人狼物語 三日月国


36 【R18】海の上のひみつ【完全RP】

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クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。
(a21) 2020/07/15(Wed) 19:36:16

― 1日目・個室 ―

[ゲストとしてしか乗船しない女にとって、
クルーズ船での仕事に如何ほど力を用するか計り知れず。
けれど、誰でもできるわけではない、と聞けば
たのもしいことだと、ぴとり、身体を寄せた。] 

 ふ……ふふ、 ほんと、…お上手、…あっ
 次 があるかは……サービス次第、かし ら

[ほどよくアルコールも巡って火照る身体であっても、
スラックスから取り出される肉欲が熱く感じる。
始めこそ遠慮がちに先端を撫でるだけであったが
次第に、彼が褒めてくれた滑らかな白指が裏筋から
くびれを扱き、先走りを絞るように圧をかけていく。]

 …… ん、ン…ぁふ、…ぇ、いと、…

[いつのまにかずり下がった下着は片足からベッドへと
落とされ、男を迎え入れやすいよう膝を開いて。
くちづけの合間、熱の籠る吐息混じりに名を呼んだ。

求めてもいいと言われたことが嬉しくて。
同じくらいの熱量で求められていることが嬉しくて。]

[やがてすっかりそそり立ち、張った傘の先で
陰核を擦られ、ぐち、といやらしい音が鳴る。]

 は──…ぁん、 …ん、はぁい…

[離れるわけがない。
むしろ抱き寄せるように肩へと腕を回し、
先端が蜜壺へと挿入されるのに合わせ、息を詰め。]

 ッひ、 あっ…つぅ、……っ、

[破瓜の衝撃とも違う。
言うなれば長いこと放置していたピアス孔が、
そこに孔があったことを思い出させるような
圧迫感と微かな痛み。
僅かな突き上げで奥へと届くのは、女がそれなりに
経験を積んでいることの証だった。]

 
 はぁ……あっ、…うぅ、ふ……。

[抉るようにナカに埋まり、拡張する熱と感触に
思わず涙がこぼれる。
そうだ、"コレ"がずっと欲しかった。
女としての悦びを心いくまで感じたかったのだ。

そんな思いが伝藩するように、きゅう、きゅうとナカが
締まり、竿に媚肉が絡み付く。
吐息を洩らす彼の頬を白指が撫で、うっとりと笑い。
囁きを添えて、耳朶へ鳴らすリップノイズ。]

[何せ久しぶりなものだから。
満たされると今度は彼の"具合"がどうか気になって。

動いて、とねだるのは視線だけ。
代わりに唇より雄弁な身体が、精を求めて雄を締める。]*

−1日目・個室−

 [ ベッドへの移動中、彼女の体がぴたりとひっついた。
   ブラウス越しにも感じる、彼女の柔らかい胸。
   これを楽しむには時間がなさすぎる。
   次回は、指名してもらおうと
   彼の頭に邪なことばかりが巡っていた  ]

  とっても、…慣れていらっしゃるのに……
  旦那様は………
っ……ふ…


 [ 彼女の手つきが慣れていると感じ、
   言いかけた言葉は
可哀想

   しかし、それを言うのは憚られ、
   彼は言うことをやめ、彼女の手つきに気を移した。

   名前を呼ばれると、彼自身の気分がさらに昂る。
   美しい女性の清らな声から
   淫らな格好をして甘い声に変わっているその声。
   ずっとこの航海中に聴かせてはくれないだろうか。

   そんなことを願ってしまいそうな、素敵な人が
   膝を開いて彼を受け入れる。
   抱きつかれれば、挿れる前にまた唇を貪るだろう ]

 
っ、ぁ……最高かよ……

 [ 彼女の中を満たし動かないでいると、
   彼女の一縷の涙が見えてしまい、
   彼は舐めとるように舌でその涙をすくった。

   かなりキザすぎる。
   と言いつつ彼女が多感になっていると、彼は踏んだ。

   そして中のキツさが彼女の喜びを
   示していることがわかると、
   激しく動きたくなった。
   絡みつく膣肉をゴリゴリと、動かしてしまいたい欲に
   駆られるのは彼女のせい。
   綺麗な指が彼の頬を伝えば
   条件反射のようにその手をとってしまった ]

