客室に向かったのだが、思った以上に上質な部屋に目を奪われたのはどうやら自分だけではないらしく。

室内を見て回る彼とは逆に
まず視線がいったのは、降り積もる雪で]
(21) 2020/12/28(Mon) 22:57:05

【人】 マジシャン 夜長



 …駄目か?


[気に入らなかったのだろうか。と
僅かに眉を下げてしまうのは、ここまで積る雪が珍しいから。しもやけになるという言葉に自らの手を見おろして、そうなのか。と雪景色の経験の浅さ故で、雪だるまにならないと言われれば、視線を逸らし。]


 ……そうか。
 それなら、仕方ないな。雪だるまはあきらめ…


[隣に並ぶ彼の言葉に落ち込んでいたが、
雪を手に差し伸べるのに気づけば、言葉を区切り。何をと思えば、投げる真似をする彼がはにかむ笑顔をみせてくれれば、少しぎこちなくも笑い返し。

其れから、自らの頬をかけば]


 …いや、そうだな。
 特別な事をしたかったんだ。
 ここじゃなきゃできないような事を、お前と。


[恥ずかしいな。と呟き。
後頭部をかいた。此処でしかできないこと。彼との初めての遠出だ、色んな思い出>>18を残したくて、雪合戦してくれるか。なんて、聞いてしまうのだ。*]
(22) 2020/12/28(Mon) 22:57:38

【人】 鬼走

 ここでなきゃできないようなこと?


[>>22雪の連想から雪だるまだったり雪合戦だったり、やはりこいつは相変わらず面白い。
第一、夜長とは、彼とでないとできないことをたくさんしているのに。
いや、そうではなく、単に色々な種類の思い出を作りたいのだということはわかった。
後で振り返った時に、宝物のような思い出をたくさん作っておきたいという気持ちは痛いほどわかったから。
少しだけ、切なくなるような思いがするのは自分だけだろうか。
彼はそんなこと、思っていやしないだろうことはわかっているけれど。

―――彼と離れている時間が長かったから、色々考えすぎているだけだろう。

1つ大きく首を振ると、彼に向って不適な笑顔を見せる]


 いいぞ。
 どうせするなら、ガチだからな。
 なにか賭けるか?
 どうせやるなら露天風呂で浸かりながら熱さの我慢大会をした後に、躰を冷やすために裸で雪合戦をするなんてどうだ?


[どうせやるなら本気でやろう、と真面目にルールを考え始めようか*]
(23) 2020/12/28(Mon) 23:18:21
 ―とある少年のXX―

[学校指定のランドセルなんてものは、
 たしか、年齢が二桁に届いた頃にはもう、
 背負うのをやめて、部屋の飾りにしてしまっていた気がする。

 珍しく仕事を早退したらしい父に連れられて、
 病棟の廊下を歩く。どこかの病室から、泣き声が響いていた。

 難産だった、と聞いたのは、このときだったか、
 それとも父方の祖母からだったか、はっきりしない。

 ただ、母子ともに危険な状態、というワードだけが、
 鮮明に記憶に残っている。
 死にかけて、命を懸けて、こどもを産んだ。
 生も死も、頭では理解している年齢だった。
 だから、こどもなりに、大変だったんだな、と慮る。

 ベッドの上の母は、点滴の管を繋いだまま、
 やさしく、赤子に語りかけていた。]

 
 「迅、ほら、妹ちゃんよ」

[招かれるまま、母の腕の中の子を見下ろす。
 ドキュメンタリーかドラマかで見た生まれたての赤ちゃんは、
 しわしわでまっかっかだったけど、
 母に抱かれた妹は、家族と同じ肌の色をしていた。
 言われるままに母の腹に触れたり、声をかけたりしたけど。
 そこからこれが出てきたのだ、と言われても、
 すぐにはピンと来なくて、じっと見下ろす。

 両親に促されて、そっと指を伸ばしてみる。
 筆箱の中の消しゴムと大差ないくらい小さなてのひらに、
 きゅ、と指先を握り込まれて、慌てて引っ込める。

 微笑ましげに笑い合う両親とは裏腹に――


 そのちいささが、おそろしい、と思った。]

[妹と母が家に帰って来てからも、
 この頃は、積極的に世話をするなんて考えはなかった。
 触れたら壊れてしまいそうで、
 人形じゃなくてニンゲンなんだから、それは即ち死で、
 かあさんが目を離している間に、そっと顔を覗き込む。
 息をしている。動いている。……生きている。

