人狼物語 三日月国


104 【R18G】異能遣い達の体育祭前!【身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


朝起きて、カッターの替刃を折ったもので手のひらを傷つける。
握りしめれば傷が出来る。それはいつもどおり。なぞれば、傷は消える。それもいつもどおり。
それを繰り返して、繰り返して。日に何度も、一時間のうちに何度も確かめて。
今か今かと、効力が出るのを待った。何かの変化があることを待ち続けた。
握りしめた手のひらの中から痛みさえも消えた時、急いで自転車を漕ぎ出したのだ。

家に入り、まだ起き出してもいない家の中に駆け入って、弟の傍に駆け寄った。
叩き起こして手をかざし、何度も質問を重ねた。
違和感は消えたか。痛みはないか。いつもと変わったことはないか。
苦しくはないか、楽になったりしてないか、いつもと変わったことはないか。
無理を強いて説得をして、説明をして、病院にまで連れていかせた。
親にも、弟にも、保健室の先生にも拝み倒して、その日の予定を変えさせて。
困り果てた医者の返答としては、病状に変化はないと。
事情も話せないまま、けれども必死な形相の健人を見て、医者は優しく言ったのだ。
不用意な行動を叱りつけたりもせず、残念だけれど、と。

時刻は夕方に戻る。
午後からひとり登校して、なんでも無いようすの学校を見上げる。
正確にはもう少しばかり騒動に見舞われていたけれど、対処できない問題ではないようだった。
誰かの何かが変わって、手を差し伸べて、変化を抱きしめて明日へと歩んでいく。
そういう優しいものが、あったのだろう。
自分は、何も変わりはしなかった。
異能が進化を遂げても尚、痛みさえ治し切るほどになっても、無力なままだった。

からすの声がかあかあと降り注ぐ。
秋空が暗んでいくのは早くて、練習や外作業の生徒がばたばたと戻るのが聞こえる。
それでもなお、まだ何も変わらないのだ。自分に出来ることはなかったのだ。
暮れていく空が色を失っていくのが、夕焼けが熟れて黒くなっていくのが、
無性に苦しく、寂しい思いを胸に呼び起こした。

最初は腰掛けた机を蹴ったくらいだった。足先は痛みもなかった。
蹴り倒して、跳ねた足が自分の脚を掠めても、傷もなく痛みは感じなかった。
教室のスペースを空けるために組んで積まれている机を蹴ったら、崩れてしまって。
決して軽々ではない重みが顔を掠めても、傷はなかった。シャツが破れたのに。
机を両手で持ち上げて、思い切り叩きつけた。大きな音を立てて、パーツは外れた。
幸いネジ留めの部分が折れたくらいで、修復は可能そうだった。
けれども吹き飛んだ上側のパーツは壁を少し凹ませて、その勢いでジャケットとシャツを薙いだ。
普通だったら少しくらい切り傷のようになってもおかしくないのに、それもなかった。
思い切り叩きつけたにも関わらず手の痺れもなく、関節も柔らかく動いた。

なんにも手ごたえがない。なんにもならない。
何をしたって痛みも疲れも感じないし、何も変わりはしない。
それが無性に苦しいような、空しいような、どうしようもない心地を呼び寄せて。
三年生用の階、空き教室の静けさ。生徒たちの騒々しさのせいで、お互いに何も届かない。
空っぽで、息苦しくて。
だから、空き教室の窓ガラスを、思い切り叩き割ったのだ。

素手でガラスを割ったのに、怪我一つ無かった。

/* 置き手紙やってみてぇな〜〜〜〜〜って思いつつも、実質この窓が
  『墓落ちしたら見られる時限式置き手紙』の役割を果たしてくれてるので
  特にそんな使うべき場面が思い付かない……。
  今日のラストに首吊狸ロール入れるかどうかってくらい

/* 木霊窓の私物化良くない。猛省します
  でも人間、誰かが聞いてくれてると思ったら呟いちゃう生き物なんだ
  だからTwitterに常駐しちゃったりするんだ
  流石に、役職予想関連とかは独り言でやっておりますがね

/* 柏倉先輩のスタンス凄く好き
  えっ、最後のロシアン、この人に当てちゃう可能性があるんです?
  そんな事になったら、焼きモンブランとイモが焼けるどころか消滅しますが?

  と言うか、鏡沼創に関わってくれた人皆大好き
  こんな概念みたいな男に付き合ってくれて本当にありがとうの気持ち

午後の授業には出られそうだ、目隠しして、ジャージ姿で

/* 本当は全員に絡みたかったけど、恋窓勢が(あと多分狼窓勢も)割と潜航気味でタイミング掴めず
  あと焼きモンブランとイモがザコイモなので、全には絡めませんでした! キャパの死
  Who秘話は透くんしか出ないもの……。

自分の道を見つけている。だからこれは少しの誘惑で、而れども少しは辛いのだ。

/* 鏡沼創は割と本当に概念みたいな男なので、人によって結構見えてる面違うと思います
  一応、焼きモンブランとイモ的には、絡みあった墓下勢で言うと

  勢喜くん:(役職的にも)信頼度だけカンストしてる鏡沼創
  朝日くん:同士であり友人である鏡沼創
  守屋先輩:救えそうなくらいの弱さがあって、最終的に救える鏡沼創
  神谷くん:言動がヤベェし怖い先輩な鏡沼創
  透くん:欲しかった理想の友達としての鏡沼創 → 手に入る鏡沼創
  
こんな感じ。
シオンくゃんや市川くんと話したのが、“凡そ一般的な生徒が抱く鏡沼創のイメージ”に近い鏡沼創です
少なくとも、焼きモンブランとイモはそのつもりでやってました
墓上勢に対しても此処に書き散らかしていいかは悩むんで独り言にします