 [ 彼女の手のひらに優しく口づけを落とすと、
   そのまま彼は指を絡めて反対の手で片膝を抱える。
   絡めた手は彼女の頭上に置き、
   きゅっと彼女の手を握って、ゆっくり律動を始める。
   動くたびに角度を変えて絡みつく、
   彼女の肉壁を直に感じ、
   欲が溜まるのも時間の問題になり始めるだろう ]*

[そう、彼はこの船のクルーで、旅は始まったばかり。
長いことこの部屋に閉じ込めておけぬことは
女も十分に理解していた。

互いの衣服を最低限しか解かぬのもそんな理由。
次、なんて。早くも先のことを考えそうになるのは
既に彼の言動を心地よく感じているからだろう。]

 ふ、ふ……28歳ならそれなりに、ね?
 ……やあね、セックスの最中に他の男の話なんて

[飲み込まれた言葉が何かなぞ解らない。
が、旦那様、と彼が口にすると、それまで流暢に
彼自身を扱いていた指がぴくりと止まった。

悪びれる気持ちなんてほとんど残っていない。
むしろ夫の性癖を尊重するための行為だ。

──好きなように楽しんで何が悪いのか。と。
欲に溺れた脳は、己に都合よく思考を推移していく。]

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 過去・204室内 ─



  『………………分かってますよ。』

[>>28御子柴の言葉には、少しツンとした声を返しつつも
人にうつさないように、と言う言葉に頷く。]


  『……な。。なんですか。』

[頬をぷに、と突かれれば
よく意味が分からないと、疑問符を頭に浮かべながら
今はされるがまま。

我儘を聞いてもらった側だから
少しの非礼には目を瞑るつもり。]

  『そんな符丁があったんですね。』

[先程から
御子柴の雰囲気が違うのは
言葉遣いが変わったからか。

ふぅん、と思いながら

雪菜は手を彼の胸元に伸ばすとその服を軽く握る。
皺にならない程度に……とは思うが難しかったかも。

それから瞳だけを閉じ]
(30) 2020/07/15(Wed) 22:12:22

【人】 双子 吹雪/雪菜



  『エイト…………

   くふ…………駄洒落じゃないですか』

[そう言って
雪菜は横向きに身体を寝かせながら
ゆっくりと眠りに落ちていった。

すぅ、すぅ、と小さな寝息を立てて
服を掴んでいた指の力も幾らか弱まる。

それから何もなければ
──何かあっても、雪菜は夕方ごろまでは起きなかった筈だ。

異性と共に眠りながらも
手出しをしなかったのは、初めてのことだっただろう。

雪菜はそれから、4回目の催しで
8番のメニューが食べたい。と口にした筈だ。

その時雪菜は人が変わったように
御子柴の事を強く求めて、いつも通りの雪菜として
振る舞っただろう。

今この時の、風邪をひいた私は
夢か幻だったかのように。]*
(31) 2020/07/15(Wed) 22:12:37
[互いの密着が剥がれぬように。
くちづけを添え乍らの挿入に、女の腰がびく、と震えた。
避妊具を介さぬ肉の感触を堪能するように、
密やかに落ちる、砕けた一言に破顔する一方で。

落ちる涙を舌で拭われ、照れたように視線を逸らす。
代わりにナカが収縮する速度を増した。
奥の奥、その手前と、擦られたい箇所が疼く。]

 ──…嬉しい、…っぁん。

[ささやかに見えて切実な願いが届いて
頬に添えた掌が捕らえられると、小さな声が漏れた。
これから齎される快感への期待を隠さない、
淫らな雌の啼き声。]

[シーツに縫い留めるように片手を押さえつけられ、
絡む指先をきゅ、と握り締めて。
軽々と女を抱えた腕が膝を支えると、挿入されている雄も
角度を変え、背中がしなり。]

 は…… あっ…あん、っ…あぁ…… っ

[ゆっくりと、彼の腰が穿ち始めると突き上げに合わせ
嬌声が喉から零れ、性感を擽られる度、ぐちぐちと
水音と滑りが増していく。]

