人狼物語 三日月国


185 【半突発R-18】La Costa in inverno【飛び入り募集】

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【人】 踊子 リリー

 

  ……ほんと、に?


[ 青年の様子を伺うように、小さく首を傾げる。>>90
  触れるだけ、──触れるだけ?
  互いに認識の差が大きそうなその言葉に、
  深入りせず、ひとつ頷いて。

  別に、そういうことをするのが嫌いだとか
  そんなことを言うつもりはないけれども。
  日頃お世話になっているバーという背徳感と、
  ……人がいつ来るとも知れない緊張感のせいだ。

  だって、こんなところで熱を分け合ってしまえば、
  これから先ずっと──思い出してしまうのだし。 ]

 
(93) 2022/11/25(Fri) 17:14:06

【人】 踊子 リリー

 

[ 場所を変えてくれればいい、と言わなかったのは
  ──…緊張で頭が回らなかった、だけ。 ]


  え、っな、なに……っ


[ 首元のリボンがしゅるりと解かれる音がして、
  そのまま両手首をリボンで結ばれれば
  女は慌てて、きつくはない結い目を解こうと
  腕を動かそうとしたけれど。

  先手を打つようにバランスを崩されてしまえば
  小さな声を上げ、拘束を解けずに彼へ寄り掛かる。
  下手に動けばもっと体勢が悪くなりそうで、
  腰へ回った手が衣装の結び目へ伸ばされても>>92
  それを止めることは出来ないまま。 ]

 
(94) 2022/11/25(Fri) 17:14:10

【人】 踊子 リリー

 

  っぬ、脱がさないって、言った……!


[ 確かにこれは全部ではないけれど。
  彼は口にした約束を、違えてもいないけれど。

  優しくする振りをして、
  なんだか着実に逃げ道を奪われた気がする。
  添えられた一言が耳に入れば
  「…知らない」と少し顔を背けて。 ]

 
(95) 2022/11/25(Fri) 17:14:13
 

[ 踊り子の衣装というものは、
  その名の通り、舞いを美しく魅せる為だけに誂えるもの。
  ──つまり機能性などは二の次で
  纏う下着も、衣装を損なわないようにと
  肌が透けるような薄いレースのもの。

  片足を上げさせられているせいで、
  せめて隠したい場所も彼には見えているのだろう。
  羞恥心が女の頬を赤く染め、体温さえ上がっていく。 ]


  …………誰か来たら、責任取ってよね……。


[ そう、これは単に恥ずかしいだけ。
  まるで何か期待するように熱くなる下腹部も、
  本当は気のせいだって、言い聞かせて。** ]

 

踊子 リリーは、メモを貼った。
(a52) 2022/11/25(Fri) 17:17:24

ーー『責任を取るとは、しっかり見て貰うという事かな?』とは、言わないでおいた。
彼女の羞恥に耐える姿は、この上なく心の奥をくすぐるけれど、既にいっぱいいっぱいな彼女を更に追い立てる必要はないから。

「大丈夫、店の出入り口は私の使い魔が見張っている。
誰かが訪れれば、すぐに知らせてくれる。」

代わりに彼女が安心できるよう、見張りの存在を知らせておいた。

「触れるよ。」

彼女が受け入れられるよう一言入れて、はだけられた胸部へと手を伸ばして、片房をゆっくりと揉み上げるが、はたしてそれはどの程度の大きさだったろう。
肌の透けてしまいそうな下着ごしに、指をわずかに沈み込ませる。
彼女の体温も、胸の先端の感触も掌に伝わる。
緊張が逸れるように、ゆっくりと時間をかけて解して、時折その頂きを指で弾く。
十分に解し終えたら、もう片房も同じように、丁寧に解し上げていく。

「顔を上げて。」

また一言、彼女に声をかけてから、その唇に自らの唇を重ねる。
けれど、今度は唇を重ねるだけではなく、舌の先端で彼女の唇をつつく。
そうして、緊張が解れたタイミングを見計らって、舌の先端をわずかに潜らせていく。
そこで、また彼女の歯列をつついて、タイミングを見計らって舌の先端が僅かに潜る。
もどかしい程、丁寧に彼女の唇を開いて、ようやく互いの舌の先端が触れる程になりーーけれど、それ以上は深く差し入れることはしない。