 鑑沼

「同行……、いや、止めときます」

判断は早かった。
歪んだ空間から離れ、息をひとつ吐く。

「ひとりなら兎も角。
 先輩まで巻き込んで何かあったら、
 ぼくが他の先輩方に殺されますよ。
 先輩の異能がどんなもんか知りませんけど、
 空間系の異能じゃないなら、下手したら
 戻ってこれなくなるかもしれませんし」

そして先輩にこの話をした以上、自分が帰ってこなかったら先輩は何かしらアクションを起こすだろう。
二次被害を増やす訳にもいかない。
となれば必然、選択はこうなる。

「むしろ先輩こそ、意外ですけど。
 ここは止める場面じゃないのかなって」

/* レス来ると思ってなくて長文独り言書いてた愚か

はしゃいだところで、一番にはなれないのだ。結局、状況は変わらない。

/* 噛みですがこれどうしましょうか 御旗くんが吊られる事ですし、俺か若井くんが噛み入れておかないとですよね。どうしましょう?もう時間もギリギリだし任意でいいでしょうか?

※墓下も合わせてこれが見える1人はGMさんがいると想定して

/* 鏡沼創、態と一番にならないようにしてるくらいの最悪の天才だったから
  市川くんもっと絡みに行ってもよかっ……いや、明らかに地獄を増やしてしまう事を考えると
  これでよかったんですかね?

/* 助かります〜!!! GMなのですが(覇王)、白入くん、楢崎くん、牛丸ちゃんからそろっと選んで噛んでいただければよいかと

/* GMさんだ!了解です。もう襲撃連絡も必要なしでいいでしょうか?(エピローグ入りでしょうし)それならもう俺と若井くんでその三人から好きな子選んでランダムに任せてもいいかも知れないですね

/* ですね。エピローグ後に襲撃関連のロールやったりとかもアリです。よろしくお願いします〜〜

/*
念のための居ます!のご報告をば。
こちら特に指定御座いません、この後中身が席を外すかもなのでお伝えを…(既ににコミット済)

/* アクションやら白窓やらに匹敵しかねないくらい呟いてるソロ窓って気持ち悪いな…と思いつつ
  ロシアン発動があるんで落ち着かないんです助けてください
  正直見てみたいとか言ってすみませんでした
  発動しないもんだと思って舐め腐ってたんです許してくださいザコイモです

  あと、ソロール置くような状況でもないんだよな鏡沼創が
  今、鏡沼創が何したいのかわからん
  いや、設定上そもそも「何したい」がほぼ無い男なんだけど
  ロシアンのせいで、どんなロールすりゃいいかももうわからんくて終着点はどこ

/* コミットは確か実は更新後に……しないといけないはず……!(なので21時にはコミット入れる数分の時間は取れるようにしておく方がいい…)ただ襲撃は別に本当にランダムになるだけなので若井くんも3人からセットしていてくれたらいいかと〜!

/* 御旗くんは殺さなくても死んでくれるはずなので
  それ以外の6人全員、それぞれ殺ってしまった場合を考えようとしたのですけれども
  白入先輩入ってる時点でオエッてなりませんこと? なりますわよね?

 鏡沼

「何一つ話は早くないですけど。まあいいや。
 鏡沼先輩はニンジャ。理解しました」

理解したのか?

「…………?
 ぼくの思考を読み取って反応してる……
 ってことです?
 それって、テレ……」

問いかけたとき、頭の後ろのほうがずきり痛んだ。
……思考を読み取る、と言う言葉からなにかが繋がりかけたのか。なんにしてもこれは止めておこう、と首を横に振る。

/*
あれそうだったんですか!それは失礼しました…!急ぎの用事ではないので多分時間取れると思います。
此方からも誰かに一つ入れておく、成程了解です。お手数おかけしました…!

/* ぐちゃぐちゃ考えてたら5敗目を喫しました

 鏡沼

「いや分かるわけなくない?」


敬語がどこかに飛んだ。

「え? 分かるんですか?
 分身的存在全部で見たり聞いたり? 考えたり?
 なに? チートか?

 ぼくだってそもそも誰に見られてるとか
 どう見えてるかとか分かるならもう少しこう……
 
悪いことも考えますけど。

 そうじゃないから困ってたわけで」

 鏡沼

「……増殖、バグ……?」

あれは小説だったか、漫画だったか。
たぶん最近のやつじゃない、SFものだったと思う。
何人もの自分に分かれた後、『自分たち』の間でいさかいが起こり、殺し合いにまで発展する話。

そうだ、あの話でいさかいが起こった理由は──

「あの、鏡沼先輩。
 先輩は、『どれが本物か』って分かるんですか?
 記憶とか経験は、どうなって……?」

そもそも。
目の前にいる鏡沼先輩は、本当に鏡沼先輩なのだろうか。
自分は今、誰としゃべっている……?

一歩、後ろに下がる。

人は理解できないものを見ると、思ってしまうのだ。
『気持ち悪い』と。
それは神谷とて例外ではない。

/* どうも、アオハル村のホラー担当です

/* しかし、秘話返信見落とししてそうでドキドキする
  してたら後で土下座しますごめんなさい
  鏡沼創は驚異の処理能力を持ってますが、PLはザコイモのため……。
  この人数でさえPLは潰れそうなのに、どうなってるんだ鏡沼創

/* 柏倉先輩撃ち抜いたら千切れるよ

/* 勝手な予想だけど、許さんだと思ったため……。
  ザコイモはホラー担当

/* 柏倉先輩の気遣いを無にしそう

/* 違ってたら笑ってください