 それだけを、確かめるように眺める毎日だった。

 母の薄くなった腹と赤ん坊を見比べては、
 あの中にどうやって入っていたのだろう、と不思議に思って、
 余計にこわくなった。

 ニンゲンの身体の中にニンゲンが居る。
 生命の神秘、と今なら一括りにしてしまうそれが、
 小学校卒業を目前に控えた身分では、
 どうにも得体のしれない何かという印象が拭えなくて。

 ひとりで座るようになる頃には、
 自分の膝の下までしかないこの子を、
 うっかり蹴ろうものなら死なせてしまうのだと、
 その事実がひたすらにおそろしかった。]

[赤ちゃん言葉で話しかける父や母を、
 どこか冷めた目で見ていたし、
 自分から妹になど、ろくに声をかけた記憶もない。

 ちょっとしたことですぐ泣く赤ん坊という生き物が、
 鬱陶しいとまではいわずとも、
 自分の世界に組み込むまでもない存在だったことは確かだ。
 部屋にこもって、ヘッドフォンをMDプレイヤーに繋ぐ。

 音楽をかければ、一人の世界は簡単に出来上がった。
 そうやって一切を遮断して自分を切り離していたように思う]

[その意識が変わったのはいつだっただろう。
 自分ひとりで歩き始めた妹は、
 父でも母でもなく、よく兄を追いかけるようになった。

 なんでもないカーペットの段差で転んで、
 まあるく驚きを示した目と、視線が合う。

 この頃にもなれば、ああ、泣くな、と
 此方も赤ん坊の相手に慣れてきている頃だった。
 腹が減っては泣き、眠くても泣き、何もなくても泣く。

 ――けれど予想に反して、すっくと立ち上がった妹は、
 必死で泣くのをこらえながら、ひしと足にしがみついてきた。

 泣いている間に、兄が泣き声を避けて二階にあがることを
 学習したのか、はたまた偶然だったのか。

 思春期と反抗期とで気が立っている兄に、
 そうとは知らずにしがみついて、


 にぱ、と笑ったのだ。
 目に、大粒の涙を浮かべたままで。]



[転んでも抱き起こしもせず、
 近寄りもせず、ただじっと見ていただけの兄が、
 そこに居てくれたことが嬉しいのだと言わんばかりに。]
 


 
 マリ、……真里花、


 えらいね。
 泣かなかったね。


[そっと、頭を撫でた。
 はじめて自分から抱え上げた妹は、ずっしりと重く、
 ――とても、あたたかかったことを、覚えている。]

【人】 マジシャン 夜長

[彼が不穏な事を考えている気がする。
彼の臆病さは恋しさだ。指先が彼の耳をつつき、>>23他意はないのだと知らせよう。彼の中で面白いという評価があればそれでいい。臆病で慎重な面なのは自分の方だ。沢山の思い出を作って、彼と過ごして、彼と振り返る。
自分の人生に彼がいないのは考えられず。

1つ首を振る彼の不敵な笑みをみれば
好戦的な姿勢に、ふっと笑い]


 ガチか。
 いいな、ガチンコバトルってやつだよな。
 何か、賭けるって?

 ……そうだな、負けた方が勝った方の言う事を聞くとか。


[ベターだが、それなら応用もきくし。と
真面目な彼に此方も真面目に返していたのだが、裸で雪合戦という言葉にぴたっと固まって>>23]
(24) 2020/12/28(Mon) 23:40:45
 確かにこれを見る前に散ってたらもったいなかったな。

[後で杏音とともに写真にでも残そう。そう思えるぐらい幻想的とは真逆の身近なところで美しい光景だったが]

 それは初耳だな。なら一日毎の変化を杏音は見てたってわけか。

 いいぞ、桜の咲いていない時期は別のとこいったっていいしな。

[甘えるような問いかけに、否なんてまったくなかった。
前にとんでもなく極端な例をあげたわけだから、それに比べれば、というものであった。
だけれども遠慮がちに緊張をしているのが手からも伝わったので]

 俺だって傍にいたいんだぞ。

[できるだけ優しく囁く。
実際二人でいる時間を求めて、ついつい家にこないか?なんて誘いだしたのだが、今のところ半々ぐらいだものな]

 オッケー、素直に惚れておく。彼女がとても可愛くて幸せだなぁ。

[つんっとした杏音をみて笑みがこぼれながらも嘘ではないことをからかう口調でいう]

 ほっぺ落ちたら髭もなくなるし気をつけないとな。

[大股で歩く杏音に追いつけるように少しだけ足を速めつつ、そんな健気で素直じゃなくて愛おしい恋人が好きだなぁと心中で呟くのだ。恥ずかしいからな]