「お腹、触るよ。」

一言。
彼女の秘所にはまだ触れない、その上の下腹部を緩く撫で上げる。
これも下着越し、無遠慮に手を潜らせる事はしない。
彼女を大切に、丁寧に、穏やかな刺激を与え続けていく。**

[男は別段性風俗のような術を施しているつもりはなく『美』肌に対する術理を極めていった結果、現在のところこうなっている。
男女の性別如何なく男の手は酷く心地好いのだ。
それは妖精の悪戯か、妖魔の悪意か、はたまた妖怪の悪事なのか。
男に眠る半分異質なものの為せる業なのかもしれない。

男が誤解していたのはリュディガーが描きたいのは施術風景と聞いており男なりに解釈すればそれは術を施した相手、現在の場合はブランシュを描きたいのだと思っていた。
よもや男自身を『綺麗』だと評しての請われだとは思ってもいなかった。
これもまた男がリュディガーを男だと誤認していたからではあるが、男は必死に描く姿に視線を向け頷きを返した。

ブランシュが気づいたのは同性であったからなのだろうがそれすらも男が気づくことはない。
男の集中は緩やかな光彩と水音、温かな室温と心地好さを齎す掌とは裏腹に張り詰めた弓のように研ぎ澄まされていた]

知っていますよ。
ブランシュお嬢様はこう言うのが好きだとね。

いつもより気持ち良さそうなのは俺の気のせいですかね?


[先までの心地好さから紙一枚程度の差で快楽は齎される。

男は『美』肌術を施すにあたり手を抜かない。
全身に隈なく触れ、隅々まで心地好さを与えてしまう。
心地好さを快楽に受け取ることはままある事で、ブランシュが最初に訪れた日に触れるだけ触れて終了を告げた時は――。

その時のことを思い出し男は小さく笑うとブランシュの耳元に囁きかけた]

[『美』肌の術理的に言えば男の術はほぼ終了している。
ここから先は別の『美』を求める儀式。
ヒト本来の欲求に従う古来よりよくある淫蕩の『美』。

男がリュディガーに視線を向けると視線は絡まったろうか]


最後まで、しっかりと、修めてください。

[次の段階に移ることを伝えると男はブランシュの着るチューブトップをずらしてしまう。
既に掌を潜り込ませているのだから容易く、むしろ窮屈になった場所から解放されることを望むかのように堕肉を集め男なら誰しもが見つめてしまいそうになる程の代物が露出された。

男は吐息を一つ漏らし、重力に従い左右に零れ落ちていく膨らみを掌で支えて振動を与えながらブランシュが望むその先端を再度摘まみあげた。

初めの指遣いは優しいもので伝わる振動も緩やかなものだ。
だが、親指と中指で根本から掘り出すように摘まみあげれば人差し指で先端に触れる。
先端に触れた指から伝える振動を強くし、指により振動の強弱を生み出せば不規則性がまた熱を誘う呼び火となろう]

少し……大きくなられましたかね。
最初は可愛らしいものでしたのに。


[ぷっくりとした乳輪を指で押し込みながら言葉を投げかけるが散々に触りきってきたのは男である。
更にと根本から先端へと搾り取るかのように指で扱いてやりながら疼きにも似た快楽を生み出していく。

『美』の一つの形とは思わず魅入ってしまうものであると男は思っている。
自身の『美』は誰かを魅入らせることはできようか。
常に疑念に満ちた路であるがブランシュの浮かべる笑みは、これもまた『美』くしいと男に思わせるものであった]


これも欲しいでしょう?


[男はブランシュとの視線の距離を縮めると薄らと唇を開き唾液に濡れた舌を見せた。
魔薬の煙を常から接種している男の体液はこれも魔薬のようなものとなっている。
この場で最も濃いそれが欲しければと、唇を近づけ欲しければ貪るようにとその位置で動きを止めた**]

 

[ 彼がその言葉を飲み込んだのは賢明だろう。
  口にしていれば間違いなく女はそっぽを向いたし、
  余裕もすっかり無くしてしまう自信があった。

  使い魔、──という凡そ普通の人からは聞かない単語に
  ぱちぱち瞬いて、それからこくんと頷いた。
  少なくとも、誰かと鉢合わせる危険はないらしい。
  ……だからといって、緊張が消える訳でもないが ]


  ……、ん…… 


[ 受け入れる余裕を持たせようとしてくれるだけ、
  十分に優しいひとでは、あるのだ。
  ──微かな相槌を返して、人よりも少し大きな胸へ
  ゆるやかに触れる体温にふるりと震えた。 ]