 ゃ、ああっ、……あっ、いと、えいとさ…ぁんッ

[やがて女の方も自ら腰を揺らし、髪を振り乱して
尚も竿を締め付け、奥を突かれるにつれ
子宮口が下がるのを感じた。
時折、熟れた舌先を伸ばし、くちづけをねだって。]

―一日目・ラウンジ―
[上げた頭は押し戻されて。
口の中で蠢くものを邪魔しないように避けるように動かしていた舌も、程無くして追いつかれる。
さすれば応じるのみとともに水音を生み出していた。]

[それから投げ掛けられる言葉。
器として与えられる役割は、注がれるものをただ待つことだけか。
その役割に従うように、楔を打ち込まれれば合わせて身体が揺れ、唇を奪われれば誘われるままに舌を差し出す。]

  ……。

[ 光を失った虚ろな目が、テーブルの上に放置されたままのガンホルダーを横目に見つめる。

彼がシャワーを浴びているときにも実は一度見ていた。そのときは今すぐ奪ってしまい、自らの頭を彼の前で撃ち抜いて見せたなら、いくらかの復讐はできるのかなと考えた、そして楽に死ねるのかなと。

でもそんな元気もなく本物かどうかもわからないまま時間は過ぎ、いつしか彼は戻って入れ物だけを残して部屋を出ていってしまう。

残ったのは用済となって棄てられた空虚だけ ]


 はぁ、あっぁ、も……いく、いっちゃ、…ひぁ…っ

[ぐじゅ、と。
彼からも零れる先走りと混ざり、溢れた蜜が腿を伝う。
とうに小さな絶頂を迎えながら、爪こそ立てはしないが
男にしがみつくように肩に置いた手に力を込めて。]



  ………。

[ やっと解放された卯波ではあったが、頭ではそのような実感などはなく、身体は未だに痛みに震え心は閉ざしたまま。 ]


   ……うう……


[ しかし心に変化が現れる。
それは死のうとしている自分のお腹で命が宿るかもしれないからだ。

最初こそどうでも良かったそんな自棄ではあったが、確実とまで言われた言葉がなぜかこびりついて離れない。 ]

  か、掻き出さなくちゃ……

[ 命の定義がどこにあるのかはわからないが、少なくとも受精したならばそれは紛うことなき我が子となる。

そうさせないためにも、ふらふらな身体はベッドから何とか足を床につけると、ヨロヨロと壁に手を付きながらシャワールームを目指した。 ]

[人妻が願うことじゃないと理解している。
けれど、本能が欲してやまなかった。

潤む瞳は真っ直ぐ、彼を見つめて。
さんざん掻きまわされ、ぐずぐずになった蜜壺は
出会ったばかりの男に穢されるのを待っている。]*

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−1日目のどこか−

 204はどうしたらいい?
 
 『もういっぺん行ってこいや』

 [ 奥様との時間から暫くしてバックにいると
   コールが入って、部屋に向かった。>>21
   A204は何かと縁がある。
   以前に女性を介抱した部屋。
   ノックをして、クルーだと名乗りをあげたが
   コールを入れた男性が言う通りに
   眠っているらしく、返答はなし。
   一旦バックに戻って、もし同じ部屋から
   コールがあれば行こうと思ったが、
   まさかの上司に蹴られた  ]

  大体、自分の部屋に女残すから見に行けってなんだ?
  これだから、道楽は理解できねぇわ。

 [ 小さな声でよく分からないことをオーダーした
   人間のことをなじりながら、
   彼はまた同じ部屋へ戻ると、
   白手袋をはめ直して、呼び鈴を鳴らしてみる ]

   ルームサービスでございます。
 
 [ もし彼女が起きていれば、出てきてくれるのだろうか。>>26>>27
   よく分からぬまま、反応があるまで待ってみようと、
   彼は部屋の前で大人しく待つことにした ]*
(32) 2020/07/15(Wed) 22:29:27