 

 

  っふ、……ぁ、ぅ……っ


[ ここで欲のままに扱われたならきっと、
  体に熱なんて燻らなかったのに。
  大きな掌がゆっくりと胸に指を沈めては、
  すっかり反応してしまった頂きを弾くたびに
  抑えられない甘い吐息が口から零れた。

  ──顔を上げてと紡ぐ声が上から降り注ぐ。
  既に茹るような頭では、何を考えるよりも先
  言う通りにかんばせを彼へ向けて。 ]


  んむ、……は、 ふ…っ


[ 重ねられた唇と、熱を帯びた舌。
  抵抗することなく受け入れるように唇を薄く開けば、
  いっそ混乱するほど丁寧な慎重さをもって
  彼の舌がもどかしい快感を与えてくる、けれど ]
 

 

  ──── ゃ、……


[ 深くまで絡め取ろうとせず、
  差し入れられないまま抜けていく彼の舌を追うように、
  咄嗟に寂し気な声があふれて。
  触るよと断りを入れてから彼が触れる場所も
  熱がぐるぐる回るばかりの下腹部だけ。 ]


  ぁ、う … なん、で……っ?


[ 丁寧で穏やかな触れ方は、
  確かに緊張や恐怖なんてものとは無縁だけれども
  ──撫でられる度に燻る熱だけが重なっていく。
  もっと、強い刺激を与えられるものだと思っていたのに。

  結わえられた手首を解こうとしないまま、
  縋るようにただ、彼の服を掴んだ。 ]

 

 

[ まるで壊れ物を扱うみたい、と思った。
  この髪でも瞳でもなくて
  自分自身を大切にするような、触れ方。

  ……そんなの、全然、慣れていないから。 ]


  ねえ、……そればっかり、やだ…。
  おなか、熱くなる……から……


[ もっと触って、…なんてねだるのは
  都合のいい我儘に聞こえるかも、しれないけど。* ]

 

踊子 リリーは、メモを貼った。
(a56) 2022/11/25(Fri) 20:05:12

[本来ならば知らぬはずの快楽を知る身は
無垢でありながら婀娜めいて。
されど、淫蕩にのみ浸ることもない。

激しく、痛みすら伴う程熱い楔が。
男の欲そのものが打ち付けられる中
其れを甘受し、また飲み干しながらも喰らいつくように
善がる女と、穿つ男が
満たされるのは、一瞬だけ。


 そう、足りない


瞬きの合間に、私達は渇きを覚える。
最上を知れば、それ以上を求める。
他の誰から見ても満たされているようでいて
他の誰よりも飢えているのだから。

だからこそ、貴方の飢餓も理解できる。
私達は性も、生き様も、辿った道程は違えども
根本は似ているのかもしれない。]

[問いかけに囁きを落とせば
貴方はどうなのですか。と私は逆に問うでしょう。

獣性に、己の雌としての本能に
任せ、抱かれ、潰され喰われるかのような交わりに
揺さぶられる体は色づき背は撓り。

奥を突かれるたびに、悲鳴のような嬌声を奏でることとなろう。]

[ぶつけられた欲に喉を鳴らし、
女は己の躰と相手の躰で奏でられるユニゾンを聞いていた。

――ぶつかり合い、喰らわれ喰らい
刻まれるものは確かに己に新たなものを生み出す。

彼が捧げる欲を喰らい。己の美を味わい喰らわれて
散る汗そのままに、


貴方の背に回した指が、引っ掻くような傷跡を残すだろう。
魂にさえ、届くような。*]

「そ。こういうのが好きなのよ。
いつもより気持ちよさそうなのは…自分のことだけ考えてればいいから、かしらね。」

魔法薬の店ではあるが、魔女の方も、客を取らないわけではないのだ。当然寿命をさらに上乗せして要求したうえで。
無論、それは目の前の男には関係ない話かもしれないが。

男から囁かれた言葉に、少しむっとした顔を浮かべつつすぐに笑みを浮かべ直す。最初の時は、軽く考えていたせいもあったから、思った以上に良いままにされてしまったものだった。不覚にも。

チューブトップをずらせば、ゆさりと最初より重たくなった膨らみがまろびでて、重力のまま左右にこぼれる。
それを左右からかき集めてすくい上げ、先をつまみ上げられ、体をひくんと一層震わせた

「くううんっ…はあ、これっ…これがいいのっ…」

最初はゆっくりと控えめに触れられつつも、少しずつ根本から扱きあげるように強めにつままれると、指先の中で頂は一層大きく、硬く弾力をもって尖っていく。
三本のの指逃げ場をなくして、グミキャンディを思わせる大きさと弾力に。

「そうよ、これ…あはぁん…なたの指でこうなったんですからね……」

普段の店先では見せないほど存分に顔をとろけさせ、全身を覆う心地よい悦楽に身を委ねる。
性感を覚える場所へのマッサージは、普段よりも一層体に快感として染み込んでくる。
乳首だけでなく乳輪もぷくりと充血して膨らみ、存分に女としての体の醍醐味に酔いしれていた。

見上げる先にあるのは、唾液に濡れた舌。
自分が取り扱う媚薬成分に酷似した、ある意味でそのものと言ってもいい作用があることを、もちろん知っている。

「ほしいの、それぇ…、ちょうだいっ…
ん、んっ。は、ちゅっ……ちゅ………」

ここまでくると、魔女といえど、女の本能に従うしかない。
自分から舌を突き出し、男の舌に絡めて音を鳴らし、唾液を求め吸い上げた。
傍らのリュディガーの事は思考から外れていたが…あまり気にはせず、遠慮もしなかった。

あくまで施術の一環、それに…後で同じものを受ける話になっていると認識していたから*

【人】 踊子 リリー

 ― 追想 ―

 


[ 「その髪と瞳がなければ貴女じゃない」と、
  いつか遠い日、母は言った。


     ──姉の美が損なわれ、
       姉が海へ身を投げた日の夜だった。 ]


 
(96) 2022/11/25(Fri) 20:55:55

【人】 踊子 リリー

 

[ 父の姿は記憶の中には存在しない。
  私が生まれてすぐに、美を失った母を捨てて
  どこか違うところへ行ったのだと聞いた。
  それでも母の手元には
  異なる毛色の、けれど美を備えた娘二人が残った。

  この街では、美≠ヘ多様な概念を擁するけれど
  母が執着したのは、一目でわかる見目の方。
  ひとつも欠けないよう、丁寧に籠の中へ入れ
  娘の栄誉が己の道になると信じ、投影を重ね。


  間違ってるよ、とは言えなかった。
  けれど、どんなに嫌われても言った方が良かったと、
  ──そのことに気付いたのは、
  姉の背へ「出来損ない」と罵る母の顔を見てからだ。 ]

 
(97) 2022/11/25(Fri) 20:56:02

【人】 踊子 リリー

 


  ( 永遠≠フ美にしか価値がないと、
     そう言って蹲る母の背を遠くに見ていた )


 
(98) 2022/11/25(Fri) 20:56:06

【人】 踊子 リリー

 

[ だから私は母の望むままに踊った。
  私が何を考えて、何を思っているかも知らずに、
  この道が自分の栄誉に近付いていると信じ切って
  疑いもせず歩む母の手を引いた。

  ──ねえ。心のまま、自由に踊るなんて未来
  本当は、踏み出すつもりもなかったの。
  誰の手も入らない、母が望んだ踊りで、
  母の乞うままの私で、女神様に認められれば。


 「 望むものを手に入れられる 」のでしょう?
  私、女神様にこう願うつもりで、ここに来たの。 ]

 
(99) 2022/11/25(Fri) 20:56:09
[背に走る痛み。
女の残した爪痕が背中に赤い軌跡を描く。
だけど、そんな傷では霊にまでは届かない。

もっと、もっと。
もっと純粋に、ただ一つだけを。

喰らうも喰らわぬもない。
男が女に刻むのはただただ快楽のみ。
それは『美』のた女が味わうことのできてる最上の悦をその身に刻む。

突き入れるたびに甘い声を上げろ。
絡みつく柔襞が擦れるたびに喉を鳴らせ。

今はただ、淫欲と肉欲を満たし上り詰めるがいい。]

【人】 踊子 リリー

 


   「 それじゃあ、私と母を殺してくれる? 」
 



[ 大きな舞台も要らない。夢もいらない。
  それが母への復讐だと思ったから。

  ──この、荒唐無稽な街でなら。 ]

 
(100) 2022/11/25(Fri) 20:56:14