【人】 天野 時雨

  
いつだかの時間
  


[ 船内を歩く。
 酒が飲みたいな、と思っていた。

 さすがの防音性能のおかげか、楽しむような声は
 聞こえてはこない代わりに妙にしん、としていて。

 部屋から出て来た男性とすれ違えば、>*18
 軽く会釈する。
 目が合ったか、合わなかったか。

 どちらにしてもこの客船では異質に思える雰囲気を
 感じれば、ん、と軽く眉根を寄せた。

 職業柄、人を観察してしまうのはクセのような物で。
 その人の何というか、ギラついている、というような言葉が
 相応しいような印象に一瞬目が離せなくなる。

 がすぐにつ、と視線を外し。
 まぁ、世の中には色々な人が居るのだし、仮にも
 この客船に乗っているのだから、身元に不審なことは
 ないよなぁ、と、なんとなく自分に言い聞かせた。]*
(33) 2020/07/15(Wed) 22:32:15
卯波 慧は、メモを貼った。
(a22) 2020/07/15(Wed) 22:33:10

[そうこうしてるうちに足を持ち上げられ、窮屈な体勢で開かされる。
しかもそれだけに留まらず、さらに恥辱的な命令が重なる。
いくら何でもこれは…と思うくらいならここまで素直に染め上げられていないのだった。]

…はい、仰せのままに。

[ここまでで一番仰々しい言葉で承諾を示せば、ソファを掴んでいた手を放して受け入れの姿勢を示す。

そして―]

[―ここから先は語らない。

ただ教えられることと言えば、水葉の心が満足行くまで叩き込まれたということ。
そしてその代償に体力の消費も半端で無かったこと。

具体的には最後に気をやった時に着けていた仮面が落下したといえば、どんなに乱れたか察してもらえるだろうか。]**

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目夕方・204室内 ─
>>32

[呼び鈴が聞こえた。

吹雪は涙を流して
スーツに染みを作ってしまっていたのに気付き
慌てて服をソファに下ろす。

それから、先ほど聞こえた呼び鈴の音。

まさか、と思う。
タオルケットで前面だけを隠した裸体で
パタパタと素足で扉に向かう。

『ルームサービスでございます』……そんな言葉も
今の吹雪の耳には入って来なかった。
きっと外に、彼が待っているのだと思って
流行る気持ちを抑えるのに必死だったから。]


  ─────あま、の……
さん



[けれど扉を開けた先にいた男の人は
期待していた男ではなかった。

それを目にした時、ぺたん、とその場に
座り込んでしまった。]*
(34) 2020/07/15(Wed) 22:39:38

【人】 涼風 梨花

[──めくるめくひと時を過ごした後。
シャワーを浴び、ノースリーブのロングワンピースに
着替えた女は、まだ火照りの残る頬を冷まそうと
ゆっくり船内を歩いていた。

ハイヒールの足元がやや覚束ないのは酔いではなく、
まだ残る異物感のせい。

まだ見ぬ誰かも、いまごろ誰かと享楽のひと時を
楽しんでいるのだろう。

クルーズ船にありがちな他の客とすれ違うだとか
知人にばったり出くわす、なんてことも
此処ではきっとないだろう、と思った矢先。]
(35) 2020/07/15(Wed) 22:46:18

【人】 涼風 梨花

 
 嘘、 ……まさか。

[見えた背中に、一瞬、足が止まり。>>33
次の瞬間には駆け出していた。
声をかける前に、がし、と腕を掴み名を呼び掛けて。]

 ……やだ、…ご、ごめんなさい、
 
[見上げる顔が、思い描いた人──夫ではないことに
気づくと、慌てて手を離す。
いるはずないと解っていても、そうしてしまったのは
青年の後ろ姿がとても似ていたから。]*
(36) 2020/07/15(Wed) 22:48:11
涼風 梨花は、メモを貼った。
(a23) 2020/07/15(Wed) 22:50:26

【人】 花守 水葉

―2日目・船内―
[1日目を終えて船内を歩く水葉の心中に渦巻くものとは]

(はっちゃけ過ぎた…
何してるんだろ私…)

[遅れてきた羞恥心であった。
後になって冷静になった頭で思い返すと陶酔にも程があるだろう。
とはいえ、こんな筈じゃなかったかと言えば、間違いなくこんな筈だったのだが。]**
(37) 2020/07/15(Wed) 23:15:46

【人】 曳山 雄吾

― 1日目から2日目へと ―


[ このクルーズ船内の設備もスタッフも、
 雄吾が欲した水準を満たしているとは疑いなかったが、
 中でも満足を覚えたのは食事や飲料といった
 本能に直接訴えかけるものだった。

 神戸の港の出発とあって、レストランでは
 上質の神戸牛を用いたステーキやカレー、シチュー等を
 取り揃えているのは勿論のことだったが、

 小籠包や豚饅頭を始めとした各種点心が作り立てで
 提供されると知って、足りている筈の腹がくぅと鳴くような
 錯覚を雄吾は覚えた。

 南京町で豚饅頭といえば老祥記が随一であるが、
 小籠包となると各地に名店があって一つには絞れない。
 百貨店のレストラン街に鼎泰豊を見つければ、
 ランチの選択肢に必ず含めるほどの好物だったのだ。]
(38) 2020/07/15(Wed) 23:28:54

【人】 曳山 雄吾

[ そういう訳で空席のひとつを確保した大男の前には
 湯気を上げる蒸籠が3つ並んでいた。
 小籠包と豚饅頭、海老焼売である。

 まずは小皿に黒酢を入れて、小籠包をひとつ箸でつまみ、
 そっと上下を逆さにした。

 黒酢は2個目以降につかうことにし、そのままを味わう。
 逆さにした小籠包のもっちりとした皮の端を前歯で
 わずかにかじり取ると、中から旨味と滋味たっぷりの
 熱々のスープが溢れ出た。

 逆さにするのがポイントである。
 上下をそのまま同じように齧ると、その時に
 スープが零れ滴り落ちてしまうのだ。

 もちろん、一つまるごとを口に入れることも可能ではあるが
 あまり推奨されることではない。
 いかに雄吾と言えど粘膜そのものを鍛えることは出来ず、
 蒸して熱されたスープの温度は火傷を起こさせるに十分なのだ。]
(39) 2020/07/15(Wed) 23:30:59

【人】 曳山 雄吾

[ ともかく、ぱくぱくと点心を味わいつつ、
 知った顔が辺りにないのを良いことに
 雄吾はスマーとホンを取り出した。

 短い内容のメッセージを考えて、二つの宛先に送信する。
 といって、片方だけでも同じことかもしれなかった。

 送信相手は同部屋に泊まっていただろうからである。]
(40) 2020/07/15(Wed) 23:31:31

【人】 曳山 雄吾

 
 『 クルーズ船の1日目、どうだった?
   楽しんでるか?』

[ アドレス帳の順番に、吹雪、雪菜と同じ文面を送信した。
 何処かで誰かと楽しんでいる最中なのかもしれないが、
 それなら少なくともマナーモードにはしているだろう、と
 別段気にすることもなく。]*
(41) 2020/07/15(Wed) 23:33:22
曳山 雄吾は、メモを貼った。
(a24) 2020/07/15(Wed) 23:42:32

【人】 天野 時雨

[ 駆け寄る足音が近づいてくる。
 次の瞬間ガシッと掴まれた感触>>36に心臓が跳ねた。
 先程すれ違った男性がやはり殺人鬼かなにかで、
 襲い掛かられたのかと思う程には。

 んなわけないだろ、と自分で呆れつつ振り返れば、
 己の名前ではない何かを呼びかけながら、
 腕に手をかける、ワンピース姿の女性。

 自分と目が合えば慌てた様子でその手を離し詫びる様子に
 人違いをしたのだと理解するには数秒もかからなかった。]


   いえ。
   綺麗な女性に触れて頂いてラッキーでした。


[ にこりと笑顔を浮かべて、そう返す。]


   どなたかと、お間違えでしたか?
   道に迷った迷子さんでしたら、どちらかまで
   ご一緒しましょうか。


[ 彼女の返事を待ちながら、
 左手薬指にちらりと視線を落として。]*
(42) 2020/07/15(Wed) 23:50:00